JP2555422Y2 - 自立性袋 - Google Patents

自立性袋

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JP2555422Y2
JP2555422Y2 JP1993033444U JP3344493U JP2555422Y2 JP 2555422 Y2 JP2555422 Y2 JP 2555422Y2 JP 1993033444 U JP1993033444 U JP 1993033444U JP 3344493 U JP3344493 U JP 3344493U JP 2555422 Y2 JP2555422 Y2 JP 2555422Y2
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Japan
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sheet
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sheets
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恭介 鈴木
康豊 小宮
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Dai Nippon Printing Co Ltd
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Dai Nippon Printing Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】本考案は、スタンドパックと呼ば
れている可撓性材料製自立性袋に関する。 【0002】 【従来の技術】この種の自立性袋は、主として食品、ト
イレタリー製品等の液体や粉粒物の容器として用いられ
ており、内容物を充填することによって、底部は開き、
胴部が厚み方向に膨れるため、袋を立てることができる
ようになる。このような自立性袋の一例は実公昭53−
9535号公報に記載されている。また、実開昭61−
26041号公報にみられるように複数の自立性袋を横
に連接した自立性袋も知られている。 【0003】 【考案が解決しようとする課題】従来の自立性袋は、2
枚の対向する側シートの辺縁を開口部を除いて接合した
構成を有しているので、2枚の側シートの間には単一の
収容スペースしか形成されない。従って、互いに混合し
てはならない2種類以上の内容物を充填したり、1回の
使用量を各分割充填することができないという問題点が
あった。その解決策として、複数の自立性袋を横に連接
した連接式自立性袋も提案されているが、内容物を充填
すると自立を支える底周縁部が変形して自立の安定性が
損なわれるという欠点があった。また、各収納スペース
への収納量に段差を設けて1単位とする商品の場合、各
収納スペースの収容量が同じの連接式自立性袋は少量の
ものについては所定量に満たないとの印象を与えて見栄
えが悪いし、大小の自立性袋を連接したものでは不安定
性がさらに増大するという難点があった。そして、1単
位(1パック)を、複数の自立性袋を連接して構成する
ので、全体が嵩張り、商品の保管、運搬に費用を要する
不都合があった。本考案は、このような問題を解決する
ためになされたもので、その目的は従来の2連式、3連
式自立性袋に代わる新規の自立性袋、すなわち、安定し
自立性を保有しながら複数種類の内容物を別々に充填
することができる複数の内部空間をもつ自立性袋を提供
することにある。 【0004】 【課題を解決するための手段】本考案の自立性袋は、袋
の胴部を形成する2枚の側シートと、該2枚の側シート
の間の隔壁をなす仕切りシートと、上記の2枚の側シー
トのいずれか一方の側シートと上記の仕切りシートとの
間でその底縁近傍に介在する両端縁の一対の底縁寄り部
分に切欠きを形成した逆V字状断面形状の底シートとか
らなり、上記の2枚の側シート、上記の仕切りシートお
よび上記の底シートにおける各対向する各シート面同士
を胴部両側縁および底縁で接合するとともに、上記の底
シートの切欠き部分では上記の一方の側シートと上記の
仕切りシートとを直接接合して2つのメインの収容スペ
ースを形成してなる自立性を有する袋であって、更に、
上記の袋の上端開口部と胴部側縁とを結び、かつ上端部
に開口部を形成するように、上記の2枚の側シートと上
記の仕切りシートとの面同士を接合して仕切り状接合部
を形成してサブ収容スペースを設けたことを特徴とする
自立性袋である。 【0005】 【作用】本考案は、上記の構成により、自立性袋の胴部
を形成する両側面の側シートと、その両側面の側シート
に挟まれた隔壁をなす仕切りシートの間にそれぞれ分離
された別々の収容スペースが形成され、且つ、胴部を形
成する側シートと、仕切りシートの対向する面同士の任
意の位置に仕切り状接合部を設けて、上端に開口部を形
成するように複数の分割スペースを構成したことによ
り、複数種類の充填材料を分けて袋内に充填することが
できる。また内容物の充填によって底シートのある部分
では袋底部が膨れて底シート面が支持面上に接するの
で、袋に自立性を与えることができる。 【0006】 【実施例】以下、本考案の実施例について図面を用いて
説明する。 【0007】(実施例1) 図1は、本考案自立性袋の実施例1における構成を示し
ている。この自立性袋は、袋の胴部を形成する側シート
1a,1cと、該側シート1aと1cの間に隔壁をなす
仕切りシート1b、および側シート1aと、仕切りシー
ト1bとの底縁近傍に介在する底シート5からなり、該
底シート5は、逆V字状断面であって、その両端縁の1
対の底縁寄り部分には切欠き6、6を形成している。 【0008】本考案の自立性袋に用いる材料として、側
シート1a,1c、仕切りシート1b、および底シート
5は、可撓性材料からなり、主体は、例えば次の材料の
いずれかにより構成される。(1)二軸延伸ポリエステ
ル、二軸延伸ナイロンなどの単体フィルム、(2)二軸
延伸ポリエステル、未延伸ナイロン、二軸延伸ナイロ
ン、未延伸ポリプロピレン、未延伸ポリエチレンなどの
積層フィルム、(3)紙、アルミニウム箔等と二軸延伸
ポリエステル、未延伸ナイロン、二軸延伸ナイロン、未
延伸ポリプロピレン、未延伸ポリエチレンなどとの複合
フィルム、(4)層間にポリ塩化ビニリデン、エチレン
酢酸ビニル共重合体などのバリア層を設けた前記積層フ
ィルム、(5)紙と二軸延伸ポリエステル、未延伸ナイ
ロン、二軸延伸ナイロン、未延伸ポリプロピレン、未延
伸ポリエチレンなどの複合フィルムの層間に前記バリア
層を設けたシート。そして、これら(1)ないし(5)
のいずれかのものからなる主体シートの片面もしくは両
面に、シーラント層として、低密度ポリエチレン、中密
度ポリエチレン、未延伸ポリプロピレン、アイオノマ
ー、ホットメルトのいずれかが設けられている。 【0009】図2は、図1の構成をなす自立性袋の接合
部分を示している。胴部を形成する側シート1a,1c
と、隔壁をなす仕切りシート1bは、頂辺を除き両側縁
2,2および底部3に沿って後述のように接合されてお
り、これによって側シート1aと仕切りシート1b、お
よび側シート1cと仕切りシート1bの間に2つのメイ
ンの収容スペースが分離状態で形成される。さらに胴部
を形成する側シート1a,1cと、隔壁をなす仕切りシ
ート1bの面同士の任意の位置に、上端部に開口部が形
成されるように仕切り状接合部12で側シート1a,1
cと仕切りシート1bの3枚のシートを対面する面同士
で接合し、サブ収容スペースが形成される。 【0010】前記底部3の接合は、図1及び、図2に示
すように、側シート1aと、仕切りシート1b間の底縁
近傍に、上縁で折曲げられた逆V字状断面の形で底シー
ト5が介在しており、側シート1aの内面と、逆V字状
断面の底シート5の一方の内面側、および該底シート5
のもう一方の内面側と仕切りシート1bの内面が底辺に
沿って、中央部が符号8で示すように円弧状に凹入して
接合する。接合手段として、例えば熱盤金型で挟圧して
ヒートシール等の方法で行う。 【0011】ヒートシール等の熱融着を行う場合は接合
する面にシーラント層が設けてあり、本実施例の場合は
側シート1a,1cの内面にのみ、仕切りシート1bは
両面に、また底シート5は内面となる上面にのみにシー
ラント層が設けられている。したがって、図2に示すよ
うに、袋の胴部両側縁2,2及び、仕切り状接合部1
2、底辺に沿って符号8の領域がヒートシールされるこ
とにより、側シート1aと仕切りシート1b、側シート
1cと仕切りシート1bはその側縁2に沿って互いに一
体化される、また底部3は、底シート5の内面側に対向
する側シート1aと、仕切りシート1bが付点領域で一
体化される。勿論、底シート5の下面、即ち外面同士は
シーラント層がないために接合されない。そして、切欠
き6に対応する部分では、側シート1aと、側シート1
aに対面する仕切りシート1bとが底シートを介在しな
いで直接接合される。側シート1cの内面と、側シート
1cに対面する仕切りシート1b間の底縁近傍での接合
は、前記の底部3の接合とと同様に中央部が符号8で示
すように円弧状に凹入して、側シート1cと、仕切りシ
ート1bが直接接合される。サブ収容スペースを形成す
る仕切り状接合部12は、側シート1a,1cの各内面
と、仕切りシート1bの両面同士で接合され、側シート
1a側と,1c側の両面にサブ収容スペースが形成され
る。 【0012】以上のようにして形成された自立性袋は、
頂辺にそれぞれ開口部を持つ4つの収容スペースが設け
られ、これらの4つの収容スペースに内容物を充填する
と、底シート5の中央部から逆V字状が平らになって袋
の厚みの方向に広がり、底部3が支持面上に接すること
になり、袋は倒れることなく自立する。一方、側シート
1cと、仕切りシート1b間の収容スペースは底部に底
シートがないので広がることはない。内容物の充填後、
開口部は慣用の方法を用いて一体的にシールすることが
できる。 【0013】(実施例2) 実施例2は、前記実施例1の構成において、袋の胴部を
形成する2枚の側シート1a,1bと、該側シートの間
に隔壁をなす仕切りシート1bを図3に示すように、胴
部上側方へ少し張出す形状をなし、そこにサブ収容スペ
ースを形成することにより、サブ収容スペースに内容物
を充填した際に膨らみをもたせやすくしたものである。
またこのサブ収容スペース部を、側シート同士の2枚、
または側シートのいずれかの1枚と、仕切りシートで形
成してもよく、この場合、不要のシート部分は、仕切り
状接合部13の外側で裁断して用いる。以上の他、本実
用新案登録請求の範囲内で、用途、容量によりモデファ
イすることができる。 【0014】 【考案の効果】本考案の自立性袋は、上述したように構
成されているので、以下に説明するような卓越した効果
を奏する。 すなわち、本考案の自立性袋では収納量の大
きいメインの収納スペースが2つ(底シートを備えた収
納スペースの方が底シートを備えない収納スペースより
も収納量が格段に大きい)と、収納量の少ないサブの収
納スペースの2つとを一体として形成できるから、例え
ばコーヒーとミルク、ガムシロップのように、種類の異
なる収容物を種類毎に分けて収納(必ずしもそれぞれの
収納スペースの収容限界一杯に収納しなくてもよい)し
て一体的に扱うことができる。 また、香粧品や家庭用品
において主剤と助剤の各1回分をメインの収納スペース
に別々に収納し、使用者の任意に委ねられる添加剤等
(2種)の1回分はサブの各収納スペースに収納したも
のを1パックとすることもできる。 さらに、本考案の自
立性袋は、内容物をメインの収納スペース(底シートを
備えた収納スペース)に充填することにより自立するこ
とができ、また、従来品のような連接式の自立性袋とは
異なり卓上あるいは店頭で安定した自立状態を維持でき
るなどの顕著な効果を奏する。
【図面の簡単な説明】 【図1】本考案の自立性袋の実施例1における構成を示
す図。 【図2】実施例1の自立性袋の接合部分を示す図。 【図3】本考案自立性袋の実施例2の形体と接合部分を
示す図。 【符号の説明】 1a,1c 側シート 1b 仕切りシート 2 側縁 3 底部 5 底シート 6 切欠き 8 凹入部 12 仕切り状接合部(実施例1に於ける) 13 仕切り状接合部(実施例2に於ける)

Claims (1)

  1. (57)【実用新案登録請求の範囲】 1.袋の胴部を形成する2枚の側シート(1a),(1
    c)と、該2枚の側シート(1a),(1c)の間の隔
    壁をなす仕切りシート(1b)と、上記の2枚の側シー
    ト(1a),(1c)のいずれか一方の側シート(1a
    または1c)と上記の仕切りシート(1b)との間でそ
    の底縁近傍に介在する両端縁の一対の底縁寄り部分に切
    欠き(6),(6)を形成した逆V字状断面形状の底シ
    ート(5)とからなり、上記の2枚の側シート(1
    a),(1c)、上記の仕切りシート(1b)および上
    記の底シート(5)における各対向する各シート面同士
    を胴部両側縁(2),(2)および底縁(3)で接合す
    るとともに、上記の底シート(5)の切欠き部分(6)
    では上記の一方の側シート(1aまたは1c)と上記の
    仕切りシート(1b)とを直接接合して2つのメインの
    収容スペースを形成してなる自立性を有する袋であっ
    て、更に、上記の袋の上端開口部と胴部側縁(2)とを
    結び、かつ上端部に開口部を形成するように、上記の2
    枚の側シート(1a),(1c)と上記の仕切りシート
    (1b)との面同士を接合して仕切り状接合部(1
    2)、(13)を形成してサブ収容スペースを設けたこ
    とを特徴とする自立性袋。
JP1993033444U 1993-05-31 1993-05-31 自立性袋 Expired - Lifetime JP2555422Y2 (ja)

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JPH0681947U JPH0681947U (ja) 1994-11-25
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS51116007A (en) * 1975-04-04 1976-10-13 Olympus Optical Co Measuring instrument for pile penetration
JPS59109037A (ja) * 1982-12-14 1984-06-23 Toshiba Corp 露光装置

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JPH0681947U (ja) 1994-11-25

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