JP2562916B2 - 微生物培養基の為の容器 - Google Patents
微生物培養基の為の容器Info
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- C12M—APPARATUS FOR ENZYMOLOGY OR MICROBIOLOGY; APPARATUS FOR CULTURING MICROORGANISMS FOR PRODUCING BIOMASS, FOR GROWING CELLS OR FOR OBTAINING FERMENTATION OR METABOLIC PRODUCTS, i.e. BIOREACTORS OR FERMENTERS
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- C12M—APPARATUS FOR ENZYMOLOGY OR MICROBIOLOGY; APPARATUS FOR CULTURING MICROORGANISMS FOR PRODUCING BIOMASS, FOR GROWING CELLS OR FOR OBTAINING FERMENTATION OR METABOLIC PRODUCTS, i.e. BIOREACTORS OR FERMENTERS
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Description
【発明の詳細な説明】 〔発明の属する技術分野〕 本発明は一般に培養基の為の容器に関し、詳しくは、
微生物の為の１つ或はそれ以上の培養基を受けるように
なっている容器及びそうした培養基或は媒体でもって容
器を充填し、そしてそうした容器の、微生物の識別及び
計数に鑑みてのそれら微生物の検出の為の使用方法に関
する。
微生物の為の１つ或はそれ以上の培養基を受けるように
なっている容器及びそうした培養基或は媒体でもって容
器を充填し、そしてそうした容器の、微生物の識別及び
計数に鑑みてのそれら微生物の検出の為の使用方法に関
する。
食料品、製薬及び電気工業等の多くの工業、そして病
院に於ては、特定物品或は表面の細菌、酵母菌及びカビ
の如き微生物による汚染の程度を評価出来ることが重要
である。
院に於ては、特定物品或は表面の細菌、酵母菌及びカビ
の如き微生物による汚染の程度を評価出来ることが重要
である。
液体製品の場合のこうした評価を実施する為にはサン
プルは通常、容器中のゲル状栄養培養基に載置された殺
菌膜フィルタを通してろ過される。次で容器は、微生物
サンプルが肉眼で計数及び確認が可能な目視し得る郡体
形態に成長し且つ増殖し得るに十分な時間、高温で培養
される。
プルは通常、容器中のゲル状栄養培養基に載置された殺
菌膜フィルタを通してろ過される。次で容器は、微生物
サンプルが肉眼で計数及び確認が可能な目視し得る郡体
形態に成長し且つ増殖し得るに十分な時間、高温で培養
される。
微孔質膜フィルタ上の微生物計測の為のこうした技術
を正しく実施する為の重要な操作の１つは微生物分離に
使用したフィルタをゲル状培養基と接触状態に配置する
ことである。従って、ゲル状培養基の表面の状態がこの
操作を成功させるための重要な要素である。
を正しく実施する為の重要な操作の１つは微生物分離に
使用したフィルタをゲル状培養基と接触状態に配置する
ことである。従って、ゲル状培養基の表面の状態がこの
操作を成功させるための重要な要素である。
現在、ペトリ皿と称されるガラス或はプラスチック製
容器は通常、単一用途の為に殺菌状態で使用され、２つ
の部分即ち、蓋部材と、その内部にゲル状培養基を液状
化の為に加熱した後注入する底部材とから成る。その
後、培養基を覆う為に底部材を覆って蓋部材が配置され
る。ゲル状培養基が冷却されそして固化した後、ペトリ
皿は最適な貯蔵状況を得る為に冷蔵庫内部で使用或は収
納し得る。次で、ゲル状培養基の表面は微孔質フィルタ
との接触状態に持ち来たされ前記微孔質フィルタの上面
にて微生物が収集される。次での微生物は、培養基の膜
小孔の通過を許容する毛管現象に依存して成長する。
容器は通常、単一用途の為に殺菌状態で使用され、２つ
の部分即ち、蓋部材と、その内部にゲル状培養基を液状
化の為に加熱した後注入する底部材とから成る。その
後、培養基を覆う為に底部材を覆って蓋部材が配置され
る。ゲル状培養基が冷却されそして固化した後、ペトリ
皿は最適な貯蔵状況を得る為に冷蔵庫内部で使用或は収
納し得る。次で、ゲル状培養基の表面は微孔質フィルタ
との接触状態に持ち来たされ前記微孔質フィルタの上面
にて微生物が収集される。次での微生物は、培養基の膜
小孔の通過を許容する毛管現象に依存して成長する。
ペトリ皿の使用には多くの不利益がある。第１に、ゲ
ル状培養基の表面は不適切な注入温度か或はあまりに急
激な冷却によって凹凸状態となる。所謂“みかんはだ
（orange peel）”効果が前記表面の凹凸部に生じ、そ
れが培養基と膜フィルタの底部表面との良好な接触を弱
める。良好な接触は微生物発現の為に重要である。
ル状培養基の表面は不適切な注入温度か或はあまりに急
激な冷却によって凹凸状態となる。所謂“みかんはだ
（orange peel）”効果が前記表面の凹凸部に生じ、そ
れが培養基と膜フィルタの底部表面との良好な接触を弱
める。良好な接触は微生物発現の為に重要である。
ゲル状培養基の表面はまた、培養基がペトリ皿底部の
縦方向壁を毛管現象によって上昇し、それによって環状
帯“fillet"を形成する傾向があることから、変形（即
ち平坦で無く）される。これは、使用可能なゲル状培養
基の表面領域を限定することからこれを補償する為に、
通例、ペトリ皿よりも実質的に直径の小さい膜フィルタ
が使用される。これにより、容器全体の寸法形状及び使
用されないゲル状培養基の実質体積は増大する。
縦方向壁を毛管現象によって上昇し、それによって環状
帯“fillet"を形成する傾向があることから、変形（即
ち平坦で無く）される。これは、使用可能なゲル状培養
基の表面領域を限定することからこれを補償する為に、
通例、ペトリ皿よりも実質的に直径の小さい膜フィルタ
が使用される。これにより、容器全体の寸法形状及び使
用されないゲル状培養基の実質体積は増大する。
ペトリ皿にゲル状培養基が充填される場合にも又、表
面上で気泡が破裂し、そしてゲル状培養基の粘性によっ
て、やはり膜フィルタとの良好な接触を弱めるクレータ
が生じる危険性がある。
面上で気泡が破裂し、そしてゲル状培養基の粘性によっ
て、やはり膜フィルタとの良好な接触を弱めるクレータ
が生じる危険性がある。
ペトリ皿は高温で充填される為、蓋部材が容器に載せ
られた後、培養基が冷却するに従い、蓋部材の底部に凝
縮物が生じる。凝縮物はしばしばゲル状培養基上に落下
し、それによって使用以前のオーブンによる乾燥作業が
必要となる。こうした現象は皿が冷蔵庫に貯蔵された場
合に強調される。蓋部材無しでゲル状培養基を冷却する
ことは、それがシールされないペトリ皿に貯蔵された場
合はその表面を外因的汚染の危険に晒す事となる。
られた後、培養基が冷却するに従い、蓋部材の底部に凝
縮物が生じる。凝縮物はしばしばゲル状培養基上に落下
し、それによって使用以前のオーブンによる乾燥作業が
必要となる。こうした現象は皿が冷蔵庫に貯蔵された場
合に強調される。蓋部材無しでゲル状培養基を冷却する
ことは、それがシールされないペトリ皿に貯蔵された場
合はその表面を外因的汚染の危険に晒す事となる。
最後に、培養基の表面が凹形状であることからゲル状
培養基の表面と膜の底部表面とを単に接触させるだけで
は、ペトリ皿の表面に出現する微生物の有効な計測を直
接為し得ない。
培養基の表面と膜の底部表面とを単に接触させるだけで
は、ペトリ皿の表面に出現する微生物の有効な計測を直
接為し得ない。
米国特許第4,326,028号には、孔開き支持グリッドが
設けられ、背中合せ関係で２つの異なる培養基を受ける
べく設計された筒状容器が記載される。この構成のもの
では支持グリッドの各側に位置付けた２つの区画内を観
察可能であるが、両方の培養基の表面は、ペトリ皿に前
述の如き影響を及ぼすと同様の不利益を受ける。
設けられ、背中合せ関係で２つの異なる培養基を受ける
べく設計された筒状容器が記載される。この構成のもの
では支持グリッドの各側に位置付けた２つの区画内を観
察可能であるが、両方の培養基の表面は、ペトリ皿に前
述の如き影響を及ぼすと同様の不利益を受ける。
ペトリ皿と同一用途の為の、しかし従来技術の前述の
如き不利益を受けない改良された容器を提供することに
ある。
如き不利益を受けない改良された容器を提供することに
ある。
本発明に従えば、微生物の為の培養基を１つ以上受け
るようになっている微生物培養用容器（１）であって、 両端が開放された実質的にテーパ状のケーシング
（２）と、 該ケーシングを横断する方向に配設され格子状に孔開
けされた円形の支持グリッド（７）にして、周囲縁部が
前記ケーシングの内側周囲壁（６）に連結されてなる支
持グリッドと、 底部材（４）と、 蓋部材（３）とを有し、 該蓋部材（３）が前記ケーシング（２）の一方の端部
に液漏れの無い状態で嵌合され、 前記底部材（４）を取り外し、前記蓋部材（３）を下
側とした状態で配置している間に液化した培養基を注入
することの出来る微生物培養用容器が提供される。
るようになっている微生物培養用容器（１）であって、 両端が開放された実質的にテーパ状のケーシング
（２）と、 該ケーシングを横断する方向に配設され格子状に孔開
けされた円形の支持グリッド（７）にして、周囲縁部が
前記ケーシングの内側周囲壁（６）に連結されてなる支
持グリッドと、 底部材（４）と、 蓋部材（３）とを有し、 該蓋部材（３）が前記ケーシング（２）の一方の端部
に液漏れの無い状態で嵌合され、 前記底部材（４）を取り外し、前記蓋部材（３）を下
側とした状態で配置している間に液化した培養基を注入
することの出来る微生物培養用容器が提供される。
本発明の微生物培養用容器によれば、底部材を取り外
し、蓋部材を下側にした状態で配置する間に容器内に高
温の培養基を注入することが出来る。微生物培養用容器
は、好ましくは殺菌された非−再使用状態に於て供給さ
れるものであるが、ガラス或はプラスチックから作成す
ることが出来る。
し、蓋部材を下側にした状態で配置する間に容器内に高
温の培養基を注入することが出来る。微生物培養用容器
は、好ましくは殺菌された非−再使用状態に於て供給さ
れるものであるが、ガラス或はプラスチックから作成す
ることが出来る。
この種の容器への微生物培養基の充填は、その液漏れ
の無い蓋部材を下側に配置し、底部材を取り外し、格子
状に孔開けした支持グリッドが培養基に埋入する迄、そ
の蓋部材にのみ嵌合した容器内部に培養基を注入するこ
とにより行う。次で、底部材を再度取り付け、容器を、
この容器は次いでの使用の為に冷蔵庫内に貯蔵すること
が可能なものであるが、蓋部材を上側とする状態で底部
材上に静置し、使用準備状態とする。この構造及び充填
方法により、微生物との接触状態に持ち来された培養基
の表面は、注入作業により形成された上側表面ではなく
なる。容器が転回されることから、培養基の、蓋部材と
直接接する注入された側の表面が膜フィルタとの接触に
関与する表面となる。培養基のこの“接触”表面が蓋部
材の形状に従って成形されることから、先に記述した様
な不利益が排除される。詳しくはこの表面は“みかんは
だ（orange peel）”効果を受けず、また気泡による縁
部の環状帯“fillet"或はクレーターを有さない。
の無い蓋部材を下側に配置し、底部材を取り外し、格子
状に孔開けした支持グリッドが培養基に埋入する迄、そ
の蓋部材にのみ嵌合した容器内部に培養基を注入するこ
とにより行う。次で、底部材を再度取り付け、容器を、
この容器は次いでの使用の為に冷蔵庫内に貯蔵すること
が可能なものであるが、蓋部材を上側とする状態で底部
材上に静置し、使用準備状態とする。この構造及び充填
方法により、微生物との接触状態に持ち来された培養基
の表面は、注入作業により形成された上側表面ではなく
なる。容器が転回されることから、培養基の、蓋部材と
直接接する注入された側の表面が膜フィルタとの接触に
関与する表面となる。培養基のこの“接触”表面が蓋部
材の形状に従って成形されることから、先に記述した様
な不利益が排除される。詳しくはこの表面は“みかんは
だ（orange peel）”効果を受けず、また気泡による縁
部の環状帯“fillet"或はクレーターを有さない。
更には、この表面が先に述べた殺菌済の蓋部材と直接
接していることから、識別するべき微生物との接触状態
に持ち来される培養基の表面に水凝縮或は汚染が生ずる
恐れが無い。
接していることから、識別するべき微生物との接触状態
に持ち来される培養基の表面に水凝縮或は汚染が生ずる
恐れが無い。
最後に、容器を適切な形状、例えば平坦な或は僅かに
凹型に作成することで、相当する平坦な或は凸形状の培
養基表面を得ることが出来る。これにより、汚染をチェ
ックするべき表面（例えば膜フィルタ）上に培養基の表
面を直接接触させることが可能となる。こうした作業は
既存のペトリ皿では不可能である。
凹型に作成することで、相当する平坦な或は凸形状の培
養基表面を得ることが出来る。これにより、汚染をチェ
ックするべき表面（例えば膜フィルタ）上に培養基の表
面を直接接触させることが可能となる。こうした作業は
既存のペトリ皿では不可能である。
本発明に従う微生物培養用容器は、微孔質膜フィルタ
を使用する全ての微生物学的検査方法、特に米国特許出
願番号第691,687号の重要事項である微生物学的検査方
法に使用することが出来る。
を使用する全ての微生物学的検査方法、特に米国特許出
願番号第691,687号の重要事項である微生物学的検査方
法に使用することが出来る。
本発明の他の様相及び利益を、図面を参照して以下に
詳しく説明する。
詳しく説明する。
特に第１図を参照して説明するに、本発明に従う微生
物培養用容器１（以下、単に容器１とも称する）が３つ
の主要部分、即ち筒状のケーシング２、蓋部材３、底部
材４を有し、蓋部材３を下側とした状態で示されてい
る。ケーシング２は一方の開口端から他方の開口端に向
けて徐々に径が拡大されたテーパ状とされた単一の外側
周囲５を有し、前記一方の開口端部外側及び他方の開口
端部内側が夫々、蓋部材３及び底部材４の夫々に液漏れ
の無い状態で嵌合し摺接することを可能としている。
物培養用容器１（以下、単に容器１とも称する）が３つ
の主要部分、即ち筒状のケーシング２、蓋部材３、底部
材４を有し、蓋部材３を下側とした状態で示されてい
る。ケーシング２は一方の開口端から他方の開口端に向
けて徐々に径が拡大されたテーパ状とされた単一の外側
周囲５を有し、前記一方の開口端部外側及び他方の開口
端部内側が夫々、蓋部材３及び底部材４の夫々に液漏れ
の無い状態で嵌合し摺接することを可能としている。
ケーシング２の上端付近（第１図では下端）には、培
養基を支持する為に設計され且つケーシング２と同心の
平坦な、格子状に孔開けした円形の支持グリッド７が外
側周囲壁５に設けられている。この支持グリッド７はそ
の周囲縁部をケーシングの外側周囲壁５に結合したもの
とされているが、ケーシングと同軸の環状部８と、ケー
シングの半径方向に伸延するストリップ状部９（第６図
参照）とを配列した形態のものとすることが出来る。環
状部８とストリップ状部９とは、互いに一体となって交
差する部分を有する。支持グリッド７の、蓋部材３に面
する表面は平坦とするのが好ましく、一方、環状部８及
び半径方向９は何れも三角形の縦断面形状を有するのが
好ましい。前記形状の支持グリッド７が、容器１を、ペ
トリ皿の如く使用する為の通常位置、即ち第１図に示さ
れるような、蓋部材を下側とした場合とは逆の、蓋部材
３を上側とする状態で配置した場合に、ゲル状培養基の
保持は一層容易化される。
養基を支持する為に設計され且つケーシング２と同心の
平坦な、格子状に孔開けした円形の支持グリッド７が外
側周囲壁５に設けられている。この支持グリッド７はそ
の周囲縁部をケーシングの外側周囲壁５に結合したもの
とされているが、ケーシングと同軸の環状部８と、ケー
シングの半径方向に伸延するストリップ状部９（第６図
参照）とを配列した形態のものとすることが出来る。環
状部８とストリップ状部９とは、互いに一体となって交
差する部分を有する。支持グリッド７の、蓋部材３に面
する表面は平坦とするのが好ましく、一方、環状部８及
び半径方向９は何れも三角形の縦断面形状を有するのが
好ましい。前記形状の支持グリッド７が、容器１を、ペ
トリ皿の如く使用する為の通常位置、即ち第１図に示さ
れるような、蓋部材を下側とした場合とは逆の、蓋部材
３を上側とする状態で配置した場合に、ゲル状培養基の
保持は一層容易化される。
ケーシング２の上端の、ケーシングの軸線と直交する
平面には平坦な環状表面24が配置される。ケーシング２
は、ケーシングの直径の相対する位置で外側に向けて突
き出た（第６図参照）、把持のための一対の取扱い用ラ
グ13及び14を有する。
平面には平坦な環状表面24が配置される。ケーシング２
は、ケーシングの直径の相対する位置で外側に向けて突
き出た（第６図参照）、把持のための一対の取扱い用ラ
グ13及び14を有する。
蓋部材３は円形であり、一体の上部表面を有し、蓋部
材３の周囲縁部には浅い、実質的にテーパ状のリム15が
形成される。リム15は好ましくは、蓋部材３が、ケーシ
ング２の蓋部材側の開放端部外側を覆って液漏れの無い
状態で嵌合し摺接され得るよう僅かにテーパ状を有す
る。第１図から５図に示される様に、蓋部材３は、ケー
シングの平坦な環状表面24と相対する位置に形成され且
つ係合する平坦な環帯25と、ケーシング２に面する側面
が僅かに凹形状である中央の内側表面26とを有する円形
部材とすることが出来る。蓋部材３の、凸形状とされた
他方の側面には、好ましくは蓋部材３の直径よりも小直
径の筒状のスタンド16を設け、蓋部材３を装着した状態
で容器１を逆さにした場合、容器１が、前記凸形状とさ
れた蓋部材３の他方の側面によってではなくこのスタン
ド16により支持されるようにする。蓋部材３が凹形状で
あることは、微生物と接触状態に持ち来される培養基の
表面を凸形状に成形することが出来る点で特に有益であ
る。
材３の周囲縁部には浅い、実質的にテーパ状のリム15が
形成される。リム15は好ましくは、蓋部材３が、ケーシ
ング２の蓋部材側の開放端部外側を覆って液漏れの無い
状態で嵌合し摺接され得るよう僅かにテーパ状を有す
る。第１図から５図に示される様に、蓋部材３は、ケー
シングの平坦な環状表面24と相対する位置に形成され且
つ係合する平坦な環帯25と、ケーシング２に面する側面
が僅かに凹形状である中央の内側表面26とを有する円形
部材とすることが出来る。蓋部材３の、凸形状とされた
他方の側面には、好ましくは蓋部材３の直径よりも小直
径の筒状のスタンド16を設け、蓋部材３を装着した状態
で容器１を逆さにした場合、容器１が、前記凸形状とさ
れた蓋部材３の他方の側面によってではなくこのスタン
ド16により支持されるようにする。蓋部材３が凹形状で
あることは、微生物と接触状態に持ち来される培養基の
表面を凸形状に成形することが出来る点で特に有益であ
る。
蓋部材３同様、底部材４は一体の平坦な表面を有する
円形部材であり、その縁部には浅い、実質的にテーパ状
のリム17を有する。このリム17も又、ケーシング２の前
記蓋部材とは反対側の開放端部内側に液漏れの無い状態
で嵌合し摺接することが出来る様、僅かにテーパ状とす
るのが好ましい。リム17は、底部材４がケーシング２か
ら取り外された場合にその把持を容易とする為の、また
底部材４がケーシング２の内部に入れ子状に入り込まな
いようにするための段部18を設けることが出来る。蓋部
材３及び底部材４は共に、液漏れの無い態様でケーシン
グに容易に嵌合することが出来るよう、把持のための取
扱い用部材（図示せず）を各々形成することが出来る。
円形部材であり、その縁部には浅い、実質的にテーパ状
のリム17を有する。このリム17も又、ケーシング２の前
記蓋部材とは反対側の開放端部内側に液漏れの無い状態
で嵌合し摺接することが出来る様、僅かにテーパ状とす
るのが好ましい。リム17は、底部材４がケーシング２か
ら取り外された場合にその把持を容易とする為の、また
底部材４がケーシング２の内部に入れ子状に入り込まな
いようにするための段部18を設けることが出来る。蓋部
材３及び底部材４は共に、液漏れの無い態様でケーシン
グに容易に嵌合することが出来るよう、把持のための取
扱い用部材（図示せず）を各々形成することが出来る。
前述の容器構造が培養基の、従来は不可能であった状
態で微生物成長体として有効に作用することが出来る状
態での容器１への充填を容易とする。培養基の充填は容
器１を蓋部材３を下にしてスタンド16により支持させた
状態で底部材４を取り外し、従って前記蓋部材３にのみ
嵌合する状態のケーシング２に培養基を注入することに
より行う。培養基は、格子状に孔開けした支持グリッド
７が培養基に埋入するまで追加する。次で底部材４が載
置され、容器１は、この容器１は引き続く使用の為に冷
蔵庫に貯蔵することが出来るものであるが、蓋部材３を
上側とし、底部材４を下側として使用準備状態とされ
る。このようにして、微生物との接触状態に持ち来され
る培養基の表面は、注入により形成された上部表面では
なくなる。容器が培養器注入時とは上下を逆にされるこ
とから、注入時の培養基の底部表面が、蓋部材と直接接
触して膜フィルタとの接触に係る表面となる。培養基の
この“接触”表面が蓋部材の形状に従って成形されるこ
とから、先に記述した様な従来技術の不利益は排除され
る。
態で微生物成長体として有効に作用することが出来る状
態での容器１への充填を容易とする。培養基の充填は容
器１を蓋部材３を下にしてスタンド16により支持させた
状態で底部材４を取り外し、従って前記蓋部材３にのみ
嵌合する状態のケーシング２に培養基を注入することに
より行う。培養基は、格子状に孔開けした支持グリッド
７が培養基に埋入するまで追加する。次で底部材４が載
置され、容器１は、この容器１は引き続く使用の為に冷
蔵庫に貯蔵することが出来るものであるが、蓋部材３を
上側とし、底部材４を下側として使用準備状態とされ
る。このようにして、微生物との接触状態に持ち来され
る培養基の表面は、注入により形成された上部表面では
なくなる。容器が培養器注入時とは上下を逆にされるこ
とから、注入時の培養基の底部表面が、蓋部材と直接接
触して膜フィルタとの接触に係る表面となる。培養基の
この“接触”表面が蓋部材の形状に従って成形されるこ
とから、先に記述した様な従来技術の不利益は排除され
る。
第２図に概略例示される具体例は、ケーシング２が、
単一の外側周囲壁５に加え、実質的にテーパ状の内側周
囲壁６を有する２つの同心状の壁を有する点、第１図の
具体例と異なっている。この第２の具体例は、特に、前
記米国特許出願番号第691,687号の重要事項である形式
の装置と共に使用するべく設計されており、外側周囲壁
５は第１図の具体例と同様にケーシング２の２つの開放
端部が蓋部材３及び底部材４の夫々と液漏れの無い状態
での嵌合し摺接することを可能とする為に僅かにテーパ
状とされる。内側周囲壁６及び支持グリッド７が一体の
ワンピースユニットを形成する。外側周囲壁５の蓋部材
側の端部と内側周囲壁６の蓋部材側の端部との間には、
前記両者端部に連続しケーシングと同心の平坦な環状帯
10があり、この環状帯10の、前記蓋部材側とは反対側の
表面には円形溝12が形成され、またこの円形溝の内部に
沿って、その４つを第６図に示すところの、環状帯10を
貫通する多数の孔11が形成される。
単一の外側周囲壁５に加え、実質的にテーパ状の内側周
囲壁６を有する２つの同心状の壁を有する点、第１図の
具体例と異なっている。この第２の具体例は、特に、前
記米国特許出願番号第691,687号の重要事項である形式
の装置と共に使用するべく設計されており、外側周囲壁
５は第１図の具体例と同様にケーシング２の２つの開放
端部が蓋部材３及び底部材４の夫々と液漏れの無い状態
での嵌合し摺接することを可能とする為に僅かにテーパ
状とされる。内側周囲壁６及び支持グリッド７が一体の
ワンピースユニットを形成する。外側周囲壁５の蓋部材
側の端部と内側周囲壁６の蓋部材側の端部との間には、
前記両者端部に連続しケーシングと同心の平坦な環状帯
10があり、この環状帯10の、前記蓋部材側とは反対側の
表面には円形溝12が形成され、またこの円形溝の内部に
沿って、その４つを第６図に示すところの、環状帯10を
貫通する多数の孔11が形成される。
この第２の具体例では、底部材４は、その底部材４の
周囲方向に沿って、縁部のリム17よりも半径方向内側の
位置に、通気口として作用する孔19を有する。これらの
孔19は、前記平坦な環状帯10の垂直方向上方の位置に沿
って位置付けるのが好ましい。この構造が、これら外側
周囲壁５及び内側周囲壁６と外部環境との間の連通を提
供し、それにより、容器１の底部材４とケーシング２と
の間を往復する様式でのいかなる相互作用をも防止す
る。
周囲方向に沿って、縁部のリム17よりも半径方向内側の
位置に、通気口として作用する孔19を有する。これらの
孔19は、前記平坦な環状帯10の垂直方向上方の位置に沿
って位置付けるのが好ましい。この構造が、これら外側
周囲壁５及び内側周囲壁６と外部環境との間の連通を提
供し、それにより、容器１の底部材４とケーシング２と
の間を往復する様式でのいかなる相互作用をも防止す
る。
第３図及び４図の具体例は、蓋部材３の形状に関して
第１図及び２図に示されるそれとは異なっている。ここ
では蓋部材３は、筒状のスタンド16を形成した側とは反
対の側に、蓋部材の直径の相対する位置に２つの切欠き
20及び21を有し且つ先の具体例のリムよりも軸線方向に
実質的に長いリム15を有する。蓋部材３のこれらの切欠
きがケーシング２の取扱い用ラグ13及び14と係合する状
態に於て、蓋部材３とケーシング２とは相互に最大深さ
まで組み重なる状態に維持される。この状態では培養基
22は第３図の如く蓋部材３と接触する。或はケーシング
２に関して蓋部材３を、取り扱い用ラグ13、14が前記切
欠き20、21に収容された位置から90度回転して蓋部材３
とケーシング２との組み重ね深さをもっと浅い位置に持
ち来すことにより、培養基と蓋部材との間には第４図に
示される様は培養チャンバが残される。第５図及び６図
の具体例は、ケーシング４が、それが２つの異る培養基
22及び22′を収容出来るよう液漏れの無い障壁30を有す
る点で先の具体例とは異る。
第１図及び２図に示されるそれとは異なっている。ここ
では蓋部材３は、筒状のスタンド16を形成した側とは反
対の側に、蓋部材の直径の相対する位置に２つの切欠き
20及び21を有し且つ先の具体例のリムよりも軸線方向に
実質的に長いリム15を有する。蓋部材３のこれらの切欠
きがケーシング２の取扱い用ラグ13及び14と係合する状
態に於て、蓋部材３とケーシング２とは相互に最大深さ
まで組み重なる状態に維持される。この状態では培養基
22は第３図の如く蓋部材３と接触する。或はケーシング
２に関して蓋部材３を、取り扱い用ラグ13、14が前記切
欠き20、21に収容された位置から90度回転して蓋部材３
とケーシング２との組み重ね深さをもっと浅い位置に持
ち来すことにより、培養基と蓋部材との間には第４図に
示される様は培養チャンバが残される。第５図及び６図
の具体例は、ケーシング４が、それが２つの異る培養基
22及び22′を収容出来るよう液漏れの無い障壁30を有す
る点で先の具体例とは異る。
本発明に従う容器が多くの用途に特に有益な利益を提
供することが明らかである。そうした容器はペトリ皿と
してのみならず表面の微生物学的汚染の検査のためにも
使用可能である。容器は先の米国特許出願番号第691,68
7号に記載される如きスリーブを使用する生物学的検査
方法及び装置に良く適合する。最後に、本発明の微生物
培養用容器は同一の膜フィルタに捕捉された異る微生物
を計測する為に１つ以上の培養基を収納し得、それによ
り検査時間及び使用される装備の量が、そして結局、検
査費用が減少される。
供することが明らかである。そうした容器はペトリ皿と
してのみならず表面の微生物学的汚染の検査のためにも
使用可能である。容器は先の米国特許出願番号第691,68
7号に記載される如きスリーブを使用する生物学的検査
方法及び装置に良く適合する。最後に、本発明の微生物
培養用容器は同一の膜フィルタに捕捉された異る微生物
を計測する為に１つ以上の培養基を収納し得、それによ
り検査時間及び使用される装備の量が、そして結局、検
査費用が減少される。
以上本発明を具体例を参照して説明したが、本発明の
内で多くの変更を為することが出来ることを銘記された
い。
内で多くの変更を為することが出来ることを銘記された
い。
第１図は、本発明に従う第１の具体例における、培養基
で充填された容器の断面図である。 第２図は、本発明に従う第２の具体例における、培養基
で充填された容器の概略断面図である。 第３図は、第１図の容器と類似の状態にある本発明に従
う他の具体例の容器の概略断面図である。 第４図は、第３図の位置から90度回転した状態にある第
３図の容器の概略断面図である。 第５図は、本発明の他の具体例の容器の概略断面図であ
る。 第６図は、第５図の容器の平面図である。 尚、図中主な部分の名称は以下の通りである。 １……微生物培養用容器 ２……ケーシング ３……蓋部材 ４……底部材 ５……壁 ７……支持グリッド ８……環状部 ９……ストリップ状部 11,19……孔 13,14……取扱い用ラグ 15,17……リム 16……スタンド 18……段部 22……培養基 24……環状表面 25……環帯 26……内側表面 30……障壁
で充填された容器の断面図である。 第２図は、本発明に従う第２の具体例における、培養基
で充填された容器の概略断面図である。 第３図は、第１図の容器と類似の状態にある本発明に従
う他の具体例の容器の概略断面図である。 第４図は、第３図の位置から90度回転した状態にある第
３図の容器の概略断面図である。 第５図は、本発明の他の具体例の容器の概略断面図であ
る。 第６図は、第５図の容器の平面図である。 尚、図中主な部分の名称は以下の通りである。 １……微生物培養用容器 ２……ケーシング ３……蓋部材 ４……底部材 ５……壁 ７……支持グリッド ８……環状部 ９……ストリップ状部 11,19……孔 13,14……取扱い用ラグ 15,17……リム 16……スタンド 18……段部 22……培養基 24……環状表面 25……環帯 26……内側表面 30……障壁
Claims (15)
- 【請求項１】微生物の為の培養基を１つ以上受けるよう
になっている微生物培養用容器（１）であって、 両端が開放された実質的にテーパ状のケーシング（２）
と、 該ケーシングを横断する方向に配設され格子状に孔開け
された円形の支持グリッド（７）にして、周囲縁部を前
記ケーシングの内側周囲壁（６）に連結してなる支持グ
リッドと、 底部材（４）と、 蓋部材（３）とを有し、 該蓋部材（３）が前記ケーシング（２）の一方の端部に
液漏れの無い状態で嵌合され、 前記底部材（４）を取り外し、前記蓋部材（３）を下側
とした状態で配置している間に液化した培養基を注入す
ることの出来る微生物培養用容器。 - 【請求項２】ケーシング（２）の一方の端部が、該ケー
シングの軸線と直交する平坦な環状表面（24）を有し、 蓋部材（３）が、該蓋部材（３）と前記ケーシング
（２）との液漏れの無い状態での嵌合を保証するため
の、前記平坦な環状表面（24）と相対し且つ互いに摺接
する平坦な環帯（25）を有している特許請求の範囲第１
項記載の微生物培養用容器。 - 【請求項３】ケーシング（２）は、一方の開口端から他
方の開口端に向けて徐々に径が拡大されてテーパ状とな
っており、 底部材（４）及び蓋部材（３）は、液漏れの無い状態で
前記一方の開口端部外側に嵌合し摺接する、または前記
他方の開口端部内側に嵌合し摺接するテーパ状のリム
（17、15）を有している特許請求の範囲第１項記載の微
生物培養用容器。 - 【請求項４】蓋部材（３）は円形形状を有し、該蓋部材
の周囲縁部には該周囲縁部と一体の、実質的にテーパ状
のリム（15）を有し、ケーシング（２）の一方の端部と
係合する平坦な環帯（25）と、前記ケーシングに面する
側の凹状の中央の内側表面（26）とを有してなる特許請
求の範囲第１項記載の微生物培養用容器。 - 【請求項５】蓋部材（３）の、リム（15）を形成した側
と反対の側には、微生物培養用容器（１）を蓋部材
（３）を下側とする状態で配置した場合に支持体として
作用する、前記蓋部材の直径よりも小直径の筒状のスタ
ンド（16）を有している特許請求の範囲第４項記載の微
生物培養用容器。 - 【請求項６】底部材（４）は、円形形状を有し、平坦な
表面を有し、該底部材の周囲縁部には該底部材と一体
の、実質的にテーパ状のリム（17）を有してなる特許請
求の範囲第１項記載の微生物培養用容器。 - 【請求項７】底部材（４）の周囲縁部のリム（17）は、
底部材（４）がケーシング（２）の内部に入れ子状に入
り込まないようにするための段部（18）を有している特
許請求の範囲第６項記載の微生物培養用容器。 - 【請求項８】ケーシング（２）が、該ケーシングと同心
の、実質的に筒状の内側周囲壁（６）と外側周囲壁
（５）とを有し、前記内側周囲壁（６）は支持グリッド
（７）と一体的に結合され、前記ケーシング（２）が、
前記内側周囲壁（６）の前記蓋部材側端と、前記外側周
囲壁（５）の前記蓋部材側端との間には、前記両者端に
連続している平坦な環状帯（10）にして、軸線方向の複
数の孔（11）をその周囲方向に沿って有する平坦な環状
帯（10）を有してなる特許請求の範囲第１項記載の微生
物培養用容器。 - 【請求項９】ケーシングの外側周囲壁（５）は、一方の
開口端から他方の開口端に向け徐々に僅か径が広がって
テーパ状となっている特許請求の範囲第８項記載の微生
物培養用容器。 - 【請求項１０】平坦な環状帯（10）の、蓋部材側とは反
対側の表面には円形の周囲溝（12）が形成され、該円形
の周囲溝には前記平坦な環状帯（10）を貫通する複数の
孔（11）が形成されてなる特許請求の範囲第８項記載の
微生物培養用容器。 - 【請求項１１】ケーシング（２）、底部材（４）、蓋部
材（３）の内の一つ以上が、把持のための取扱い用部材
を有してなる特許請求の範囲第１項記載の微生物培養用
容器。 - 【請求項１２】支持グリッド（７）が、ケーシング
（２）と同軸の環状部（８）と、ケーシング（２）の半
径方向のストリップ状部（９）とを有し、前記環状部
（８）とストリップ状部（９）とは互いに一体となって
交差する部分を有してなる特許請求の範囲第１項記載の
微生物培養用容器。 - 【請求項１３】支持グリッド（７）を構成する環状部
（８）の、蓋部材（３）側の表面が平坦である特許請求
の範囲第12項記載の微生物培養用容器。 - 【請求項１４】支持グリッド（７）を構成する環状部
（８）が三角形の縦断面形状を有してなる特許請求の範
囲第12項記載の微生物培養用容器。 - 【請求項１５】ケーシング（２）、底部材（４）、蓋部
材（３）の内の一つ以上が、把持のための取扱い用部材
を各々有し、 ケーシングの前記取扱い用部材が、該ケーシングの直径
の相対する位置で外側に向けて突き出ている一対の取扱
い用ラグ（13、14）を含み、 蓋部材（３）の実質的にテーパ状のリム（15）が、蓋部
材の直径の相対する位置に２つの切欠き（20、21）を有
し、該２つの切欠きが、前記取扱い用ラグ（13、14）を
収容出来る大きさを各々有し、前記蓋部材（３）を、前
記取り扱い用ラグ（13、14）が前記切欠き（20、21）に
収容された位置から90度回転させることにより、前記蓋
部材のリム（15）が前記ケーシング（２）の取扱い用ラ
グ（13、14）を、前記２つの切欠き以外の、前記２つの
切欠きの位置及び深さとは異なる位置及び深さで受容し
てなる特許請求の範囲第４項記載の微生物培養用容器。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| FR8614551A FR2605330B1 (fr) | 1986-10-20 | 1986-10-20 | Recipient destine a recevoir un ou plusieurs milieux de culture pour microorganismes. |
| FR86.14551 | 1986-10-20 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63105669A JPS63105669A (ja) | 1988-05-10 |
| JP2562916B2 true JP2562916B2 (ja) | 1996-12-11 |
Family
ID=9339995
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP62261894A Expired - Fee Related JP2562916B2 (ja) | 1986-10-20 | 1987-10-19 | 微生物培養基の為の容器 |
Country Status (5)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US4912037A (ja) |
| EP (1) | EP0267093B1 (ja) |
| JP (1) | JP2562916B2 (ja) |
| DE (1) | DE3777536D1 (ja) |
| FR (1) | FR2605330B1 (ja) |
Families Citing this family (27)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5202262A (en) * | 1984-01-31 | 1993-04-13 | Millipore Corporation | Apparatus for microbiological testing of liquids |
| DE4103220A1 (de) * | 1991-02-02 | 1992-08-06 | Boehringer Mannheim Gmbh | Verfahren zur stabilisierung von 1-methylhydantoinase, verwendung einer stabilisierten 1-methylhydantoinase zur bestimmung eines analyten, entsprechendes bestimmungsverfahren sowie hierfuer geeignete mittel |
| MY136048A (en) * | 1992-05-22 | 2008-08-29 | Chong Sue Kheng | Culturing of micro-organisms |
| GB2283247B (en) * | 1992-05-22 | 1996-04-17 | Sue Kheng Chong | Culture device comprising a body of culture medium |
| US5505716A (en) * | 1993-02-02 | 1996-04-09 | Simmet; Ludwig O. | Embryo collector |
| US5601997A (en) * | 1995-02-03 | 1997-02-11 | Tchao; Ruy | Chemotaxis assay procedure |
| US5605836A (en) * | 1995-06-13 | 1997-02-25 | Chen; Chin-Yu | Modular method and device for the evaluation of the ability of biocide to penetrate biofilm |
| US5964096A (en) * | 1996-01-30 | 1999-10-12 | Organogenesis Inc. | Method and package design for cryopreservation and storage of cultured tissue equivalents |
| US5733736A (en) * | 1996-12-16 | 1998-03-31 | Springfield College | Motility channel pathogen detector and method of use |
| FR2777904B1 (fr) * | 1998-04-24 | 2000-12-15 | Millipore Sa | Cassette ainsi que procede et appareil d'analyse de l'air l'utilisant |
| FR2777903B1 (fr) * | 1998-04-24 | 2000-12-29 | Millipore Sa | Procede de detection de micro-organismes et cassette convenant a sa mise en oeuvre |
| US6261523B1 (en) * | 1999-04-27 | 2001-07-17 | Agilent Technologies Inc. | Adjustable volume sealed chemical-solution-confinement vessel |
| US6770434B2 (en) * | 2000-12-29 | 2004-08-03 | The Provost, Fellows And Scholars Of The College Of The Holy & Undivided Trinity Of Queen Elizabeth Near Dublin | Biological assay method |
| US6750039B1 (en) | 2001-03-21 | 2004-06-15 | Boston Probes, Inc. | Filtration apparatus and method for the separation of microscopic entities from a fluid |
| EP1428018B1 (en) | 2001-09-06 | 2010-06-09 | Straus Holdings Inc. | Rapid and sensitive detection of molecules |
| EP1937829A4 (en) * | 2005-09-26 | 2011-08-03 | Rapid Micro Biosystems Inc | CASSETTE CONTAINING A GROWTH MEDIUM |
| FR2897783B1 (fr) * | 2006-02-24 | 2008-05-30 | Millipore Corp | Dispositif pour le controle microbiologique, ensembles de controle et d'incubation le comportant et procede le mettant en oeuvre |
| DK1880764T3 (da) * | 2006-07-20 | 2012-12-17 | Ibidi Gmbh | Prøveholder til undersøgelse af cellevækst |
| CA2754719C (en) | 2006-08-10 | 2013-12-31 | Allen C. Barnes | Portable biological testing device and method |
| FR2915487B1 (fr) * | 2007-04-26 | 2009-06-05 | Millipore Corp | Ensemble et procede pour analyse microbiologique |
| CN101302474B (zh) * | 2007-05-11 | 2013-04-17 | 许惠茹 | 生物膜的制造方法及其培养容器 |
| CA2738317C (en) | 2008-09-24 | 2020-01-14 | Straus Holdings Inc. | Imaging analyzer for testing analytes |
| KR101151297B1 (ko) * | 2008-10-15 | 2012-06-08 | (주)나래바이오테크 | 선택적 개폐가 가능한 미생물 배양용기 및 보습 첨가제를 포함하는 신규한 미생물 배양 배지의 제조 방법 |
| MX368123B (es) | 2011-11-07 | 2019-09-19 | Rapid Micro Biosystems Inc | Cassette para pruebas de esterilidad. |
| CN104364388B (zh) | 2012-04-16 | 2017-12-19 | 快速微型生物***公司 | 细胞培养装置 |
| DE102013204148A1 (de) * | 2013-02-21 | 2014-09-04 | PharmaMedia Dr. Müller GmbH | Behältnis zur Aufnahme von Nährmedien |
| CN110747113A (zh) * | 2019-12-06 | 2020-02-04 | 浙江师范大学 | 一种高效筛选病原菌拮抗菌的培养皿及其使用方法 |
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|---|---|---|---|---|
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| US3073750A (en) * | 1959-05-07 | 1963-01-15 | Talb Ind Inc | Culture dish |
| US3630849A (en) * | 1969-04-24 | 1971-12-28 | David B Land | Surface micro-organism contamination assays |
| US4326028A (en) * | 1980-09-10 | 1982-04-20 | Brown Lewis R | Antibiotic testing vessel |
| US4598050A (en) * | 1983-12-02 | 1986-07-01 | Brown Lewis R | Culture plate for surfaces |
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1986
- 1986-10-20 FR FR8614551A patent/FR2605330B1/fr not_active Expired
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1987
- 1987-10-19 EP EP87402331A patent/EP0267093B1/en not_active Expired - Lifetime
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- 1987-10-19 DE DE8787402331T patent/DE3777536D1/de not_active Expired - Fee Related
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