JP2573519B2 - 播種機における種子導出装置 - Google Patents

播種機における種子導出装置

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【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明の適量の種子を間欠的に導出し得る播種機にお
ける種子導出装置に関するものである。
〔従来の技術及び発明が解決しようとする課題〕
一般に播種機は、例えば略同じ深さの土中に播種する
など常に種子を均整に播種して一様に発芽、発育せし
め、更にその後の栽培管理に支障を生じないように播種
できなければならない。
その為には播種機の播種部に適量の種子を間欠的に供
給することが必要となる。
出願人は、どのようにしたら適量の種子を間欠的に播
種部に供給し得るか種々の実験研究を繰り返し、本発明
を完成させた。
〔課題を解決するための手段〕
添付図面を参照に詳述すると次の通りである。
底部に第一種子導出孔1を複数個適当間隔を置いて穿
設した固定種子導出体2の中心に回転軸3を回転可能に
立設し、固定種子導出体2の上部に回動軸3の回動に伴
って回動する種子12の通過量を調整する調整体4・5を
設け、この調整体4・5の上部に円錐状ガイド5aを介し
て第二種子導出孔5cを有する種子導出盤5bを設け、固定
種子導出体2にホッパー受筒6′を被嵌してホッパー受
筒6′内に種子導出盤5b及び円錐状ガイド5aが付設され
た調整体4・5を内装せしめ、ホッパー受筒6′の上部
にホッパー6を固定し、このホッパー6の底板6aに第二
種子導出孔5cと合致して種子落下孔48を形成する第三種
子孔6bを設けたことを特徴とする播種機における種子導
出装置に係るものである。
〔作用〕
作業機7の後部に基台8を付設し、この基台8に本装
置を載置し、本装置と播種装置9とを可撓管10とで連結
し、エンジン11の駆動軸11′と回動軸3とを駆動連結せ
しめる。
回動軸3をエンジン11の始動により回動せしめると、
調整体4・5が回動軸3の回動に伴い回動する。
この状態でホッパー6に例えば種子12を落下せしめる
と、種子12はホッパー6の底板6aに穿設された第二種子
導出孔5cと、回動している種子導出盤5bに穿設された第
二種子導出孔5cと合致した際形成される種子落下孔48か
ら円錐状ガイド5aに沿って調整体4・5へ落下し、この
調整体4・5によって種子通過量が調整されて固定種子
導出体2上に落下し、固定種子導出体2の底部に穿設さ
れた第一種子導出孔1から適量の種子12が間欠的に排出
され、可撓管10d・10cを通って播種装置9へ導入され
る。
〔実施例〕
図面は、作業機7に付設した基台8に断面チャンネル
状の取付枠13を載置固定し、この取付枠13に固定枠14を
立設し、この固定枠14に短円筒状の固定種子導出体2を
固定する。この固定種子導出体2は底部に6個の第一種
子導出孔1及び中心に回動軸3を貫通せしめる貫通孔15
を穿設し、第一種子導出孔1に夫々6本の導管16を垂設
し、貫挿孔15にエンジン11により駆動軸11′,減速軸17
を介して回転せしめられる回動軸3を貫挿する。
回動軸3に種子12の通過量を調節する調節体4・5を
貫挿被着し、キー溝18により調整体4・5を回転軸3に
回り止めする。
調節体4・5は下側調節体4と上側調節体5を重合せ
しめたもので、所定間隔を置いて同心円状の長窓4aを3
個穿設し、その間に放射状にボルト杆4bを立設した下側
調節体4と上側調節体5とをボルト杆4bにナット4cを螺
着して重合止着せしめる。
上側調節体5は底盤5′にテーパー周鍔5dを立設し、
中央部に円錐形状の円錐状ガイド5aを穿設し、底盤5′
の円錐状ガイド5aと周囲に下側調節体4に設けた長窓4a
と合致して種子通過孔49を形成せしめる長窓5eを穿設
し、この夫々の長窓5e間に下側調節体4に立設したボル
ト杆4bを貫挿するボルト挿入長窓5fを穿設する。また、
円錐状ガイド5aの頂部には円盤状の種子導出盤5bを付設
し、種子導出盤5bには第二種子導出孔5cを2ケ所に穿設
し、中央に回動軸3を貫挿する貫挿孔5gを穿設する。
第二種子導出孔5cを2ケ所に設けたのは、連続的に適
量の種子12を上側調節体5の底盤5′に落とす為であ
り、第二種子導出孔5cは多過ぎても、また少な過ぎても
好ましくなく、2個が最も望ましい。
調節体4・5の上部にホッパー受筒6′を垂下したホ
ッパー6を被嵌固定する。このホッパー6は、底板6aに
種子導出盤5bに穿設した第二種子導出孔5cとに合致して
種子落下孔48を形成せしめる第三種子導出孔6bを穿設す
る。
尚、図中符号50は排風管である。
エンジン11を始動させて駆動軸11′を回動せしめる
と、駆動軸11′の回転は減速機45により減速せしめら
れ、減速軸17によりかさ歯車26を介して回動軸3が回動
せしめられ、この回動軸3の回動にともない調節体4・
5が回動することになる。
ホッパー6内に種子12を投入すると、種子12はホッパ
ー6のテーパー面に沿ってホッパー6の底部に集落し、
種子落下孔48を通過し、円錐状ガイド5aのテーパー面に
沿って調節体4・5上に落下する。
この際、種子12を種子落下孔48に導入せしめる為、種
子かきブラシ46をホッパー受筒6′の内周面に設ける
と、種子かきブラシ46が調節体4・5の上側調節体5の
底盤表面をはきなでることになり、種子12はもれなく種
子通過孔49から固定種子導出体2の底盤2′により良好
に排出されることになる。
種子通過孔49の開口長は、下側調節体4に立設したボ
ルト杆を上側調節体4bに穿設したボルト挿入長窓5fの範
囲内で移動せしることにより加減する。
従って、本装置を播種作業に使用する前に予め種子通
過孔49の開口長を播種する種子12の種類(大きさ)に合
わせて調節する。
これは種子通過孔49の容積により第一種子導出孔1内
へ落下する一度の落下量が規制されるから、即ち種子通
過孔49に留った量だけ回転により合致する次の第一種子
導出孔1内に落下することになるから例えば、豆の場合
には豆の大きさに見合うように、而かも落下粒数を配慮
して開口長を大きくし、籾の場合には開口長を小さくす
る。
また図面は、ホッパー6の底部に送風機19から供給さ
れる空気を噴出するノズル20を設け、このノズル20に取
付部21を介して空気搬送用の可撓管10aを連結した場合
を図示しており、圧送空気により種子12がより平均的且
つ間欠的に落下せしめられることになる。
図中符号22は締め付けナット筒、23は締め付けナット
筒22の抜け止めを防止するボルト杆、24はノズル開口
部、25はボールベアリング、26はかさ歯車である。
また、図面は6個の播種装置9を並設せしめた場合を
図示したもので、詳述すると次の通りである。
基台8の後側壁8′に取付片27を穿設し、この取付片
27に2本の擺動杆28をそのL型基部で軸着し、夫々の擺
動杆28を擺動させる為の引動杆29を夫々の擺動杆28のL
型基部に連設する。2本の擺動杆28の下端に6個の播種
装置9を共動させる為の水平杆30を付設し、この水平杆
9に所定間隔を置いて夫々取付杆31を介して6個のソリ
板32を付設する。
ソリ板32は後部に平面U字状の切欠部47を設け、ソリ
板32の中央部長さ方向に播種溝形成杆33を付設し、ソリ
板32の切欠部両側に平面ハの字状の土寄せ杆34を付設す
る。
湾曲平板からなる土ならし板35を固定片36を介してソ
リ板32の後部に付設し、この固定片36に播種管37を貫挿
せしめて垂下し、播種貫37の下端に切欠部47の直上間近
に望ましめ、播種管37の他端に可撓管10cを連結し、こ
の可撓管10cの他端を種子送管38に連結する。
緩衝バネ39を付設した湾曲杆40を取付杆31に貫通せし
めてソリ板32の上端部に付設する。
図中符号41は止着ボルト、42はナット、43は付設片、
44は取付枠である。
作業機7が前進すると、ソリ板32の下面中央部長さ方
向に付設された播種溝形成杆32が田畑の泥土に播種溝を
連続的に形成していき、この播種溝に播種管から排出さ
れる種子12が切欠部を介して落下していく。更に作業機
7の前進により平面ハの字状の土寄せ杆34が田畑の土を
寄せ厚め、種子12が播種された位置に土をかけていき、
作業機7の前進により土寄せ杆34の土盛りで少し盛り上
がった土を土ならし板35が平らにならしていくことにな
る。
従って、これら播種溝形成杆33、土寄せ杆34、土なら
し板35により、種子12は単に田畑の表面に播種されるの
ではなく、適度な深さのところに播種されることにな
り、良好な播種が行なわれる。
尚、図面は本装置から播種装置9への種子12の搬送を
送風機19による圧送空気により行える構造を採用した場
合を図示しており、圧送空気が存する分だけ良好に種子
12の搬送が行えることになる。
図中符号15は排風筒、10bは可撓管である。
尚、図面は本発明を播種機における種子導出装置とし
て説明しているが、本発明は、種子と同じような形態の
もの、すなわち各種の砕細物や粒状物などの導出装置と
して例えば粒状肥料などを散布する旋肥機における肥料
導出装置としても利用できるもので、あらゆる粒状物の
導出装置を包含するものである。
〔発明の効果〕
本発明は上述のように構成したから、種子は適量ずつ
間欠的に導出され、良好な播種を達成し得る秀れた効果
を発揮する播種機における種子導出機となる。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の一実施例を示すもので、第1図は本実施
例の使用状態を示す斜視図、第2図は本実施例の分解斜
視図、第3図は本実施例の断面図、第4図は本実施例の
作動状態を示す斜視図である。 1……第一種子導出孔、2……固定種子導出体、3……
回動軸、4……調節体、5……調節体、5a……円錐状ガ
イド、5b……種子導出盤、5c……第二種子導出孔、6…
…ホッパー、6′……ホッパー受筒、6a……底板、6b…
…第三種子導出孔、12……種子、48……種子落下孔。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 林 恒夫 福井県福井市寮町辺操52―21 福井県農 業試験場内 (72)発明者 竹沢 光昭 福井県福井市寮町辺操52―21 福井県農 業試験場内 (72)発明者 来田 金作 福井県福井市飯塚町8字126番地 来田 農産株式会社内

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】底部に第一種子導出孔を複数個適当間隔を
    置いて穿設した固定種子導出体の中心に回転軸を回動可
    能に立設し、固定種子導出体の上部に回動軸の回動に伴
    って回動する種子の通過量を調整する調整体を設け、こ
    の調整体の上部に円錐状ガイドを介して第二種子導出孔
    を有する種子導出盤を設け、固定種子導出体にホッパー
    受筒を被嵌してホッパー受筒内に種子導出盤及び円水状
    ガイドが付設された調整体を内装せしめ、ホッパー受筒
    の上部にホッパーを固定し、このホッパーの底板に第二
    種子導出孔を合致して種子落下孔を形成する第三種子導
    出孔を設けたことを特徴とする播種機における種子導出
    装置。
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CN103262694A (zh) * 2013-05-27 2013-08-28 安徽农业大学 一种带排种监测***的一器多行环槽推送式排种器
JP6238674B2 (ja) * 2013-10-10 2017-11-29 株式会社北海コーキ 種子等の供給装置

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