JP2556643Y2 - 小型電気機器のスイッチ - Google Patents

小型電気機器のスイッチ

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JP2556643Y2
JP2556643Y2 JP1991096600U JP9660091U JP2556643Y2 JP 2556643 Y2 JP2556643 Y2 JP 2556643Y2 JP 1991096600 U JP1991096600 U JP 1991096600U JP 9660091 U JP9660091 U JP 9660091U JP 2556643 Y2 JP2556643 Y2 JP 2556643Y2
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switch
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lock button
handle
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JP1991096600U
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尚紀 山口
正和 喜多
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Panasonic Electric Works Co Ltd
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Matsushita Electric Works Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、小型電気機器のスイッ
チに関し、詳しくは操作力を低減させようとする技術に
係るものである。
【0002】
【従来の技術】従来、小型電気機器のスイッチにおいて
は、例えば図10に示す特公平3ー47874号の場
合、ロック釦13をハウジングの外面に設けているた
め、スイッチ釦34でロック釦13を覆い隠す必要があ
る。そのため、ロック釦13の両端より突出している弾
性片21a,21bの長さはスイッチ釦34の大きさに
制限を受け、弾性片21a,21bの長さを充分にとる
ことが難しく、弾性片21a,21bの長さが短くな
り、弾性片21a,21bを変形させる操作力が大きく
なるという問題があった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】ところで、このような
問題を解消するのに、弾性片21aを長さ制限の少ない
縦方向に設けるのに、本体ケース1のデザイン面におい
て縦方向の長さも制限を受ける場合には、縦方向におけ
る長さも制限を受け、操作力が大きくなるという問題が
あった。
【0004】本考案はこのような問題を解消しようとす
るものであり、その目的とするところは、横方向及び縦
方向共に寸法の規制を受けるスイッチにおいて、操作力
が小さく、かつクリック感の充分な小型電気機器のスイ
ッチを提供するにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本考案は、本体ケース1
の表面にスライド自在に設けたスイッチハンドル12
と、スイッチハンドル12の窓20に出没自在に設けて
スイッチハンドル12の移動を阻止するロック釦13
と、接点ばね17を設けたスイッチプレート14とを備
え、スイッチハンドル12にはスイッチプレート14を
係止する第1のフック19と、本体ケース1にスライド
自在に係止する第2のフック18を設け、本体ケース1
の外面にスイッチハンドル12を配設するとともに本体
ケース1の内面にロック釦13とスイッチプレート14
を配設し、前記ロック釦13にロック釦13を突出方向
に弾発付勢する第1の弾性片21を設け、スイッチプレ
ート14に第2の弾性片22を設け、第1及び第2の弾
性片21,22は縦方向に延出され、スイッチハンドル
12とスイッチプレート14とを本体ケース1の表裏面
から取付け係止してロック釦13をスイッチハンドル1
2とスイッチプレート14との間に介装保持して成るこ
とを特徴とするものである。
【0006】
【0007】
【作用】このように、本体ケース1の表面にスライド自
在に設けたスイッチハンドル12と、スイッチハンドル
12の窓20に出没自在に設けてスイッチハンドル12
の移動を阻止するロック釦13と、接点ばね17を設け
たスイッチプレート14とを備え、本体ケース1の外面
にスイッチハンドル12を配設するとともに内面にロッ
ク釦13とスイッチプレート14を配設し、前記ロック
釦13にロック釦13を突出方向に弾発付勢する弾性片
21を設け、スイッチハンドル12とスイッチプレート
14とを本体ケース1の表裏面から取付け係止してロッ
ク釦13をスイッチハンドル12とスイッチプレート1
4との間に介装保持することによって、ロック釦13及
びスイッチプレート14は本体ケース1の内部に配設さ
れていて、ロック釦13をスイッチハンドル12の窓2
0の突出方向に弾発付勢する弾性片21は本体ケース1
の外側のスイッチハンドル12の大きさ形状にかかわら
ず、その大きさ形状を本体ケース1の内側にスペースを
利用してできるだけ有効に決定することができ、弾性片
21の長さを充分に設定でき、操作力を小さくできるよ
うにしたものである。そして、本体ケース1の内側のス
イッチプレート14またはロック釦13にクリック用の
弾性片22を設ける場合には、この弾性片22の設定も
本体ケース1の外部のスイッチハンドル12の形状や大
きさにかかわらず本体ケース1の内部のスペースを充分
に利用して構成でき、クリック感も充分なものにできる
ようになるものである。
【0008】また、スイッチハンドル12にはスイッチ
プレート14を係止する第1のフック19と、本体ケー
ス1にスライド自在に係止する第2のフック18を設け
ることによって、スイッチハンドル12をスイッチプレ
ート14に連結する第1のフック19とは別にスイッチ
ハンドル12を本体ケース1にスライドさせるための第
2のフック18を設けて、小型のスイッチにおいて大き
くできなくて、フック18,19を別体にして、各々の
フック18,19にかかる荷重を分散させ、フック1
8,19の強度及び寿命を増し、スイッチの信頼性を高
めるようにしたものである。
【0009】また、ロック釦13に第1の弾性片21を
設け、スイッチプレート14に第2の弾性片22を設
け、第1及び第2の弾性片21,22は縦方向に延出さ
れることによって、横幅方向のスペースを小さくするこ
とができ、横幅方向の短い携帯機器においては握りやす
く保持しやすい本体を形成するようにしたものである。
【0010】
【実施例】図1〜図4は本考案の一実施例を示してい
る。本体外部を形成する本体ケース1のケーシング1
a,2の内部にモータ3を駆動する蓄電池4とこれを充
電する回路ブロック5を内蔵し、本体ケース1の上部に
はモータ取付台6によりモータ3が取付けられ、モータ
には継手が圧入固定されている。刃35を駆動さ
る時に刃35を上下にフローティングしても追随でき
るように継手9と継手10がばね11を介して取り付い
ている。
【0011】本体ケース1のケーシング1aの表面にス
イッチハンドル12が上下にスライド自在に取付け、本
体ケース1の内側からロック釦13とスイッチプレート
14がスイッチハンドル12に取付く。スイッチプレー
ト14には回路基板15上に設けられた接点部16上を
スライドし、スイッチをオン・オフさせる接点ばね17
が取付いている。
【0012】ロック釦13はスイッチハンドル12とス
イッチプレート14にサンドイッチ状に係止固定され
る。スイッチプレート14はスイッチハンドル12にケ
ーシング1aへの係止連結用の第2のフック18とは異
なる第1のフック19によりスイッチハンドル12に係
止固定される。ロック釦13にはスイッチハンドル12
の窓20より突出方向に弾発付勢する弾性片21を設け
てある。スイッチプレート14にはスイッチ操作時のク
リック感を得るための弾性片22を設けてある。上記ロ
ック釦13とスイッチプレート14の弾性片21,22
は図3に示すように縦方向に配置されている。
【0013】尚、上記実施例においては、ロック釦13
とスイッチプレート14の弾性片21,22を縦方向に
設けているが、横方向に設けても同様の効果が達成でき
る。また、クリック感を得るための弾性片22を図4に
示すようにロック釦13に一体化して設けても同様の効
果が達成できる。そして、スイッチハンドル12が下方
に移行されているスイッチのオフ状態において、ロック
釦13が弾性片21にてスイッチハンドル12側に弾性
付勢されてスイッチハンドル12の窓20から突出して
いるのであり、かかる状態ロック釦13は本体ケース1
側に形成されたロック片(図示せず)に当接していて、
そのままではロック釦13の上方へのスライド操作が阻
止され、結果としてスイッチハンドル12の上方へのス
ライド操作がロックされているものであり、そして、ロ
ック釦13を手指で本体ケース1内方に押し込み操作し
て、ロック釦13とロック片との当接状態を解除し、ロ
ック釦13をスイッチハンドル12とともにスライド操
作させるものであり、かかる構成は周知の構成のもので
ある。
【0014】モータ取付台6にはトリマ23と刃取付台
24とトリマハンドル25が取付けられ、刃取付台24
外刃36が係止固定される。トリマ23はトリマハン
ドル25を操作することにより、本体ケース1内より外
部へ突出自在である。ところで従来ではトリマ23の突
出量を大きくするのに、内部寸法関係で、トリマ23の
突出量を増すことができないものとなっていたが、図6
に示すように、クリック片26をトリマ23のフレーム
部28の外側に位置し、また、モータ取付台6よりの突
出片27その外側に位置させることにより、トリマ23
の突出量の増加を可能にしている。
【0015】尚、上記実施例においてトリマ23のクリ
ック感を得るために、図7に示すように、トリマフレー
ム部に凸(凹)部30を設け、モータ取付台6より弾性
片31を設けたものや、図8に示すようにトリマ23と
モータ取付台6の間の弾性片32を設けての同様の効果
が達成せきる。通電金具39の一端は回路基板15に取
り付けられ、他方の自由端は折曲してばね部を形成し、
モータ端子37に押圧されて、折曲部の先端がケーシン
グ2の内壁又はモータ端子37に当接すると共に、圧縮
状態でモータ端子37に接続されている。これによりモ
ータ端子37には常時通電金具39が接触する方向に力
が加わる。尚、上記実施例において通電金具39の先端
をケーシング2の内壁に当接させているが、図9に示す
ように、通電金具39の先端をモータ端子37に当接し
ても同様の効果が達成できる。そして通電金具39の先
端はV字型でもU字型でもよい。しかして、通電金具3
9が回路基板15の取付基部や通電金具39の先端に変
形が生じてもモータ端子37への接触を安定できるので
ある。
【0016】
【考案の効果】本考案は上述のように、本体ケースの表
面にスライド自在に設けたスイッチハンドルと、スイッ
チハンドルの窓に出没自在に設けてスイッチハンドルの
移動を阻止するロック釦と、接点ばねを設けたスイッチ
プレートとを備え、本体ケースの外面にスイッチハンド
ルを配設するとともに内面にロック釦とスイッチプレー
トを配設し、前記ロック釦にロック釦を突出方向に弾発
付勢する弾性片を設け、スイッチハンドルとスイッチプ
レートとを本体ケースの表裏面から取付け係止してロッ
ク釦をスイッチハンドルとスイッチプレートとの間に介
装保持するから、ロック釦及びスイッチプレートは本体
ケースの内部に配設されていて、ロック釦をスイッチハ
ンドルの窓の突出方向に弾発付勢する弾性片は本体ケー
スの外側のスイッチハンドルの大きさ形状にかかわら
ず、その大きさ形状を本体ケースの内側にスペースを利
用してできるだけ有効に決定することができ、弾性片の
長さを充分に設定でき、操作力を小さくできるという利
点がある。そして、本体ケースの内側のスイッチプレー
トまたはロック釦にクリック用の弾性片を設ける場合に
は、この弾性片の設定も本体ケースの外部のスイッチハ
ンドルの形状や大きさにかかわらず本体ケースの内部の
スペースを充分に利用して構成でき、クリック感も充分
なものにできるようになるものである。
【0017】また、スイッチハンドルにはスイッチプレ
ートを係止する第1のフックと、本体ケースにスライド
自在に係止する第2のフックを設けるから、スイッチハ
ンドルをスイッチプレートに連結する第1のフックとは
別にスイッチハンドルを本体ケースにスライドさせるた
めの第2のフックを設けて、小型のスイッチにおいては
フックを大きくできなくて、フックを別体にして、各々
のフックにかかる荷重を分散させ、フックの強度及び寿
命を増し、スイッチの信頼性を高めることができるとい
う利点がある。
【0018】また、ロック釦に第1の弾性片を設け、ス
イッチプレートに第2の弾性片を設け、第1及び第2の
弾性片は縦方向に延出されるから、横幅方向のスペース
を小さくすることができ、横幅方向の短い携帯機器にお
いては握りやすく保持しやすい本体を形成することがで
きるという利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例の一部破断した外観斜視図で
ある。
【図2】同上の側断面図である。
【図3】同上のスイッチ部を示し、(a)は分解斜視
図、(b)はスライドスイッチの背面斜視図である。
【図4】同上のロック釦の他の実施例の斜視図である。
【図5】図1のAーA線断面図である。
【図6】図1のBーB線断面図を示し、(a)は同上の
トリマの引退状態の断面図、(b)は同上のトリマの突
出状態の断面図である。
【図7】同上のトリマのクリック部を示し、(a)はト
リマの引退状態の部分拡大断面図、(b)は部分拡大斜
視図、(c)はトリマの突出状態の部分拡大断面図であ
る。
【図8】同上のトリマのクリック部の他の実施例を示
し、(a)はトリマの引退状態の部分拡大断面図、
(b)は部分拡大斜視図、(c)はトリマの突出状態の
部分拡大断面図である。
【図9】同上の他の実施例の側断面図である。
【図10】従来例の断面図である。
【符号の説明】
1 本体ケース 12 スイッチハンドル 13 ロック釦 14 スイッチプレート 17 接点ばね 20 窓

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 本体ケースの表面にスライド自在に設け
    たスイッチハンドルと、スイッチハンドルの窓に出没自
    在に設けてスイッチハンドルの移動を阻止するロック釦
    と、接点ばねを設けたスイッチプレートとを備え、スイ
    ッチハンドルにはスイッチプレートを係止する第1のフ
    ックと、本体ケースにスライド自在に係止する第2のフ
    ックを設け、本体ケースの外面にスイッチハンドルを配
    設するとともに本体ケースの内面にロック釦とスイッチ
    プレートを配設し、前記ロック釦にロック釦を突出方向
    に弾発付勢する第1の弾性片を設け、スイッチプレート
    に第2の弾性片を設け、第1及び第2の弾性片は縦方向
    に延出され、スイッチハンドルとスイッチプレートとを
    本体ケースの表裏面から取付け係止してロック釦をスイ
    ッチハンドルとスイッチプレートとの間に介装保持して
    成ることを特徴とする小型電気機器のスイッチ。
JP1991096600U 1991-11-26 1991-11-26 小型電気機器のスイッチ Expired - Lifetime JP2556643Y2 (ja)

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JPH0544061U JPH0544061U (ja) 1993-06-15
JP2556643Y2 true JP2556643Y2 (ja) 1997-12-08

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108532197B (zh) * 2018-06-28 2023-09-05 周沫娜 毛球修剪器

Family Cites Families (4)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5985543U (ja) * 1982-11-30 1984-06-09 東芝テック株式会社 スライドスイツチ機構
JPS62385A (ja) * 1986-03-18 1987-01-06 九州日立マクセル株式会社 電気かみそり
JPH0229132U (ja) * 1988-08-12 1990-02-26
JP3049065U (ja) * 1997-11-20 1998-05-29 井原築炉工業株式会社 蓄熱体を用いた焼却炉の排ガス処理装置

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JPH0544061U (ja) 1993-06-15

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