JP2563439B2 - 電気加熱調理器 - Google Patents

電気加熱調理器

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JP2563439B2
JP2563439B2 JP63038111A JP3811188A JP2563439B2 JP 2563439 B2 JP2563439 B2 JP 2563439B2 JP 63038111 A JP63038111 A JP 63038111A JP 3811188 A JP3811188 A JP 3811188A JP 2563439 B2 JP2563439 B2 JP 2563439B2
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electric heating
heating element
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timer
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克彰 鈴木
雅文 石川
賢治 竹中
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、一般家庭において使用される電気クッキン
グヒーターなどの電気加熱調理器に関するものである。
従来の技術 近年、タイマー装置により、一定時間が経過すると電
気発熱体への通電を遮断する構成の電気加熱調製器が作
られるようになった。これらは、鍋などを載置したまま
通電状態で放置した場合、加熱して発火するなどのおそ
れがあるため、タイマー装置により、所定の時間が経過
すれば、電気発熱体への通電を遮断するようにしたもの
である。
この種のタイマー装置を有する電気加熱調理器の一例
を第3図に示す。この第3図において、1は電気発熱
体、2は電気発熱体1に直列に接続されたトライアック
よりなるオン,オフ手段、3は通電率の設定手段、4は
通電率の表示手段、5はタイマー装置、6はオン,オフ
手段2の駆動手段である。
上記構成において、使用者は通電率の設定手段3によ
り通電率を設定し、電気発熱体1に通電して調理を行
う。この間、タイマー装置5が動作し、そして一定時間
(約60分程度)が経過すると駆動手段6の動作を停止さ
せて電気発熱体1への通電を自動的に遮断するものであ
る。
発明が解決しようとする課題 しかしながら、上記従来の構成においては、一定時間
(約60分程度)が経過すると、自動的に電気発熱体1へ
の通電が遮断されてしまうため、煮込み料理などの長時
間を要する料理では、通電が遮断されるたびに入力スイ
ッチを投入しなければならず、非常に使い勝手の悪いも
のであった。
本発明はこのような課題を解決した電気加熱調理器を
提供することを目的とするものである。
課題を解決するための手段 上記課題を解決するあめに本発明は、電気発熱体と、
この電気発熱体に直列に接続されたオン,オフ手段と、
前記電気発熱体の通電率を設定する設定手段と、この設
定手段で設定された通電率の表示手段と、タイマー装置
と、設定された通電率に対応してタイマーの設定時間を
可変する可変手段とを有し、前記タイマー装置の設定時
間は前記通電率に対応して変化し、設定された時間が経
過すると電気発熱体への通電を遮断する構成としたもの
である。
作用 上記構成によれば、通電率の高い時はタイマーの設定
時間を短くし、かつ通電率の低い時はタイマーの設定時
間を長くするように、通電率に対応してタイマーの設定
時間が変化するため、煮込み料理等でもスイッチの再投
入を行うことなく、長時間料理を行うことができ、また
通電率が高い時には温度が上昇しやすいが、この場合、
タイマーの設定時間が短いため、安全性も確保されるも
のである。
実 施 例 以下、本発明の一実施例を添付図面にもとづいて説明
する。
第1図は、本発明の一実施例を示す電気加熱調理器の
ブロック図を示したもので、この第1図において、7は
電気発熱体、8は電気発熱体7のオン,オフ手段で、ト
ライアックにより構成されている。9は電気発熱体7の
通電率を設定する設定手段、10は設定手段9で設定され
た通電率の表示手段、11にタイマー装置、12は設定され
た通電率に対応してタイマーの設定時間を可変する可変
手段、13は電気発熱体7のオン,オフ手段8を駆動させ
る駆動手段である。
第2図は、本発明の一実施例における電気加熱料理器
のマイクロコンピューターによる動作を示すフローチャ
ートを示したもので、この第2図において、第1ステッ
プは、入力待機状態でスタートスイッチを受けると次の
ステップへ移行する。第2ステップは入力スイッチによ
る電気発熱体の通電率の設定ステップ、第3ステップは
設定された通電率を記憶して表示するステップ、第4ス
テップは設定された通電率の値によりタイマーの時間を
設定するステップで、本実施例ではt=60×3/nにより
tを設定する。従って、通電率1(20%),2(30%),3
(40%),4(50%),5(75%),6(100%)の各通電率
に対し、それぞれ180分,90分,60分,45分,36分,30分と設
定される。第5ステップは電気発熱体7に直列に接続さ
れたトライアックよりなるオン,オフ手段8を駆動する
ステップ、第6ステップは動作時間を計時するステッ
プ、第7ステップは通電率の変更を受付けるステップ、
第8ステップは所定時間が経過したかどうかの条件を判
断するステップで、所定時間を経過すれば第9ステップ
によりトライアックよりなるオン,オフ手段8の動作を
停止し、待機状態に戻る。一方、所定時間を超えていな
ければ第5ステップに戻るものである。
発明の効果 上記実施例の説明から明らかなように本発明によれ
ば、タイマー装置の設定時間を、電気発熱体の通電率に
対応して変化させるようにしているもので、例えば通電
率の高い時はタイマーの設定時間を短くし、かつ通電率
の低い時はタイマーの設定時間を長くするように、通電
率に対応してタイマーの設定時間が変化するため、煮込
み料理などの長時間を要する料理でもスイッチの再投入
を行うことなく、長時間調理を行うことができ、その結
果、使い勝手を向上させることができ、また通電率が高
い時には温度が上昇しやすいが、この場合、タイマーの
設定時間が短いため、安全性も確保されるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す電気加熱調理器のブロ
ック図、第2図は同電気加熱調理器におけるマイクロコ
ンピューターの動作を示すフローチャート、第3図は従
来の電気加熱調理器の一例を示すブロック図である。 7……電気発熱体、8……電気発熱体のオン,オフ手
段、9……電気発熱体の通電率の設定手段、10……通電
率の表示手段、11……タイマー装置、12……タイマー時
間の可変手段、13……オン,オフ手段の駆動手段。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電気発熱体と、この電気発熱体に直列に接
    続されたオン,オフ手段と、前記電気発熱体の通電率を
    設定する設定手段と、この設定手段で設定された通電率
    の表示手段と、タイマー装置と、設定された通電率に対
    応してタイマーの設定時間を可変する可変手段とを有
    し、前記タイマー装置の設定時間は前記通電率に対応し
    て変化し、設定された時間が経過すると電気発熱体への
    通電を遮断する構成としたことを特徴とする電気加熱調
    理器。
JP63038111A 1988-02-19 1988-02-19 電気加熱調理器 Expired - Lifetime JP2563439B2 (ja)

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JPH01212513A JPH01212513A (ja) 1989-08-25
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