JP2564604Y2 - ハイマウントストップランプ - Google Patents

ハイマウントストップランプ

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Publication number
JP2564604Y2
JP2564604Y2 JP7717892U JP7717892U JP2564604Y2 JP 2564604 Y2 JP2564604 Y2 JP 2564604Y2 JP 7717892 U JP7717892 U JP 7717892U JP 7717892 U JP7717892 U JP 7717892U JP 2564604 Y2 JP2564604 Y2 JP 2564604Y2
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JP
Japan
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mount stop
stop lamp
reflector
shaft
rear wiper
Prior art date
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JP7717892U
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JPH0633736U (ja
Inventor
秀一 土谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Motor East Japan Inc
Original Assignee
Kanto Auto Works Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、自動車の後部窓内か
ら後方に向かって光を照射するように取り付けられる、
ハイマウントストップランプに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば後部窓を払拭するためのリ
ヤワイパーを備えた自動車において、ハイマウントスト
ップランプを装着する場合、例えば図5に示すような方
法が知られている。先ず、図5(A)においては、自動
車の後部窓1の下縁中心付近に取り付けられたリヤワイ
パー2に対して、ハイマウントストップランプ3は、後
部窓1の上縁付近にて車室内に取り付けられている。ま
た、図5(B)においては、後部窓1の下縁中心から側
方にずらして取り付けられたリヤワイパー2に対して、
ハイマウントストップランプ3は、後部窓1の下縁中心
付近にて車室内に取り付けられている。さらに、図5
(C)においては、後部窓1の下縁中心から上方にずら
して取り付けられたリヤワイパー2に対して、ハイマウ
ントストップランプ3は後部窓1の下縁中心付近にて車
室内に取り付けられている。さらに、図5(D)におい
ては、後部窓1の下縁中心付近に取り付けられたリヤワ
イパー2に対して、ハイマウントストップランプ3は、
該リヤワイパー2のシャフト内に組み込まれている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うに構成されたハイマウントストップランプにおいては
以下のような問題がある。即ち、図5(A)のハイマウ
ントストップランプ3は、後部窓1の上縁付近にて車室
内に取り付けられていることから、車室内のヘッドクリ
ヤランスが少なくなってしまい、乗員に対して圧迫感を
与えることになるので、居住性が低下してしまうという
問題があった。
【0004】また、図5(B)のハイマウントストップ
ランプにおいては、リヤワイパー2が中心からずれて配
設されていることから、見栄えが悪くなってしまうと共
に、該リヤワイパー2による払拭範囲が狭くなってしま
うという問題があった。
【0005】さらに、図5(C)のハイマウントストッ
プランプにおいては、リヤワイパー2がハイマウントス
トップランプの上方に配設されることになるため、取付
位置が比較的高くなるので、後方視界が悪くなってしま
うという問題があった。
【0006】さらにまた、図5(D)のハイマウントス
トップランプにおいては、ハイマウントストップランプ
3がリヤワイパー2のシャフト内に組み込まれているこ
とから構造が複雑になり、コストが高くなってしまうと
共に、リヤワイパーを装着していない自動車に対して
は、異なる構成のハイマウントストップランプを用意す
る必要があり、より一層コストが高くなってしまうとい
う問題があった。
【0007】この考案は、以上の点に鑑み、簡単な構成
により低コストで構成され、且つリヤワイパー装着車に
対して後方視界を狭めるようなことなく、見栄えよく取
り付ることができ、しかもリヤワイパー非装着車に対し
ても取付け可能であるようにした、ハイマウントストッ
プランプを提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、この考案によるハイマウントストップランプは、自
動車の後部窓内にてリヤワイパーのシャフトの前側に配
設された光源ランプと、光源ランプを前方から包囲する
ように後方に向かって凹状に開放した第一の反射体と、
上記シャフトを覆うように前方に向かって凸状に形成さ
れた第二の反射体と、上記第一の反射体の開放部を閉じ
るように、該後部窓の内面付近に配設された赤色レンズ
部とを含むように構成した。
【0009】
【作用】上記構成によれば、光源ランプから出射した光
は、一部が第二の反射体の表面で反射され、また一部が
第一の反射体の表面で反射された後に、さらに他の一部
が直接に赤色レンズ部に入射することにより、該赤色レ
ンズ部を通って、赤色光が自動車の後方に向かって照射
されることになる。そして、このハイマウントストップ
ランプは全体がリヤワイパーのシャフトの周りに配設さ
れていることから乗員の後方視界が悪くなるようなこと
はない。またリヤワイパーと一体的に中心に装着されて
いることにより、左右対称の構成となって、見栄えも向
上する。さらにリヤワイパー非装着車の場合には、リヤ
ワイパーのシャフトを収容すべき部分にキャップ等を挿
入するだけで装着されることになり、共通の構成により
リヤワイパー装着車及び非装着車に対して取付けが可能
となる。
【0010】
【実施例】以下、図面に示した実施例に基づいて、この
考案を詳細に説明する。図1はこの考案によるハイマウ
ントストップランプの一実施例を示している。ハイマウ
ントストップランプ10は、リヤワイパーのシャフト1
1を包囲するように、自動車の後部窓W内面に対応し
て、開放した後端12aが後部窓Wの傾斜と一致するよ
う斜めに形成されたハウジング12と、このハウジング
12内にてシャフト11の前側に配設された光源ランプ
13と、この光源ランプ13を前方から包囲するように
後方に向かって凹状に開放した第一の反射体14と、上
記シャフト11を覆うように前方に向かって凸状に形成
された第二の反射体15と、第一の反射体14の開放部
を閉じるように、後部窓の内面付近に配設された赤色レ
ンズ部16と、を含んでいる。第二の反射体15は、本
実施例では後方へ向かって開放しているが、図4に示す
ように、リヤワイパーのシャフト11を取り囲むように
円形に形成されていてもよい。
【0011】この考案によるハイマウントストップラン
プは以上のように構成されており、ハイマウントストッ
プランプ10の光源ランプ13から出射した光は、一部
が、図4において矢印Aで示すように、第二の反射体1
5の表面で反射される。また一部(矢印B)は第一の反
射体14の表面で反射された後に、さらに矢印Cで示す
他の一部が直接に赤色レンズ部16に入射する。
【0012】これにより、光源ランプ13からの光は、
第一及び第二の反射体14,15による反射によって、
効率良く赤色レンズ部16に入射せしめられることにな
る。かくして、赤色レンズ部16から赤色光が自動車の
後方に向かって照射され、ブレーキ踏み込み時に光源ラ
ンプ13が点灯することにより、後続車に対してブレー
キ踏み込みを知らせることになる。
【0013】この場合、本ハイマウントストップランプ
10はリヤワイパーのシャフト11を包囲するように構
成されているので、取付スペースは僅かでよく、乗員の
後方視界を狭めるようなことはない。
【0014】尚、リヤワイパー非装着車に対して、本ハ
イマウントストップランプ10を装着する場合には、ハ
ウジング12のリヤワイパーのシャフト11を受容すべ
き部分にキャップ等を挿入または取り付けることによ
り、同一構成のものを装着することが可能である。
【0015】
【考案の効果】以上述べたように、この考案によれば、
ハイマウントストップランプの全体がリヤワイパーのシ
ャフトの周りに配設されていることから、乗員の後方視
界が悪くなるようなことはなく、またリヤワイパーと一
体的に中心に装着されていることにより、左右対称の構
成となって見栄えも向上する。また、本考案によれば、
簡単な構成によりコストが低減される。さらに、リヤワ
イパー非装着車の場合には、リヤワイパーのシャフトを
収容すべき部分にキャップ等を挿入するだけで装着され
ることになり、共通の構成によりリヤワイパー装着車及
び非装着車に対して取付けが可能であることから、量産
により、一層コストが低減される。かくして、この考案
によれば、簡単な構成により低コストで構成され、且つ
後方視界を狭めるようなことなく、見栄えよく取り付け
られると共に、リヤワイパー非装着車に対しても、取付
け可能であるようにした、実用上優れたハイマウントス
トップランプが提供される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例によるハイマウントストップ
ランプの概略斜視図である。
【図2】図1のハイマウントストップランプの概略側面
図である。
【図3】図1のハイマウントストップランプの正面図で
ある。
【図4】図1のハイマウントストップランプの変形例を
示す平面図である。
【図5】(A)乃至(D)は従来のハイマウントストッ
プランプの構成例をそれぞれ示す概略斜視図である。
【符号の説明】
10 ハイマウントストップランプ 11 リヤワイパーのシャフト 12 ハウジング 13 光源ランプ 14 第一の反射体 15 第二の反射体 16 赤色レンズ部

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自動車の後部窓内にて、リヤワイパーの
    シャフトの前側に配設された光源ランプと、該光源ラン
    プを前方から包囲するように後方に向かって凹状に開放
    した第一の反射体と、上記シャフトを覆うように前方に
    向かって凸状に形成された第二の反射体と、上記第一の
    反射体の開放部を閉じるように、後部窓の内面付近に配
    設された赤色レンズ部とを含んでいることを特徴とす
    る、ハイマウントストップランプ。
JP7717892U 1992-10-13 1992-10-13 ハイマウントストップランプ Expired - Lifetime JP2564604Y2 (ja)

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JP7717892U JP2564604Y2 (ja) 1992-10-13 1992-10-13 ハイマウントストップランプ

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JP7717892U JP2564604Y2 (ja) 1992-10-13 1992-10-13 ハイマウントストップランプ

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Publication Number Publication Date
JPH0633736U JPH0633736U (ja) 1994-05-06
JP2564604Y2 true JP2564604Y2 (ja) 1998-03-09

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ID=13626554

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