JP2572034B2 - カメラ - Google Patents

カメラ

Info

Publication number
JP2572034B2
JP2572034B2 JP60297472A JP29747285A JP2572034B2 JP 2572034 B2 JP2572034 B2 JP 2572034B2 JP 60297472 A JP60297472 A JP 60297472A JP 29747285 A JP29747285 A JP 29747285A JP 2572034 B2 JP2572034 B2 JP 2572034B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mirror
shutter
spring
lever
exposure
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP60297472A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS62156642A (ja
Inventor
信顕 伊達
昭夫 須之内
修一郎 斉藤
好孝 村田
幸雄 小川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP60297472A priority Critical patent/JP2572034B2/ja
Publication of JPS62156642A publication Critical patent/JPS62156642A/ja
Priority to US07/391,716 priority patent/US4945379A/en
Priority to US07/488,449 priority patent/US5032863A/en
Application granted granted Critical
Publication of JP2572034B2 publication Critical patent/JP2572034B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Cameras In General (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、1眼レフレックス・ファインダ構成を有す
るカメラに関するものである。
更に詳述すれば、本発明は、撮影光路に置かれた全反
射ミラーが撮影時に当該光路外に退避し、予備露光と本
露光とによる撮影後に再び元の位置に復帰するようにし
たミラーを有するカメラに関するものである。
[従来の技術] 従来から知られているように、ファインダ光路中に全
反射ミラーを有する1眼レフレックスカメラにおいて
は、撮影時にその全反射ミラーが退避し、撮影後に再び
撮影光路中に復帰する機構が必要となる。かかる作動を
短時間に行わせるためには、スプリング(ばね)による
駆動が一般的である。
一般に知られている銀塩カメラにおいては、フィルム
送りのための手動巻き上げ機構あるいはモータによる自
動巻き上げ機構が組み込まれており、ミラー退避を行う
ためのスプリングのチャージがフィルム巻き上げと連動
して行われている。そして、シャッタの後幕の作動力に
より、あるいはその他のモータの回転により、ミラー復
帰用クラッチの引き外し、並びに巻き止め解除を行うこ
とが行われている。
[発明が解決しようとする問題点] しかし、例えばビデオフロッピーディスクを使用する
電子カメラのようにフィルムの巻き上げが必要ない場合
には、フィルムの巻き上げ機構によりミラー駆動用のス
プリングをチャージすることはできない。
また、電子カメラのアパチャーサイズは通常の35ミリ
カメラと比べて約1/4であるため、電子カメラ用小型シ
ャッタの後幕の駆動力によって、ミラー復帰用クラッチ
の解除ならびに巻き止めの解除を行うことは事実上不可
能である。
更に、レリーズ用のマグネットを設けることも余分な
スペースを必要とすることから、得策ではない。
よって本発明の目的は、電子カメラなどに好適な、反
射ミラーの退避・復帰機構を備えたカメラを提供するこ
とにある。
[問題点を解決するための手段] 入射光像を撮像する撮像手段と、この撮像手段に対し
て露光を行うシャッタ手段と、このシャッタ手段に対す
るレリーズ操作に伴って第一の方向と第二の方向とに正
逆転する駆動モータと、前記入射光像をファインダへと
導く反射ミラーを撮影光路の途中に係止しておくミラー
係止手段と、前記第一の方向への前記駆動モータの回転
に連動して前記ミラー係止手段による係止を解除し、前
記反射ミラーを前記撮影光路外へ退避させるミラー退避
手段と、このミラー退避手段による前記撮影光路外への
前記反射ミラーの退避動作に連動して前記シャッタ手段
を作動させて第一の露光を行い、この第一の露光によっ
て得た露光量補正情報に基づく第二の露光を前記シャッ
タ手段に行わせるシャッタ制御手段とを具え、前記ミラ
ー係止手段は、前記第二の露光後の前記第二の方向への
前記駆動モータの回転に連動して前記反射ミラーを前記
撮影光路の途中に復帰させてこれを係止しておくもので
あることを特徴とする。
[作用] シャッタ手段に対するレリーズ操作がなされると、駆
動モータが第一の方向に回転してミラー係止手段による
係止が解除され、ミラー退避手段によって反射ミラーが
撮影光路外へ退避する。
このミラー退避手段による撮影光路外への反射ミラー
の退避動作に連動してシャッタ制御手段がシャッタ手段
を作動させ、撮像手段に対する第一の露光を行う。そし
て、この第一の露光によって得た露光量補正情報に基づ
き、シャッタ制御手段はシャッタ手段を作動させて撮像
手段に対する第二の露光が行われる。
この第二の露光の終了後に、駆動モータが第一の方向
とは逆の第二の方向に回転して反射ミラーを撮影光路の
途中に復帰させ、ミラー係止手段によって反射ミラーが
撮影光路の途中に係止される。
[実施例] 以下、実施例に基づいて本発明を詳細に説明する。
第1図は本発明を適用した電子カメラの機械的構成部
分を示す図である。本図において、1はステップモー
タ、 2は絞り信号セクタギヤ、 3は絞り信号レバー、 4はスプリング(引っ張りばね)、 5はベルクランク、 6は絞り駆動リング、 7は絞り羽根、 8はカムリング、 9はスプリング(引っ張りばね)、 10は自動絞りレバー、 11はスプリング(引っ張りばね)、 12はDC(直流)モータ、 13はベベルギヤ、 14はクイックリターンクラッチカム、 15は巻き止めカム、 16はチャージカム、 17はレリーズレバー、 18はレリーズスライド板、 19はスプリング(引っ張りばね)、 20および21は軸、 22は第1緊締部材、 23はスプリング(引っ張りばね)、 24は蓄勢レバー、 25はクラッチ、 26はスプリング(引っ張りばね)、 27はクイックリターンレバー、 28はミラー保持レバー、 29はミラー、 30は連絡レバー、 31はクラッチ連動レバー、 32はスプリング(引っ張りばね)、 33は中間レバー、 34は巻き止めレバー、 35はスプリング(引っ張りばね)、 36は巻き止めスイッチ、 37はミラー退避用スプリング、 38はミラー復帰用スプリング、 39は水晶フィルタ、 40はシャッタ後羽根、 41はスプリング(引っ張りばね)、 42はシャッタ先羽根、 43はスプリング(引っ張りばね)、 44および45はシャッタ駆動用コイル、 46および47はコイル44,45と対向して電磁力を発生する
ための永久磁石、 48はシャッタ緊締部材、 49はスプリング(引っ張りばね)、 50はピン、 51はCCDなどの撮像素子、 52はスプリング、 53はアパーチャ、 54は第2緊締部材、 55はスプリング、 56は抑止部材(第2緊締部材押さえ)、 57はスプリング(引っ張りばね)である。
ここに示した第1図はレリーズボタン(図示せず)を
押下する直前の状態を示す斜視図である。本図および第
2図に示すタイミング図を参照して、全反射ミラー29の
退避および復帰動作の概略を説明する。
まず、レリーズボタン(図示せず)の第1段押下(第
1ストローク)により測光回路(図示せず)が働き、そ
の出力に応じてステップモータ1が回転する。このこと
により、絞り信号セクタギヤ2が回動され、バネ4に抗
して絞り信号レバー3が回転する。かくして、カム面3a
の位置(絞り量に対応している)が設定される。
このステップモータ1は、レリーズボタンの第1段押
下がなされている間、常に測光回路の出力に追従して適
正な絞り値になるよう、カム面3aの位置を制御する。
レリーズボタンを更に押し込んで第2段押下位置に達
すると、本カメラのスタートスイッチ(後に詳述する:
第3図参照)が閉成され、直流モータ12は反時計方向に
回転(逆転)する。その結果としてチャージカム16を時
計方向に回転させ、レリーズレバー17を押し下げる。す
ると、軸20および21にガイドされたレリーズスライド板
18は下降し始める。
レリーズスライド板18のカム面18aは、スプリング23
に抗して第1緊締部材22を右旋させ、蓄勢レバー24の係
止を解除する。よって、蓄勢レバー24はスプリング37に
引かれて右旋し、クラッチ25を介してクイックリターン
レバー27を右旋させる。
クイックリターンレバー27に付設したピン27bはミラ
ー保持レバー28の係合部28aと係合しているので、クイ
ックリターンレバー27の右旋に伴い、ミラー保持レバー
28は右旋し、もってミラー29を光路外に退避させる。こ
の時、蓄勢レバー24の先端部24aは巻き止めレバー34に
当接するので、該レバー34を左旋させ、巻き止めカム15
から退避させる。
また、クイックリターンレバー27の先端部材27cはス
プリング11に抗して自動絞りレバー10を押し下げるの
で、それまでスプリング11の働きにより回転を妨げられ
ていた絞り駆動リング6は、スプリング9の力により時
計方向に回転し、ベルクランク5を左旋させる。この
時、先に述べたように測光回路の出力に対応した位置に
絞り信号レバー3のカム面3aが設定されているので、ピ
ン5aがカム面3aにより抑止される位置までベルクランク
5が回転する。換言すれば、絞り駆動リング6の回転量
はピン5bによって制御される。
絞り駆動リング6の右旋に伴い、絞り羽根7のピン7b
はカムリング8のカム面8aに沿って摺動し、所定の絞り
値まで絞り込みがなされる。なお、本図には、便宜上、
一枚の絞り羽根のみを描いてあるが、複数枚の絞り羽根
によって絞り機構が構成されていることはいうまでもな
い。
このように、レリーズボタンの押下に応答して反射ミ
ラー29が光路外へ退避し、絞りが適正な値に絞込まれ
る。その後、コイル44と永久磁石46,47との間に働く電
磁力により、スプリング41に抗してシャッタ後羽根40が
左旋し、シャッタ緊締部材48の突出部48aに後羽根40の
先端部40aが係止される。その後に、コイル44への通電
を断ち、撮像素子51を用いて所定のシャッタ秒時時間だ
け予備露光を行う。
その後、露光量が適正であったか否かをチェックし、
適正量からはずれた量に対応して設定シャッタ秒ないし
絞り量の補正を行う。
次に、先羽根42の駆動コイル45に通電を行い、バネ43
に抗して先羽根42を左旋する。そして、先羽根42がアパ
ーチャ53を覆う位置まで到達すると同時に、先端部42a
によりシャッタ緊締部材48のカム部48bを押下げ、これ
によりスプリング49に抗してシャッタ緊締部材48を左旋
させる。かくして、後羽根40の係止を解除する。この
時、蓄勢レバー24は既に右旋(ミラー退避状態)してお
り、従って抑止部材56も左旋しているので、第2緊締部
材54のフック部54aはシャッタ緊締部材48を係止し得る
状態となっている。よって、シャッタ緊締部材48は第2
緊締部材54により係止され、後羽根40の係止を解除す
る。
その後、先羽根42に設けた駆動コイル45への通電を断
つことにより、スプリング43の引っ張り力により先羽根
42を走行させる。そして、補正された所定のシャッタ秒
時の経過後に、後羽根40に設けた駆動コイル44への通電
を断ち、スプリング41により後羽根40を走行させる。か
くして、シャッタ羽根による露光を完了する。
以上の説明は、レリーズボタンを押下してからシャッ
タが走行するまでの作動シーケンスである。この後、直
流モータ12を時計方向に回転(正転)させると、クイッ
クリターンクラッチカム14は反時計方向に回転するの
で、連絡レバー30およびクラッチ連動レバー31を介して
クラッチ25を左旋させる。その結果、クラッチ25とクイ
ックリターンレバー27との係止が解除されるので、クイ
ックリターンレバー27はスプリング38(ミラー復帰用ば
ね)の力によって左旋し、ミラー保持レバー28に固着さ
れたミラー29はファインダ光路内に戻る。この時、スプ
リング11の作用により自動絞りレバー10も元の位置に戻
り、絞り駆動リング6を開放位置に戻す。よって、絞り
は開放状態となる。
またこの時、巻き止めレバー34は蓄勢レバー24に押さ
えられて巻き止めカム15から退避しているので、DCモー
タ12が時計方向に回転すること(正転)は阻止されな
い。
かくして、チャージカム16の反時計方向の回転(正
転)により、中間レバー33を介して蓄勢レバー24のスプ
リング37(ミラー退避用ばね)がチャージされる。する
と、第1緊締部材22によって蓄勢レバー24が係止され、
クラッチ25が再びクイックリターンレバー27のピン27a
に係合する。この時、第2緊締部材54はスプリング55に
抗して左旋される(シャッタ緊締部材48から離れる)。
その後、巻き止めカム15の反時計方向の回転を巻き止
めレバー34が阻止することにより、モータ12の回転が停
止する。
第3図は、第1図に示した本実施例を制御するための
電気的ブロック図である。本図において、36および51は
それぞれ第1図に示した巻き止めスイッチおよび撮像素
子、 201は制御回路、 202はSSG(同期信号発生器)、 203は撮像素子駆動回路、 204は信号処理回路、 205はシャッタ秒時設定回路、 206はシャッタ制御回路、 207および208は励磁回路、 209は補正回路、 210は絞り値決定回路、 211は測光素子、 212はステップモータ駆動回路、 213はDCモータ駆動回路である。
第4図は、第3図に示した制御回路201が実行すべき
制御手順を示したフローチャートである。
以下、第3図および第4図を参照して、本実施例にお
ける制御手順を説明する。
まず、レリーズボタンの第1段押下により第1スイッ
チ214が閉成すると(第4図ステップS1)、制御回路201
は撮像素子駆動回路203および絞り値決定回路210を付勢
する(第4図ステップS2)。これにより、SSG(同期信
号発生器)202からのタイミング信号に同期して撮像素
子51の駆動が開始される一方、絞り値決定回路210は測
光素子211からの物体輝度情報Bvとシャッタ秒時設定回
路205からのシャッタ秒時情報Tvとに基づいて適正絞り
値Avを決定し、これをステップモータ駆動回路212に対
して出力する。すると、ステップモータ駆動回路212は
ステップモータ1を駆動し、絞り信号レバー3を絞り値
Avに対応した回転角位置に調節する。
次いで、制御回路201は、上記絞りプリセット動作に
必要な一定期間t1だけ待機し(第4図ステップS3)、そ
の後に、レリーズボタンの第2段押下でオンとなる第2
スイッチ215が閉成されたか否かをチェックする(第4
図ステップS4A)。その結果、ステップ215が閉成されて
いれば、制御回路201は絞り値決定回路210に対してその
時点での絞り値Avの記憶を行わせ(第4図ステップS4
B)、次いでDCモータ駆動回路213に対しDCモータ12が反
時計方向(正転:第1図参照)に回転するよう指令する
(第4図ステップS5)。これにより、ミラー29の退避お
よび絞りの絞り込み等が行われる。
一方、この間に制御回路201は、巻き止めスイッチ36
(第1図参照)がオフしたか否かをチェックしており
(第4図ステップS6)、ミラー29の退避および絞り羽根
7の絞り込み等が終了し巻き止めレバー34の左旋(蓄勢
レバー24の押し下げによる)によって巻き止めスイッチ
36がオフすると、DCモータ駆動回路213の動作出力を停
止してDCモータ12の回転を停止させる(第4図ステップ
S7)。
次いで、制御回路201は後羽根コイル励磁回路207に指
令して後羽根コイル44に一定期間t2にわたる通電を行い
(第4図ステップS8)、その後に通電を停止する(第4
図ステップS9)。この通電期間t2は、後羽根40が左旋し
てシャッタ緊締部材48により捕捉されるのに十分な時間
である。かくしてアパーチャ53は開いた状態になり、制
御回路201はこの時点で補正回路209を作動させる(第4
図ステップS10)。
この状態では、絞り羽根7は先に絞り値決定回路210
によって決定された絞り値Avまで絞り込まれており、従
って、補正回路209は実絞り状態での信号処理回路204か
らの輝度信号Yのレベルに基づいて適正シャッタ秒時を
決定し、これを補正信号としてシャッタ秒時設定回路20
5に出力する。このことにより、シャッタ秒時設定回路2
05は当初設定された(手動などにより)シャッタ秒時を
補正回路209からのシャッタ秒時に置換する。
制御回路201はステップS10の後、かかる動作に十分な
一定期間t3だけ待機し(第4図ステップS11A)、補正回
路209にその時の出力を記憶させる(第4図ステップS11
B)。次いで、コイル励磁回路207,208に対しコイル44,4
5への通電を指令する(第4図ステップS12)。これによ
り、先羽根42が左旋してアパーチャ53は閉じられ、且
つ、両羽根40,42はそれぞれのバネ41,43に抗しながら電
磁力の作用によりこの状態を維持する(シャッタ緊締部
材48は第2緊締部材54により係止される)。
次に、制御回路201はシャッタ制御回路206をトリガす
る(第4図ステップS13)。これにより、シャッタ制御
回路206はこのトリガ直後のSSG202からの垂直同期信号
(Vd)に応答して、励磁回路208による先羽根コイル45
への通電を停止させる。かくして、先羽根42が走行す
る。その後、シャッタ秒時設定回路205から得られる先
の補正されたシャッタ秒時をカウントし、その経過時点
において、励磁回路207をして後羽根コイル44への通電
を停止させる。このことにより、後羽根40が走行する。
このようにして撮像素子51の適正露光が行われ、この
露光により形成された画像情報は次の垂直同期信号Vdに
同期して読み出され、信号処理回路204にて処理され
る。そして、いわゆる1フィールド分のテレビジョン信
号として磁気ディスク等に記録される。
その後、第1スイッチ214がオフになると(第3図ス
テップS14)、制御回路201は回路202,209,210の作動を
停止させ(第4図ステップS15)、DCモータ駆動回路213
を通じてDCモータ12を時計方向(CW)に回転(正転)さ
せる(第4図ステップS16)。このことにより、機構系
のリセッティングが行われる。そして、リセット完了時
に巻き止めレバー34の先端が巻き止めカムの凹部に陥入
することにより、スイッチ36がオンになると(第4図ス
テップS17)、制御回路201はDCモータ駆動回路213の作
動を停止させる。
なお、これまで述べてきた実施例は電子カメラに本発
明を適用したものであるが、通常のフィルムを使用する
1眼レフレックスカメラにも適用し得ることは勿論であ
る。
[発明の効果] 以上述べたとおり、本発明によれば、1つのモータの
正転と逆転の動きを利用することにより反射ミラーのリ
ターン機構を形成することができるので、シンプル且つ
小型化したカメラを得ることができる。
また、銀塩フィルムを用いたカメラのようにフィルム
巻き上げ機構を持たない電子カメラであっても、反射ミ
ラーの退避および復帰動作を初めとして、一連の撮影動
作に係わる部材のチャージおよび動作をタイミング良く
行うことができる。
特に、撮像手段によって電子的に撮像する電子カメラ
において、単一の駆動モータで反射ミラーの退避および
復帰動作だけでなく、測光値を補正するための予備露
光、および実際の撮影を行う本露光を、タイミング良く
実行でき、銀塩フィルムに比較してダイナミックレンジ
の狭い撮像素子を用いる電子カメラ特有の撮影シーケン
スを簡単な構成で実現することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明を適用したカメラの一実施例を示す分解
構成図、 第2図は第1図の概略動作を示すタイミング図、 第3図は本実施例の電気的制御システムを示すブロック
図、 第4図は第3図に示した制御回路が実行すべき制御手順
の一例を示すフローチャートである。 12……DCモータ、14……クイックリターンクラッチカ
ム、15……巻き止めカム、16……チャージカム、17……
レリーズレバー、22……第1緊締部材、24……蓄勢レバ
ー、25……クラッチ、27……クイックリターンレバー、
29……ミラー。
フロントページの続き (72)発明者 村田 好孝 川崎市高津区下野毛770番地 キヤノン 株式会社玉川事業所内 (72)発明者 小川 幸雄 川崎市高津区下野毛770番地 キヤノン 株式会社玉川事業所内 (56)参考文献 実開 昭56−175826(JP,U)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】入射光像を撮像する撮像手段と、 この撮像手段に対して露光を行うシャッタ手段と、 このシャッタ手段に対するレリーズ操作に伴って第一の
    方向と第二の方向とに正逆転する駆動モータと、 前記入射光像をファインダへと導く反射ミラーを撮影光
    路の途中に係止しておくミラー係止手段と、 前記第一の方向への前記駆動モータの回転に連動して前
    記ミラー係止手段による係止を解除し、前記反射ミラー
    を前記撮影光路外へ退避させるミラー退避手段と、 このミラー退避手段による前記撮影光路外への前記反射
    ミラーの退避動作に連動して前記シャッタ手段を作動さ
    せて第一の露光を行い、この第一の露光によって得た露
    光量補正情報に基づく第二の露光を前記シャッタ手段に
    行わせるシャッタ制御手段と を具え、 前記ミラー係止手段は、前記第二の露光後の前記第二の
    方向への前記駆動モータの回転に連動して前記反射ミラ
    ーを前記撮影光路の途中に復帰させてこれを係止してお
    くものであることを特徴とするカメラ。
JP60297472A 1985-12-28 1985-12-28 カメラ Expired - Fee Related JP2572034B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP60297472A JP2572034B2 (ja) 1985-12-28 1985-12-28 カメラ
US07/391,716 US4945379A (en) 1985-12-28 1989-08-07 Camera shutter and viewfinder control apparatus
US07/488,449 US5032863A (en) 1985-12-28 1990-02-27 Camera shutter and viewfinder control apparatus

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP60297472A JP2572034B2 (ja) 1985-12-28 1985-12-28 カメラ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62156642A JPS62156642A (ja) 1987-07-11
JP2572034B2 true JP2572034B2 (ja) 1997-01-16

Family

ID=17846936

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP60297472A Expired - Fee Related JP2572034B2 (ja) 1985-12-28 1985-12-28 カメラ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2572034B2 (ja)

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6041545Y2 (ja) * 1980-05-27 1985-12-18 京セラ株式会社 一眼レフカメラのミラ−制御機構

Also Published As

Publication number Publication date
JPS62156642A (ja) 1987-07-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0572792B2 (ja)
JP2002250962A (ja) 閃光装置のポップアップ機構及びこれを備えたカメラ装置
JP3153482B2 (ja) 一眼レフカメラのプレビュー装置
KR950008346B1 (ko) 일안레플렉스 카메라의 제어장치
US4441800A (en) Driving system in camera
JP2572034B2 (ja) カメラ
US4853731A (en) Autofocus camera having automatic focus adjustment apparatus
JP2000131731A (ja) 電子スチルカメラ
US3875579A (en) Through-the-viewfinder light shading device
JP2529360B2 (ja) 電動ズ―ムレンズ付きカメラ
JP3990082B2 (ja) レンズ付きフイルムユニットのシャッタ装置。
JPH0777429B2 (ja) 電子カメラ
JP2001133835A (ja) カメラのシャッタ装置
US4937603A (en) Multiple exposure photographic device for camera
JPH0644124B2 (ja) カメラのフイルム巻上げ装置
JPS63113434A (ja) モ−タ駆動カメラのチヤ−ジ駆動装置
JPH0519136B2 (ja)
JPS59114978A (ja) 電子カメラ
JPH01206326A (ja) 自動焦点カメラ
JPH0412494Y2 (ja)
JP2001264862A (ja) カメラ
JP2004294715A (ja) 測光装置
JPH02251827A (ja) 遠隔操作装置付き自動焦点カメラ
JPS62156636A (ja) カメラ
JP2001083562A (ja) カメラの自動露光制御装置

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees