JP2570092Y2 - 電子楽器蓋装置 - Google Patents
電子楽器蓋装置Info
- Publication number
- JP2570092Y2 JP2570092Y2 JP213992U JP213992U JP2570092Y2 JP 2570092 Y2 JP2570092 Y2 JP 2570092Y2 JP 213992 U JP213992 U JP 213992U JP 213992 U JP213992 U JP 213992U JP 2570092 Y2 JP2570092 Y2 JP 2570092Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- musical instrument
- electronic musical
- lid
- wiring
- guide plate
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
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- Electrophonic Musical Instruments (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本考案は、電子楽器の鍵盤等を保
護する蓋装置を保持案内する電子楽器蓋装置に関するも
のである。
護する蓋装置を保持案内する電子楽器蓋装置に関するも
のである。
【０００２】
【従来の技術】近年、電子楽器蓋装置は従来の鍵盤を保
護するだけの機能から、演奏を行なう時、蓋装置を取り
外したり、折り畳まずに、楽器筺体内に摺動し格納され
る構造の蓋装置が求められて来ている。
護するだけの機能から、演奏を行なう時、蓋装置を取り
外したり、折り畳まずに、楽器筺体内に摺動し格納され
る構造の蓋装置が求められて来ている。
【０００３】以下に従来の電子楽器蓋装置について説明
する。図３は、従来の電子楽器蓋装置の電子楽器装置へ
の装置斜視図を示し、図４は、従来の電子楽器蓋装置の
左部詳細斜視図である。図３において、１は電子楽器装
置の筺体側板である。２は手鍵盤で、３は天屋根で、４
は蓋本体で、５は蓋案内板で、６は前飾桟である。図４
において、７は棚板で、８は棚板表面に設けられた配線
用溝で、９は配線で、１０は配線固定用針である。
する。図３は、従来の電子楽器蓋装置の電子楽器装置へ
の装置斜視図を示し、図４は、従来の電子楽器蓋装置の
左部詳細斜視図である。図３において、１は電子楽器装
置の筺体側板である。２は手鍵盤で、３は天屋根で、４
は蓋本体で、５は蓋案内板で、６は前飾桟である。図４
において、７は棚板で、８は棚板表面に設けられた配線
用溝で、９は配線で、１０は配線固定用針である。
【０００４】以上のように構成された電子楽器蓋装置に
ついて、以下その構造を説明する。まず、蓋本体４を電
子楽器筺体より摺動出し入れさせるため、側板１の内面
に具備された蓋案内板５に於いて、手鍵盤２等の配線９
を内部部品類を避けて回路結線する必要の為、棚板７の
表面に配線９が沈む深さを有する溝８を設けて、配線９
が溝８よりはみ出さない様に固定用針１０を棚板７に配
線９を切断しないように打ち込んでいる。
ついて、以下その構造を説明する。まず、蓋本体４を電
子楽器筺体より摺動出し入れさせるため、側板１の内面
に具備された蓋案内板５に於いて、手鍵盤２等の配線９
を内部部品類を避けて回路結線する必要の為、棚板７の
表面に配線９が沈む深さを有する溝８を設けて、配線９
が溝８よりはみ出さない様に固定用針１０を棚板７に配
線９を切断しないように打ち込んでいる。
【０００５】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら上記の従
来の構成では、部品加工工数が多い為、製造者コストが
高くつくと云う問題点を有していた。
来の構成では、部品加工工数が多い為、製造者コストが
高くつくと云う問題点を有していた。
【０００６】本考案は上記従来の問題点を解決するもの
で、棚板７の加工溝８を廃止して、配線固定用針１０を
使用せずに、短時間で製造作業を終えることが出来る電
子楽器蓋装置を提供することを目的とする。
で、棚板７の加工溝８を廃止して、配線固定用針１０を
使用せずに、短時間で製造作業を終えることが出来る電
子楽器蓋装置を提供することを目的とする。
【０００７】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本考案の電子楽器蓋装置は、棚板表面の加工を廃止す
るため、蓋案内板の下部端面に側板内面との間に配線が
通り得るだけの隙間を設けた位置に、材料の弾性により
側板内面に常に押し付けるよう設定された配線固定用突
起を設けた構成を有している。
に本考案の電子楽器蓋装置は、棚板表面の加工を廃止す
るため、蓋案内板の下部端面に側板内面との間に配線が
通り得るだけの隙間を設けた位置に、材料の弾性により
側板内面に常に押し付けるよう設定された配線固定用突
起を設けた構成を有している。
【０００８】
【作用】この構成によって電子楽器蓋装置は、蓋案内板
に材料の弾性により側板内面に常に押し付けられる様に
設けられた突起により、線材をこの突起をくぐらすだけ
で配線作業を終えることが出来て、安価な製造コストを
実現することができる。
に材料の弾性により側板内面に常に押し付けられる様に
設けられた突起により、線材をこの突起をくぐらすだけ
で配線作業を終えることが出来て、安価な製造コストを
実現することができる。
【０００９】
【実施例】以下本考案の実施例について、図面を参照し
ながら説明する。
ながら説明する。
【００１０】図１は手鍵盤を上部へずらした、本考案の
実施例における電子楽器蓋装置の左部斜視図を示し、図
２は、蓋案内板の断面詳細図である。図１において、１
は電子楽器装置の筺体側板である。２は手鍵盤で、５は
蓋案内板で、６は前飾桟で、７は棚板で、９は配線であ
る。図２において、５ａは蓋案内板に設けられた突起
で、５ｂは突起と側板内面に設けられた隙間で、９は配
線である。
実施例における電子楽器蓋装置の左部斜視図を示し、図
２は、蓋案内板の断面詳細図である。図１において、１
は電子楽器装置の筺体側板である。２は手鍵盤で、５は
蓋案内板で、６は前飾桟で、７は棚板で、９は配線であ
る。図２において、５ａは蓋案内板に設けられた突起
で、５ｂは突起と側板内面に設けられた隙間で、９は配
線である。
【００１１】以上のように構成された電子楽器蓋装置に
ついて、以下その構造を説明する。まず、蓋案内板５の
下方下端部に、側板１の内面と配線９を保持出来るだけ
の隙間５ｂを作ると共に、側板１の内面に材料の弾力を
生かして押し付けるように設定された突起５ａを設定す
る。
ついて、以下その構造を説明する。まず、蓋案内板５の
下方下端部に、側板１の内面と配線９を保持出来るだけ
の隙間５ｂを作ると共に、側板１の内面に材料の弾力を
生かして押し付けるように設定された突起５ａを設定す
る。
【００１２】以上のように本実施例によれば、蓋案内板
５に設定された突起５ａの弾力に抗して配線９を突起５
ａと側板１の内面に出来た隙間５ｂに押し込む事によ
り、配線作業を終えることが出来る。
５に設定された突起５ａの弾力に抗して配線９を突起５
ａと側板１の内面に出来た隙間５ｂに押し込む事によ
り、配線作業を終えることが出来る。
【００１３】
【考案の効果】以上のように本考案は電子楽器装置の蓋
案内板に具備された突起と側板内面に設けられた隙間に
配線材を押し込むことにより、配線作業の容易に行える
電子楽器蓋装置を実現出来るものである。
案内板に具備された突起と側板内面に設けられた隙間に
配線材を押し込むことにより、配線作業の容易に行える
電子楽器蓋装置を実現出来るものである。
【図１】手鍵盤を上部へ持ち上げた本考案の実施例にお
ける電子楽器蓋装置の左部斜視図
ける電子楽器蓋装置の左部斜視図
【図２】本考案の実施例の蓋案内板の断面詳細図
【図３】従来の電子楽器蓋装置の電子楽器装置への装着
斜視図
斜視図
【図４】従来の電子楽器蓋装置の左部詳細斜視図
１ 筺体側板 ２ 手鍵盤 ３ 天屋根 ４ 蓋本体 ５ 蓋案内板 ５ａ 突起 ５ｂ 突起と側板内面の隙間 ６ 前飾桟 ７ 棚板 ８ 配線用溝 ９ 配線 １０ 配線固定用針
Claims (1)
- 【請求項１】電子楽器装置の鍵盤装置を保護し、且つ外
観向上する目的で設けられた蓋本体を有する電子楽器筺
体の側板内面に蓋本体を保持し摺動案内する蓋案内板を
具備して、その蓋案内板に内部配線類を固定する為の
爪、又は突起を設けたことを特徴とした電子楽器蓋装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP213992U JP2570092Y2 (ja) | 1992-01-24 | 1992-01-24 | 電子楽器蓋装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP213992U JP2570092Y2 (ja) | 1992-01-24 | 1992-01-24 | 電子楽器蓋装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0561797U JPH0561797U (ja) | 1993-08-13 |
| JP2570092Y2 true JP2570092Y2 (ja) | 1998-04-28 |
Family
ID=11521010
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP213992U Expired - Lifetime JP2570092Y2 (ja) | 1992-01-24 | 1992-01-24 | 電子楽器蓋装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2570092Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4686804B2 (ja) * | 1999-10-08 | 2011-05-25 | ヤマハ株式会社 | ピアノ |
-
1992
- 1992-01-24 JP JP213992U patent/JP2570092Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0561797U (ja) | 1993-08-13 |
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