JP2570716B2 - テ−プ状体のロ−デイング装置 - Google Patents

テ−プ状体のロ−デイング装置

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JP2570716B2
JP2570716B2 JP62020278A JP2027887A JP2570716B2 JP 2570716 B2 JP2570716 B2 JP 2570716B2 JP 62020278 A JP62020278 A JP 62020278A JP 2027887 A JP2027887 A JP 2027887A JP 2570716 B2 JP2570716 B2 JP 2570716B2
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    • G11B15/00Driving, starting or stopping record carriers of filamentary or web form; Driving both such record carriers and heads; Guiding such record carriers or containers therefor; Control thereof; Control of operating function
    • G11B15/60Guiding record carrier
    • G11B15/66Threading; Loading; Automatic self-loading
    • G11B15/665Threading; Loading; Automatic self-loading by extracting loop of record carrier from container

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  • Registering, Tensioning, Guiding Webs, And Rollers Therefor (AREA)
  • Replacement Of Web Rolls (AREA)
  • Unwinding Webs (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、例えばオープンリール方式の磁気記録再
生装置に適用するのに最適なテープ状体のローディング
装置であって、特に、テープやフィルム等のテープ状体
をダクト状のローディング通路に沿ってエアで移送させ
るようにしたものに関する。
〔従来の技術〕
従来から、オープンリール方式の磁気記録再生装置に
おいて、始端が供給リール側に配置され、終端が巻取リ
ール側に配置され、かつ案内ドラムの周面に沿って形成
されたドラム外周通路を有するダクト状のローディング
通路と、そのローディング通路に沿って設けられた複数
のエア吐出口と、そのエア吐出口からローディング通路
内にエアを吐出させるブロワとを具備し、供給リールか
ら繰出される磁気テープをエア吐出口から吐出されるエ
アによってローディング通路内に沿って始端側から終端
側へ移送してローディングさせるように構成したローデ
ィング装置がある。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしながら、この種従来のローディング装置では、
ドラム外周通路の入口部分において磁気テープが不測に
つまり易かった。
即ち、ドラム外周通路の出入口には、磁気テープを案
内ドラムの周面にラセン状に巻付けて走行させるための
可動式の出入口ガイドが設けられており、その出入口ガ
イドの可動スペースをとるために、ドラム外周通路の出
入口にはエア及び磁気テープのガイドを設けることがで
きず、その出入口部分は広く開放されている。
このため、ローディング通路内を始端側からドラム外
周通路の入口に向けてエアによって移送されて来た磁気
テープの先端が、上記のように広く開放されている入口
部分で不測につまり易く、磁気テープのローディングを
スムーズに行え難かった。
この発明は、このような問題点を解決するためになさ
れたものであって、出入口ガイドの可動の邪魔になら
ず、しかも、ドラム外周通路の入口に向かうようにエア
と共にテープ状体を案内する可動式の兼用ガイドを設け
たテープ状体のローディング装置を提供しようとするも
のである。
〔問題点を解決するための手段〕
この発明は、前述したテープ状体のローディング装置
の問題を解決するために、供給リールから繰り出される
テープ状体を回転可能な案内ドラムの周囲に巻付けて巻
取リールに移送するテープ状体の移送通路である略Z字
状のローディングダクトと、このローディングダクトの
内側面に設けられ、この内側面に沿って上記テープ状体
を進ませるようにエアを吐出させる複数のエア吐出口
と、上記案内ドラムに対する上記テープ状体の入口側及
び出口側に配置され、この案内ドラムに対して相互に最
接近する位置と、この案内ドラムに対して相互に最離間
する位置との間で共に往復動させられる入口及び出口ガ
イドと、上記案内ドラムの入口方向に上記テープ状体を
上記エアと共に案内し、このテープ状体と接触する部分
の断面形状が略コ字状である兼用ガイドと、上記入口及
び出口ガイドと上記兼用ガイドとを連動させて移動させ
る駆動機構とを備え、上記兼用ガイドは、上記テープ状
体のローディング時にこのテープ状体を上記エアと共に
上記案内ドラムの入口方向に案内する位置である動作位
置へ移動され、録再時に、上記入口及び出口ガイド並び
に上記テープ状体から退避させられた位置である非動作
位置へ移動させられるように構成したものである。
〔作用〕
この発明のテープ状体のローディング装置によれば、
ドラム外周通路の入口に向かうようにエアと共に、テー
プ状体を案内する兼用ガイドを設けたので、ローディン
グダクト(以下、ローデイング通路と記載する内を始端
側からドラム外周通路の入口に向けてエアによって移送
されて来たテープ状体の先端を、その兼用ガイドによっ
て極めて確実に案内して、ドラム外周通路の入口に極め
て確実に誘導することができる。しかも、兼用ガイドは
テープ状体のローディング後に行われる記録又は再生時
に可動される出入口ガイドに連動して非動作位置へ退避
されるので、テープ状体の記録又は再生時に可動される
出入口ガイドの可動をその兼用ガイドが何等邪魔するこ
とがない。
〔実施例〕
以下に、この発明をオープンリール方式のビデオテー
プレコーダに適用した磁気テープのローディング装置の
一実施例を図面によって説明する。
先ず、第3図及び第4図に示すように、縦型のビデオ
テープレコーダ本体(以下単にVTR本体と記載する)1
の前面1aで上側の左右には供給リール台2と巻取リール
台3とが間隔を隔てて配置されている。そして、テープ
状体である磁気テープ4が巻装された供給リール5と、
その磁気テープ4を巻取るための巻取リール6とが供給
リール台2と巻取リール台3とに装着されている。ま
た、VTR本体1の前面1aで供給リール5の下部に近接さ
れた位置に案内ドラムである回転ヘッドドラム7が配置
されている。
次に、VTR本体1の前面1aで両リール5、6の下側に
近接された位置にほぼZ字状のローディングダクト(以
下、ローディング通路9と記載する)が配置されてい
る。このローディング通路9は、始端9aが供給リール5
の下部に近接された位置に配置され、終端9bが巻取リー
ル6の下方に配置されている。また、このローディング
通路のZ字状の下部のコーナには回転ヘッドドラム7が
配置され、この回転ヘッドドラム7の周面7aに沿ったド
ラム外周通路9cが形成されている。始端9aとドラム外周
通路9cとの間の供給側通路9dは、このローディング通路
9のZ字状の上部の屈曲点を経由する。また、ドラム外
周通路9cと終端9bとの間の巻取側通路9eは、終端9bに向
かって若干上昇されるほぼ横一直線状に形成されてい
る。従って、このローディング通路は全体として緩やか
なカーブを描いてジグザグ状に彎曲されている。そし
て、このローディング通路9は、VTR本体1の前面1aに
取付けられた前面パネル10と、その前面パネル10の前面
に嵌合された開閉自在の前面カバー11とによってダクト
状に形成されている。なお前面カバー11は透明な合成樹
脂等によって成形されたものであり、ヒンジ12によって
VTR本体1に回転自在に取付けられ、第3図及び第4図
に鎖線で示した閉蓋状態でロック手段(図示せず)によ
ってロックされるように構成されている。なお、磁気テ
ープ4を回転ヘッドドラム7の周面7aにラセン状に巻付
けるために、ローディング通路9は、始端9a側が低く、
終端9b側が高くなるように緩やかに傾斜されており、こ
れに合せて、供給リール5が低く、巻取リール6が高く
なるように段差が設けられている。
次に、ローディング通路9の供給側通路9dに沿って、
ガイドポスト14、テンションディテクター15、ガイドロ
ーラ16、全巾消去ヘッド17、入口ガイド18等が配置さ
れ、巻取側通路9eに沿って、出口ガイド19、テープガイ
ド20、インピーダンスローラ21、オーディオ消去ヘッド
22、オーディオ録再ヘッド23、オーディオモニターヘッ
ド24、キャプスタン25、ピンチローラ26、ガイドローラ
27等のテープガイド類及びヘッド類等が配置されてい
る。
次に、ローディング通路9に沿って複数のエア吐出口
29a〜29eが設けられており、1個又は複数のブロワ30、
31の複数のエア吐出通路32a〜32eがエア吐出口29a〜29e
に接続されている。なお、巻取リール6のハブ6aの周面
に設けられた多数のエア吸込口(図示せず)に片方のブ
ロワ31のエア吸込口33がエア吸入通路(図示せず)を介
して接続されていて、そのブロワ31によるエアの吸込力
によって磁気テープ4の先端4aをハブ6aの周面に巻付け
て吸着できるように構成されている。
次に、ローディング通路9の終端9b側にセンサー35が
配置されている。このセンサー35は、ローディング通路
9の両側に配置された発光素子36と受光素子37とからな
る光センサーによって構成されていて、発光素子36から
照射されてローディング通路9を横切る検出光38を受光
素子37が受光するものである。
次に、磁気テープ4のローディング動作を説明する。
第3図に示すように、先ず、両ブロワ30、31を作動さ
せると、複数のエア吐出口29a〜29eからローディング通
路9内に矢印a〜eで示す方向にエアが吐出される。な
お、片方のブロワ31のエア吸込口33に吸込まれるエアに
よって、巻取リール6のハブ6aの周面にはその外側から
内側に向って矢印f方向にエアが吸込まれる。
次に、供給リール5に巻装されている磁気テープ4の
先端4aをローディング通路9の始端9aに臨ませた後に、
供給リール5を矢印g方向に手回し或いは自動で回転さ
せるようにして、その供給リール5から磁気テープ4を
繰出す。
すると、第3図に実線で示すように、磁気テープ4
が、矢印a〜eで示す方向に吐出されているエアの吐出
力によって移送されて、その磁気テープ4がローディン
グ通路9内に沿ってその始端9a側から終端9b側に至るま
で、供給側通路9d、ドラム外周通路9c及び巻取側通路9e
を矢印h方向に移送される。
そして、磁気テープ4の先端4aがローディング通路9
の終端9bまで移送されて、その磁気テープ4のエアによ
る移送が完了された時に、その磁気テープ4の先端4aが
センサー35における発光素子36からの検出光38を遮断
し、受光素子37が非受光状態に切換えられて、このセン
サー35が磁気テープ4の先端4aを検出する。
すると、タイマー(図示せず)が動作され、このタイ
マーによって設定された一定時間経過後に、ブロワ30が
自動停止される。
そして、タイマーによって設定された一定時間が経過
される間(実際には、ブロワ30のモータの電源が切断さ
れた後のモータの少しの間の慣性回転時間も加算され
る)に、磁気テープ4の先端4aがローディング通路9の
終端9bからその通路外へ所定長さに矢印h′方向に送出
される。そして、ブロワ30の停止と共に、エア吐出口29
a〜29dからローディング通路9内へのエア吐出が停止さ
れて、磁気テープ4のエアによる移送が停止される。な
お、供給リール5を矢印g方向に手回しするものであれ
ば、そのブロワ30の停止と共にその手回しを止めれば良
く、供給リール5を矢印g方向に自動で回転するもので
あれば、ブロワ30の停止と共にその供給リール5の回転
も自動停止させることになる。
次に、第3図に鎖線で示すように、磁気テープ4の先
端4aを矢印i方向に手動操作によって持上げて、その先
端4aを巻取リール6のハブ6aの周面に巻付けてブロワ31
によるエアの吸込力によって吸着させる。そして、その
磁気テープ4の先端4aを巻取リール6のハブ6aの周面に
完全に係止した後にブロワ31も停止される。
なお、磁気テープ4の先端4aを巻取リール6のハブ4a
の周面に巻付けるのには、必ずしも、前述したエアの吸
込力を利用した吸着方法でなくても、ハブ6aに設けたス
リットに磁気テープ4の先端4aを差込んで係止する方法
やその他の各種の係止手段によって係止する方法を用い
ることができる。
以上により、磁気テープ4のローディング動作が全て
完了する。
次に、スタンバイ釦が押されると、第3図に示すよう
に、最初に、回転ヘッドドラム7が矢印j方向に回転駆
動され、次にテンションディテクター15、全巾消去ヘッ
ド17、入口ガイド18、出口ガイド19、テープガイド20等
の可動部材がそれぞれ点線で示された復動位置から鎖線
で示された往動位置へ往動されて、鎖線で示す如く、磁
気テープ4が、回転ヘッドドラム7の周面7aに所定の巻
付角でラセン状に巻付けられると共に、ヘッド類やガイ
ド類に架け渡される。
次に、プレイ釦が押されると、第3図に示すように、
最初に、キャプスタン25が矢印k方向に回転駆動され、
次に、ピンチローラ26によって磁気テープ4がキャプス
タン25に圧着されると共に、供給リール5と巻取リール
6とがそれぞれ矢印g、l方向に回転駆動される。これ
により、磁気テープ4がローディング通路9内で緊張さ
れた状態で矢印h方向に定速走行されて所望の記録又は
再生が行われる。
なお、記録又は再生時や或いは早送り又は巻戻し時に
おいて、磁気テープ4が不測に切断されたり、磁気テー
プ4が巻取リール6又は供給リール5に完全に巻取られ
た結果、センサー35の受光素子37が発光素子36からの検
出光38を再び受光する受光状態に切換えられると、ロー
ディング通路9内の磁気テープ4が無くなったと判断し
て、例えば、テープ走行駆動系停止回路(図示せず)が
動作されて、磁気テープ4の走行駆動系や回転ヘッドド
ラム7が自動停止される。
次に、第1A図〜第2図によって、ローディング通路9
のドラム外周通路9cの出入口9f、9g部分に設けられた出
入口ガイド18、19及び兼用ガイド54の駆動機構について
説明する。
先ず、出入口ガイド18、19はそれぞれ支持ブロック18
a、19aを介して一対のスライダー40a、40b上に取付けら
れ、スライダー40b上にはテープガイド20も取付けられ
ている。そして、両スライダー40a、40bはVTR本体1の
前面1aに固着された一対のガイドレール41a、41bに沿っ
て矢印m、m′及びn、n′方向に往復動自在に構成さ
れ、両ガイドレール41a、41bの中間位置でVTR本体1の
前面1aには両スライダー40a、40bの共通のストッパー42
が固着されている。なお、VTR本体1の前面1aに一対の
支点軸43a、43bを介して回動自在に取付けられた一対の
回動アーム44a、44bがそれぞれリミッターばね45a、45b
を支持するロッド46a、46b及びリンク47a、47bを介して
両スライダー40a、40bに連結されている。また、VTR本
体1の前面1aにギヤードモータ48によって回転駆動され
る駆動軸49が取付けられ、その駆動軸49と一体に回転さ
れる駆動アーム50と一方の回動アーム44aとがリンク51
によって連結されている。また、両回動アーム44a、44b
はリンク52によって連結されている。
次に、兼用ガイド54は、入口ガイド18の支持ブロック
18aの矢印m、m′方向の可動スペースとオーバーラッ
プする状態で、ドラム外周通路9cの入口9f部分に配置さ
れている。この兼用ガイド54は第2図に示すように主ガ
イド板54aの両側に補助ガイド板54bを一体に設けたコ字
状形状に構成されている。そして、この兼用ガイド54は
その一側面に一体に設けられた支持片54cと支点軸55と
によってVTR本体1の前面1aに矢印p、p′方向に回動
自在に取付けられている。なお、この兼用ガイド54は一
方の回動アーム44aにリンク56を介して連結されてい
る。また、この兼用ガイド54のドラム外周通路9cの入口
9f側の端部とは反対側の端部に全巾消去ヘッド17が固着
されていて、この全巾消去ヘッド17が兼用ガイド54と一
体に矢印p、p′方向に往復動されるように構成されて
いる。
出入口ガイド18、19及び兼用ガイド54の駆動機構は以
上の如く構成されている。
そして、第1A図に示す如く、前述した磁気テープ4の
ローディング時においては、ギヤードモータ48によって
駆動アーム50が矢印o′方向に回動されていて、出入口
ガイド18、19及びテープガイド20がそれぞれ矢印m′、
n′方向に復動されて、これらがローディング通路9外
に退避されている。
従って、前述したように、ローディング通路9内をエ
アによって矢印h方向に移送される磁気テープ4が出入
口ガイド18、19やテープガイド20に不測に当接されるこ
とはない。
また、第1A図に示す如く、前述した磁気テープ4のロ
ーディング時においては、兼用ガイド54が矢印p方向に
往動されて、この兼用ガイド54がローディング通路9内
の動作位置へ往動されている。なおこの時、全巾消去ヘ
ッド17は兼用ガイド54とは逆にローディング通路9外に
退避される。
そして、兼用ガイド54の主ガイド板54aと補助ガイド
板54bとからなるコ時状形状部分が、前述したように、
供給側通路9d内をドラム外周通路9cの入口9fに向けてエ
アによって移送されて来た磁気テープ4の先端4aを、エ
ア吐出口29eから矢印c方向に吐出されるエアと共に極
めて確実に案内する。この結果、この兼用ガイド54によ
って磁気テープ4の先端4aがドラム外周通路9cの入口9f
に極めて確実に誘導されて、磁気テープ4の先端4aが供
給側通路9dからドラム外周通路9cへ極めてスムーズに移
送される。
次に、前述した如く、磁気テープ4のローディング完
了後において、スタンバイ釦が押されると、第1B図に示
す如く、ギヤードモータ48によって駆動アーム50が矢印
o方向に回動される。すると、リンク51を介して一方の
回動アーム44aが矢印q方向に回動され、更に、リンク5
2を介して他方の回動アーム44bが矢印r方向に回動され
る。この結果、それぞれリミッターばね45a、45b、ロッ
ド46a、46b及びリンク47a、47bを介して両スライダー40
a、40bが矢印m、n方向に往動されて、出入口ガイド1
8、19及びテープガイド20が回転ヘッドドラム7の周面7
aに近接された往動位置へ往動される。なお、この時、
両スライダー40a、40bはそれぞれリミッターばね45a、4
5bのばね力を介してストッパー42に圧着されて停止さ
れ、かつロッド46a、46bとリンク47a、47bとの僅かな屈
折によるトグル効果によってその停止位置にてロックさ
れる。
しかしてこの際、一方の回動アーム44aの矢印q方向
への回動により、リンク56を介して兼用ガイド54も矢印
q′方向に回動される。そして、兼用ガイド54は、矢印
m方向に往動される一方のスライダー40aに対して先行
する状態で矢印q′方向に回動されるので、スライダー
40aによって矢印m方向に往動される入口ガイド18の支
持ブロック18aが兼用ガイド54に不測に当接されること
がない。即ち、兼用ガイド54は、入口ガイド18及び支持
ブロック18aの矢印m方向への往動を何等邪魔しないよ
うに矢印p′方向に回動されて、ローディング通路9外
へ退避される。なおこの時、全巾消去ヘッド17は兼用ガ
イド54とは逆にローディング通路9内に入り込む。
以上の結果、前述したように、磁気テープ4が回転ヘ
ッドドラム7の周面7aに所定の巻付角でラセン状に正確
に巻付けられると共に、全巾消去ヘッド17が磁気テープ
4に接触されて、回転ヘッドドラム7に対する磁気テー
プ4の走行経路が正確に規定される。そして、この状態
で前述した磁気テープ4の記録又は再生が行われること
になる。
以上、この発明の実施例に付き述べたが、この発明は
実施例に限定されることなく、この発明の技術的思想に
基づいて各種の有効な変更が可能である。
またこの発明は、オープンリール方式のビデオテープ
レコーダに限定されることなく、磁気テープを用いる磁
気記録再生装置や映写フィルムを用いる映写装置等の如
く、テープやフィルム等の各種のテープ状態のローディ
ング装置に適用可能である。
〔発明の効果〕
以上述べたように、この発明のテープ本体のローディ
ング装置は、略Z字状に折れ曲がっているローディング
ダクトの下部のコーナに案内ドラムを配置することで、
テープ状体をこの案内ドラムに対して大きな巻付け角度
で巻付け、案内ドラムを小径化することができ、装置全
体の小型化を促進できる。また、ドラム外周通路の入口
に向かうようにエアと共にテープ状体を案内する兼用ガ
イドを設けて、ローディング通路内を始端側からドラム
外周通路の入口に向けてエアによって移送されて来たテ
ープ状体の先端を、その兼用ガイドによって極めて確実
に案内して、ドラム外周通路の入口に極めて確実に誘導
することができるようにしたので、ドラム外周通路の入
口部分においてテープ状体を不測につまらせてしまうこ
となく、テープ状体のローディングをスムーズに行え
る。
しかも、兼用ガイドをテープ状体のローディング後に
行われる記録又は再生時に可動される出入口ガイドに連
動させて非動作位置へ退避させるので、可動ガイドと出
入口ガイドとが互いに干渉せず、出入口ガイドを所定位
置へ正確に可動させて、テープ状体の走行経路を正確に
規定し、テープ状体の記録又は再生を高精度に行うこと
ができる。
【図面の簡単な説明】
図面はこの発明の一実施例を示したものであって、第1A
図及び第1B図は要部を説明する正面図、第2図は兼用ガ
イドの斜視図、第3図はテープローディング装置全体の
正面図、第4図はテープローディング装置全体の斜視図
である。 また、図面に用いられた符号において、 4……磁気テープ(テープ状体) 5……供給リール 6……巻取リール 7……回転ヘッドドラム(案内ドラム) 9……ローディング通路 9a……ローディング通路の始端 9b……ローディング通路の終端 9c……ドラム外周通路 9f……ドラム外周通路の入口 9g……ドラム外周通路の出口 18……入口ガイド 19……出口ガイド 29a〜29e……エア吐出口 20,31……ブロワ 54……兼用ガイド である。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】供給リールから繰り出されるテープ状体を
    回転可能な案内ドラムの周囲に巻付けて巻取リールに移
    送するテープ状体の移送通路である略Z字状のローディ
    ングダクトと、 このローディングダクトの内側面に設けられ、この内側
    面に沿って上記テープ状体を進ませるようにエアを吐出
    させる複数のエア吐出口と、 上記案内ドラムに対する上記テープ状体の入口側及び出
    口側に配置され、この案内ドラムに対して相互に最接近
    する位置と、この案内ドラムに対して相互に最離間する
    位置との間で共に往復動させられる入口及び出口ガイド
    と、 上記案内ドラムの入口方向に上記テープ状体を上記エア
    と共に案内し、このテープ状体と接触する部分の断面形
    状が略コ字状である兼用ガイドと、 上記入口及び出口ガイドと上記兼用ガイドとを連動させ
    て移動させる駆動機構とを備え、 上記兼用ガイドは、上記テープ状体のローディング時に
    このテープ状体を上記エアと共に上記案内ドラムの入口
    方向に案内する位置である動作位置へ移動され、録再時
    に、上記入口及び出口ガイド並びに上記テープ状体から
    退避させられた位置である非動作位置へ移動させられる
    ことを特徴とするテープ状体のローディング装置。
JP62020278A 1987-01-30 1987-01-30 テ−プ状体のロ−デイング装置 Expired - Fee Related JP2570716B2 (ja)

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