JP2571204B2 - 光情報記録再生装置のオフセツト調整回路 - Google Patents
光情報記録再生装置のオフセツト調整回路Info
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- JP2571204B2 JP2571204B2 JP59125587A JP12558784A JP2571204B2 JP 2571204 B2 JP2571204 B2 JP 2571204B2 JP 59125587 A JP59125587 A JP 59125587A JP 12558784 A JP12558784 A JP 12558784A JP 2571204 B2 JP2571204 B2 JP 2571204B2
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- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B7/00—Recording or reproducing by optical means, e.g. recording using a thermal beam of optical radiation by modifying optical properties or the physical structure, reproducing using an optical beam at lower power by sensing optical properties; Record carriers therefor
- G11B7/08—Disposition or mounting of heads or light sources relatively to record carriers
- G11B7/09—Disposition or mounting of heads or light sources relatively to record carriers with provision for moving the light beam or focus plane for the purpose of maintaining alignment of the light beam relative to the record carrier during transducing operation, e.g. to compensate for surface irregularities of the latter or for track following
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Description
【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明はデイスクに対し情報を記録再生する光情報記
録再生装置において、特にフオーカスエラー等のオフセ
ツトをキヤンセルするオフセツト調整回路に関する。
録再生装置において、特にフオーカスエラー等のオフセ
ツトをキヤンセルするオフセツト調整回路に関する。
（従来の技術） デイスク等の記録媒体に各種情報をデイジタル的に記
録し、また、この情報を光学的に読み取り再生する光情
報記録再生装置は知られている。
録し、また、この情報を光学的に読み取り再生する光情
報記録再生装置は知られている。
ところで、従来、再生用デイスクは位相差記録構造に
よつて情報が記録されている。したがつて、当該デイス
クから情報を再生する場合、光学的ピツクアツプのフオ
ーカスエラーオフセツト及びトラツクエラーオフセツト
はRF信号のレベル変化を検出してエラー信号を得、これ
によつてオフセツトをキヤンセルする方法を採つてお
り、この種機能をもつ回路は通常オフセツト調整回路と
して光情報記録再生装置に備えている。しかしながら、
斯かる従来の調整回路の場合、RF信号のレベルはオフセ
ツトが正側又は負側どちらの方向に生じても同じ様に減
少し、極性を判別することができない。
よつて情報が記録されている。したがつて、当該デイス
クから情報を再生する場合、光学的ピツクアツプのフオ
ーカスエラーオフセツト及びトラツクエラーオフセツト
はRF信号のレベル変化を検出してエラー信号を得、これ
によつてオフセツトをキヤンセルする方法を採つてお
り、この種機能をもつ回路は通常オフセツト調整回路と
して光情報記録再生装置に備えている。しかしながら、
斯かる従来の調整回路の場合、RF信号のレベルはオフセ
ツトが正側又は負側どちらの方向に生じても同じ様に減
少し、極性を判別することができない。
したがつて、通常はピツクアツプの対物レンズを正負
の方向、つまりトラツクに対し垂直方向へ強制的に振動
させるいわゆるウオブリング法により当該振動とRF信号
のエンベロープの位相差を検出して極性を判別してい
た。
の方向、つまりトラツクに対し垂直方向へ強制的に振動
させるいわゆるウオブリング法により当該振動とRF信号
のエンベロープの位相差を検出して極性を判別してい
た。
（発明が解決しようとする問題点） しかし、このような従来のオフセツト調整回路はウオ
ブリング等を情報再生中に於てリアルタイムで実行する
ため、いわば外乱として再生処理系に作用し、例えばサ
ーボ系に悪影響を与える等現実的に好ましいものではな
い。
ブリング等を情報再生中に於てリアルタイムで実行する
ため、いわば外乱として再生処理系に作用し、例えばサ
ーボ系に悪影響を与える等現実的に好ましいものではな
い。
そこで、本発明はこのようなウオブリング等の外乱を
全く与えることなくフオーカス及びトラツクのオフセツ
トをキヤンセルでき安定した動作を行えるようにした光
情報記録再生装置のオフセツト調整回路を提供するにあ
る。
全く与えることなくフオーカス及びトラツクのオフセツ
トをキヤンセルでき安定した動作を行えるようにした光
情報記録再生装置のオフセツト調整回路を提供するにあ
る。
（問題点を解決するための手段及び作用） 本発明は上述した問題点を解決するもので、プリフォ
ーマット部を構成する位相差記録構造とデータ部を構成
する振幅差記録構造からなる２つの異なる情報記録部を
有するディスクから再生して得たフォーカスエラー信号
またはトラックエラー信号のオフセットをキャンセルす
る光情報記録再生装置のオフセット調整回路において、
トラッキング制御動作中に前記２つの情報記録部の境界
領域から得たフォーカスエラー信号またはトラックエラ
ー信号に生ずるオフセットと線形の関係を持つ信号を前
記フォーカスエラー信号またはトラックエラー信号から
生成するオフセット検出手段を具えて、このオフセット
検出手段で生成される前記オフセットと線形の関係を持
つ信号に基づいて前記記録構造の境界領域で発生する前
記フォーカスエラー信号またはトラックエラー信号をキ
ャンセルすることを特徴とする。
ーマット部を構成する位相差記録構造とデータ部を構成
する振幅差記録構造からなる２つの異なる情報記録部を
有するディスクから再生して得たフォーカスエラー信号
またはトラックエラー信号のオフセットをキャンセルす
る光情報記録再生装置のオフセット調整回路において、
トラッキング制御動作中に前記２つの情報記録部の境界
領域から得たフォーカスエラー信号またはトラックエラ
ー信号に生ずるオフセットと線形の関係を持つ信号を前
記フォーカスエラー信号またはトラックエラー信号から
生成するオフセット検出手段を具えて、このオフセット
検出手段で生成される前記オフセットと線形の関係を持
つ信号に基づいて前記記録構造の境界領域で発生する前
記フォーカスエラー信号またはトラックエラー信号をキ
ャンセルすることを特徴とする。
（実 施 例） 以下には本発明を具体化した好適な実施例について説
明する。
明する。
先ず、本発明を明確にするため光情報記録再生装置の
概要について第５図乃至第８図を参照して説明する。第
５図はデイスク及びピツクアツプを示す模式図、第６図
はデイスクの斜視図、第７図はデイスクをラジアル方向
（第６図Ｘ方向）に断截した縦断面図、第８図はデータ
を書き込む前のディスクを周方向（第６図Ｙ方向）に断
截した縦断面図、第９図はデータを書き込み後のディス
クを周方向に断截した断面図である。
概要について第５図乃至第８図を参照して説明する。第
５図はデイスク及びピツクアツプを示す模式図、第６図
はデイスクの斜視図、第７図はデイスクをラジアル方向
（第６図Ｘ方向）に断截した縦断面図、第８図はデータ
を書き込む前のディスクを周方向（第６図Ｙ方向）に断
截した縦断面図、第９図はデータを書き込み後のディス
クを周方向に断截した断面図である。
なお、以下の説明において、同一機能を有する構成部
材には同一符号を付し、各々説明を省略する。
材には同一符号を付し、各々説明を省略する。
第５図の如くデイスク50は中心のスピンドルモータ51
によつて定速回転せしめられ、デイスク50には対向して
光学的ピツクアツプ52を配設する。
によつて定速回転せしめられ、デイスク50には対向して
光学的ピツクアツプ52を配設する。
デイスク50は周方向に順次記録トラツク60が形成さ
れ、このトラツク60の一周はさらにプリフオーマツト部
61とデータ部62（又はグループ部64）からなる複数のセ
クタ63に分割されている。プリフオーマツト部61には同
期信号、トラツクアドレス情報、セクタ番号等の各種情
報が例えばλ/8程度の深さの凹凸からなる位相差記録構
造によつて記録されている。また、データ部62には数百
バイトのデイジタルデータを記録でき、この記録は指定
したトラツクアドレス及びセクタ番号を識別し、第８図
に図示する無記録部である平坦なグループ部64に第９図
に図示のごとく穴をあけ凹凸を形成することにより振幅
差記録構造によつて行う。これにより第７図のように、
ピツクアツブ52に備える対物レンズ70によつて集束した
光ビーム71が凹凸に当り、反射する光量の大きさにより
記録データを読み取ることができる。
れ、このトラツク60の一周はさらにプリフオーマツト部
61とデータ部62（又はグループ部64）からなる複数のセ
クタ63に分割されている。プリフオーマツト部61には同
期信号、トラツクアドレス情報、セクタ番号等の各種情
報が例えばλ/8程度の深さの凹凸からなる位相差記録構
造によつて記録されている。また、データ部62には数百
バイトのデイジタルデータを記録でき、この記録は指定
したトラツクアドレス及びセクタ番号を識別し、第８図
に図示する無記録部である平坦なグループ部64に第９図
に図示のごとく穴をあけ凹凸を形成することにより振幅
差記録構造によつて行う。これにより第７図のように、
ピツクアツブ52に備える対物レンズ70によつて集束した
光ビーム71が凹凸に当り、反射する光量の大きさにより
記録データを読み取ることができる。
なお、トラツク60の両側にはトラツク60に対し例えば
λ/8程度の位相差をもつ深さで形成したトラツクガイド
溝を設け、いわゆるプツシユプル法でトラツクエラーを
検出できる。
λ/8程度の位相差をもつ深さで形成したトラツクガイド
溝を設け、いわゆるプツシユプル法でトラツクエラーを
検出できる。
次に、本発明に係る要部構成について第１図乃至第４
図を参照して具体的に説明する。第１図は本発明に係る
オフセツト調整回路を含むサーボ系の電気回路図、第２
図は第１図中のオフセツト検出回路の具体的電気回路
図、第３図は第１図中各部における信号のタイムチヤー
ト図、第４図は第２図中各部における信号のタイムチヤ
ート図である。
図を参照して具体的に説明する。第１図は本発明に係る
オフセツト調整回路を含むサーボ系の電気回路図、第２
図は第１図中のオフセツト検出回路の具体的電気回路
図、第３図は第１図中各部における信号のタイムチヤー
ト図、第４図は第２図中各部における信号のタイムチヤ
ート図である。
先ず、第１図に於て、１は前記ピツクアツプ52に内蔵
する４分割フオトデイテクタで、デイスクから反射した
前記光ビーム71は光電変換して光ビーム71の大きさに比
例した電気信号として取り出す。このフオトデイテクタ
１を構成する各ブロック1a,1a,1a,1aは夫々加算器２、
３、４、５、６に所定の組合せで接続する。加算器２と
３の出力は減算器７に入力し、この減算器７の出力には
フオーカスエラー信号Ｓを得、又加算器４と５の出力
は減算器８に入力し、この減算器８の出力にはトラツク
エラー信号Stを得る。他方、全てのブロック1a,1a,1a,1
aの出力を加算する加算器６の出力には情報を含むRF信
号（Sr）を得る。このように４分割フオトデイテクタ１
の出力をマトリクス演算することにより各エラー信号を
得ている。
する４分割フオトデイテクタで、デイスクから反射した
前記光ビーム71は光電変換して光ビーム71の大きさに比
例した電気信号として取り出す。このフオトデイテクタ
１を構成する各ブロック1a,1a,1a,1aは夫々加算器２、
３、４、５、６に所定の組合せで接続する。加算器２と
３の出力は減算器７に入力し、この減算器７の出力には
フオーカスエラー信号Ｓを得、又加算器４と５の出力
は減算器８に入力し、この減算器８の出力にはトラツク
エラー信号Stを得る。他方、全てのブロック1a,1a,1a,1
aの出力を加算する加算器６の出力には情報を含むRF信
号（Sr）を得る。このように４分割フオトデイテクタ１
の出力をマトリクス演算することにより各エラー信号を
得ている。
各エラー信号Ｓ及びStは反転アンプ９、10及び11、
12によつて増幅し、この各サーボ系における出力端子1
3、14には増幅したフオーカスエラー及びトラツクエラ
ーの信号Ｓ０及びSt0を得、これをピツクアツプ52の
アクチユータへ供給する。
12によつて増幅し、この各サーボ系における出力端子1
3、14には増幅したフオーカスエラー及びトラツクエラ
ーの信号Ｓ０及びSt0を得、これをピツクアツプ52の
アクチユータへ供給する。
第３図は斯かるRF信号Sr、エアー信号Ｓ０及びSt0
を示すもので同図Ａは負側に生じたオフセツトの場合、
同図Ｂはオフセツトが零の場合、同図Ｃは正側に生じた
オフセツトの場合を夫々示している。同図Ａに於てRF信
号Sr中の出力レベルが比較的小さい部分S1は前記プリフ
オーマツト部61の波形であり、又出力レベルが比較的大
きい部分S2は前記データ部62の波形である。
を示すもので同図Ａは負側に生じたオフセツトの場合、
同図Ｂはオフセツトが零の場合、同図Ｃは正側に生じた
オフセツトの場合を夫々示している。同図Ａに於てRF信
号Sr中の出力レベルが比較的小さい部分S1は前記プリフ
オーマツト部61の波形であり、又出力レベルが比較的大
きい部分S2は前記データ部62の波形である。
ところで、前述したように、プリフオーマツト部61の
記録は位相差記録構造であり、又データ部62の記録は振
幅差記録構造である。この結果、フオーカスエラーの信
号Ｓ０及びトラツクエラーの信号St0中にふられ波形F
sが現われる。このふられ波形Fsはディスクに記録され
る形態が位相差記録構造及び振幅差記録構造からなる２
つの異なった情報記録部を含むところから、これらの異
なった構造の差から当該各構造の部分、特に記録トラッ
クのプリフォーマット部に対応するフォーカスエラー信
号等に比例した歪波形として現われるものである。この
ふられ波形Fsはオフセツトが大きくなるほどそのレベル
が大きくなり、また、第３図Ａ及びＣから明らかなよう
にふられ波形Fs自体の極性も反転して観測される。
記録は位相差記録構造であり、又データ部62の記録は振
幅差記録構造である。この結果、フオーカスエラーの信
号Ｓ０及びトラツクエラーの信号St0中にふられ波形F
sが現われる。このふられ波形Fsはディスクに記録され
る形態が位相差記録構造及び振幅差記録構造からなる２
つの異なった情報記録部を含むところから、これらの異
なった構造の差から当該各構造の部分、特に記録トラッ
クのプリフォーマット部に対応するフォーカスエラー信
号等に比例した歪波形として現われるものである。この
ふられ波形Fsはオフセツトが大きくなるほどそのレベル
が大きくなり、また、第３図Ａ及びＣから明らかなよう
にふられ波形Fs自体の極性も反転して観測される。
次に、本発明に係るオフセツト調整回路についてさら
に具体的に説明する。先ず、前記出力端子13にはオフセ
ツト検出回路15を接続し、この出力は反転アンプ９の
〔＋〕入力に接続する。また、オフセツト検出回路15に
はサンプル＆ホールド制御パルス発生回路16を接続する
ことによりオフセツト判別回路17を構成する。
に具体的に説明する。先ず、前記出力端子13にはオフセ
ツト検出回路15を接続し、この出力は反転アンプ９の
〔＋〕入力に接続する。また、オフセツト検出回路15に
はサンプル＆ホールド制御パルス発生回路16を接続する
ことによりオフセツト判別回路17を構成する。
当該検出回路15は第２図にように構成され、同図中18
及び19はスイツチングFET、Ｃはコンデンサ、20はバツ
フアアンプ、21はアンプ、R1、R2は抵抗である。先ず、
スイツチングFET18のアノードには前記フオーカスエラ
ー信号０が入力する。この信号Ｓ０を第４図中同じ
くＳ０で示す。スイツチングFET18は前記制御パルス
発生回路16からのパルス信号SshによつてON−OFFする。
つまり、このパルス信号Sshは第４図に示すようにトラ
ッキング制御動作中である期間ＴでFET18をONしてサン
プリングを行い、又期間T2でFET18をOFFしてホールドを
行う。このサンプル＆ホールド作用によつてバツフアア
ンプ（オペアンプ）20の出力にはオフセツト電圧Saを検
出し、この電圧Saはさらにアンプ21によつてα倍〔α＝
１−（R2/R1）〕に増幅される。このアンプ21の出力信
号S0は前記反転アンプ９に入力し、オフセツトをリアル
タイムでキヤンセルするように前記フオーカスエラー信
号Ｓに加算される。
及び19はスイツチングFET、Ｃはコンデンサ、20はバツ
フアアンプ、21はアンプ、R1、R2は抵抗である。先ず、
スイツチングFET18のアノードには前記フオーカスエラ
ー信号０が入力する。この信号Ｓ０を第４図中同じ
くＳ０で示す。スイツチングFET18は前記制御パルス
発生回路16からのパルス信号SshによつてON−OFFする。
つまり、このパルス信号Sshは第４図に示すようにトラ
ッキング制御動作中である期間ＴでFET18をONしてサン
プリングを行い、又期間T2でFET18をOFFしてホールドを
行う。このサンプル＆ホールド作用によつてバツフアア
ンプ（オペアンプ）20の出力にはオフセツト電圧Saを検
出し、この電圧Saはさらにアンプ21によつてα倍〔α＝
１−（R2/R1）〕に増幅される。このアンプ21の出力信
号S0は前記反転アンプ９に入力し、オフセツトをリアル
タイムでキヤンセルするように前記フオーカスエラー信
号Ｓに加算される。
このように、オフセツト検出回路15はふられ波形に伴
うふられ電圧のレベルと極性を判別し、出力信号S0を生
成するものであり、サーボ系における出力端子13にはふ
られ波形に伴う歪電圧が現れないようにする。
うふられ電圧のレベルと極性を判別し、出力信号S0を生
成するものであり、サーボ系における出力端子13にはふ
られ波形に伴う歪電圧が現れないようにする。
なお、スイツチングFET19はフオーカスサーボ系がON
状態で閉ループとなる以前はONとなり、バツフアアンプ
20の〔＋〕端子をアースしてコンデンサＣの電荷を放電
させる。これによりバツフアアンプ20の出力であるオフ
セツト電圧Saを零にする。
状態で閉ループとなる以前はONとなり、バツフアアンプ
20の〔＋〕端子をアースしてコンデンサＣの電荷を放電
させる。これによりバツフアアンプ20の出力であるオフ
セツト電圧Saを零にする。
以上、オフセツト判別回路17において、ふられ波形の
ふられ電圧とフオーカスオフセツトの関係が非線形のと
きはマイクロコンピユータ等で予め設定されたゲインと
なるように非線形的に当該ゲインを制御しαの値を変化
させることもできる。また、このようにオフセツトをキ
ヤンセルするに際し、異なるデイスクを再生するごと
に、その最初に所定のキヤンセル動作を行うようにオフ
セツトのキヤンセル電圧を設定しておき、通常の動作時
に於てはこの初期設定値を維持するようにしてもよい。
さらに、時間的な温度ドリフト等も考慮し、一定時間ご
とにオフセツトのキヤンセル量を検出し、定期的にキヤ
ンセルを行うようにしてもよい。
ふられ電圧とフオーカスオフセツトの関係が非線形のと
きはマイクロコンピユータ等で予め設定されたゲインと
なるように非線形的に当該ゲインを制御しαの値を変化
させることもできる。また、このようにオフセツトをキ
ヤンセルするに際し、異なるデイスクを再生するごと
に、その最初に所定のキヤンセル動作を行うようにオフ
セツトのキヤンセル電圧を設定しておき、通常の動作時
に於てはこの初期設定値を維持するようにしてもよい。
さらに、時間的な温度ドリフト等も考慮し、一定時間ご
とにオフセツトのキヤンセル量を検出し、定期的にキヤ
ンセルを行うようにしてもよい。
なお、以上はフオーカスサーボ系について説明した
が、他方のトラツクサーボ系も全く同様に構成し、22は
オフセツト検出回路、23はサンプル＆ホールド制御パル
ス発生回路、24はオフセツト判別回路である。これら回
路22及び23も前記回路15及び16と全く同様に機能する。
が、他方のトラツクサーボ系も全く同様に構成し、22は
オフセツト検出回路、23はサンプル＆ホールド制御パル
ス発生回路、24はオフセツト判別回路である。これら回
路22及び23も前記回路15及び16と全く同様に機能する。
（発明の効果） このように、本発明に係る光情報記録再生装置のオフ
セツト調整回路はプリフォーマット部を構成する位相差
記録構造とデータ記録部を構成する振幅差記録構造とか
らなる２つの異なる情報記録部を有するディスクから再
生して得たフォーカスエラー信号またはトラックエラー
信号のオフセットをキャンセルする光情報記録再生装置
のオフセット調整回路において、トラッキング制御動作
中に前記２つの情報記録部の境界領域から得たフォーカ
スエラー信号またはトラックエラー信号に生ずるオフセ
ットと波形の関係を持つ信号を前記フォーカスエラー信
号またはトラックエラー信号から生成するオフセット検
出手段を備えて、このオフセット検出手段で生成される
前記オフセットと線形の関係を持つ信号に基づいて前記
記録構造の境界領域で発生する前記フォーカスエラー信
号またはトラックエラー信号のオフセットをキャンセル
するようにしているため、ピックアップにウォブリング
等の外乱を全く与えることなくフォーカスエラー及びト
ラッキングエラーのオフセットをリアルタイムでほとん
ど時間ロスを伴うことなくキャンセルでき、サーボ系等
に悪影響を与えることなく安定した動作を行うことがで
きる。
セツト調整回路はプリフォーマット部を構成する位相差
記録構造とデータ記録部を構成する振幅差記録構造とか
らなる２つの異なる情報記録部を有するディスクから再
生して得たフォーカスエラー信号またはトラックエラー
信号のオフセットをキャンセルする光情報記録再生装置
のオフセット調整回路において、トラッキング制御動作
中に前記２つの情報記録部の境界領域から得たフォーカ
スエラー信号またはトラックエラー信号に生ずるオフセ
ットと波形の関係を持つ信号を前記フォーカスエラー信
号またはトラックエラー信号から生成するオフセット検
出手段を備えて、このオフセット検出手段で生成される
前記オフセットと線形の関係を持つ信号に基づいて前記
記録構造の境界領域で発生する前記フォーカスエラー信
号またはトラックエラー信号のオフセットをキャンセル
するようにしているため、ピックアップにウォブリング
等の外乱を全く与えることなくフォーカスエラー及びト
ラッキングエラーのオフセットをリアルタイムでほとん
ど時間ロスを伴うことなくキャンセルでき、サーボ系等
に悪影響を与えることなく安定した動作を行うことがで
きる。
第１図は本発明に係るオフセツト調整回路を含むサーボ
系の電気回路図、第２図は第１図中のオフセツト検出回
路の具体的電気回路図、第３図は第１図中各部における
信号のタイムチヤート図、第４図は第２図中各部におけ
る信号のタイマチヤート図、第５図はデイスク及びピツ
クアツプを示す模式図、第６図はデイスクの斜視図、第
７図はデイスクをラジアル方向に断截した縦断面図、第
８図及び第９図はディスクを周方向に断截した縦断面図
である。 15、22……オフセツト検出回路 16、23……サンプル＆ホールド制御パルス発生回路 17、24……オフセツト判別回路 50……デイスク 61……プリフオーマツト部 62……データ部
系の電気回路図、第２図は第１図中のオフセツト検出回
路の具体的電気回路図、第３図は第１図中各部における
信号のタイムチヤート図、第４図は第２図中各部におけ
る信号のタイマチヤート図、第５図はデイスク及びピツ
クアツプを示す模式図、第６図はデイスクの斜視図、第
７図はデイスクをラジアル方向に断截した縦断面図、第
８図及び第９図はディスクを周方向に断截した縦断面図
である。 15、22……オフセツト検出回路 16、23……サンプル＆ホールド制御パルス発生回路 17、24……オフセツト判別回路 50……デイスク 61……プリフオーマツト部 62……データ部
Claims (1)
- 【請求項１】プリフォーマット部を構成する位相差記録
構造とデータ記録部を構成する振幅差記録構造からなる
２つの異なる情報記録部を有するディスクから再生して
得たフォーカスエラー信号またはトラックエラー信号の
オフセットをキャンセルする光情報記録再生装置のオフ
セット調整回路において、 トラッキング制御動作中に前記２つの情報記録部の境界
領域から得たフォーカスエラー信号またはトラックエラ
ー信号に生ずるオフセットと線形の関係を持つ信号を前
記フォーカスエラー信号またはトラックエラー信号から
生成するオフセット検出手段を備えて、このオフセット
検出手段で生成される前記オフセットと線形の関係を持
つ信号に基づいて前記記録構造の境界領域で発生する前
記フォーカスエラー信号またはトラックエラー信号のオ
フセットをキャンセルすることを特徴とする光情報記録
再生装置のオフセット調整回路。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59125587A JP2571204B2 (ja) | 1984-06-19 | 1984-06-19 | 光情報記録再生装置のオフセツト調整回路 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59125587A JP2571204B2 (ja) | 1984-06-19 | 1984-06-19 | 光情報記録再生装置のオフセツト調整回路 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6129428A JPS6129428A (ja) | 1986-02-10 |
| JP2571204B2 true JP2571204B2 (ja) | 1997-01-16 |
Family
ID=14913865
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP59125587A Expired - Lifetime JP2571204B2 (ja) | 1984-06-19 | 1984-06-19 | 光情報記録再生装置のオフセツト調整回路 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2571204B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP3657828B2 (ja) * | 1999-09-22 | 2005-06-08 | パイオニア株式会社 | トラッキング制御装置 |
Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5857636A (ja) * | 1981-09-30 | 1983-04-05 | Fujitsu Ltd | 光デイスクのトラツキング制御方式 |
| JPS5938939A (ja) * | 1982-08-27 | 1984-03-03 | Hitachi Ltd | 光デイスク |
| JPS5977639A (ja) * | 1982-10-25 | 1984-05-04 | Hitachi Ltd | 光ディスク記録再生方法 |
-
1984
- 1984-06-19 JP JP59125587A patent/JP2571204B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5857636A (ja) * | 1981-09-30 | 1983-04-05 | Fujitsu Ltd | 光デイスクのトラツキング制御方式 |
| JPS5938939A (ja) * | 1982-08-27 | 1984-03-03 | Hitachi Ltd | 光デイスク |
| JPS5977639A (ja) * | 1982-10-25 | 1984-05-04 | Hitachi Ltd | 光ディスク記録再生方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6129428A (ja) | 1986-02-10 |
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