JP2557184B2 - ディスク・ドライブ装置 - Google Patents

ディスク・ドライブ装置

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JP2557184B2
JP2557184B2 JP5269284A JP26928493A JP2557184B2 JP 2557184 B2 JP2557184 B2 JP 2557184B2 JP 5269284 A JP5269284 A JP 5269284A JP 26928493 A JP26928493 A JP 26928493A JP 2557184 B2 JP2557184 B2 JP 2557184B2
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ルーク・アントニオ・コセッティ
ジーンーエディン・バウタゴー
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    • G11B23/00Record carriers not specific to the method of recording or reproducing; Accessories, e.g. containers, specially adapted for co-operation with the recording or reproducing apparatus ; Intermediate mediums; Apparatus or processes specially adapted for their manufacture
    • G11B23/50Reconditioning of record carriers; Cleaning of record carriers ; Carrying-off electrostatic charges
    • G11B23/505Reconditioning of record carriers; Cleaning of record carriers ; Carrying-off electrostatic charges of disk carriers
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
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    • G11B19/20Driving; Starting; Stopping; Control thereof
    • G11B19/2009Turntables, hubs and motors for disk drives; Mounting of motors in the drive
    • GPHYSICS
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    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
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  • Rotational Drive Of Disk (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ダイレクト・アクセス
記憶装置(DASD)と呼ばれるディスク・ドライブに
関する。
【0002】更に具体的に述べると、本発明は、ディス
ク・ドライブの回転部材相互間に導通路を与える装置に
関する。
【0003】
【従来の技術】コンピュータ・システムのキーとなるコ
ンポーネントの一つは、データを記憶する場所である。
代表的には、コンピュータ・システムは、情報及びデー
タを記憶するための多数の記憶手段を使用する。コンピ
ュータがデータを記憶できる一つの場所は、ダイレクト
・アクセス記憶装置である。
【0004】ディスク・ドライブ若しくはダイレクト・
アクセス記憶装置は、レコード・プレイヤで使用される
45回転のレコード若しくはCDプレイヤで使用される
コンパクト・ディスクに似た1以上のディスクを含む。
ディスクは、スピンドル上に積み重ねられる。これは、
ジューク・ボックス内で演奏順に積み重ねられる数枚の
45回転レコードに良く似ている。しかしながら、ディ
スク・ドライブにおいては、隣り合うディスクが互いに
接触しないように、隣接するディスクはスピンドル上に
固定されそして互いに離されている。今日入手可能なデ
ィスクは、直径が約1.3インチ、1.8インチ、2.
5インチおよび3.5インチである。より小さな直径の
ディスクを有するディスク・ドライブが、多くの産業分
野で現在使用されている。各ディスクの表面は、外見上
なめらかで且つ一様である。ディスク・ドライブ内のデ
ィスク上のデータは、溝内に記憶されない。しかしなが
ら、各表面は、データが記憶される複数個の部分に分け
られている。各ディスクは、木の年輪のような同心円に
似た多数のデータ・トラックを有する。ディスク・ドラ
イブの各トラックは、更に多数のセクタに分けられてお
り、そしてこれは円形トラックの一部分である。
【0005】ディスク・ドライブのディスクは種々な材
料で作られる。基板即ち内部コアはガラス、プラスチッ
ク若しくは金属で作られることが出来る。磁気記録の場
合には、金属の磁性層が基板即ち内部コアの上に置かれ
る。データは、ディスクの磁性層の一部分を磁化するこ
とによりディスク上に記憶される。この磁化された部分
は上述の一つ以上のセクタである。
【0006】ディスクの表面を磁化するために、読み取
り/書き込みヘッドとして知られる電気磁気変換器を含
む小さなセラミックのブロックが、ディスクの表面上の
ある特定なセクタの上を通過される。更に具体的に述べ
ると、読み取り/書き込みヘッドは、ディスクの表面か
ら約百万分の六インチよりも小さい高さに、空気クッシ
ョン若しくは液体潤滑剤により浮いた状態に保たれ、そ
して読み取り/書き込みヘッドが付勢されると、ヘッド
の下のトラックのセクタ内のドメインが磁化される。
【0007】磁気ディスク上に記憶されているデータを
取り出すには、読み取り/書き込みヘッドがディスク上
を通過される。ディスクの小さな磁化された部分が読み
取り/書き込みヘッドの導体に電流を誘起する。読み取
り/書き込みヘッドはこの導体からの電流を調べそして
そのパターンを解読することにより、データが再生され
てコンピュータ・システムにより使用される。
【0008】レコードと同様に、ディスクの両面はデー
タ若しくはディスク・ドライブの動作に必要な他の情報
を記憶するのに使用される。ディスクは積み重ねられた
状態に保持されそして互いに離されているので、この積
み重ねられた各ディスクの上面及び底面には、それぞれ
読み取り/書き込みヘッドが設けられている。
【0009】磁気変換器を含むセラミック・ブロック
が、ステレオ・レコード・プレイヤのトーン・アームと
同様なアクチュエータ・アームを使用してディスク表面
上を動かされる。ディスク・ドライブのアクチュエータ
・アームは、各ディスクに2つずつの変換器即ち読み取
り/書き込みヘッドの全てを保持し、従ってこの構成を
横から見ると櫛のように見える。この構造は一般的にE
字型ブロックと呼ばれる。単一ディスク若しくは複数デ
ィスク上の電荷が読み取り/書き込みヘッド上の電荷と
異なるときに、問題がディスク・ドライブに生じる。デ
ィスク・ドライブにおいては、読み取り/書き込みヘッ
ドがディスクの上を通過するときに磁気ディスクは回転
している。ディスクの回転による正電荷の蓄積に基づき
若しくはディスク・ドライブへの静電的な放電に基づい
て上述のような異なる量の電荷が生じる。読み取り及び
書き込み素子の電荷及びディスクの電荷は、もしもこの
読み取り及び書き込み素子が電気的にバイアスされてい
ると異なってくる。例えば磁気抵抗ヘッドのような或る
型の読み取り及び書き込み素子を使用すると、この素子
を正しく動作させるにはこれをバイアス即ち電気的にチ
ャージしなければならない。
【0010】ディスク上の電荷が、読み取り及び書き込
み素子若しくはスライダ上の電荷と異なるときに、読み
取り及び書き込み素子とディスクとの間の空間を横切っ
て電荷が放電即ちスパークするという問題が生じる。こ
の様なスパークは、ディスクの磁化部分に損傷を与えそ
してデータを損傷するという問題を生じる。同様に、ヘ
ッドの読み取り及び書き込み素子がこのようなスパーク
中にしばしば損傷される。磁気抵抗読み取りヘッドは静
電的放電の基づいて損傷を受けやすい。データの損失及
びデータを読み取りそして書き込む読み取り/書き込み
ヘッドの損傷は、非常に望ましくない。
【0011】現在多くのディスク・ドライブは、固定軸
を含むスピンドル・アッセンブリを有する。スピンドル
・アッセンブリは又、軸に取り付けられたハブを有し、
そしてこのハブは軸の周りで回転することが出来る。デ
ィスクはハブに取り付けられる。ハブは、2組のスピン
ドル・ベアリング及びスピンドル・レースの助力のもと
に回転する。スピンドル・アッセンブリ内のモータがハ
ブ及びこのハブに取り付けられたディスクを回転させ
る。モータを収容するスピンドル・アッセンブリ内の空
間は、導電性の液体を含むシールを使用して、ディスク
を囲む周囲雰囲気からシールされる。現在では、読み取
り及び書き込み素子上の電荷と比べてディスク上の電荷
が異なるのを防止するのに使用される導通路は、この導
電性液体シールを通る電気的通路である。モーター・ハ
ブから軸への電流通路の抵抗は大きく変動する。その理
由は、スピンドル・ベアリング内のボールが、ハブ及び
軸のレースとの間を時々導通させるからである。ボール
・ベアリングがこの接触をさせない時、電気通路に対す
る流体の抵抗は非常に高く(メガ・オームのレンジ)、
そしてディスク及びヘッドの読み取り/書き込み素子間
の望ましくない静電的放電を防止するに十分なほど低く
ない。磁性流体シールの両端の抵抗も又、蓄積した電荷
を通過させて静電的な放電を防止するに十分なほど低く
ない。更に、シールを通る電気通路は、磁気抵抗ヘッド
の読み取り/書き込み素子及びディスクの間の望ましく
ない電荷の差異を防止しない。
【0012】回転する軸を大地電位に接続するために幾
つかの装置が使用されてきた。この様な装置の一つは、
特開昭55−32231号公報に示されている。これは
回転軸のための大地接続ユニットを示している。この装
置において、シンク部材及び一組のヨークにより作られ
る空間にプローブが置かれている。導電性粒子の含む磁
性流体がこの空間内に置かれる。磁石、U字型のヒール
・ピース及び一組のヨークが磁気通路を形成する。プロ
ーブがヨーク相互間に挿入される。
【0013】特開昭55−32231号公報に示されて
いる装置は、幾つかの不利点を有する。その第1は、軸
に取り付けられるプローブの端部の近くにシールが存在
しないことである。シールが存在しないということは、
シンク内の磁性流体からディスク・ドライブ内に汚染物
が進入する恐れが生じる。この汚染は非常に問題であ
る。その理由は、磁性粒子がディスク表面を横切って移
動し、そして或るデータの全セクションを消磁しそして
更に他のセクションにまで移動するからである。データ
の損失は重大な問題である。何故ならば、データが完全
な状態であるということはディスク・ドライブの最終的
なゴールであるからである。更に、装置は、ヒール・ピ
ース内に幾つかの部品を組み込むことを要求する。磁
石、シンク部材及びヨークがヒール・ピース内に挿入さ
れねばならない。これら全ての部品の挿入は、組立が簡
単なことがベストとされる製造作業を面倒なものにしそ
して余分な時間が必要とされる。
【0014】回転軸に対する他の大地接続装置は、特開
昭56−140569号公報に示されている。
【0015】回転軸には開口が設けられている。強磁性
材料のマンドレルがこの開口内に挿入される。マンドレ
ルは装置のフレームのしっかり取り付けられる。環状の
磁石及びヨークがフレームに取り付けられる。マンドレ
ルが軸の開口内に挿入された後に磁性流体が開口内に注
入される。軸は磁性流体を介してマンドレルに電気的に
接続され、そして軸が大地電位に接続される。
【0016】しかしながら、この方法は幾つかの不利点
を有する。これらのうちの一つは、これの組立は多くの
部品を必要とし製造工程が複雑になることである。この
装置の組立を複雑にしているのは、マンドレルが軸の開
口即ち孔に挿入された後に磁性流体が注入されねばなら
ないことである。更に他の不利点は、回転軸が電気的に
大地接続される装置のフレーム上に環状磁石及びヨーク
が置かれねばならないという点でこの配列はかなりな高
さを必要とすることである。ディスク・ドライブの高さ
を減少することが(半分の高さのフォーム・ファクター
・デバイスを生産すること)望まれている現状では、こ
の様に高さが必要な配列は望ましくない。この方法が一
つのディスク・ドライブに適用されたとしても、高さを
半分にする改訂版では設計をやり直さなければならな
い。
【0017】米国特許4、526、484において他の
配列は、大地接続に関するものではないが、磁性流体及
びラジアル・ベアリング・アセンブリを使用している。
この配列は非磁性ハウジングを有し、そしてこれは、磁
石及び磁極片を保持する部分並びにスラスト・ベアリン
グ表面を含む機械仕上げされた外側部分を有する。これ
は流体ベアリングのための磁性流体シールである。この
構造は製造が困難である。鋳型は、スラスト・ベアリン
グ表面と、磁石及び磁極片を保持する表面とを生じるよ
うに機械仕上げされねばならない。更に、使用される磁
性流体は適切な導電性を有していなければならない。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】上述の従来の配列の全
ては問題点を有している。製造工程の間の組立を簡単に
する鋳型部品を使用して回転軸を大地電位に接続する簡
単な方法が必要とされてきた。更に、この装置の製造の
間、導電性流体が簡単に充填される大地接続装置、若し
くは軸の挿入の前に流体が充填されうる配列が必要とさ
れてきた。更に、重力に関係なくどの方向でも使用され
且つスペースを節約するデザインが必要とされてきた。
勿論、この様な配列は、ディスク・ドライブの変換ヘッ
ドが確実に保護されるように軸を大地電位に効果的に接
続しなければならない。このことは、磁気抵抗ヘッドを
使用する場合には特に重要である。
【0019】更に、磨耗が少なく、寿命が長く且つ高速
用途に適応することが出来る電気的通路をもたらす必要
がある。
【0020】
【課題を解決するための手段】ディスク・ドライブのス
ピンドル・アッセンブリのハブ及び軸の間に、信頼性が
高く、持続性に優れ且つ抵抗が低い電気的通路を実現す
る装置が本発明により提供される。
【0021】回転スピンドル部分を含むディスク・ドラ
イブが提供される。ディスク・ドライブのデザインに依
存して、軸が回転しても良く若しくは代表的にはハブ回
転と呼ばれるように軸に或る部分が取り付けられても良
い。ハブを回転するためにイン・ハブ・モータが使用さ
れるときには軸は固定され、そしてディスクを回転する
ためにハブの下側で平坦型即ちパンケーキ型のモータが
使用される時には軸が通常回転する。ディスク・ドライ
ブは、回転のために回転部分が装着されるハウジング、
ディスク・ドライブ内の雰囲気を保護しそして維持する
カバー及びアクチュエータと共にディスク・ドライブの
ディスク上の種々な位置に移動される変換器を有する。
【0022】スピンドルの回転部分に取り付けられてい
るのは、大地電位に接続された軸である。この大地電位
に接続された軸の少なくとも一部分は、一部に磁石を有
するピンである。回転するハブの場合には、大地電位に
接続された軸の直径はハブの直径よりも小さい。回転す
る軸の場合には、大地電位に接続された軸の直径は同じ
か若しくは小さくても良い。製造の複雑さを減少するた
めに、回転軸の大地電位に接続される部分は通常この回
転軸の端部である。ディスク・ドライブのハウジング上
にカップ状部材が設けられる。カップ状部材はハウジン
グに装着される鋳物であり、そして軸の大地電位に接続
される部分が組み立て時にカップ状部材内に受け入れら
れるように位置決めされる。ピンのうち磁石の部分がカ
ップ状部材内に挿入される前に、カップ状部材内には導
電性の磁性流体(ferrofluid)が充填され
る。この鋳物のカップ状部材は長時間機械仕上げされな
くとも良いという利点を有する。軸が固定されているデ
ィスク・ドライブの場合には、ディスク・ドライブの回
転部分にカップ状部材が設けられる。カップ状部材は開
口を有する。固定軸はこの開口内を通される。軸のうち
カップ状部材内に延びる部分は磁化されて磁石となって
いる。磁性流体の量は、完成後の組み合わせ形状から決
定される。軸のうち磁石の部分は、ディスクに最も近い
カップ状部材の近くで磁性シールを生じる。大地電位に
接続された軸は又、ディスク・ドライブの全体の高さを
減少するに十分なだけ短い。動作中は、磁性流体で満た
されたカップ状部材内で軸が回転する。カップ状部材の
精密な機械仕上げが必要でないので、この配列は製造が
容易である。
【0023】他の利点は、この特定な物理的配列が必要
なスペースを最小にすることである。
【0024】このスペースを節約する利点は非常に重要
である。その理由は、ディスク・ドライブの業界では、
ディスク・ドライブの高さを低くしてその寸法を出来る
だけ小さくする方向にあるからである。現在、市場にあ
るディスク・ドライブは3.5インチ、2.5インチ及
び1.8インチのフォーム・ファクタを有する。現在の
2.5インチ・フォーム・ファクタのディスク・ドライ
ブの幾つかは、1.2センチの高さを有する。技術の発
展に伴って、ディスク・ドライブの寸法は将来更に減少
され、従ってスペースを小さくするデザインは常に有益
である。本発明の更に他の利点は、導電率が高い大きな
粒子寸法の、そして低級で且つ低コストの磁性流体がこ
の配列では使用でき、この結果、例えば米国特許4、5
26、484に示されているような従来の磁性流体シー
ルに比べて相当低い抵抗を実現することである。
【0025】
【実施例】本発明は、ディスク・ドライブ若しくはダイ
レクト・アクセス記憶装置(DASD)の全ての機械的
な構成に対して有益である。図1は、ディスク・ドライ
ブを分解した状態を示す図である。
【0026】回転型のアクチュエータが示されている
が、本発明は直線的に移動するリニア・アクチュエータ
を有するディスク・ドライブに対しても適用されうるこ
とに注目されたい。又、本発明は、固定型のスピンドル
軸若しくは回転型のスピンドル軸を有するディスク・ド
ライブに対しても適用されうることに注目されたい。デ
ィスク・ドライブ10はハウジング12及びハウジング
・カバー14を有し、これらは組立後にフレーム16内
に装着される。ハウジング12及びハウジング・カバー
14はディスク・ドライブを囲むカバーを形成する。ハ
ウジング12内でアクチュエータ軸18上に回転可能に
取り付けられているのは、アクチュエータ・アーム・ア
センブリ20である。アクチュエータ・アーム・アセン
ブリ20は、複数個のアーム23を有するE字型ブロッ
ク即ち櫛型の構造22を含む。櫛形即ちE字型ブロック
22上の個々のアーム23に取り付けられているのはロ
ード・スプリング24である。各ロード・スプリングの
端部に取り付けられているのは、読み取り/書き込み素
子(図1には示されていない)を支持するスライダ26
である。ロード・スプリング24及びスライダ26と反
対側でアクチュエータ・アーム・アセンブリ20上に取
り付けられているのは、ボイス・コイル28である。
【0027】ハウジング12内に取り付けられているの
は、一対の磁石30である。一対の磁石30及びボイス
・コイル28は、アクチュエータ・アーム・アセンブリ
をアクチュエータ軸18の周りで回転させる力をアクチ
ュエータ・アーム・アセンブリに加えるボイス・コイル
・モータの主要なパーツである。更にハウジング12内
に装着されているのは、スピンドル軸32である。図1
に示されているディスク・ドライブのスピンドル軸32
は固定されている。ハブ・アセンブリ33がスピンドル
軸32に回転可能に取り付けられている。スピンドル・
アセンブリ31は、スピンドル軸32及びハブ・アセン
ブリ33を含む。多数のディスク34が、ハブ・アセン
ブリ33に取り付けられている。図1において、8枚の
ディスクがハブ・アセンブリ33に取り付けられてい
る。図1に示されるように、ディスク34は、各ディス
ク間の間隔を一定にしてハブ・アセンブリ33に取り付
けられている。
【0028】次に図2を参照すると、従来の磁性流体シ
ールのみにより大地電位に接続されるスピンドル軸32
及びハブ・アセンブリ33が詳細に示されている。ハブ
・アセンブリは、ハブ40、ハブ磁石42、第1ベアリ
ング・セット44及び第2ベアリング・セット46を含
む。ハウジング12に取り付けられているのは、モータ
・ステータ52であり、これは一組のコイルであり、こ
れに電流が流される。動作において、ハウジング12上
のステータ52及びハブ40に取り付けられているハブ
磁石42は、ハブ40及びこのハブ40に取り付けられ
ているディスク34を回転するために使用される電気的
モータを形成する。電気的エネルギはステータへの入力
であり、従って、ステータの極性は常に変化しそして回
転する。ハブ40上のハブ磁石42はこの変化する極性
に従動する。ディスク・ドライブにおいて、モータはハ
ブ及びこれに取り付けられているディスクを1分間当た
り3500回転を越える早さで回転させる。現在、ディ
スク・ドライブは3600rpmで回転する。
【0029】第1ベアリング・セット44はスピンドル
軸32の一端に取り付けられている。
【0030】第2ベアリング・セット46はスピンドル
軸32及びハブ40の他端に取り付けられている。第1
及び第2ベアリング・セットは、モータがハブ40を回
転させるときにハブ40を効率よく回転させる。モータ
は、ハウジング12及びハウジング・カバー14(図
1)により形成されるディスク・ドライブ密封壁からシ
ールされる。この従来の装置の電気的通路即ち大地通路
は、磁性流体シールを通る電気的通路に依存し、そして
第1及び第2ベアリング・セットの一つのボール・ベア
リングが良好な導電路を生じるように位置づけられたと
きに生じる電気的通路に依存する。言い換えると或る時
点では、ボール・ベアリングは、一方若しくは他方のレ
ースに接触し、レース間で浮いた状態になり、若しくは
スピンドル軸32に近いレース及びハブ40に近いレー
スの両方に接触する。
【0031】図3は、図2に示されている従来の装置に
於けるスピンドル軸32とハブ40との間の導通電流に
対する抵抗の時間軸に対するプロット図である。図3
は、抵抗が12乃至22メガ・オームのレンジの抵抗で
大体高いことを示す。これは、大地接続通路として当て
にされている磁性流体シールの両端の抵抗である。更
に、短時間のスピンドル抵抗の低下が生じ、そしてこれ
はボール・ベアリングがたまたまスピンドル軸32及び
ハブ40の間に大地通路を生じるように物理的に位置づ
けられた時点を反映している。総括すると、ハブ及び軸
の間の抵抗は大体高く、そして第1ベアリング・セット
44若しくは第2ベアリング・セット46の一方のボー
ル・ベアリングが、ハブ40及びスピンドル軸32の間
に物理的な通路を生じるときに抵抗の低下が生じる。
【0032】ハブ40及びスピンドル軸32の間の導通
路のために磁性流体シールに頼るこの従来の方法の他の
問題は、シール50に於ける磁性流体の抵抗が、時間と
共に流体の蒸発が生じるために長期にわたり増大するこ
とである。
【0033】図4に示されるスピンドル軸32及びハブ
・アセンブリの部分は、従来の問題点の全てを解決す
る。図4は、本発明の主要な構成部分を部分的に示す。
ディスク・ドライブの残りの構成部分は図を簡単にする
ためにこの図には示されていない。回転する部分はこの
図4においてはハブ・アセンブリの回転部分55として
示されている。図4において、スピンドル軸32の下端
部は、下側のハウジング・カバー12に固定され、そし
て上端部は上側のハウジング・カバー12に対面してい
る。固定されたスピンドル軸32は磁化された部分即ち
永久磁石57を有するとして示されている。この磁化さ
れた部分即ち磁石57は、磁石若しくは磁化された部分
を軸32に接着することにより若しくは軸32の一部分
を単に選択的に磁化して磁石とすることにより形成され
ることが出来る。
【0034】別個のカップ状部材62がディスク・ドラ
イブの回転部分55に取り付けられている。このカップ
状部材はこれに嵌合する上側部材63を有する。カップ
状部材62及び上側部材63は回転部材を構成し、そし
てこの回転部材は、スピンドル軸32に垂直な上側表面
及び下側表面を有し、そしてこの上側表面と下側表面と
の間に、上部、中央部及び下部を有する。上部及び下部
にはそれぞれスピンドル軸32を通す開口が設けられ、
そして中央部にはこれらの開口よりも大きな内径の空洞
が設けられている。上側部材63は、上部を構成し、そ
してカップ状部材62は中央部及び下部を構成する。こ
の開口は軸32に対応して形成されてこれの中を軸32
が通る。軸32の磁化された部分即ち永久磁石57は、
これがカップ状部材62及び上側部材63の最外端のエ
ッジ即ち上側表面及び下側表面のそれぞれの近くに位置
づけられるように軸32上で終端している。磁化された
部分即ち磁石57は、カップ状部材62及び上側部材6
3に向かって約3/4の厚さのところで終端することが
望ましい。これは最良の磁気シールを形成する。勿論、
カップ状部材62及び上側部材63の両方の開口の寸法
は、軸32の周りに良好な磁性シールを生じるように選
択される。勿論、カップ状部材62及び上側部材63
は、磁束線が磁性シールを形成するように生ぜられるよ
うに強磁性材料でなければならない。回転部分55に取
り付けられるカップ状部材62は強磁性材料である。上
側部分は、回転部分55の他の部分のカップ状部材62
に取り付けられ得る。もしも回転部分の他の部分に取り
付けられるならば、カップ状部材は、組立の間に導電性
磁性流体を充填され、そしてもしも上側部材63が回転
部分55の他の部分と協働するならば、これは他の組立
ステップの一部分として所定の場所に配置される。又上
側部材63は、カップ状部材62が磁性流体を充填され
た後の別のステップで所定の位置にセットされうる。
【0035】動作の間、電荷は、回転部分55からカッ
プ状部材62若しくは上側部材63を介してそして導電
性磁性流体を横切って、大地電位にあるスピンドル軸3
2に移動する。
【0036】次に図5を参照すると、回転型のスピンド
ル軸32’を有するディスク・ドライブ10が示されて
いる。図5は、回転型のスピンドル軸32’に適応する
実施例を示す。本発明に従うスピンドル軸32’及びハ
ブ・アセンブリ33’の構造は、前述の図に示した装置
の同様な部品を有する。スピンドル軸32’の下端部
は、下側のハウジング・カバー12’に回転可能に装着
され、そして上端部は、上側のハウジング・カバー1
2’に対面している。これら前述の部品と同様な部品は
ダッシュを付けた参照数字で示す。スピンドル・アセン
ブリ31’は、スピンドル軸32’及びハブ・アセンブ
リ33’を含む。ハブ・アセンブリ33’はハブ40’
及びハブ磁石42’を含む。ベアリング・セットの代わ
りに、回転子を回転させるなめらかな表面を与えるため
にオイル・ベアリングが使用される。下側のハウジング
・カバー12’に取り付けられているのは、一組のコイ
ルであるステータ52’であり、そしてこれを通って電
流が流れる。従来の装置のように、動作中は、下側のハ
ウジング12’上のステータ52’及びハブ40’に取
り付けられたハブ磁石42’は、ハブ40’及びこれに
取り付けられたディスク34’を回転する電気的モータ
を形成する。
【0037】更に、スピンドル・アセンブリ31’は回
転ハブ40’内にカップ状部材62を含む。カップ状部
材62には、スピンドル軸32’と同心の凹部が設けら
れている。凹部の内径よりも小さな直径の開口が、環状
上側部材63に設けられ、この環状上側部材63が、カ
ップ状部材62に取り付けられる。このカップ状部材6
2はスピンドル軸32’の上端部に形成されることが出
来る。図5には、実際のカップ状部材が示されている。
もしもハブ部分が強磁性であるならば、カップ状部材は
これである必要はないことに注目されたい。カップ状部
材はハブに組み込まれる。上側ハウジング・カバー1
2’に取り付けられているのはピン即ちピン部材64で
ある。ピン64の上部は、上側ハウジング・カバー1
2’に固定され、そして下部は、環状上側部材63の開
口を通過して凹部内に延びる。図6に示すように、ピン
64の下部のうち環状上側部材63の表面に近接する箇
所から下端に至る部分は磁束発生源として働く永久磁石
で構成されている。ハウジングは代表的には、例えばア
ルミニウムのような非常に軽くそして耐腐食性の材料で
作られる。アルミニウムは勿論強磁性ではない。ピン6
4は、磁性材料で作られ、若しくはスチールで作られた
後に磁化される。ピンの一端は、ハウジングに取り付け
られ、その結果ピンはハウジングに対して電気的に一体
に接触する。ピン64の他端はハブ40’の開口62内
に嵌合される。
【0038】図5に示されるハブ・アセンブリ33’の
製造の間、カップ状部材62内には導電性磁性流体66
が充填される。この特定な配列即ち構成により組立が容
易になる。その理由は、カップ状部材62に充填するス
テップがディスク・ドライブを組み立てる工程に容易に
挿入されることが出来るからである。これらの製造ステ
ップは、ディスク・スタックを組み立てそしてハブ4
0’を軸にネジで取り付けてディスク・スタックを完成
する。開口には予定の量の磁性流体66が充填される。
製造の間、開口62にはこれの容積一杯にまで磁性流体
を充填されず、そしてピン64が開口即ちカップ状部材
62に挿入されるときに磁性流体及びピンがカップ状部
材を一杯に満たす。カップ状部材62が磁性流体で満た
された後に、上側のハウジング・カバーがディスク・ド
ライブ上に配置されてディスクの覆いを形成する。上側
のハウジング・カバーにピン64が予めセットされてい
てその結果この上側のハウジング・カバーをディスク・
ドライブ上に装着したときに組立を完了するようにする
ことが出来る。他の変形例は、ハウジング・カバーをデ
ィスク・ドライブ上に装着してからピン64を、このハ
ウジング・カバーの開口を通して押し入れてそして開口
即ちカップ状部材62内に挿入することである。
【0039】この一連のステップは、これ自体を製造工
程にする。その理由は、ピン64がカップ状部材内に挿
入される前に磁性流体が開口内に容易に注入されること
が出来るからである。
【0040】本発明の大地に接続するメカニズムは又他
の幾つかの利点を有する。例えば、磁性流体は、磁化さ
れたピンと組み合わさって、開口をシールしそしてどの
ような電荷をも逃がしてディスク上に電荷が累積するの
を防止するように働く。他の利点は、ベアリングを横切
る磁性流体に関して、密封されねばならない圧力の差が
存在しないことである。密封されねばならない圧力の差
が存在しないので、低価格の磁性流体を使用することが
出来る。高価な磁性流体では、磁性粒子が流体中に浮遊
している。低価格の磁性流体では、更に導電性の高い大
きな磁性粒子が流体中に浮遊している。かくして、カッ
プ状部材即ち開口内に磁性ピン若しくは磁化されたピン
を配列することにより、価格が低く且つ更に導電性の磁
性流体を使用することが出来る。更に他の利点は、磁性
流体シールを形成するのに追加の磁石を必要としないこ
とである。これにより高さを低くすることが出来る。実
際のところ、図4に示される配列の高さは低く保たれて
いる。ピンは鋳物に取り付けられそしてピンはハブ4
0’のカップ状部材即ち開口62にまで延長されてい
る。ピンは既に形成されている空間内に入り込む。本発
明の装置の他の利点は、ピン64の直径が開口即ちカッ
プ状部材62の直径に近づくと、ピン64はカップ状部
材の近辺の電荷を及びこのピンの全長に亘る電荷を大地
電位に逃がす。周知のように、電気は最も抵抗が低い通
路に沿って流れ、そしてこの最も抵抗が低い通路は、磁
性流体が形成されている場所である。いくらかの電荷は
軸32’の長さに沿って流れる。
【0041】ピン64はハブ40’若しくはディスク・
ドライブの回転部分に取り付けられ得ることに注目され
たい。この配列は、ピンが固定部分即ち上側ハウジング
・カバー12’に取り付けられている図5の配列と逆で
ある。この逆の配列は良好な実施例ではない。その理由
は、ハウジングが、磁気回路を形成するように磁束線を
導く強磁性材料から作られないからである。ハウジング
が強磁性材料で作られないので、強磁性材料で作られる
カップ状部材62がハウジングに追加されて、そしてピ
ンが磁気シールを作る。
【0042】次に図6を参照すると、図5に示した本発
明に従うピン64及びカップ状部材62の配列が概略的
に示されている。図6においては、カップ状部材62は
環状の上側部材63を有するとして示されている。もし
もカップ状部材62の凹部の内径がピン64の直径より
も相当大きいならば、カップ状部材62に上側部材63
が設けられる。上側部材63は、強磁性材料で作られた
薄いワッシャ状のものである。上側部材63の開口の直
径は、前述のように一部に磁石を有するピン64の直径
よりも僅かに大きい。ピン64がこれの長手方向の一部
分に沿って磁化されて磁石とされ、この磁石の両磁極の
一方が、カップ状部材62上の上側部材63の近くで終
端することが望ましい。これは、シーリング即ち密封の
点で或る利点を生じる。これを図7を参照して説明す
る。強磁性材料内の開口即ちカップ状部材62の上側部
材の近くで、磁化された部分即ち永久磁石を終端させる
ことは、図7に関して検討するのと同じ利点を有するこ
とに注目されたい。又、ピン64が、これの長さの一部
分だけが磁化されることに注目されたい。ピン64の磁
化された部分即ち永久磁石は又、別個の磁石をピン64
に取り付けること若しくは接着することにより形成され
うる。
【0043】図7は、図6に示されるピン64、カップ
状部材62及び上側部材63内で磁束線が生じる場所を
示す。図7において、ピン64は短く示されている。し
かしながら、ここに示されているのは、ピン64の磁化
された部分即ち永久磁石だけである。磁石の一端が開口
即ちカップ状部材62の上側部材の近くで終端するよう
に、ピン64が磁化されると、磁束線は開口即ちカップ
状部材62の上側部材の近くに集中される。この磁束線
の集中が磁性流体による最良のシーリング即ち密封を実
現する。更に、磁束線は、カップ状部材即ち開口62の
底部の近くに位置づけられたピン64の底部においても
集中される。磁性流体が接触するピン64の全長に沿っ
て電気的導通が生じる。
【0044】
【発明の効果】本発明は、ディスク・ドライブのスピン
ドル・アッセンブリのハブ及び軸の間に、信頼性が高
く、持続性に優れ且つ抵抗が低い電気的通路を実現す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を実施するディスク・ドライブの分解図
である。
【図2】ディスク・ドライブの従来のイン・ハブ・モー
タの断面図である。
【図3】従来のディスク・ドライブ装置の導電性磁性流
体シールの両端の抵抗(オーム)対電流を示すプロット
図である。
【図4】軸が固定されたディスク・ドライブに使用され
ている本発明の構成を示す図である。
【図5】本発明に従う回転軸を有するディスク・ドライ
ブのイン・ハブ・モータの断面図である。
【図6】本発明に従う構造を示す図である。
【図7】本発明に従う構造に生じる磁束線を示す図であ
る。
【符号の説明】
10・・・ディスク・ドライブ 12・・・ハウジング 14・・・ハウジング・カバー 16・・・フレーム 18・・・アクチュエータ軸 20・・・アクチュエータ・アーム・アセンブリ 32・・・スピンドル軸 33・・・ハブ・アセンブリ 34・・・ディスク 55・・・回転部分 57・・・永久磁石 62・・・カップ状部材 63・・・上側部材 66・・・磁性流体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ジーンーエディン・バウタゴー アメリカ合衆国ミネソタ州、ロチェスタ ー、ノーザン・スロープス・レーン、ノ ースイースト、2910番地 (56)参考文献 特開 昭56−140569(JP,A) 特開 昭61−136020(JP,A) 実開 昭61−189457(JP,U)

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】互いに離隔された上側ハウジング・カバー
    及び下側ハウジング・カバーを有するハウジングと、 上記下側ハウジング・カバーに回転可能に装着された下
    端部及び上記上側ハウジング・カバーに対面する上端部
    を有するスピンドル軸であって、上記上端部には上記ス
    ピンドル軸の回転軸と同心の凹部を有するカップ状部材
    が設けられており、そして上記凹部の内径よりも小さな
    直径の開口を有する環状上側部材が、上記カップ状部材
    の上に取り付けられている上記スピンドル軸と、 該スピンドル軸に装着されて該スピンドル軸と共に回転
    するハブと、 該ハブに装着されたデータ記録ディスクと、 該データ記録ディスクの表面に対面して設けられた変換
    手段と、 該変換手段を上記データ記録ディスクの表面に沿って移
    動させるアクチュエータ手段と、 上記凹部内に、そして上記スピンドル軸及び上記開口の
    間に充填された導電性磁性流体と、 上記上側ハウジング・カバーに固定された上部及び上記
    環状上側部材の開口を通過して上記凹部内に延びる下部
    を有するピン部材であって、該ピン部材の下部のうち上
    記環状上側部材の表面に近接する箇所から下端に至る部
    分は、磁石で構成されており、該磁石は上記環状上側部
    材の表面に近接する一方の磁極及び上記下端の他方の磁
    極を有する上記ピン部材とを有し、 上記一方の磁極及び上記他方の磁極を結ぶ磁束通路が上
    記環状上側部材及び上記カップ状部材を通って形成され
    ることを特徴とするディスク・ドライブ装置。
  2. 【請求項2】上記上側ハウジング・カバー及び上記スピ
    ンドル軸は導電性であり、そして上記カップ状部材及び
    上記環状上側部材は、強磁性材料であることを特徴とす
    る請求項1記載のディスク・ドライブ装置。
  3. 【請求項3】互いに離隔された上側ハウジング・カバー
    及び下側ハウジング・カバーを有するハウジングと、 上記上側ハウジング・カバーに対面する上端部及び上記
    下側ハウジング・カバーに固定された下端部を有するス
    ピンドル軸と、 該スピンドル軸に回転可能に装着され、該スピンドル軸
    に垂直な上側表面及び下側表面を有し、そして上記上側
    表面及び上記下側表面の間で、上部、中央部及び下部を
    有する回転部材であって、上記スピンドル軸を通す開口
    が上記上部及び上記下部にそれぞれ設けられ、そして上
    記上部の開口及び上記下部の開口に連通し且つ該開口よ
    りも大きな内径の空洞が上記中央部に設けられている上
    記回転部材と、 該回転部材に装着され、該回転部材と一体に回転するハ
    ブと、 該ハブに装着されたデータ記録ディスクと、 該データ記録ディスクの表面に対面して設けられた変換
    手段と、 該変換手段を上記データ記録ディスクの表面に沿って移
    動させるアクチュエータ手段と、 上記上部の開口及び上記スピンドル軸の間に、上記空洞
    内に、そして上記下部の開口及び上記スピンドル軸の間
    に充填された導電性磁性流体と、 上記スピンドル軸のうち、上記回転部材の上記上側表面
    に近接する箇所から上記下側表面に近接する箇所に至る
    部分は、磁石で構成されており、該磁石は、上記上側表
    面に近接する一方の磁極及び上記下側表面に近接する他
    方の磁極を有し、上記一方の磁極及び上記他方の磁極を
    結ぶ磁束通路が上記回転部材を通って形成されることを
    特徴とするディスク・ドライブ装置。
  4. 【請求項4】上記下側ハウジング・カバー及び上記スピ
    ンドル軸は導電性であり、そして上記回転部材は、上記
    下部の開口及び上記空洞を有するカップ状部材、並びに
    上記上部の開口を有し上記カップ状部材の上に取り付け
    られた上側部材を有し、上記カップ状部材及び上記上側
    部材は強磁性材料で形成されていることを特徴とする請
    求項3記載のディスク・ドライブ装置。
  5. 【請求項5】互いに離隔された上側ハウジング・カバー
    及び下側ハウジング・カバーを有するハウジングと、 上記下側ハウジング・カバーに回転可能に装着された下
    端部及び上記上側ハウジング・カバーに対面する上端部
    を有するスピンドル軸であって、上記上端部には上記ス
    ピンドル軸の回転軸と同心の凹部を有するカップ状部材
    が設けられており、そして上記凹部の内径よりも小さな
    直径の開口を有する環状上側部材が、上記カップ状部材
    の上に取り付けられている上記スピンドル軸と、 上記凹部内に、そして上記スピンドル軸及び上記開口の
    間に充填された導電性磁性流体と、 上記上側ハウジング・カバーに固定された上部及び上記
    環状上側部材の開口を通過して上記凹部内に延びる下部
    を有するピン部材であって、該ピン部材の下部のうち上
    記環状上側部材の表面に近接する箇所から下端に至る部
    分は、磁石で構成されており、該磁石は上記環状上側部
    材の表面に近接する一方の磁極及び上記下端の他方の磁
    極を有する上記ピン部材とを有し、 上記一方の磁極及び上記他方の磁極を結ぶ磁束通路が上
    記環状上側部材及び上記カップ状部材を通って形成され
    ることを特徴とする接地装置。
  6. 【請求項6】上記上側ハウジング・カバー及び上記スピ
    ンドル軸は導電性であり、そして上記カップ状部材及び
    上記環状上側部材は、強磁性材料であることを特徴とす
    る請求項5記載の接地装置。
  7. 【請求項7】互いに離隔された上側ハウジング・カバー
    及び下側ハウジング・カバーを有するハウジングと、 上記上側ハウジング・カバーに対面する上端部及び上記
    下側ハウジング・カバーに固定された下端部を有するス
    ピンドル軸と、 該スピンドル軸に回転可能に装着され、該スピンドル軸
    に垂直な上側表面及び下側表面を有し、そして上記上側
    表面及び上記下側表面の間で、上部、中央部及び下部を
    有する回転部材であって、上記スピンドル軸を通す開口
    が上記上部及び上記下部にそれぞれ設けられ、そして上
    記上部の開口及び上記下部の開口に連通し且つ該開口よ
    りも大きな内径の空洞が上記中央部に設けられている上
    記回転部材と、 上記上部の開口及び上記スピンドル軸の間に、上記空洞
    内に、そして上記下部の開口及び上記スピンドル軸の間
    に充填された導電性磁性流体と、 上記スピンドル軸のうち、上記回転部材の上記上側表面
    に近接する箇所から上記下側表面に近接する箇所に至る
    部分は、磁石で構成されており、該磁石は、上記上側表
    面に近接する一方の磁極及び上記下側表面に近接する他
    方の磁極を有し、上記一方の磁極及び上記他方の磁極を
    結ぶ磁束通路が上記回転部材を通って形成されることを
    特徴とする接地装置。
  8. 【請求項8】上記下側ハウジング・カバー及び上記スピ
    ンドル軸は導電性であり、そして上記回転部材は、上記
    下部の開口及び上記空洞を有するカップ状部材、並びに
    上記上部の開口を有し上記カップ状部材の上に取り付け
    られた上側部材を有し、上記カップ状部材及び上記上側
    部材は強磁性材料で形成されていることを特徴とする請
    求項7記載の接地装置。
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