JP2571865Y2 - 遊技板のバンド飾り部材 - Google Patents

遊技板のバンド飾り部材

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JP2571865Y2
JP2571865Y2 JP1992090308U JP9030892U JP2571865Y2 JP 2571865 Y2 JP2571865 Y2 JP 2571865Y2 JP 1992090308 U JP1992090308 U JP 1992090308U JP 9030892 U JP9030892 U JP 9030892U JP 2571865 Y2 JP2571865 Y2 JP 2571865Y2
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lamp
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健吉 中島
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、パチンコ機の遊技板前
面の周縁部に沿って付設され、遊技部の周囲の一部を囲
むバンド飾り部材に関する。
【0002】
【従来の技術】バンド飾り部材は遊技板の前面周縁部に
沿って付設され、遊技板面を飾ると共に、中央部に形成
される遊技部の周縁を囲んで境界を劃し、発射装置から
打ち出された打球が外に飛び出すのを防止する弧状の壁
を構成するものとなっている。このバンド飾り部材は一
般に合成樹脂を素材に成形され、その多くは内部を中空
にしてランプ室を形成し、これに表示用の、或いは照明
用のランプを収めて点燈乃至点滅させ、遊技板面を飾る
ようにしている。この様に遊技板はバンド飾り部材によ
って装飾されているが、更に遊技板の装飾性を高めるた
めに多くのパチンコ機においてバンド飾り部材の内側、
つまり遊技部内に装飾用のランプを配置し、入賞球の飛
入時に点滅させたり、入賞装置に設定するゲームの役が
成立したとき、或いは開放状態が継続したときなどこれ
を点滅させてそれを表示することが行われている。この
装飾用のランプは打球を誘導するため円弧状の壁に形成
されるバンド飾り部材の内側に配置してアクセントを付
けるものとなっており、通常は遊技板の前面にランプケ
ースを直付けして遊技板に穿つ透孔を通して背後からケ
ース内部にランプを突き入れたり、或いはこの透孔を通
して電源コードを引き入れランプケース内に配置するラ
ンプに接続する等して遊技部内の周縁に近い位置に設け
るものとなっている。
【0003】
【考案が解決しようとする問題点】しかし、この従来の
装飾用のランプ類は上述したようにランプを臨ませるた
め、或いは電源コードを引き入れるため遊技板に透孔を
穿つ必要があることから製造上の障害となっている。こ
とにランプ類は遊技板面に施すデザインによってその取
付位置が変わることから、デザインの変更に伴って前記
透孔の位置を変えることになる。そのため変更の都度原
板に対する穿孔処理を変えなければならず多機種製造の
場合に生産性の妨げることになっている。本考案は従来
の上記問題点に鑑み、ランプを臨ませるため、或いはコ
ードを引き入れるため必要であった透孔の開設を省略し
て遊技板の製造性を高めるようにしたことにある。
【0004】
【問題点を解決するための手段】即ち、本考案は遊技板
面に設けられる装飾用ランプ類の取付けに当たって、該
ランプ類をバンド飾り部材の内側面に一体的に設ける一
方、電源コードをバンド飾り部材の内部から引き入れる
ようにして遊技板に開設する透孔を省略したことにあ
る。更に本考案を詳述するならば、その特徴とするとこ
ろは遊技板前面中央部の遊技部の周縁を囲むバンド飾り
部材を中空体に形成して内部にコード配線室を長さ方向
に沿って設けると共に、該飾り部材の内側面に遊技部内
に突き出す如くランプケースを設け、その内部と前記コ
ード配線室を連通して配線室内からコードを引き入れラ
ンプケース内のランプ基板に接続してなる遊技板のバン
ド飾り部材を提供することにある。上記ランプケースは
バンド飾り部材の内壁面に一体的に形成する外、ケース
基板を該飾り部材から延設して、これとは別体に形成す
るランプカバーを着脱自在に止着してランプケースを構
成してもよい。また、この場合上記ケース基板にランプ
基板を止着する係止爪と、前記ランプカバーを止着する
係止爪を各立設してそれぞれを着脱自在に止着するよう
にするとよい。次に本考案を図示する実施例につき詳述
することにする。
【0005】
【実施例】図1は使用状態を説明する正面図で、図2は
要部の拡大分解斜視図である。図面において1は分離式
パチンコ機における遊技板であり、2は遊技板前面の右
上コーナー部に設けた遊技停止を表示するストップラン
プケース、3は同じく左上コーナー部に設けた賞球放出
を表示する賞球ランプケースであり、4はストップラン
プケース2の下方に続けて遊技板の右側縁部に沿って付
設した本考案に係るバンド飾り部材、5はバンド飾り部
材4に接続させて遊技板前面の中央部に遊技部6を形成
する内バンドであり、7はこの内バンド5と共同して発
射装置(図示せず)から打ち出される打球を前記遊技部
6に誘導する外バンドである。
【0006】ストップランプケース2と賞球ランプケー
ス3の背後には遊技板の後方からそれぞれランプが臨む
ようにしてある。この2つのランプケース2,3は共に
着色した半透明のプラスチック材によって成形され、一
方のランプケース2に続けて設けられるバンド飾り部材
4も同様の半透明のプラスチック材によって成形されて
いる。
【0007】バンド飾り部材4は金属製帯板状からなる
外バンド7と内バンド5を接続し、遊技部6の周囲の一
部を囲むべく配置されるもので、内部を中空に形成して
長さ方向に沿ってコード(図示せず)の配線室8を設
け、この配線室の上端を前記ストップランプケース2の
中空の内部に連通させ遊技板1の背後からランプ穴を通
して前面側に引き出されるコードを引き込めるようにし
てある。この実施例に示すバンド飾り部材4は図2に示
した如く遊技板1に直接止着するベース板4bと、この
ベース板を介して止着する断面コ字形の本体部分4aか
ら構成してあり、両者を重ね合わせに結合させることに
よって長さ方向に沿って中空の配線室を形成するように
してある。
【0008】図中、9は上記バンド飾り部材4の円弧状
をなす内側面に遊技部6に向けて突き出すように設けた
ランプケースである。この実施例におけるランプケース
9は図2に示した如くベース板4bの端縁から同一平面
に沿って突き出す如く延設されるケース基板9aと、こ
の基板に止着して中空のランプ室にランプを収める筐形
のランプカバー9bから構成してある。ケース基板9a
にはランプ基板10を係止する一対の係止爪11,11
と、ランプカバー9bを係止する一対の係止爪12,1
2が立設してあり、上方から相対向する係止爪11,1
1及び12,12間にランプ基板10、並びにランプカ
バー9bを各押付けることによってそれぞれ着脱自由に
止め付けられるようにしてある。尚、ランプカバー9b
には爪を掛け止める凹部13を設けて確実な止着が行え
るようにしてある。
【0009】一方、上記押付けによって止着されるラン
プカバーはバンド飾り部材に対面する一面を開放してあ
り、この開放面に臨むバンド飾り部材の内側面に切欠き
部14を設けてランプカバー9bを止着したときその内
部と前記配線室8とが該切欠き部14を介して連通する
ようにしてある。上記切欠き部14はランプ基板10の
ランプ15に接続するコードの引き出し口となるもの
で、前述した如くランプ穴を通して遊技板1の背後から
引き入れられるコードはコード配線室8を通してこの切
欠き部14からランプケース9内に引き込まれ基板10
に接続される。
【0010】本考案は上述の用に構成されるもので、ラ
ンプケース9はバンド飾り部材と一体をなし、配線室8
に配線したコードを上述切欠き部14から引き出してラ
ンプ基板10に接続し組立を完成した状態でこのバンド
飾り部材4の止着と共に遊技板1の前面に取付けられ
る。尚、上述実施例の場合ランプカバー9bを外すこと
によってランプ10を交換できる一方、このカバーを異
なる着色のものと変えることによって模様替えすること
ができるようになっている。ところで、前記実施例では
ランプケース9を基板9aとカバー9bから構成した
が、両者を一体に形成してもよく、またこの一体にした
ランプケースをバンド飾り部材に対して着脱自在に取付
けられるようにしてもよい。
【0011】
【考案の効果】本考案を図示する実施例につき説明した
が、上述の説明によって明らかなように、遊技板前面に
配置されるランプケースはバンド飾り部材の内側面に備
えられてこの配線室に連通し、ここからランプのコード
を引き入れる構造としたことから従来の様に遊技板にコ
ード引き込み用の透孔を開設する必要がなく、従ってそ
のための前加工を省略することができると共に、遊技板
の特定位置に予め透孔が開設されないことから前面に施
すデザインが自由となり、またランプケースの設置位置
も自由になる利点がある。また本考案はランプケースを
バンド飾り部材に一体に備える構造としたことからバン
ド飾り部材の取付けと同時に遊技板に取付けることがで
き作業性並びに製造性を大幅に改善することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】使用状態を説明する正面図。
【図2】要部の拡大分解斜視図。
【符号の説明】
1 遊技板 2 ストップランプケース 4 バンド飾り部材 6 遊技部 8 配線室 9 ランプケース 9a ケース基板 9b ランプカバー 10 ランプ基板 11,12 係止爪 15 ランプ

Claims (3)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 遊技板前面中央部の遊技部の周縁を囲む
    バンド飾り部材を中空体に形成して内部にコード配線室
    を長さ方向に沿って設けると共に、該飾り部材の内側面
    に遊技部内に突き出す如くランプケースを設け、その内
    部と前記コード配線室を連通して配線室内からコードを
    引き入れランプケース内のランプ基板に接続してなるこ
    とを特徴とする遊技板のバンド飾り部材。
  2. 【請求項2】 請求項1の記載において、バンド飾り部
    材の内側面には下縁部から遊技部に向けてケース基板を
    延設し、該ケース基板にランプカバーを着脱自由に止着
    しランプースを構成してなることを特徴とする遊技板の
    バンド飾り部材。
  3. 【請求項3】 請求項2の記載において、ケース基板に
    はランプ基板を止着する係止爪と、ランプカバーを止着
    する係止爪を各立設してなることを特徴とする遊技板の
    バンド飾り部材。
JP1992090308U 1992-11-20 1992-11-20 遊技板のバンド飾り部材 Expired - Lifetime JP2571865Y2 (ja)

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