JP2555930B2 - 2重化バス系切り換え制御方式 - Google Patents
2重化バス系切り換え制御方式Info
- Publication number
- JP2555930B2 JP2555930B2 JP5128935A JP12893593A JP2555930B2 JP 2555930 B2 JP2555930 B2 JP 2555930B2 JP 5128935 A JP5128935 A JP 5128935A JP 12893593 A JP12893593 A JP 12893593A JP 2555930 B2 JP2555930 B2 JP 2555930B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bus
- transmission
- signal
- system switching
- bus system
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
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- Bus Control (AREA)
- Hardware Redundancy (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、転送データを2重化を
施したバス伝送路を用いて送信するデータ転送方式に関
し、特にバスアービタが転送を行っている系の異常を検
出し、バス伝送路の系切り換えの機能を有する2重化バ
ス系切り換え制御方式に関する。
施したバス伝送路を用いて送信するデータ転送方式に関
し、特にバスアービタが転送を行っている系の異常を検
出し、バス伝送路の系切り換えの機能を有する2重化バ
ス系切り換え制御方式に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の2重化バス系切り換え制
御方式においてはバスアービタが転送を行っている系の
異常を検知すると、その直後にバス伝送路の系切り換え
を行っていた。
御方式においてはバスアービタが転送を行っている系の
異常を検知すると、その直後にバス伝送路の系切り換え
を行っていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の2重化
バス系切り換え方式ではバスアービタが転送を行ってい
る系の異常を検知した直後に系切り換えを行っている。
このため系切り換え時に転送を行っていた転送データが
損なわれるという欠点があった。
バス系切り換え方式ではバスアービタが転送を行ってい
る系の異常を検知した直後に系切り換えを行っている。
このため系切り換え時に転送を行っていた転送データが
損なわれるという欠点があった。
【0004】本発明の目的は、このような欠点を除去
し、転送データを損なうことなく2重化バス系切り換え
を行うことができる2重化バス系切り換え制御方式を提
供することにある。
し、転送データを損なうことなく2重化バス系切り換え
を行うことができる2重化バス系切り換え制御方式を提
供することにある。
【0005】本発明の他の目的は、2重化されたバスの
系を切り換える時のデータ送信を禁止し、不必要なデー
タがバス上に流れなくすることにある。
系を切り換える時のデータ送信を禁止し、不必要なデー
タがバス上に流れなくすることにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の2重化バス系切
り換え制御方式は、バス伝送路状態信号および送信状態
信号を入力してバス系切り換え信号と送信起動禁止信号
を出力するバスアービタと、このバス系切り換え信号を
入力することによってバス送受信回路に接続するバスの
系を切り換えるバス系切り換え装置と、前記送信起動禁
止信号を入力して送信状態信号を出力するバス送受信回
路と、を備えることを特徴とする。
り換え制御方式は、バス伝送路状態信号および送信状態
信号を入力してバス系切り換え信号と送信起動禁止信号
を出力するバスアービタと、このバス系切り換え信号を
入力することによってバス送受信回路に接続するバスの
系を切り換えるバス系切り換え装置と、前記送信起動禁
止信号を入力して送信状態信号を出力するバス送受信回
路と、を備えることを特徴とする。
【0007】
【実施例】次に、本発明の一実施例について図面を参照
して説明する。
して説明する。
【0008】図1は、一実施例である2重化バス系切り
換え制御方式を示す。2重化バスは、0系バス伝送路
4、1系バス伝送路5、バス切り換え信号線6、送信状
態信号線7、送信起動禁止信号線8より成る。この2重
化バスには、バスアービタ1が接続されている。
換え制御方式を示す。2重化バスは、0系バス伝送路
4、1系バス伝送路5、バス切り換え信号線6、送信状
態信号線7、送信起動禁止信号線8より成る。この2重
化バスには、バスアービタ1が接続されている。
【0009】バスアービタ1は、バス伝送路状態信号お
よび送信状態信号を入力してバス系切り換え信号と送信
起動禁止信号を出力する。
よび送信状態信号を入力してバス系切り換え信号と送信
起動禁止信号を出力する。
【0010】また、この2重化バスには、#A側および
#B側に、それぞれバス系切り換え装置2およびバス送
受信回路3が接続されている。バス系切り換え装置2
は、バスアービタ1からのバス系切り換え信号を入力す
ることによってバス送受信回路3に接続するバスの系を
切り換える。バス送受信回路3は、バスアービタ1から
の送信起動禁止信号を入力して送信状態信号を出力す
る。
#B側に、それぞれバス系切り換え装置2およびバス送
受信回路3が接続されている。バス系切り換え装置2
は、バスアービタ1からのバス系切り換え信号を入力す
ることによってバス送受信回路3に接続するバスの系を
切り換える。バス送受信回路3は、バスアービタ1から
の送信起動禁止信号を入力して送信状態信号を出力す
る。
【0011】図2は、バス系切り換え信号線6、送信状
態信号線7、送信起動禁止信号線8上の信号波形を示
す。
態信号線7、送信起動禁止信号線8上の信号波形を示
す。
【0012】バスアービタ1からのバス切り換え信号
は、Hレベルで1系バス伝送路5、Lレベルで0系バス
伝送路4が使用されることを示す。
は、Hレベルで1系バス伝送路5、Lレベルで0系バス
伝送路4が使用されることを示す。
【0013】バス送受信回路3からの送信状態信号は、
Hレベルでバス送信状態、Lレベルでバス未使用状態で
あることを示す。
Hレベルでバス送信状態、Lレベルでバス未使用状態で
あることを示す。
【0014】バスアービタ1からの送信起動禁止信号
は、Hレベルで新たな送信起動を禁止する。
は、Hレベルで新たな送信起動を禁止する。
【0015】a,b,c,d,eはそれぞれの制御信号
が切り換わるタイミングを表す。
が切り換わるタイミングを表す。
【0016】本実施例では[#A側]から[#B側]へ
のデータ転送時の2重化バス伝送路系切り換えについて
説明する。
のデータ転送時の2重化バス伝送路系切り換えについて
説明する。
【0017】[#A側]のバス送受信回路3から[#B
側]のバス送受信回路3へ0系バス伝送路4を通ってデ
ータの転送が行われているときに、バスアービタ1がバ
ス伝送路状態信号により図2のタイミングaで0系バス
伝送路4に異常を検知したときに、送信起動禁止信号を
Hレベルとして、タイミングbでバス送受信回路3から
の送信状態信号がHレベルとなることを禁止する。ここ
で図2の送信起動禁止信号がHレベルとなっているため
送信状態信号がLレベルに保持され、0系バス伝送路4
が未使用状態のまま保持される。バスアービタ1は、こ
の未使用状態の間にタイミングcでバス伝送路系切り換
え信号をHレベルとし、転送に用いるデータ転送バスを
0系バス伝送路4から1系バス伝送路5に切り換える。
側]のバス送受信回路3へ0系バス伝送路4を通ってデ
ータの転送が行われているときに、バスアービタ1がバ
ス伝送路状態信号により図2のタイミングaで0系バス
伝送路4に異常を検知したときに、送信起動禁止信号を
Hレベルとして、タイミングbでバス送受信回路3から
の送信状態信号がHレベルとなることを禁止する。ここ
で図2の送信起動禁止信号がHレベルとなっているため
送信状態信号がLレベルに保持され、0系バス伝送路4
が未使用状態のまま保持される。バスアービタ1は、こ
の未使用状態の間にタイミングcでバス伝送路系切り換
え信号をHレベルとし、転送に用いるデータ転送バスを
0系バス伝送路4から1系バス伝送路5に切り換える。
【0018】バスアービタ1はデータ転送バスを切り換
えた後に、タイミングdで送信起動禁止信号をLレベル
とし、送信起動を受け付けることにより、タイミングd
以降を通常のデータ転送状態とする。
えた後に、タイミングdで送信起動禁止信号をLレベル
とし、送信起動を受け付けることにより、タイミングd
以降を通常のデータ転送状態とする。
【0019】以上のように本実施例によれば、バスアー
ビタ1はバスの系を切り換える前にバス送受信回路3に
対して送信起動禁止信号線8を用いて送信起動の禁止を
通知し、それによりバス送受信回路3は送信起動を行わ
ずバス上のデータがなくなる。その後、バスアービタ1
はバス系切り換え信号線6を用いてバスの系を切り換え
ている。
ビタ1はバスの系を切り換える前にバス送受信回路3に
対して送信起動禁止信号線8を用いて送信起動の禁止を
通知し、それによりバス送受信回路3は送信起動を行わ
ずバス上のデータがなくなる。その後、バスアービタ1
はバス系切り換え信号線6を用いてバスの系を切り換え
ている。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、2重化し
たバス伝送路の系切り換えを行う2重化バス伝送路系切
り換え方式のバスアービタとバス送受信回路との間に送
信起動禁止の機能を持つ信号線を設けることにより、転
送データを損なうことなくバス系切り換えを可能にする
効果がある。また、バスの系切り換え時に不要なデータ
がバス上に無いためバスが有効に活用される。さらに
は、廃棄していた系切り換え時のデータが無くなったた
め、再送等の制御が必要でなくなる。
たバス伝送路の系切り換えを行う2重化バス伝送路系切
り換え方式のバスアービタとバス送受信回路との間に送
信起動禁止の機能を持つ信号線を設けることにより、転
送データを損なうことなくバス系切り換えを可能にする
効果がある。また、バスの系切り換え時に不要なデータ
がバス上に無いためバスが有効に活用される。さらに
は、廃棄していた系切り換え時のデータが無くなったた
め、再送等の制御が必要でなくなる。
【図1】2重化バス系切り換え制御方式の一実施例を示
す図である。
す図である。
【図2】制御信号線の波形を示す図である。
1 バスアービタ 2 バス系切り換え装置 3 バス送受信回路 4 0系バス伝送路 5 1系バス伝送路 6 バス切り換え信号線 7 送信状態信号線 8 送信起動禁止信号線
Claims (2)
- 【請求項1】バス伝送路状態信号および送信状態信号を
入力してバス系切り換え信号と送信起動禁止信号を出力
するバスアービタと、 このバス系切り換え信号を入力することによってバス送
受信回路に接続するバスの系を切り換えるバス系切り換
え装置と、 前記送信起動禁止信号を入力して送信状態信号を出力す
るバス送受信回路と、を備えることを特徴とする2重化
バス系切り換え制御方式。 - 【請求項2】バスアービタとバス送受信回路との間に、
2重化バス系切り換えを、行われているデータ転送が終
了した後に行うための信号線を設けることによって、2
重化バス系切り換え制御を行うことを特徴とする2重化
バス系切り換え制御方式。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5128935A JP2555930B2 (ja) | 1993-05-31 | 1993-05-31 | 2重化バス系切り換え制御方式 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5128935A JP2555930B2 (ja) | 1993-05-31 | 1993-05-31 | 2重化バス系切り換え制御方式 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06337822A JPH06337822A (ja) | 1994-12-06 |
JP2555930B2 true JP2555930B2 (ja) | 1996-11-20 |
Family
ID=14997045
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5128935A Expired - Lifetime JP2555930B2 (ja) | 1993-05-31 | 1993-05-31 | 2重化バス系切り換え制御方式 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2555930B2 (ja) |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0362231A (ja) * | 1989-07-31 | 1991-03-18 | Mitsubishi Electric Corp | バス切替方式 |
-
1993
- 1993-05-31 JP JP5128935A patent/JP2555930B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH06337822A (ja) | 1994-12-06 |
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