JP2554439Y2 - ドアストライカーの取付構造 - Google Patents
ドアストライカーの取付構造Info
- Publication number
- JP2554439Y2 JP2554439Y2 JP1991054491U JP5449191U JP2554439Y2 JP 2554439 Y2 JP2554439 Y2 JP 2554439Y2 JP 1991054491 U JP1991054491 U JP 1991054491U JP 5449191 U JP5449191 U JP 5449191U JP 2554439 Y2 JP2554439 Y2 JP 2554439Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- plate
- door
- plate member
- door striker
- center pillar
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Body Structure For Vehicles (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本考案は車体のセンターピラーに
設けるドアストライカーの取付部の構造に関する。
設けるドアストライカーの取付部の構造に関する。
【０００２】
【従来の技術】自動車等の車体の側部に配設されるヒン
ジドアにあっては、ドアのロック装置が係合するドアス
トライカーをピラー側に設けてドアを閉鎖する。このド
アストライカーには、ドアを閉める際の大きな力が作用
するために、ドアストライカーの取付部には高い剛性が
要求される。センターピラーを有する車体構造にあって
は、センターピラーはドアストライカーの取付部材であ
るとともに、側方からの衝突時の安全を確保する上でよ
り高い剛性とすることが望ましい。例えば、実開昭５８
ー４１６７１号公報には、アウターピラーとインナーピ
ラーからなるピラー構造が開示されている。
ジドアにあっては、ドアのロック装置が係合するドアス
トライカーをピラー側に設けてドアを閉鎖する。このド
アストライカーには、ドアを閉める際の大きな力が作用
するために、ドアストライカーの取付部には高い剛性が
要求される。センターピラーを有する車体構造にあって
は、センターピラーはドアストライカーの取付部材であ
るとともに、側方からの衝突時の安全を確保する上でよ
り高い剛性とすることが望ましい。例えば、実開昭５８
ー４１６７１号公報には、アウターピラーとインナーピ
ラーからなるピラー構造が開示されている。
【０００３】
【考案が解決しようとする課題】センターピラーを閉断
面構造として剛性を向上する手段は、従来より知られて
いる。本考案にあっては、パッチ部材を追加することで
簡単な構造で一増の剛性向上を図るセンターピラーのド
アストライカー取付構造を提供するものである。
面構造として剛性を向上する手段は、従来より知られて
いる。本考案にあっては、パッチ部材を追加することで
簡単な構造で一増の剛性向上を図るセンターピラーのド
アストライカー取付構造を提供するものである。
【０００４】
【課題を解決するための手段】センターピラーはドアス
トライカーの取付面を有する外側に配設される第１のプ
レート部材の裏面に配設されて第１のプレートを補強す
る第２のプレート部材と、内側に配設されて第１および
第２のプレート部材とともに溶接される第３のプレート
部材と、第１のプレート部材と第２のプレート部材が形
成する閉断面内に配設される補強部材とを備える。そし
て、補強部材は第１のプレート部材と第２のプレート部
材に挾まれて溶接され、補強部材と第２のプレート部材
の間と、補強部材と第１のプレート部材の間に閉断面が
形成される。
トライカーの取付面を有する外側に配設される第１のプ
レート部材の裏面に配設されて第１のプレートを補強す
る第２のプレート部材と、内側に配設されて第１および
第２のプレート部材とともに溶接される第３のプレート
部材と、第１のプレート部材と第２のプレート部材が形
成する閉断面内に配設される補強部材とを備える。そし
て、補強部材は第１のプレート部材と第２のプレート部
材に挾まれて溶接され、補強部材と第２のプレート部材
の間と、補強部材と第１のプレート部材の間に閉断面が
形成される。
【０００５】
【作用】センターピラーのドアストライカー取付部は、
２枚のプレート部材で補強されるとともに、センターピ
ラーの断面に多くの閉断面が設けられ、剛性も向上す
る。
２枚のプレート部材で補強されるとともに、センターピ
ラーの断面に多くの閉断面が設けられ、剛性も向上す
る。
【０００６】
【実施例】図１は本考案を実施する車体の一部を示す斜
視図、図２は図１のＡーＡ断面図である。車体１のフロ
ントピラー１０とセンターピラー２０の間にドア開口部
５が形成され、ドア１５がとりつけられる。ドア１５に
はロック装置がとりつけられ、センターピラー２０側に
とりつけられるドアストライカー１８に係合する。ドア
１５とセンターピラー２０の間にはウエザーストリップ
１９を配設してシールをする。センターピラー２０は、
外側に配設される第１のパネル部材２２と、第１のパネ
ル部材２２の裏面に溶着される補強部材である第２のパ
ネル部材２４と、内側に配設される第３のパネル部材２
６により構成され、要所をスポット溶接される。 セン
ターピラー２０の内側にはトリムカバー４０をフィニッ
シャー４２を介してとりつける。
視図、図２は図１のＡーＡ断面図である。車体１のフロ
ントピラー１０とセンターピラー２０の間にドア開口部
５が形成され、ドア１５がとりつけられる。ドア１５に
はロック装置がとりつけられ、センターピラー２０側に
とりつけられるドアストライカー１８に係合する。ドア
１５とセンターピラー２０の間にはウエザーストリップ
１９を配設してシールをする。センターピラー２０は、
外側に配設される第１のパネル部材２２と、第１のパネ
ル部材２２の裏面に溶着される補強部材である第２のパ
ネル部材２４と、内側に配設される第３のパネル部材２
６により構成され、要所をスポット溶接される。 セン
ターピラー２０の内側にはトリムカバー４０をフィニッ
シャー４２を介してとりつける。
【０００７】センターピラー２０は、断面形状において
補強部材である第２のパネル部材２４と、内側に配設さ
れる第３のパネル部材２６の間に寸法の大きな第１の閉
断面Ｃ１が形成される。外側に配設される第１のパネル
部材２２と、第２のパネル２４との間に第２の閉断面Ｃ
２が形成され、第２の閉断面Ｃ２がドアストライカー１
８を支持する。ドアストライカー１８は第２の閉断面Ｃ
２内に固着されるタッピングプレート３０を利用してと
りつけられる。本考案のドアストライカーの取付構造に
あっては、この第２の閉断面Ｃ２内に補強部材５０を配
設するものである。
補強部材である第２のパネル部材２４と、内側に配設さ
れる第３のパネル部材２６の間に寸法の大きな第１の閉
断面Ｃ１が形成される。外側に配設される第１のパネル
部材２２と、第２のパネル２４との間に第２の閉断面Ｃ
２が形成され、第２の閉断面Ｃ２がドアストライカー１
８を支持する。ドアストライカー１８は第２の閉断面Ｃ
２内に固着されるタッピングプレート３０を利用してと
りつけられる。本考案のドアストライカーの取付構造に
あっては、この第２の閉断面Ｃ２内に補強部材５０を配
設するものである。
【０００８】図３は補強部材５０の斜視図、図４は図３
のＫ矢視図、図５は図３のＬ矢視図である。補強部材５
０は第１のパネル部材２２のドアストライカー１８に接
合する面の裏側に密着される第１の面５１と、第１の面
５１をほぼ直角に折り曲げて形成される第２の面５２を
有する。第１の面５１には補強用のリブ５７に加えてス
トライカー１８を固着するボルトの貫通穴５８やドアス
イッチの逃げ穴５９が形成され、面５１の先端には３枚
のスポット溶接用のフランジ５４が設けられる。面５２
の側にもリブ５５が形成され、先端に２枚のスポット溶
接用フランジ５６が設けられる。補強部材５０の面５１
の裏側にはタッピングプレート３０が板３２を用いて溶
接される。この補強部材５０を第１のプレート部材２２
と第２のプレート部材２４の間に挾み、位置Ｗ１とＷ２
でスポット溶接する。したがって、位置Ｗ１とＷ２では
３枚のプレート部材が重ねられた状態で溶接される。こ
の構成により、第１のプレート部材２２と補強部材５０
との間に第３の閉断面Ｃ３が形成される。ドアドアスト
ライカー１８はボルトによりタッピングプレート３０に
締付けられるが、ドアストライカー１８の支持部には２
枚のプレート部材が配設されるので、確実な支持が達成
できる。また、第３の閉断面Ｃ３を備えることで、充分
な剛性を得ることができる。センターピラー２０として
も、多くの閉断面を有するので、ピラー全体の剛性も高
く、ドアの締り音を向上するとともに、安全性も向上す
る。
のＫ矢視図、図５は図３のＬ矢視図である。補強部材５
０は第１のパネル部材２２のドアストライカー１８に接
合する面の裏側に密着される第１の面５１と、第１の面
５１をほぼ直角に折り曲げて形成される第２の面５２を
有する。第１の面５１には補強用のリブ５７に加えてス
トライカー１８を固着するボルトの貫通穴５８やドアス
イッチの逃げ穴５９が形成され、面５１の先端には３枚
のスポット溶接用のフランジ５４が設けられる。面５２
の側にもリブ５５が形成され、先端に２枚のスポット溶
接用フランジ５６が設けられる。補強部材５０の面５１
の裏側にはタッピングプレート３０が板３２を用いて溶
接される。この補強部材５０を第１のプレート部材２２
と第２のプレート部材２４の間に挾み、位置Ｗ１とＷ２
でスポット溶接する。したがって、位置Ｗ１とＷ２では
３枚のプレート部材が重ねられた状態で溶接される。こ
の構成により、第１のプレート部材２２と補強部材５０
との間に第３の閉断面Ｃ３が形成される。ドアドアスト
ライカー１８はボルトによりタッピングプレート３０に
締付けられるが、ドアストライカー１８の支持部には２
枚のプレート部材が配設されるので、確実な支持が達成
できる。また、第３の閉断面Ｃ３を備えることで、充分
な剛性を得ることができる。センターピラー２０として
も、多くの閉断面を有するので、ピラー全体の剛性も高
く、ドアの締り音を向上するとともに、安全性も向上す
る。
【０００９】
【考案の効果】本考案は以上のように、車両のドアを取
付ける車体のセンターピラーにおいて、センターピラー
を外側の第１のプレート部材と、第１のプレートの裏面
を補強する第２のプレート部材と、内側の第３のプレー
ト部材により閉断面を形成し、剛性を確保している。セ
ンターピラーのドアストライカーの取付面の裏面に補強
部材を追加し、２枚のプレートでドアストライカーを確
実に支持する。補強部材と第２のプレートの間に閉断面
図が形成されるとともに、補強部材と第１のプレートの
間にも閉断面が形成され、センターピラー全体の剛性も
向上する。
付ける車体のセンターピラーにおいて、センターピラー
を外側の第１のプレート部材と、第１のプレートの裏面
を補強する第２のプレート部材と、内側の第３のプレー
ト部材により閉断面を形成し、剛性を確保している。セ
ンターピラーのドアストライカーの取付面の裏面に補強
部材を追加し、２枚のプレートでドアストライカーを確
実に支持する。補強部材と第２のプレートの間に閉断面
図が形成されるとともに、補強部材と第１のプレートの
間にも閉断面が形成され、センターピラー全体の剛性も
向上する。
【図１】本考案を実施するセンターピラーの斜視図。
【図２】図１のＡーＡ断面図。
【図３】補強部材の斜視図。
【図４】図３のＫ矢視図。
【図５】図３のＬ矢視図。
１５ ドア １８ ドアストライカー ２０ センターピラー ２２ 第１のプレート部材 ２４ 第２のプレート部材 ２６ 第３のプレート部材 ３０ タッピングプレート ５０ 補強部材
Claims (1)
- 【請求項１】 車体のピラーに設けられるドアストライ
カーの取付構造であって、ドアストライカー（１８）の
取付面を有する外側に配設されるピラーを構成する第１
のプレート部材（２２）と、第１のプレート部材の裏面
に配設されて第１のプレートを補強する第２のプレート
部材（２４）と、内側に配設されて第１および第２のプ
レート部材とともに溶接される第３のプレート部材（２
６）と、第１のプレート部材と第２のプレート部材が形
成する閉断面内に溶接される補強部材（５０）とを備
え、前記補強部材（５０）は第１のプレート（２２）と第２
のプレート（２４）とともにドアストライカー（１８）
の取付部の剛性を向上する閉断面（Ｃ 2 ）を形成すると
ともに、前記補強部材（５０）と第１のプレート（２
２）の間にピラーに対する側面からの衝撃に対する剛性
を向上する閉断面（Ｃ 3 ）が形成されてなるドアストラ
イカーの取付構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1991054491U JP2554439Y2 (ja) | 1991-06-19 | 1991-06-19 | ドアストライカーの取付構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1991054491U JP2554439Y2 (ja) | 1991-06-19 | 1991-06-19 | ドアストライカーの取付構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04137971U JPH04137971U (ja) | 1992-12-22 |
| JP2554439Y2 true JP2554439Y2 (ja) | 1997-11-17 |
Family
ID=31929587
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1991054491U Expired - Fee Related JP2554439Y2 (ja) | 1991-06-19 | 1991-06-19 | ドアストライカーの取付構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2554439Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5104264B2 (ja) * | 2007-12-07 | 2012-12-19 | トヨタ車体株式会社 | 自動車のピラー構造 |
| JP5470354B2 (ja) * | 2011-11-25 | 2014-04-16 | 本田技研工業株式会社 | 車体側部 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS60120715A (ja) * | 1983-12-05 | 1985-06-28 | Mitsubishi Gas Chem Co Inc | エポキシアクリレ−ト樹脂の製造法 |
| JPS625130A (ja) * | 1985-07-01 | 1987-01-12 | Canon Inc | 光学式エンコ−ダ |
-
1991
- 1991-06-19 JP JP1991054491U patent/JP2554439Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH04137971U (ja) | 1992-12-22 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| EP1068970B1 (en) | Side door structure for vehicle | |
| JP3660166B2 (ja) | 自動車の車体後部補強構造 | |
| JPH09267767A (ja) | 自動車の車体構造 | |
| JP2554439Y2 (ja) | ドアストライカーの取付構造 | |
| JP4026110B2 (ja) | 車体側部構造 | |
| JP4337165B2 (ja) | 自動車の側部車体構造 | |
| JP3524405B2 (ja) | 自動車の車体の上側部構造 | |
| JP3182970B2 (ja) | 自動車の車体の構造 | |
| JPS5881867A (ja) | 自動車の車体構造 | |
| JPH082438A (ja) | 自動車の車体側部構造 | |
| JP3223627B2 (ja) | 自動車のバックドアの補強構造 | |
| JPH061267A (ja) | 車両におけるシートベルトアンカ取付構造 | |
| JPS61282173A (ja) | 自動車のリツド構造 | |
| JP4122837B2 (ja) | 車体構造 | |
| JPH1178524A (ja) | 車両のドア構造 | |
| JP3457510B2 (ja) | 自動車のアッパバック部の構造 | |
| JPH06312670A (ja) | 自動車のフロントフードストライカの取付構造 | |
| JP4768168B2 (ja) | 自動車の車体側部構造 | |
| JP2918736B2 (ja) | 自動車の車体下部構造 | |
| JP3394446B2 (ja) | 自動車のロッカ部補強構造 | |
| JP3307868B2 (ja) | 自動車の車体前側部補強構造 | |
| JP2004010013A (ja) | 車両用ドア | |
| JPH0232497Y2 (ja) | ||
| JP4114454B2 (ja) | 車両のサイドドア構造 | |
| JPH08164872A (ja) | バックドア開口上部の車体後部構造 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |