JP2563534Y2 - 内燃機関のシリンダブロック - Google Patents

内燃機関のシリンダブロック

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JP2563534Y2
JP2563534Y2 JP1990022698U JP2269890U JP2563534Y2 JP 2563534 Y2 JP2563534 Y2 JP 2563534Y2 JP 1990022698 U JP1990022698 U JP 1990022698U JP 2269890 U JP2269890 U JP 2269890U JP 2563534 Y2 JP2563534 Y2 JP 2563534Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案は、内燃機関のシリンダブロックに関する。
〈従来の技術〉 最近は内燃機関の軽量化が急務となり、このためこれ
までの鋳鉄等で製造されていたシリンダブロックに代わ
り、軽合金製のシリンダブロックがある。
ところで、軽合金製のシリンダブロックでは自重は軽
くなるが材料自体の強度が若干小さいため、例えば実開
昭58-70442号公報等に示すように、シリンダブロックと
しての剛性を得るために種々の補強がなされている。
即ち、第7図及び第8図に示すように、ウォータジャ
ケット82上端が開放された軽合金製シリンダブロック81
において、ウォータジャケット外壁83とスカート部84と
にわたって上下方向に沿設された複数の縦リブ85と、前
記ウォータジャケット82の底部86並びにロアデッキ87に
沿って夫々前後方向に沿設された横リブ88,89とをシリ
ンダブロック81の表面に一体に形成することにより、縦
及び横方向の剛性を上げているものである。
〈考案が解決しようとする課題〉 そして、第9図に示すように、所定の間隔で配列され
たシリンダボア90a〜90dの周囲のシリンダ壁91に設けた
締結孔92にヘッドボルト(図示せず)を嵌挿することに
より、シリンダヘッド(図示せず)をシリンダブロック
81のトップデッキ93に締結している。
しかし、第10図に示すように、シリンダブロック81に
シリンダガスケット(図示せず)及びシリンダヘッド94
を装着して、ヘッドボルト95にて締結する際に、前記ヘ
ッドボルト95による締結力がヘッドボルト95近傍におい
ては大きく、一方シリンダボア90の中央近傍においては
小さくなる。また前述のように、縦リブ85,横リブ88,89
等を設けても、ヘッドボルト95の締結力を有効に伝達さ
せるためには細かくリブ85,88及び89を設ける必要があ
り、重量増加,コスト増加の要因となるため設けること
はできない。従って、シリンダヘッド94の底面96とシリ
ンダブロック81のトップデッキ93との間に発生する面圧
が、当該ヘッドボルト95近傍においては高く、シリンダ
ボア90の中央近傍においては低くなる。従って、シリン
ダガスケットのシール性が低下し、潤滑油や冷却水が漏
れる可能性がでてくる。
また、シリンダ壁91の板厚を増加させて剛性を上げる
ことも考えられるが、やはり重量増加,コスト増加の要
因となる。
本考案は、このような従来の実情に鑑みなされたもの
で、ヘッドボルトの締結力が有効に発揮されるようにし
て、シリンダブロックとシリンダヘッドとの間のシール
性能が向上する内燃機関のシリンダブロックを提供する
ことを目的とする。
〈課題を解決するための手段〉 このため、本考案は、シリンダボアの周囲にウォータ
ジャケットを形成すると共に、隣接するシリンダボア間
に対応するシリンダブロック側壁位置に形成されたボス
にボルト締結孔を設け、シリンダヘッドに挿通されたヘ
ッドボルトの雄ねじ部を前記締結孔に形成された雌ねじ
部に嵌合することにより、シリンダブロックのトップデ
ッキにシリンダヘッドを締結するようにした内燃機関の
シリンダブロックにおいて、 シリンダブロック側壁外面に前記トップデッキと前記
ボスとを締結する斜めリブを設け、該斜めリブの上端位
置をシリンダボアの略中央に対応するトップデッキ位置
とし、下端を前記雌ねじ部の略上端位置とすると共に、
前記ボスの下端部と前記シリンダブロックのロアデッキ
とを連結する縦リブを設け、該縦リブを中央に肉抜き部
を設けた2分割型の細肉リブから形成した。
〈作用〉 かかる構成によれば、斜めリブによってヘッドボルト
の締結力が隣接するシリンダボア間の略中央に位置する
トップデッキに伝達されるので、ウォータジャケット外
周に位置するトップデッキの面圧が均一化される。
また、ボス下端部とロアデッキとが縦リブを介して連
結されているので、ヘッドボルトの締結力が縦リブ、ロ
アデッキ及びシリンダボア部を介してウォータジャケッ
ト内周に位置するトップデッキに伝達される。この場
合、縦リブが中央に肉抜き部を設けた2分割型の細肉リ
ブから形成されているので、2分割されていない縦リブ
と比べて、シリンダブロック側壁から突出する縦リブの
高さが低くなり、その横断面積が減少してシリンダブロ
ックの重量増加が抑制されると共に、ヘッドボルトの締
結力が縦リブ、ロアデッキ及びシリンダボア部を介して
ウォータジャケット内周のトップデッキに伝達されるに
際して、締結力の伝達がより効果的に行われてトップデ
ッキの面圧が均一化される。
さらに、縦リブは、中央に肉抜き部が設けられた2分
割型の細肉リブから形成されているので、隣接するボス
に夫々設けられた細肉リブ間の距離が縮まり、シリンダ
ボアの略中央に対応するトップデッキ位置に伝達される
ヘッドボルトの締結力が増大し、トップデッキの面圧の
均一化が促進される。
この他には、縦リブの中央に肉抜き部が形成されてい
るので、隣接するシリンダボア間の略中央におけるシリ
ンダボア周壁の肉厚が薄くなり、シリンダブロックを製
造する際に鋳造不良が起こりにくくなると共に、残留応
力が低減する。
〈実施例〉 以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図〜第3図に示す実施例は、アルミ合金製シリン
ダブロック1であり、所定の間隔Lで配列されたシリン
ダボア部2(以下その中心線をC2で示す)に鉄製ライ
ナ3を挿入したドライライナ型式で、互いに隣接するシ
リンダボア部2をつなげた4連サイヤミーズシリンダで
ある。また、ウォータージャケット4の上端が広い範囲
にわたって開放されたウォータージャケット構造であ
り、該シリンダボア部2の周囲には図示しないシリンダ
ヘッド締結用の締結孔5が設けられており、シリンダヘ
ッドに挿通されたヘッドボルト6の雄ねじ部22を前記締
結孔5に形成された雌ねじ部23に嵌合することにより、
シリンダブロック1のトップデッキ7にシリンダヘッド
を締結するようにしている。尚、締結孔5はシリンダボ
ア部2の周囲に設けられるため、シリンダブロック側壁
外面8にはボス部10が突出しており、該ボス部10は、中
央に肉抜き部が設けられた2分割型の細肉リブ31によっ
てオイルギャラリ11が一体形成されるロアデッキ34に接
続している。
さらに、本実施例のシリンダブロック1ではトップデ
ッキ7において、シリンダボア部2とシリンダブロック
側壁外面8とを連結するアッパデッキ9を夫々のシリン
ダボア部2の周囲に複数有している。
また、シリンダブロック1には、前記シリンダヘッド
に設けられる図示しない動弁機構等へ潤滑オイルを供給
するオイル通路12や、潤滑等に使われたオイルがオイル
パン(図示せず)に戻るためのオイル落とし通路13が設
けられており、これら通路12,13もシリンダブロック側
壁外面8にボス部14を突出して形成している。
そして、本考案に係る構成として、シリンダブロック
側壁外面に前記トップデッキと前記ボス10またはボス14
とを連結する斜めリブ15及び16を設ける。ここで斜めリ
ブ15は、第4図に示すように、該斜めリブ15の上端部18
をシリンダボア部2の略中央(中心線C2)に対応する
シリンダブロック側壁外面8上の前記トップデッキ7の
下面7a位置としている。
ここで、前記締結孔5はヘッドボルト6の直径φdよ
り若干径が大きい拡径部21(直径φD,但しd<D)と、
ヘッドボルト6の先端に形成される雄ねじ部22に嵌合す
る雌ねじ部23とより構成されており、前記斜めリブ15の
下端部19は前記雌ねじ部23の略上端部24の位置としてい
る。
次に作用を説明する。
先ず、一般的なボルトによる締結力の締結箇所毎の締
結力について述べると、第5図に示すように、ボルト61
の先端62に比較して荷重が加わる方向である元に近い箇
所63の方が荷重分担率fが高く、もって被締結部材に対
してより大きな作用を及ぼす。
締結孔5にヘッドボルト6を嵌挿させ、シリンダブロ
ック1にシリンダガスケット(図示せず)等を介してシ
リンダヘッド27を締結する際の、ヘッドボルト6による
締結力は、前述のように上端部24が最も大きいが、前記
斜めリブ15の下端部19は前記雌ねじ部23の略上端部24の
位置としているので、該ヘッドボルト6による締結力は
最も効率よく該斜めリブ15に伝達されることとなり、さ
らに斜めリブ15は上端部18がシリンダボア部2の略中央
(中心線C2)に対応するシリンダブロック側壁外面8
上の前記トップデッキ7の下面7aに接続されているの
で、前記ヘッドボルト6による締結力は、シリンダボア
部2の中心に対応する位置のトップデッキ7に効率よく
伝達され、もって前記伝達された締結力により、ウォー
タジャケット4外周に位置するトップデッキ7の面圧が
均一化される。
また、本実施例では、オイル通路12やオイル落とし通
路13により形成されるボス部14に係る斜めリブ16に関し
ても、第1図に示すように、該斜めリブ16がボス部14を
貫通して、その下端部29が前記締結孔5のボス10とを連
結している。さらに、該下端部29も前記雌ねじ部23の略
上端部24の位置としているので、当該斜めリブ16に関し
ても、前記ヘッドボルト6による締結力は、効率よくヘ
ッドボルト6間のトップデッキ7へ伝達される。尚、ボ
ス部14を貫通している部分の斜めリブ16は、当該リブ16
の上下で鋳型を分割して鋳込むことにより製作可能であ
る。
従って、シリンダヘッドに挿通されたヘッドボルト6
の雄ねじ部22を前記締結孔5に形成された雌ねじ部23に
嵌合することにより、シリンダブロック1のトップデッ
キ7にシリンダヘッドを締結する際の、トップデッキ7
上面とシリンダヘッド27下面との間に作用する面圧に関
して、当該ヘッドボルト6近傍における面圧と、シリン
ダボア部2の中央近傍における面圧との差異がなくな
り、もって、シリンダガスケットのシール性が向上し、
潤滑油や冷却水の漏れを防止することができる。
また、本実施例では、#2シリンダ近傍にオイル通路
12及びオイル落とし通路13が設けられているため、該#
2シリンダ近傍において、トップデッキ7のシリンダブ
ロック側壁外面8からのオーバーハングが大きい。従っ
て、補強リブ28を設ける構成とすることにより、#2シ
リンダ近傍における前記面圧の均一化がより図れ、シー
ル性の向上、潤滑油や冷却水の漏れの防止がより図れ
る。
また、ボス部10が細肉リブ31により確実にオイルギャ
ラリ11が一体形成されるロアデッキ34に接続されるの
で、各ヘッドボルト6による締結力が分散されず集中的
に該ロアデッキ34を介してウォータジャケット4の内側
に位置するトップデッキ7に伝達される。さらに、前記
ロアデッキ34は断面が略円筒状であるために、その断面
係数が大きく、もってシリンダブロック側壁外面8の剛
性も向上する。
因みに、ボス部10の下端部とロアデッキ34とが厚肉リ
ブで接続されている場合には、シリンダブロック1の軽
量化を図ることは困難であり、かつ、ヘッドボルト6に
よる締結力が分散してしまい、かかる締結力をロアデッ
キ34に集中的に伝達することはできない。なお、2つの
細肉リブ31間には肉ぬき32を設けたので、上記の効果を
重量増加を抑えながら達成できる。この場合、隣接する
シリンダボア部2間におけるシリンダボア部2周壁の肉
厚が薄くなり、シリンダブロック1を製造する際に、鋳
造不良が起きにくくなると共に、残留応力が低減して鋳
造後の変形が起こりにくくなる。
また第6図に示すように、オイルギャラリ11が通って
いない側のシリンダブロック側壁外面8では、前記ボス
部10が細肉リブ33によりロアデッキ34に接続されるの
で、やはり各ヘッドボルト6による締結力が該ロアデッ
キ34を介して相互に伝達され、より平均化され且つ有効
に、前記斜めリブ15及び16に伝達される。
また、ウォータージャケット4の下端部35によりシリ
ンダブロック1の横断面方向に関して、前記ボス部10と
シリンダボア部2とが連結されているので、第6図中矢
印Fで示すように前記ヘッドボルト6による締結力がシ
リンダボア部2にも伝達される。
さらに、ボス部10とロアデッキ34とを連結する縦リブ
が中央に肉抜き部を設けた2分割型の細肉リブ31から形
成されているので、2分割されていない縦リブと比べ
て、シリンダブロック1側壁から突出する細肉リブ31の
高さが低くなり、その横断面積が減少することによっ
て、シリンダブロック1の重量増加が抑制されると共
に、ヘッドボルト6の締結力が細肉リブ31、ロアデッキ
34及びシリンダボア部2を介してウォータジャケット4
内周のトップデッキ7に伝達される際に、締結力の伝達
がより効果的に行われてトップデッキ7の面圧が均一化
される。
この他には、縦リブは中央に肉抜き部が設けられた2
分割型の細肉リブ31から形成されているので、重量増加
を極力抑制しつつ、隣接するボス部10に夫々設けられた
細肉リブ31間の距離が縮まり、ロアデッキ34を介してシ
リンダボア2の略中央に対応するウォータジャケット4
内周のトップデッキ7に伝達されるヘッドボルト6の締
結力が増大し、面圧の均一化が促進される。
従って、斜めリブ16と細肉リブ31から形成される縦リ
ブとの相乗効果により、ウォータジャケット4の内周及
び外周におけるトップデッキ7の面圧が均一化され、ト
ップデッキ7のシール性能が向上し、潤滑油や冷却水の
漏れを防止することができるようになる。
また、本実施例のシリンダブロック1では、トップデ
ッキ7においてシリンダボア部2とシリンダブロック側
壁外面8とを連結するアッパデッキ9を有しているの
で、前記斜めリブ15及び16の追加により、各ヘッドボル
ト6による締結力が前記アッパデッキ9と共にシリンダ
ボア部2に直接伝達される構成となるため、シリンダボ
ア部2の面圧も均一となり、シリンダガスケットに不均
一な押圧力が作用することが防止でき、よってシリンダ
ガスケットの吹き抜けが防止でき、ブローバイの増加及
びオイル消費量の悪化を回避できるという効果もある。
尚、前記アッパデッキ9を有しないシリンダブロック
の場合は、前記斜めリブ15及び16の追加によりトップデ
ッキ7及びシリンダブロック側壁外面8の剛性が大幅に
向上し、ヘッドボルト6の締結力によりトップデッキ7
上面とシリンダヘッド下面との間に作用する面圧が均一
になり、シリンダガスケットのシール性が向上し、潤滑
油や冷却水の漏れを防止することができるという効果が
ある。
〈考案の効果〉 以上説明したように本考案によれば、シリンダブロッ
ク側壁外面に斜めリブを設け、該斜めリブの上端位置を
シリンダボアの略中央に対応するトップデッキ位置と
し、下端を前記雌ねじ部の略上端位置としたことによっ
て、ヘッドボルトの締結力がシリンダボアの略中央に対
応するウォータジャケット外周のトップデッキに伝達さ
れるので、ウォータジャケット外周に位置するトップデ
ッキの面圧が均一化され、ウォータジャケット外周のト
ップデッキのシール性能が向上する。
また、ボス下端部とロアデッキとを連結する縦リブを
設け、該縦リブを中央に肉抜き部を設けた2分割型の細
肉リブから形成したことによって、シリンダブロックの
重量増加を極力抑制しつつ、ヘッドボルトの締結力が縦
リブ、ロアデッキ及びシリンダボア部を介してウォータ
ジャケット内周に位置するトップデッキに効果的に伝達
され、ウォータジャケット内周のトップデッキのシール
性能が向上する。
従って、斜めリブと2分割型の縦リブとを設けた相乗
効果により、ウォータジャケットの内周及び外周におけ
るトップデッキの面圧が均一化され、トップデッキのシ
ール性能が向上し、潤滑油や冷却水の漏れを防止するこ
とができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る内燃機関のシリンダブロックの一
実施例としてのアルミ合金製4連サイヤミーズシリンダ
ブロックの側面図、第2図は同上実施例の平面図、第3
図は同上実施例の斜視図、第4図は第1図における要部
断面図、第5図はボルトの締結箇所毎の締結力を示す
図、第6図は第2図におけるA−A断面図、第7図は従
来の軽合金製シリンダブロックの断面図、第8図は同上
従来例の側面図、第9図は同上従来例の斜視図、第10図
は従来の課題を説明するための作用図である。 1……シリンダブロック、2……シリンダボア部、5…
…締結孔、6……ヘッドボルト、7……トップデッキ、
8……シリンダブロック側壁外面、9……アッパデッ
キ、10,14……ボス部、15,16……斜めリブ、18……上端
部、19,29……下端部、22……雄ねじ部、23……雌ねじ
部、27……シリンダヘッド、31……細肉リブ、34……ロ
アデッキ

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】シリンダボアの周囲にウォータジャケット
    を形成すると共に、隣接するシリンダボア間に対応する
    シリンダブロック側壁位置に形成されたボスにボルト締
    結孔を設け、シリンダヘッドに挿通されたヘッドボルト
    の雄ねじ部を前記締結孔に形成された雌ねじ部に嵌合す
    ることにより、シリンダブロックのトップデッキにシリ
    ンダヘッドを締結するようにした内燃機関のシリンダブ
    ロックにおいて、 シリンダブロック側壁外面に前記トップデッキと前記ボ
    スとを連結する斜めリブを設け、該斜めリブの上端位置
    をシリンダボアの略中央に対応するトップデッキ位置と
    し、下端を前記雌ねじ部の略上端位置とすると共に、前
    記ボスの下端部と前記シリンダブロックのロアデッキと
    を連結する縦リブを設け、該縦リブを中央に肉抜き部を
    設けた2分割型の細肉リブから形成したことを特徴とす
    る内燃機関のシリンダブロック。
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