JP2566662Y2 - 密封包装袋 - Google Patents

密封包装袋

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JP2566662Y2
JP2566662Y2 JP1993052356U JP5235693U JP2566662Y2 JP 2566662 Y2 JP2566662 Y2 JP 2566662Y2 JP 1993052356 U JP1993052356 U JP 1993052356U JP 5235693 U JP5235693 U JP 5235693U JP 2566662 Y2 JP2566662 Y2 JP 2566662Y2
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JP
Japan
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packaging bag
sealed
sealed packaging
film
boundary
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智良 松本
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Otsuka Pharmaceutical Co Ltd
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Otsuka Pharmaceutical Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案はバリアー性フィルムから
なる密封包装袋に関するものであり、特にピンホールの
発生を防止し得る密封包装袋に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、易酸化性の薬剤等や吸湿性の
薬剤等を保管、保存する場合には、酸素(空気)や水分
(湿気)等の影響を避けるためガスバリアー性フィルム
や水蒸気バリアー性フィルムの包装袋に密封するのが通
例である。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】ところが、前記密封包
装袋は輸送時の衝撃によりピンホールが発生し、包装袋
の密封性が損なわれることがあり、従ってバリアー性フ
ィルムの包装袋を使用する本来の目的が達成できないと
いう問題点があった。もっとも、このようなピンホール
の発生を防止するために厚いフィルムを使用することが
考えられるが、自動包装機により包装する際、包装作業
が好適に行い難く、厚いフィルムの使用には限界があ
り、従って、フィルムを厚くしてピンホールを完全に防
止することは困難である。そこで、本願考案者がピンホ
ールの発生原因について鋭意研究を続けているうちに、
次のことが判明した。すなわち、密封包装袋は通常段ボ
ール等のケースに入れて輸送されるが、密封包装袋の隅
部はシール部によりシールされてフィルムが折れた状態
をなし角張っているので、その角と段ボールの内壁とが
輸送時の衝撃により互いに擦れ合って損傷し、その結
果、その角の部分にピンホールが発生し易いことを見い
だした。本考案はこのような事情を背景としてなされた
ものであり、本考案の目的は、ピンホールの発生を防止
し得る密封包装袋を提供しようとするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本考案はこのような目的
を達成するためになされたものであり、本考案は下記の
ように構成される。すなわち、ガスバリアー性フィルム
もしくは水蒸気バリアー性フィルムで構成され、かつ上
下両端部がシール部によりシールされると共に内容物収
容部の左右両側縁にはシール部が存しないようにした密
封包装袋において、密封包装袋自体のシール部端部
で、かつ前記シール部と内容物収容部をなす非シール部
との境界部付近を覆うように補強フィルムを貼付け、し
かも該補強フィルムは前記境界部付近を左右両側縁それ
ぞれの側方から密封包装袋自体の前後両面にわたって覆
うように折曲げた状態で貼付けたことを特徴とする密封
包装袋である。
【0005】
【実施例】以下本考案の実施例を図面に基づいて詳細に
説明する。図1〜図3において10は密封包装袋であ
り、その内部には易酸化性の薬液を収容した内容物容器
12が封入されている。この内容物容器12を封入する
部分が内容物収容部である。密封包装袋10はガスバリ
アー性フィルムからなり、背部は上下方向に背貼され、
かつ上下両端部はシール部14、16(図上、斜線で示
す)によりシールされ、密封されている。従って、内容
物収容部の左右両縁にはシール部は存在しない。なお、
密封包装袋10内には内容物容器12の他、必要に応じ
て脱酸素剤、乾燥剤が封入される。シール部14、16
の両端部では、内容物収容部をなす非シール部との境界
部付近、すなわち密封包装袋10の四隅には補強フィル
ム18が、左右側方から折曲げられた状態に密封包装袋
10の表裏にわたって貼付されている。シール部14、
16の両端部は通常図4(イ)に示すように、円弧状を
なしており、図4(ロ)に示すようにそのシール部と非
シール部との境界部20付近を覆う状態に、1枚の補強
フィルム18が貼付される。また、本考案の他の実施例
として図5に示すように、密封包装袋10の四隅にはそ
の端縁部までを覆う状態で補強フィルム22を貼付して
もよい。補強フィルム18、22としては、例えばガス
バリアー性を有するポリエチレン・テレフタレートフィ
ルム(以下PETフィルムと記す)の無色透明のタック
ラベルを応用することも可能である。タックラベルは所
定形状にカットしたフィルム(例えば厚さ38μ)の裏
面に粘着剤(もしくは接着剤)を塗布したものを、剥離
容易な台紙に貼付けたものであり、台紙から剥がしたフ
ィルムを目的の個所に貼付けるもので、タックラベラ
(タックラベル貼付機)を使用することにより、貼付作
業を自動的かつ能率的に行なうことができる。さらに、
ピロー包装機等の包装機とタックラベラと組合せて、包
装作業と補強フィルムの貼付作業とを同時に行なわせる
ようにすることも可能である。
【0006】上記実施例では補強フィルムとしてPET
フィルムを使用したが、これに代えて他のフィルムを使
用することが可能であり、またタックラベルの使用に代
えてフィルムを使用した他の公知の手段を採用してもよ
い。さらに、上記実施例ではガスバリアー性フィルムか
らなる密封包装袋の場合について説明したが、密封包装
袋が水蒸気バリアー性フィルムからなる場合にも適用し
得ることはもちろんである。
【0007】
【考案の効果】本考案は上述の通り構成されているの
で、次に記載する効果を奏する。請求項1記載の密封包
装袋によれば、密封包装袋のシール部端部において、シ
ール部と非シール部との境界部付近を覆うように補強フ
ィルムが貼付されるので、輸送時等に最も傷付き易い部
分が保護され、その結果ピンホールの発生を防止するこ
とができ、密封包装袋の密封性の維持向上を図ることが
可能となる。さらに、ピンホールがすでに生じている場
合においては、補強フィルムの貼付により、修復される
効果が期待できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す一部を破断した正面図
である。
【図2】図1におけるA矢視図である。
【図3】同実施例を示す背面図である。
【図4】(イ)、(ロ)は同実施例の部分拡大図であ
る。
【図5】本考案の他の実施例を示す背面図である。
【符号の説明】
10 密封包装袋 14 シール部 16 シール部 18 補強フィルム 20 境界部 22 補強フィルム

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ガスバリアー性フィルムもしくは水蒸気
    バリアー性フィルムで構成され、かつ上下両端部がシー
    ル部によりシールされると共に内容物収容部の左右両側
    縁にはシール部が存しないようにした密封包装袋におい
    て、密封包装袋自体のシール部端部で、かつ前記シー
    ル部と内容物収容部をなす非シール部との境界部付近を
    覆うように補強フィルムを貼付け、しかも該補強フィル
    ムは前記境界部付近を左右両側縁それぞれの側方から密
    封包装袋自体の前後両面にわたって覆うように折曲げた
    状態で貼付けたことを特徴とする密封包装袋。
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JP7422385B2 (ja) * 2019-07-29 2024-01-26 株式会社川島製作所 合掌貼り包装袋

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