JP2568308B2 - マルチタスク実行装置 - Google Patents

マルチタスク実行装置

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JP2568308B2
JP2568308B2 JP2303694A JP30369490A JP2568308B2 JP 2568308 B2 JP2568308 B2 JP 2568308B2 JP 2303694 A JP2303694 A JP 2303694A JP 30369490 A JP30369490 A JP 30369490A JP 2568308 B2 JP2568308 B2 JP 2568308B2
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JP
Japan
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register bank
context
register
instruction
prefetch
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JP2303694A
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JPH04177432A (ja
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幹雄 荻須
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、複数のレジスタバンクを持つマルチタスク
実行装置のレジスタバンク切り替え技術に関するもので
ある。
(従来の技術) 従来、複数のレジスタバンクを持つマルチバンクシス
テムにおいて、レジスタバンクの切替え手段の1つとし
て、ユーザータスク内でオペレーティングシステム(以
下OSという)を実行するシルテムコールを発行すること
により、ユーザータスクを強制的に停止し、OSの実行に
より新たなタスクをレジスタバンクに割り当てる方法が
とられていた。この方法によれば、新たなタスクをレジ
スタバンクに割り当てた後に、実行すべき命令コードの
プリフェッチが実行されている。
また、別の手段として、レジスタバンクの切り替えを
実行する命令を持ち、その命令の中で次に実行するレジ
スタバンクを指定し、レジスタバンクが切り替わってか
ら、実行すべき命令コードのプリフェッチを実行すると
いう方法が考えられている。
(発明が解決しようとする課題) しかるに、前記従来のいずれの手段を採用する場合で
も、タスク終了後に初めて次に実行するタスクのプリフ
ェッチが開始されるため、ROMコードのプリフェッチが
終了するまでタスクの実行が不可能であるから、タスク
実行までにオーバーヘッドが生じるという問題がある。
前記に鑑み、本発明は、レジスタバンクを切り替える
際におけるROMコードのプリフェッチによるオーバーヘ
ッドの発生を極力抑制することを目的とする。
(課題を解決するための手段) 前記の目的を達成するため、本発明は、次の次に実行
するレジスタバンクを予め切り替えておくものである。
具体的に、本発明の解決手段は、複数のレジスタバン
クから構成され、レジスタバンク切替え手段によりタス
ク毎にレジスタバンクを切替えてタスクを実行するマル
チタスク実行装置において、命令のオペレーション部と
して命令コード部を有し、オペランド部としてコンテキ
ストを行うか否かの指定をするコンテキスト・トリガ部
と、次の次に実行するレジスタバンクを指定するプリフ
ェッチ用レジスタバンク番号とを有するレジスタバンク
切替え命令を備えるとともに、該レジスタバンク切替え
命令を解読・実行するためのものであって、前記コンテ
キスト・トリガ部に基づいてコンテキストを行うか否か
の指定をするコンテキスト指定手段と、前記プリフェッ
チ用レジスタバンク番号に基づいて次の次に実行するレ
ジスタバンクを選択するレジスタバンク選択手段とを備
えているものとする。
(作用) 前記の構成により、本発明では、レジスタバンクの切
り替え前にROMコードのプリフェッチを行なうものであ
るから、レジスタバンクを切り替える際には既にROMコ
ードのプリフェッチが済んでいる。
(実施例) 以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図は本発明のマルチタスク実行装置で用いられる
コンテキスト命令1の構成例を示し、該コンテキスト命
令1は、命令コード部2と、コンテキスト・トリガ部3
と、プリフェッチ用レジスタバンク番号4とから成って
いる。
コンテキスト・トリガ部3はコンテキストを行なうか
否かを指定するビットであり、“1"であればコンテキス
トを行なってタスクを切り替え、“0"であればコンテキ
ストを行わない。
プリフェッチ用レジスタバンク番号は4はプリフェッ
チをするレジスタバンクを指定する部分であり、ここで
指定されたレジスタバンク番号のレジスタバンクが選択
されて、プリフェッチ動作が開始する。
従って、コンテキスト・トリガ部3とプリフェッチ用
レジスタバンク番号4との組合せにより、プリフェッチ
をするレジスタバンクの指定のみ、及びコンテキストの
指定とプリフェッチをするレジスタバンクの指定との組
合せ指定の両方の指定が可能である。
第2図は第1図のコンテキスト命令の実行によりマル
チタスク実行装置の動作例を示すタイムチャートであ
る。
レジスタバンクxを実行するなかで、コンテキスト・
トリガ部3が“0"、プリフェッチ用レジスタバンク番号
4が“a"のコンテキスト命令実行5を行なうと、プリフ
ェッチ・レジスタバンクaが指定され、このレジスタバ
ンクaのプリフェッチが開始する。このとき、実行レジ
スタバンクxは継続してタスクが実行される。
次に、コンテキスト・トリガ部3が“1"、プリフェッ
チ用レジスタ番号4が“b"のコンテキスト命令実行6を
行なうと、実行レジスタバンクがa、プリフェッチ・レ
ジスタバンクがbになる。
次に、コンテキスト・トリガ部3が“1"、プリフェッ
チ用レジスタバンク番号4が“c"のコンテキスト命令実
行7を行なうと、実行レジスタバンクがb、プリフェッ
チ・レジスタバンクがcになる。
次に、次の次に実行するタスクに変更があり、プリフ
ェッチ・レジスタバンクも変更する場合、コンテキスト
・トリガ部3が“0"、プリフェッチ用レジスタバンク番
号4が“d"のコンテキスト命令実行8を行なうと、レジ
スタバンクbが継続して実行され、プリフェッチ・レジ
スタがdになる。
以下、コンテキスト命令実行9,10により、実行レジス
タバンクがdからeに切り替わり、プリフェッチ・レジ
スタバンクがeからfに切り替わる。この様にして、プ
リフェッチ・レジスタバンクの変更を容易に行なうこと
ができる。
(発明の効果) 以上説明したように、本発明に係るマルチタスク実行
装置によると、レジスタバンクの切り替え前ROMコード
のプリフェッチを行ない、レジスタバンクを切り替える
際には既にROMコードのプリフェッチが済んでいること
から、複数タスクを効率良く切り替えて実行することが
できるので、オーバーヘッドを極力押さえた高速コンテ
キストを実現でき、システムのスループットを向上させ
ることができると共に、リアルタイム処理システムを容
易に実現することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例に係るマルチタスク実行装置
で用いられるコンテキスト命令の構成図、第2図は前記
コンテキスト命令の実行によるマルチタスク実行装置の
動作を示すタイムチャート図である。 1……コンテキスト命令(レジスタバンク切替え命令) 2……命令コード部 3……コンテキスト・トリガ部 4……プリフェッチ用レジスタバンク番号 5〜10……コンテキスト命令実行

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数のレジスタバンクから構成され、レジ
    スタバンク切替え手段によりタスク毎にレジスタバンク
    を切替えてタスクを実行するマルチタスク実行装置にお
    いて、 命令のオペレーション部として命令コード部を有し、オ
    ペランド部としてコンテキストを行うか否かの指定をす
    るコンテキスト・トリガ部と、次の次に実行するレジス
    タバンクを指定するプリフェッチ用レジスタバンク番号
    とを有するレジスタバンク切替え命令と、 該レジスタバンク切替え命令を解読・実行するためのも
    のであって、 前記コンテキスト・トリガ部に基づいてコンテキストを
    行うか否かの指定をするコンテキスト指定手段と、 前記プリフェッチ用レジスタバンク番号に基づいて次の
    次に実行するレジスタを選択するレジスタバンク選択手
    段とを備えていることを特徴とするマルチタスク実行装
    置。
JP2303694A 1990-11-07 1990-11-07 マルチタスク実行装置 Expired - Lifetime JP2568308B2 (ja)

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JPH04177432A JPH04177432A (ja) 1992-06-24
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