JP2573820Y2 - 照明器具 - Google Patents

照明器具

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JP2573820Y2
JP2573820Y2 JP1992007905U JP790592U JP2573820Y2 JP 2573820 Y2 JP2573820 Y2 JP 2573820Y2 JP 1992007905 U JP1992007905 U JP 1992007905U JP 790592 U JP790592 U JP 790592U JP 2573820 Y2 JP2573820 Y2 JP 2573820Y2
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JP
Japan
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screw
hole
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daruma
mounting portion
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JP1992007905U
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JPH0569810U (ja
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学 宮内
亜矢子 遠藤
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Panasonic Electric Works Co Ltd
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Matsushita Electric Works Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、高い天井に取り付け
られる高天井用の照明器具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、高い天井を有する体育館または工
場などの照明器具として、図4に示すものが用いられて
いる。図4は従来の照明器具の構成を示す概略図であ
る。なお、図4(a) は上面図、図4(b) は側面図であ
る。
【0003】図4(b) に示すように、従来の照明器具
は、ソケット51を内蔵した器具本体52と、この器具
本体52の頭部にパイプ53を介して連結された丸形取
り付け部54とからなる。器具本体52に内蔵したソケ
ット51には、HIDランプ(図示せず)が装着され
る。また、器具本体52の開口部(図示せず)には、セ
ード(図示せず)を取り付けるためのセード止め螺子5
5が設けられている。
【0004】また、図4(a)に示すように、丸形取り
付け部54の点対称位置に、径方向に延びる一対の長穴
56が2組設けられている。この長穴56の径方向のピ
ッチは同一である。一対の長穴56の最小ピッチS1を
73〔mm〕とし、最大ピッチS2を84〔mm〕
ることで、ピッチが73〔mm〕〜84〔mm〕の一対
の螺子穴(図示せず)を有する取り付け対象に取り付け
ることが可能となっている。
【0005】このように構成された従来の照明器具の天
井への取り付け作業について図5を参照しながら説明す
る。図5は従来の照明器具の天井への取り付け作業を説
明するための説明図である。図5に示すように、天井5
7には、電線管58に付設した丸形露出ボックス59が
固設されている。丸形露出ボックス59には、所定ピッ
チを有した一対の螺子穴(図示せず)が設けられてい
る。この一対の螺子穴のピッチは、一般的に外形寸法Φ
が89〔mm〕の丸形露出ボックスであれば、73〔m
m〕であり、また、外形寸法Φが100〔mm〕の丸形
露出ボックスであれば、84〔mm〕である。したがっ
て、丸形取り付け部54の1対の長穴56のピッチを、
最小ピッチS1が73〔mm〕、最大ピッチS2が84
〔mm〕とすることで、両者の丸形露出ボックスに取り
付け可能となっている。
【0006】このような天井57に従来の器具本体52
を取り付ける場合、所定の配線作業を行った後に、丸形
取り付け部54の長穴56と、丸形露出ボックス59の
螺子穴とを整合させ、螺子61を挿入してドライバ60
で締めつけることにより丸形露出ボックス59に丸形取
り付け部54を固定していた。
【0007】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな高天井用の照明器具の取り付け作業は、10〔m〕
以上の高所で上を向いて行う作業である。したがって、
上述のような丸形取り付け部54の長穴56を丸形露出
ボックス59の螺子穴に整合させ、しかも、螺子61を
ドライバー60で締めつけるという取り付け作業は、一
人の作業者で行う場合には、片手で器具本体52を支
え、もう一方の手でドライバー60を使用することが必
要となり、非常に困難であり危険な作業であった。
【0008】したがって、従来の照明器具の取り付け作
業では、二人の作業者を必要となり、作業性が悪いとい
う問題があった。この考案の目的は、上記問題点に鑑
み、作業性を向上させるとともに高所作業の安全性を向
上させることのできる照明器具を提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】この考案の照明器具は、
器具本体の頭部に連結した取り付け部の点対称位置に、
周方向に延びて互いに反対を向いた一対のだるま穴を異
なるピッチで複数組設け、前記だるま穴のくびれ部分に
回転止め突起を設けたことを特徴とする。
【0010】
【作用】この考案の構成によれば、取り付け部の点対称
位置に、周方向に延びて互いに反対を向いた一対のだる
ま穴を設けたため、だるま穴の大径部に、取り付け箇所
の螺子穴に仮止めした螺子のねじ頭を挿通させること
で、容易にだるま穴と取り付け箇所のねじ穴と整合さ
せることができる。さらに、取り付け部を回転させて螺
子をだるま穴の小径部に移動させることで、螺子のねじ
頭がだるま穴の外縁に当接することとなる。これによ
り、作業者は落下を防ぐために器具本体を支えることが
なく、螺子を締めつけるだけで器具本体の取り付け作業
を完了することができる。また一対のだるま穴を異なる
ピッチで複数組設けているため、複数種類の取付け箇所
に取付けることができる。さらにだるま穴のくびれ部分
に回転止め突起を設けているため、万一振動などにより
ねじの締付けが緩んでも取り付け部は回転することがな
く器具本体が落下することがない。
【0011】したがって、取り付け作業が簡略化し、一
人の作業者でも容易に器具本体の取り付け作業を行うこ
とができる。
【0012】
【実施例】図1は、この考案の一実施例の照明器具の構
成を示す要部概略図である。なお、図1(a) は上面図、
図1(b) は側面図を示す。図1に示すように、照明器具
は、ソケット(図示せず)を内蔵した器具本体(図示せ
ず)と、この器具本体の頭部にパイプ2を介して連結し
た取り付け部1とからなる。
【0013】取り付け部1の点対称位置には、周方向A
に延びて互いに反対を向いた1対のだるま穴3を2組設
けてある。この一対のだるま穴3のピッチL1,L2は
異なるものであり、ピッチL1を73〔mm〕、ピッチ
L2を83.75〔mm〕とした。また、各だるま穴3
の大径部3aは、所定の螺子(図示せず)のねじ頭を挿
通可能な大きさであり、各だるま穴3の小径部3bは、
螺子の径よりも僅かに大きく、螺子のねじ頭より小さい
ものである。
【0014】また、取り付け部1の下面側のだるま穴3
のくびれの部分には、回転止め突起である回転止めボス
4を設けてある。このように構成した照明器具の天井へ
の取り付け作業について図2および図3を参照しながら
説明する。図2はこの考案の一実施例の照明器具の天井
への取り付け作業を説明するための説明図、図3は同照
明器具を天井に取り付けた様子を示す概略図である。
【0015】図2に示すように、天井57には、電線管
58に付設した丸形露出ボックス59が固設されてい
る。丸形露出ボックス59には、所定ピッチを有した一
対の螺子穴(図示せず)が設けられている。このような
丸形露出ボックス59に照明器具を取り付ける場合、先
ず、丸形露出ボックス59の各螺子穴に各螺子61を仮
止めする。この仮止めした各螺子61のねじ頭をだるま
穴3の各大径部3aに挿通させる(符号B方向)。この
際、各螺子61は取り付け部1から突出しているため、
容易にだるま穴3の各大径部3aに挿通させることがで
きる。これにより、だるま穴3と螺子穴とを整合させ
る。
【0016】次に、取り付け部1をC方向に回転させる
ことにより、各螺子61のねじ頭をだるま穴3の小径部
3bに移動させる。この際、各螺子61のねじ頭は小径
部3bよりも大きいため、だるま穴3の外縁に当接す
る。したがって、この状態の際に作業者が器具本体また
は取り付け部1から手を離しても器具本体は落下するこ
とがない。
【0017】その後、ドライバー(図示せず)により螺
子61を締め付け、照明器具の取り付け作業を完了す
る。また、だるま穴3のくびれの部分には、回転止めボ
ス4を設けてあるため、万一、振動などにより螺子61
の締め付けが緩んでも、取り付け部1は回転することが
なく、したがって、器具本体が落下することがない。一
般的に、丸形露出ボックス61の有する一対の螺子穴の
ピッチは、外形寸法Φが89〔mm〕の丸形露出ボック
スであれば、73〔mm〕であり、また、外形寸法Φが
100〔mm〕の丸形露出ボックスであれば、84〔m
m〕である。したがって、取り付け対象として、螺子穴
ピッチが73〔mm〕である丸形露出ボックスの場合に
は、ピッチL1が73〔mm〕である一対のだるま穴3
を用いて器具本体を取り付ければ良い。また、螺子穴ピ
ッチが84〔mm〕である丸形露出ボックスの場合に
は、ピッチL2が83.75〔mm〕である一対のだるま
穴3を用いて器具本体を取り付ければ良い。
【0018】このように実施例によれば、取り付け部1
の点対称位置に、周方向Aに延びて互いに反対を向いた
1対のだるま穴3を設けたため、だるま穴3の大径部3
aに、丸形露出ボックス59の螺子穴に仮止めした螺子
61のねじ頭を挿通させることで、容易にだるま穴3と
丸形露出ボックス59の螺子穴と整合させることができ
る。さらに、取り付け部1を回転させて螺子61をだる
ま穴3の小径部3bに移動させることで、螺子61のね
じ頭がだるま穴3の小径部3bの外縁に当接することと
なる。これにより、作業者は落下を防ぐために器具本体
を支えることがなく、螺子61を締め付けるだけで取り
付け作業を完了することができる。
【0019】したがって、取り付け作業が簡略化し、一
人の作業者でも容易に器具本体の取り付け作業を行うこ
とができる。また、一対のだるま穴3を異なった径方向
のピッチL1,L2で2組設けることで、異なるピッチ
の螺子穴を有する取り付け対象に取り付け可能となる。
その結果、作業性を向上させるとともに高所作業の安全
性を向上させることのでき、しかも従来と同様に異なる
ピッチを有した取り付け箇所に対応することができる高
天井用の照明器具を得ることができる。
【0020】なお、実施例では、取り付け部1を丸形露
出ボックス59に取り付けたが、これに限らず、一対の
だるま穴3のピッチに対応できるピッチの螺子穴を有す
るものであれば、露出スイッチボックス,埋め込みボッ
クス用スイッチカバーおよび四角スイッチカバーおよび
造営材等にも取り付けることができる。また、実施例で
は、取り付け部1に一対のだるま穴3を2組設けたが、
この組数は任意である。
【0021】
【考案の効果】この考案の照明器具によれば、取り付け
部の点対称位置に、周方向に延びて互いに反対を向いた
1対のだるま穴を設けたため、だるま穴の大径部に、取
り付け箇所の螺子穴に仮止めした螺子のねじ頭を挿通さ
せることで、容易にだるま穴と螺子穴と整合させること
ができる。さらに、取り付け部を回転させて螺子をだる
ま穴の小径部に移動させることで、螺子のねじ頭がだる
ま穴の外縁に当接することとなる。これにより、作業者
は落下を防ぐために器具本体を支えることがなく、螺子
を締め付けるだけで器具本体の取り付け作業を完了する
ことができる。
【0022】したがって、取り付け作業が簡略化し、一
人の作業者でも容易に器具本体の取り付け作業を行なう
ことができる。また、一対のだるま穴を異なるピッチで
複数組設けることで、異なるピッチを有した複数種の取
り付け箇所に取り付けることができる。その結果、作業
性を向上させるとともに高所作業の安全性を向上させる
ことでき、しかも従来と同様に異なるピッチを有した
取り付け箇所に対応することができる照明器具を得るこ
とができる。さらにだるま穴のくびれ部分に回転止め突
起を設けているため、万一振動などによりねじの締付け
が緩んでも取付部は回転することがなく器具本体が落下
することがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の一実施例の照明器具の構成を示す要
部概略図である。
【図2】同照明器具の天井への取り付け作業を説明する
ための説明図である。
【図3】同照明器具を天井に取り付けた様子を示す概略
図である。
【図4】従来の照明器具の構成を示す概略図である。
【図5】同照明器具の天井への取り付け作業を説明する
ための説明図である。
【符号の説明】
1 取り付け部 3 だるま穴4 回転止めボス A 周方向

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 器具本体の頭部に連結した取り付け部の
    点対称位置に、周方向に延びて互いに反対を向いた一対
    のだるま穴を異なるピッチで複数組設け、前記だるま穴
    のくびれ部分に回転止め突起を設けたことを特徴とする
    照明器具。
JP1992007905U 1992-02-24 1992-02-24 照明器具 Expired - Lifetime JP2573820Y2 (ja)

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JPH0569810U JPH0569810U (ja) 1993-09-21
JP2573820Y2 true JP2573820Y2 (ja) 1998-06-04

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