JP2559061B2 - 香料含有水性アルカリ金属亜ハロゲン酸塩組成物 - Google Patents

香料含有水性アルカリ金属亜ハロゲン酸塩組成物

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JP2559061B2 JP12604488A JP12604488A JP2559061B2 JP 2559061 B2 JP2559061 B2 JP 2559061B2 JP 12604488 A JP12604488 A JP 12604488A JP 12604488 A JP12604488 A JP 12604488A JP 2559061 B2 JP2559061 B2 JP 2559061B2
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明はアルカリ金属亜ハロゲン酸塩(ハロゲナイ
ト)、例えば亜塩素酸ナトリウム、NaClO2および水性媒
質中で上記亜ハロゲン酸塩と通常非相溶性だが、陰イオ
ン性表面活性剤である安定剤の安定化量を含む組成物に
包含されるという観点からみると相溶性である安定化性
香料を含む水性アルカリ性清浄剤液状組成物に関する。
発明の背景技術 水性アルカリ性金属亜ハロゲン酸塩はそれが、特に亜
塩素酸ナトリウムが2酸化塩素ガス源、強力漂白剤であ
るので織物工業における用途はよく知られている。約pH
9以下で特に高温においてH+イオン濃度はクロライドイ
オンの2酸化塩素への転化開始に十分である。水溶液中
の2酸化塩素濃度が増すにつれて水性アルカリ金属亜ハ
ロゲン酸塩素成物はより酸性となり亜塩素酸ナトリウム
の2酸化塩素への転化速度は増す。
フランス特許第1,453,380号は飽和化合物又は少なく
も8エトキシ基をもちその末端ヒドロキシ基が非酸化性
酸でエステル化されているオキシエチレン鎖と縮合し飽
和又は非常に酸化抵抗性である脂肪族部分をもつアリー
ル脂肪族化合物の中からえらばれた飽和脂肪族鎖をもつ
アルカリ媒質に安定な表面活性剤を含むアルカリ金属亜
ハロゲン酸塩、特に亜塩素酸ナトリウム組成物を発表し
ている。特にフランス特許は安定表面活性剤として飽和
脂肪族鎖をもつ置換フエノールと少なくとも8ヒドロキ
シ基をもちその末端ヒドロキシ基がりん酸又は硫酸の様
な無機酸でエステル化されているオキシエチレン鎖との
縮合生成物のアルカリ塩、例えばエチレン、オキサイド
10分子と縮合した式: をもつフエノールのりん酸ジエステルのカリウム塩を発
表している。
フランス特許によれば末端ヒドロキシ基の造塩はアル
カリ性媒質中の表面活性剤酸化防止に必要である。一般
にフランス特許の組成物の初期亜塩素酸ナトリウム濃度
は約14%である。
ヘイドらの米国特許第3,580,851号は、一般式: (式中Rは−CnH2n+1又は でありnは6乃至18、好ましくは7乃至12の整数であ
り、xは6乃至30、好ましくは9乃至19の整数であり、
yは0又は1でありかつR1は水素又は金属をあらわす)
をもつ安定表面活性剤カルボン酸又はそのアルカリ性塩
を含む亜塩素酸ナトリウム組成物を発表している。特に
好ましいエーテルカルボン酸はエトキシル化アルキルフ
エノールおよびエトキシ化アルコールとモノクロロ酢酸
の反応生成物でありまたエトキシル化アルキルフエノー
ル又はアルコールにアクリロニトリル又はメタクリロニ
トリルを添加した後生成ニトリルの鹸化によつてえられ
たエーテルカルボン酸である。亜塩素酸ナトリウム対表
面活性剤の重量比は10:1乃至1:1が好ましい。
製紙工業において亜塩素酸ナトリウムはボーナンノの
米国特許第3,046,185号に発表された様な製紙工場の
“ホワイト”水のかび成長防止に使われている。イタリ
ヤ特許701,572号は水、特に河川、湖等の表面水の清浄
化用並びに殺菌漂白効果のため洗濯用に使用する次亜塩
素酸ナトリウムと亜塩素酸ナトリウムの混合物を含む水
性組成物を発表している。
出願人はアルカリ金属亜ハロゲン酸塩溶液、特に亜塩
素酸ナトリウム溶液が家庭および管理の洗浄、例えばタ
イル、磁器表面および排水管の清浄使用に適しているこ
とを発見した。
この組成物、特に家庭用組成物には香料添加が好まし
い。香料は組成物に快適な芳香を与え、例えば便所容器
の清浄に使用したとき空気清浄効用を与える。
しかし酸化性置換基をもつ天然および合成油の複合混
合物である多くの香料はアルカリ金属亜ハロゲン酸塩組
成物中で不安定であることが認められた。組成物内で香
料強さの損失および組成物pHの低下による様な2酸化塩
素生成によつて香料の不安定があらわれる。2酸化塩素
生成に付ずいしてアルカリ金属亜ハロゲン酸塩損失がお
こる。更に2酸化塩素臭は浸透性で不快であり、特にあ
る程度消耗した芳香に打かち易い。
アルカリ金属亜ハロゲン酸塩組成物水溶液に不安定で
ある多くの香料添加は系を陰イオン性表面活性剤有効量
で安定化することによつて成功できることが発見され
た。
したがつて本発明の目的は相当期間その芳香特性を失
うことのない香料を含むアルカリ金属亜ハロゲン酸塩溶
液より成る水性清浄用液状組成物を提供することにあ
る。
更に本発明の主目的は含有香料があまりアルカリ金属
亜ハロゲン酸塩と反応せず組成物pHにおいて僅少量の2
酸化塩素ガスしか放出しない様な液状組成物を提供する
にある。
本発明のこれらの目的は次にまとめて示す本発明の詳
細記述を一読すれば容易に諒解できるであろう。
発明の概要 本発明の液状組成物はアルカリ金属亜ハロゲン酸塩、
例えば亜塩素酸ナトリウム、NaClO2;水性媒質中の亜ハ
ロゲン酸塩と通常化学的に非相溶性の安定化しうる香
料;および組成物中に2酸化塩素が実質的にないので明
らかなとおり香料ばかりでなく組成物もまた安定化する
に有効な量で組成物中に含まれる陰イオン性表面活性剤
である安定剤より成る。
任意に組成物中に含まれる陰イオン性表面活性剤はそ
の濃度増加が組成物の安定性をそこなわない限りは上記
安定性を与え組成物の清浄効果を向上するに必要な量以
上でよい。
アルカリ金属亜ハロゲン酸塩は亜塩素酸ナトリウムが
好ましいが、普通組成物重量の約5重量%又はそれ以下
の量である。香料は一般に組成物の約0.01乃至約3重量
%の量である。香料は普通天然又は合成香油であるが、
これについては下に詳述する。
安定剤は香料が水性媒質中のアルカリ金属亜ハロゲン
酸塩解離により生じたハロゲナイトイオンと相互反応す
るのを防ぐ有効量で存在する。安定剤は組成物の約1乃
至20重量%の量で存在するとよい。後記するとおり種の
陰イオン性表面活性剤が本発明の実施に適当とわかつ
た。
最良の安定化のため本発明のアルカリ性組成物は約9
又はそれ以上、好ましくは約9.0乃至約10.5のpHをも
つ。
発明および好ましい態様の詳細記述 亜鉛素酸ナトリウムより成る香料含有水性清浄用組成
物製造実験において、えられた組成物は一般に不適当な
2酸化塩素ガス量を含むことがわかつた。この2酸化塩
素ガスはその不快臭気のため不適である。
出願人らは意外にも陰イオン表面活性剤添加によつて
亜塩素酸ナトリウムと香料を含むこの組成物中で2酸化
塩素ガス生成が防ぎうることを発見したのである。組成
物中に陰イオン性表面活性剤添加は香料と活性剤陰イオ
ン間の分子引力に寄与すると信じられる。
したがつて本発明の組成物はその重量基準で約5重量
%又はそれ以下のアルカリ金属亜ハロゲン酸塩、水性ア
ルカリ性媒質中上記亜ハロゲン酸塩と通常化学的に非相
溶性の、活性基準で約0.01乃至約3%の香料および組成
物中2酸化塩素の実質的にないことにより明らかなとお
り組成物並びに香料の安定化に少なくとも有効な量のア
ルカリ金属又はアンモニウム陽イオンをもつ陰イオン性
表面活性剤である安定剤より成るpH約9又はそれ以上を
もつ水性アルカリ性清浄用組成物である。
本発明の実施によつて他と非相溶性の香料を含みまた
製造1ケ月以内、好ましくは3ケ月以内、最も好ましく
は6ケ月以内に2酸化塩素の僅少濃度しか生成しない様
な亜塩素酸ナトリウム組成物が製造できる。僅少濃度と
は普通の分析手段によりおよび(又は)臭覚評価によつ
て検出した2酸化塩素量が普通上記組成物中約10ppm、
好ましくは約5ppm以下であることを意味する。
組成物重量基準で亜塩素酸ナトリウムは約0.5乃至約
5%、好ましくは1乃至約3重量%であるとよい。約5
%以上の亜塩素酸塩は安定化達成にはイオン強度が高す
ぎる組成物を生成し、香料と安定剤を清浄選択してもよ
り高い亜塩素酸ナトリウム濃度ができる。
普通本発明の組成物中に加えられる香料の個別成分の
合成においが気分よい又は望ましい香りを生ずる様混合
された有機化合物混合物である。香料は一般に種々の物
質の混合物であるが、個々の化合物、例えばメチルサリ
チレートもまた香料成分として使用できる。香料組成物
は一般に香料組成物の主ノート又は“芳香”、主ノート
を完成しまた添える修成物、蒸発の各段階にわたり香料
に特殊ノートを与えるにおい物質を含む固定剤、蒸発を
妨げる物質、および普通低沸点性新鮮におい物質である
トツプノートを含んでいる。
芳香原料物質は次の主なる3群:(1)これらの油か
ら分離された精油および製品;(2)動物源の製品;お
よび(3)合成化学薬品、に分類できる。これらの物質
の多くは置換基、例えばアルデヒドおよびケトン中のカ
ルボニル基;アルコール中の水酸基;エステル中のアシ
ル基;ラクトン中のC=0基;ニトリル基;エーテル中
のオキシ部分があり、これらは酸化性媒質中で種々な程
度に攻撃され易い。
精油は種々の植物成分中に発見される揮発性液体と固
体薬品の複合混合物より成る。例をあげれば花、例えば
ジヤスミン、ばら、ミモザおよびオレンジ花;花と葉、
例えばラベンダーとラズマリー;葉と茎、例えばゼラニ
ウム、パチヨリ、ペチトグレイン;樹皮、例えば肉桂;
木質、例えば白檀と紫檀;根、例えばアンジエリカ;地
下茎、例えばジンジヤー;果実、例えばオレンジ、レモ
ンおよびガーカモツト;種子、例えばアニスの実とにく
ずく;および樹脂質分泌物、例えば没薬に発現される油
がある。これらの精油は薬品の複合混合物より成りその
主成分は式(C5H8をもつ炭化水素およびその酸素化
誘導体を含むテルペンである。これらの様な炭化水素は
多数の酸素化誘導体、例えばアルコールとそのエステ
ル、アルデヒドおよびケトンを生ずる。これらのうちの
より重要なものにはゼラニオール、シトラネロールおよ
びテルピネオール、シトラールとシトロラネールおよび
樟のうがある。他の成分には脂肪族アルデヒドおよびオ
イゲノールの様なフエノールを含む芳香族化合物も含ま
れる。ある場合特定化合物は精油から蒸留によつて市販
の純粋状態で分離される。例えばゼラニオールとシトロ
ネラールはシトロネラ油から、シトラールはレモン−グ
ラス油から、オイゲノールは丁字油から、リナルールは
紫檀油から、またサフロールはササフラス油から分離さ
れる。天然分離物もシトロネラールをヒドロキシシトロ
ラネールに、シトラールをイオノンに、オイゲノールを
ヴアニリンに、リナルールをリナリルアセテートに、ま
たサフロールをヘリオトロピンにする場合の様に化学的
に修正できる。
香料に使われる動物製品はじやこう、竜涎香、じやこ
うねこおよびキヤストリウムがあるが、一般にアルコー
ル性チンキ剤としてつくられる。
合成薬には上記の合成された分離物や天然酸分離物ば
かりでなくその誘導体および天然に知られていない化合
物、例えばイソアミルサルチレート、無水アミルシンク
ミン酸、シクラメンアルデヒド、ヘリオトロピン、イオ
ノン、フエニルエチルアルコール、テルピオネール、ウ
ンデカラクトン、およびガンマノニルラクトンがある。
香水製造所からえられる様な芳香組成物は水性又は有
機溶媒和組成物としてつくられ懸濁剤又は乳化剤として
表面活性剤、普通陰イオン性又は非イオン性表面活性剤
を少量含んでもよい。芳香組成物は殆んど全部多種芳香
化合物の会社特有混合物である。しかし当業者は通常の
試験によつて実施例に示すとおり本発明組成物中にこの
特有芳香混合物がうまく安定化されるかどうか容易に決
定できるであろう。
陰イオン性表面活性剤は香料安定化のため有効量で含
まれるが、組成物重量基準約20重量%まで、好ましくは
約1乃至約10重量%、最も好ましくは約2乃至7重量%
含まれる。陰イオン性表面活性剤の有効量は組成物を安
定化するだけでなく洗浄力も与える。組成物の清浄能力
は陰イオン性表面活性剤を有効濃度以上に含むことによ
り更に向上される。
陰イオン性表面活性剤は一般にアルカリ金属、例えば
ナトリウム又はカリウム、又はアンモニウム陰イオンと
するため塩基で中和されているサルフエート又はスルフ
オネート置換基をもち、アルカルが炭素原子約8乃至約
22をもつ水溶性アルキル又はアルキルアリール化合物で
あり、例えば(1)直鎖又は分岐鎖アルキル基中炭素原
子10乃至18をもつアルキルおよびアルキルアリールサル
フエート又はスルホネート、例えばラウリル硫酸ナトリ
ウムおよびドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム;
(2)C14-16アルフア−オレフインのスルホン化により
製造された長鎖スルホネート混合物であり主としてアル
ケンスルホン酸ナトリウムおよびヒドロキシアルカンス
ルホン酸ナトリウムより成るオレフイン中炭素原子約10
乃至18をもつアルフア−オレフインアリールスルホネー
ト、例えばC14-16オレフインスルホン酸ナトリウム;
(3)サルフエート化したおよびスルホン化したモノグ
リセリド、特にココナツト油脂肪酸から誘導されたも
の;(4)(a)エチレンオキサイド1−10モルをもつ
エトキシル化脂肪族アルコールのサルフエートエステ
ル、例えばポリオキシエチレン(7モルEO)ラウリルエ
ーテル硫酸ナトリウム、および(b)エチレンオキサイ
ド1−10モルをもちアルカリ中炭素8乃至12をもつエト
キシル化アルキルフエノールのサルフエートエステル、
例えばアンモニウムポリオキシエチレン(4モルEO)ノ
ニルフエニルエーテルサルフエート;(5)脂肪酸およ
びイセチオン酸との塩基で中和されたエステル、例えば
ラウロイルイセチオン酸ナトリウム;(6)メチルタウ
リドの脂肪酸アミド、例えばメチルココイル、タウリン
酸ナトリウム;(7)アルカンが炭素8乃至18をもつベ
ータ−アセトキシ−又はベータ−アセトアミド−アルカ
ンスルホネート;および(8)C8-18サルコシネート、
例えばナトリウムラウロイルサルコシネートがある。
この中でアルフア−オレフインスルホネートは好まし
い陰イオン性表面活性剤である。
本発明の組成物において陰イオン性過ふつ化炭化水素
表面活性剤は普通の陰イオン性表面活性剤として同じ安
定性向上利点をもつが、一般にずつと低濃度で足りるこ
とが発見された。適当な陰イオン性フルオロ表面活性剤
の例はE.I.デユポンドネムール社製ゾニルシリーズ、特
にゾニルスFSA、FSJおよびRPおよび3M社製フローラツド
シリーズ、特にフローラツズ120と128がある。更に一般
的フルオロ表面活性剤文献はリクエジヨらの米国特許第
4,511,489号に記載されており、本明細書に参考として
加えておく。過ふつ化炭化水素表面活性剤は本発明組成
物中にその重量基準で約1重量%迄の量、好ましくは約
0.005乃至約0.1重量%の量で加えられる。安定剤は上記
陰イオン性過ふつ化炭化水素と上記陰イオン性表面活性
剤の混合物を含んでもよい。
非イオン性表面活性剤は本発明組成物には加えない方
がよい。上記表面活性剤は一般に組成物中で不安定であ
る。しかし陰イオン性表面活性剤安定剤の存在はこの非
イオン性表面活性剤を含む液の安定化にも役立つ。この
様な組成物においては非イオン性表面活性剤と香料を含
むが香料安定剤を含まぬ組成物と比べて安定性は大きい
が、本発明組成物の安定性は非イオン性表面活性剤添加
によつて低下する。この理由のためこの活性剤は含まれ
ないことが好ましいが、組成物の約1重量%以内の量な
ら含んでもよいだろう。したがつて香料が非イオン性表
面活性剤に溶解された様な市販香料組成物は本発明組成
物に加えてもよい。陰イオン性と非イオン性両表面活性
剤を含む組成物の安定性は全般的にその中の各濃度に比
例するのである。
同様に好ましくはないが低濃度の陽イオン性表面活性
剤も本発明の組成物中に添加できる。一般に陽イオン性
表面活性剤は陰イオン表面活性剤と不適合しないとされ
ており、一般に非イオン性表面活性剤を含む陰イオン性
表面活性剤で安定化された組成物よりも低い安定性を示
す傾向がある。
他の補助剤も非相溶性でない限り任意に本発明の組成
物に添加できる。例えば着色剤、キレート剤、隔離剤、
増進剤等も添加できる。着色剤についてはクロライトイ
オンと反応するかもしれぬ発色団存在を考えて使用着色
剤をよく審査する注意が必要である。
本発明を下記実施例によつて例証する。
一般条件 実施例において試料組成物はその製造約1ケ月以内に
2酸化塩素ガスが発生しなければ安定であると考えた。
ある場合2酸化塩素ガスはその特異臭から容易に検出
される。この知覚評価がClO2の存在を示さなかつた場合
次の方法のいづれかを使用した:(1)試料の分光測
定、2酸化塩素はピーク吸光度356nmをもちオキシクロ
ロ種中特異である;(2)アルカリ性試料のよう化カリ
ウムの存在におけるチオ硫酸ナトリウムによる滴定法;
および(3)試料から不活性ガスによりClO2ガスを追出
しその排出ガスをよう化カリウム溶液にとおしその溶液
の滴定法。
実の実施例において特に断らない限り濃度はすべて活
性成分基準で報告した。亜塩素酸塩溶液に添加する前香
料は表面活性剤と予め混合した。
実施例1−77 実施例1−77の組成物は下表1に示すとおり活性成分
基準で亜塩素酸ナトリウム0.8%、表面活性剤4%、下
表2に示すとおり入手したまま即ちas−レシ−ブト基準
で香料0.25%および水を含んでいた。組成物は125゜F
で貯蔵され各組成物の2酸化塩素生成を監視した。125
゜Fの1ケ月貯蔵は大体室温の6ケ月貯蔵に相当するの
で、この温度の貯蔵は組成物中におこる相互反応を促進
する。結果は表3に示すとおりである。
実施例78−106 実施例78−106の組成物をつくり安定性を検べた。実
施例78−106の各組成物は亜塩素酸ナトリウム0.8%と下
表4に示す量の表面活性剤を含んでいた。実施例78−86
(A群)は市販香料を入手したままを基準として0.1%
含んでいた。この香料はフリツチエドツジアンドオルコ
ツト社製で精油、ゼラニオールと他のアルコール、イソ
ボルニルアセテートの様な酢酸塩およびオイゲノールと
他のフエノールを含んでいた。実施例87−96(B群)は
上記市販香料の代りにメチルサリチレートを含み、また
実施例97−106(C群)は香料の代りにグリセリン0.1%
を含んでいた。
実施例78−106の組成物を125゜Fで貯蔵し28日まで検
べた。実施例78−80、87、97、105および106においては
28日間中にClO2発生はなかつた。
実施例107−109 実施例107−109の次の組成物を本発明によつて製造し
た。濃度は全部活性成分基準で報告したが、但し香料は
入手したままを基準とした。
これらの組成物はいづれも2酸化塩素を生成しなかつ
た。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C11D 1:02) C11B 9/00 (72)発明者 ジエフレイ エス ウイバー アメリカ合衆国オハイオ州 45211 シ ンシナテイ テンプル アベニユー 2886

Claims (18)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】重量基準で0.5〜5重量%のアルカリ金属
    亜ハロゲン酸塩;水性媒質中で上記亜ハロゲン酸塩と通
    常化学的に非相溶性である0.01〜3重量%の香料および
    陰イオン性表面活性剤からなる1〜20重量%の安定剤よ
    り成ることを特徴とする水性アリカリ性清浄用液状組成
    物。
  2. 【請求項2】組成物が9以上のpHをもつ請求項1に記載
    の液状組成物。
  3. 【請求項3】香料が精油である請求項1に記載の液状組
    成物。
  4. 【請求項4】香料がゼラニオール、シトロネロール、テ
    ルピネロール、シトラール、シトロネラール、オイゲノ
    ール、イオノン、イルボルニルアセテート、イソアミル
    サリチレート、メチルサリチレート、ガンマノニルラク
    トン、およびそれらの混合物より成る群からえらばれた
    芳香成分より成る請求項2に記載の液状組成物。
  5. 【請求項5】陰イオン性表面活性剤が、(1)アルキル
    基内炭素原子10乃至18をもつ直鎖又は分岐鎖アルキルお
    よびアルキルアリールサルフェートおよびスルホネー
    ト;(2)オレフィン中炭素原子約10乃至18をもつアル
    ファ−オレフィンアリールスルホネート;(3)サルフ
    ェート化したおよびスルホネート化したモノグリセリ
    ド;(4)(a)エチレンオキサイド1−10モルをもつ
    エトキシル化脂肪族アルコールおよび(b)エチレンオ
    キサイド1−10モルとアルキル基中に炭素8乃至12をも
    つエトキシル化アルキルフェノールのサルフェートエス
    テル;(5)脂肪酸とイセチオン酸との塩基で中和され
    たエステル;(6)メチルタウリドの脂肪酸アミド;
    (7)アルカンが炭素8乃至18をもつベーターアセトキ
    シー又はベーターアセトアミド−アルカン;および
    (8)炭素8乃至18をもつアシルサルコシネート;のア
    ルカリ金属塩より成る群からえらばれたものである請求
    項2に記載の液状組成物。
  6. 【請求項6】陰イオン性表面活性剤がC12-18エーテルス
    ルホネート;C12-18オレフィンスルホネート;C12-18アリ
    ールスルホネート;C12-18サルフェート;C12-18サルコシ
    ネート;n−デシル−ジフェニルオキサイドジスルホネー
    ト;および陰イオン性フルオロ表面活性剤;のアルカリ
    金属塩より成る群からえらばれたものである請求項3又
    は4に記載の液状組成物。
  7. 【請求項7】亜ハロゲン酸塩が亜塩素酸ナトリウムであ
    る請求項2に記載の液状組成物。
  8. 【請求項8】亜ハロゲン酸塩が亜塩素酸ナトリウムであ
    る請求項6に記載の液状組成物。
  9. 【請求項9】重量基準で、0.5〜5重量%の亜塩素酸ナ
    トリウム;水性組成物中で上記亜塩素酸ナトリウムと通
    常化学的に非相溶性である0.01〜1重量%の安定化性香
    料;および(I)アルキル基中に炭素8乃至18をもつ直
    鎖又は分岐鎖アルキルおよびアルキルアリールサルフェ
    ートおよびスルホネート;(2)オレフィン中炭素約10
    乃至18をもつアルファ−オレフィンアリールスルホネー
    ト;(3)サルフェート化したおよびスルホネート化し
    たモノグリセリド;(4)(a)エチレンオキサイド1
    −10モルをもつエトキシル化脂肪族アルコール、および
    (b)アルキル中炭素8乃至12をもちエチレンオキサイ
    ド1−10モルをもつエトキシル化アルキルフェノールの
    サルフェートエステル;(5)脂肪酸とイセチオン酸と
    の塩基で中和されたエステル;(6)メチルタウリドの
    脂肪酸アミド;(7)アルカンが炭素8乃至22をもつベ
    ーターアセトキシ−又はベーターアセタミド−アルカン
    スルホネート;(8)炭酸8乃至10をもつアシルサルコ
    シネート;および(9)過ふっ化炭化水素表面活性剤お
    よびそれらの混合物のアルカリ金属塩より成る群からえ
    らばれた1〜20重量%の陰イオン性表面活性剤香料安定
    剤より成り、且つ組成物のpHが9以上であることを特徴
    とする水性アルカリ性清浄用液状組成物。
  10. 【請求項10】組成物pHが9.5乃至10.5である請求項9
    に記載の液状の組成物。
  11. 【請求項11】陰イオン性表面活性剤が1乃至10%の量
    である請求項10に記載の液状組成物。
  12. 【請求項12】陰イオン性表面活性剤が陰イオン性過ふ
    っ化炭化水素であり、それが0.005乃至1%の量で存在
    する請求項11に記載の液状組成物。
  13. 【請求項13】亜塩素酸ナトリウムが1乃至5%の量で
    ある請求項11に記載の液状組成物。
  14. 【請求項14】香料が精油より成る請求項11に記載の液
    状組成物。
  15. 【請求項15】香料がゼラニオール、シトロネロール、
    タージネオール、トシラール、シトロネラール、オイゲ
    ノール、イオノン、イソボルニルアセテート、イソアミ
    ルサリチレート、メチルサリチレート、ガンマノニルラ
    クトンおよびそれらの混合物より成る群からえらばれた
    芳香剤より成る請求項11に記載の液状組成物。
  16. 【請求項16】香料がC12-18アルキルエーテルスルホネ
    ート、C12-18アルキルオレフィンスルホネート、C12-18
    アルキルアリールスルホネート、C12-18アルキルサルフ
    ェート、C12-18アルキルサルコシネート、n−デシル−
    ジフェニルオキサイドジスルホネートのアルカリ金属塩
    および陰イオン性フルオロ表面活性剤より成る群からえ
    らばれたものである請求項11、14又は15に記載の液状組
    成物。
  17. 【請求項17】陰イオン性表面活性剤がC12-18アルキル
    アルファオレフィンスルホネートである請求項13、14又
    は15に記載の液状組成物。
  18. 【請求項18】更に次の補助剤:染料、緩衝剤、キレー
    ト剤および希釈剤の1又は2以上をその意図する作用を
    与えるに有効な量で添加する請求項10に記載の液状組成
    物。
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