JP2567001Y2 - マイクロスイッチ - Google Patents

マイクロスイッチ

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Publication number
JP2567001Y2
JP2567001Y2 JP1990401547U JP40154790U JP2567001Y2 JP 2567001 Y2 JP2567001 Y2 JP 2567001Y2 JP 1990401547 U JP1990401547 U JP 1990401547U JP 40154790 U JP40154790 U JP 40154790U JP 2567001 Y2 JP2567001 Y2 JP 2567001Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cap
fitting
switch mechanism
conventional example
seal layer
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP1990401547U
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English (en)
Other versions
JPH0491025U (ja
Inventor
秀高 森
康成 武富
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Publication date
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Publication of JPH0491025U publication Critical patent/JPH0491025U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、シール性の高いマイク
ロスイッチに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のシール性の高いマイクロ
スイッチとしては、図に示すように、ボディ1とキャ
ップ2とよりなるケース3にスイッチ機構部4を収納
し、ボディ1とキャップ2の嵌合部分に弾性材料よりな
るガスケット7を介装し、シール性を高めるようにした
ものがあった。また、他の従来例として、ボディ1とキ
ャップ2とを超音波により溶着したものがあった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
ガスケット7を用いてシール性を確保するようにした従
来例にあっては、シール性を高めるためには、ある程度
大きな圧縮量が必要となるが、成形品よりなるボディ1
にキャップ2を嵌合する場合において、組立作業、嵌合
強度などに支障が生じるという問題があった。
【0004】一方、超音波による溶着にてシール性を高
めた従来例にあっては、超音波によってスイッチ機構部
が劣化し、信頼性が低下するという問題があった。本考
案は上記問題点の解決を目的とするものであり、シール
性が高く、しかも組立作業、嵌合強度などに支障が生じ
ることがなく、さらに、スイッチ機構部の劣化による信
頼性の低下の恐れがないマイクロスイッチを提供しよう
とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本考案では、上記目的を
達成するために、スイッチ機構部4を収納するケース3
のボディ1とキャップ2とを熱可塑性樹脂にて形成し、
ボディ1とキャップ2の嵌合面間に弾性材料よりなるシ
ール部材6を介装し、ボディ1とキャップ2の嵌合部分
の外周を囲む形で2次成形によるシール層5を形成し、
シール層5により両者を一体化しているのである。
【0006】
【0007】
【作用】上記構成によれば、熱可塑性樹脂にて形成され
ボディ1とキャップ2の嵌合面間に弾性材料よりなる
シール部材6を介装し、ボディ1とキャップ2の嵌合部
分の外周を囲む形で2次成形によるシール層5を形成
し、シール層5により両者を一体化しているので、シー
ル性を高くすることができ、しかも、ガスケットを用い
た従来例のように組立作業、嵌合強度などに支障が生じ
ることがなく、さらに、超音波溶着する従来例のように
スイッチ機構部4の劣化による信頼性の低下の恐れもな
いのである。
【0008】さらに、ボディ1とキャップ2の嵌合面間
に、弾性材料よりなるシール部材6を介装しているの
、2次成形によりシール層5を形成する際に、スイッ
チ機構部4の収納部分に成形材が流入するのを防止で
き、より高い信頼性が得られる。
【0009】
【実施例】図1は本考案一実施例を示すもので、ボディ
1とキャップ2とよりなるケース3にスイッチ機構部4
(図参照)を収納して成る従来例と同様のマイクロス
イッチにおいて、ボディ1とキャップ2とを熱可塑性樹
脂にて形成し、ボディ1とキャップ2の嵌合面間に、弾
性材料よりなるガスケット、あるいはボディ1またはキ
ャップ2にエラストマーなどで2重成形したシール部材
6(図1に斜線部で示す)を設け、ボディ1とキャップ
2の嵌合部分の外周に2次成形によるシール層5を形成
し、シール層5により両者を一体化したものである。図
1(a)は2次成形前、図1(b)は2次成形後の側面
図を示している。
【0010】すなわち、ケース3を構成するボディ1と
キャップ2とを同一の熱可塑性樹脂にて形成し、ボディ
1とキャップ2を図1(a)のようにして組み立て、ボ
ディ1とキャップ2の嵌合部分に2次成形を施して図1
(b)に示すように両者を一体化するので、高いシール
性を得ることができる。ここに、ボディ1およびキャッ
プ2とシール層5との表面は面一になるように、ボディ
1とキャップ2との嵌合部分の外周には他の部分に対す
る段差が形成されている。また、ボディ1とキャップ2
の嵌合は仮止めでよいので、大きな嵌合強度を必要とせ
ず、ガスケットを用いた従来例のように組立作業、嵌合
強度などに問題が生じることがない。しかも、組立作業
が簡単になってコストを安くすることができる。さら
に、ボディ1とキャップ2との嵌合部分の外周に凹溝を
形成しておくことにより、ボディ1およびキャップ2と
シール層5とが互いに噛み合うことによって結合強度を
一層高めることができるのである。また、スイッチ機構
部4の劣化を招く超音波を使用していないので、超音波
溶着する従来例のように、スイッチ機構部4の劣化によ
る信頼性の低下の恐れがない。
【0011】また、ボディ1とキャップ2の嵌合面間に
シール部材6を介装していない場合、ボディ1とキャッ
プ2とを2次成形する際に、嵌合部分に隙間が生じてい
ると成形材がスイッチ機構4の収納部内に流入し、ス
イッチ機構部4の信頼性を損なうこともあるが、本実施
例においては、シール部材6によって嵌合部の隙間をな
くし、スイッチ機構部4への成形材の流入を阻止してい
るので、スイッチ機構部4の信頼性をより高めることが
できる。
【0012】
【考案の効果】本考案は上述のように、ボディとキャッ
プとよりなるケースにスイッチ機構部を収納して成るマ
イクロスイッチにおいて、ボディとキャップとを同一の
熱可塑性樹脂にて成形し、ボディとキャップの嵌合面間
に弾性材料よりなるシール部材を介装し、ボディとキャ
ップの嵌合部分の外周を囲む形で2次成形によるシール
層を形成し、シール層によりボディとキャップとを一体
に結合しているので、シール層でボディとキャップとの
隙間を塞ぐことによってシール性を高くすることがで
き、しかも、ガスケットを用いた従来例のように組立作
業、嵌合強度などに支障が生じることがなく、さらに、
超音波溶着する従来例のようにスイッチ機構部の劣化に
よる信頼性の低下も防止できるという効果を奏する。
【0013】さらに、ボディとキャップの嵌合面間に、
弾性材料よりなるシール部材を介装しているので、シー
ル層を形成する際にボディとキャップとの隙間からスイ
ッチ機構部の収納部分に成形材が流入するのを防止で
き、より高い信頼性が得られるという効果を奏する
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例を示し、(a)は2次成形前の側面図、
(b)は2次成形後の側面図である。
【図2】従来例の一部切欠側面図である。
【符号の説明】
1 ボディ 2 キャップ 3 ケース 4 スイッチ機構部 5 シール層 6 シール部材

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ボディとキャップとよりなるケースにス
    イッチ機構部を収納して成るマイクロスイッチにおい
    て、ボディとキャップとを同一の熱可塑性合成樹脂にて
    形成し、ボディとキャップの嵌合面間に弾性材料よりな
    るシール部材を介装し、ボディとキャップの嵌合部分の
    外周を囲む形で2次成形により形成したシール層により
    ボディとキャップを一体に結合して成るマイクロスイッ
JP1990401547U 1990-12-25 1990-12-25 マイクロスイッチ Expired - Lifetime JP2567001Y2 (ja)

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JPH0491025U JPH0491025U (ja) 1992-08-07
JP2567001Y2 true JP2567001Y2 (ja) 1998-03-30

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH01264294A (ja) * 1989-03-03 1989-10-20 Omron Tateisi Electron Co 密封形電気機器の製造方法

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JPH0491025U (ja) 1992-08-07

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