JP2559464B2 - 回転ヘッド装置 - Google Patents

回転ヘッド装置

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JP2559464B2 JP63139296A JP13929688A JP2559464B2 JP 2559464 B2 JP2559464 B2 JP 2559464B2 JP 63139296 A JP63139296 A JP 63139296A JP 13929688 A JP13929688 A JP 13929688A JP 2559464 B2 JP2559464 B2 JP 2559464B2
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三郎 風間
久夫 金子
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【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、ビデオテープレコーダ(VTR)等の回転ヘ
ッド装置に係り、特にVTR等セットへの組み立てに際し
てその組み込みが容易な構造を備えた回転ヘッド装置に
関する。
〔従来の技術〕
従来のこの種の磁気記録再生装置における回転ヘッド
装置の構造は、特公昭39−16166号公報に記載のよう
に、実装用セットの基材に対し基材の上面から回転ヘッ
ド装置を組み込み、一方、固定用ビス(ねじ)等は該基
材の下面から挿入して該回転ヘッド装置の下面部を締め
付け固定する構造となっていた。
〔発明が解決しようとする課題〕
上記従来技術はセット基材上への実装時に、その組み
込み作業性が悪く、機械による自動化も図り難いという
問題があった。
本発明の目的はかかる欠点を改善し組み込み作業性の
高い回転ヘッド装置を提供するにある。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために、本発明の回転ヘッド装置
では、固定ドラム(下側ドラム)のテープガイド側面よ
りも内半径位置に貫通孔あるいは切り欠き部から成る実
装固定用構造部を設け、ヘッドを搭載した回転体の上方
からこの実装固定用構造部にビス等の固定用部材を挿入
し、これにより回転ヘッド装置を下側ドラムの下面に接
したセットの実装用基材に固定する構造としたことを特
徴とする。
〔作用〕
固定ドラム底面の固定用貫通孔あるいは切り欠き部か
ら成る実装固定用構造部には上方から固定用ビス(ネ
ジ)等を挿入し、ドラム底面の下面に接する基材に本回
転ヘッド装置を固定する。これによって回転ドラム装置
をセットに実装する場合の組み込み作業性を大幅に改善
できる。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を図面を参照して説明する。
第1図は本発明の第1実施例としてのVTR用回転ヘッ
ド装置の構成例を示す(a)縦断面図、(b)下側ドラ
ムの平面図、第2図は第1図における(a)上側ドラム
2、(b)回転ディスク78及び(c)下側ドラム3の内
面の各平面構造図である。
本実施例は、中心軸1を下側ドラム3の底面中心部に
圧入等により固定した構造である。下側ドラム3の最外
周側面部の所定位置にビデオテープ走行用のガイド部を
設けてある。上側ドラム2は軸1の上方部において固定
金具65を介し軸1に固定してある。かかる固定形の上下
両ドラム2,3間のスペースには、回転トランス14,15、回
転ディスク78、ディスク固定ベース80、ヘッド8、駆動
用扁平モータ(回転子マグネット18,同ヨーク19、固定
子コイル21、ヨーク22、FG(速度検出用の周波数信号発
電器)用マグネット70,同基板71、同ヨーク72、軸受
部)等を包含させてある。ヘッド8は回転ディスク78の
外周部の所定位置にヘッドベース9を介して固定してあ
る。本実施例では回転ディスク78の外径は上下両ドラム
2,3の内径よりも小寸法にしてある。軸受には流体動圧
軸受を用い、軸1の表面のグループ10a,10b及びスラス
ト支承片30の表面(上面)に形成したグループとスリー
ブ構体4′との間にそれぞれジャーナル動圧及びスラス
ト動圧を発生してこれに係合した回転部を非接触支承で
きるようになっている。下側ドラム3の内側の底面最外
周部には下側ドラム3の底面をセットのドラム固定基材
300に固定するための実装固定用構造部である固定用貫
通孔250を設けてあり、本装置のセットへの実装時には
下側ドラム固定用ビス200等を上方から孔250中に通して
下側ドラム3を基材300に締結できるようになってい
る。ドラム固定基材300はセットのシャーシと一体化さ
れた構造であってもよいし、また互に分離された構造で
あってもよい。251はビス200の頭部を収めるための座グ
リ部、252はビス200を通すためのコイル面内の外周部に
設けた孔である。88はモータ部の配線リード180,181を
外部に引き出すための孔である。400は固定基材300上に
固定されたピンで、下側ドラム3の底面に設けた孔260
に嵌合して下側ドラム3を固定基材300に対し高精度に
位置決めするためのものである。下側のドラム固定用ビ
ス200は上部の上側ドラム2の外周縁に設けた孔500から
下側ドラム3の底面の貫通孔250中に挿入してドライバ
等治具によりこれを締め付け、下側ドラム3を固定基材
300に固定することにより装置全体を固定する。
なお、本構造において、固定用貫通孔250の位置半径r
bは回転ディスク78の半径rdよりも大きい。また、回転
子ヨーク19の半径rmはrdよりも小さい。rDは上側ドラム
2の半径である。本回転ヘッド装置の動作の概略は次の
とおりである。
すなわち、固定子コイル21に外部回路から制御給電し
て回転子マグネット18に回転推力を与え、これを回転せ
しめる。これにより該回転子マグネットと一体的に構成
された回転ディスク78,ディスク固定ベース80,回転トラ
ンス15等も回転する。回転ディスク78の外周部に固定さ
れたヘッド8は、上下両ドラム2,3の外周側面をこれに
接し斜めに走行するテープの面上をヘリカルに走査して
ビデオ信号を記録または再生する。ヨーク22もコイル21
を中間にはさんでマグネット18と構体4で連結されてお
りマグネット18と共に回転する。回転速度の検出はFGマ
グネット70とFG基板71とで行う。
6は軸受部の流体動圧発生用の潤滑流体である。
上記本実施例構造によれば、下側ドラム3の底面部に
固定用貫通孔250を設けセットへの本装置の実装を固定
基材300の上部方向から行い得るため実装の組み込み作
業が容易で、作業を自動化し易い。このため組み込み精
度の向上や低コスト化を実現できる。
第3図は回転ディスク構造における他の構造を示す平
面図で、(a)はディスク78の半径を上側ドラムの半径
と等しいかまたはほぼ等しくし固定用貫通孔250の位置
に相当する位置に孔501を設けた場合、(b)はさらに
同貫通孔250に相当する位置に切り欠き部700を設けた場
合、(c)は回転ディスク78の形状を直線形のプロペラ
状にした場合の構造例である。いずれも貫通孔250の位
置半径rbはrm<rb<rdなる関係を満足している。
第4図は下側ドラム3の固定基材300への取り付け構
造における他の構造を示す縦断面図で、(a)は固定用
貫通孔250の位置半径rbより小半径位置に下側ドラム3
の突出部3aを設け固定基材300の孔350中に嵌合した場
合、(b)は上記rbより大半径位置に突出部3aを設け固
定基材300に嵌合した構造、(c)は中心固定軸1を下
側ドラム3の下部に突出させて固定した構造とし該突出
部1a部を固定基材300の孔351中に嵌合した構造である。
いずれの場合も、嵌合部は小さい公差範囲の組み合わせ
構造とする。これらの取り付け構造により、固定基材30
0に対する回転ヘッド装置の軸心位置を容易にかつ高精
度に位置決めすることができ、実装時の組み込みの作業
性をさらに大幅に改善できる。特に(c)は軸1を下側
ドラム3の底面に固定した構造においてのみ可能な特徴
的構造で実用上の有効性は極めて高い。
第5図は本発明の第2実施例を示す縦断面図で、上側
ドラム2をしてディスク固定ベース80上に固定し、かつ
外周部にはヘッド8を搭載して回転する構造とした構成
である。回転トランス14,15は円筒形状としてモータ内
周部と軸受との間に軸1と同心状に設けてある。ヨーク
22は下側ドラム3の底面上に固定してある。450は軸受
5,5′に予圧を与えるための予圧金具である。この回転
ヘッド装置の固定基材300上への固定方法は、上記第1
実施例と同様である。この実施例の構造によれば、回転
トランス14,15として円筒状のものを用いているため、
小半径構造にできる。従って、下側ドラム固定用貫通孔
250や上側ドラム2上の孔500等この回転ヘッド装置の固
定基材300上への取り付けに必要な構造のスペースを容
易に確保できる。
第6図は本発明の第3実施例を示す(a)縦断面図、
(b)モータ回転子ヨークの平面図で、下側ドラム固定
用貫通孔250をモータ回転子マグネットの内径(rmi)以
内の半径位置(rb)に設けた構造例である。503は回転
子ヨーク19の内周縁に設けた孔、502はディスク固定ベ
ース80に設けた貫通孔である。この構造によれば、孔50
3,502等を軸心に近い小半径位置に設けるため、上側ド
ラム2等から成る回転体の回転時にこれら孔による表面
空気流動の乱れを少なくできこれに基づく音や振動の発
生を防止できる。また、小半径部においてはモータの駆
動力や効率への影響度が低いため孔503,502等の寸法を
拡大し易い。このため回転ヘッド装置の固定基材300へ
の取り付け作業がし易くなる。
上記実施例の構造では、モータ構造として面対向形扁
平形状のラシレスモータを取り上げたが、この他周対向
形構造やブラシレス方式以外のモータ構成であってもよ
い。さらに下側ドラム3の固定基材300への取り付けに
はビス200を用いているがこれらに限らず他の手段によ
ってもよい。
さらに、本発明の装置はVTR用に限らずディジタルオ
ーディオテープレコーダ(DAT)用等をはじめ他種機へ
も広く適用可能である。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明によれば、回転ヘッド装
置を取り付けるためのセット内の固定基材に対し、本装
置をその搭載方向と同一方向からビス等で容易に固定で
きるために、セットへの組み込み作業を簡易化できかつ
自動化もし易い。装置の損傷等もなくせる。このため、
組み込み精度の向上や組み込みコストの低減等を実現で
きる回転ヘッド装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の装置の第1実施例の構成図、第2図は
第1図における上側ドラム、回転ディスク及び下側ドラ
ム内の各構造の平面図、第3図は第1図における回転デ
ィスクの他の構造図、第4図は第1図における下側ドラ
ムのセット基材への取り付け部の他の構造図、第5図は
本発明の第2実施例を示す縦断面図、第6図は本発明の
第3実施例を示す構造図である。 1……中心軸、2……上側ドラム 3……下側ドラム 200……下側ドラム固定用ビス 250……固定用貫通孔、300……ドラム固定基材 350,351……固定基材の孔 500……孔
フロントページの続き (72)発明者 成島 誠一 茨城県勝田市大字稲田1410番地 株式会 社日立製作所東海工場内 (56)参考文献 実開 平1−151443(JP,U)

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ヘッド回転体部と回転駆動用モータ部と回
    転式トランス部とが、凹状のガイド用固定ドラム構体の
    底面に対し該凹部内面側に配された構成の回転ヘッド装
    置において、 上記ガイド用固定ドラム構体は、上記凹状部内面側に実
    装固定用構造部を有する構成であることを特徴とする回
    転ヘッド装置。
  2. 【請求項2】上記実装固定用構造部は、モータ部の外半
    径側位置に形成された構成である請求項1記載の回転ヘ
    ッド装置。
  3. 【請求項3】上記ガイド用固定ドラム構体は、その底面
    部に、少なくとも上記ヘッド回転体部が係合する中心軸
    を上記凹状部内面側に突出させて固定した構成である請
    求項1記載の回転ヘッド装置。
  4. 【請求項4】ヘッド回転体部と回転駆動用モータ部と回
    転式トランス部と上側ドラムとが、凹状のテープガイド
    用固定ドラム構体の底面に対し該凹状部内面側に配され
    た構成の回転ヘッド装置において、 上記固定ドラム構体は、上記凹状部内面側に実装固定用
    構造部を有し、 上記上側ドラムは、上記固定ドラム構体の上記実装固定
    用構造部に対応した位置に貫通孔または切欠状部を有す
    る構成であることを特徴とする回転ヘッド装置。
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JPH01311448A JPH01311448A (ja) 1989-12-15
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JPH04146551A (ja) * 1990-10-05 1992-05-20 Mitsubishi Electric Corp 磁気記録再生装置

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