JP2571076Y2 - 印刷用紙折り装置における折り用紙区分け装置 - Google Patents

印刷用紙折り装置における折り用紙区分け装置

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JP2571076Y2
JP2571076Y2 JP1992058068U JP5806892U JP2571076Y2 JP 2571076 Y2 JP2571076 Y2 JP 2571076Y2 JP 1992058068 U JP1992058068 U JP 1992058068U JP 5806892 U JP5806892 U JP 5806892U JP 2571076 Y2 JP2571076 Y2 JP 2571076Y2
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寿明 岸根
幹雄 吉川
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、輪転印刷機の下流側に
装備された折り機よりジグザグ状に折りたたまれて排出
されてくる折り用紙を、所定の折りセット枚数毎に切断
するようにした印刷用紙折り装置において、切断後の切
断位置における用紙の上流側と下流側とを区分けするた
めの印刷用紙折り装置における折り用紙区分け装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の上記切断位置における折り用紙の
区分け装置としては特開平3−232665号公報に開
示したようにくし状の区分け部材を用いたものがある。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】上記従来の折り用紙区
分け装置にあっては、区分け部材の動作が複雑でその調
整が微妙であり、切断装置での切断刃による分離量(折
り重ね形状)の不規則等の影響を受けやすく、切断装置
より上流側の用紙を乱してまうという問題があった。
【0004】本考案は上記のことにかんがみなされたも
ので、切断位置における折り用紙の区分けをくし状の区
分け部材によることなくして、複雑な調整を不要とし、
区分け動作を単純化でき、その折り用紙の区分けを、こ
れの上流側を乱すことなく極めて整然と行なうことがで
きるようにした印刷用紙折り装置における折り用紙区分
け装置を提供することを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明に係る印刷用紙折り装置における折り用紙区
分け装置は、折り機1の下側に設けられた折り用紙の搬
送手段の下流側端部に、この搬送手段にて搬送されてく
る折り用紙3を、所定の折りセット枚数毎に切断する切
断装置を設けた印刷用紙折り装置において、上記切断装
置による切断位置の折り用紙3の幅方向両側に、切断位
置より下流側の折り用紙3の側面を挟持するサイドプレ
ス板75a,76bを、挟持方向に移動可能に、かつ切
断後の用紙を下流方向に搬送する搬送手段と同速で下流
側へ移動可能にして設けた構成となっている。
【0006】
【作 用】切断装置による折り用紙3の切断の終了後、
この位置より下流側の折り用紙3をサイドプレス75
a,76bに挟持し、そのまま搬送ベルト7bと共にサ
イドプレス板75a,75bが下流側へ移動してこの部
分の折り用紙3が上流側のそれと分離される。
【0007】
【実 施 例】本考案の実施例を図面に基づいて説明す
る。図中1は折り機であり、この折り機1の振り子ノズ
ル2より排出される折り用紙3は、ハタキ4及びスクリ
ュウ5にてあらかじめミシン目装置にて加工されたミシ
ン目に沿ってジクザグ状に折りたたまれて受けベルト6
上に排出されるようになっている。7a,7bはこの受
けベルト6に直列状に連設された第1、第2の搬送ベル
トであり、第2の搬送ベルト7bは、第1の搬送ベルト
7aと同一平面状態からその上流側が上昇した姿勢とな
る範囲にわたって傾動可能になっている。
【0008】上記折り機1の下側位置から第1の搬送ベ
ルト7aと第2の搬送ベルト7bの連接位置にわたって
折り用紙分離位置指示装置8が設けてあり、また第1と
第2の搬送ベルト7a,7bの連接位置の上方に、上記
用紙の分離位置指示装置8にて指示された分離位置の折
り目に沿って折り用紙3を切断する切断装置9と、この
切断装置9にて切断された折り用紙3をこの切断位置で
先行の用紙と前後方向に区分ける区分け装置10とが設
けられている。
【0009】上記折り用紙分離位置指示装置8は第2図
から第6図に示すようになっているが、この装置8は折
り機1の幅方向両側で対称の構成となっているので、そ
の一方(幅方向手前側)について説明する。11はレー
ルであり、このレール11は折り機1の折り位置の上流
側から切断装置9の下側部にわたる長さになっており、
かつこれの下流側部を中心に上下方向に回動可能に設け
られている。すなわち、レール11の上流側端部の側面
にブラケット12が固着してあり、このブラケット12
は回転軸13と案内棒14に幅方向に摺動自在に支持さ
れている。回転軸13は幅方向に設けられ、その両端部
は昇降側板15に回転自在に支承されており、また案内
棒14の基端は昇降側板15に固着してある。昇降側板
15は幅方向両側のフレーム16の内側に沿って上下方
向に移動可能になっており、この昇降側板15の下部が
昇降装置17の上端部に幅方向の軸心に対して揺動自在
に連結されている。この昇降装置17はフレーム16に
固着されたモータ18にて回転されるねじ杆19と、こ
のねじ杆19の先端部に螺合した連結部材20とからな
り、この連結部材20が上記昇降側板15の下部に回動
自在に連結されている。
【0010】上記レール11の下流側端部は幅方向に設
けた案内棒21に摺動自在に支持されている。また案内
棒21の基端部は、後述する切断装置9の案内フレーム
50に揺動自在に支持された揺動フレーム22に固着さ
れている。またレール11の下流側端部の側面にブラケ
ット23が固着されている。上記レール11の上、下流
側端部にそれぞれ固着されたブラケット12,23と、
昇降側板15及び揺動側板22とはそれぞれオフセット
用のシリンダ装置24a,24bにて連結されていて、
この両シリンダ装置24a,24bを伸縮動することに
よりレール11が回転軸13及び両案内棒14,21に
沿って折り機1の幅方向に平行移動するようになってい
る。
【0011】上記レール11内にはこれと平行に送りね
じ杆25がその両端部をレール11に支承して設けられ
ている(第5図)。送りねじ杆25の上流側端部は上記
回転軸13と傘歯車機構26を介して連結されている。
回転軸13はフレーム16に固着された台27に支持さ
れたモータ28に歯車機構29を介して連結されている
(第4図)。上記送りねじ杆25には軸方向にL1 だけ
離間して第1、第2の送りコマ31,32が螺装してあ
る。なおこの両送りコマ31,32はレール11内で回
転しないで摺動だけするようになっている。レール11
には摺動コマ33が摺動自在に、かつ上記両送り31,
32の対向間内でストロークL2 にわたって自由に移動
するように係合してある。
【0012】摺動コマ33の側面には支軸34が突設し
てあり(第2図)、この支軸34に回動レバー35がレ
ール11に沿う方向に回動自在に枢支してある。そして
この回動レバー35の先端部に分離用ヘラ36の基部が
回動自在に枢支されている。分離用ヘラ36は折り機1
の幅方向にヘラ状になっており、かつ折り機1の幅方向
の外側部に2枚の舌片が離間対向するカッタ案内部36
aが設けてある。レール11の両端部に固着したブラケ
ット12,23には分離用ヘラ36を支持する回動レバ
ー35の姿勢及び分離用ヘラ36の姿勢を制御する姿勢
制御カム機構37a,37bが設けてある。
【0013】上流側の姿勢制御カム機構37aは回動レ
バー35を立ち上げると共に、分離用ヘラ36をレール
11と平行するためのもので、分離用ヘラ36の上側面
に当接する案内棒38と、回動レバー35に設けたピン
39a,39bに当接する案内カム40とからなってい
る(第3図)。一方下流側の姿勢制御カム機構37b
は、ここへ移動してまた回動レバー35を立ち上がらせ
ると共に、分離用ヘラ36を下流側斜め上方へ向けて固
定するためのもので、回動レバー35に設けたピン39
a,39b,39cに当接する案内カム41a,41b
と、分離用ヘラ36の端部に設けた係止突起36aに係
合してこれの姿勢及び位置決めを行なうヨーク状の位置
決め部材42とからなっている。位置決め部材42は上
下流方向に摺動可能になっており、ばね43にて支持さ
れている(第3図)。レール11の上流側端部の上面に
は、上記上流側端部に位置する摺動コマ33を、ストロ
ークL2 にわたって下流側へ押すためのヘラ挿入用のシ
リンダ装置44が設けてある。45,46は上記摺動コ
マ33の上、下流方向の移動限を検出する位置検出セン
サである(第2図)。
【0014】次に切断装置9の構成を第1図及び第7図
から第9図に基づいて説明する。図中50は幅方向の両
側の本体フレーム16のそれぞれの上側に、上下動可能
にして設けられた案内フレームであり、この案内フレー
ム50の上面に移動フレーム51が用紙3の送り方向に
移動自在に載置されている。案内フレーム50の下面に
はラック52が設けてあり、このラック52に移動フレ
ーム51側に設けたピニオン53が噛合してあり、この
ピニオン53を駆動することにより移動フレーム51が
案内フレーム50に沿って用紙の送り方向の上、下流側
方向へ移動するようになっている。
【0015】上記移動フレーム51の幅方向両側部に一
対の補助案内レール54が上流側へ向け、かつ上方へ傾
斜して設けてあり、この補助案内レール54に切断装置
用のフレーム55が移動自在に跨架されている。この切
断装置用のフレーム55は補助案内レール54に係合し
た側板56と、この両側板56間に架橋したステー57
とからなっていて、これのステー57にロッドレスシリ
ンダ58が幅方向に向けて固着してあり、このロッドレ
スシリンダ58の移動体59に支持台60が上流側の下
方へ傾斜して固着してあり、この支持台60の下側先端
部にカッタ台61が上下方向に摺動自在に係合してあ
る。そしてこのカッタ台61は上記支持台60に固着し
たシリンダ装置62に連結されている。カッタ台61に
はカッタ63が、移動体59の移動方向と平行にして固
着されている。カッタ台61の上流側端面は上流側に傾
斜していると共に、カッタ63より上流側へ突出した用
紙押圧面となっている。
【0016】上記切断装置用のフレーム55の側板56
の外側に、移動フレーム51に装着したシリンダ装置6
4が連結してあり、このシリンダ装置64を伸縮するこ
とにより切断装置用のフレーム55が補助案内レール5
4に沿って上、下流方向に移動するようになっている。
上記カッタ63は上記分離用ヘラ36のカッタ案内部3
6aの間に入る厚さになっている。65は切断位置部に
おける折り用紙3の流れの高さを検出する用紙高さ検出
センサであり、これは移動フレーム51に固着してあ
る。上記案内フレーム50は上述したように、本体フレ
ーム16に対して上下動可能に支持されているが、その
支持構造は、折り用紙の移動方向の両側に設けた脚部6
6a,66bは本体フレーム16に上下方向に摺動自在
に係合されている。そして案内フレーム50の用紙の移
動方向の中間部が本体フレーム16側に立設したねじ杆
67に螺合してあり、このねじ杆67をウォームギヤ機
構68で回転することにより上下に平行移動するように
なっている。
【0017】次に区分け装置10の構成を第1図、第7
図、及び図10から第12図基づいて説明する。案内フ
レーム50の上側には上記したように移動フレーム51
が用紙送り方向に移動可能に載置されているが、この案
内フレーム50には上記移動可能にフレーム51の内側
に位置されて支持台70が用紙の送り方向に移動可能に
設けてある。この支持台70は用紙の幅方向にわたって
門型状に形成されており、その両脚部70a,70bは
案内フレーム50の各フレーム部材50a,50bの内
側に設けられたレール71a,71bに用紙の送り方向
に摺動自在に係合されている。またこの両脚部70a,
70bは案内フレーム50の各フレーム部材50a,5
0bに設けられたロッドレスシリンダ72,72に摺動
部材73,73を介して係合されていて、このロッドレ
スシリンダ72,72にて摺動駆動されるようになって
いる。
【0018】上記支持台70には用紙の両側に対向する
位置に下側へ向けてブラケット74a,74bが設けて
あり、この各ブラケット74a,74bに、用紙の側面
に対向するサイドプレス板75a,75bが対向方向に
移動可能に設けてある。このサイドプレス板75a,7
5bの裏側に設けたボス部がブラケット74a,74b
に設けられたロッドレスシリンダ等の駆動装置76にて
用紙の側面に所定の押圧力にて当接する位置から後退す
る位置にわたって移動されるようになっている。
【0019】次に上記構成の各装置の作用を説明する。 (1)折り用紙分離位置指示装置 回転軸13をモータ28にて回転し、レール11内に設
けられたねじ杆25を正転させることによりレール11
に沿って送りコマ31,32が上流側へ移動する。これ
により、レール11に係合している摺動コマ33が下流
側の送りコマ32に押されて上流側へ移動する。そして
この摺動コマ33が上流側の所定の位置にきたときに、
これを上流側の位置検出センサ45にて検出してモータ
28を逆転し、ねじ杆25を少し逆転して送りコマ3
1,32をL2 だけ下流側へ送り、上流側の送りコマ3
1を摺動コマ33の上流側に当接させる。これで摺動コ
マ33は待機状態となる。このとき、摺動コマ33と共
に分離用ヘラ36も上流側へ移動し、その終端部におい
て、回動レバー35のピン39a,39bが案内カム4
0に当接することにより、及び分離用ヘラ36が案内棒
38に当接することにより、この分離用ヘラ36がレー
ル11と平行となるように姿勢制御される(第3図)。
【0020】一方上記摺動コマ33の移動と共に、昇降
装置17を作動してレール11の上流側を上昇させ、こ
のレール11を折り機1の上流側から切断装置9にわた
って傾斜させる(第1図)。その後、オフセット用のシ
リンダ装置24a,24bを伸長させてレール11を折
り機1側へ押し出し、分離用ヘラ36を第2図で仮想線
で示すように折り用紙3の上流側で、かつ送り方向に干
渉する位置に移動させる。上記動作により分離位置指示
装置は待機状態になる。折り機1から排出される折り用
紙3の折り枚数が設定値になったことが図示しない折り
数検出センサにて検出されると、押し出し用のシリンダ
装置44が作動して摺動コマ33を両送りコマ31,3
2間における遊び分L2 だけ下流側へ押し出す。
【0021】これにより分離用ヘラ36が折り機1より
排出される折り用紙3の上流側に挿入される。これと同
時に送りモータ28を逆転方向に駆動させてねじ杆25
を逆転させて送りコマ31,32を下流側へ、受けベル
ト6、搬送ベルト7a,7bによる搬送速度と略等速度
で移動させる。これにより摺動コマ33は上流側の送り
コマ31がL2 だけ移動した後に、この上流側の送りコ
マ31に押されて上流折り用紙3と共に下流側へレール
11に沿って移動される。このとき、折り用紙3は受け
ベルト6より搬送ベルト7a,7bへと下流側へ向けて
斜め下方へ順次搬送されるので昇降装置17にてレール
11の上流側を徐々に下降させる。これにより、分離用
ヘラ36は案内棒38、案内カム40を離れた状態でフ
リー状態となっているので、この分離用ヘラ36は折り
用紙3の間にはさまった状態で、かつ用紙3の一定位置
で山側ミシン目に沿って折り用紙3と共に移動する。
【0022】摺動コマ33が下流側の所定位置にきた状
態で位置検出センサ46が作動してねじ杆25が停止さ
れる。このとき、摺動コマ33が下流側の終端位置に近
づく位置で回動レバー35が2枚の案内カム41a,4
1bに案内されて立ち上げられ、ついで係止突起36b
が位置決め部材42に係合することにより分離用ヘラ3
6は第3図に示すように下流側の斜め上方へ向いた状態
で停止固定される。上記作用により折り用紙3の切断位
置における分離位置が分離用ヘラ36により指示され
る。この状態で分離用ヘラ36のカッタ案内部36aよ
り切断装置9のカッタ63を挿入して幅方向へ移動する
ことにより分離用ヘラ36を挿入した位置で折り用紙3
が切断される。折り用紙3の切断後はオフセット用のシ
リンダ装置24a,24bを短縮動してレール11を幅
方向外側へ移動してからねじ杆25を正転させる。これ
により下流側の送りコマ32により摺動コマ33が上流
側へ戻される。このとき、分離用ヘラ36は折り用紙3
と干渉しない。
【0023】(2)切断装置 上記分離位置指示装置8の作動中に移動フレーム51を
上流側へセンサ51aにてセットされるストロークエン
ドまで移動しておくと共に、切断装置用のフレーム55
を下流側に位置させ、さらに移動体59を用紙3の幅方
向の手前側へ移動させておく。この状態で、切断装置9
のカッタ63は、上記分離位置指示装置8の下流側部に
停止している分離用ヘラ36のカッタ案内部36aの幅
方向の外側に対向される。この状態でロッドレスシリン
ダ58を作動して移動体59を移動することにより、カ
ッタ63はまず分離用ヘラ36のカッタ案内部36aに
案内されて用紙3の折り目内に挿入され、そのままこの
折り目に沿ってカッタ63にて切断される。このとき、
移動体59の移動に連動してシリンダ装置62にてカッ
タ63を徐々に上昇させることよりカッタ63の切れ味
がよくなり、きれいに切断される。
【0024】切断後、カッタ63を折り用紙3の中央部
に戻し、シリンダ装置64にて切断装置9全体を上流側
へ移動する。かくすると、第10図に示すように、切断
部より上流側の折り用紙3はカッタ台61の上流側端面
である用紙押圧面にて押され、切断部は流れ方向に分離
され、カッタ台61の下流側に隙間80があけられる。
上記作動時において、用紙3の種類、折り出し速度の変
化等により折り用紙3の流れ高さが変化するが、このと
きの折り用紙3の流れ高さは用紙高さ検出センサ65に
て検出され、このセンサ65からの指令によりウォーム
ギヤ機構68が自動的に駆動されて案内フレーム50が
上下動されて、用紙3の流れ高さとカッタ63、分離用
ヘラ36の位置関係が常に一定になるよう制御される。
【0025】(3)区分け装置 上記作動時において、区分け装置10の支持台70を折
り用紙3の送方向上流側に移動させて各サイドプレス板
75a,75bを切断装置9による切断位置よりわずか
に下流側の折り用紙3の側面に対向させておく。しかし
て、上記切断装置9にて折り用紙3の切断位置に流れ方
向に隙間80があけられた状態で、区分け装置10のサ
イドプレス板75a,75bを対向方向に作動させる。
これにより図12に示すように、切断位置9より下流側
の折り用紙3の両側面が所定の押圧力にて挟持され、こ
の部分より下流側の折り用紙3が上記切断装置9より上
流側の折り用紙3に対して区分けされる。
【0026】上記区分け装置10にて区分けされた下流
側の折り用紙3は第2の搬送ベルト7b上にあるから、
この状態でこの第2の搬送ベルト7bと共に、区分け装
置10を同速で、かつ早送りにて下流側へ移動すること
により、切断装置9による切断位置より下流側の折り用
紙3がまとめられて第2の搬送ベルト7bにて排出され
る。そしてこの搬出絡締位置でサイドプレス板75a,
75bを後退させてから区分け装置10を上流側へ戻
す。なお上記実施例では、切断装置9を用紙の送り方向
に移動自在に移動フレーム51に支持した例を示した
が、これは切断装置9を折り用紙3の送り方向に大きく
その位置を変えるためであり、その必要がない場合には
移動フレーム51は案内フレーム50と一体であっても
よい。
【0027】
【考案の効果】本考案によれば、折り機1の下側に設け
られた折り用紙の搬送手段の下流側端部に、この搬送手
段にて搬送されてくる折り用紙3を、所定の折りセット
枚数毎に切断する切断装置を設けた印刷用紙折り装置に
おいて、上記切断装置による切断位置の折り用紙3の幅
方向両側に、切断位置より下流側の折り用紙3の側面を
挟持するサイドプレス板75a,75bを、挟持方向に
移動可能に、かつ切断後の用紙を下流方向に搬送する搬
送手段と同速で下流側へ移動可能にして設けた構成とな
っていることにより、切断位置における折り用紙の切断
及び区分けを手作業によることなく自動的に行なわれ、
かつ、機構が単純で、しかも複雑な調整を不要とし、区
分け動作が単純化でき、その折り用紙の切断及び区分け
動作を極めて整然とかつ確実に行うことができる。そし
て特に本考案によれば、切断後の折り用紙3はサイドプ
レス板75a,75bにて挟持され下流側へ搬送される
ので、切断位置より上流側の用紙3を乱すことなく、し
かも切断後の折り用紙3を整然と搬送することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例の全体側面図である。
【図2】一部破断平面図である。
【図3】一部破断側面図である。
【図4】図2のA線矢視図である。
【図5】図2のB−B線に沿う断面図である。
【図6】図2のC線矢視図である。
【図7】切断装置の要部を示す側面図である。
【図8】切断装置の要部の正面図である。
【図9】切断装置のよる折り用紙の分離状態を示す作用
説明図である。
【図10】区分け装置の平面図である。
【図11】区分け装置の後面図である。
【図12】第2の搬送ベルトと共働して区分けする区分
け装置の作用説明図である。
【符号の説明】
1…折り機、3…用紙、11…レール、17…昇降装
置、3…摺動コマ、36…分離用ヘラ、50…案内フレ
ーム、61…カッタ台、63…カッタ、75a,75b
…サイドプレス板。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 折り機1の下側に設けられた折り用紙の
    搬送手段の下流側部に、この搬送手段にて搬送されてく
    る折り用紙3を、所定の折りセット枚数毎に切断する切
    断装置を設けた印刷用紙折り装置において、上記切断装
    置による切断位置の折り用紙3の幅方向両側に、切断位
    置より下流側の折り用紙3の側面を挟持するサイドプレ
    ス板75a,76bを、挟持方向に移動可能に、かつ切
    断後の用紙を下流方向に搬送する搬送手段と同速で下流
    側へ移動可能にして設けたことを特徴とする印刷用紙折
    り装置における折り用紙区分け装置。
JP1992058068U 1992-07-28 1992-07-28 印刷用紙折り装置における折り用紙区分け装置 Expired - Fee Related JP2571076Y2 (ja)

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