JP2569217Y2 - 吊下布取付具 - Google Patents

吊下布取付具

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JP2569217Y2
JP2569217Y2 JP618393U JP618393U JP2569217Y2 JP 2569217 Y2 JP2569217 Y2 JP 2569217Y2 JP 618393 U JP618393 U JP 618393U JP 618393 U JP618393 U JP 618393U JP 2569217 Y2 JP2569217 Y2 JP 2569217Y2
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    • AHUMAN NECESSITIES
    • A44HABERDASHERY; JEWELLERY
    • A44BBUTTONS, PINS, BUCKLES, SLIDE FASTENERS, OR THE LIKE
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C45/00Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
    • B29C45/0025Preventing defects on the moulded article, e.g. weld lines, shrinkage marks
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A47FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
    • A47HFURNISHINGS FOR WINDOWS OR DOORS
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  • Slide Fasteners, Snap Fasteners, And Hook Fasteners (AREA)
  • Sewing Machines And Sewing (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、家庭用及び業務用のカ
ーテンや、劇場、病院などで使用される各種の幕類など
各種吊下布をカーテンレールや案内棒等の案内部材に装
着されたランナーなどの布吊下部材に簡単に取付け取外
しができると共に、吊下布の開閉時における取扱いを容
易にした吊下布取付け具に関し、更に詳しくは生産性に
優れ、且つ吊下布の模様などに対応する多様な彩色が可
能な吊下布取付け具に関する。
【0002】
【従来の技術】病院やホテル等で使用されているカーテ
ン類の殆どはリース商品であり、定期的に交換と洗濯が
なされている。この交換作業の効率化を図るためには、
その取外し及び取付けが簡単になされるようにすること
が肝要である。そこで、従来もカーテンレールや案内棒
などのカーテン案内部材に取り付けられたカーテンラン
ナーに対してカーテン着脱具を容易に着脱するための様
々な提案がなされている。
【0003】例えば、特公昭40−27706号公報及
び実開昭57−142986号公報に開示された吊下布
取付具は、長尺の雄雌いずれかの面ファスナーテープに
所定の間隔を隔ててカーテンランナーを取付ける一方
で、カーテンの上端縁の全長にわたり前記面ファスナー
に係着する相手方の面ファスナーテープを取付け、前記
カーテンランナーにカーテンを取付けるときは、面ファ
スナー同士を軽く押圧だけの操作で容易に取付けられ、
同ランナーからカーテンを外すときは単に面ファスナー
同士を剥離させるだけで済むというものである。
【0004】また、実開平2−107387号公報に開
示された吊下布取付具によれば、カーテンランナーのカ
ーテン取付部に雄雌のいずれかの面ファスナーが貼着し
てあり、カーテンの上端に取付けられた相手方の面ファ
スナーと係着させることでカーテンを簡単に取付け或い
は取外しできるようにしている。
【0005】しかるに、上述の吊下布取付具はいずれも
面ファスナーが編織成により得られるものであるため、
生産性に難があるばかりでなく、吊下布取付具としての
係着強力を確保することが難しい。
【0006】そこで、これらの課題を解決すべく例えば
実開平4−104909号公報に開示された吊下布取付
具が本考案者により開発された。即ち、この吊下布取付
具は一表面に多数の整列したフック片を有するプレート
状の合成樹脂製係着片と、カーテンランナーに引っ掛け
て取付けるために2本の金属線材の先端同士を係脱可能
に構成した金属製取付片とを射出成形により一体に成形
して製造されるものである。そして、金型から成形品を
取り出すには適当な引掛け手段等により金型外に飛び出
している金属製取付片を引っかけて取り出せばよく、エ
ジェクトピンによる突き出しの必要がない。
【0007】
【考案が解決しようとする課題】こうして得られる上述
の実開平4−104909号公報に開示された吊下布取
付具は、雄係着面を構成する多数のフックが成形品であ
るため、面ファスナーの係着強力は従来の編成あるいは
織成により得られるモノフィラメント製のフックに較べ
ると一段と向上させることを可能とするものではある
が、吊下布取付具の成形とは別に金属製取付片の製作が
必要であり、しかも射出成形にあたっては成形品の一部
に金属製取付片を組み込む必要があるため、成形工程そ
のものが煩雑化される。
【0008】これを製品面から見た場合には、前記金属
製取付片は当然にスナップ性を有している必要があるた
めバネ鋼が使われると共に、その設計にも格別の配慮が
払われなければならず、それだけ製品価格の増加につな
がる。また、カーテンランナーは、通常、合成樹脂製で
ある場合が多く、金属製取付片との間に摩耗が激しく長
期の使用に耐えられない。更には、取付片と係着片とが
異種材料であるがため外観的にも違和感があるばかりで
なく、色彩の統一を図るにも両者を同一色調の下で多様
な彩色を施すことは困難である。
【0009】したがって、可能であるならば取付片と係
着片とを同一材料により一体成形することが望ましい。
【0010】本考案は以上の状況を踏まえてなされたも
のであり、その目的は実開平4−104909号公報に
開示された吊下布取付具の長所を生かしつつ、同吊下布
取付具の製品面及び製造面の欠点を排除することにあ
る。
【0011】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
め、本考案は案内部材に沿って移動可能な布吊下部材と
上端縁に多数のループを有する雌面ファスナーが取付け
られた吊下布との間に介在して、同吊下布の上端縁と前
記布吊下部材とを連結するため吊下布取付具であって、
前記布吊下部材に引っ掛けられる鉤状片と、一表面に多
数のフックが竝立する雄係着面を有するプレート状の雄
係着片とを備え、前記鉤状片と前記雄係着片とは合成樹
脂材料により一体に成形され、前記雄係着面の少なくと
もエジェクトピン当接部分がフックを持たない平坦面と
されてなることを特徴とする吊下布取付具を主要な構成
としている。
【0012】また本考案の変形例として、前記鉤状片を
除くと共に、上記布吊下部材と上記雄係着片とを一体に
成形して吊下布取付具とすることもある。
【0013】
【作用】案内部材に吊下布を取付けるには、予め必要な
個数の布吊下部材を案内部材に挿入すると共に、その吊
下部に本考案の吊下布取付具を取り付ける。次いで、吊
下布の上端縁に取付けられた面ファスナーテープの係着
面を、前記整列している係着片の雄係着面に順次押し当
てながら軽く押圧していき、吊下布の取付けを終了す
る。また、吊下布を案内部材から取外す場合は、単に吊
下布の上端縁の左右いずれかの端部から引き剥がすよう
にするだけで容易に取り外すことができる。
【0014】前述のようにして案内部材に取付けられた
吊下布の開閉にあたっては、各係着片が独立しているた
め、吊下布の上端縁部は剛直とならず、極めて円滑な開
閉動作を可能とするばかりでなく、特に吊下布の開放時
における吊下布の束ね形態は安定化しており、外観的に
も美麗さが保持される。
【0015】そして、本考案に係る吊下布取付具を成形
するには、例えばカーテン吊下取付具の鉤状片及び雄係
着片のプレート部分の裏面部形成用キャビティを有する
固定型と、同鉤状片及び雄係着片のプレート部分の表面
部形成用キャビティを有する可動型と、同可動型の表面
に配設され、2枚一組で1列のフックを成形する多数組
のフック成形用キャビティを有する半割金型群とからな
る金型を使用される。
【0016】可動型が前記半割金型群と共に固定型方向
に移動して型閉がなされると、同金型のキャビティ内に
スプルー及びランナーを通して溶融樹脂が射出され、冷
却後に型開がなされると、先ず半割りのフック成形用キ
ャビティが左右に開き、製品を型外に取り出す。このと
き雄係着片のフックは半割りキャビティ内に付着して残
るため、外力を加えない限り製品を可動型からスムース
に取出すことが出来ない。そこで、型開後に可動型を通
してエジェクトピンが作動され、上記係着面に形成され
た局部的な平坦面にエジェクトピンを当接して製品を型
外に強制的に突き出す。
【0017】そして、係着面に竝立する多数のフックの
向きを異ならせようとするときは、上記平坦部に隣接す
るフック列のフック方向を他のフック列のフック方向と
異なるようにする。こうすることで、カーテンが上方に
持ち上げられたときにも、カーテン吊下取付具からカー
テン1が容易に外れないようできる。しかして、所定の
係着強力が確保される所定のフック密度の下では、フッ
ク列のフックの向きが無闇に変更されると、相手方係着
片との係着率が一般的に低下し、前記係着強力が得られ
ない。しかるに、本考案のごとく係着面に局部的な平坦
部を形成すると共に、同平坦部を介して隣接するフック
列のフック方向を変更するときは、相手方係着片との間
で高係着率の係着が保証され、所望の係着強力が確保さ
れる。
【0018】
【実施例】以下、本考案の実施例を図面に従って具体的
に説明する。なお、本考案は図示例に限定されるもので
ないことは、以降の説明により明らかにされる。特に、
図示例ではカーテン吊下取付具4の雄係着面43のフッ
ク列は上下方向に延びる3列、5列、3列と並び、各列
間に直線状の平坦部を形成しているが、同平坦部は後述
するエジェクトピンに対応して局部的に形成することも
でき、また図示例のごとく中央の4列に平坦部を介して
隣接するフック列のフック方向を他のフック列のフック
方向と逆に矢印で示す下方に向くようにすることもあ
り、或いは図示しないが雄係着面43を複数に区画する
と共に各区画毎にフック方向を異ならせることもある。
【0019】図1は本考案の代表的な構成をもつカーテ
ン取付具を使用したカーテン取付部の一部を分解して示
す斜視図であり、符号1は吊下布たるカーテンであり、
同カーテン1の上端縁には全長にわたって雌の面ファス
ナーテープ11が添設されている。また、符号2は案内
部材たるカーテンレールであり、断面が略C状をなし下
面にスリット状の開口部21を有する長尺型材からな
る。
【0020】図示実施例によれば、本考案は布吊下部材
であるカーテンランナー3と吊下布取付具であるカーテ
ン吊下取付具4とが別体として構成される。前記カーテ
ンランナー3は、駒状の本体31の上端左右に一対の転
動コロ32を有し、本体31の下端には垂直線回りに回
転するリング33が取り付けられている。
【0021】一方、上記カーテン吊下取付具4は、図2
〜図4に示すごとく前記カーテンランナー3のリング3
3に引っ掛けられる鉤状片41と、プレート状の雄係着
片42とからなる。また、前記雄係着片42の一表面に
は多数のフック43aが竝立する雄係着面43とされて
いる。雄係着面43を構成する多数のフック43aは図
面の上下に延びる列をなすと共に、左右方向に多数列が
形成される。本実施例によると、フック列は総計11列
であり、中央に5列、その左右に所定の間隔をおいて3
列づつが配列されている。前記間隔部分は図示せぬエジ
ェクタピンが挿入されるに十分な幅をもつ平坦面43b
とされる。
【0022】前記全フック列のうち中央の5列の左右の
2フック列を除くフック43aの向きは、矢印で示すご
とく上方に向いており、前記左右の2フック列のフック
43aの向きは同じく矢印で示すごとく下方に向けられ
ている。
【0023】かかる構成をもつカーテン吊下取付具4は
射出成形により一体に成形される。その成形工程を簡単
に説明すると、射出成形金型としては、カーテン吊下取
付具4の鉤状片41及び雄係着片42のプレート部分4
2aの裏面部形成用キャビティを有する固定型と、同鉤
状片41及び雄係着片42のプレート部分42aの表面
部形成用キャビティを有する可動型と、同可動型の表面
に配設され、2枚一組で1列のフック43aを成形する
多数組のフック成形用キャビティを有する半割金型群と
からなる金型が使用される。可動型が前記半割金型群と
共に固定型方向に移動して型閉がなされると、同金型の
キャビティ内にスプルー及びランナーを通して溶融樹脂
が射出され、冷却後に型開がなされると、先ず半割りの
フック成形用キャビティが左右に開き、製品を型外に取
り出す。このとき雄係着片42のフック43aは半割り
キャビティ内に付着して残るため、外力を加えない限り
製品を可動型からスムースに取出すことが出来ない。そ
こで、型開後に可動型を通してエジェクトピンが作動さ
れ、上記2列の平坦面43bに当接して製品を型外に強
制的に突き出す。
【0024】即ち、本考案では上記雄係着面43の一部
にフック43aの形成されない部分を作り、その部分に
エジェクトピンを作用させ、製品の取り出しを円滑に行
えるようする。図示例では、図2の破線で示す部分がエ
ジェクトピンの作用部分であり、この作用部分は上述の
ごとく上下方向に並ぶ3列、5列、3列のフック列との
間に形成される直線状の2平坦面43bにより構成され
る。
【0025】そして、更に図示例では中央の5列のフッ
ク列の平坦面43bを介して隣接するフック列のフック
方向を他のフック列のフック方向とは逆の矢印で示す下
方に向くようにしている。こうすることで、カーテンが
上方に持ち上げられたときにも、カーテン吊下取付具4
からカーテン1が容易に外れないようにしている。しか
して、所定の係着強力を確保するための所定のフック密
度の下では、フック列のフックの向きが変更されると、
一般的に相手方係着片との係着率が低下し、前記係着強
力が得られないことが多い。しかるに、図示例のごとく
平坦面43bを介してフック方向を変更するときは、相
手方係着片と高係着率で係着されるようになり、所望の
係着強力が確保される。
【0026】かくして本考案のカーテン吊下取付具4
は、一回の射出により鉤状片41と係着片42とが同時
に一体成形されるものであるから生産性に優れているこ
とは勿論のこと、エジェクトピンにより製品取出しが確
実になされると共に、フック列にはエジェクトピンが衝
接することがないため、フック列を損傷させることもな
い。また、本考案では鉤状片41と係着片42とが同一
材料から構成されるため彩色にあたっても同一色調が容
易に得られるものであり、更には鉤状片41が合成樹脂
材料からなるため、その引っ掛ける相手である合成樹脂
製のカーテンランナーをも傷めることもなく、耐久性が
確保される。
【0027】なお、前記実施例ではカーテン1の上端縁
に取り付けられる面ファスナー部材を通常の編織成によ
り得られる繊維ループを有する面ファスナーが使われて
いるが、該面ファスナーに代えて本考案のカーテン吊下
取付具4における雄係着片42と同様の構造を持つ射出
成形品を使用することも可能である。しかしてこの場
合、本考案のカーテン吊下取付具4のフック方向とカー
テン1に取付ける面ファスナー部材のフックの向きが逆
になるように配置することが肝要であり、しかもカーテ
ン1に取り付ける面ファスナー部材のフックを下向きと
することが、カーテン1の自重に対して外れにくいもの
とすることができて効果的である。
【0028】また、上記実施例ではカーテン吊下取付具
4とカーテンランナー3を別体として構成しているが、
カーテンランナー3のリング33とカーテン吊下取付具
4の鉤状片41を無くして、直接カーテンランナー3の
本体31を係着片42と一体成形することも可能であ
る。この場合には、カーテンランナー3が本考案の吊下
布取付具の鉤状片に相当し、カーテンランナー3の本体
31と係着片42との連結部分を、図1に示した本体3
1とリング33との連結部33aと同様に、本体31に
対して係着片42が回転自在となる連結構造とすること
が望ましいが、例えばカーテンランナー3が転動コロ3
2をもたず、単に本体31の首部上端に円形フランジ状
の頭部を有する構造であれば、カーテンランナー3がカ
ーテンレール2の内部で垂直軸線回りに回転可能であ
り、従って同ランナー部分と係着片部分が一体となって
垂直軸線回りに回転可能となるため、図1に示すごとき
格別の回転構造を採用する必要はない。
【0029】
【考案の効果】以上、詳細に説明したごとく本考案によ
れば、極めて簡単な操作でカーテンの取付け及び取外し
が可能であって交換のための作業効率が向上するばかり
でなく、カーテンの取付部である上端縁が剛直にならず
開閉動作が円滑になされるばかりでなく、特にカーテン
開放後のカーテンを束ねたときの形態が安定化してお
り、外観的にも優れたものとなる。
【0030】また、本考案のカーテン吊下取付具は全て
を一体成形することが可能であるため生産性に優れ、特
に多数のフックから構成される雄係着面に局部的な平坦
部を形成することにより、エジェクタピンによる製品突
出し時においてフックを損傷させることがないばかりで
なく、同平坦部の存在により同平坦部に隣接するフック
列のフック方向を他のフック列のフックの向きと異なら
せたとき、相手方の係着部材との係着率が低下せず、所
定の係着強度が確保される。
【0031】また、本考案のカーテン吊下取付具は全て
が同一素材からなるため、彩色にあたっても吊下布の模
様等に合った色調の彩色が施しやすく、多様な要求にも
対応でき、外観が優れた高品質の製品が得やすい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の代表的な実施例であるカーテン吊下取
付具が適用されたカーテン取付部の一部を分解して示す
斜視図である。
【図2】同カーテン吊下取付具の一実施例を示す正面図
である。
【図3】図2のA−A線における断面図である。
【図4】図2のB−B線における断面図である。
【符号の説明】
1 カーテン(吊下布) 11 雌面ファスナー 2 カーテンレール(案内部材) 21 開口部 3 カーテンランナー(布吊下部材) 31 本体 32 転動コロ 33 リング 33a 連結部 4 カーテン吊下取付具 41 鉤状片 42 雄係着片 42a プレート部分 43 雄係着面 43a フック 43b 平坦面

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 案内部材(2) に沿って移動可能な布吊下
    部材(3) と上端縁に雌面ファスナー(11)が取付けられた
    吊下布(1) との間に介在して、同吊下布(1) の上端縁と
    前記布吊下部材(3) とを連結するための吊下布取付具
    (4) であって、 前記布吊下部材(3) に引っ掛けられる鉤状片(41)と、一
    表面に多数のフックが竝立する雄係着面(43)を有するプ
    レート状の雄係着片(42)とを備え、前記鉤状片(41)と前
    記雄係着片(42)とは合成樹脂材料により一体に成形さ
    れ、前記雄係着面(43)の少なくともエジェクトピン当接
    部分がフックを持たない平坦面とされてなることを特徴
    とする吊下布取付具。
  2. 【請求項2】 案内部材(2) に沿って移動可能な布吊下
    部材(3) と上端縁に雌面ファスナー(11)が取付けられた
    吊下布(1) との間に介在して、同吊下布(1) の上端縁と
    前記布吊下部材(3) とを連結するための吊下布取付具
    (4) であって、 前記布吊下部材(3) と、一表面に多数のフックが竝立す
    る雄係着面(43)を有するプレート状の雄係着片(42)とが
    一体に成形され、前記雄係着面(43)の少なくともエジェ
    クトピン当接部分にフックを持たない平坦面が形成され
    てなることを特徴とする吊下布取付具。
JP618393U 1993-02-23 1993-02-23 吊下布取付具 Expired - Lifetime JP2569217Y2 (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
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JPH0662888U JPH0662888U (ja) 1994-09-06
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