JP2558317B2 - ディスクプレーヤにおけるビデオ信号処理回路 - Google Patents

ディスクプレーヤにおけるビデオ信号処理回路

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JP2558317B2
JP2558317B2 JP63032111A JP3211188A JP2558317B2 JP 2558317 B2 JP2558317 B2 JP 2558317B2 JP 63032111 A JP63032111 A JP 63032111A JP 3211188 A JP3211188 A JP 3211188A JP 2558317 B2 JP2558317 B2 JP 2558317B2
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pickup
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英宏 石井
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Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明は、ディスクプレーヤにおけるビデオ信号処理
回路に関する。
背景技術 光学式ディスクプレーヤにおいて、情報記録ディスク
(以下、単にディスクと称する)に経時変化等に起因す
る反りがあった場合、光学式ピックアップから発せられ
る情報検出用光ビームの光軸に対してディスクの情報記
録面が傾くことにより、隣接する記録トラックとのトラ
ックピッチが等価的に狭くなるので、情報記録面上のビ
ームスポット径を一定とすれば、隣接する記録トラック
のピット情報の影響を受け易くなってクロストークの増
大を招くことになる。このクロストークの影響はディス
クから再生されたビデオ信号にノイズ成分として現わ
れ、画像の劣化を来たすことになる。このような性能劣
化を改善するために、従来は、ディスクの情報記録面に
対する情報検出用光ビームの光軸の傾きを検出し、当該
光ビームの光軸が情報記録面に対して常に垂直になるよ
うにピックアップの傾きを調整するいわゆるチルトサー
ボが行なわれている。
従来、クロストーク対策として用いられていたチルト
サーボ装置の構成を第2図に示す。同図において、スピ
ンドルモータ1によって回転駆動されるディスク2の記
録情報を読み取る光学式ピックアップ3は対物レンズ4
を含んでいる。この対物レンズ4は光学系ボディ5に対
しその光軸方向にて移動自在に装着されており、図示せ
ぬフォーカスアクチュエータによって駆動される。光学
系ボディ5はスライダーベース6に対して対物レンズ4
の光軸A−A′上に位置する回動支点Oを中心に回動自
在に取り付けられている。チルトモータM(第3図に示
す)、減速機構等によって構成される調整機構7は、光
学系ボディ5をスライダーベース6に対して回動せしめ
ることにより、対物レンズ4の光軸A−A′の情報記録
面に対する傾きの調整をなす。スライダーベース6は図
示せぬガイドレールに沿ってディスク2の半径方向B−
B′において移動自在であり、例えばスライダーモー
タ、減速ギヤ等からなる駆動機構(図示せず)によって
駆動される。
対物レンズ4の光軸A−A′を含みかつスライダーベ
ース6の移動方向に直角な面内には、ディスク2の該光
軸A−A′に対する傾き角度を検出するためのチルトセ
ンサ8が対物レンズ4に近接して設けられている。この
チルトセンサ8は、第3図に示すように、1個の発光素
子9及び2個の受光素子10a,10bからなり、発光素子9
から発せられる光ビームに基づくディスク2の情報記録
面からの反射光を受光素子10a,10bで受光する。受光素
子10a,10bの各受光量の差分が差動アンプ11で得られ、
この差信号がディスク2の光軸A−A′に対する傾き情
報として駆動アンプ12を介して調整機構7(第2図に示
す)におけるチルトモータ13に供給される。
かかる構成において、スライダーベース6が第2図の
位置(a)から位置(b)に移動してディスク2の外周
部の傾いた部分に到来すると、チルトセンサ8の出力に
基づく駆動信号に応じて調整機構7が作動し、光学系ボ
ディ5を回動支点Oを中心として図の時計方向に回動さ
せ、光軸A−A′がディスク2の情報記録面に対して垂
直になるようにチルトサーボが行なわれる。
このように、従来は、メカニカルな構成によってピッ
クアップ3の傾きを補正することによりクロストークの
影響を除去していたが、かかる構成では構造が複雑であ
ると共に高価であるという欠点があった。また、チルト
センサ8がピックアップ3に搭載されているため、ピッ
クアップ3の小型化の妨げともなっていた。
発明の概要 そこで、本発明は、電気的にクロストークの影響を除
去することにより、従来のようなメカニカルな構成にお
ける構造の複雑さ、高価さ等の問題を解消したディスク
プレーヤにおけるビデオ信号処理回路を提供することを
目的とする。
本発明によるビデオ信号処理回路は、再生ビデオ信号
に含まれるノイズ成分を除去するノイズリダクション回
路の減衰量、減衰帯域及び減衰周波数特性の少なくとも
1を、情報検出点のディスク半径位置に応じて変化せし
めることにより、クロストークに起因するノイズ成分を
除去する構成となっている。
実 施 例 以下、本発明の実施例を図に基づいて詳細に説明す
る。
第1図は本発明によるノイズリダクション回路を備え
た例えば光学式ディスクプレーヤの一例を示す構成図で
あり、本プレーヤはビデオ信号及びオーディオ信号の各
FM信号が記録された通常のビデオディスクの他に、ビデ
オ信号及びオーディオ信号の各FM信号とディジタルオー
ディオ信号とが多重記録されたHi−Fiビデオディスク、
さらにはコンパクト・ディスクと同サイズであって、内
周側にディジタルオーディオ信号が記録され、外周側に
ビデオFM信号とディジタルオーディオ信号とが多重記録
されたCDVと称される複合ディスクの再生が可能であ
る。
第1図において、ディスク2はスピンドルモータ1に
よって回転駆動され、その記録情報は光学式ピックアッ
プ3によって読み取られる。ピックアップ3には、レー
ザダイオード等の光源や対物レンズを含む光学系、ディ
スク2からの反射光を受光する光検出器、さらにはディ
スク2の情報記録面に対する対物レンズの光軸方向の位
置制御をなすフォーカスアクチュエータ、ピックアップ
3から発せられる情報検出器ビームスポット(情報検出
点)の記録トラックに対するディスク半径方向の位置制
御をなすトラッキングアクチュエータ等が内蔵されてい
る。ピックアップ3のディスク半径方向における移動位
置は例えばスライダーポット等からなる位置検出器15に
よって検出される。
ピックアップ3の読取出力であるRF信号はビデオFM用
バンドパスフィルタ(BPF)20、アナログオーディオFM
信号用ローパスフィルタ(LPF)21及びディジタルオー
ディオ用EFM信号用バンドパスフィルタ22に供給され
る。ビデオFM用BPF20を通過したビデオFM信号はビデオ
復調回路23に供給され、このビデオ復調回路23で復調さ
れて再生ビデオ信号となり、ノイズリダクション回路24
を経てビデオ出力となる。LPF21の通過信号は、2.3MHz
及び2.8MHzのオーディオ搬送波成分のみを通過させるた
めのBPF25L,25Rで左右のアナログオーディオFM信号に分
離され、各アナログオーディオ信号はFM復調回路26L,26
Rで復調されて左右のオーディオ出力となる。一方、デ
ィジタルオーディオEFM信号用BPF22により再生RF信号中
から分離されたディジタルオーディオEFM信号はEFM復調
回路28で復調されて左右のオーディオ出力となる。
ノイズリダクション回路24は、再生ビデオ信号から所
定の帯域の信号成分のみを通過せしめるフィルタ240
と、このフィルタ240の通過信号成分中からノイズ成分
のみを取り出す例えばダイオードからなるリミッタ241
と、このリミッタ241で取り出されたノイズ成分のレベ
ルを調整するアンプ242と、このアンプ242で適当なレベ
ルに調整されたノイズ成分を元の再生ビデオ信号から減
ずる減算器243とから構成されている。このノイズリダ
クション回路24において、例えばアンプ242はその利得
が可変に構成されており、位置検出器15によって得られ
るピックアップ3のディスク半径方向における位置情報
に応じてディスク外周に行くにつれて利得が増大するこ
とにより、ノイズリダクション回路24の減衰量を増加せ
しめる作用をなす。
ここで、ディスク2に反りがあった場合、その反りは
第2図から明らかな如くディスク外周に行くにつれて傾
きが大きくなるため、クロストークに起因して再生ビデ
オ信号に現われるノイズ成分のレベルもディスク外周に
行くにつれて増大することになる。従って、上述の如
く、ピックアップ3のディスク半径方向における位置に
応じてノイズリダクション回路24の減衰量を変化させる
ことにより、再生ビデオ信号に対するクロストークの影
響をそのクロストーク量に応じて電気量に軽減できるこ
とになる。また、スライダーポット等からなる位置検出
器15によってピックアップ3のディスク半径位置を連続
的に検出できるので、ディスクの記録領域全域において
ノイズリダクション回路24の減衰量を変化させることが
できる。
なお、上記実施例では、ノイズリダクション回路24の
減衰量を変化させることによってクロストークの影響を
軽減するとしたが、フィルタ240によってノイズリダク
ションを行なう帯域をディスク外周に行くにつれて広く
なるように変化させたり、アンプ242に周波数特性をも
持たせて減衰周波数特性を変化させることによっても同
様の効果が得られ、また減衰量、減衰帯域及び減衰周波
数特性を並行して変化させるようにすることも可能であ
る。さらに、減衰量、減衰帯域及び減衰周波数特性をピ
ックアップ3のディスク半径位置に応じて連続的に変化
させるとしたが、ディスク半径位置により数段階に分け
て減衰量、減衰帯域及び減衰周波数特性の少なくとも1
を変化させるようにしても良い。
また、上記実施例においては、スライダーポット等か
らなる位置検出器15によってピックアップ3の移動位置
を直接検出するとしたが、ディスク2に記録されている
時間やアドレスデータ(例えば、サブコードのQデータ
又は24bitコード等)を読み取ってこれを位置情報とし
て用いることも可能である。
なお、本発明は、光ディスクへの適用に限定されるも
のではなく、磁気記録ディスクや静電記録ディスクの再
生におけるクロストーク対策としても利用可能である。
発明の効果 以上説明したように、本発明によるビデオ信号処理回
路によれば、情報検出点のディスク半径位置に応じてノ
イズリダクション回路の減衰量、減衰帯域及び減衰周波
数特性の少なくとも1を変化させることにより、クロス
トークの影響を電気的に除去することができるので、従
来用いられていたチルトサーボが不要となり、従来のメ
カニカルな構成における構造の複雑さ、高価さ等の問題
を容易に解消できることになる。
また、現在は、ディスク傾きに対するクロストーク量
の少ないピックアップを選別して使用しているが、本発
明によるビデオ信号処理回路を用いることにより、その
選別基準を緩めることができるので、ピックアップのコ
ストダウン、ひいてはプレーヤのコストダウンに寄与で
きることになる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明によるノイズリダクション回路を備えた
例えば光学式ディスクプレーヤの一例を示す構成図、第
2図及び第3図は従来クロストーク対策として用いられ
ていたチルトサーボ装置の構成図である。 主要部分の符号の説明 2……情報記録ディスク 3……光学式ピックアップ 8……チルトセンサ、15……位置検出器 24……ノイズリダクション回路

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】情報記録ディスクから再生されたビデオ信
    号に含まれるノイズ成分を除去するノイズリダクション
    回路を有するビデオ信号処理回路であって、情報検出点
    の前記情報記録ディスクに対する半径方向の位置を検出
    する位置検出手段を備え、この位置検出手段による位置
    情報に応じて前記ノイズリダクション回路の減衰量、減
    衰帯域及び減衰周波数特性の少なくとも1を変化せしめ
    ることを特徴とするディスクプレーヤにおけるノイズリ
    ダクション回路。
JP63032111A 1987-12-25 1988-02-15 ディスクプレーヤにおけるビデオ信号処理回路 Expired - Lifetime JP2558317B2 (ja)

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DE8888312329T DE3873900T2 (de) 1987-12-25 1988-12-28 Plattengeraet.
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