JP2572061B2 - めくら穴のアンダカット用穴あけ装置 - Google Patents

めくら穴のアンダカット用穴あけ装置

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JP2572061B2
JP2572061B2 JP62092952A JP9295287A JP2572061B2 JP 2572061 B2 JP2572061 B2 JP 2572061B2 JP 62092952 A JP62092952 A JP 62092952A JP 9295287 A JP9295287 A JP 9295287A JP 2572061 B2 JP2572061 B2 JP 2572061B2
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    • F16D3/20Universal joints in which flexibility is produced by means of pivots or sliding or rolling connecting parts one coupling part entering a sleeve of the other coupling part and connected thereto by sliding or rolling members
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    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
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    • B23B31/00Chucks; Expansion mandrels; Adaptations thereof for remote control
    • B23B31/02Chucks
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23BTURNING; BORING
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は、めくら穴のアンダカット用穴あけ装置に
関する。さらに詳しくは、この発明はロックボルトなど
を所定位置に取付けるために岩石内の穴のめくら端を広
げるのに用いられる穴あけ装置に関する。
従来の技術 めくら穴内へのロツクボルトなどの保持作用を最大に
するために、そのような穴が普通のドリルによって穿孔
され、円筒形壁部をもつ穴からドリルを抜いたのちに、
特殊工具を用いてその穴のめくら内端を広げることが知
られている。そのような穴あけ装置は側方に突出するア
ンダカット刃をもつ穴あけ工具を具えている。
***特許第236,487号においては、穴あけ工具の軸部
の先端が2又に分かれ、枢軸ピンによって横方向に連結
されている。アンダカット刃は、このピンで穴あけ工具
の先端から側方に突出する位置と、先端内の凹部に引込
まれて先端の輪郭内に収まっている位置との間で回転で
きる。めくら穴が穿孔されてアンダカットされる前に、
ボールなどの押動部材がめくら穴内に落とされ、回転刃
がこのボールと係合してボールを側方向外方へ押動し、
それによって穴あけ工具が回転されると穴をアンダカッ
トできる。穴あけ工具が穴の軸方向及び錐の長さ方向に
穴に押入れられ、切刃が側方へカム作用で押出され、そ
の結果錐を回転することによって穴の内方端附近の穴の
アンダカットを実施する。
発明が解決しようとする問題点 このような穴あけ装置のもつ主要な問題点は、穴あけ
工具のアンダカット刃がかなり弱いことである。よって
この刃が破断する危険はかなり大きく、とくに硬さが相
当に高くかつ硬さに変動がある固体である岩石に、その
ような穴あけ工具を使用する場合には危険が起こる。そ
のうえ、この複合部品でできた穴あけ工具は製造費がか
なり高く、したがって、そのような穴あけ工具を具備し
た穴あけ装置はその価格が相当に高くなる。
ゆえに、この発明の目的は、前記のような従来の穴あ
け装置の欠点を解消し、頑丈でかつ簡単な構造の、めく
ら穴のアンダカット用穴あけ装置を提供することであ
る。
問題点を解決するための手段 この発明は前記のような目的を達成するために、穴の
閉鎖内方端に通常は着座し、かつ穴の軸線に対して傾斜
したカム面をもつ押動部材と、穴の開口外方端と閉鎖内
方端との間で穴の軸線に沿って延びていて、前記両端間
に延びる所定の直径のほぼ円筒形の軸部をもつめくら穴
のアンダカット用穴あけ工具とを具え、穴あけ工具の軸
部が穴の内周面と相似の円弧状外周面をもち、この外周
面の一部は軸部の一方の直径線を挟んで一側部側に位置
していて、その曲率中心が軸部の第1軸線上に位置して
おり、外周面の他部は前記直径線を挟んで他側部側に位
置していて、軸部の後端部側から先端部側にかけて軸部
の第1軸線に対して内方に傾斜し、一側部側と他側部側
との外周面の半径は、穴の内周面とほぼ同一の共通の半
径となっており、先端部には押動部材のカム面と係合可
能で、かつ穴あけ工具の軸線に対して傾斜したカム作用
面が形成されており、前記刃は切刃が先端部の内方端に
恒久的に定着され、軸部の一側部側から半径方向に突出
したことを特徴とするものである。
この発明によれば、穴あけ工具の両側外周面は円弧状
となっていて、一側部側外周面は穴あけ工具の第1軸線
上に曲率中心をもち、反対側の他側部側外周面は、他側
部側外周面と平行であって、一側部側外周面と第1軸線
との間の直径線と交差する傾斜した第2軸線上に曲率中
心をもっている。したがって第2軸線は、穴あけ工具の
軸部の第1軸線と刃の最外側点とを含む平面内に位置し
ている。そして刃は、溶接などによって穴あけ工具の先
端に恒久的に固定されているので、穴あけ工具全体はき
わめて恒久性に富んでおり、また製造費が高くない。
この発明を使用するに際しては、まず第1に所望の深
さの円筒形穴が穿孔され、ついで押動部材がそれに嵌め
込まれて、穴の底に直接に作用するように押圧部材のカ
ム面を形成する。そして穴あけ工具が穴の基部を広げる
ために使用され、そののちロックボルトがアンダカット
済みの穴内で適切な接合材の中に着座されて、岩石内に
極めて堅く保持される。
この際金属またはプラスチックなどの密度の高い均質
な加工物材料によって形成された押動部材が使用され
る。ついで切除部を穴の内壁に沿わせて穴あけ工具を既
穿孔穴内に滑入させることとなる。このようなものにお
いて、軸方向の圧力が加え続けられると、カム面とカム
作用面とによって刃を穴の壁部内に押し入れるので、穴
あけ工具を回転すれば、この刃は刃側が穴の壁部と当っ
て止まり、切除部側が穴内で内方へ隔たるまで穴のアン
ダカットを実施し、それにより刃がそれ以上進入するの
を制限する。
この発明の別の実施態様によれば、押動部材のカム面
は大むね球形である。これとは別に軸部の先端部のカム
作用面は、押動部材を受入れるためにカップ形となって
いて、軸線に対して傾斜している。
この発明の別の実施態様によれば、カム作用面には傾
斜溝が形成され、傾斜溝に押動部材のカム面に設けられ
た突出部が把持されて案内される。そして傾斜溝の末端
は閉鎖され、または突出部の末端は幅が広げられて押動
部材が工具から離脱するのを防ぐ。
この発明の別の実施態様によれば、穴あけ工具の軸部
は、外方端から内方端の先端に延びる貫通路を有してい
る。大気圧以下または大気圧以上の圧力をもつガス源は
外方端においてこの貫通路に連通されて、穴を吹抜けま
たは穴からほこりを吸引する。
この発明の別の実施態様によれば、外方端に連結され
てドリルのチャック内に係合可能な軸をもつ回転継手が
設けられる。
この発明の別の実施態様によれば、階段状のアンダカ
ットを最適に形成するために、軸部の前端部に軸方向に
整列した複数の刃を有し、これらの刃の先端が軸部の他
側部側の後端部側から、先端部側にかけて軸部の第1軸
線に対して内側に傾斜している外周面と、平行な線上に
位置している。よって最内方のアンダカット済み溝はそ
の深さが最も大きく、最外方のアンダカット済み溝はそ
の深さが最も小さい。
この発明の別の実施態様によれば、押動部材は、カム
面を形成して穴の直径よりも小さい寸法をもつ硬質の芯
部と、芯部を保持しかつ穴の直径よりも大きい寸法をも
つ軟質の壊れ易い包囲部とを有する。したがって、芯部
は穴内に包囲部を押し入れることによって、穴内にくさ
び嵌められてその位置に保持される。
この発明の別の実施態様によれば、穴あけ工具が完全
に挿入されている加工物を標識する装置を具備した外方
軸端を有する。そしてこれにより、アンダカット済みの
穴を標識して穿孔およびアッダカット作業を後続させる
のを容易にさせる。
この発明の上記および他の態様および長所は、以下の
説明から容易に明らかになり、またこの発明の一実施例
を参照して述べられた態様は、他の実施例についても同
様に用いられることが理解されるであろう。
実 施 例 第1図にアンダカットされる円筒形の穴17が鎖線で示
されている。この穴17は穴の軸線25上に中心を置き、そ
の半径はrである。
第1,第2,第3a,第3d図に示すように、この発明による
穴あけ装置は、縦向きの第1軸線mに沿って延びる軸部
12を有する穴あけ工具10と、押動部材14とを具えてい
る。穴あけ工具10は軸部12に先端部11と、反対側のチャ
ック用の後端部18とをもち、図面ではこの後端部18にね
じが形成されているが、ドリルチャック内に嵌合される
ように、溝形、刻み面形その他の形状とすることができ
る。穴あけ工具10の後端面54は、ハンマドリルに用いら
れるときは、矢印で示されるように軸線35の方向に打撃
されるように構成されている。穴あけ工具10の穴17に挿
入される軸部12は、第3a,3b,3c図に示すように第1軸線
mを有していて、穴17の内周面と相似の円弧状外週面を
もち、この外周面の一部は軸部12の一方の直径線Xを挟
んで一側A部側に位置し、その曲率中心は軸部12の第1
軸線m上に位置しており、他部は他側B部側に位置し、
軸部12の後端部18側から先端部11側にかけて軸部12の第
1軸線mに対して内方に傾斜していて、その曲率中心
は、一方の直径線Xと直交する他方の直径線Yと、軸部
12の第1軸線m及びA部側の外周面の間において、交差
する傾斜した第2軸線m′の上に位置しており、A部側
の外周面とB部側と外周面との半径は、穴17の内周面と
ほぼ同一の共通の半径rとなっている。
このようにして軸部12のB部側の外周面には、穴17と
同一の曲率半径rを有する傾斜切除部16が設けられる。
この切除部16の両側縁は第3b,3c図に示すように、一側
部A部側の両側縁と線40において接続している。先端部
11の一側部A部側の下端に、穴あけ工具10の第1軸線m
に対して40゜と70゜の間、この実施例では65゜の角度を
もって、外方へ向けて下方に傾斜した凹状のカム作用面
13が形成されている。そしてこのカム作用面13が押動部
材14のカム面と係合可能となっている。
押動部材14は穴17の内方端に通常は着座され、穴17の
軸線25に対して傾斜した外向きに回転されるカム面をも
っている。
穴あけ工具10の先端部11に固定されて、軸部12の一側
A部側の一部の外周面から半径方向に突出した刃15が設
けられている。この刃15は切刃26(第3d図)をもち、こ
の切刃26は先端部11の取付部39に取付けられる。軸部12
は穴17から切屑を取出すためのらせん形溝34をもってい
る。そして刃15は後述するように穴17の底部19の近くに
おいて穴17内にアンダカット36を形成する。
よってボールからなる押動部材14が穴17内に落下され
て、穴17の底部19の先端17′上に自由に中心位置をとる
と、穴あけ工具10に軸線35の方向に加えられた力は、先
端部11に横方向へのカム作用を与えて、刃15を横方向す
なわち半径方向へ穴17の側部に向けて押動する。
カム作用面13と押動部材14との間の面圧力は、カム作
用面13が押動部材14にはめ合わされて最小になる。それ
はこのカム作用面13の湾曲面41は、接触区域42と同一半
径をもつので、先端部11と押動部材14との間に線接触が
生ずるからである。
第4a図について述べれば、穴あけ工具10はまず切除部
16を、この実施例では岩石45に穿孔された穴17の線形壁
部17″に平らに当接した状態で、穴内に押し下げられ
る。このような挿入中に刃15は穴の内側面17″の他側に
は全く接触しないが、切除部16は内側面17″の他側にお
いて面接触状態で当接する。
穴あけ工具10が全長にわたって穴17内に挿入される
と、カム作用面13は刃15を側方へカム作用によって押出
す。穴あけ工具10が穴の軸線25のまわりに回転される
と、刃15を穴底19付近の穴17の側壁17″内に喰い込ませ
る。穴あけ工具10が回転するにつれて、刃15はアンダカ
ット36を形成し、この場合、このアンダカット36が形成
される際に若干の内向き運動を伴い、刃15の下縁51が岩
石45内に喰い込まされる。
側方から見て、刃15と同形のアンダカット36が形成さ
れると、切除部16と反対側の軸部12の表面は、穴17の内
側面17′と面接触状態となる。これによって切込み深さ
を有効に制限する。
このような穿孔作用は穴の軸線25と、穴あけ工具10の
第1軸線mとが非同心的関係の下で行われる。後端部18
がチャックはめされる駆動用工具に対してこの不整合が
問題となることを防ぐために、第4c図に示されるように
回転継手29を用いるこの回転継手29は内向きに開口した
ねじ孔付きのシート46′を有するH形断面の連結部材46
をもち、シート46′内に穴あけ工具10の後端部18がねじ
込まれ、後端面54が連結部材46に支持される。6角形凹
部46″が軸方向に向き合って開口され、その中に軸線30
に沿って延びて、標準のハンマドリル用チャック内に係
合する溝48が形成された軸部31の6角形の連結部32が受
入れられる。6角形シート46″の上端には内向きに突出
した環状突部49が形成され、連結部32の上方の軸部31に
形成された半径方向外方に開口する溝部50に係合する。
これによって、穿孔作用中に穴あけ工具10がその第1軸
線mを軸線30,25と整合させるようにらせん状に運動し
て、穴あけ工具10の駆動軸線30を穴の軸線25と整合させ
ることができる。
第11図において、回転具29は軸部31と、穴あけ工具10
の後端部に形成された開口シート12′内に受入れられた
ボール頭部32とによって簡単に構成されている。この穴
あけ工具は、穴がT1で示されたように浅いか、またはT2
で示されたように深いかによって、回転継手が用いられ
るように軸部31を穴17内に突出させることができる。穴
あけ工具10の後端部18は穴17のサイズに密接に適合さ
れ、この装置はかなり深い穴でも穴あけ工具10の後端部
が穴17内に心出しされるので、容易にアンダカットを実
施できる。第11図に示されるように、連結部32の中心上
方で後端部18にわずかなテーパをもつことは、穴あけ工
具10が穴17内に噛み合うのを防ぐために必要である。
第11図は、第3a,第3b,第3c,第3d図と同様に、穴あけ
工具10を貫通し、かつ先端部11の第1軸線mにおいて軸
方向に開口する貫通路33を示している。第4c図におい
て、連結部材46には貫通路33と接続する横方向通路33′
が形成されている。この貫通路33は、穴あけ工具10が切
屑およびほこりを穴17から取り除くためのらせん溝34を
もつときは、圧縮機または他の圧力ガス源の出力側に接
続される。そのようならせん溝34をもたないときは、貫
通路33は切屑およびほこりを吸引するために上記の供給
源の吸引側に接続される。
第5図から第7図までは、穴17をアンダーカットする
ための種々の刃を示す。第5図において、刃15aは底辺
を第1軸線m、25と平行に、かつ2辺26,27をこれらの
軸線に傾斜させた2等辺3角形となっている。そのよう
な刃15aは第1軸線m、25に対して、垂直な平面に関し
て対称な3角形断面のアンダカット36′を切削する。
第6図の刃15bは、短かい上縁51′および長い下縁27
をもち、穴17内にこれ整合するアンダカット36″を形成
する。このアンダーカット36″はセメントで満たされる
ときに、一重のこ歯ねじのように作用する。
第7図の刃15cは、その長い傾斜上縁26および軸線と
平行な下縁をもつアンダカット36を切削する。これは
アンダカット36内に円筒形部分52を形成するので次に
実施される硬化された固着態様は特に良好な保持性を得
ることができる。
第8図から第10図までは、穴あけ工具10の先端部11に
カム作用で押出すための種々の押動部材の先端形態を示
す。第8図において、押動部材14aは円錐形の下方尖端
部20と上方尖端部21とをもっている。下方尖端部20は穴
17の尖端17′内にはまり、上方尖端部21は刃15を半径方
向外方に変位するようにカム作用を与えるのに用いられ
る。このために、穴あけ工具10の先端部11には上方尖端
部21上に整合して着座できる円錐形表面13aが形成され
ている。
第9図の押動部材14bは、円錐形にとがった下方尖端
部20と、平面状の傾斜カム作用面24を有する上方尖端部
22とをもっている。穴あけ工具10の先端部にはカム面24
上に整合して着座できる傾斜した平面状のカム作用面13
bが形成されている。このような構成によって、押動部
材14bは穴あけ工具10とともに穴17内で回転する。
第10図は、第8図のものに対して運動学的反転構造を
示し、円錐形凹部23′は押動部材14に円錐形のシート23
を形成し、先端部11は円錐形の表面13cを有する。シー
ト23及び表面13cは、それらが刃15を穴17の半径方向方
へおよび穴あけ工具10の横方向に変位するようにカム作
用を与えるので、それらは穴17の軸線25上に自己求心作
用をもっている。
第14図から第17図までは、穴あけ工具の先端部11から
カム作用を受けるためのさらに別の4種の押動部材を示
す。第14図において、押動部材14dは下方尖端20をも
ち、上方には球形部分56をもっている。この押動部材は
穴17の円錐形に尖った穴底19及びその上方の壁部17″の
円筒形区域内に整合して完全にはまり、第1、第2図に
ついて述べた形成の穴あけ工具10と円滑にはまる。
第15図の押動部材14eは、上方及び下方とも丸形で、
穴17内にしっくりはまる中間の円筒形の壁部分をもって
いる。
第16図の押動部材14fの上方丸形部分56は円筒形壁部
分と同一寸法をもっている。
第17図の押動部材14gにおいて、外側壁は下方端20か
ら丸形端56まで上向きに傾斜している。
第12,第13図は、押動部材14が穴17よりもわずかに小
さくなっており、この小さい直径によって、刃15が壁部
17″と係合する場合に側部に空所を残す。ゆえにこの押
動部材14は穿孔作用が行われると、穴端19内で軌道運動
し、それによって穴17内での噛付きを不可能にさせる。
さらに、第12,第13図は、整合用カラー55及びわずか
に小さい直径をもち、肩部57において平坦部分16をもつ
下方部分に続く上方部分12′をもつドリル軸部12を示
す。スリーブ55は、岩石45の面上に着座しかつスリーブ
55を肩部57の上方に保持するリム58をもっている。鋼材
製のスリーブ55が穴あけ工具10用の支点として作用し、
かつ粗い岩石45に対して穴あけ工具10の軸部が回転する
際に大いに摩擦を減ずる。これはまた穴17がその口部に
おいて不都合に広がるのを防ぐ。
第18,第19,第20図の穴あけ工具10において、軸部12は
さらに2つの類似の刃15′,15″が刃15とともに軸方向
に間隔Fをもって配置され、これらの刃15′,15″は刃1
5の先端11からの突出量Rよりその突出量が少くなって
いる。最前端の刃15は表面13から十分上方に隔たってい
るので、穿孔中穴あけ工具10の先端部11および軸部12の
刃15を支持する半田付け支持部分上の歪はきわめて小さ
い。刃15,15′,15″の最外側点は、直径上反対側の切除
部16の外周面と平行な線68上に位置する。よって穴あけ
工具10はその第1軸線mに対して、垂直に測った穴17の
直径よりも大きい直径部分はもたない。3つのアンダア
ット36が岩石中に2つの内向きに突出するうね部分を残
すので、その場所にセメントを充填すれば極めて良好な
軸方向の保持効果を示す。第20図の鎖線円69はアンダカ
ット36の寸法を示し、この発明の穴あけ工具10によって
達成されたきわめてすぐれた穴広げ効果をあらわす。
第21,第22図に示す押動部材14hは、穴17の直径Dより
も小さいが、直径Dよりもわずかに大きい対角線のポリ
スチロールフォーム製立方体64内に配置された球形ボー
ル63からなる。これによりボール63を下向きに開口した
穴底の上方に挿入することができる。破壊可能なフォー
ム材の立方体64によってボールは所定位置に保持され、
その隅部65は側壁17″内に空所67を残しながら側壁17′
内に楔ばめされる。穴あけ工具10が挿入されると、立方
体64は壊れてボール63は自由になり、穿孔作業が完了す
ればボール63は穴17から回収される。
第23図に示された押動部材14iは、穴17の直径に等し
いか、またはわずかに大きい直径のスチロール物質70で
満たされた円錐形の金属シートキャップである。この円
錐体の延長部70′の側面65は、金属シートキャップ14i
が穴17の底部まで傾くことなく挿入されることを保証す
る。
第24図から第27図までは、上向きに凸状の円筒形で、
かつ穴あけ工具の先端部11上に形成された部分と整合す
る先端のカム面73をもつ押動部材14jを示す。さらに先
端部11はそのカム作用面13と平行に溝71を有し、この溝
内にカム面73の突出部72が嵌合する。カム作用面13と出
会う位置の溝71の幅は、突出部72の幅よりも小さいの
で、押動部材14jは穴あけ工具の末端に保持され、この
穴あけ工具10とともに挿入および抽出できる。
この押動部材14jは、穴あけ工具10に恒久的に取付け
られ、実際には精密鋳造または鋳造品として形成され
る。穿孔中に生じたほこりが間にはさまって詰まらない
ように、第24図において鎖線で示すように幾分の遊隙が
与えられている。さらに、この遊隙は、突出部72が回転
力の伝達に関与せずに、カム作用面73,13との嵌合面で
すべてのトルクを伝達することを保証する。
第27図に示されるように突出部72の一端は76まで延
び、他端は横方向に延ばされて、穴あけ工具10から滑り
落ちるのを防いでいる。穴あけ工具上に押動部材14jを
恒久的に取付けるために、突出端76は鋲のように幾分平
坦にされ、それによって第25図で見たとき、穴あけ工具
から押動部材が右方へ滑るのを不可能にさせる。
第28図は、第14図の押動部材とほぼ同じであるが、ボ
ール先端72′をもつ別の押動部材を示す。このシステム
は、第24図から第27図までのシステムと同様に作用す
る。球72′はたとえば叩き込むなどして溝71の両端を閉
じることによって溝71内に把持される。押動部材14kの
外径は、案内穴17の直径Dよりも幾分小さい。
第29,第30,第30a図において見られるように、軸部12
の上端には、ワッシャ81およびピンとして形成された刃
82を含む標識手段80が取付けられている。ワッシャ81
は、軸12の穴内に自身がプレスはめされたピン82の末端
を越えて軸部12から半径方向に突出する。ワッシャ81は
ピン82のすぐ上方の、軸部12の肩部85の頂部に着座す
る。第29図は、標識手段80から穴あけ工具10の先端部11
までの距離fが、穴17内への軸部12の挿入距離eよりも
小さいことを示す。
第31a,第31d図は、直径上で対向する切削歯83をもつ
ワッシャ31を示す。これらの歯83は所望の深さに達した
とき、加工物を所定位置に半田付けし、かつ刻み目をつ
けるのに用いられる。第31b,第31c図で見られるよう
に、半径方向に細長い断面または3角形断面の1個の歯
83を使用することが可能である。第31a,第31d図の2歯
システムは、異なる高さの歯をもち、それによりまず外
方のものは岩石45に刻み込み、ついで内方端は穴17の深
さの極めて正確な測定を提供する。
標識80は、アンダカットされたことの可視標識を各穴
の入口のまわりに提供する。歯83によって周囲にリング
をもつ穴はアンダカット済みのもので、どの穴がアンダ
カット済みであるかの追跡が不明にならずに、別々の時
間に、容易に穿孔およびアンダカット作業を実施するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この発明の実施例の一部切欠による穴あけ工
具の軸正面図、第2図は、同上の右側面図、第3a,第3b,
第3c,第3d図は、第1図の線III a−III a,III b−III
b,III c−III c,III d−III dに沿ってとられた断面
図、第4a,第4b,第4c図は、第1,第2図の穴あけ工具が穴
のアンダカットの初動、中間、および最終断階にそれぞ
れ位置する状態の一部切欠正面図、第4c図は第4b図のも
のに回転取付具を取付けた図面、第5,第6,第7図は、前
記のものに別のサイドカツタを具備した穴あけ工具の第
4c図に対応する図面、第8,第9,第10図は、前記とは別の
形状の先端部を有する穴あけ工具および押圧部材を示す
図面、第11図は、第4c図とは異る回転部材をもつ第1,第
2図の穴あけ工具の変形例を示す図面、第12,第13図
は、整合用カラーを有するこの発明の穴あけ工具の使用
状態を示す図面、第14,第15,第16,第17図は、この発明
による種々の押圧部材を示す図面、第18,第19図はこの
発明による別の穴あけ工具を通る第1,第2図と類似の図
面、第20図は、第18図の矢印XXの方向にとられた図面、
第21図は、この発明による別の押動部材の正面図、第22
図は、第21図の矢印XXIIの方向にとられた平面図、第23
図は、この発明による他の押動部材をとおる軸方向断面
図、第24,第25図は、この発明による他の穴あけ工具の
先端の90゜ずつ回転させた平面に沿ってとられた一部縦
断正面図、第26,第27図は、第24,第26図の押動部材の正
面図と平面図、第28図は、この発明による他の押動部材
の正面図、第29,第30図はこの発明による別の穴あけ工
具の正面図と側面図、第30a図は、第30図の矢印XXX aの
方向にとられた軸方向端面図、第31a図は、この発明に
よる標識リングの底面図、第31b,第31c図は、2つの別
の標識リングをとおる断面図、第31d図は、第31a図のリ
ングをとおる軸方向断面図である。 10……穴あけ工具、11……先端部 12……軸部、13……カム作用面 14……押動部材、15……刃 16……切除部、17……穴 18……後端部、19……底部 24……カム面、25……穴の軸線 26……切刃、29……回転継手 33……貫通路、34……らせん形溝 35……軸線方向、36……アンダカット 45……岩石、61……うね部 63……ボール、64……立方体 65……側部、70……スチロール物質 71……溝、72……突出部 73……カム面、80……標識手段 81……ワッシャ

Claims (12)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】開口した外方端および閉鎖された内方端を
    有するめくら穴(17)の内方端に、アンダカットを形成
    するめくら穴のアンダカット用穴あけ装置であって、前
    記内方端に通常は着座され、穴の軸線(25)に対して傾
    斜したカム面をもつ押動部材(14)と、穴に挿入され先
    端部が押動部材に係合する軸部(12)をもつ穴あけ工具
    (10)と、この穴あけ工具の先端部に固定された刃(1
    5)とを具えていて、前記穴あけ工具(10)の軸部は穴1
    7の内周面と相似の円弧状外周面をもち、この外周面の
    一部は軸部(12)の一方の直径線(X)を挟んで一側A
    部側に位置していて、その曲率中心が軸部(12)の第1
    軸線(m)上に位置しており、外周面の他部は前記直径
    線(X)を挟んで他側B部側に位置していて、軸部の後
    端部側から先端部側にかけて軸部の第1軸線(m)に対
    して内方に傾斜して切除部(16)を形成し、A部側の外
    周面とB部側の外周面との半径は、穴17の内周面とほぼ
    同一の共通の半径(r)となっており、前記刃(15)は
    軸部のA部側の外周面から半径方向に突出していること
    を特徴とするめくら穴のアンダカット用穴あけ装置。
  2. 【請求項2】軸部(12)のB部側の外周面の曲率中心
    は、この外周面と平行であって、一方の直径線(X)と
    直交する他方の直径線(Y)と、工具の軸部の第1軸線
    (m)及びA部側の外周面との間において、交差する第
    2軸線(m′)上に位置する特許請求の範囲第1項記載
    の穴あけ装置。
  3. 【請求項3】押動部材(14)のカム面が円弧状となって
    いる特許請求の範囲第1項記載の穴あけ装置。
  4. 【請求項4】軸部の先端部(11)のカム作用面(13)
    が、押動部材を受入れるカップ状となっている特許請求
    の範囲第3項記載の穴あけ装置。
  5. 【請求項5】軸部の先端部(11)のカム作用面(13)
    が、軸部の第1軸線(m)に対して傾斜している特許請
    求の範囲第1項記載の穴あけ装置。
  6. 【請求項6】軸部の先端部(11)のカム作用面(13)に
    傾斜溝(71)が設けられ、この傾斜溝に押動部材のカム
    面に設けられた突出部(72)が把持されて案内される特
    許請求の範囲第5項記載の穴あけ装置。
  7. 【請求項7】軸部が後端部から先端部まで延びる貫通路
    (33)を有する特許請求の範囲第1項記載の穴あけ装
    置。
  8. 【請求項8】軸部の後端部に連結されてドリルのチャッ
    ク内に係合可能な軸部をもつ回転継手(29)を有する特
    許請求の範囲第1項記載の穴あけ装置。
  9. 【請求項9】軸部の先端部に軸方向に整列した複数の前
    記の刃と類似の刃を有する特許請求の範囲第1項記載の
    穴あけ装置。
  10. 【請求項10】複数の刃はその先端が、軸部の他側B部
    側の外周面と、平行な線(68)上に位置している特許請
    求の範囲第9項記載の穴あけ装置。
  11. 【請求項11】押動部材がカム面を有し、かつ穴の直径
    より小さい寸法をもつ硬質の芯材と、芯材を保持して穴
    の直径よりも大きい寸法の軟質の破壊し易い包囲体であ
    って、該包囲体を穴内に押入れることによって芯材が所
    定位置に楔係合されて保持される軟質の包囲体とを有す
    る特許請求の範囲第1項記載の穴あけ装置。
  12. 【請求項12】穴あけ工具が完全に挿入された加工物を
    標識するための軸部の後端部の手段を有する特許請求の
    範囲第1項記載の穴あけ装置。
JP62092952A 1986-04-15 1987-04-15 めくら穴のアンダカット用穴あけ装置 Expired - Lifetime JP2572061B2 (ja)

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DE3612648 1986-04-15
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