JP2568755B2 - ミュート回路 - Google Patents

ミュート回路

Info

Publication number
JP2568755B2
JP2568755B2 JP2408112A JP40811290A JP2568755B2 JP 2568755 B2 JP2568755 B2 JP 2568755B2 JP 2408112 A JP2408112 A JP 2408112A JP 40811290 A JP40811290 A JP 40811290A JP 2568755 B2 JP2568755 B2 JP 2568755B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
resistor
operational amplifier
output
input terminal
signal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP2408112A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH04225609A (ja
Inventor
千代 藤平
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Corp
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Panasonic Corp
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Panasonic Corp, Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Panasonic Corp
Priority to JP2408112A priority Critical patent/JP2568755B2/ja
Publication of JPH04225609A publication Critical patent/JPH04225609A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2568755B2 publication Critical patent/JP2568755B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Control Of Amplification And Gain Control (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はミュート回路に関する。
【0002】
【従来の技術】以下、従来のミュート回路の構成と動作
を図2を参照しながら説明する。信号ミュート回路はミ
ュート指令が外部から与えられると、それによってスイ
ッチ29を動作させ、それまで信号入力端子30につな
がっていたボルテイジフォロワ25の入力をスイッチ2
9で基準電源圧27に切り換えて、入力信号を出力端子
31に出さないようにしていた。また、この基準電圧源
27はミュート回路自身のバイアス電圧を与える役目も
兼ねているため、外部からの信号に抵抗21、22を介
してバイアス電圧を与えている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記の従
来の構成では、入力バイアス用の抵抗21と基準電圧源
27の間には、必ず抵抗22が存在する。この抵抗22
とは、たとえば、基準電圧源27の出力インピーダンス
であったり、集積回路内の配線抵抗であったりする。そ
して、この入力バイアス用の抵抗21と基準電圧源27
につながる抵抗22の接続点の電位は、ミュートON時
にスイッチ29によって選択され、ボルテイジフォロワ
25を介して、次段の出力用オペアンプ26へ伝達され
るが、この接続点には、入力端子30からはいってくる
信号のレベルをVINとし、抵抗21、22の抵抗値をそ
れぞれ、R21、R22とすると VIN*R22/(R21+R22) という大きさの信号が乗ることになる。そして、その信
号は、ミュートON時、ボルテイジフォロワ25を経て
反転端子が抵抗24を介して基準電圧源28に接続さ
れ、さらに出力端子との間に抵抗27を接続した出力段
オペアンプ26で、適当な大きさに増幅されて出力端子
31に出てくる。このように、上記従来の構成ではミュ
ートをかけたのにもかかわらず、信号出力端子に漏れる
という問題点があった。
【0004】本発明は上記従来の問題点を解決するミュ
ート回路を提供するのを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明のミュート回路は、入力端子に第1の抵抗の一
方が接続され、同第1の抵抗の他方は第1の基準電圧源
に第2の抵抗を介して接続され、前記第1の抵抗と第2
の抵抗の接続点と入力端子のどちらか一方を選択するス
イッチの出力は、1つまたは複数個のボルテイジフォロ
ワによって第1のオペアンプの正転入力端子に結合さ
れ、同第1のオペアンプの出力には出力端子がつながる
とともに、第1のオペアンプの出力と反転入力端子間に
は第3の抵抗があり、同反転入力端子と第2のオペアン
プの出力間に第4の抵抗があり、前記第2のオペアンプ
の正転入力端子には、前記第1の抵抗と第2の抵抗の接
続点を接続し、同第2のオペアンプの反転入力端子と出
力間に第5の抵抗を接続し、さらに、同反転入力端子に
第6の抵抗を介して、第2の基準電圧源を接続し、前記
第3、第4、第5、第6の抵抗の抵抗値をR3、R4、
R5、R6としたとき、R3:R4=R6:R5の関係
を満たす構成を有している。
【0006】
【作用】この構成によって、ミュートオン時に、第1の
抵抗と第2の抵抗によって抵抗分割された信号が、ボル
テイジフォロワを通って第1のオペアンプに伝わっても
第1のオペアンプ、第2のオペアンプによって、伝達さ
れた信号をキャンセルし、出力端子に出てこないように
設定することができる。
【0007】
【実施例】以下本発明の一実施例のミュート回路につい
て、図面を参照しながらその構成と動作を説明する。図
1に示すようにスイッチには接続点Bに接続されてお
り、入力端子13より入力された信号は基準電圧源10
から抵抗2、抵抗1を通ってバイアス電圧を与えられて
ボルテイジフォロワ7の正転端子に入力される。外部か
らミュート信号が与えられた場合、スイッチ12は接続
点Aとボルテイジフォロワ7の入力を導通させて、接続
点Aの電位を次段のオペアンプ8に伝えるが、発明が解
決しようとする課題の項で述べたように、接続点Aには
入力端子13より入力され、抵抗1、抵抗2によって抵
抗分割された信号が乗っている。この接続点Aの電位を
VAとする。オペアンプ8は抵抗3、抵抗4、によって
ゲインがきまる非反転増幅器であり、オペアンプ8の出
力をV0、抵抗3、抵抗4の抵抗値をR3、R4とし、
オペアンプ9の出力をVCとすると、次の式が成り立
つ。
【0008】 V0=(1+R3/R4)〔VA−VC×R3/(R4+R3)〕(1) ただし、オペアンプのゲインは無限大とする。(1)式
からわかるように、VA=VC×R3/(R4+R3)の
場合、出力は、信号成分が0となる。この式を変形する
と、 VC=VA(1+R4/R3)(2) 一方、オペアンプ9は、入力は接続点Aにつながり、抵
抗5、抵抗6によってゲインがきまり、基準電圧源11
によって、DCバイアスされた非反転増幅器である。よ
って、抵抗5、抵抗6の抵抗値をそれぞれ、R5、R6
とすると、 VC=VA(1+R5/R6)(3) となり、また、R3:R4=R6:R5であるので、
(2)式と、(3)式は、等しい。このことは、ミュー
トをかけたにもかかわらず、入力段より、漏れてきた信
号を、出力段のアンプでキャンセルして、完全に無信号
にできることをあらわしている。
【0009】つぎに、ミュートオフ時には、スイッチ1
2により、入力端子とボルテイジフォロワを導通させて
基準電圧源10、抵抗2、抵抗1によってバイアス電圧
を与えられた入力信号が、ボルテイジフォロワを経てオ
ペアンプ8へ伝えられ、抵抗3、抵抗4によって、増幅
され、出力端子から信号は出力される。この場合の出力
電圧V0は、入力信号電圧をVINとすると V0=(1+R3/R4)〔VIN−VC×R3/(R4
+R3)〕(4)と表される。(4)式に(3)式を代
入すると V0=(1+R3/R4)(VIN−VA)(5) となり、信号レベルは従来例より接続点Aの電圧にオペ
アンプ8のゲインをかけた分だけ小さくなっているが、
通常、抵抗1の抵抗値は、抵抗2の抵抗値に比べて非常
に大きいため、VINVAとなり、ミュートオフ時に出
力電圧が減少するのはごくわずかである。
【0010】なおボルテイジフォロワ7として1を用
いて例示したが、必要によって複数個用いてもよいもの
である。
【0011】
【発明の効果】本発明は出力段オペアンプのバイアス回
路として、入力段で付加される信号を増幅したオペアン
プを使うことにより、ミュートをかけたにもかかわらず
入力段でもれた信号を、出力段でキャンセルするという
効果を得られる優れたミュート回路を実現できるもので
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のミュート回路の回路図
【図2】従来例のミュート回路の回路図
【符号の説明】
1,6 抵抗 7 ボルテイジフォロワ 8,9 オペアンプ 10,11 基準電圧源 12 スイッチ 13 入力端子 14 出力端子

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】入力端子に第1の抵抗の一方が接続され、
    同第1の抵抗の他方は第1の基準電圧源に第2の抵抗を
    介して接続され、前記第1の抵抗と第2の抵抗の接続点
    と入力端子とのどちらか一方を選択するスイッチの出力
    は、1つまたは複数個のボルテイジフォロワによって、
    第1のオペアンプの正転入力端子に結合され、同第1の
    オペアンプの出力には出力端子がつながるとともに、第
    1のオペアンプの出力と反転入力端子間には第3の抵抗
    があり、同反転入力端子と第2のオペンプの出力間に第
    4の抵抗があり、前記第2のオペアンプの正転入力端子
    には、前記第1の抵抗と第2の抵抗の接続点を接続し、
    同第2のオペアンプの反転入力端子と出力間に第5の抵
    抗を接続し、さらに、同反転入力端子に第6の抵抗を介
    して、第2の基準電圧源を接続し、前記第3、第4、第
    5、第6の抵抗の抵抗値をR3、R4、R5、R6とし
    たとき、R3:R4=R6:R5の関係を満たすように
    構成したミュート回路。
JP2408112A 1990-12-27 1990-12-27 ミュート回路 Expired - Lifetime JP2568755B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2408112A JP2568755B2 (ja) 1990-12-27 1990-12-27 ミュート回路

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2408112A JP2568755B2 (ja) 1990-12-27 1990-12-27 ミュート回路

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH04225609A JPH04225609A (ja) 1992-08-14
JP2568755B2 true JP2568755B2 (ja) 1997-01-08

Family

ID=18517607

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2408112A Expired - Lifetime JP2568755B2 (ja) 1990-12-27 1990-12-27 ミュート回路

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2568755B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH04225609A (ja) 1992-08-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5789973A (en) Resistorless operational transconductance amplifier circuit
JPH05167358A (ja) エレクトレット・コンデンサ・マイクロフォン用増幅回路
JP3410901B2 (ja) 増幅回路
JPS59171B2 (ja) 電子切替回路
EP0415080B1 (en) Device for converting unbalanced analog electric signals into fully-differential signals
EP1928087B1 (en) Variable gain amplifier circuit
JP2568755B2 (ja) ミュート回路
JPH11205047A (ja) 光受信器用トランスインピーダンスアンプ
US4945314A (en) Amplifier arrangement with saturation detection
US6697612B2 (en) Receiving section of a telephone
US5166983A (en) Mute circuit for audio amplifiers
US4459493A (en) Absolute magnitude circuit
JP2967433B2 (ja) スイッチ回路
JP2711411B2 (ja) 演算増幅回路
EP0473165B1 (en) Push-pull power amplifying circuit
KR0140414B1 (ko) 전화기 핸드셋의 송화접속회로
KR100399561B1 (ko) 부궤환증폭기
JPH03154508A (ja) 増幅器回路
JP2501683B2 (ja) 平衡増幅器
JP3128473B2 (ja) ラジオ受信機
JP2529354B2 (ja) 電圧変換回路
JP3601021B2 (ja) 漏れ電流防止電子回路
JP2777497B2 (ja) 直結型演算増幅器
JP3249254B2 (ja) 集積化増幅器
KR19980021234A (ko) 이득 가변 차동 증폭 회로