JP2554888Y2 - フロッピー・ディスク装置におけるスライダーのラッチ装置 - Google Patents
フロッピー・ディスク装置におけるスライダーのラッチ装置Info
- Publication number
- JP2554888Y2 JP2554888Y2 JP1991084714U JP8471491U JP2554888Y2 JP 2554888 Y2 JP2554888 Y2 JP 2554888Y2 JP 1991084714 U JP1991084714 U JP 1991084714U JP 8471491 U JP8471491 U JP 8471491U JP 2554888 Y2 JP2554888 Y2 JP 2554888Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- latch
- floppy disk
- slider
- disk drive
- latch device
- Prior art date
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- Feeding And Guiding Record Carriers (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この考案は、フロッピー・ディス
ク装置（以下ＦＤＤという）におけるスライダーのラッ
チ装置に閏するものである。
ク装置（以下ＦＤＤという）におけるスライダーのラッ
チ装置に閏するものである。
【０００２】
【従来の技術】図１は従来のラッチ装置の一例を示すも
ので、フロッピー・ディスク１（以下ＦＤという）をａ
方向に挿入すると、ラッチレバー２が軸３を中心として
ｂ方向に回動し、ＦＤ１のシャッター４が開披されると
共に、想像線の位置まで回動した時、係合部５の弧状の
外側縁５ａからスライダー６に設けたラッチ部７が外れ
て、掛止部５ｂと係合し、ＦＤ１を押し込んだ位置にラ
ッチするように構成されている。
ので、フロッピー・ディスク１（以下ＦＤという）をａ
方向に挿入すると、ラッチレバー２が軸３を中心として
ｂ方向に回動し、ＦＤ１のシャッター４が開披されると
共に、想像線の位置まで回動した時、係合部５の弧状の
外側縁５ａからスライダー６に設けたラッチ部７が外れ
て、掛止部５ｂと係合し、ＦＤ１を押し込んだ位置にラ
ッチするように構成されている。
【０００３】図２はラッチ部７の構造を示す拡大斜視図
で、板金製スライダー６の一部を単に下方に屈曲した簡
単なものである。
で、板金製スライダー６の一部を単に下方に屈曲した簡
単なものである。
【０００４】この構造は製作が簡単であるが、板金の破
断面やバリにより、ラッチレバー２の摺動不良（滑りが
悪い）や摩耗粉が発生するという欠点がある。
断面やバリにより、ラッチレバー２の摺動不良（滑りが
悪い）や摩耗粉が発生するという欠点がある。
【０００５】この問題を改善したものとして、図３に示
すように、ラッチレバー２との接触部にプラスチック製
の補助部品８を取付けたものがあるが、部品点数の増加
及びコストアップになるという欠点があった。
すように、ラッチレバー２との接触部にプラスチック製
の補助部品８を取付けたものがあるが、部品点数の増加
及びコストアップになるという欠点があった。
【０００６】
【考案が解決しようとする課題】この考案は、部品点数
を増加せずに板金プレス成形だけで、正確なラッチタイ
ミングが得られるスライダーのラッチ装置を得ることを
課題とするものである。
を増加せずに板金プレス成形だけで、正確なラッチタイ
ミングが得られるスライダーのラッチ装置を得ることを
課題とするものである。
【０００７】
【課題を解決するための手段】この考案は、コ字状又は
ヨ字状のスリットを設けてＬ字状に屈曲し、ラッチレバ
ーとの摺触部とラッチタイミング確保部を備えたラッチ
部を形成することにより前記の課題を解決したものであ
る。
ヨ字状のスリットを設けてＬ字状に屈曲し、ラッチレバ
ーとの摺触部とラッチタイミング確保部を備えたラッチ
部を形成することにより前記の課題を解決したものであ
る。
【０００８】
【作用】ラッチレバーの外側縁は屈曲形成した摺触部
（面）と接触するため、摺動不良を来すことなく、ま
た、摺触部と一連のラッチタイミング確保部の端部によ
ってラッチタイミングが決定されるため、正確なラッチ
タイミングを備えたラッチ装置が得られる。
（面）と接触するため、摺動不良を来すことなく、ま
た、摺触部と一連のラッチタイミング確保部の端部によ
ってラッチタイミングが決定されるため、正確なラッチ
タイミングを備えたラッチ装置が得られる。
【０００９】図４はこの考案の実施例を示すもので、板
金製スライダー６のラッチレバー側の側緑６ａを下方に
屈曲し、その突出片９の屈曲させる部分にコ字状スリッ
ト１０を設けて外側に９０゜屈曲することにより、摺触
部９ａとラッチタイミング確保部９ｂ及びラッチレバー
２との係合部９Ｃを形成したものである。
金製スライダー６のラッチレバー側の側緑６ａを下方に
屈曲し、その突出片９の屈曲させる部分にコ字状スリッ
ト１０を設けて外側に９０゜屈曲することにより、摺触
部９ａとラッチタイミング確保部９ｂ及びラッチレバー
２との係合部９Ｃを形成したものである。
【００１０】なお、スリットをヨ字状としてラッチタイ
ミング確保部９ｂが２条のものにすることもできる。
ミング確保部９ｂが２条のものにすることもできる。
【００１１】この構造によると、ラッチレバー２の掛止
部５ｂとスライダー６のラッチ部、即ち、ラッチタイミ
ング確保部９ｂの端部と係合部９Ｃとが係合するまで
は、ラッチレバー２の弧状の外側縁５ａは摺触部９ａと
ラッチタイミング確保部９ｂから成る一連の平面部と摺
触するため、図２に示す従来構造のように摺動不良を起
したり、摩耗粉を発生することなく、また、摺触部９ａ
の端部に形成されるラッチタイミング確保部９ｂによっ
てラッチタイミングを正確に設定することができるた
め、従来のように、ラッチタイミング不良による磁気ヘ
ッドの損傷その他の障害を解決できる。しかも、別部品
を用いず、プレス加工のみで成形し得る構造であるた
め、コストの増加も無い。
部５ｂとスライダー６のラッチ部、即ち、ラッチタイミ
ング確保部９ｂの端部と係合部９Ｃとが係合するまで
は、ラッチレバー２の弧状の外側縁５ａは摺触部９ａと
ラッチタイミング確保部９ｂから成る一連の平面部と摺
触するため、図２に示す従来構造のように摺動不良を起
したり、摩耗粉を発生することなく、また、摺触部９ａ
の端部に形成されるラッチタイミング確保部９ｂによっ
てラッチタイミングを正確に設定することができるた
め、従来のように、ラッチタイミング不良による磁気ヘ
ッドの損傷その他の障害を解決できる。しかも、別部品
を用いず、プレス加工のみで成形し得る構造であるた
め、コストの増加も無い。
【００１２】
【考案の効果】この考案によると、製作が容易でしかも
正確なラッチタイミングが得られ且つ摺触不良を起さな
いスライダーのラッチ装置が得られる効果がある。
正確なラッチタイミングが得られ且つ摺触不良を起さな
いスライダーのラッチ装置が得られる効果がある。
【図１】 図１は従来のラッチ装置の平面図である。
【図２】 従来のラッチ装置のラッチ部の構造を示す拡
大斜視図である。
大斜視図である。
【図３】 従来のラッチ装置のラッチ部の構造を示す拡
大斜視図である。
大斜視図である。
【図４】 この考案の実施例の平面図と斜視図である。
１ フロッピー・ディスク ２ ラッチレバー ３ 軸 ４ シャッター ５ 係合部 ６ スライダー ７ ラッチ部 ８ 補助部品 ９ 突出片 １０ スリット
Claims (1)
- 【請求項１】 板金製スライダーを用いたフロッピー・
ディスク装置において、コ字状又はヨ字状のスリットを
設けてＬ字状に屈曲し、ラッチレバーとの摺触部とラッ
チタイミング確保部を備えたラッチ部を形成したことを
特徴とするフロッピー・ディスク装置におけるスライダ
ーのラッチ装置
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1991084714U JP2554888Y2 (ja) | 1991-07-19 | 1991-07-19 | フロッピー・ディスク装置におけるスライダーのラッチ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1991084714U JP2554888Y2 (ja) | 1991-07-19 | 1991-07-19 | フロッピー・ディスク装置におけるスライダーのラッチ装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH058743U JPH058743U (ja) | 1993-02-05 |
| JP2554888Y2 true JP2554888Y2 (ja) | 1997-11-19 |
Family
ID=13838342
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1991084714U Expired - Fee Related JP2554888Y2 (ja) | 1991-07-19 | 1991-07-19 | フロッピー・ディスク装置におけるスライダーのラッチ装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2554888Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS51159489U (ja) * | 1975-06-12 | 1976-12-18 | ||
| JPS6437221U (ja) * | 1987-08-28 | 1989-03-07 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS61123050A (ja) * | 1984-11-20 | 1986-06-10 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 磁気デイスク記録再生装置 |
-
1991
- 1991-07-19 JP JP1991084714U patent/JP2554888Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH058743U (ja) | 1993-02-05 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
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