JP2572595B2 - フィルム一体型カメラ - Google Patents

フィルム一体型カメラ

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JP2572595B2
JP2572595B2 JP62107323A JP10732387A JP2572595B2 JP 2572595 B2 JP2572595 B2 JP 2572595B2 JP 62107323 A JP62107323 A JP 62107323A JP 10732387 A JP10732387 A JP 10732387A JP 2572595 B2 JP2572595 B2 JP 2572595B2
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JP
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film
chamber
camera
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axis direction
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竹喜 井口
稔 伊藤
俊文 飯島
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Konica Minolta Inc
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Konica Minolta Inc
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  • Details Of Cameras Including Film Mechanisms (AREA)
  • Camera Bodies And Camera Details Or Accessories (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は使い捨てカメラのようなメーカー側によっ
てフィルムが予めカメラ内に装填されているカメラであ
るフィルム一体型カメラに関するものである。
〔発明の背景〕
一般に、この種のカメラはフイルムの全コマの写真撮
影を終了した後、現像するときにカメラ自身を壊して内
部のフイルムを取出すことから、カメラ本体は1回毎に
使い捨てられる。このようなカメラには従来から110タ
イプ又は126タイプのフィルムを内装したフイルムカー
トリッジが使用されていたため、カメラ本体の外観形状
はフイルムカートリッジの形態に影響されて四角形の箱
型になっていた。従って、小型でありながら嵩張り、携
帯時の恰好が悪くなったばかりでなく、Yシャツ等の胸
のポケットなどに簡単に入り難く、持ち運びに非常に不
便であった。
〔発明の目的〕
この発明は上記の点に鑑み、カメラ本体のファッショ
ン性、携帯性を良くしたカメラを提供することを目的と
している。
〔発明の構成〕
上記目的を達成するため、この発明は、予め未露光フ
ィルムが装填されているフィルム一体型カメラにおい
て、露光室を挟んで一方の側に未露光のフィルムを収納
する未露光フィルム室を、他方の側に撮影後のフィルム
を収容するフィルム巻上室を設けるとともに、前記未露
光フィルム室の光軸方向の内径を前記フィルム巻上げ室
の光軸方向の内径よりも小さくし、前記未露光フィルム
室の最も光軸方向前方に突出している位置におけるカメ
ラの光軸方向の厚みを前記フィルム巻上室の最も光軸方
向前方に突出している位置におけるカメラの光軸方向の
厚みよりも薄くしたものである。
〔実施例〕
まず、この発明の前提となるフィルムが予め装填され
ているフィルム一体型カメラの構成について、第1図、
第2図、第3図に基づき説明する。
第1図において、11はカメラ本体、12は流線型面であ
る。該カメラ本体11は第2図示の如く露光室13とその左
右に未露光のフィルムを収納する未露光フィルム室であ
る巻戻室14及び撮影後のフィルムが巻き上げられるフィ
ルム巻上室15を備えるとともに、巻戻室14の外側にファ
インダー16の設置部17を延設している。前記カメラ本体
11は、表面側と裏面側とが分割され、フィルム18を図示
の如くセットした後に固定され、フィルムの全コマの撮
影終了により現像のために取り出すときに開けられるも
のである。また、前記ファインダー16は接眼レンズや対
物レンズ等を使用しない画枠だけの簡易な直視式のもの
である。
前記流線型面12は巻戻室14に相当する外表面からファ
インダー設置部17の外側縁17′に向けて徐々に薄肉化
し、第3図示の如くYシャツのポケット19の口部19′か
ら滑り込ませ易くしている。この場合において、ファイ
ンダー16はその左右の内側枠16a,16bの深さが異なるこ
ととなるが、直視式のものであるために画枠の画定には
全く支障はない。
20は撮影済のフィルムをフィルム巻上室15内に設けた
巻上軸に巻上げるための円盤状の巻上ノブで、該巻上ノ
ブ20はカメラ本体11のフィルム巻上室15内に設けた巻上
軸にカメラ本体の外部から直結させると、カメラ本体11
自身をより小型化する上に好ましい。21は撮影レンズ設
置部である。
次に、本発明の実施例について第4図を用いて説明す
る。
本実施例は、第4図に示すようにカメラ本体11の巻戻
室14の内径をフィルム巻上室15の内径より小さくし、該
巻戻室14に相当する外表面にできる不要肉厚部分(二点
鎖線で示す部分)cを削ることによって流線型面12を形
成している。即ち、カメラ本体11は巻戻室14にフイルム
入りパトローネ、フィルム巻上室15に空のパトローネを
それぞれ装填するいわゆるタブルパトローネ方式を採用
する場合において、フイルム入りパトローネとして標準
型のものよりかなり小径のものが製造されており、この
ような小径パトローネを装填するようにすると、巻戻室
14の光軸方向の内径をフィルム巻上室15の光軸方向の内
径より大部小径に形成できるから、その差分だけフイル
ム収容室の肉厚を削除できることとなり、巻戻室14の最
も光軸方向前方に突出している位置におけるカメラの光
軸方向の厚みをフィルム巻上室15の最も光軸方向前方に
突出している位置におけるカメラの光軸方向の厚みより
も薄くして、前述したフィルム一体型カメラよりも、小
型化することができ、携帯性が向上する。また、巻戻室
14に収容するフイルムをブル巻状態のまま直接収容する
ときはその巻径はさらに小さいものとすることが可能
で、より一層巻戻室14の最も光軸方向前方に突出してい
る位置におけるカメラの光軸方向の厚みをフィルム巻上
室15の最も光軸方向前方に突出している位置におけるカ
メラの光軸方向の厚みよりも薄くすることが可能であ
る。
また、第4図に示すようにフィルム巻上室15側の外壁
面をフィルム巻上室15の形状に沿った曲面とすること
で、撮影時のカメラの保持がしやすくなる。
なお、前記流線型面12は円弧面であることがデザイン
的にも好ましいが、斜面であっても差支えない。
また、上記実施例では特に説明しなかったが、カメラ
本体11内には撮影に必要な最低限の機構が組込まれてい
ることは勿論である。
〔発明の効果〕
以上説明した如くこの発明によれば、未露光フィルム
室の最も光入方向前方に突出している位置におけるカメ
ラの光軸方向の厚みをフィルム巻上室の最も光軸方向前
方に突出している位置におけるカメラの光軸方向の厚み
よりも薄くしてカメラを小型化できるので、携帯性に優
れたフィルム一体型カメラ本体を提供することができ
る。
また、未露光フィルム室に未露光フィルムを直接収容
するようにすれば、より一層未露光フィルム室の最も光
軸方向前方に突出している位置におけるカメラの厚みを
薄くできる。
さらに、フィルム巻上げ室側のカメラ外壁面をフィル
ム巻上げ室の形状に沿った曲面部分を有する形状とする
ことで、より携帯性に優れ撮影時のカメラのホールドも
しやすいフィルム一体型カメラを提供することができる
ようになる。
【図面の簡単な説明】 第1図はこの発明の前提となるフィルム一体型カメラの
外観斜視図、第2図は平面断面図、第3図はポケット収
納状態の斜視図、第4図はこの発明の実施例のフィルム
一体型カメラの平面断面図である。 11……カメラ本体、12……流線型面 14……巻戻室、15……巻上室
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭61−140339(JP,U) カメラレビュー,〔1〕(昭52−10− 20)P.22

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】予め未露光のフィルムが装填されているフ
    ィルム一体型カメラにおいて、 露光室を挟んで一方の側に未露光のフィルムを収容する
    未露光フィルム室を、他方の側に撮影後のフィルムを収
    容するフィルム巻上室を設けると共に、前記未露光フィ
    ルム室の光軸方向の内径を前記フィルム巻上げ室の光軸
    方向の内径よりも小さくし、前記未露光フィルム室の最
    も光軸方向前方に突出している位置におけるカメラの光
    軸方向の厚みを前記フィルム巻上室の最も光軸方向前方
    に突出している位置におけるカメラの光軸方向の厚みよ
    りも薄くしたことを特徴とするフィルム一体型カメラ。
  2. 【請求項2】前記未露光フィルム室には、未露光フィル
    ムが直接収容されており、前記フィルム巻上室には、撮
    影済のフィルムを巻上げる巻上軸を有するパトローネが
    収容されていることを特徴とする特許請求の範囲第1項
    記載のフィルム一体型カメラ。
  3. 【請求項3】前記フィルム巻上室側のカメラ外壁面は、
    前記フィルム巻上室の形状に沿った曲面部分を有するこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第1項または第2項に記
    載のフィルム一体型カメラ。
JP62107323A 1987-04-30 1987-04-30 フィルム一体型カメラ Expired - Lifetime JP2572595B2 (ja)

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JPS63271327A JPS63271327A (ja) 1988-11-09
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JP2828150B2 (ja) * 1991-08-13 1998-11-25 富士写真フイルム株式会社 レンズ付きフイルムユニット
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カメラレビュー,〔1〕(昭52−10−20)P.22

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