JP2563579B2 - 開先用フライスカッターの位置設定方法 - Google Patents

開先用フライスカッターの位置設定方法

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JP2563579B2
JP2563579B2 JP1148088A JP14808889A JP2563579B2 JP 2563579 B2 JP2563579 B2 JP 2563579B2 JP 1148088 A JP1148088 A JP 1148088A JP 14808889 A JP14808889 A JP 14808889A JP 2563579 B2 JP2563579 B2 JP 2563579B2
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【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、開先用フライスカッターの開先角度および
開先量に係る位置設定方法に関するものである。
(従来の技術) 従来は、第13図(A)に示されるように、フライスカ
ッター1の位置設定の基準点として、カッター軸心2上
の点aをカッター傾動の中心点としている。そして、被
削材Wの幅方向(X軸方向)と、カッター軸心2方向と
にカッター1を移動するようにしている。
例えば、この従来のフライスカッターの位置設定にお
いて、被削材Wの板厚の変化は、幅方向(X方向)の移
動L1で対応し、開先量の変化(T→T′)は、カッター
軸心2方向の移動L2により対応している。
(発明が解決しようとする課題) この場合、第13図(B)(C)(D)に示されるよう
に、開先量T、板厚、開先角度θがそれぞれ変化した場
合、フライスカッター1と被削材WまたはW′との接点
3がカッター刃面上で一定しないため、カッター1の位
置設定が困難である。
本発明は、被削材の開先量、板厚、開先角度が変化し
ても、フライスカッターの位置設定が容易に行えるよう
にした開先用フライスカッターの位置設定方法を提供す
ることを目的とするものである。
(課題を解決するための手段) 本発明の開先用フライスカッターの位置設定方法は、
第12図において、被削材Wを開先加工するフライスカッ
ター41の位置設定方法であって、フライスマシン上で、
前記フライスカッター41はカッター刃面上に設けられた
傾動中心37を中心として傾動できるようにするととも
に、被削材Wの幅方向(X方向)および厚方向(Y方
向)に移動できるようにし、前記フライスマシン上の所
定位置に位置決めされる被削材Wの下面と加工側の端面
との稜線を基準点とし、前記フライスカッター41の傾動
中心37の厚方向(Y方向)位置を開先加工位置に応じ
て、前記基準点又は前記基準点から被削材Wの厚寸法だ
け上方に設定し、前記フライスカッター41の傾動中心37
の幅方向(X方向)位置を前記基準点から、開先角度θ
と被削材Wの開先量とから求めて設定するものである。
(作用) 本発明の開先用フライスカッターの位置設定方法は、
第11図および第12図において、フライスマシン上の所定
位置に位置決めされる被削材Wの下面と加工側の端面と
の稜線を基準点とし、開先加工位置が被削材Wの下面の
場合には、フライスカッター41のカッター刃面上に設け
られた傾動中心37の厚方向(Y方向)位置を被削材Wの
下面と加工側の端面との稜線位置にある基準点に設定
し、また、開先加工位置が被削材Wの上面の場合には、
フライスカッター41のカッター刃面上に設けられた傾動
中心37の厚方向(Y方向)位置を前記基準点から被削材
Wの厚寸法だけ上方向(移動量L1)に設定する。
また、前記フライスカッター41のカッター刃面上に設
けられた傾動中心37の幅方向(X方向)位置は、被削材
Wの開先角度θと開先量Tから求めて前記基準点からの
移動位置(移動量L2)を設定する。
なお、被削材Wを削成する開先角度θに対応して前記
フライスカッター41のカッター刃面上の傾動中心37を中
心とする傾動角度を設定する。
したがって、被削材Wの厚寸法、開先角度θおよび開
先量Tを決めることにより被削材Wの寸法に影響なく容
易にフライスカッター41の位置設定ができる。
(実施例) 以下、本発明の開先用フライスカッターの位置設定方
法の一実施例を第12図に基いて説明する。
第12図において、フライスカッター41はカッター刃面
上に設けられた傾動中心37を中心として傾動できるよう
にするとともに、被削材(平板鋼)Wの幅方向(X方
向)および厚方向(Y方向)に移動できるようになって
いる。
また、被削材Wはフライスマシンの被削材載支面上の
所定位置に位置決めされるようになっている。
そして、フライスマシンの被削材載支面上の所定位置
に位置決めされる被削材Wの下面と加工側の端面との稜
線を基準点とする。
被削材Wの幅方向の端部の上面を開先加工するフライ
スカッター41の位置設定の場合、前記フライスカッター
41のカッター刃面上に設けられた傾動中心37の厚方向
(Y方向)の位置設定は、被削材Wの厚寸法だけ前記基
準点からの上方への移動量L1を設定する。
また、前記フライスカッター41のカッター刃面上に設
けられた傾動中心37の被削材Wの幅方向(X方向)の位
置は、被削材Wの開先角度θと開先量Tに対応して前記
基準点から被削材Wの幅方向(X方向)に移動する幅方
向移動量L2を求めて設定する。
なお、被削材Wを削成する開先角度θに対応して前記
フライスカッター41のカッター刃面上の傾動中心37を中
心とする傾動角度を設定する。
そして、フライスカッター41のカッター刃面上の傾動
中心37を被削材Wの厚寸法に対応した厚方向(Y方向)
に移動させるとともに、被削材Wの開先角度θと開先量
Tから求められた被削材Wの幅方向(X方向)に移動さ
せ、さらに、開先角度θに対応した傾動角度に傾動させ
て、フライスカッター41を回転しながら、被削材Wの長
手方向に横送りさせることにより、被削材Wの長手方向
に沿った幅方向の上面の稜線に一定の開先加工を連続し
て行うことができる。
すなわち、フライスカッター41のエンゲージ角等によ
り決定されるカッター刃面上の傾動中心37を、X軸(平
板鋼Wの幅方向)およびY軸(平板鋼Wの板厚方向)の
交点となる基準点に一致させ、この基準点を基準として
フライスカッター41をX軸方向またはY軸方向に移動調
整させるとともに、傾動中心37を中心として、カッター
刃面をθ方向に傾動調整させる。
例えば、第12図(A)に示されるように、フライスカ
ッター41のカッター刃面上の傾動中心37がカッター刃面
上に設けられているので、開先角度θの如何にかかわら
ず、Y軸方向の移動量L1のみにより、傾動中心37と被削
材Wの頂点(カッターとの接点P)とを一致させること
が可能である。そして、開先量Tは下記の式により算出
して設定できる。
T=L2/tanθ L2はX軸方向の移動量 θは開先角度 また、第12図(B)は、異なる開先量T′の場合を示
し、第12図(C)は、板厚の異なる被削材W′の場合を
示し、第12図(D)は、異なる開先角度θ′の場合を示
す。このいずれの場合も、最初にカッター41と被削材W,
W′との接点(Pで示される)を一定に保つことがで
き、その最初の状態を基準にして、X軸方向またはY軸
方向の移動量を設定することにより、フライスカッター
41の位置設定を容易にできる。
また、第11図は、ダブルカッタータイプのフライスカ
ッターを示し、上面開先用カッター41と、下面開先用カ
ッター41aとを並列に組合わせることにより、被削材
(平板鋼)Wの両面開先加工が1工程にて可能となる。
この両面開先加工で、被削材(平板鋼)Wの上面を開
先加工する上側カッター41の位置設定は、前述の第12図
に示すように、前記フライスマシン上の所定位置に位置
決めされる被削材Wの下面と加工側の端面との稜線を基
準点とし、前記フライスカッター41の傾動中心37の厚方
向(Y方向)位置を開先加工位置に応じて、前記基準点
又は前記基準点から被削材Wの厚寸法だけ上方に設定
し、前記フライスカッター41の傾動中心37の幅方向(X
方向)位置を前記基準点から、開先角度θと被削材Wの
開先量Tとから求めて設定する。また、被削材Wを削成
する開先角度θに対応して前記フライスカッター41のカ
ッター刃面上の傾動中心37を中心とする傾斜角度を設定
する。
一方、被削材(平板鋼)Wの下面を開先加工する下側
カッター41aの位置設定は、フライスカッター41aのカッ
ター刃面上に設けられた傾動中心37の厚方向(Y方向)
位置を被削材Wの下面と加工側の端面との稜線位置にあ
る基準点に設定する。また、前記フライスカッター41a
のカッター刃面上に設けられた傾動中心37の幅方向(X
方向)位置は、被削材Wの開先角度θaと開先量Taから
求めて前記基準点からの移動位置を設定する。
なお、被削材Wを削成する開先角度θaに対応して前
記フライスカッター41aのカッター刃面上の傾動中心37
を中心とする傾動角度を設定する。
この上面開先用カッター41と下面開先用カッター41a
との開先量および開先角度は、それぞれ単独で任意の値
に設定することが可能である。
次に上記開先用フライスカッターの位置設定方法を実
施するフライスマシンの具体的構成を第1図ないし第9
図に基いて説明する。
第1図に示されるように、フライスマシン11の上部に
コ字形の支持材12を介してクランプシリンダ取付橋体13
が固定され、この取付橋体13に多数のクランプシリンダ
14が被削材(平板鋼)Wの長さ方向に配列され、この各
シリンダ14のピストンロッドの先端にクランププレート
15が取付けられている。このクランププレート15によっ
て前記マシン本体11の上面の被削材載支面16の所定位置
にセットされた被削材(平板鋼)Wを挟圧して固定す
る。そして、この被削材載支面16上における被削材Wの
下面と幅方向端面との稜線を位置合わせする所定位置を
基準点とする。
この第1図に示される開先加工機はシングルカッター
タイプであり、第2図以下の図面に示される開先加工機
はダブルカッタータイプであるが、基本的には同一の機
構であるから、第1図に使用した符号を第2図以下の図
面にも使用するとともに、第2図以下に使用した符号を
第1図にも使用する。
第2図に示されるように、前記マシン本体11に一対の
ガイドレール21が取付けられ、この一対のレール21にス
ライドベース22が摺動自在に嵌合され、このスライドベ
ース22に、前記一対のガイドレール21の間に設けられた
モーター23により回転されるスクリューシャフト24が螺
合されている。フライスマシン11の両側部に設けられた
伸縮カバー25が前記スライドベース22の両側部に接続さ
れ、前記ガイドレール21およびスクリューシャフト24等
が切削屑等から保護されている。
そして、モーター23によりスクリューシャフト24が正
転または逆転されると、スライドベース22がガイドレー
ル21に沿って移動され、一側の伸縮カバー25が伸長され
るとともに、他側の伸縮カバー25が収縮される。
また、第1図において、前記スライドベース22の上側
に前記ガイドレール21と直交するX方向ガイド31が設け
られ、このガイド31にX方向スライダ32が摺動自在に嵌
合され、このスライダ32は後述するX方向送り用モータ
ー33等の送り機構により移動される。さらに、前記X方
向スライダ32の上側にY方向ガイド34が一体に立設さ
れ、このガイド34にY方向スライダ35が摺動自在に嵌合
され、このスライダ35は後述するY方向送り用モーター
36等の送り機構により移動される。さらに、第1図に図
示された位置に設定された傾動中心37を中心にθ回動体
38が回動自在に取付けられ、このθ回動体38は後述する
θ調整用モーター39等の回動機構により角度調整され
る。
この第1図に示すように、前記θ回動体38の一側には
フライスカッター41が取付けられ、θ回動体38の他側に
はそのカッター41を回転するためのモーター42が取付け
られている。このモーター42の回転は、θ回動体38の内
部に設けられた回転伝達機構を経てフライスカッター41
に伝えられる。また、第2図に示されるダブルカッター
タイプの開先加工機では、前記フライスカッター41が上
側カッターとして設けられているとともに、フライスカ
ッター41aが下側カッターとして設けられている。
また、第3図乃至第7図には、X方向ガイド機構、Y
方向ガイド機構およびθ方向ガイド機構が示されてい
る。X方向ガイド機構およびY方向ガイド機構は既に説
明したので、θ方向ガイド機構について説明すると、前
記θ回動体38の内側面に角度調整プレート51が固定さ
れ、この角度調整プレート51の内側面に固定された一対
の円弧スライダ52が、Y方向スライダ35に形成された円
弧溝53に摺動自在に嵌合されるとともに、Y方向スライ
ダ35に固定された押え板54によって抜止め保持されてい
る。この押え板54の外周側には、前記円弧溝53と同心円
弧状に形成された円弧ラック55が設けられ、Y方向スラ
イダ35に固定されている。この円弧ラック55には前記θ
調整用モーター39により回動されるピニオン56が噛合さ
れている。
前記円弧溝53および円弧ラック55の中心は前記カッタ
ー41の刃面上にある傾動中心37である。
第8図はX方向駆動機構を示し、前記X方向スライダ
32にギヤケース61が固定され、このギヤケース61の内部
で、前記X方向送り用モーター33の出力軸に嵌着された
小径ギヤ62と、ベアリング63により回転自在に保持され
た回転軸64に嵌着された大径ギヤ65とが噛合され、この
回転軸64に一体に設けられたスクリュー66が、前記スラ
イドベース22に取付筒67を介して固定された雌ねじ部材
68と螺合されている。回転軸64の回動量(スクリュー66
による軸方向送り量)はロータリエンコーダー69により
検出される。
そして、X方向送りモーター33によりギヤ62,65を介
してスクリュー66を回動すると、スライドベース22に固
定された雌ねじ部材68に対しスクリュー66が軸方向に移
動し、ギヤケース61およびX方向スライダ32が第1図に
示されるX方向に移動され、フライスカッター41も第11
図および第12図に示されるX方向に移動調整される。
第9図はY方向駆動機構を示し、前記Y方向ガイド34
の上端にギヤケース71が固定され、このギヤケース71の
内部で、前記Y方向送り用モーター36の出力軸に嵌着さ
れた小径ギヤ72と、ベアリング73により回転自在に保持
された回転軸74に嵌着された大径ギヤ75とが噛合され、
回転軸74に一体に設けられたスクリュー76が、前記Y方
向スライダ35に取付部77を介して固定された雌ねじ部材
78と螺合されている。回転軸74の回動量(スクリュー76
による軸方向送り量)はロータリエンコーダー79により
検出される。
そして、Y方向送りモーター36によりギヤ72,75を介
してスクリュー76を回動すると、Y方向スライダ35に一
体に設けられた雌ねじ部材78が上下方向に移動し、Y方
向スライダ35が第1図に示されるY方向に移動され、フ
ライスカッター41も第11図および第12図に示されるY方
向に移動調整される。
第10図はθ方向駆動機構を示し、前記角度調整プレー
ト51の下部にギヤケース81が固定され、このギヤケース
81の内部で、前記θ調整用モーター39によって回転され
るウォーム軸82に嵌着されたウォーム83と、ベアリング
84により回転自在に保持された回転軸85に一体スリーブ
86を介し嵌着されたウォームホイール87とが噛合され、
回転軸85の一体スリーブ86に前記ピニオン56が一体に嵌
着されている。このピニオン56が前記円弧ラック55に噛
合されている。回転軸85回動量(θ調整量)は、ギヤ9
1,92を介して回転軸85の側方に取出され、ロータリエン
コーダー93により検出される。
そして、θ調整用モーター39によりウォーム83、ウォ
ームホイール87を介して回転軸85を駆動し、ピニオン56
が回動すると、第3図にてピニオン56が円弧ラック55に
沿って移動しながら、角度調整プレート51およびθ回動
体38が傾動中心37を中心に回動され、フライスカッター
41の傾角θも第11図および第12図に示されるように傾動
中心37を中心に回動調整される。
被削材Wの開先角度θ、被削材Wの厚寸法および開先
量に対応して設定されたフライスカッター41,41aを回転
しながら、第2図に示されるスクリューシャフト24によ
り横送りさせることにより、クランププレート15で固定
された被削材(平板鋼)Wの長手方向に一定の開先加工
を連続して行うことができる。
なお、コンピュータによる数値計算および前記ロータ
リエンコーダー69,79,93等による位置設定を行えば、自
動制御も容易にできる。
また、上記のようなダブルカッターを用いた両開先加
工可能の装置を使用すれば、片方のカッターで端面加工
を行い、他方のカッターで開先加工を行う等の応用も可
能となる。
(発明の効果) 本発明によれば、カッター刃面上に設けられた傾動中
心を中心にフライスカッターを傾動して開先角度を設定
するとともに、被削材の下面における稜線を基準点とす
るから、開先量、厚寸法、開先角度が変化した場合で
も、カッター刃面上に設けられた傾動中心を、フライス
カッターと被削材との接点に容易に位置合せすることが
でき、この接点を基準として開先量を設定することによ
り、フライスカッターの位置設定を容易に行うことがで
き、自動制御に容易に対応できる効果がある。つまり、
傾斜角度を変化させても基準点との位置が変わらないフ
ライスカッターの傾動中心と、基準点との位置関係を設
定するだけでフライスカッターの位置設定ができるか
ら、フライスカッターをカッター刃面上に設けられた傾
動中心を中心に傾動するだけで開先角度の変化に容易に
対応でき、フライスカッターを被削材の厚方向に移動す
るだけで被削材の厚変化に容易に対応でき、フライスカ
ッターを被削材の幅方向に移動するだけで開先量の変化
に容易に対応できる利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の開先用フライスカッターの位置設定方
法を実施するシングルカッタータイプ開先加工機の正面
図、第2図は同様に本発明方法を実施するダブルカッタ
ータイプ開先加工機の平面図、第3図は第2図のIII−I
II線断面図、第4図は第3図にも示されたカッターの開
先量および開先角度を設定するための機構部を示す正面
図、第5図は第3図のV−V線断面図、第6図は第4図
のVI−VI線断面図、第7図は第3図のVII−VII線断面
図、第8図はX方向駆動機構の断面図、第9図はY方向
駆動機構の断面図、第10図はθ方向駆動機構の断面図、
第11図は本発明に係るダブルカッタータイプ開先加工機
のカッター位置設定方法を示す説明図、第12図は本発明
のカッター位置設定方法を示す説明図、第13図は従来の
カッター位置設定方法を示す説明図である。 W……被削材、T,Ta……開先量、θ,θa……開先角
度、L1……厚方向(Y方向)移動量、L2……幅方向(X
方向)移動量、37……傾動中心、41……フライスカッタ
ー。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】被削材を開先加工するフライスカッターの
    位置設定方法であって、 フライスマシン上で、前記フライスカッターはカッター
    刃面上に設けられた傾動中心を中心として傾動できるよ
    うにするとともに、被削材の幅方向(X方向)および厚
    方向(Y方向)に移動できるようにし、 前記フライスマシン上の所定位置に位置決めされる被削
    材の下面と加工側の端面との稜線を基準点とし、 前記フライスカッターの傾動中心の厚方向(Y方向)位
    置を開先加工位置に応じて、前記基準点又は前記基準点
    から被削材の厚寸法だけ上方に設定し、 前記フライスカッターの傾動中心の幅方向(X方向)位
    置を前記基準点から、開先角度と被削材の開先量とから
    求めて設定する ことを特徴とする開先用フライスカッターの位置設定方
    法。
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