JP2558619Y2 - 透湿・防水性外装下地材 - Google Patents
透湿・防水性外装下地材Info
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- JP2558619Y2 JP2558619Y2 JP933693U JP933693U JP2558619Y2 JP 2558619 Y2 JP2558619 Y2 JP 2558619Y2 JP 933693 U JP933693 U JP 933693U JP 933693 U JP933693 U JP 933693U JP 2558619 Y2 JP2558619 Y2 JP 2558619Y2
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- JP
- Japan
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- base material
- moisture
- waterproof
- permeable
- exterior base
- Prior art date
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- Finishing Walls (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本考案は、高気密住宅に用いるこ
とができる外装下地材に関するものである。
とができる外装下地材に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来の高気密住宅は、壁面に下地材を施
工後、該下地材表面に広幅の防水性フイルムを張り付け
るものであった（木造住宅工事共通仕様書 住宅金融普
及協会発行）。また、予め下地材に防水性を付与したも
のとして、基板表面に浸透性のない材質による防水層を
形成した建築用防水下地材が知られている（実開昭５８
−１９０２５）。
工後、該下地材表面に広幅の防水性フイルムを張り付け
るものであった（木造住宅工事共通仕様書 住宅金融普
及協会発行）。また、予め下地材に防水性を付与したも
のとして、基板表面に浸透性のない材質による防水層を
形成した建築用防水下地材が知られている（実開昭５８
−１９０２５）。
【０００３】
【考案が解決しようとする課題】上述のように壁面に下
地材を施工後に広幅の防水性フイルムをその上に張り付
ける作業は、少なくとも２人以上が一組となって行わね
ばならず、作業効率が悪いものであった。
地材を施工後に広幅の防水性フイルムをその上に張り付
ける作業は、少なくとも２人以上が一組となって行わね
ばならず、作業効率が悪いものであった。
【０００４】また、防水性フイルムを下地材施工後に張
り付けたり、透湿性はなく防水性のみを付与した下地材
を壁面に使用した場合は、壁面内が高湿度に保たれるた
めかびが発生したり、壁面内の木材の腐食をもたらすも
のであった。
り付けたり、透湿性はなく防水性のみを付与した下地材
を壁面に使用した場合は、壁面内が高湿度に保たれるた
めかびが発生したり、壁面内の木材の腐食をもたらすも
のであった。
【０００５】本考案は、透湿・防水性能を有する高気密
住宅の壁面を形成するためのものであって、一人で簡単
に取り付けることができる、作業性に優れた透湿・防湿
性下地材を提供することを目的とするものである。
住宅の壁面を形成するためのものであって、一人で簡単
に取り付けることができる、作業性に優れた透湿・防湿
性下地材を提供することを目的とするものである。
【０００６】
【課題を解決するための手段】粘着剤を適宜間隔を置い
て筋状あるいは点状に塗布した透湿・防水性フイルムを
板状基材に貼着することにより上記課題を解決すること
ができることを見出し本考案に到達したものである。
て筋状あるいは点状に塗布した透湿・防水性フイルムを
板状基材に貼着することにより上記課題を解決すること
ができることを見出し本考案に到達したものである。
【０００７】以下本考案の一実施例を示す図面に基づい
て説明する。まず、熱可塑性樹脂に無機物などの充填剤
を混入して得たフイルムを弱延伸することにより透湿性
を付与した透湿・防水性フイルム（２）に粘着剤（３）
を１０ｍｍの間隔を置いて筋状に塗布し、然る後板状基
材（１）に貼着する。前記透湿・防水性フイルムとして
は特に限定されないが、加工のし易さコストの面から少
なくとも板状基材と同じ幅、厚み０．０２〜０．１ｍ
ｍ、透湿度２０００〜５０００好ましくは３０００〜４
０００ｇ／ｍ2 ・２４ｈｒのポリエチレンフイルムが好
ましい。
て説明する。まず、熱可塑性樹脂に無機物などの充填剤
を混入して得たフイルムを弱延伸することにより透湿性
を付与した透湿・防水性フイルム（２）に粘着剤（３）
を１０ｍｍの間隔を置いて筋状に塗布し、然る後板状基
材（１）に貼着する。前記透湿・防水性フイルムとして
は特に限定されないが、加工のし易さコストの面から少
なくとも板状基材と同じ幅、厚み０．０２〜０．１ｍ
ｍ、透湿度２０００〜５０００好ましくは３０００〜４
０００ｇ／ｍ2 ・２４ｈｒのポリエチレンフイルムが好
ましい。
【０００８】塗布される粘着剤についても特に限定はな
いが、パテ状の合成ゴム、シリコン系、アクリル系、酢
酸ビニル系、ウレタン系の粘着剤が用いられる。粘着剤
は得られる下地材の透湿性を阻害しないため筋状あるい
は点状に塗布されるものである。筋状に塗布する場合は
直線状、波形状、破線状などどのような形状であっても
よく、また、交差してもよい。筋状あるいは点状に塗布
される粘着剤の間隔は作業性と貼着性、更にロール巻き
されたフイルムの巻き戻し性などにより適宜決定される
ものである。
いが、パテ状の合成ゴム、シリコン系、アクリル系、酢
酸ビニル系、ウレタン系の粘着剤が用いられる。粘着剤
は得られる下地材の透湿性を阻害しないため筋状あるい
は点状に塗布されるものである。筋状に塗布する場合は
直線状、波形状、破線状などどのような形状であっても
よく、また、交差してもよい。筋状あるいは点状に塗布
される粘着剤の間隔は作業性と貼着性、更にロール巻き
されたフイルムの巻き戻し性などにより適宜決定される
ものである。
【０００９】板状基材としては、合板、石膏ボード、パ
ーチクルボード、珪酸カルシウム板などがあり、コス
ト、作業性の点で合板、石膏ボードが好ましい。
ーチクルボード、珪酸カルシウム板などがあり、コス
ト、作業性の点で合板、石膏ボードが好ましい。
【００１０】
【作用及び効果】本考案の透湿・防水性外装下地材は、
透湿性を有するので該下地材を施工した壁面は湿度が変
化する、いわゆる呼吸作用をするので快適な住環境を提
供でき、また、予め透湿・防水性フイルムを板状基材に
貼着しているため、作業性がよく一人で取り付け工事が
できるものである。
透湿性を有するので該下地材を施工した壁面は湿度が変
化する、いわゆる呼吸作用をするので快適な住環境を提
供でき、また、予め透湿・防水性フイルムを板状基材に
貼着しているため、作業性がよく一人で取り付け工事が
できるものである。
【００１１】また、該透湿・防水性外装下地材を取付け
た後、各下地材の隙間には粘着目地テープを貼り付ける
ことが本考案の下地材の機能を発揮するうえで効果的で
ある。
た後、各下地材の隙間には粘着目地テープを貼り付ける
ことが本考案の下地材の機能を発揮するうえで効果的で
ある。
【００１２】更に、本考案の透湿・防水性外装下地材
は、透湿・防水性フイルムを予め下地材に貼着している
ので従来用いているフイルムより強度を必要としないた
め、より薄い安価なフイルムを使用できる。
は、透湿・防水性フイルムを予め下地材に貼着している
ので従来用いているフイルムより強度を必要としないた
め、より薄い安価なフイルムを使用できる。
【図１】本考案の透湿・防水性外装下地材の斜視図を示
した説明図である。
した説明図である。
１ 板状基材 ２ 透湿・防水性フイルム ３ 粘着剤
Claims (1)
- 【請求項１】 粘着剤が適宜間隔を置いて筋状あるいは
点状に塗布された透湿・防水性合成樹脂フイルムが板状
基材に貼着された透湿・防水性外装下地材。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP933693U JP2558619Y2 (ja) | 1993-02-09 | 1993-02-09 | 透湿・防水性外装下地材 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP933693U JP2558619Y2 (ja) | 1993-02-09 | 1993-02-09 | 透湿・防水性外装下地材 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0662066U JPH0662066U (ja) | 1994-09-02 |
| JP2558619Y2 true JP2558619Y2 (ja) | 1997-12-24 |
Family
ID=11717636
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP933693U Expired - Fee Related JP2558619Y2 (ja) | 1993-02-09 | 1993-02-09 | 透湿・防水性外装下地材 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2558619Y2 (ja) |
-
1993
- 1993-02-09 JP JP933693U patent/JP2558619Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0662066U (ja) | 1994-09-02 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |