JP2559017B2 - カセットテープレコーダ - Google Patents

カセットテープレコーダ

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JP2559017B2
JP2559017B2 JP5307853A JP30785393A JP2559017B2 JP 2559017 B2 JP2559017 B2 JP 2559017B2 JP 5307853 A JP5307853 A JP 5307853A JP 30785393 A JP30785393 A JP 30785393A JP 2559017 B2 JP2559017 B2 JP 2559017B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、メカニズムの小型化、
低価格化を可能にしたカセットテープレコーダに関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】近年、カセットテープレコーダは小型
化、低価格化されている。
【0003】従来、テープカセットの位置を安定にして
性能を安定させようとする場合、このテープカセットの
背面を板ばね等の弾性部材で押圧して行っていた。また
他の方法として、上記テープカセットの位置決め孔に板
ばね等の弾性部材を挿入して行っていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記のよ
うな従来のカセットテープレコーダは、テープカセット
の背面を板ばね等の弾性部材で押圧していたので大きく
なる、部品数が多くなるので高価になる、またテープカ
セットの位置決め孔に板ばね等弾性部材を挿入して行う
場合はこれも部品数が多くなり高価になるという問題点
を有していた。
【0005】本発明は、上記従来の問題点に鑑み、小型
化が図れ、低価格化も実現し、かつテープカセットの装
着性を良くしたカセットテープレコーダを提供すること
を目的としてなされたものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明のカセットテープレコーダは、磁気テープを内
蔵し、キャプスタンの挿入孔、位置決め孔等を有するテ
ープカセットをその位置決め孔内で磁気ヘッドの方向に
押圧する押圧手段と、この押圧による上記テープカセッ
トの移動を規制し上記テープカセットの位置を決める規
制手段とを設けたカセットテープレコーダであって、上
記押圧手段を一端を固定し上記磁気ヘッド側の他端を変
位可能にした逆V字形状にし、かつ支柱を樹脂材料で一
体成形した基板に弾性を有する上記樹脂材料で上記支柱
と同様に一体成形して構成し、上記変位可能な他端で上
記テープカセットを押圧する構成にしたものである。
【0007】
【作用】本発明は上記した構成によって、上記押圧手段
を、支柱を樹脂材料で一体成形した基板に弾性を有する
上記樹脂材料で上記支柱と同様に一体成形して形成した
ので、小型化が図れ、低価格化が実現できる。また上記
押圧手段を一端を固定し上記磁気ヘッド側の他端を変位
可能にした逆V字形状にしたので、テープカセットの押
圧が安定になるとともにテープカセットの装着が良いこ
ととなり、さらに上記変位可能な他端で上記テープカセ
ットを押圧する構成にしたので、テープカセットを繰り
返し着脱させてもその当接部が摩耗する、削れ粉が発生
する等の不具合はないこととなる。
【0008】
【実施例】以下本発明テープレコーダの実施例につい
て、図1〜図8を参照しながら詳細に説明する。
【0009】図1〜図3は要部の外観状態を示すもの
で、図1は平面図、図2はテープカセット背面方向から
見た状態を示す背面図、図3は裏面図である。図4〜図
8はテープカセットの磁気テープ走行状態及び離脱状態
を示すテープカセット側面から見た側面図である。
【0010】図において、1は上基板であり、テープカ
セット2の磁気テープ3を一対のリールハブ2a,2b
に巻き取った巻き部(図示せず)を収納した収納部2c
に沿った状態に設けられ、上記テープカセット2の磁気
ヘッド4、第1,第2のピンチローラ5,6を挿入する
開口部(図示せず)を有した上記収納部2cより厚く構
成された挿入部2dを逃げるよう切り欠き1aが形成さ
れている。7は下基板で、上記挿入部2dに沿った状態
で構成され、かつ上記上基板1と間隙を有した状態で支
柱(図示せず)に互いに固着されている。9,10は第
1,第2のホルダー支持台で、上記上基板1に固定さ
れ、軸部9a,10aによりホルダー本体11を回動自
在に支持している。
【0011】上記ホルダー本体11は両端部に固定され
上記テープカセット2を収納する第1,第2のホルダー
14,15を有すると共に上記磁気ヘッド4が固定され
ている。上記第1,第2のピンチローラ5,6は上記ホ
ルダー本体11の一対の軸18,19に回動自在に構成
された第1,第2のピンチローラアーム20,21の軸
22,23に回転自在に設けられている。36,37は
第1,第2のキャプスタンで、第1,第2のフライホイ
ル38,39を一体に有している。
【0012】137は制御ロッドで上記下基板7の軸1
36に摺動自在に設けられている。138,139は第
1,第2のピンチローラ制御軸で、上記制御ロッド13
7に固定され、上記第1,第2のピンチローラアーム2
0,21に形成された制御部20b,21bに当接し、
上記第1,第2のピンチローラ5,6を上記第1,第2
のキャプスタン36,37に圧接及び離間させるよう制
御すると共に図7の上記テープカセット2を磁気テープ
3が走行可能な位置及び図8の上記第1,第2のホルダ
ー14,15に着脱可能な位置に上記ホルダー本体11
を回動させた時、上記第1,第2のピンチローラアーム
20,21が上記ホルダー本体11の内面壁部11bに
当接しないように、かつ上記第1,第2のピンチローラ
5,6が第1,第2のキャプスタン36,37に圧接し
ないように上記第1,第2のピンチローラアーム20,
21の制御部20b,21bを制御する湾曲部138
a,139aが形成されている。
【0013】157はカセット押圧ばねで、上記下基板
7に弾性を有した樹脂材料で逆V字状に一体成形され、
かつ一端157aは上記第2の支柱49と一体に形成さ
れ、他端157bは変位可能に形成されている。このカ
セット押圧ばね157の成形は図6に示すように固定金
型158、可動金型159により行われる。
【0014】上記カセット押圧ばね157は上記テープ
カセット2が図4のように磁気テープ3の走行可能位置
に装着されると上記テープカセット2の位置決め孔2e
に挿入され、上記他端157bが変位されるよう構成さ
れている。
【0015】上記第2の支柱49は上記第1のキャプス
タン36を回転自在に軸支した第1の下メタル41を有
した第1のメタル支持板43を第1の支柱48と共に固
定している。この第1の支柱48は他の支柱と共に上記
樹脂材料で上記下基板7に一体成形できることは言うま
でもない。
【0016】上記ホルダー支持台9,10の凸部9b,
10bは上記テープカセット2の両端前面部2f,2g
に当接するように形成されている。
【0017】以上のように構成されたテープレコーダに
ついて、以下その動作について説明する。
【0018】まずテープカセットの装着動作を説明す
る。上記ホルダー本体11及び第1,第2のカセットホ
ルダー14,15を図5,図8のように上記ばね35に
抗して反時計方向に回動させて、上記テープカセット2
を上記第1,第2のホルダー14,15に収納させる。
この時、上記ホルダー本体11に支持された上記磁気ヘ
ッド4,第1,第2のピンチローラ5,6等がこのテー
プカセット2の開口部(図示せず)に挿入される。この
状態で上記ホルダー本体11及び第1,第2のホルダー
14,15を図5,図8の状態から図4,図7の状態に
時計方向に回動移動させると上記テープカセット2はテ
ープ走行位置に装着される。
【0019】上記ホルダー本体11及び第1,第2のホ
ルダー14,15の時計方向の回動移動時に上記第1,
第2のピンチローラアーム20,21は、上記制御部2
0b,21bが上記第1,第2のピンチローラ制御軸1
38、139の湾曲部138a,139aにより制御さ
れて上記第1,第2のピンチローラアーム20,21が
上記ホルダー本体11の内面壁部11bに当接しないよ
うにされると共に上記第1,第2のピンチローラ5,6
が第1,第2のキャプスタン36,37に圧接しないよ
うに制御される。
【0020】また上記テープカセット2が図4,図7の
ように装着されると、上記カセット押圧ばね157がこ
のテープカセット2の位置決め孔2eに挿入され、上記
カセット押圧ばね157の他端157bの変位による復
元力でこのテープカセット2は矢印C方向に押圧され
る。この押圧による移動を上記第1,第2のホルダー支
持台9,10の凸部9b,10bが上記両端前面部2
f,2gに当接することにより阻止し、上記下基盤7に
設けられたガイド軸167がもう一方の位置決め孔2h
に挿入され、磁気テープ走行方向である矢印A及び矢印
B方向の位置決めを行い上記テープカセット2は装着状
態で位置決めされる。この時上記カセット押圧ばね15
7は逆V字状にされているので上記位置決め孔2eへの
挿入がスムーズに行える。
【0021】
【発明の効果】以上のように本発明は、上記した構成に
よって、上記押圧手段を、支柱を樹脂材料で一体成形し
た基板に弾性を有する上記樹脂材料で上記支柱と同様に
一体成形して形成したので、小型化が図れ、低価格化が
実現できる。また上記押圧手段を一端を固定し上記磁気
ヘッド側の他端を変位可能にした逆V字形状にしたの
で、テープカセットの押圧が安定になるとともにテープ
カセットの装着性が良い。さらに上記変位可能な他端で
上記テープカセットを押圧する構成にしたので、テープ
カセットを繰り返し着脱させてもその当接部が摩耗す
る、削れ粉が発生する等の不具合はない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例におけるテープレコーダの要
部の外観を示す平面図
【図2】同テープカセットの背面からみた状態を示す背
面図
【図3】同裏面図
【図4】テープカセットが走行位置に装着された状態で
カセット押圧ばねの作用を示す側面図
【図5】同テープカセットが離脱位置にされた状態を示
す側面図
【図6】上記カセット押圧ばねの成形状態を示す略断面
【図7】テープカセットが走行位置に装着された状態で
上記ピンチローラ制御軸の作用を示す側面図
【図8】同テープカセットが離脱位置にされた状態を示
す側面図
【符号の説明】
2 テープカセット 2e 位置決め孔 4 磁気ヘッド 6 第2のピンチローラ 7 下基板 9 第1のホルダー支持台 10 第2のホルダー支持台 49 第2の支柱 157 カセット押圧ばね

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 磁気テープを内蔵し、キャプスタンの挿
    入孔、位置決め孔等を有するテープカセットをその位置
    決め孔内で磁気ヘッドの方向に押圧する押圧手段と、こ
    の押圧による上記テープカセットの移動を規制し上記テ
    ープカセットの位置を決める規制手段とを設けたカセッ
    トテープレコーダであって、上記押圧手段を一端を固定
    し上記磁気ヘッド側の他端を変位可能にした逆V字形状
    にし、かつ支柱を樹脂材料で一体成形した基板に弾性を
    有する上記樹脂材料で上記支柱と同様に一体成形して構
    成し、上記変位可能な他端で上記テープカセットを押圧
    する構成にしたことを特徴とするカセットテープレコー
    ダ。
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JPS55116943A (en) * 1979-03-01 1980-09-08 Kouzou Shiaku Heat and sound insulating wall board
JPS5848164B2 (ja) * 1981-04-15 1983-10-27 公造 尾崎 うちわの製造方法
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JPS61122785A (ja) * 1984-11-20 1986-06-10 Hitachi Software Eng Co Ltd 逐語逐次表示方式

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