JP2553976B2 - 草刈装置 - Google Patents

草刈装置

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JP2553976B2
JP2553976B2 JP3253506A JP25350691A JP2553976B2 JP 2553976 B2 JP2553976 B2 JP 2553976B2 JP 3253506 A JP3253506 A JP 3253506A JP 25350691 A JP25350691 A JP 25350691A JP 2553976 B2 JP2553976 B2 JP 2553976B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は例えば田の畦上面の雑草
も斜面の雑草も一本のトリマーで刈り取ることのできる
トリマー式草刈装置に係わるものである。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】出願人
は田の畦上面の雑草も斜面の雑草も刈り取ることのでき
る草刈機の開発を行い、実公平2−20915号のパテ
ントを取得したが、更に研究を重ね草刈円盤とトリマー
とを併用した草刈機の出願(特願平2−203305
号)を行いそのテストを繰り返しているうちに、畦上面
の雑草も斜面の雑草も一本のトリマーで刈り取る方式の
本発明の草刈装置を完成した。
【0003】
【課題を解決するための手段】添付図面を参照して本発
明の要旨を説明する。
【0004】駆動本体2の前側に駆動本体2に設けた水
平駆動軸26に対して回動し得る本体連結筒6を前方に向
けて設け、この本体連結筒6の前側に伝導腕5の基部を
直交状態に付設し、この伝導腕5の先端部前側に軸筒32
を水平方向に突設し、この軸筒32に対して回動しその回
動角度を調節固定できるトリマー連結筒8を前方に向け
て設け、このトリマー連結筒8に直交状態に支持筒8'
を垂設し、この支持筒8'に対してトリマー支持筒10を
左右往復回動自在に設け、このトリマー支持筒10の下端
部にトリマー13を連設したトリマー取付体12を直交状態
にして水平方向にトリマー13を前方に向けて突設し、こ
のトリマー13を左右略180度の回動範囲内で回動角度
を調節固定できるトリマー式草刈機であって、本体連結
筒6にウォームホイール25を付設し、このウォームホイ
ール25に噛合するウォーム23を駆動本体2側に付設した
軸受23'に回動自在に設け、このウォーム23を回動せし
める回動盤20を駆動本体2に付設した操縦装置4の近く
に設けたことを特徴とする草刈装置に係るものである。
【0005】
【作用】田の畦の草刈の実施例に基づいて本発明の作用
を説明すると、駆動本体2を駆動し畦上面の草刈りを行
うときは、まず操縦装置4の近くに設けた回動盤20を回
動して駆動本体2側に付設した軸受23'内のウォーム23
を回動せしめると、このウォーム23に噛合っている水平
駆動軸26に付設されているウォームホイール25が回動す
る。回動盤20の回動を停止するとウォーム係止作用によ
り本体連結筒6は回動盤20が停止したところで回動角度
が調節固定されるので、回動盤20を回動することにより
本体連結筒6の前側に設けた伝導腕5の先端部が図5の
ように左斜め下方になるように本体連結筒6を回動し固
定する。
【0006】この伝導腕5の回動調節により、畦上面に
対するトリマー13の高低と畦上面とトリマー13の傾斜角
度とトリマー13の左右への位置を調整する。
【0007】次に、伝導腕5の先端前側水平方向に突設
した軸筒23にトリマー連結筒8を回動自在に突設し、こ
のトリマー連結筒8の下方に直交状態に連設されている
支持筒8'を畦上面に対してほぼ垂下状態に固定する。
【0008】このトリマー連結筒8の回動によりトリマ
ー13の畦上面に対する傾斜角度を調整する。
【0009】更にトリマー支持筒10を支持筒8'に対し
て回動し、トリマー支持筒10の下端部に付設されたトリ
マー取付体12のトリマー13を畦上面を横切る方向に固定
する。このトリマー支持筒10の回動によりトリマー13の
畦上面を横切る角度を真横から斜め前方の間に調節固定
することが可能となる。
【0010】この角度の調整は左右を対象にすれば180
度の回動角度で調整できれば良い。
【0011】この状態で草刈装置を前進せしめトリマー
取付体12のトリマー13で畦上面の雑草を刈り取る。
【0012】次に畦斜面の雑草を刈り取る場合について
説明する。
【0013】前記図5の畦上面の雑草を刈り取る状態か
ら伝導腕5の先端部が畦右斜面側の斜め上方に位置する
ように回動盤20により本体連結筒6を回動し、次にトリ
マー支持筒8を回動して支持筒8'の先端部を図6のよ
うに斜め左下方に向けて固定し、トリマー13を畦右側斜
面に沿った位置に維持せしめ、トリマー13のトリマー作
動により畦右側の斜面の雑草を刈り取る。
【0014】また、図7のように畦左側斜面の雑草を刈
り取るときは、回動盤20により伝導腕5の先端部を畦左
側の斜め左上方に回動し、トリマー支持筒8を回動して
支持筒8'の先端部を斜め右下方に調節固定し、トリマ
ー13を畦左側斜面に沿った位置に維持せしめ、トリマー
13のトリマー作動により畦左側の斜面の雑草を刈り取
る。
【0015】
【実施例】図面は本発明の好適な一実施例である自走式
草刈機を図示したもので、以下に詳述する。
【0016】エンジン1を付設した駆動本体2に車輪3
と操縦装置4とを設け、この操縦装置4にハンドル14を
突設しこのハンドル14に車輪3への動力を切入りするク
ラッチレバー15とエンジン1の回転を調整するアクセル
レバー17を付設する。
【0017】駆動本体2の前側に支持筒18を突設し、こ
の支持筒18に支持筒18に対して回動する本体連結筒6を
被嵌し、この本体連結筒6の外周にウォームホイール25
を付設し、このウォームホイール25に噛合うウォーム23
を駆動本体2に付設した軸受23'で支承し、このウォー
ム23を左右のハンドル14の間に付設したハンドル付の回
動盤20の回動によりロッド21・22を介して回動せしめ
る。
【0018】回動盤20を回動するとウォーム23を介して
ウォームホイール25が回動し、本体連結筒6が支持筒18
に対して回動し、且つウォーム係止機構により回動盤20
を停止した位置で本体連結筒6の回動が固定されるの
で、回動盤20を回動して本体連結筒6の前側に基部が連
設されている伝導腕5の先端部を駆動本体2に対して所
望角度だけ回動せしめて固定する。
【0019】伝導腕5の先端前部に軸筒32を水平方向に
突設し、この軸筒32に対して回動しその回転角度を調節
固定し得る固定装置9を付設したトリマー連結筒8を設
け、このトリマー連結筒8に直交状態に支持筒8'を垂
設する。
【0020】固定装置9は伝導腕5の先端前側に突出状
態に突設した軸筒32にトリマー連結筒8の基端を回動自
在に嵌入し、この軸筒32の立設したピン受筒9'に係合
ピン34を嵌挿し、この係合ピン34をトリマー連結筒8の
外周に適当な間隔で穿孔した係合孔35に弾圧嵌入せし
め、この係合孔35を選択することによりトリマー連結筒
8を軸筒32に対して所望角度回動した状態で固定する。
【0021】トリマー連結筒8の下方に垂設した支持筒
8'の先端部に支持筒8'に対して少なくとも前側左右の
範囲で180度回動しその回動角度を固定する固定装置11
を付設したトリマー支持筒10を設ける。
【0022】固定装置11は固定装置9と同じような構成
及び作用を採用し、トリマー支持筒10の上端に設けた鍔
体37に適当な間隔で穿孔した係合孔38を設け、この鍔体
37の上方の支持筒8'の基部に係止ピン筒39を設け、こ
の係止ピン筒39に係合ピンを嵌挿し、この係合ピンを係
合孔38に弾圧嵌入せしめてトリマー支持筒10を支持筒
8'に対して回動しその回動角度を調節固定する。
【0023】次に本実施例に採用した動力伝達機構につ
いて説明する。
【0024】エンジン1の動力は水平駆動軸26に伝えら
れ、駆動本体2内に設けられた一対の車輪駆動用ベベル
ギヤ16・16'によって動力が分取され、この分取された
動力はベベルギア16'に垂設された従動軸50を介して一
対の平歯車によるギヤ伝達機構51を経由してウォーム歯
車変速機構33に伝達され、クラッチ機構19を介して車輪
軸24を駆動し、クラッチレバー15により走行を停止す
る。
【0025】水平駆動軸26の一方の動力は伝導腕5内に
配設されたベルト伝達機構の上部プーリー27・テンショ
ンプーリー31・下部プーリー29とベルト30によりトリマ
ー連結筒8内に架設した中間軸28に伝達され、ベベルギ
ヤ40・41を介して支持筒8'内の上部縦軸42に伝わり、
遠心クラッチシュー43を回転せしめる。上部縦軸42の回
転速度が上昇すると遠心力が増加し遠心クラッチシュー
43の摩擦片が遠心クラッチドラム45の内側に圧接される
ことによりトリマー取付体12の下部縦軸44が回転し、下
部縦軸44の下端に設けた一対の傘歯車によるギヤ機構47
を介してクランク駆動軸46に伝達し、クランク駆動軸46
に配設された偏芯盤を使用したクランク機構48のクラン
ク作用により二枚の刈刃板49・49'を摺動させ、トリマ
ー13に触れた雑草を刈り取る。
【0026】本実施例では上述のようにエンジン1から
の動力を駆動本体2内の水平駆動軸26,伝導腕5内に配
設したベルト伝導機構,トリマー連結筒8内のベベルギ
ヤを経由してトリマー支持筒10内の遠心クラッチ機構,
トリマー取付体12のギア機構47とクランク機構48を介し
てトリマー13を駆動せしめる草刈り用動力系統と、駆動
本体2よりベベルギヤにより動力を分取してギヤ伝達機
構51,ウォーム歯車変速機構33,クラッチ機構19により
車輪3を駆動せしめる走行用動力系統と二系統の動力分
配を装置内に配設したが、このような動力伝達機構はベ
ルト・チェーン機構,平歯車・傘歯車・ネジ歯車・ウォ
ーム歯車機構等々を選択的に採用し、色々な設計が可能
である。
【0027】また本実施例は草刈装置を二輪車に付設し
た場合を図示しているが、装軌車に付設したり一輪車に
付設する場合等にも適応できる。
【0028】尚、本機はトリマーの傾斜角度を広範囲に
調節出来るから畦斜面の雑草だけでなく畦ぎわの田んぼ
の雑草をも同時に刈取ることができる。
【0029】また、重心を機体の中央に存在させトリマ
ーのみを側方へ突出可能に設けたので畦上面の雑草を全
巾残すことなく安定的に草刈りできる。
【0030】
【発明の効果】本発明は上述のように構成したから畦上
面の雑草も畦斜面の雑草も一本のトリマーで刈り取るこ
とができ、畦上面と畦傾面の草刈りの切り換えは、本体
連結筒をウォームとウォームホイールとの回動係止作用
により所望の回動角度に調節固定し、この本体連結筒と
回動角度を調節固定して回動し得るトリマー連結筒,ト
リマー支持筒により簡単に切り換えが可能であり、しか
もトリマーの畦面に対する高低や傾斜角度や左右への位
置はハンドルの近傍に設けた回動盤により調整できるの
で、草刈作業進行中の畦形状の変化に即応して草刈装置
を一々停止することなしに、草刈装置を操縦しながら草
刈作業を継続できる実用上極めて秀れた草刈装置とな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の側面図である。
【図2】本発明の構造を示す要部の側断面図である。
【図3】本発明の構造を示す要部の正断面図である。
【図4】本発明のトリマー部の説明用平面図である。
【図5】本発明のトリマー部の畦上面の雑草を刈り取る
状態を示す説明用正面図である。
【図6】本発明のトリマー部の畦右斜面の雑草を刈り取
る状態を示す説明用正面図である。
【図7】本発明のトリマー部の畦左斜面の雑草を刈り取
る状態を示す説明用正面図である。
【符号の説明】
2 駆動本体 4 操縦装置 5 伝導腕 6 本体連結筒 8 トリマー連結筒 8' 支持筒 10 トリマー支持筒 12 トリマー取付体 13 トリマー 20 回動盤 23 ウォーム 23' 軸受 25 ウォームホイール 26 水平駆動軸 32 軸筒

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 駆動本体の前側に駆動本体に設けた水平
    駆動軸に対して回動し得る本体連結筒を前方に向けて設
    け、この本体連結筒の前側に伝導腕の基部を直交状態に
    付設し、この伝導腕の先端部前側に軸筒を水平方向に突
    設し、この軸筒に対して回動しその回動角度を調節固定
    できるトリマー連結筒を前方に向けて設け、このトリマ
    ー連結筒に直交状態に支持筒を垂設し、この支持筒に対
    してトリマー支持筒を左右往復回動自在に設け、このト
    リマー支持筒の下端部にトリマーを連設したトリマー取
    付体を直交状態にして水平方向にトリマーを前方に向け
    て突設し、このトリマーを左右略180度の回動範囲内
    で回動角度を調節固定できるトリマー式草刈機であっ
    て、本体連結筒にウォームホイールを付設し、このウォ
    ームホイールに噛合するウォームを駆動本体側に付設し
    た軸受に回動自在に設け、このウォームを回動せしめる
    回動盤を駆動本体に付設した操縦装置の近くに設けたこ
    とを特徴とする草刈装置。
JP3253506A 1991-10-01 1991-10-01 草刈装置 Expired - Lifetime JP2553976B2 (ja)

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