JP2555418Y2 - 感光性プレートオートフィーダ - Google Patents

感光性プレートオートフィーダ

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JP2555418Y2
JP2555418Y2 JP40476090U JP40476090U JP2555418Y2 JP 2555418 Y2 JP2555418 Y2 JP 2555418Y2 JP 40476090 U JP40476090 U JP 40476090U JP 40476090 U JP40476090 U JP 40476090U JP 2555418 Y2 JP2555418 Y2 JP 2555418Y2
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】この考案は、画像露光済みの
感光性プレートを自動現像機に送り込む感光性プレート
オートフィーダに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、薄い金属板等の支持体表面に感光
材料を塗布した平版印刷板のような感光性プレートを、
自動現像機を用いて処理する場合には作業者が手で1枚
ずつ自動現像機の挿入台より挿入して処理を行なってい
た。又、多数枚の感光性プレートを連続して処理する場
合には、特開昭63−106245号、特開昭63−1
71728号に開示されているような自動現像機に連結
した感光性プレートオートフィーダを用いていた。
【0003】この従来の感光性プレートオートフィーダ
を図12及び図13に基づき説明する。図12は従来の
感光性プレートオートフィーダの斜視図、図13は同側
面図である。従来の感光性プレートオートフィーダ10
0は自動現像機101に接続された状態で配設され、傾
斜した載置台102に露光済みの感光性プレートPが複
数枚重ねて載置されていた。
【0004】この載置台102に載置された感光性プレ
ートPの最上部の感光性プレートP0に対して捕捉移動
手段103が接近して吸引し、この感光性プレートP0
の下端部をめくり上げて移動する。このめくり上げられ
た感光性プレートP0は捕捉移動手段103に吸着され
た状態で、載置台102から分離手段を構成する一対の
分離ローラ搬送チェーン104の内側に移送される。
【0005】この分離ローラ搬送チェーン104には一
部に分離ローラ105が取り付けられており、感光性プ
レートP0の下端部をチェーンの内側に移送した状態で
分離ローラ搬送チェーン104を回転させると、めくり
上げられた感光性プレートP0の下側に分離ローラ10
5が潜り込むことになる。更に分離ローラ搬送チェーン
104を回転することで、この感光性プレートP0は載
置台102から1枚だけ分離される。
【0006】この分離された感光性プレートP0は、分
離ローラ搬送チェーン104の内側に配設される曲面ガ
イド板106と、この曲面ガイド板106から突出して
いる固定ガイドローラ107にその背面を支持される。
その後、この感光性プレートP0の下端部を、プレート
搬送手段を構成するプレート搬送チェーン108に付設
されたフック109に収容して捕捉移動手段103の吸
引を解除する。この状態でプレート搬送チェーン108
を回転させ、感光性プレートP0の下端部をフック10
9で押し上げながら曲面ガイド板106及び固定ガイド
ローラ107に沿って搬送し、自動現像機101の挿入
ローラ110に挿入していた。
【0007】
【考案が解決しようとする課題】ところが、このような
従来の感光性プレートオートフィーダ100では、傾斜
した載置台102に感光性プレートPを搬入する場合、
先に露光したものが下側に、後から露光した感光性プレ
ートPが上側になって積み重ねられる。従って、捕捉移
動手段103は載置台102の最上部の感光性プレート
P0に対して接近し吸着するため、後から露光した感光
性プレートPの方が先に自動現像機101に送られ現像
処理されていた。
【0008】このため、従来の感光性プレートオートフ
ィーダ100を用いると露光順にその後の作業ができな
いため、作業手順が煩雑となっていた。又、従来の感光
性プレートオートフィーダ100においては、載置台1
02が搬送部分とは分離されているため、その分装置が
大きくなり作業性も悪いという欠点を有していた。又、
従来の感光性プレートオートフィーダの中には感光性プ
レートを載置台上に水平に積み重ねてストックし、1枚
ずつ上方から捕捉移動手段を用いて吸着し、自動現像機
に順次送り込む構造のものもあった。
【0009】しかし、この場合でも先に露光した感光性
プレートが下側に、後から露光したものが上側になって
積み重ねられるため、結局後から露光した感光性プレー
トの方が先に自動現像機に送られ処理されていた。従っ
て、従来のこの水平型の感光性プレートオートフィーダ
でも、露光順にその後の作業ができないため、作業手順
が煩雑となっていた。又、搬送部分とは別の分離した水
平の載置台が必要となるため、極めて広い設置スペース
が必要となる欠点があった。
【0010】請求項1記載の考案は、従来の感光性プレ
ートオートフィーダが有する上記の欠点を解消するた
め、先に露光した感光性プレートから順番に自動現像機
に搬送し、露光順に現像処理を行ない、作業手順を簡素
化する感光性プレートオートフィーダを提供することを
目的としている。又、請求項2記載の考案は、順次連続
して感光性プレートを一枚ずつ分離して自動現像機に搬
送でき、しかも感光性プレートを堆積保持しながら分離
可能で、簡易で小型化した感光性プレートオートフィー
ダを提供することを目的としている。
【0011】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決し、かつ
目的を達成するため、請求項1記載の感光性プレートオ
ートフィーダは、複数枚の画像露光済の感光性プレート
を外部から一枚ずつ搬入し、この一枚ずつ搬入される感
光性プレートを堆積保持し、先に搬入された感光性プレ
ートから順に一枚ずつ分離して自動現像機に送り込む感
光性プレートフィーダにおいて、前記感光性プレートを
搬入する感光性プレート挿入口と、この感光性プレート
挿入口から搬入された前記感光性プレートを搬出方向へ
移動して前記感光性プレートを搬入した順に起立状態で
堆積保持する感光性プレート載置手段と、この感光性プ
レート載置手段に対向して搬出位置に配置され前記起立
状態の先に搬入された感光性プレートの端部を支持する
感光性プレート端部支持手段と、前記堆積保持状態の感
光性プレートに対して前記感光性プレート挿入口と反対
側の搬出方向に配置され前記堆積保持状態の感光性プレ
ートを先に搬入した順に捕捉して前記感光性プレート端
部支持手段へ移動させる捕捉移動手段と、前記捕捉移動
した感光性プレートと次に捕捉移動する前記感光性プレ
ート載置手段に堆積保持される感光性プレートとの間に
入り移動して一枚の感光性プレートを分離する分離手段
と、この分離手段により分離された前記感光性プレート
を支持する前記感光性プレート端部支持手段を移動して
前記感光性プレートを前記自動現像機に搬送する搬送手
段とを有することを特徴としている。
【0012】複数枚の画像露光済みの感光性プレートを
露光順に感光性プレート載置手段に載置する。このと
き、先に露光した感光性プレートが捕捉移動手段側に対
向するように順次載置され、この載置した感光性プレー
トに対し捕捉移動手段を接近させ感光性プレートを捕捉
する。そして、この捕捉移動手段を移動して感光性プレ
ートの端部を感光性プレート端部支持手段の位置まで移
動し、感光性プレート端部支持手段と感光性プレート載
置手段との間に配設される分離手段を用いて、この感光
性プレートを感光性プレート載置手段から分離する。こ
の分離手段により分離された感光性プレートの端部を感
光性プレート端部支持手段により支持しながら搬送手段
により自動現像機に搬送する。このように、先に搬入し
た感光性プレートが捕捉移動手段側に対向するように感
光性プレート挿入口と捕捉移動手段が堆積保持状態の感
光性プレートに対して反対側に位置させたため、先に搬
入された感光性プレートから順番に分離して自動現像機
に搬送することができる。
【0013】又、請求項2記載の感光性プレートオート
フィーダは、前記分離手段が、複数にブロック化された
分離ローラを有するループ状部材であることを特徴とし
ている。複数枚の画像露光済みの感光性プレートを、そ
の端部を感光性プレート端部支持手段の位置まで移動
し、ブロック化された分離ローラを有するループ状部材
を用いて、この捕捉移動した感光性プレートを感光性プ
レート載置手段から分離する。このように、分離手段が
複数にブロック化されているので、順次連続して感光性
プレートを一枚ずつ分離して自動現像機に搬送すること
ができ、しかも感光性プレートを堆積保持しながら分離
することができる。
【0014】
【考案の実施の形態】以下、この考案の一実施例を添付
図面に基づいて詳細に説明する。図1はこの考案の感光
性プレートオートフィーダの一部破断斜視図、図2は同
側面図である。感光性プレートオートフィーダAは、搬
送される感光性プレートPの幅よりも広い間隔を持って
配設される一対の分離ローラ搬送チェーン1と、これら
分離ローラ搬送チェーン1に係合して回転させるスプロ
ケット2と、これら一対の分離ローラ搬送チェーン1に
回転軸3aの両端をそれぞれ支持される分離ローラ3
と、分離ローラ搬送チェーン1に付設されチェーン中心
の回転移動面から半径方向外側に突設するローラ支持部
材4aに回転軸4bの両端をそれぞれ支持されるプレー
ト仮受けローラ4と、同じく搬送される感光性プレート
Pの幅よりも広い間隔を持って配設される一対のプレー
ト搬送チェーン5と、これらプレート搬送チェーン5に
係合して回転させるスプロケット6と、このプレート搬
送チェーン5に両端をそれぞれ支持される軸7aに固着
した断面V字型のフック7bを付設している感光性プレ
ート端部支持手段7と、感光性プレートPの搬送移動面
に多数配設されプレート搬送面8を形成する回転自在な
固定ガイドローラ9と、搬入された複数枚の感光性プレ
ートPの下端部を支持するプレート載置台10と、プレ
ート載置台10と対向する位置に配設され感光性プレー
トPをプレート載置台10から1枚ずつ吸着してプレー
ト搬送面8に移動させる捕捉移動手段11とを有してい
る。プレート載置台10は、感光性プレートPを搬入し
た順に一枚ずつ起立状態で堆積保持する感光性プレート
載置手段を構成している。捕捉移動手段11は、感光性
プレート載置手段であるプレート載置台10に感光性プ
レートPを搬入する感光性プレート挿入口19と、堆積
保持状態の感光性プレートPに対して感光性プレート挿
入口19と反対側に設けられ、感光性プレート載置手段
により堆積保持状態の感光性プレートを先に搬入した順
に捕捉して感光性プレート端部支持手段7へ移動させ
る。
【0015】分離手段は分離ローラ搬送チェーン1に付
設される複数にブロック化された分離ローラ3を有する
ループ状部材である。感光性プレートPを仮受するプレ
ート仮受けローラ4は、分離ローラ3と交互に所定の間
隔をあけて配設されており、感光性プレートPの長辺方
向の長さとほぼ同等の複数のブロックに分けられてい
る。複数にブロック化されたプレート仮受けローラ4と
分離ローラ3とを有する分離手段は、これらを一体にル
ープ状に移動可能である、プレート仮受けローラ4はプ
レート載置台10に起立状態で堆積保持される感光性プ
レートPを受けながら移動し、分離ローラ3は捕捉移動
した感光性プレートPの下端と次に捕捉移動するプレー
ト載置台10に堆積保持される感光性プレートPの下端
との間に入り上端方向へ移動して一枚の感光性プレート
Pを分離可能する。また、分離手段は、これらの分離ロ
ーラ3と、プレート仮受けローラ4のブロック間には各
ローラを保持しない部分を有しており、このローラを有
しない部分を利用して捕捉移動手段11を作動させる。
【0016】又、分離搬送チェーン1の立ち上がり角度
θを例えばθ=60°〜85°に設定して、プレート仮
受けローラ4のローラ外面4cがプレート支持面4dを
形成するようにする。このプレート支持面4dは、分離
ローラ3よりもチェーン中心の回転移動面から半径方向
外側に位置している。又、感光性プレートPのプレート
搬送面8を構成する回転自在な固定ガイドローラ9は、
支軸9aとこの支軸9aに軸支され一定間隔に配設され
た多数のガイドリング9bから構成されている。この支
軸9aは感光性プレートオートフィーダAの側板A1に
支持されている。
【0017】又、この隣接するガイドリング9b間には
曲面ガイド板12が取り付けられており、この曲面ガイ
ド板12にはガイドリング9bの一部を突出させるため
の切欠12aが複数個形成されている。以上の構成から
なる固定ガイドローラ6が形成し曲面ガイド板12が補
助するプレート搬送面8は、感光性プレートオートフィ
ーダAの搬出口13から挿入ガイド14を通って自動現
像機15の挿入ローラ16に導かれている。
【0018】この感光性プレートオートフィーダAと自
動現像機15をつなぐ挿入ガイド14上には搬送検出セ
ンサ17が配設され、搬送検出信号を捕捉移動手段11
に送るとともに、分離ローラ搬送チェーン1及びプレー
ト搬送チェーン5を駆動させる図示しない各駆動装置の
制御を行なう駆動装置制御手段18に搬送検出信号を送
っている。
【0019】捕捉移動手段11は並列される2個以上の
吸盤11aと、この吸盤11aをプレート載置台10に
対して垂直方向に移動しうる吸盤移動手段11bとから
構成されており、吸盤11aは図示しない真空ポンプに
接続し、負圧状態でプレート載置台10上の感光性プレ
ートPを吸着してプレート搬送面8にある感光性プレー
ト端部支持手段7上まで移動する。
【0020】プレート搬送面8に搬入された感光性プレ
ートPを自動現像機15に搬送する搬送手段は、プレー
ト搬送チェーン5と、このプレート搬送チェーン5に軸
7aを係止しフック7bを付設する感光性プレート端部
支持手段7からなる。このフック7bは搬送する感光性
プレートPの下端部を収容するV字形状になっている。
【0021】図示しない駆動手段により正逆回転するス
プロケット6に係合するプレート搬送チェーン5は、感
光性プレート端部支持手段7に感光性プレートPを上載
した状態で上方に回転し、感光性プレートPの背面を固
定ガイドローラ6で支持しながら自動現像機15に搬送
する。一方、プレート載置台10上に複数枚搬入された
感光性プレートPを上述のように捕捉移動手段11を用
いて感光性プレート端部支持手段7上に移動しながら、
1枚に分離する分離手段は分離ローラ搬送チェーン1
と、これに係止される分離ローラ3及びプレート仮受け
ローラ4を有する。図示しない駆動手段により回転する
スプロケット2に係合する分離ローラ搬送チェーン1は
下方から上方に回転する。
【0022】又、感光性プレートオートフィーダAの上
面部A2には感光性プレート挿入口19が開設されてお
り、挿入された感光性プレートPは1つのブロックのプ
レート仮受ローラ4に背面を支持された状態で、その下
端部をプレート載置台10に支持される。このプレート
載置台10は感光性プレートPが約20版載置可能な台
部10aを有している。この台部10aの先端にはギザ
ギザの突起10bを備えており、感光性プレートPの捕
捉移動時に分離を助けている。又プレート載置台10は
L型形状をしており、吸着時には台部10aに直立する
背板10cで感光性プレートPを押さえつける役目を果
たしている。
【0023】次に、この感光性プレートオートフィーダ
Aの動作を図2乃至図10に基づき説明する。図3乃至
図10は感光性プレートの供給搬送動作を説明する感光
性プレートオートフィーダの側面図である。先ず、感光
性プレート挿入口19から感光性プレートPを感光性プ
レートオートフィーダA内に挿入し、プレート仮受けロ
ーラ4とプレート載置台10の台部10aとで、この感
光性プレートPを支持する。この時先に挿入した感光性
プレートPがプレート仮受けローラ4側になるように感
光性プレート挿入口19のガイド19aを傾斜させてお
く。
【0024】次に、図3に示すように、プレート載置台
10に支持された感光性プレートPに対して垂直方向よ
り吸盤11aが接近し吸着する。この時感光性プレート
Pはプレート載置台10の背板10cに押し付けられ
る。その後、この吸盤11aが戻り始めると、プレート
載置台10上の最上部の感光性プレートP0は台部10
aの突起10bに摺接されて、その下端部が分離され
る。この最表部の感光性プレートP0は、このプレート
載置台10に最も先に挿入されたものである。
【0025】なお、この吸盤11aが捕捉移動する際に
は、駆動装置制御手段18の制御によりスプロケット6
を回転させて、プレート搬送チェーン5のフック7bを
吸盤11aの直下に位置するようにしておく。又、同様
に分離ローラ搬送チェーン1もスプロケット2を回転さ
せて、ブロック化された分離ローラ3と、プレート仮受
けローラ4の先頭部分が、このフック7bの下部に位置
するようにセットしておく。感光性プレートP0の下端
を吸着した吸盤11aは吸盤移動手段11bの移動に伴
い、プレート載置台10上から感光性プレート端部支持
手段7のフック7b上に移動する(図4)。
【0026】次に、駆動装置制御手段18の制御により
スプロケット2を回転させて分離ローラ搬送チェーン1
を上方に移動させ、分離ローラ3及びプレート仮受けロ
ーラ4を感光性プレートP0の下方より割り込ませ、1
枚に分離する(図5)。そして、この分離ローラ3とプ
レート仮受けローラ4のブロックの先頭が感光性プレー
トP0の上端部まで達した時、この先頭の分離ローラ3
近傍に付設されるプレート上端部検出センサ20が感光
性プレートP0の上端を検知し、その検出信号を捕捉移
動手段11及び駆動装置制御手段18に送り、スプロケ
ット2の回転を停止するとともに、吸盤11aの吸引を
解除する。これにより感光性プレートP0はその下端を
フック7bにより保持されることになる(図6)。
【0027】なお、フック7bにより感光性プレートP
の下端を保持していれば、分離手段が移動している間で
あっても吸引を解除することも可能である。分離された
感光性プレートP0は図7に示すように、背面部を曲面
ガイド板12と固定ガイドローラ9のガイドリング9b
とで支持する。そして、プレート載置台10に残された
他の感光性プレートPは、先に支持していたブロックの
プレート仮受けローラ4に代わって、この位置に停止し
たブロックのプレート仮受けローラ4により支持され
る。
【0028】次に、駆動装置制御手段18の制御により
スプロケット6を回転させ、プレート搬送チェーン5を
上方に回転させる。これにより、感光性プレートP0は
固定ガイドローラ9に沿って搬送され、感光性プレート
オートフィーダAの搬出口13から挿入ガイド14を通
って自動現像機15の挿入ローラ16に導入される。こ
の時、挿入ガイド14上の搬送検出センサ17が感光性
プレートPの搬送を検知すると、その検出信号を捕捉移
動手段11及び駆動装置制御手段18に送る(図8)。
【0029】駆動装置制御手段18はこの検出信号を受
信して所定時間を経過した後に、プレート搬送チェーン
5の駆動を停止させ、その後スプロケット6を逆回転さ
せてフック7bを後退させる。そして捕捉移動手段11
よりも下方の待機位置まで戻す(図9)。その後、分離
ローラ搬送チェーン1を移動させて、再度ブロック化さ
れた分離ローラ3とプレート仮受けローラ4の先頭部分
がフック7bの下部に位置するようにセットする(図1
0)。その後捕捉移動手段11が再度プレート載置台1
0の感光性プレートPを吸着し、上述の工程を繰り返す
ことにより複数枚挿入された感光性プレートPを挿入順
に1枚ずつ自動現像機15に搬送する。
【0030】なお、この実施例では分離ローラ搬送チェ
ーン1に、複数のブロック化された分離ローラ3とプレ
ート仮受けローラ4の双方を取り付けて分離手段及び感
光性プレート載置手段とを兼用させているが、図11に
示すようにプレート仮受け手段30を分離ローラ搬送チ
ェーン21から離して別に設けても良い。この場合に
は、プレート仮受け部材30aは感光性プレートPを支
持するのに適当な巾を有する平面部材で構成され、この
プレート仮受け部材30aはプレート仮受け部材移動制
御手段30bにより伸縮移動可能な構成を有する。即ち
感光性プレートPを支持する場合には、このプレート仮
受け部材30aを伸張させ、載置された上部の1枚を捕
捉移動分離する際には、その動作に支障のない位置ま
で、このプレート仮受け部材30aを縮小させる。
【0031】
【考案の効果】以上説明したように請求項1記載の考案
では、先に搬入した感光性プレートが捕捉移動手段側に
対向するように感光性プレート挿入口と捕捉移動手段が
堆積保持状態の感光性プレートに対して反対側に位置さ
せたため、先に搬入された感光性プレートから順番に分
離して自動現像機に搬送することができる。
【0032】又、請求項2の考案では、分離手段が複数
にブロック化されているので、順次連続して感光性プレ
ートを一枚ずつ分離して自動現像機に搬送することがで
き、しかも感光性プレートを堆積保持しながら分離する
ので簡易で小型化した感光性プレートオートフィーダを
提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の感光性プレートオートフィーダの一
部破断斜視図である。
【図2】この考案の感光性プレートオートフィーダの側
面図である。
【図3】感光性プレートの供給搬送動作を説明する感光
性プレートオートフィーダの側面図である。
【図4】感光性プレートの供給搬送動作を説明する感光
性プレートオートフィーダの側面図である。
【図5】感光性プレートの供給搬送動作を説明する感光
性プレートオートフィーダの側面図である。
【図6】感光性プレートの供給搬送動作を説明する感光
性プレートオートフィーダの側面図である。
【図7】感光性プレートの供給搬送動作を説明する感光
性プレートオートフィーダの側面図である。
【図8】感光性プレートの供給搬送動作を説明する感光
性プレートオートフィーダの側面図である。
【図9】感光性プレートの供給搬送動作を説明する感光
性プレートオートフィーダの側面図である。
【図10】感光性プレートの供給搬送動作を説明する感
光性プレートオートフィーダの側面図である。
【図11】プレート仮受け手段を分離ローラ搬送チェー
ンから離して別に設けた別の実施例の側面図である。
【図12】従来の感光性プレートオートフィーダの斜視
図である。
【図13】従来の感光性プレートオートフィーダの側面
図である。
【符号の説明】
A 感光性プレートオートフィーダ P,P0 感光性プレート 1 分離ローラ搬送チェーン 3 分離ローラ 4 プレート仮受けローラ 5 プレート搬送チェーン 7 感光性プレート端部支持手段 9 固定ガイドローラ 10 プレート載置台 11 捕捉移動手段 12 曲面ガイド板 15 自動現像機 30 プレート仮受け部材

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数枚の画像露光済の感光性プレートを外
    部から一枚ずつ搬入し、この一枚ずつ搬入される感光性
    プレートを堆積保持し、先に搬入された感光性プレート
    から順に一枚ずつ分離して自動現像機に送り込む感光性
    プレートフィーダにおいて、前記感光性プレートを搬入
    する感光性プレート挿入口と、この感光性プレート挿入
    口から搬入された前記感光性プレートを搬出方向へ移動
    して前記感光性プレートを搬入した順に起立状態で堆積
    保持する感光性プレート載置手段と、この感光性プレー
    ト載置手段に対向して搬出位置に配置され前記起立状態
    の先に搬入された感光性プレートの端部を支持する感光
    性プレート端部支持手段と、前記堆積保持状態の感光性
    プレートに対して前記感光性プレート挿入口と反対側の
    搬出方向に配置され前記堆積保持状態の感光性プレート
    を先に搬入した順に捕捉して前記感光性プレート端部支
    持手段へ移動させる捕捉移動手段と、前記捕捉移動した
    感光性プレートと次に捕捉移動する前記感光性プレート
    載置手段に堆積保持される感光性プレートとの間に入り
    移動して一枚の感光性プレートを分離する分離手段と、
    この分離手段により分離された前記感光性プレートを支
    持する前記感光性プレート端部支持手段を移動して前記
    感光性プレートを前記自動現像機に搬送する搬送手段と
    を有することを特徴とする感光性プレートオートフィー
    ダ。
  2. 【請求項2】前記分離手段は、複数にブロック化された
    分離ローラを有するループ状部材であることを特徴とす
    る請求項1に記載の感光性プレートオートフィーダ。
JP40476090U 1990-12-26 1990-12-26 感光性プレートオートフィーダ Expired - Lifetime JP2555418Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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