JP2564714Y2 - 電源装置 - Google Patents

電源装置

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JP2564714Y2
JP2564714Y2 JP1993070120U JP7012093U JP2564714Y2 JP 2564714 Y2 JP2564714 Y2 JP 2564714Y2 JP 1993070120 U JP1993070120 U JP 1993070120U JP 7012093 U JP7012093 U JP 7012093U JP 2564714 Y2 JP2564714 Y2 JP 2564714Y2
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徹 佐藤
勝彦 吉田
徹 岩崎
博司 角田
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、主にキャンプ場などの
屋外の使用に好適な携帯用の電源装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のキャンプ場などの屋外で
使用される携帯用の電源装置は、鉛蓄電池などの電池を
ケース本体に収納し、電池から取り出された直流出力を
シガーソケットなどのDC接続手段を介して外部に供給
するものや、電池とこの電池からの直流出力を交流に変
換するインバータとを一体のケース本体に収納し、電池
からの直流出力とインバータからの交流出力とを各々D
C接続手段およびAC接続手段より外部に取り出せるも
のが知られている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】上記従来技術におい
て、前者の電池のみをケース本体に収納するタイプのも
のは、例えばテレビなどの交流電圧で駆動する電子機器
に対して使用不可能であり、使用できる範囲が極端に制
限される。一方、後者の電池とインバータとを一体化し
たタイプのものは、交流出力が不要な場合においてもイ
ンバータを携帯してこれを持ち運ばなければならず、重
量および全体形状が大きくなって実用上極めて使い勝手
が悪い。さらに、使用電力量が多い場合には、同一の装
置を別に購入用意しなければならず、使用者側のコスト
アップを引き起こすといった問題も生じる。
【0004】本考案は上記各問題点を解決するものであ
り、出力側の使用条件や使用電力量が変わっても、携帯
重量およびコストの低減を実現でき、しかも、簡単に各
出力部および補助電源部を持ち運べる電源装置を提供す
ることをその目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本考案は、電池を内蔵し
その直流出力を外部に取り出すためのDC接続手段を備
えた電池出力部と、この電池出力部からの直流出力を交
流出力に変換しその交流出力を外部に取り出すためのA
C接続手段を備えたDC/AC変換出力部と、使用電力
量に応じて前記電池出力部に電気的に接続可能な補助電
源部とを個別のケース本体毎に設け前記各出力部およ
び補助電源部を一体に連結する着脱可能な連結手段を設
るとともに、各ケース本体間を連結した略中央上部又
は略重心位置上部に移動可能なハンドルを設けたもので
ある。
【0006】
【作用】上記構成により、直流電圧で駆動する電子機器
のみを使用する場合、電池出力部を収納したケース本体
を単独で用意すればよい。これに対して、交流電圧で駆
動する電子機器を使用する場合は、電池収納部およびD
C/AC変換出力部を収納した各ケース本体を連結手段
で連結して同時に持ち運べばよく、また、電子機器の使
用電力量が多い場合にのみ、補助電源部を収納したケー
ス本体も持ち運べばよい。さらに、ハンドルを適宜移動
させるだけで、簡単に各出力部および補助電源部を単数
あるいは複数持ち運べる。
【0007】
【実施例】以下、本考案の一実施例につき、図1乃至図
を参照して説明する。装置全体の外観を示す図1にお
いて、1は電池出力部2を収納するABS樹脂製のケー
ス本体であり、このケース本体1は右本体部3,左本体
部3Aおよびフロントパネル4などの各部品により形成
されている。また、図中ケース本体1の左側には補助電
源部5を収納するABS樹脂製のケース本体6が設けら
れており、これは出力側の使用電力量が多い場合に、電
池出力部2に選択的に接続されるものである。ケース本
体6は前記ケース本体1と同様に右本体部7,左本体部
7Aおよびフロントパネル8などからなり、ケース本体
1と側面の形状および大きさが同一に形成される。一
方、9は図中ケース本体1の右側に設けられたABS樹
脂製のケース本体であり、その内部には、電池出力部2
からの直流出力を交流出力に変換するDC/AC変換出
力部10が設けられる。ケース本体9は、右本体部11,左
本体部11Aおよびフロントパネル12などから構成され、
前記ケース本体1と側面の形状および大きさが同一に形
成される。また、図6に示すように、各フロントパネル
4,8,12の上部には、外方への突出部が形成されてい
る。
【0008】電池出力部2周辺の構成を図1および図2
に基づいて詳述すると、21はケース本体1の下部に載置
固定された電池たる鉛蓄電池であり、この鉛蓄電池21か
ら例えば直流12Vの出力電圧が外部に供給される。ま
た、左本体部3Aの下部には、鉛蓄電池21を交換するた
めの開閉可能な蓋体22が設けられる。23はケース本体1
の上部に形成された空洞状の収納室であり、その内部に
は鉛蓄電池21の各端子(図示せず)に接続されるコード
付きのコネクタ24,25およびシガープラグ26が収納され
る。収納室23の開口部には裏カバー27が開閉自在に設け
られ、この裏カバー27を開けることにより、前記各コネ
クタ24,25およびシガープラグ26を外部に取り出せるよ
うになっている。また、右本体部3および左本体部3A
には、各々一対の雌螺子孔28,28Aが設けられる。ケー
ス本体1の上部には略U字状をなす陥没部29が設けられ
るとともに、この陥没部29の上部に離間して、ケース本
体1を持ち運ぶための移動可能なハンドル30が設けられ
る。ハンドル30の両端には腕部31が突出形成され、この
腕部31が陥没部29の両側部に形成された切込溝32に挿入
される。また、ハンドル30の一側にはスプリング33の弾
性力により切込溝32に係止するハンドルストッパ34が設
けられており、スプリング33の付勢に抗してハンドルス
トッパ34と切込溝32との係止状態を解除すると、ハンド
ル30を切込溝32に沿って摺動できるようになっている。
なお、35は過電流保護用のヒューズ(図示せず)を内蔵
するヒューズホルダである。一方、図1に示すフロント
パネル4の上部には、鉛蓄電池21の充電時における充電
率および放電時の残量を表示する4個のLED表示部36
が並設される。また、フロントパネル4の略中央部に
は、鉛蓄電池21からの直流出力を外部に取り出すための
DC接続手段たるシガーソケット37が設けられる。さら
に、38は放電/停止用のメインスイッチ,39は鉛蓄電池
21を充電するための入力ジャックである。
【0009】次に、図1および図3に基づき補助電源部
5周辺の構成を説明すると、この補助電源部5も前記電
池出力部2と同様に直流12Vを出力する鉛蓄電池41を
内蔵するとともに、蓋体42を取り外して鉛蓄電池41を交
換できるようになっている。また、収納室43の内部には
コード付きのコネクタ24Aが収納されており、裏カバー
44を開けてコネクタ24Aを外部に取り出し、これを電池
出力部2のコネクタ24に連結すると、鉛蓄電池21,41が
並列接続される。45,45Aは右本体部7および左本体部
7Aに設けられた抜孔、また、46は抜孔45,45Aを貫通
し、かつケース本体1の雌螺子孔28,28Aに螺合する着
脱可能な連結手段たる連結ボルトであり、連結ボルト46
を左本体部7A側の各抜孔45,45Aから挿入し、この連
結ボルト46の先端部を後本体3A側の雌螺子孔28,28A
に螺合させることで、ケース本体1とケース本体6との
連結が図られる。さらに、ケース本体6の上部には前記
陥没部29および切込溝32と同一形状の陥没部47と切込溝
48が設けられており、ハンドル30はケース本体1のみな
らず、補助電源部5側のケース本体6にも移動できるよ
うになっている。なお、49はヒューズホルダである。
【0010】引き続いて、図1および図4に基づき、D
C/AC変換出力部10周辺の構成を説明する。同図にお
いて、51は基台52に載置されたトランス、53は各種電子
部品が搭載される回路基板であり、これらのトランス51
および回路基板53などにより電池出力部2からの直流出
力を交流出力に変換するインバータ54が構成される。ま
た、55はコネクタ25Aを収納する収納室であり、裏カバ
ー56を開けてコネクタ25Aを外部に取り出し、これをコ
ネクタ25に連結すると、電池出力部2からの直流電圧が
インバータ54に供給されるようになっている。右本体部
11および左本体部11Aには、前記ケース本体6と同じく
一対の抜孔57,57Aが設けられ、この抜孔57,57Aに右
本体部11側から連結手段たる連結ボルト58を挿入して、
先端部を右本体3側の雌螺子孔28,28Aに螺合すること
により、ケース本体1とケース本体9との連結が図られ
る。さらに、ケース本体9の上部には前記陥没部29およ
び切込溝32と同一形状の陥没部59と切込溝60が設けら
れ、切込溝60にハンドル30の腕部31を挿入することで、
ハンドル30をDC/AC変換出力部10側のケース本体9
にも移動できるようになっている。一方、フロントパネ
ル12の略中央部には、インバータ54により例えば交流1
00Vに電圧変換された出力を外部に取り出すためのA
C接続手段たるACコンセント61が設けられている。ま
た、フロントパネル12にはフロントパネルシート62が設
けられており、このフロントパネルシート62内に、イン
バータ54の作動を示すパワー表示部63と、サーキットブ
レーカーを内蔵する復帰型のカレントプロテクタ64と、
メインスイッチ65と、使用電力量に応じて出力電力を切
り換える出力切換スイッチ66が各々独立して設けられ
る。
【0011】図5は本装置における電気的な接続を示し
たものであり、同図において、ハンドクリーナーやビデ
オカメラなどの直流電圧で駆動する電子機器71のシガー
プラグ72を、ケース本体1のシガーソケット37に挿入接
続すると、電池出力部2からの直流出力が、シガーソケ
ット37を介して電子機器71に供給される。また、シガー
プラグ26は車輌本体73のダッシュボードに設けられた例
えば直流12Vを出力するシガーソケット74に挿入接続
され、このシガーソケット74からの電力供給により、電
池出力部2の鉛蓄電池21を充電できるようになってい
る。さらに、75は図示しないコンセントからの交流10
0Vを所定の直流12Vに変換するAC/DC変換アダ
プタであり、入力プラグ76を入力ジャック39に挿入接続
すると、AC/DC変換アダプタ75からの直流出力によ
り電池出力部2の鉛蓄電池21が充電される。また、コネ
クタ24,24Aを接続すると、シガーソケット74あるいは
AC/DC変換アダプタ75からの電力供給により、補助
電源部5の鉛蓄電池41に対して、二次電池出力部を構成
する充電コントロール基板および保護回路(図示せず)
を介して充電を行うことができる。DC/AC変換出力
部10からはACコンセント61を介して所定の交流電圧が
出力され、このACコンセント61にテレビ,ラジオ付き
カセットテープレコーダ,ワードプロセッサなどの交流
電圧で駆動する電子機器77のプラグ78が適宜挿入接続さ
れる。
【0012】上記構成の携帯用電源装置において、直流
電圧で駆動する電子機器71のみを屋外などで使用する場
合、交流電圧を出力するDC/AC変換出力部10を備え
たケース本体9は不要となり、負荷側の電子機器71の使
用電力量が比較的小さければ、結果的に電池出力部2を
収納するケース本体1のみ必要となる。この場合、ハン
ドルストッパ34を操作しながら、ハンドル30をケース本
体1の略重心位置上部にスライド固定させることによ
り、ハンドル30を掴んでケース本体1を自由に持ち運ぶ
ことができる。そして、所望の場所で使用したい電子機
器71のシガープラグ72をケース本体1のシガーソケット
37に挿入し、メインスイッチ38を投入すれば、鉛蓄電池
21からの直流電圧がシガーソケット37を介して電子機器
71側に供給される。また、例えば電子機器71を長時間使
用する場合など、電子機器71の使用電力量が鉛蓄電池21
単体では不足する場合には、ケース本体1とともに補助
電源部5を備えたケース本体6が必要となる。ケース本
体6はケース本体1の左本体部3A側に連結ボルト46を
介して取付け固定され、ケース本体1,6間を連結した
略中央上部に跨がってハンドル30をスライド固定するこ
とにより、一体化されたケース本体1,6を自由に持ち
運ぶことができる。そして、この状態でケース本体1,
6の裏カバー27,44を開けて各収納室23,43からコネク
タ24,24Aを取り出し、コネクタ24,24Aどうしを接続
すれば、電池出力部2の鉛蓄電池21とともに補助電源部
5内の鉛蓄電池41からも、所望の直流電圧がシガーソケ
ット37を介して電子機器71に供給される。
【0013】一方、直流電圧で駆動する電子機器71のみ
ならず、交流電圧で駆動する電子機器77を使用する場
合、ケース本体2とともに、DC/AC変換部10を有す
るケース本体9も必要となる。すなわち、この場合に
は、連結ボルト58を介してケース本体9をケース本体1
の右本体部3側に取付け固定するとともに、ケース本体
1,9間を連結した略中央上部に跨がってハンドル30を
スライド固定する。そして、ケース本体1,9の裏カバ
ー27,56を開けて各収納室23,55からコネクタ25,25A
を取り出し、このコネクタ25,25Aどうしを接続すれ
ば、電池出力部2からの直流出力はDC/AC変換出力
部10内のインバータ54で交流出力に変換される。このと
き、電子機器77のプラグ78をACコンセント61に差し込
み、メインスイッチ65を投入すると、パワー表示部63が
点灯して、インバータ54からの交流電圧がACプラグ61
を介して電子機器77に供給される。また、電子機器77と
は別に、シガーソケット37から電子機器71に直流電圧を
同時に供給することもできる。
【0014】DC/AC出力変換部10は、出力変換スイ
ッチ66を操作することにより、電子機器77の使用電力量
に応じてその出力電力を2段階に切り換えることができ
るが、各電子機器71,77の総使用電力量が鉛蓄電池21単
体では不足する場合、さらに補助電源部5を備えたケー
ス本体6が必要となる。この場合には、連結ボルト46を
用いてケース本体1の左本体3A側にケース本体6を取
付け固定するとともに、コネクタ24,24Aどうしを接続
することにより、各ケース本体1,6,9を一体化した
状態で使用することが可能となる。
【0015】一方、電子機器71,77に所定の直流あるい
は交流電圧が供給されるのに伴って、鉛蓄電池21あるい
は鉛蓄電池41は徐々に放電し、LED表示部36に表示さ
れる放電時の残量も次第に減ってくる。この放電した鉛
蓄電池21を充電するためには、メインスイッチ38を放電
停止にした状態で、入力ジャック39にAC/DC変換ア
ダプタ75の入力プラグ76を接続し、AC/DC変換アダ
プタ75から所定の交流電圧を供給すれば、鉛蓄電池21の
両端に直流電圧が印加される。また、AC/DC変換ア
ダプタ75の代わりに、収納室23よりシガープラグ26を取
り出し、このシガープラグ26を例えば車輌73のシガーソ
ケット74に挿入接続しても、鉛蓄電池21の両端に印加さ
れた直流電圧により充電することができる。このとき、
コネクタ24,24Aを接続すれば、電池出力部2の鉛蓄電
池21のみならず、補助電源部5の鉛蓄電池41の両端にも
直流電圧が印加され、しかも充電中の充電率はLED表
示部36を介して表示される。
【0016】以上のように上記実施例によれば、鉛蓄電
池21を内蔵する直流出力供給用の二次電圧出力部2と、
インバータ54を内蔵する交流出力供給用のDC/AC変
換出力部10とを、別々のケース本体1,9に収納するこ
とによって、出力側の使用条件が直流電圧で駆動する電
子機器71に限られる場合には、二次電圧出力部2を備え
たケース本体1単独の使用が可能となり、DC/AC変
換出力部10を備えたケース本体9をいちいち携帯する必
要がない。したがって、使用者の用途に応じて不要な機
能を有するケース本体9の携帯を省略することで、装置
全体の軽量化を実現することが可能となり、実用上極め
て使い勝手がよい電源装置を提供できる。また、補助電
源部5の機能を有するケース本体6を別個に設けること
で、電子機器71,77の使用電力量が多い場合にのみ、補
助電源部5を備えたケース本体6を連結ボルト46により
ケース本体1に装着すればよく、従来のように装置一式
を別に購入することによるコストアップの要因を取り除
くことができる。
【0017】さらに、二次電圧出力部2,補助電源部5
およびDC/AC変換出力部10間に移動可能なハンドル
30を設けたことにより、このハンドル30を適宜切込溝32
に沿って移動させるだけで、簡単にケース本体1,6,
9を単数あるいは複数持ち運ぶことができるようにな
る。
【0018】また、実施例上の効果として、各フロント
パネル4,8,12の上部に形成された突出部により、こ
の突出部より下部に設けられたフロントパネルシート62
などの各機構に、外部から物が当たることを防止できる
とともに、ある程度防滴機能を持たせることができる。
また、コネクタ25Aへの供給電圧は直流12Vであるの
で、コネクタ25Aに図示しないプラグアダプタを接続す
れば、直接自動車のシガーソケット74と前記プラグアダ
プタを取り付けたコネクタ25Aとを接続することによ
り、DC/AC変換出力部10を備えたケース本体9の単
独使用も可能である。よって、仮にDC/AC変換出力
部10使用中に鉛蓄電池21,41が放電しきっても、継続し
てDC/AC変換出力部10を使用できる。
【0019】なお、本考案は上記実施例に限定されるも
のではなく、本考案の要旨の範囲において種々の変形実
施が可能である。例えば、実施例中では電池として鉛蓄
電池を用いたが、所定の直流出力を得ることのできる電
池であれば、他のタイプのものも適用可能である。ま
た、異なる種類の電子機器に対応してDC接続手段やA
C接続手段を複数設けてもよい。さらに、補助電源部を
備えたケース本体を複数用意するだけで、負荷側の使用
電力量が多くても十分に対応できる。また、実施例とは
逆に、補助電源部を電池出力部の右側に配置し、DC/
AC変換出力部を本体出力部の左側に配置してもよい。
【0020】
【考案の効果】本考案の電源装置は、電池を内蔵しその
直流出力を外部に取り出すためのDC接続手段を備えた
電池出力部と、この電池出力部からの直流出力を交流出
力に変換しその交流出力を外部に取り出すためのAC接
続手段を備えたDC/AC変換出力部と、使用電力量に
応じて前記電池出力部に電気的に接続可能な補助電源部
とを個別のケース本体毎に設け前記各出力部および補
助電源部を一体に連結する着脱可能な連結手段を設け
とともに、各ケース本体間を連結した略中央上部又は略
重心位置上部に移動可能なハンドルを設けたものであ
り、出力側の使用条件や使用電力量が変わっても、携帯
重量およびコストの低減を実現でき、しかも、簡単に各
出力部および補助電源部を単数あるいは複数持ち運ぶこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す装置全体の正面図であ
る。
【図2】同上電池出力部を収納するケース本体の一部切
欠断面図である。
【図3】同上補助電源部を収納するケース本体の一部切
欠断面図である。
【図4】同上DC/AC変換出力部を収納するケース本
体の断面図である。
【図5】同上電気的な接続を示す概略説明図である。
【図6】同上装置全体の斜視図である。
【符号の説明】
1,6,9 ケース本体 2 電池出力部 5 補助電源部 10 DC/AC変換出力部 21 鉛蓄電池(電池) 37 シガーソケット(DC接続手段) 46,58 連結ボルト(連結手段) 61 ACコンセント(AC接続手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 岩崎 徹 大阪府高槻市城西町6番6号 株式会社 ユアサ コーポレーション内 (72)考案者 角田 博司 大阪府高槻市城西町6番6号 株式会社 ユアサ コーポレーション内 (56)参考文献 特開 平7−184322(JP,A)

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電池を内蔵しその直流出力を外部に取り
    出すためのDC接続手段を備えた電池出力部と、この電
    池出力部からの直流出力を交流出力に変換しその交流出
    力を外部に取り出すためのAC接続手段を備えたDC/
    AC変換出力部と、使用電力量に応じて前記電池出力部
    に電気的に接続可能な補助電源部とを個別のケース本体
    毎に設け前記各出力部および補助電源部を一体に連結
    する着脱可能な連結手段を設けるとともに、各ケース本
    体間を連結した略中央上部又は略重心位置上部に移動可
    能なハンドルを設けたことを特徴とする電源装置。
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