JP2559256B2 - 食品調味材 - Google Patents

食品調味材

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JP2559256B2
JP2559256B2 JP63154857A JP15485788A JP2559256B2 JP 2559256 B2 JP2559256 B2 JP 2559256B2 JP 63154857 A JP63154857 A JP 63154857A JP 15485788 A JP15485788 A JP 15485788A JP 2559256 B2 JP2559256 B2 JP 2559256B2
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pork
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chicken
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正之 白石
一芳 吉岡
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Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 (産業上の利用分野) 本発明は、一般食堂、給食センター、食品加工場、家
庭等の食品の加工料理場面に対して、肉片、骨片、野菜
片、味エキス液等、生の状態の調味材料と該調味材料の
包装と調味材料の過機能とを一体化して提供しようと
する食品調味材に関するものである。
(従来の技術) 天然乾燥、熱風乾燥、真空乾燥等の諸技術によつて得
られた乾燥調味材を過機能を兼ねた包装材でパツケー
ジした形態での調味用製品に関するものは各種存在する
が本発明の如くビーフ片、ポーク片、チキン片、野菜片
等、生の調味材や調味液をゼラチン等の可逆性を有する
物質中に内蔵せしめて固形化し、これを不織布等の過
能力を有する包材によつてパツケージした事を特徴とす
るものは現存しない。
〔発明の構成〕
(問題点を解決する為の手段) 本発明はその目的を実現する為に次に示す5つの主要
技術によつてこれを構成する。
(1) その第1は、生のまゝの牛、豚、鶏等の肉片や
骨片、野菜片、キノコ類等を煮熟したり焼成したりした
後、所望の味が実現できるように、定性、定量の両面か
ら判断して調合し型に入れ、これに溶解したゼラチン液
やベクチン液、寒天液等の熱可逆性を有する物質の溶液
を加えた後に必要温度まで冷却して固形化し、固形化品
を得る。
(2) 所望の味や香りを実現する為には上記各肉片や
骨片、野菜片の煮熟片や焼成片等の固形物の他に、別途
に準備したビーフエキス、ポークエキス、チキンエキ
ス、野菜エキス等の主として天然エキスの液体や粉末を
加え、更にゼラチン液等を加え冷却して固形化し、固形
化品を得る。
(3) このようにして得られた固形品を不織布や網目
の細かな天然繊維布、起毛した繊維布等、相当の過性
能を有する繊維布で立方形、球形等所望の形状に包装
し、開口部を熱接着、糸縫合等によつて閉じると共に必
要な把手を取付ける。
(4) 液体エキスの調合量が多く繊維布を通過してエ
キス分が外部に浸出する場合に備えて、繊維布の内面に
相当する部分全体に予めゼラチン液、デン粉より製成し
たデン粉ペースト等を塗布し乾燥して繊維の網目をつぶ
したものを使用する。
(5) 以上のようにして得た固形化品は冷凍するか固
形パツケージに封入する事によつて保管又は流通を行
う。
(作用効果) 本発明による効果は (1) 近年、急速に見直されつゝある自然食品への社
会的ニーズに対して調味材の分野でも自然の生の味や香
りを提供し、時流に応える事ができる。即ち味や香を出
す主体が抽出や乾燥による調味材料ではないから天然の
味香に対する要求に適応できる。
(2) ゼラチン等固形化用材料と合せて、総合的に味
や香りを判断して調合できるので固形調味材として安定
性が高い。
(3) 使用に際してはパツケージごと必要量を投入
し、加熱する事により同時に過を行う事が出来、使用
は極めて簡便であり、衛生的にも優れている。
(4) 肉片、骨片、野菜片等を必要に応じて焼成加工
したものを必要な量だけ定量的に提供できるのでロース
トビーフ、ローストポーク、ローストチキン、ロースト
野菜、ローストキノコ等単一のロースト風味や復合のロ
ースト風味を自在に提供できる等、味づくりの合理化に
大きく貢献できる。
(実施例) 以下本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図は本発明に関する食品調味材の全体図であり、
は過兼用包装材である。は接合部であり、プラス
チツク系の過兼用包装材を使用する時は、熱接着技術
によつて接合し天然の繊維布や多層の和紙等を過兼用
包装材として使用する時は縫合によつて接合する。
第2図は、本発明の食品調味材の断面を示す図であ
り、はゼラチンであり、冷却して固形化せしめた状態
である。又、寒天液を使用して冷却しても同様の状態を
得る事ができる。は野菜片、は豚の肉片、はキノ
コ片、は豚の骨片である。いづれの素材についても煮
熟加工した後熱可逆性を有するゼラチン液を加えた後冷
却してゼラチン中に固定化するが、所望の味や香りを実
現する為に必要な素材について、焼成加工し、ロースト
化する事もある。はエキス液であり、型枠に入れた肉
片、骨片等各素材の上に該エキス液を加え、更にゼラチ
ン液を加えた後冷却して、エキス液をも固定化する。
エキス液不要の場合はゼラチンのみで行う。
第3図は過兼用包装材の一態様を示す図であつてエ
キス液の含有量が多く外部に浸出する可能性のある場
合に使用する。即ちは天然繊維布であり、はデン粉
ペーストで、デン粉を基材にして、これに食品適合の粘
着剤を混練して得るものである。は天然繊維布の網目
に押し出た、澱粉ペースト目つぶし部である。澱粉ペー
ストを天然繊維布の両面に塗布乾燥して使用する事もで
きる。
第4図は過兼用包装材の別な一態様であり、は不
織布表面、は不織布の不整列繊維を示す。断面が不整
列繊維によつて多層に構成されている為に有効な過機
能を実現できる。
第5図は、過兼用包装材の更に別の一態様を示す図
であり、は一般繊維であり、は起毛部である。起毛
によつて過機能を実現する。
【図面の簡単な説明】
第1図は完成された食品調味材の全体見取図であり、 第2図は食品調味材の断面図でゼラチン等によつて固定
化されている調味素材の状態を示す。 第3図は調味素材やゼラチンを包んでいる、過兼用包
装材の表面にコーテイングしたものの断面見取図であ
り、 第4図は過兼用包装材に不織布を使用する場合の実施
例の断面見取図である。 第5図は過兼用包装材に一般の繊維布を用い、起毛し
た場合の実施例の断面見取図である。

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】牛、豚、鶏等の肉片、骨片、スジ類、野菜
    片、キノコ片、酢、ワイン、動物脂、香辛料を煮熟加工
    又は焼成加工して所望の味と香りに調合しこれに加熱溶
    解したゼラチン液、ペクチン液、寒天液のいずれかを加
    えた後に冷却して固形化品を得、該固形化品を濾過機能
    を有する繊維布によって包み込み開口部を閉じることを
    特徴とする食品調味材。
  2. 【請求項2】牛、豚、鶏等の肉片、骨片、スジ類、野菜
    片、キノコ片、酢、ワイン、動物脂、香辛料を煮熟加工
    又は焼成加工して所望の味と香りに調合すると共に別途
    に準備した牛、豚、鶏、野菜のエキス液を必要量混合
    し、これに加熱溶解したゼラチン液、ペクチン液、寒天
    液のいずれかを加えた後に冷却して固形化品を得、該固
    形化品を濾過機能を有する繊維布によって包み込み開口
    部を閉じることを特徴とする食品調味材。
  3. 【請求項3】牛、豚、鶏等の肉片、骨片、スジ類、野菜
    片、キノコ片、酢、ワイン、動物脂、香辛料を煮熟加工
    又は焼成加工して所望の味と香りに調合し、これに加熱
    溶解したゼラチン液、ペクチン液、寒天液のいずれかを
    加えた後に冷却して固形化品を得ると共に、濾過機能を
    有する繊維布に対してゼラチン液あるいはデン粉ペース
    トを塗布し乾燥させ、該繊維布によって前記固形化品を
    包み込み開口部を閉じることを特徴とする食品調味材。
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