JP2564102B2 - マンコンベアの作業方法及び作業用踏板 - Google Patents

マンコンベアの作業方法及び作業用踏板

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JP2564102B2 JP6196815A JP19681594A JP2564102B2 JP 2564102 B2 JP2564102 B2 JP 2564102B2 JP 6196815 A JP6196815 A JP 6196815A JP 19681594 A JP19681594 A JP 19681594A JP 2564102 B2 JP2564102 B2 JP 2564102B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、エスカレータ及び歩く
歩道等のマンコンベアの据付・保守・点検等の作業方法
及び作業用踏板に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、エスカレータを据付現場に本設
する場合には、一般に、建物の下階部から上階部に向け
て図14に示すような本体枠1を設置し、この本体枠1
の長手方向に沿って往路側及び帰路側に無端状に形成さ
れた前輪及び後輪(図示しない)用ガイドレール2を設
ける。その上端の部位に駆動輪3A、下端部に従動輪3
Bが設けられる。その駆動輪3A及び従動輪3Bに踏段
チェーン4を無端状に巻装する。この踏段チェーン4に
は等間隔の踏板用輪軸5が回転自在に軸装される。これ
ら各輪軸5の両端に設けた前輪5aを上記ガイドレール
2により転動可能に案内支持させる。これらの輪軸5に
乗客を乗せる本設用踏段6を取付けるようになってい
る。
【0003】ところで、上述したような新設据付の本設
用踏段の取付け前や、既設の調整及び保守時に、本設用
踏段を取外して作業する場合、輪軸5がむき出しにな
り、作業者がその輪軸5上を移動する際、足が引掛かっ
て転んだり、輪軸5は回転自在になっているため、足を
踏外すことが発生する虞があった。
【0004】このため、従来、図15に示すような輪軸
5に平板11を複数載置し、これらを結束バンド12を
巻いて止めて平足場を形成してこれを作業用踏板として
使用したり、上記本設用踏段6を必要な数だけ仮に取付
けて作業用踏板として使用していた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述のような
平板11を載置して結束バンド12で止めたものでは、
その足場の角度が急で平板11が滑り易く、しっかりと
固定していなければ平板11が輪軸5からずれ落ち、移
動及び作業が困難であるという問題があった。一方、し
っかりと固定しようとすれば、結束バンド12での結束
や取外しに時間もかかり、容易に平板5の設置ができな
いという問題もあった。
【0006】また、平板1枚の長さが長く、作業中邪魔
になることもあり、また運搬する際等において収納スペ
ースが広くなければならないという問題もあった。ま
た、本設用踏段6を使用する場合も、本設用踏段1枚当
たりの重さが重く、輪軸5への固定が容易でないという
問題があった。さらに、必要な数だけ仮に設置するた
め、足場が不連続となる部分があるため、足を踏外すこ
とも考えられる。
【0007】そこで本発明は、新設据付、保守点検時に
本設用踏段を設置する前、または本設踏段を外したとき
に、設置や運搬が容易で、かつ確実な足場を形成するこ
とができる作業用踏板及びこの作業用踏板を利用して移
動及び作業時の足場を確保して作業できるマンコンベア
の作業方法を提供しようとするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1対応の本発明
は、本体枠と、踏板を案内するガイドレールと、両端が
反転動輪に架設した踏段チェーンと、この踏段チェーン
に等間隔で横架した前輪つきの多数本の前輪軸とを備え
本設マンコンベアにおいて、前記踏板チェーンに取付
けた前輪軸に作業用踏板を掛渡して連続的または断続的
に取付け、これら作業用踏板上を作業者が移動してマン
コンベアの据付け・保守点検作業を行うマンコンベアの
作業方法である。
【0009】請求項2対応の発明は、本体枠と、踏板を
案内するガイドレールと、両端が反転動輪に架設した踏
段チェーンと、この踏段チェーンに等間隔で横架した前
輪つきの多数本の前輪軸とを備えた本設マンコンンベア
において、前記前輪軸の往路側又は帰路側の双方又はい
ずれか一方に架設した作業用踏板の踏板面を平面投影し
たとき、前記架設輪軸間の範囲に位置するマンコンベア
の作業方法である。
【0010】請求項3対応の発明は、前後の輪軸間に掛
渡す水平な踏板基板と、この踏板基板の前端部に形成さ
れた前方輪軸掛け部と、踏板基板の後端部に形成された
後方輪軸掛け部とを具備するマンコンベアの作業用踏板
である。
【0011】請求項4対応の発明は、前後の輪軸間に掛
渡す水平な踏板基板と、この踏板基板の前端部に形成さ
れた前方輪軸掛け部と、前記踏板基板の後端部に形成さ
れた後方輪軸掛け部と、前記踏板基板の上部に凹凸状の
すべり止めとを設けたマンコンベアの作業用踏板であ
る。
【0012】請求項5対応の発明は、作業用踏板の両側
面部をその背面より直角以上の角度をなすように折曲
げ、前記後方輪軸掛け部を有する後方折曲部を踏板基板
の背面に対して直角以上の角度をなすように折曲げて複
数の作業用踏板を積み重ね可能に構成した請求項3記載
のマンコンベアの作業用踏板である。
【0013】請求項6対応の発明は、作業用踏板の踏板
基板の背面側に、この背面から所定長さだけ突出した積
重ねストッパを設けた請求項5記載のマンコンベアの作
業用踏板である。
【0014】請求項7対応の発明は、作業用踏板の一端
輪軸掛け部を凹形状に形成し、他端の輪軸掛け部を一
端の輪軸掛け部の凹部の幅より小さい幅の凸形状に形成
した請求項3記載のマンコンベアの作業用踏板である。
【0015】請求項8対応の発明は、作業用踏板の一端
の輪軸掛け部は、輪軸を挟込む一対の腕部を形成し、こ
の腕部の腕長さを輪軸の中心よりも長くした請求項3記
載のマンコンベアの作業用踏板である。
【0016】請求項9対応の発明は、作業用踏板は鋼板
又は非鉄金属板を曲げ加工によって構成する請求項3記
載のマンコンベアの作業用踏板である。請求項10対応
の発明は、作業用踏板は非鉄合金鋳物や合金樹脂等の形
成型によって一体形成した請求項3記載のマンコンベア
の作業用踏板。
【0017】
【作用】請求項1対応の本発明においては、エスカレー
タの新設や保守点検作業を行う際、本設マンコンベア
前輪軸に作業用踏板を1枚ずつ掛渡して連続的または断
続的に取付ける。そして作業者がこれら作業用踏板上を
移動してマンコンベアの据付け・保守点検作業を行う。
【0018】請求項2対応の本発明においては、エスカ
レータの新設や保守点検作業を行う際、本設マンコンベ
構成部材を現場に設置し、これら往路側又は帰路側の
前後輪軸に作業用踏板を1枚ずつ掛渡して連続的または
断続的に取付ける。
【0019】請求項3対応の本発明においては、後方輪
軸掛け部を後方の輪軸に掛けるとともに前方輪軸掛け部
を前方の輪軸に掛けることによって輪軸間に作業用踏板
を設置する。
【0020】請求項4対応の本発明においては、踏板基
板上にすべり止め踏板を取付けた状態で、後方輪軸掛け
を後方の輪軸に掛けるとともに前方輪軸掛け部を前方
の輪軸に掛けることによって輪軸間に作業用踏板を設置
する。
【0021】請求項5対応の発明においては、複数の作
業用踏板を上下に重載し、積み重ねた状態で、運搬等を
行う。請求項6対応の発明においては、複数の作業用踏
板を際、踏板基板間が積重ねストッパの長さの分だけ離
間した状態となる。
【0022】請求項7対応の発明においては、隣設する
作業用踏板の一方の凹状フック部と他方の凸状フック部
とを同一の輪軸に架設することにより、連続的に作業用
踏板を配設する。
【0023】請求項8対応の発明においては、作業用踏
板の踏板基板に荷重がかかった際、腕部は輪軸からの支
点反力を受ける。請求項9対応の発明においては、鋼板
又は非鉄金属板を曲げ加工によって所定部位を折曲げて
作業用踏板を構成する。請求項10対応の発明において
は、非鉄合金鋳物又は合金樹脂等の形成型により作業用
踏板を一体形成する。
【0024】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。本実施例において図15に示す部分と同一部分に
ついては、同一の符号を付して詳細な説明を省略する。
図1は、エスカレータの本設マンコンベア構成部材とし
ての本設エスカレータ構成部材21に作業用踏板22を
設置した場合の構成を示す側面図で、このような本設エ
スカレータ構成部材21を据付現場に本設する際の作業
を図14も参照しながら説明する。
【0025】すなわち、建物の下階部から上階部に向け
て本体枠1を設置する。そして、この本体枠1の長手方
向に沿って往路側及び帰路側に踏板用ガイドレールが左
右対象に取付けられる。そして、その上端部に駆動輪3
A、下端部に従動輪3Bが設けられる。
【0026】上記駆動輪3A、従動輪3Bには、踏板チ
ェーン4が無端状に巻装される。この路段チェーン4に
は多数本の輪軸5を等間隔に回転自在に軸装するととも
に、これら各輪軸5の両端に設けた前輪5aを上記ガイ
ドレール2により転動可能に案内支持させる。
【0027】こうした本設エスカレータ構成部材21の
輪軸5に、複数の作業用踏板22を本設用踏段6の代わ
りに連続踏段状に配置して、以降の据付作業、例えば左
右の欄干の据付や電気配線等を行うようする。
【0028】この作業用踏板22は輪軸5が上下方向に
配設されるエスカレータの傾斜部23に設ける傾斜部作
業用踏板22と、輪軸5が水平に配設されるエスカレー
タの水平部24に設ける後述の水平部作業用踏板25の
2種類がある。
【0029】図2は、上記傾斜部作業用踏板22の1つ
が前後の輪軸5に架設された場合の断面図で、トラス上
弦材1aは上記本体枠1を構成する部材で、図示しない
が下部側にも同様に下弦材が設けられ、その間に渡した
縦部材1c、斜め部材1dが渡されてトラスが構成され
ている。また、両側に平行に設けられた縦部材1cに
は、横梁1bが取付けられている。
【0030】この横梁1bは、踏板を案内するガイドレ
ール2を下方から支持している。このガイドレール2に
は、左右前輪5aの側部で脱レールしないよう立上げ部
が設けられ、その間を踏板チェーン、踏板及び前輪5a
が駆動しながら移動できるように構成される。
【0031】このように、踏板面31は、上記横梁16
があるため、許容寸法gが限度となり、それ以上下げて
構成できない。従って、踏板面31を中心として上段側
に折曲部32、下段側に折曲部33を設け、踏板面31
に荷重が作用したとき、上下輪軸5内にモーメントが作
用するX2 の範囲に踏板を構成する。
【0032】上記傾斜部作業用踏板22は、図3に示す
ように、上下に隣設された輪軸5の間にほぼ水平の足場
を形成する踏板基板としての踏板面31を備えている。
この踏板面31の前後にはそれぞれ折曲部32,33が
形成されている。
【0033】前方の折曲部32の先端には、前方の輪軸
5に係合する前方輪軸掛け部としてのフック部34が設
けられており、折曲部33の先端には、後方の輪軸5に
係合する後方輪軸掛け部としてのフック部35が左右対
象に設けられている。
【0034】具体的には、これら折曲部のうち、後方の
折曲部33は傾斜部作業用踏板22を収納する際に、コ
ンパクトな積み重ねを可能とするため、上記踏板面31
の背面とのなす角αが90°より大きくなるように折曲
げられている。
【0035】また、折曲部33の先端には、図4に示す
ように上記踏板面31の横幅W1 より狭い幅W3 のフッ
ク部34が形成される。一方、切欠36は傾斜部作業用
踏板22を連続して架設するため、切欠36の幅W2 と
フック部34の幅W3 の関係をW2 >W3 の関係に構成
する。そして、幅W1 とW3 の寸法差をできるだけ小値
に設けるものとする。しかしながら、後方折曲部33の
後方フック部35が後方の輪軸5に対して浮き上がるよ
うな踏板面31の折曲部33の支点35a,35bとフ
ック部34の支点34a,34bをそれぞれ直線で結ぶ
左右外側の特定負荷範囲31a,31bができるだけ狭
くなるようになっている。
【0036】図3において、この折曲部33は、その両
側に前方に折曲げられた側面部37を備える。この側面
部37は、傾斜部作業用踏板22を収納する際のコンパ
クトな積み重ねを可能とするため、折曲部33との正面
側背面とのなす角度は、90°以上に構成する。
【0037】また、フック部35の形状は後方の輪軸5
に係合し、かつ折曲部33前面と略平行に下方に延びる
ように腕部38が形成され、その腕の長さは後方の輪軸
5の中心よりも長く構成する。
【0038】一方、前方の折曲部32は折曲部33の切
欠36の幅W2 より狭い幅W3 で形成され、前方フック
部34はその前方折曲部32の先端がさらに下方に折曲
げて形成され、かつ折曲部32は下方に開放の「ハ」字
状の構成とする。
【0039】本発明の傾斜部作業用踏板22を実際のエ
スカレータに適用する場合、12形(広幅)、8形(狭
幅)に使い分け、前者には1個又は2個並列、後者には
1個を設置する等、作業によってさらに連続、断続等に
使い分ける。なお、後述の水平部作業踏板の幅W3 も同
様である。
【0040】上記踏板面31の略中央には、図4(a)
軽量化等のために略矩形の孔部39が設けられ、その孔
部39の前後の縁部39aには、それぞれ複数の突部が
形成され、図5に示すように、突部は下方に折曲げ、h
寸法に形成された積重ねストッパ41を形成する。
【0041】これら積重ねストッパ41は、図7に示す
ように、複数の傾斜部作業用踏板22を重ね合わせたと
きに、それぞれ踏板面31が重なって取外しが困難にな
らないように、踏板面間の距離を一定に保つものであ
る。
【0042】また、上記踏板面31には、その孔部39
を上方から覆いかくすように、同図(b)に示すような
すべり止め踏板としての縞鋼板42が形成され、これら
が図5のように取付けられている。この縞鋼板42の上
面には、縞状の凹凸が形成されている。
【0043】また、踏板面31及び後方の輪軸5の軸心
からの鉛直方向の距離h3 は0に近付くほど安定する
が、h3 が小さいと前後輪用ガイドレール2を受けてい
る横梁に、踏板面の側面部の前方下縁部が当たってしま
い設置できないため、横梁1bとの隙間gがなくならな
い程度に距離h3 を決定する。
【0044】上記踏板面31の奥行きX2 は、長い方が
足場が安定するが、後方の輪軸5の軸心よりも水平方向
より後方にはみだすと、前後の輪軸5を支点とするはみ
だし梁となるため、はみだした部分に荷重が作用した場
合に前方の輪軸5から前方フック部34が浮いてしまう
ことになり、不安定である。
【0045】このため、踏板面31の奥行きX2 を前後
の輪軸5の軸心の水平間距離X0 よりも短くして単純梁
となるように構成し、踏板面31のどこに乗っても単純
梁の支点となる輪軸5を押す方向に力が働くようにする
ことによって、フック部34,35が輪軸5から離間し
ないようになっている。
【0046】また、上記踏板面31の後端部から後方の
輪軸5の軸心との水平間距離X1 は、上記踏板面31と
後方折曲部33とのなす角αに基づいて決定される。上
記踏板面31の両側には、踏板面31の曲げ強度を補強
するため、側面部43が折曲げ形成されている。これら
側面部43は傾斜部作業用踏板22を収納する際のコン
パクトな積み重ねを可能とし、しかも横ずれを防止する
ため、図5に示すように、踏板面31と側面部43の背
面側とのなす角度βは、90°以上に形成する。
【0047】なお、上記折曲げ部32,33には、それ
ぞれ持運びや軽量化等を容易にするため、とって穴44
が設けられている。このような傾斜部作業用踏板22
は、例えば1枚の鋼板をレーザ加工で、図4(a)に示
すような形状に加工し、その後点線で示した折目線に沿
って所定量だけ折曲げ加工し、同図(b)に示すような
縞鋼板42を踏板面31上に取付けて製造する。
【0048】なお、上記傾斜部作業用踏板22は、その
踏板面31に縞鋼板42を取付けるものについて述べた
が、必ずしもこれに限定されるものではなく、傾斜部作
業用踏板22の踏板面31上に直接縞状の凹凸を形成し
たものであってもよい。これにより、部品点数の減少を
図ることができる。
【0049】さらに、鋼板等に代わり、アルミニウム合
金等の非鉄合金、及び非鉄鋳物合金等の一体成形、又は
強化プラスチックによる一体成形、複数板同時成形等の
ものでも同様に構成できる。
【0050】また、傾斜部作業用踏板22は、図2に示
すようにその踏板面31及び後方の輪軸5の軸心からの
鉛直方向の距離h3 を踏板面31の側面部37の前方下
縁部が横梁1bに当たらない程度に設定したものについ
て述べたが、必ずしもこれに限定されるものではなく、
図8に示すように距離h3 を短くしたものであってもよ
い。
【0051】このような傾斜部作業用踏板22は本体枠
1の横梁1bがない場合に使用できる。これにより、踏
板面31を広くすることができ、足場をより安定するこ
とができる。この場合においても、上記実施例と同様に
踏板面31に縞状の凹凸を直接設けてもよく、また踏板
面31に縞鋼板42を取付けてもよい。
【0052】また、傾斜部作業用踏板22は、その後方
フック部35を一対の腕部38を延ばして構成したもの
について述べたが、必ずしもこれに限定されるものでは
なく、両方の腕部38の間の形状を図9に示すように先
端部を水平にしてもよく、また、くの字状にしてもよ
い。
【0053】また、上記傾斜部作業用踏板22は、その
前後方向に切断した場合の断面を図2に示すように構成
したものについて述べたが、必ずしもこれに限定される
ものではなく、例えば図10に示すような形状(図10
は形状の概略を示したものである。)であってもよい。
【0054】すなわち、同図(a)に示すように前方の
輪軸5の上端部と踏板面31をほぼ同一平面になるよう
に形成してもよく、また同図(b)に示すように後方折
曲部33と踏板面31とのなす角αが90°より小さく
なるように折曲げた形状であってもよい。
【0055】さらに、同図(c)に示すように踏板面3
1をさらに段状に形成したものであってもよく、また同
図(d)に示すように前方折曲部32と踏板面31との
なす角が90°より大きくなるように折曲げた形状であ
ってもよい。
【0056】次に、水平部作業用踏板25を図面を参照
して説明する。傾斜部作業用踏板22と異なるのは、前
後の折曲部32,33を有せず、図11に示すように前
後の端部にフック部34,35のみが形成されている点
である。すなわち、前後の端部の高さを同一にすること
によってエスカレータの水平部24に水平の足場を形成
するものである。
【0057】この水平部作業用踏板25は、例えば1枚
の鋼板をレーザ加工で、図12に示すような形状に加工
し、その後、点線で示した折目線に沿って所定量だけ折
曲げ加工して形成する。
【0058】具体的には、前方フック部34は、前方の
端部の折目線を介して折曲片51を設けるとともに、折
目線の後方にコ字形の一対の切溝52を形成してこれら
切溝52内にそれぞれ切起片53を設け、上記折曲片5
1を下方に折曲げるとともに切起片52を下方に折曲げ
て構成する。すなわち、これら折曲片51と切起片52
との対向間で前方フック部34を形成する。
【0059】また、後方フック部35は一対の折曲片5
4を折目線で下方に折曲げることにより構成する。そし
て、踏板面31上には、上記傾斜部作業用踏板22と同
様に縞鋼板42が取付けられる。
【0060】なお、この水平部作業用踏板25のフック
部34,35の幅は、前方に配設された水平部作業用踏
板25の後方フック部35と後方に配設された前方フッ
ク部34とが同一輪軸5上で重ならなければ、図11に
示す形状に限定されることはなく、図13に示すような
形状にしてもよい。
【0061】すなわち、例えば同図(a)に示すように
後方フック部35に切欠部56を設け、前方フック部3
4を後方フック部35の切欠部56より短い幅で形成す
るものであってもよく、また同図(b)に示すようにフ
ック部34,35を互い違いの凹凸形状に形成してもよ
い。
【0062】さらに、同図(c)に示すように前方フッ
ク部34に一対の切欠57を設け、この切欠57より小
さい幅で一対の後方フック部35を形成してもよく、ま
た同図(d)に示すように前方フック部34に切欠58
を設け、この切欠58の幅より狭い幅の後方フック部3
5を形成してもよい。
【0063】このような構成の本実施例においては、例
えば据付現場にエスカレータを新設する場合には本設エ
スカレータ構成部材21を設置した状態、または既設の
エスカレータの保守点検を行う場合には本設用踏段6を
すべて取外した状態で、複数の作業用踏板22,25を
本設用踏段6の代わりに連続踏段状に配置する。
【0064】この場合、輪軸5が上下方向に配設される
エスカレータの傾斜部23には傾斜部作業用踏板22を
配置し、輪軸5が水平に配設されるエスカレータの水平
部24には水平部作業用踏板25を配置する。
【0065】具体的には、最初の傾斜部作業用踏板22
を配置する場合、図6(a)に示すように傾斜部作業用
踏板22の後方フック部35の両腕38間に後方の輪軸
5を挿入して掛設し、この後方の輪軸5を中心に傾斜部
作業用踏板22を実線矢印の方向に回動することによっ
て前方の輪軸5に前方フック部35を引掛ける。これに
より、同図(b)に示すように前後の輪軸5にそれぞれ
前後のフック部34,35が架設される。
【0066】次の傾斜部作業用踏板22を設置するとき
は、既設された傾斜部作業用踏板22の前方の輪軸5に
次の傾斜部作業用踏板22の後方フック部35の両腕3
8間に挿入する。このとき、次の傾斜部作業用踏板22
の後方フック部35の切欠36に、既設された傾斜部作
業用踏板22の前方フック部34が入るようにする。
【0067】これにより、次の傾斜部作業用踏板22の
後方フック部35と既設された傾斜部作業用踏板22の
前方フック部34とは重なることなく、1つの輪軸5に
架設される。
【0068】こうして、次々と傾斜部作業用踏板22を
輪軸間に配置していくと、図1に示すように連続踏段状
に配置される。エスカレータの新設の場合は、この状態
で以降の据付作業、例えば左右の欄手の据付や電気配線
等を行い、既設のエスカレータの場合は、この状態で保
守点検作業を行う。
【0069】また、これら傾斜部作業用踏板22の運搬
時や、据付け時には、図7に示すように積み重ねて収納
する。このとき、それぞれの傾斜部作業用踏板22は積
重ねストッパ41によって一定間隔で重合わされる。水
平部作業用踏板25の運搬時や、設置時にも同様に積み
重ねする。
【0070】このように、本設エスカレータ構成部材2
1の輪軸間に複数の作業用踏板22,25を本設用踏段
6の代わりに連続踏段状に配置するため、足場が安定
し、作業や移動中に足を踏外すこともない。
【0071】また、輪軸間に配設されたときの作業用踏
板22,25の踏板面31は水平になるため、従来のよ
うに踏板面が斜行している場合に比して、足場の安定度
が非常に高く、据付作業や保守点検作業を容易に行うこ
とができる。
【0072】また、作業用踏板22,25の前後端にフ
ック部34,35を設け、これを前後輪軸5に架設する
ため、配設や取外しが容易にでき、時間もかからないた
め全体の作業時間の短縮を図ることもできる。
【0073】また、作業用踏板22の折曲部54や側面
部37を踏板面31の背面に対して90°以上となるよ
うに折曲げて形成するため、作業用踏板22を収納する
際、コンパクトな積み重ねができ、作業中邪魔になるこ
とはなく、収納スペースも節約できる。しかも、作業用
踏板22,251つ当たりの重さが本設用踏段6に比し
て軽いため、運搬等の取扱いが容易であるという効果を
奏する。
【0074】また、傾斜部作業用踏板22に積重ねスト
ッパ41を設けたため、スタッキングの際、踏板面間の
距離を一定に保つことができる。これにより、積重ねた
傾斜部作業用踏板22を1枚ごとに容易に取外すことが
できる。また、作業用踏板22,25の踏板面31に縞
状の凹凸を形成した縞鋼板42を設けるため、すべりを
防止し、より安定した足場で作業を行うことができる。
【0075】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、
設マンコンベア構成部材の前後輪軸間に作業用踏板を連
続的または断続的に取付け、これら作業用踏板上を作業
者が移動してマンコンベアの据付け・保守点検作業を行
うため、新設据付、保守点検時に本設用踏段を設置する
前、または本設踏段を外したときの作業や移動中に足を
踏外すことなく、確実な足場での作業が可能となる。
【0076】また、本設マンコンベア構成部材の前後輪
軸間に作業用踏板を連続的または断続的に取付けるた
め、作業中の足場を確実にすることができる。これによ
り、据付け・保守点検作業を容易に行うことができる。
【0077】また、作業用踏板を輪軸間に配設する際、
前後の輪軸掛け部を前後の輪軸に掛けるだけでよい。こ
れにより、配設や取外しが容易にでき、時間もかからな
いため全体の作業時間の向上を図ることもできる。
【0078】また、作業用踏板上のすべり止め部又はす
べり止め踏板により、作業中のすべりを防止することが
でき、より安定した足場での作業が可能となる。また、
作業用踏板の両側面部、後方折曲部をそれぞれ踏板基板
に対して直角以上の角度をなすように折曲げるため、作
業用踏板を収納する際、コンパクトな積み重ね収納がで
き、作業中邪魔になることはなく、収納スペースも節約
でき、運搬等の取扱いを容易にすることができる。
【0079】また、作業用踏板の踏板基板の背面側に積
重ねストッパを設けたため、スタッキングの際、踏板基
板間の距離を一定に保つことができる。これにより、積
重ねた作業用踏板を1枚ごとに容易に取外すことができ
る。
【0080】また、隣設する作業用踏板の一方の凹状フ
ック部と他方の凸状フック部とが重なることなく、一つ
の輪軸に架設することができる。これにより、作業用踏
板の連続的な配設が可能となる。
【0081】また、作業用踏板の一端の輪軸掛け部の腕
部の腕長さを輪軸の中心よりも長くしたことより、作業
用踏板の踏板基板上の特定負荷範囲に荷重がかかったと
き、その輪軸掛け部の輪軸からの浮き上がりを防止する
ことができる。
【0082】また、作業用踏板は鋼板を曲げ又は非鉄合
金板の加工及び一体成形によって構成することから、作
業用踏板を容易に形成することができる。また、作業用
踏板は非鉄合金鋳物、強化プラスチック又は合成樹脂等
を成形型により一体で形成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の概略構成を示す斜視図。
【図2】図1に示す傾斜部作業用踏板の構成を説明する
断面図。
【図3】図1に示す傾斜部作業用踏板の概略構成を示す
斜視図。
【図4】図3に示す傾斜部作業用踏板の展開図等を説明
する図。
【図5】図3に示すA−A断面図。
【図6】図3に示す傾斜部作業用踏板を輪軸間に掛設す
る場合の作用を説明する図。
【図7】図3に示す傾斜部作業用踏板を積み重ねした場
合の側面図。
【図8】図3に示す傾斜部作業用踏板の変形例を示す
図。
【図9】図3に示す傾斜部作業用踏板のフック部の構成
の変形例を示す図。
【図10】図3に示す傾斜部作業用踏板の変形例を示す
図。
【図11】本実施例にかかる水平部作業用踏板の概略構
成を示す斜視図。
【図12】本実施例にかかる水平部作業用踏板の展開
図。
【図13】本実施例にかかる水平部作業用踏板のフック
部の変形例を示す図。
【図14】本設されたエスカレータの構成を説明する
図。
【図15】従来のマンコンベアの作業方法を説明する
図。
【符号の説明】
1…本体枠、2…ガイドレール、3…反転動輪、4…踏
段チェーン 5…輪軸、5a…車輪、21…本設マンコンンベア構成
部材 22…斜行部作業用踏板、25…水平部作業用踏板、3
1…踏板面 32…前方折曲部、33…後方折曲部、34…前方フッ
ク部、35…後方フック部、37…側面部、42…縞鋼
板、41…積重ねストッパ、38…腕部

Claims (10)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 本体枠と、踏板を案内するガイドレール
    と、両端が反転動輪に架設した踏段チェーンと、この踏
    段チェーンに等間隔で横架した前輪つきの多数本の前輪
    軸とを備えた本設マンコンベアにおいて、前記踏板チェ
    ーンに取付けた前輪軸に作業用踏板を掛渡して連続的ま
    たは断続的に取付け、これら作業用踏板上を作業者が移
    動してマンコンベアの据付け・保守点検作業を行うこと
    を特徴とするマンコンベアの作業方法。
  2. 【請求項2】 本体枠と、踏板を案内するガイドレール
    と、両端が反転動輪に架設した踏段チェーンと、この踏
    段チェーンに等間隔で横架した前輪つきの多数本の前輪
    軸とを備えた本設マンコンベアにおいて、前記前輪軸の
    往路側又は帰路側の双方又はいずれか一方に架設した作
    業用踏板の踏板面を平面投影したとき、前記架設輪軸間
    の範囲に位置することを特徴とするマンコンベアの作業
    用踏板。
  3. 【請求項3】 前後の輪軸間に掛渡す水平な踏板基板
    と、この踏板基板の前端部に形成された前方輪軸掛け部
    と、前記踏板基板の後端部に形成された後方輪軸掛け部
    とを具備することを特徴とするマンコンベアの作業用踏
    板。
  4. 【請求項4】 前後の輪軸間に掛渡す水平な踏板基板
    と、この踏板基板の前端部に形成された前方輪軸掛け部
    と、前記踏板基板の後端部に形成された後方輪軸掛け部
    と、前記踏板基板の上部に凹凸状のすべり止めとを設け
    ことを特徴とするマンコンベアの作業用踏板。
  5. 【請求項5】 作業用踏板の両側面部をその背面より直
    角以上の角度をなすように折曲げ、前記後方輪軸掛け部
    を有する後方折曲部を踏板基板の背面に対して直角以上
    の角度をなすように折曲げて複数の作業用踏板を積み重
    ね可能に構成したことを特徴とする請求項3記載のマン
    コンベアの作業用踏板。
  6. 【請求項6】 作業用踏板の踏板基板の背面側に、この
    背面から所定長さだけ突出した積重ねストッパを設けた
    ことを特徴とする請求項5記載のマンコンベアの作業用
    踏板。
  7. 【請求項7】 作業用踏板の一端の輪軸掛け部を凹形状
    に形成し、他端の輪軸掛け部を一端の輪軸掛け部の凹部
    の幅より小さい幅の凸形状に形成したことを特徴とする
    請求項3記載のマンコンベアの作業用踏板。
  8. 【請求項8】 作業用踏板の一端の輪軸掛け部は、輪軸
    を挟込む一対の腕部を形成し、この腕部の腕長さを輪軸
    の中心よりも長くしたことを特徴とする請求項3記載の
    マンコンベアの作業用踏板。
  9. 【請求項9】 作業用踏板は鋼板又は非鉄金属板を曲げ
    加工によって構成することを特徴とする請求項3記載の
    マンコンベアの作業用踏板。
  10. 【請求項10】 作業用踏板は非鉄合金鋳物や合金樹脂
    等の形成型によって一体形成したことを特徴とする請求
    項3記載のマンコンベアの作業用踏板。
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