JP2563384B2 - 分岐水栓 - Google Patents
分岐水栓Info
- Publication number
- JP2563384B2 JP2563384B2 JP62272430A JP27243087A JP2563384B2 JP 2563384 B2 JP2563384 B2 JP 2563384B2 JP 62272430 A JP62272430 A JP 62272430A JP 27243087 A JP27243087 A JP 27243087A JP 2563384 B2 JP2563384 B2 JP 2563384B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- water
- outlet
- washing device
- sanitary washing
- water supply
- Prior art date
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- Bidet-Like Cleaning Device And Other Flush Toilet Accessories (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、一つの供給源からの流体を2方へ分岐供給
する分岐水栓に関するものである。
する分岐水栓に関するものである。
従来の技術 従来、この種の分岐水栓は、第3図に示すような構成
となっていた(たとえば実公昭59−41265号公報)。ま
た第4図はこの分岐水栓を衛生洗浄装置の給水系に組込
んだ例を示す。図示のように便器1上には衛生洗浄装置
本体2を設置し、給水源3からの水を分岐する分岐水栓
4を介して、衛生洗浄装置本体1および便器洗浄タンク
であるロータンク5へ給水する構成になっていた。また
ロータンク5へはボールタップ5aを介して給水する構成
となっていた。なお6は分岐水栓4と衛生洗浄装置本体
2を連結する給水管、7は分岐水栓4とロータンク5を
連結する給水管である。
となっていた(たとえば実公昭59−41265号公報)。ま
た第4図はこの分岐水栓を衛生洗浄装置の給水系に組込
んだ例を示す。図示のように便器1上には衛生洗浄装置
本体2を設置し、給水源3からの水を分岐する分岐水栓
4を介して、衛生洗浄装置本体1および便器洗浄タンク
であるロータンク5へ給水する構成になっていた。また
ロータンク5へはボールタップ5aを介して給水する構成
となっていた。なお6は分岐水栓4と衛生洗浄装置本体
2を連結する給水管、7は分岐水栓4とロータンク5を
連結する給水管である。
前記の分岐水栓4は第3図に示すように、給水源3か
ら給水される流入口8と、ロータンク5へ連通する流出
口9と、衛生洗浄装置本体2へ連通する流出口10を備え
ていた。そして流入口8と流出口9は常持連通してお
り、流入口8と流出口10は、逆止弁11、止水弁12、スト
レーナ13を介して連通していた。
ら給水される流入口8と、ロータンク5へ連通する流出
口9と、衛生洗浄装置本体2へ連通する流出口10を備え
ていた。そして流入口8と流出口9は常持連通してお
り、流入口8と流出口10は、逆止弁11、止水弁12、スト
レーナ13を介して連通していた。
発明が解決しようとする問題点 しかしこのような従来の分岐水栓では、ロータンク5
内の水を、便器1内へ排水した場合、再びロータンク5
が満水になるまでの間、衛生洗浄装置本体2への給水が
大幅に低下するため、衛生洗浄装置本体2による人体の
衛生洗浄が十分に行なえなくなるという問題があった。
内の水を、便器1内へ排水した場合、再びロータンク5
が満水になるまでの間、衛生洗浄装置本体2への給水が
大幅に低下するため、衛生洗浄装置本体2による人体の
衛生洗浄が十分に行なえなくなるという問題があった。
本発明は前記問題点を解消し、ロータンク内の水を排
水しても、衛生洗浄装置本体へ十分な給水圧を印加し、
常に十分な洗浄が行なえるようにする分岐水栓を提供す
るものである。
水しても、衛生洗浄装置本体へ十分な給水圧を印加し、
常に十分な洗浄が行なえるようにする分岐水栓を提供す
るものである。
問題点を解決するための手段 上記問題点を解決するため、本発明の分岐水栓は、給
水圧が印加される流入口と、第1の流出口と、第2の流
出口とを備え、前記流入口と前記第1の流出口とを連通
させる通水路に止水手段を設け、かつ前記流入口と前記
第2の流出口とを連通させる通水路に通水面積を任意に
調整可能な流量絞り弁を設けたものである。
水圧が印加される流入口と、第1の流出口と、第2の流
出口とを備え、前記流入口と前記第1の流出口とを連通
させる通水路に止水手段を設け、かつ前記流入口と前記
第2の流出口とを連通させる通水路に通水面積を任意に
調整可能な流量絞り弁を設けたものである。
作用 上記構成において、流量絞り弁により第2の流出口よ
り流れ出す水が制限され、常に第1の流出口にある一定
以上の給水圧が印加されることになる。
り流れ出す水が制限され、常に第1の流出口にある一定
以上の給水圧が印加されることになる。
実施例 以下、本発明の一実施例を第1図および第2図を参照
して説明する。第2図は本実施例の分岐水栓を給水系に
組み込んだ衛生洗浄装置の構成を示している。
して説明する。第2図は本実施例の分岐水栓を給水系に
組み込んだ衛生洗浄装置の構成を示している。
給水源11に水を分岐する分岐水栓12を配設し、衛生洗
浄装置本体13とロータンク14へ給水管15,16で接続して
いる。なお、14aはボールタップである。
浄装置本体13とロータンク14へ給水管15,16で接続して
いる。なお、14aはボールタップである。
つぎに分岐水栓12の構成を第1図に示す。分岐水栓12
は、給水源11からの流入口17と、衛生洗浄装置本体13へ
の第1の流出口18と、ロータンク14への第2の流出口19
からなる。流入口17と第1の流出口18を結ぶ通水路には
逆止弁20、止水弁21、ストレーナ22が設けられ、また流
入口17と第2の流出口19を結ぶ通水路には通水開口部を
有する弁体23a、弁体23aと係合する栓棒23bと分岐水栓1
2に一体に形成された弁体ガイド23cから構成される流量
絞り弁23が設けられている。
は、給水源11からの流入口17と、衛生洗浄装置本体13へ
の第1の流出口18と、ロータンク14への第2の流出口19
からなる。流入口17と第1の流出口18を結ぶ通水路には
逆止弁20、止水弁21、ストレーナ22が設けられ、また流
入口17と第2の流出口19を結ぶ通水路には通水開口部を
有する弁体23a、弁体23aと係合する栓棒23bと分岐水栓1
2に一体に形成された弁体ガイド23cから構成される流量
絞り弁23が設けられている。
次に上記構成における作用を説明する。ロータンク14
が満水状態であるときは、ボールタップ14aは閉じてお
り、給水源11の給水圧はすべて、衛生洗浄装置本体13に
印加されていて、洗浄に必要な水量が供給されるように
なっている。ロータンク14内の水を便器24に排水を行な
うと、ボールタップ14aが大気開放となり、衛生洗浄装
置本体13へ印加される給水圧が低下する。そこで、分岐
水栓12内のロータンク14へ連通する通水路中に設けた流
量絞り弁23の栓棒23bを矢印B方向へ移動させると、係
合保持された弁体23cが弁体ガイド23cへ押し込まれる。
よって弁体23aの通水開口部が弁体ガイド23cにより部分
的に閉塞され、通水開口幅cが小さくなり、第2の流路
へ至る水路抵抗が大きくなり、ロータンク14への給水量
を制限する。この操作により、ボールタップ14aが大気
開放となっていても、衛生洗浄装置本体13へ印加される
給水圧が大幅な低下をきたすことがなくなる。したがっ
てロータンク14の排水操作にかかわらず、衛生洗浄装置
本体13により常に十分な洗浄が行なえるようになる。
が満水状態であるときは、ボールタップ14aは閉じてお
り、給水源11の給水圧はすべて、衛生洗浄装置本体13に
印加されていて、洗浄に必要な水量が供給されるように
なっている。ロータンク14内の水を便器24に排水を行な
うと、ボールタップ14aが大気開放となり、衛生洗浄装
置本体13へ印加される給水圧が低下する。そこで、分岐
水栓12内のロータンク14へ連通する通水路中に設けた流
量絞り弁23の栓棒23bを矢印B方向へ移動させると、係
合保持された弁体23cが弁体ガイド23cへ押し込まれる。
よって弁体23aの通水開口部が弁体ガイド23cにより部分
的に閉塞され、通水開口幅cが小さくなり、第2の流路
へ至る水路抵抗が大きくなり、ロータンク14への給水量
を制限する。この操作により、ボールタップ14aが大気
開放となっていても、衛生洗浄装置本体13へ印加される
給水圧が大幅な低下をきたすことがなくなる。したがっ
てロータンク14の排水操作にかかわらず、衛生洗浄装置
本体13により常に十分な洗浄が行なえるようになる。
なお、流量絞り弁23は、給水源11の給水圧に合せて、
衛生洗浄装置本体13と、ロータンク14への給水量が適切
な比になるように、あらかじめ調節しておけば、利用者
が、衛生洗浄装置を使用するたびに再調節を行なう必要
はない。また、水道給水圧が非常に高い設置条件にあっ
ては流量絞り弁23によりロータンク14への給水量を減少
させるよう調整できるので、手洗管付きロータンク形式
の場合でも、手洗い水を利用しやすい吐水状態に設定す
ることができる。
衛生洗浄装置本体13と、ロータンク14への給水量が適切
な比になるように、あらかじめ調節しておけば、利用者
が、衛生洗浄装置を使用するたびに再調節を行なう必要
はない。また、水道給水圧が非常に高い設置条件にあっ
ては流量絞り弁23によりロータンク14への給水量を減少
させるよう調整できるので、手洗管付きロータンク形式
の場合でも、手洗い水を利用しやすい吐水状態に設定す
ることができる。
発明の効果 以上の実施例の説明より明らかなように、本発明の分
岐水栓は、分岐水栓内の二つの通水路のうち、止水手段
のない方の通水路中に流量絞り弁を設けたために、流量
絞り弁を調整して常に止水手段を備えた通水路に適切な
給水圧が印加できるようになるとともに、止水手段のな
い方の流出口の流量を任意に調整できる。
岐水栓は、分岐水栓内の二つの通水路のうち、止水手段
のない方の通水路中に流量絞り弁を設けたために、流量
絞り弁を調整して常に止水手段を備えた通水路に適切な
給水圧が印加できるようになるとともに、止水手段のな
い方の流出口の流量を任意に調整できる。
第1図は本発明の一実施例の分岐水栓の断面図、第2図
は同分岐水栓を衛生洗浄装置に設置した状態を示す図、
第3図は従来の分岐水栓の断面図、第4図は同分岐水栓
を従来の衛生洗浄装置に設置した状態を示す図である。 12……分岐水栓、17……流入口、18……第1の流出口、
19……第2の流出口、20……逆止弁、21……止水弁、22
……ストレーナ、24……流量絞り弁。
は同分岐水栓を衛生洗浄装置に設置した状態を示す図、
第3図は従来の分岐水栓の断面図、第4図は同分岐水栓
を従来の衛生洗浄装置に設置した状態を示す図である。 12……分岐水栓、17……流入口、18……第1の流出口、
19……第2の流出口、20……逆止弁、21……止水弁、22
……ストレーナ、24……流量絞り弁。
Claims (2)
- 【請求項1】給水圧が印加される流入口と、第1の流出
口と、第2の流出口とを備え、前記流入口と前記第1の
流出口とを連通させる通水路に止水手段を設け、かつ前
記流入口と前記第2の流出口とを連通させる通水路に通
水面積を任意に調整可能な流量絞り弁を設けてなる分岐
水栓。 - 【請求項2】第1の流出口は衛生洗浄装置本体に接続さ
れ、第2の流出口は便器洗浄のロータンクに接続されて
なる特許請求の範囲第1項記載の分岐水栓。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62272430A JP2563384B2 (ja) | 1987-10-28 | 1987-10-28 | 分岐水栓 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62272430A JP2563384B2 (ja) | 1987-10-28 | 1987-10-28 | 分岐水栓 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01116124A JPH01116124A (ja) | 1989-05-09 |
JP2563384B2 true JP2563384B2 (ja) | 1996-12-11 |
Family
ID=17513803
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62272430A Expired - Lifetime JP2563384B2 (ja) | 1987-10-28 | 1987-10-28 | 分岐水栓 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2563384B2 (ja) |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0431343Y2 (ja) * | 1986-04-22 | 1992-07-28 |
-
1987
- 1987-10-28 JP JP62272430A patent/JP2563384B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH01116124A (ja) | 1989-05-09 |
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