JP2554666B2 - 可変式ピペット - Google Patents

可変式ピペット

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JP2554666B2
JP2554666B2 JP62234512A JP23451287A JP2554666B2 JP 2554666 B2 JP2554666 B2 JP 2554666B2 JP 62234512 A JP62234512 A JP 62234512A JP 23451287 A JP23451287 A JP 23451287A JP 2554666 B2 JP2554666 B2 JP 2554666B2
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    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01LCHEMICAL OR PHYSICAL LABORATORY APPARATUS FOR GENERAL USE
    • B01L3/00Containers or dishes for laboratory use, e.g. laboratory glassware; Droppers
    • B01L3/02Burettes; Pipettes
    • B01L3/021Pipettes, i.e. with only one conduit for withdrawing and redistributing liquids
    • B01L3/0217Pipettes, i.e. with only one conduit for withdrawing and redistributing liquids of the plunger pump type
    • B01L3/0224Pipettes, i.e. with only one conduit for withdrawing and redistributing liquids of the plunger pump type having mechanical means to set stroke length, e.g. movable stops
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01LCHEMICAL OR PHYSICAL LABORATORY APPARATUS FOR GENERAL USE
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は吸入、排出容量を可変設定しうる可変式ピペ
ットに関する。
従来の技術 従来の可変式ピペットの1例としては、特公昭57−1
3,338号公報の「調節自在のピペット」がある。このピ
ペットによれば、ボデー内に軸方向スライド自在に収納
されたプランジャユニット(第1の1段目ストップ部及
び第1の2段目ストップ部を有する)が1段目バネによ
り後方へ付勢されてその第1の1段目ストップ部がボデ
ーに対し移動調節自在とされた第2の1段目ストップ部
に当接している。更に、そのプランジャ部分に遊嵌され
てボデー内に軸方向スライド自在に収納された第2の2
段目ストップ部が2段目バネにより同じく後向へ付勢さ
れてボデーと一体の1段目バネの受け部材に当接してい
る。従ってその操作としてはまずプランジャユニットを
1段目バネに抗して上記第1及び第2の各2段目ストッ
プ部が当接するまで1段目ストローク分押込みスライド
させ、この状態で先端チップ部を試料に浸してプランジ
ャユニットを戻りスライドさせることにより試料を吸入
する。次に再びプランジャユニットを上記1段目ストロ
ーク分押込スライドさせることにより試料を排出させ、
しかる後更にプランジャユニットを第2の2段目ストッ
プ部と共に1段目バネ及び2段目バネに抗して2段目ス
トローク分押込スライドさせることによりチップ内に残
存した試料を完全に排出させる。
解決すべき問題点 上記従来例によれば、1段目ストロークは、プランジ
ャユニットと第2の2段目ストップ部との間に順次第2
の1段目ストップ部、ボデー及び1段目バネの受け部材
を介して設定されている。しかるに、ボデーは手で握ら
れるため温度が上昇して必然的に熱膨張を生じるので、
上述の如く1段目ストロークがボデーを介して設定され
ていると、該ストロークはピペットの使用中に誤差を生
じ、従って吸入、排出の定量の再現性について問題を生
ずるおそれがある。この再現性精度については、通常吸
入容量の0.1%のオーダーを問題とするため、上記ボデ
ーの熱膨張による影響を無視することはできず、その解
決が望まれていた。又1段目ストロークを決める部品の
組立をボデーを基準として行なうため組立作業自体困難
で組立コストも大になり易かった。
問題点の解決手段 本発明は、上記問題点を解決したものであり、そのた
めの構成は、内周所定位置に位置決部(1a)を有する略
筒形状のボデー(1)と、 ボデー(1)の一端開口部に固定された略筒形状のシ
リンダ(3)と、 内周ねじ部(7a)、第1の1段目ストップ部(7b)及
び第1の2段目ストップ部(7c)を有し、ボデー(1)
内の上記位置決部(1a)及びシリンダ(3)間に該ボデ
ー(1)に対し回転不可能にかつ軸方向スライド自在に
挿入されたナット(7)と、 ボデー(1)内に収納され、上記ナット(7)を後方
向へ付勢して上記位置決部(1a)に当接させる2段目ば
ね(31)と、 ボデー(1)の他端開口部に挿入され、後方に第1の
ストップ部(12b)を有し、かつその前方の外周ねじ部
(9c)がナット(7)の内周ねじ部(7a)に回転自在に
螺合されたネジ付中空シャフト(9)と、 中空シャフト(9)に該シャフト(9)に対し一体回
転可能にかつ軸方向相対スライド自在に挿通され、その
前方突出部分に上記ナット(7)の第1の1段目ストッ
プ部(7b)に1段目ストロークを介して対向する第2の
1段目ストップ部(29a)を有しかつその後方部分に第
2のストップ部(25d)及び操作部(26)を有するシャ
フト(25)と、 上記シャフト(25)に対し少なくとも軸方向一体移動
可能の状態で該シリンダ(3)内に液密に挿入され、該
シリンダ(3)内にシリンダ室(3a)を画成させるプラ
ンジャ(27)と、 ボデー(1)又はシリンダ(3)内に収納され上記プ
ランジャ及びシャフトを後方向へ付勢することにより該
シャフトの第2のストップ部(25d)を上記第1のスト
ップ部(12b)に当接せしめる1段目ばね(30)と、 ボデー(1)又はシリンダ(3)に上記ナット(7)の
第1の2段目ストップ部に2段目ストロークを介して対
向するよう設けられた第2の2段目ストップ部(2a)
と、 から構成してなるものである。
作 用 上記構成によれば、試料を吸入、排出するための1段
目ストロークは、ナット(7)の第1の1段目ストップ
部(7b)とシャフト(25)の第2の1段目ストップ部
(29a)との間に形成され、このストロークは、シャフ
ト(25)、ネジ付き中空シャフト(9)の第1のストッ
プ部(12b)、該中空シャフト(9)、及びナット
(7)を順次介して途中に何らボデー(1)を介するこ
となく設定されることになる。
実施例 第1図、第2図中、1は本発明可変式ピペットの筒形
ボデーであり、内周略中央の段部1a、第1エジェクタ
(42)収納用左右貫通孔1b、この貫通孔1bを画成する壁
部1cに設けた軸方向割溝部1d、透明表示窓1e、及び第2
エジェクタ(43)ストップ用ストップ部1fを有する。ボ
デー1は段部1a及びその図中左方部に夫々耐食Al製及び
樹脂製の各表示機構固定板15,16が当接位置決めされ、
又図中右方の内周ねじ部1gにばね座2が螺入固定され
る。このばね座2は第2の2段目ストップ部2aを有す
る。
3は樹脂製シリンダで、シリンダ室3a、チップ装着用
ノズル部3bを有し、第3図に示す如く内周段部にOリン
グ4、テフロン製シールリング5からなるシール部材と
ばね座6とを収納している。シリンダ3はボデー1の一
端開口部内で上記内周ねじ部1gに螺入固定され、その殆
どの部分はボデー1の外方へ露出している。従って、シ
リンダ3がボデー1内に収納されていると、ボデー1を
手で握ることによりボデー1の温度が上昇したときシリ
ンダ3にもその熱が伝達されシリンダ室3aの容積が変化
して試料の吸入容量に誤差を生ずるおそれがあるが、上
記構成によればシリンダ部3はボデー1からの温度の影
響を何ら受けずそれだけ容量精度を向上しうる。又シリ
ンダ室3a部分及びノズル部3bが一体構成ゆえ、これらが
別体の場合に組付部にシール部材を更に必要とするもの
に比して構成を簡単化し部品点数を低減しかつ保守作業
を容易化しうる。
7は耐食Al製のナットで、内周ねじ部7a、第1の1段
目ストップ部7b、第1の2段目ストップ部7c、ばね座7d
を有する。ナット7はボデー1の図中右方部内に軸方向
スライド自在に嵌入され、ばね座2との間に介装した後
述する2段目ばね31により図中左方へ付勢されてその左
端が段部1aに当接して位置決めされる。尚ナット7はボ
デー1とのキー溝嵌合により回転不可能となっている。
9は耐食Al製のねじ付き中空シャフトで、キー溝9a、
右端の四角孔9b及び外周ねじ部9c、左端の内周ねじ部9d
及び外周ねじ部9e(第5図参照)を有する。中空シャフ
ト9はボデー1内に各固定板15,16を挿通して挿入さ
れ、外周ねじ部9cがナット7の内周ねじ部7aに回転自在
に螺合される。この場合中空シャフト9は各固定板15,1
6の中央円孔によりその軸方向移動を円滑にガイドされ
る。又左端外周ねじ部9eには中空シャフト9の外径と略
同一外径となるナット10が螺合されかつ接着剤を介在し
て固定される(第5図参照)。尚このナット10の役割
は、後述する如く微調整ねじ12が回転されることにより
止めねじ13が中空シャフト9のキー溝9aに対応する位置
に至っても該キー溝9aに落込まないようにするためであ
る。
11は容量微調整組立体で、第5図に示す如く中空シャ
フト9の左端に螺入された耐食Al製ナット12と、このナ
ット12を固定する止めねじ13とからなる。ナット12はこ
れに突出形成されたねじ部12aが中空シャフト9の左端
内周ねじ部9dに螺入され、かつ該ねじ部12a右端の第1
のストップ部12bが後述するシャフト25の第2のストッ
プ部としての四角段ストップ部25d(第4図、第5図参
照)に当接することになる。尚ナット12はそのドライバ
溝12cに特殊ドライバを係合させて回転させることによ
りその軸方向位置を微調整され後述する容量微調整を行
ないうる。
21は中空シャフト9の回転抑止用組立体で、第5図に
示す如くボデー1左端部に圧入固定された樹脂製ハウジ
ング22と、該ハウジング22内に収納された止めリング23
と、該ハウジング22内に螺入された押えパイプ24とから
なる。止めリング23はその内周凸部23aが中空シャフト
9のキー溝9aに常時係合して中空シャフト9と一体回転
構成となっており、通常は押えパイプ24によりボデー1
と一体のハウジング22底部に押圧固定されている。この
ため中空シャフト9も通常は止めリング23を介してボデ
ー1と一体構成ゆえ回転不可能であり、後述する如く容
量可変時のみ押えパイプ24を緩めて回転可能とされる。
25はステンレス製シャフトで、右方小径部25a、中央
四角軸部25b、左方丸軸部25c及び四角軸部25b左端の第
2のストップ部としての四角段ストップ部25d(第4図
参照)を有する。シャフト25は中空シャフト9に対し、
四角軸部25b及び四角孔9bの嵌合により軸方向相対スラ
イド自在かつ一体回転状態で嵌合挿通される。これによ
り小径部25aがナット7の内方に位置しかつ丸軸部25cの
ボデー外方端部に樹脂製ボタン26が固着され、しかも四
角段ストップ部25dは上述の如く微調整ねじ12のストッ
プ部12bに当接可能となる。
27はステンレス製円柱形プランジャで、シリンダ3内
でシリンダ室3aに嵌入配置され、これによりシリンダ室
3aがボデー1内部に対しシール部材4,5を介在して気密
に画成される。
28,29は夫々ステンレス製の筒形状プランジャホル
ダ、ストップパイプである。プランジャホルダ28はその
図中右方部がプランジャ27の左端部に圧入嵌合固定され
る。又ストップパイプ29はシャフト25の小径部25aに遊
嵌的に嵌合されかつプランジャホルダ28の図中左方部に
遊嵌的に挿入される。尚プランジャホルダ28、ストップ
パイプ29は夫々ばね座28a、第2の1段目ストップ部29a
を有する。
30は1段目バネで、プランジャ27外周に嵌装されてバ
ネ座6,28a間に介装される。これにより1段目バネ30は
一体のプランジャ27、プランジャホルダ28を図中左方へ
付勢せしめ、更にストップパイプ29を介してシャフト25
を同方向へ付勢せしめ、四角軸部25bの四角段ストップ
部25dを微調整ねじ12のストップ部12bに当接させる。従
って、このときプランジャ27及びシャフト25は最左方
(上方)位置にある。又1段目バネ30は、第3図の如く
ばね座6を介してシールリング5、Oリング4をシリン
ダ3に押圧せしめて、そのシール機能を確保する役割を
有する。
31は2段目バネで、ナット7の外周に嵌装されてばね
座2,7d間に介装される。これにより2段目バネ31はナッ
ト7を図中左方へ付勢せしめて、ナット7の左端をボデ
ー1の段部1aに当接させる。
かくして、上記2つのバネ30,31の機能により、ナッ
ト7の第1の1段目ストップ部7b及びストップパイプ29
の第2の1段目ストップ部29a間にプランジャ27(シャ
フト25)の1段目ストロークl1(第2図参照)が設定さ
れ、かつナット7の第1の2段目ストップ部7c及びばね
座2の第2の2段目ストップ部2a間に、同じく2段目ス
トロークl2(同図参照)が設定される。1つの例として
は上記l2=16mm、l2=4mmであり、l1=16mmについては
精度誤差はできれば16mmの1/200以下であることが望ま
しいし、又後述する如く1段目ストロークl1が可変設定
される場合にその20%可変設定範囲についても同様の精
度誤差が望ましい。このために後述する如く微調整ねじ
12による微調整作業が必要となる。尚ばね荷重について
は、1段目ばね30の動作を安定させるため2段目ばね31
の方が1段目ばねより大になるよう(例えば50〜80%
位)設定している。
上記構成によれば、1段目ストロークl1は、ストップ
パイプ29、シャフト25、微調整ねじ12、中空シャフト9
及びナット7を順次介して設定されており、何らボデー
1を介していない。従ってピペットを手で握ったことに
よりボデー1の温度が上昇してボデー1が軸方向に膨張
する事態を生じても、上記ストロークl1は何らその影響
を受けず狂うことがなく、後述する試料を吸入、排出す
る際の定量の再現性を向上しえ、機器の信頼性を向上し
うる。又上記1段目ストロークl1を決定する各部品29,2
5,12,9,7は全て耐食製金属で構成されているので、これ
らの部品が樹脂で形成されているものに比して熱膨張率
が1桁分小さい。従って上記ボデーの熱が万一これらの
部品に伝達されてもその軸方向膨張量はきわめて小さく
膨張差に起因する1段目ストロークl1の誤差を生ずるこ
とはなく、この点からも上記信頼性を向上しうる。従っ
て、これらの利点により、40〜200μの試料吸入型ピ
ペットにおいて、実験の結果試料吸入、排出再現精度を
±0.4(40μ吸入の場合)〜±0.2(200μ吸入の場
合)%まで向上することができた。
又シャフト25、ストップパイプ29、プランジャホルダ
28、プランジャ27は、機能上からみると理論的には一体
構成でもかまわないが、次の〜の理由により別体構
成としている。即ち、 これらの部品の組付、分解を
容易にするため、 シャフト25の中空シャフト9に対
する軸心とプランジャ27のシリンダ3に対する軸心との
間の偏心を許容して、プランジャ27のスライド時にプラ
ンジャ27のシリンダ3に対するこじりを防止するため、
及び 後述するシャフト25の回転操作時にプランジャ
27に回転力を伝えず上記偏心に基づく両者27,3どうしの
こじりを防止するためである。
32は吸入容量表示機構で、夫々0,1,2,…9,0の10個の
数字を表示された4つの樹脂性回転ドラム33(夫々ギヤ
部33aを有する)と、一対の固定板15,16間に固定された
ステンレス製軸34に支承された3つの樹脂製ピニオン35
とからなり、各ピニオン35は隣接する一対のドラム33の
ギヤ部33aに共通に噛合している。4個のドラム33のう
ち第2図中最右方のドラム33のみがネジ付中空シャフト
9のキー溝9aに係合している。従って、吸入容量設定時
にシャフト25を所定量回転操作することにより、この最
右方ドラム33の回転はピニオン35を介して順次左隣りの
ドラム33へ桁上げされつつ伝達され、全体として4桁の
吸入容量を透明窓1cに表示する。尚この表示機構32の表
示機能構成自体は公知でするが、表示機能の各部品をピ
ペットに組込つつ組付けるものに比して、本機構32はピ
ペットに組込む前に両固定板15,16間に、機構32全体を
表示数字を予め設定してユニット的に組付け、しかる後
ピペット内に組込むことができ組付上大変便利である。
41はチップエジェクト機構で、夫々樹脂製の第1エジ
ェクタ42、第2エジェクタ43よりなる。第1エジェクタ
42は、断面略コ字形の長尺部材で、ボデー1の貫通孔1b
に挿入され、そのばね座42aと固定板16のばね座16aとの
間にばね44を介装される。第2エジェクタ43は、略シリ
ンダ3の外形を覆う筒形状をなして、該シリンダ3に対
し軸方向スライド自在に嵌合され、その係合凸部43aが
第1エジェクタ42の係合孔42bに係合している。従っ
て、第1及び第2エジェクタ42,43は、ばね44によりみ
かけ上一体に図中左方へ付勢され、第2エジェクタ43の
ストップ部43bがボデー1のストップ部1fに当接してい
る。
45は樹脂製筒形状チップで、シリンダ3のノズル部3c
に試料の種類毎に別個に圧入固定される。このときチッ
プ45端部と第2エジェクタ43端部との間にはチップ45の
脱着を容易ならしめるために若干の間隙を設けている。
46は樹脂製スペーサで、シリンダ3のノズル部3bにそ
の段部46aが当接するまで常時圧入固定され、その軸方
向溝46bを介してシリンダ室3aとチップ45内部とを連通
している。このスペーサ45の役割は、チップ45を取付け
たときのシリンダ室3aからチップ45吸入口までの空間容
積を極力小とせしめ、これによりチップ45内に試料を吸
入したとき、該空間容積内の空気圧変動(これは温度変
化等により生ずる)が試料容量に対して与える容量変動
の影響を極力小とならしめるものである。尚このスペー
サ46は機種によっては必ずしも必要としない。
又上記構成によれば、ナット7の内周空間はナット7
及びプランジャホルダ28間の間隙、ボデー1の割溝部1d
及びエジェクタ機構41部分を順次介して外気に連通して
いる。従って、仮にピペットを手で握ることによりボデ
ー1の熱がボデー内部に伝達されて内部空間の空気が膨
張しても直ちに外気に逃がされる。このため上記膨張に
よりプランジャ27が微動して吸入容量に誤差を生ずるこ
となくそれだけ再現精度を向上しうる。
次に、その試料吸入操作につき説明する。まず、すで
に吸入容量の設定ができているものとすると、このピペ
ットを片手で握り親指でボタン26を押下げ、見かけ上一
体のシャフト25、ストップパイプ29、プランジャホルダ
28及びプランジャ27を1段目ばね30に抗して両1段目ス
トップ部29a,7bが当接するまで下方へ寸法l1(第2図参
照)分スライドさせる。この状態でチップ45の下端を試
料に浸す。
ここで、上記押圧力を解除すると、シャフト25及びプ
ランジャ27は1段目ばね30により上方へ復帰しシャフト
3の四角段ストップ部25dが微調整ねじ12のストップ部1
2bに当接復帰して停止し、これに伴い所定量の試料がチ
ップ45内に吸入される。
次に、ピペットのチップ45先端を他の容器内に挿入し
て再びボタン26を押下げる。すると、上記の場合と同様
にしてプランジャ27が上記両ストップ部29a,7bが当接す
るまで寸法l1分再び下動し、この1段目排出により試料
はチップ45内から他の容器内へ排出される。
更にボタン26を押下げると、今度はシャフト25及びプ
ランジャ27は1段目ばね30に加うるに2段目ばね31にも
抗して下方へ両2段目ストップ部7c,2aが当接するまで
下方へ寸法l2(第2図参照)分スライドする。この2段
目排出により、1段目排出完了時に仮にチップ45内に試
料が残存していたとしても、完全に排出される。従っ
て、吸入と排出の間で試料の容量の誤差が無くなり、正
確かつ確実に所定量の試料の移しかえができる。
次に、試料の吸入容量可変操作に付き説明する。ま
ず、第2図中、回転抑止用組立体21の押えパイプ24を左
回転させて緩め止めリング23のハウジング22に対する固
定を解除する。これにより、シャフト25、中空シャフト
9及び止めリング23はハウジング22に対し回転フリーと
なる。
そこで例えば吸入容量を減少したい場合は、ボタン26
をつまんで右回転させて、シャフト25及び中空シャフト
9を同方向へ一体回転させる。すると、中空シャフト9
はその外周ねじ部9c及びナット7の内周ねじ部7aの螺合
により所定量下方へ移動し、従って、中空シャフト9と
一体の微調整ねじ12も所定量下方へ移動する。従って、
その四角段ストップ部25dが微調整ねじ12に当接してい
るシャフト25は、該ねじ12により下方へ押圧されて1段
目ばね30に抗して所定量移動する。従って結局、ストッ
プパイプ29も所定量下方へ移動し、両1段目ストップ部
29a,7b間の1段目ストロークl1が所定量小さくなり、減
少した吸入容量が設定される。他方、上記中空シャフト
9の回転により表示機構32の第2図中最右方のドラム33
が回転駆動されて順次他のドラム33が回転され、透明窓
1eに減少設定された吸入容量数字が表示される。例えば
数字が200から180に可変設定されると、吸入容量は200
μから180μに減少設定されたことになる。次に吸
入容量を増大設定するには、ボタン26を上記とは逆方向
に回転させて1段目ストロークl1を増大設定させればよ
く、他は上記の場合と全く同様である。
上述の如く、シャフト25(ボタン26)は試料の吸入、
排出操作のみならず、試料の吸入容量可変設定操作も行
ないうる兼用方式ゆえ、両操作を夫々別の機構で行なっ
ているものに比して部品点数が少なく、かつ操作も簡単
になる。
尚更に容量を微調整するため上述の如く1段目ストロ
ークl1の精度誤差をその1/200内に抑える場合には、微
調整ねじ12を用いる。これには、まず止めねじ13を緩め
て、特殊ドライバにより微調整ねじ12を左右何れかに回
転させて中空シャフト9に対し相対的に軸方向に微少移
動させ、しかる後止めねじ13を緩める。すると、上記の
場合と同様にシャフト25が上記微少移動距離と同一寸法
分移動して1段目ストロークl1が微調整される。次にエ
ジェクト機構41によるチップエジェクト操作につき説明
する。上記試料の排出が完了してチップ45を取外すに
は、親指で第1エジェクタ42の上端を下方へ押圧する。
すると第1及び第2エジェクタ42,43はばね44に抗して
下方へ急速にスライドする。従って、第2エジェクタ43
の下端がチップ45の上端に当接してこれを下方へ押圧す
るので、チップ45はノズル部3bから急速に離脱される。
かくして、次のチップを装着されうる状態となる。これ
によれば、チップ45のエジェクト操作をワンタッチで確
実に行なえると共に、チップ4に5手で触れることが好
ましくない試料を吸入した場合でもこの試料の残存物に
触れることなくチップエジェクトを行なえ衛生上好まし
い。
発明の効果 上述の如く、本発明によれば、試料を吸入、排出する
ための1段目ストロークは、ナット(7)の第1の1段
目ストップ部(7b)とシャフト(25)の第2の1段目ス
トップ部(29a)との間に形成され、このストローク
は、シャフト(25)、ネジ付中空シャフト(9)の第1
のストップ部(12b)、該ネジ付中空シャフト(9)、
及びナット(7)を順次介して途中に何らボデー(1)
を介することなく設定されている。
従って、ピペットを手で握ったことによりボデー
(1)の温度が上昇してボデー(1)が軸方向に膨張す
る事態において上記ストロークは何らその影響を受けず
殆ど狂いを生じないので、それだけ試料を吸入、排出す
る際の所定量の再現性を向上しえ、機器の信頼性を向上
しうる。
又1段目ストロークを決める部品はボデー(1)に対
し組立てる面倒な作業を必要としないので、それだけ組
立作業が容易となり組立コストを低減しうる。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は夫々本発明に係る可変式ピペットの
一実施例の側面図及び縦断図、第3図はそのシール部分
の拡大縦断図、第4図はそのシャフトの四角段ストップ
部を示す斜視図、第5図はその容量微調整組立体及び回
転抑止用組立体を示す拡大縦断図である。 1……ボデー、1a……段部 2……ばね座 2a……第2の2段目ストップ部 3……シリンダ、3a……シリンダ室 7……ナット、7a……内周ねじ部 7b……第1の1段目ストップ部 7c……第1の2段目ストップ部 9……ネジ付中空シャフト 9c……外周ねじ部、11……容量微調整組立体 12……微調整ねじ、12b……第1ストップ部 21……回転抑止用組立体 25……シャフト 25d……四角段ストップ部 26……ボタン、27……プランジャ 28……プランジャホルダ 29……ストップパイプ 29a……第2の1段目ストップ部 30……1段目バネ、31……2段目バネ 32……容量表示機構 41……チップエジェクト機構 45……チップ

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】内周所定位置に位置決部(1a)を有する略
    筒形状のボデー(1)と、 ボデー(1)の一端開口部に固定された略筒形状のシリ
    ンダ(3)と、 内周ねじ部(7a)、第1の1段目ストップ部(7b)及び
    第1の2段目ストップ部(7c)を有し、ボデー(1)内
    の上記位置決部(1a)及びシリンダ(3)間に該ボデー
    (1)に対し回転不可能にかつ軸方向スライド自在に挿
    入されたナット(7)と、 ボデー(1)内に収納され、上記ナット(7)を後方向
    へ付勢して上記位置決部(1a)に当接させる2段目ばね
    (31)と、 ボデー(1)の他端開口部に挿入され、後方に第1のス
    トップ部(12b)を有し、かつその前方の外周ねじ部(9
    c)がナット(7)の内周ねじ部(7a)に回転自在に螺
    合されたネジ付中空シャフト(9)と、 中空シャフト(9)に該シャフト(9)に対し一体回転
    可能にかつ軸方向相対スライド自在に挿通され、その前
    方突出部分に上記ナット(7)の第1の1段目ストップ
    部(7b)に1段目ストロークを介して対向する第2の1
    段目ストップ部(29a)を有しかつその後方部分に第2
    のストップ部(25d)及び操作部(26)を有するシャフ
    ト(25)と、 上記シャフト(25)に対し少なくとも軸方向一体移動可
    能の状態で該シリンダ(3)内に気密に挿入され、該シ
    リンダ(3)内にシリンダ室(3a)を画成させるプラン
    ジャ(27)と、 ボデー(1)又はシリンダ(3)内に収納され、上記プ
    ランジャ及びシャフトを後方向へ付勢することにより該
    シャフトの第2のストップ部(25d)を上記第1のスト
    ップ部(12b)に当接せしめる1段目ばね(30)と、 ボデー(1)又はシリンダ(3)に上記ナット(7)の
    第1の2段目ストップ部(7c)に2段目ストロークを介
    して対向するよう設けられた第2の2段目ストップ部
    (2a)と、 から構成してなることを特徴とする可変式ピペット。
  2. 【請求項2】上記ネジ付中空シャフト(9)の第1のス
    トップ部(12b)は、その軸方向位置が微調整自在であ
    ることを特徴とする請求の範囲第1項記載の可変式ピペ
    ット。
  3. 【請求項3】上記シャフト(25)及びプランジャ(27)
    は互いに別体構成で相対回転自在であることを特徴とす
    る請求の範囲第1項又は第2項記載の可変式ピペット。
  4. 【請求項4】上記ナット(7)、ネジ付中空シャフト
    (9,12b)、シャフト(25)及びプランジャ(27)は全
    て金属製であることを特徴とする請求の範囲第1項乃至
    第3項のうち何れか1項記載の可変式ピペット。
  5. 【請求項5】上記ボデー(1)は、少なくとも上記ナッ
    ト(7)の内部とボデー(1)の外部とが連通孔(1d)
    を介して連通していることを特徴とする請求の範囲第1
    項乃至第4項のうち何れか1項記載の可変式ピペット。
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