JP2564764Y2 - 刻印装置 - Google Patents

刻印装置

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JP2564764Y2
JP2564764Y2 JP10603191U JP10603191U JP2564764Y2 JP 2564764 Y2 JP2564764 Y2 JP 2564764Y2 JP 10603191 U JP10603191 U JP 10603191U JP 10603191 U JP10603191 U JP 10603191U JP 2564764 Y2 JP2564764 Y2 JP 2564764Y2
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JP
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stopper
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JP10603191U
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進 竹政
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Isuzu Motors Ltd
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Isuzu Motors Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、機械加工された歯車等
の被加工物に、品番等の刻印を打刻する刻印装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種刻印装置は、図7に示すよ
うに、被加工物にキー溝を加工するブローチ盤に取付け
られており、歯車1に打刻するポンチ2は刻印ユニット
本体3に対して上下動自在に嵌合した刻印保持体4と一
体化されていて、押上バネ5で常時上方向に付勢されて
いる。そして、キー溝加工が完了すると、ユニット駆動
体6により刻印ユニット本体3が前進し、ポンチ2が歯
車1の刻印位置の直上にくると停止する。次いで、刻印
駆動体7が作動して錘り操作体8により錘り9が上昇
し、上昇端で外れると該錘り9は加速度をつけて勢いよ
く下降して刻印保持体4に衝突し、この衝撃によりポン
チ2が下降して歯車1に打刻が行われ、打刻が完了する
と刻印ユニット本体3は後退し、歯車1は治具10から
取り出されて作業は終了する(実開昭64−11764
号公報参照)。
【0003】図8に示すものは従来のエア駆動ハンマ装
置で、配管1よりロックブレーキ2に空気を供給してロ
ッド3上端のピストン4をエアシリンダ5の中間位置に
固定するとゝもに、ロッド3下端のウエイト6をカイド
パイプ7内の最上位に位置しておき、エアシリンダ5頂
部の配管8より空気を供給すると同時にエアシリンダ5
底部の配管9より空気を吸引排除する。そして、空気排
除によりロックブレーキ2を解放すると、ピストン4、
即ち、ウエイト6はエアシリンダ5の上室5aの加圧力
と下室5bの減圧力により急激に下降してカッタ10の
頂部を撃打し、その衝撃力によってカッタ10の刃先が
リベット11の頭部を切断するものである(実開昭63
−44785号公報参照)。
【0004】
【考案が解決しようとする問題点】しかし、前記実開昭
64−11764号公報に示す従来例においては、ポン
チ2は押上バネ5で常時押し上げられて歯車1と非接触
状態となっているので、打刻時にバネ圧,刻印摩耗等に
より、位置づれや刻印鮮明度にバラツキが発生するとゝ
もに、歯車1の刻印位置変更に対するポンチ2の追随変
更が面倒である。また、実開昭63−44785号公報
に示す従来例では、カッタ10への衝撃力はエアシリン
ダ5の上室5aの加圧力と下室5bの減圧力によって与
えられ、またエア装置を多用するので、構造が複雑化す
るといった問題点があった。
【0005】
【問題点を解決するための手段】本考案は、上記のよう
な従来の問題点を解決するために成されたもので、刻印
装置の単純化および工程の簡素化をはかった装置を提供
することを目的としたものであり、その要旨は、被加工
物に向かって前進自在なユニット本体に昇降自在な支持
板とその上位に水平移動可能なウェイトストッパとを夫
々配設し、前記支持板の下面には刻印ポンチを有する刻
印ホルダを固定するとゝもに、その上面には刻印ホルダ
と同軸上にスペーサを介してウェイトを上下動自在に嵌
合したガイド軸を直立したことを特徴とする刻印装置に
ある。
【0006】
【実施例】以下、本考案を図1乃至図6に示す実施例に
より詳細に説明する。なお、図1は本考案に係る刻印装
置の一部を切断した正面図で、図2は同刻印装置を装着
した加工機械の正面図、図3は同刻印装置の要部の動作
状態を示す斜視図、図4乃至図6は同刻印装置の動作工
程を示す説明図である。
【0007】図において、1は加工機械で、被加工物で
ある歯車2にキー溝を加工する汎用のキーブローチ盤で
あり、該キーブローチ盤1は基台3に直立した支柱4の
上端にシリンダ5を備えており、該シリンダ5にはスラ
イダ6に沿って上下動するブローチ7が連結され、この
ブローチ7によって治具8に固定された歯車2を加工す
るのである。
【0008】9は刻印装置で、前記加工機械1の左側に
設置されており、そのユニット本体10は直線運動ガイ
ド11により水平方向にスライドするように支持されて
いるとゝもに、該ユニット本体10にはメインシリンダ
12が垂直状態に固定されており、そのロッド先端には
水平に配置された支持板13の基端が固定され、その他
端は歯車2方向に向いている。また支持板13の他端の
下面には、円板形状の刻印ホルダ14が固定され、該刻
印ホルダ14の下面外周の一部には、下面に印刻された
刻印ポンチ15が設けられている。
【0009】16は円板形状のスペーサで、前記支持板
13の他端上面に刻印ホルダ14と同軸上に固定され、
スペーサ16の上面中心には円柱状のガイド軸17が直
立しており、このガイド軸17にはリング状で所定の重
量を有するウェイト18が上下動自在に嵌合されてい
る。ここで、上記スペーサ16の直径は、ガイド軸17
の直径より大きいが、ウェイト18の直径よりは小さく
設定されており、またスペーサ16の高さdは後述する
板状のウェイトストッパ19の高さより僅かに高く設定
されている。
【0010】上記のウェイトストッパは前記支持板13
の上位位置において水平状態に配置され、その基端は前
記ユニット本体10に水平状態で固定されたシリンダ2
0のロッドに連結されている。またウェイトストッパ1
9の先端近傍には、図3に示すように、その側方に開口
する通過穴21が形成されており、この通過穴21はウ
ェイトストッパ19の後退時には、その先端縁側のスト
ッパ部21aによりウェイト18を支持し、ウェイトス
トッパ19の前進時には、ウェイト18が落下可能な大
きさに形成されている。ここで、前記ウェイトストッパ
19の下面と支持板13の上面との間隔(高さ)は、ス
ペーサ16の高さdより僅かに高く設定されている。
【0011】次に、上記実施例の作用について説明する
と、キーブローチ盤1によるキー溝加工時には、ユニッ
ト本体10はキー溝加工の邪魔にならないようにキーブ
ローチ盤の左側で待機してる。そしてキー溝加工が終了
しブローチ7が上昇すると、ユニット本体10が治具8
に固定された歯車2に向かって前進し、図4に示すよう
に、刻印ホルダ14が歯車2の直上に位置すると停止
し、その後刻印ホルダ14はメインシリンダ12の駆動
により支持板13を介して下降し、刻印ポンチ15の下
面が歯車2の端面に当接すると停止する。
【0012】そして、図3及び図5に示すように、シリ
ンダ20の駆動によりウェイトストッパ19が前進し、
ストッパ部21aがウェイト18から離反すると、該ウ
ェイト18は自重により通過穴21を通過し加速度をつ
けて勢いよくスペーサ16上に落下し、その衝撃により
刻印ポンチ15の下端が歯車2の端面に打刻する。
【0013】上記打刻が完了すると、図6に示すよう
に、シリンダ12によりスペーサ16上にウェイト18
を載せた状態で支持板13が上昇し、ウェイト18の下
面がウェイトストッパ19の上面より僅かに上位位置に
至ると停止する。次いで、ウェイトストッパ19が後退
してストッパ部21aがウェイト18の下面に位置した
後、ユニット本体10が後退位置に戻って刻印ホルダ1
4およびウェイト18は歯車2から離反する。
【0014】
【考案の効果】本考案に係る刻印装置は、上記のよう
に、被加工物に向かって前進自在なユニット本体に昇降
自在な支持板とその上位に水平移動可能なウェイトスト
ッパとを夫々配設し、前記支持板の下面には刻印ポンチ
を有する刻印ホルダを固定すると共に、その上面には刻
印ホルダと同軸上にスペーサを介してウェイトを上下動
自在に嵌合したガイド軸を直立した構成であるから、刻
印ポンチに対する打刻力はウェイトの自然落下力なので
構造が単純化されるとゝもに、打刻時に刻印ポンチが被
加工物に直接接触しているため刻印ポンチの位置ずれや
打刻不鮮明等を防止することができる。また、刻印ホル
ダは被加工物と同軸に位置させるため、被加工物の刻印
位置変更をした場合には、刻印ホルダに対して刻印ポン
チを円周方向あるいは半径方向に移動するだけで簡単に
対応させることができるといった諸効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る刻印装置の一部を切除した正面図
である。
【図2】同刻印装置を装着した加工機械の正面図であ
る。
【図3】同刻印装置の要部の動作状態を示す斜視図であ
る。
【図4】同刻印装置の第1動作を示す説明図である。
【図5】同刻印装置の第2動作を示す説明図である。
【図6】同刻印装置の第3動作を示す説明図である。
【図7】従来の刻印装置を示す斜視図である。
【図8】従来のエア駆動ハンマー装置の縦断面図であ
る。
【符号の説明】
1 加工機械 2 被加工物 9 刻印装置 10 ユニット本体 13 支持板 14 刻印ホルダ 15 刻印ポンチ 16 スペーサ 17 ガイド軸 18 ウェイト 19 ウェイトストッパ 21 通過穴

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被加工物に向かって前進自在なユニット
    本体に昇降自在な支持板とその上位に水平移動可能なウ
    ェイトストッパとを夫々配設し、前記支持板の下面には
    刻印ポンチを有する刻印ホルダを固定するとゝもに、そ
    の上面には刻印ホルダと同軸上にスペーサを介してウェ
    イトを上下動自在に嵌合したガイド軸を直立したことを
    特徴とする刻印装置。
JP10603191U 1991-11-29 1991-11-29 刻印装置 Expired - Lifetime JP2564764Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP10603191U JP2564764Y2 (ja) 1991-11-29 1991-11-29 刻印装置

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JP10603191U JP2564764Y2 (ja) 1991-11-29 1991-11-29 刻印装置

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Publication Number Publication Date
JPH0549279U JPH0549279U (ja) 1993-06-29
JP2564764Y2 true JP2564764Y2 (ja) 1998-03-09

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ID=14423271

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JPH0549279U (ja) 1993-06-29

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