JP2553592Y2 - 給液手段付き霧化器 - Google Patents

給液手段付き霧化器

Info

Publication number
JP2553592Y2
JP2553592Y2 JP10859391U JP10859391U JP2553592Y2 JP 2553592 Y2 JP2553592 Y2 JP 2553592Y2 JP 10859391 U JP10859391 U JP 10859391U JP 10859391 U JP10859391 U JP 10859391U JP 2553592 Y2 JP2553592 Y2 JP 2553592Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
liquid
absorbing member
piezoelectric vibrator
supply means
thin plate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP10859391U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0549067U (ja
Inventor
実 高橋
小野  誠
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
TDK Corp
Original Assignee
TDK Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by TDK Corp filed Critical TDK Corp
Priority to JP10859391U priority Critical patent/JP2553592Y2/ja
Priority to US07/889,067 priority patent/US5299739A/en
Priority to DE69210096T priority patent/DE69210096T2/de
Priority to EP92420177A priority patent/EP0516565B1/en
Publication of JPH0549067U publication Critical patent/JPH0549067U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2553592Y2 publication Critical patent/JP2553592Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Special Spraying Apparatus (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【産業上の利用分野】本考案は、小電力で小霧化量の吸
入器等の用途に適した給液手段付き霧化器に関する。
【従来の技術】従来、圧電磁器の厚さ方向の共振による
超音波振動を利用した超音波霧化器としては、室内加湿
用の家庭用霧化器が知られている。このような室内加湿
用の霧化器は、水を入れた水槽の底部に圧電振動子を取
り付け、適正水位を保ってその表面にキャピラリーウェ
ーブを発生させて霧化するもので、数100cc/時、程
度の比較的大きな霧化量を実現している。しかし、最近
になって、電池駆動に適した5W以下の小電力で小霧化
量の超音波霧化器が、薬液等を喉、気管、肺等に吸入す
るための吸入器等の用途に要求されるようになってきて
いる。図4は、上述のような吸入器等の用途向け先に本
出願人が先に提案している超音波霧化器を示しており、
円板状の圧電磁器31の主面32A及び該主面の反対面
である対向面32Bにそれぞれ電極41,42を形成し
てなる圧電振動子34の霧化作用面39 (主面上に電極
を形成した面)側に圧電振動子34とほぼ同径で円板状
の多孔乃至網状薄板37を載置し、その圧電振動子34
周縁部分の上下両面を弾性環状支持体35で取り囲んで
多孔乃至網状薄板37と一体に保持したものを垂直に配
置し、給液手段を介して前記薄板37上に霧化すべき液
体を供給する構成である。そして、供給された水等の液
体が、毛細管現象で圧電振動子34の霧化作用面39に
広がることができるように、圧電振動子34の霧化作用
面39と多孔乃至網状薄板37下面との間に微小な隙間
を設けており、この微小な隙間は圧電振動子34に対し
て僅かに遊びを持たせて多孔乃至網状薄板37を弾性環
状支持体35で保持することで実現している。図5に示
すように、前記多孔乃至網状薄板37には穴径が約10
μm乃至100μm程度の微***36が多数形成されてい
る。なお、前記給液手段としては、吸液帯38Aを用い
て圧電振動子34の下方位置に配置された容器より霧化
すべき液体を吸い上げ、垂直に配置された圧電振動子3
4の霧化作用面に供給する構成が実用的であると考えら
れている。また、前記霧化作用面側の電極41は、反対
側の対向面32Bの周縁部分にまで延長した折り返し電
極部41Aを有し、圧電振動子34を駆動するための高
周波電源と前記電極41との接続はその折り返し電極部
41Aにリード線をはんだ付けする等して行い、高周波
電源と前記電極42との接続は別のリード線を当該電極
42にはんだ付けする等して行う。以上の構成におい
て、圧電振動子34を前記高周波電源に接続して、圧電
磁器31の厚さ方向の共振による超音波振動を行わせ、
圧電振動子34上に吸液帯38Aによって液体を供給す
ると、図5に示すように、その液体は毛細管現象で該圧
電振動子34の霧化作用面39と多孔乃至網状薄板37
内面との間の微小な隙間に入って広がり、多孔乃至網状
薄板37の各微***26に入って微小液柱を形成し、こ
の多数の微小液柱の先端部分が圧電振動子34の厚さ方
向の超音波振動により霧化粒子として空中に放出され
る。
【考案が解決しようとする課題】ところで、図4の基本
構成では、霧化作用面39に対する霧化すべき液体の給
液手段として吸液帯38Aを利用し、圧電振動子34の
下方位置に配置された容器より霧化すべき液体を吸い上
げる旨述べたか、この構造であると、吸液帯38Aの吸
液量を大きくしにくい問題があり、とくに圧電振動子3
4の霧化作用面を水平にした場合には必要な吸液量を確
保するのが困難になるきらいがあった。一方、図4の仮
想線に示す如く、給液パイプ38Bを用いて霧化動作時
に液体を滴下供給する構成も考えられるが、圧電振動子
34による液体霧化量以上に液体が供給されてしまう現
象、すなわち液体の過供給になる恐れがある。圧電振動
子の霧化作用面への液体供給が過供給になると、圧電振
動子への入力電力が数W程度であるため、霧化が停止し
てしまう。本考案は、上記の点に鑑み、霧化すべき液体
を圧電振動子の霧化作用面に安定して適量供給し、霧化
動作の安定化を図った給液手段付き霧化器を提供するこ
とを目的とする。
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本考案の給液手段付き霧化器は、圧電振動子の霧化
作用面側に多孔乃至網状薄板を配し、霧化すべき液体を
溜めておく密閉されたタンクの底部を貫通させて毛細管
現象を利用した吸液部材を取り付け、前記多孔乃至網状
薄板又は前記霧化作用面の少なくとも一方に前記吸液部
材先端部を接触させ、かつ前記タンクを前記霧化作用面
の中心より上部に配設した構成としている。また、前記
タンクは、その底部に小さな貫通穴を設けるか、あるい
は前記吸液部材の周囲の隙間のみで外部の大気と連通可
能とすればよい。
【作用】本考案の給液手段付き霧化器においては、圧電
振動子の霧化作用面中心よりも上方に置かれる密閉され
たタンク及び該タンク底部を貫通した吸液部材からなる
給液手段を用いており、吸液部材の毛細管現象により霧
化すべき液体をタンクから吸液部材先端まで浸透させ、
さらに吸液部材先端が接している多孔乃至網状薄板又は
前記霧化作用面の少なくとも一方を経て圧電振動子の霧
化作用面と多孔乃至網状薄板下面との間の微小な隙間に
供給している。そして、霧化作用面と多孔乃至網状薄板
下面との間の微小な隙間に供給された液体は、さらに毛
細管現象で広がって多孔乃至網状薄板の各微***に入っ
て微小な液柱を形成し、この多数の微小な液柱の先端部
分が圧電振動子の厚さ方向の超音波振動により霧化粒子
として空中に放出される。このとき、液体が霧化作用面
で霧化されると、霧化された量と実質的に同量の液体が
吸液部材から供給され、液体が供給されるのに伴い、前
記タンク内の空気が存在する空間は大きくなって減圧
し、大気圧によりタンクの底部に設けられた小さな貫通
穴あるいは吸液部材の周囲の隙間から空気が吸入され、
前記空間が大気圧と等しくなるように維持される。この
際、タンク底部の小さな貫通穴あるいは前記吸液部材の
周囲の隙間を表面張力によって液体の滴下が妨げられる
ような極めて小さなものに設定しておくことによって、
外部からタンク内に空気は入ることができるが、タンク
内の液体は、液体の表面張力により前記貫通穴あるいは
吸液部材の周囲の隙間からタンク外部に流出しないよう
にできる。従って、前記給液手段による液体の供給は、
霧化作用面で霧化された分と実質的に同量だけ供給さ
れ、霧化量に比例して過不足なく安定して供給するた
め、霧化動作が安定し、液体の過供給に起因する霧化停
止も回避できる。さらに、圧電振動子の霧化作用面は、
水平、垂直、傾斜配置のいずれでも差し支えなく、霧化
器設計上の自由度が大きくなる。
【実施例】以下、本考案に係る給液手段付き霧化器の実
施例を図面に従って説明する。図1は本考案の第1実施
例であって、圧電振動子を水平に配置した例を示す。図
において、1は円板状の圧電磁器であり、該圧電磁器1
の主面2A及び該主面の反対面である対向面2Bにそれ
ぞれ電極3A,3Bがめっき等で形成されて圧電振動子
4を構成している。該圧電振動子4は、ホルダ18にゴ
ム等の弾性環状支持体5を介して固定されており、弾性
環状支持体5は、圧電振動子4を水平に保持するために
内周側に振動子配置溝6を有している。そして、該振動
子配置溝6に前記圧電振動子4が圧入等で(必要に応じ
て接着剤を併用して)固定される。ここで、液体によっ
て電極3A,3B間が電気的に短絡されるのを防止する
ために、振動子配置溝6の内周面部は前記圧電振動子4
の外周面に水密に密着している。前記弾性環状支持体5
で水平状態で支持された圧電振動子4の霧化作用面(主
面上に電極を形成した面)10側には、例えば導電性を
有する多孔乃至網状薄板7が配置されている。該多孔乃
至網状薄板7は、圧電振動子4の直径よりも小さい幅を
持つ帯状で多数の微***8を有するもので、先端部を先
細りに形成し、その先細り部9を圧電振動子4の霧化作
用面10の中央部分に接触させている。ホルダ18の上
部に取付板11を螺子12により固定し、該取付板11
に、当該多孔乃至網状薄板7の上部を折り曲げて螺子1
4及びナット15によって取り付けることにより、湾曲
した状態で当該多孔乃至網状薄板7の先細り部9は霧化
作用面側電極3Aに電気的に接触している。また、多孔
乃至網状薄板7の中間部分(霧化作用面側電極3Aに電
気的に接触している領域に隣接した領域)は、圧電振動
子4の霧化作用面10に微小間隔で対向している。な
お、前記多孔乃至網状薄板7はステンレス等で、その肉
厚は数10μmであり、これに形成された多数の微***
8の穴径は約10μm乃至100μm程度である(肉厚や
穴径は図5で説明した薄板37と同様)。前記圧電振動
子4の霧化作用面側電極3Aは導電性の多孔乃至網状薄
板7、該薄板7に接続されたリード線を介して高周波電
源に電気的に接続され、対向電極3Bもリード線(又は
電極3Bに圧接する接続金具等)で高周波電源に接続さ
れている。給液手段20は、霧化すべき水あるいは薬液
等の液体21を溜めておき、圧電振動子側に適量供給す
るものである。この給液手段20は、霧化すべき液体2
1を溜めておくタンク22、及び液体21をタンク22
から毛細管現象にて吸液して圧電振動子側に供給する吸
液部材23を備えている。前記タンク22は、樹脂製の
有底円筒形状であり、後端の開口部にはシリコンゴム等
の弾性体で形成された着脱自在の密閉キャップ25が嵌
合されるようになっている。前記タンク22の底部24
の中央には、内周が前記吸液部材23を挿入固定するた
めの貫通穴26となったスリーブ部24Aが一体に形成
されており、該貫通穴26の周囲近傍には外部とタンク
22内とを連通させる空気穴27が複数個形成されてい
る。前記空気穴27は、外部の大気と連通可能だが、液
体21をタンク22外部に流出させないように表面張力
が働く大きさ(直径1mm以下)に形成されている。前記吸
液部材23は、例えば細い樹脂繊維28を多数束ねたも
のであり、該吸液部材23は前記貫通穴26に挿通固定
され、その上端部はタンク22内の液体21に浸ってい
る。前記空気穴27を形成した場合は、吸液部材23の
周囲と貫通穴26の内面の隙間は水密にシールしておく
ことが好ましい。このように構成された給液手段20
は、そのタンク22が圧電振動子4の霧化作用面10の
中心より上部に位置する如くホルダ18の上方に支持さ
れ(支持機構の図示省略)、吸液部材23の下端部分
は、圧電振動子4の霧化作用面10上の多孔乃至網状薄
板7の先端を含む領域に当接させている。このように、
多孔乃至網状薄板7及び霧化作用面10と当接している
吸液部材23の先端は、接触面積を大きくするために斜
面状に形成されている。なお、霧化動作の妨げとならな
いように、タンク22が霧化作用面10の真上に位置す
ることは避けることが望ましい。以上の第1実施例の構
成において、水平配置された前記圧電振動子4の電極3
A,3B間に高周波電源より高周波電圧(1MHz〜3M
Hzが適している)を印加して、圧電振動子4に厚さ方向
の共振による超音波振動を行わせるとともに、給液手段
20のタンク22に液体21を入れ、密閉キャップ25
を嵌合してタンク22を密閉状態とすると、吸液部材2
3の毛細管現象により液体21はタンク22内から吸液
部材先端まで浸透し、さらに吸液部材先端が接している
多孔乃至網状薄板7及び霧化作用面10を経由して霧化
作用面10と多孔乃至網状薄板7下面との間の微小な隙
間部分に毛細管現象で広がり、多孔乃至網状薄板7の各
微***8に入って圧電振動子4の厚さ方向の超音波振動
により霧化粒子として空中に放出される(霧化の動作原
理は図5で説明したのと実質的に同じ)。このとき、液
体21が霧化作用面10で霧化されると、霧化された量
と実質的に同量の液体が吸液部材23から供給され、液
体が供給されるのに伴い、前記タンク内の空気が存在す
る空間は大きくなって減圧し、大気圧によりタンク22
の底部に設けられた小さな空気穴27から空気が吸入さ
れ、前記空間が大気圧と等しくなるように維持される。
このようにして、安定した霧化動作を継続でき、液体2
1の過供給に起因する霧化停止も回避できる。この第1
実施例の場合は、水平面内の霧化作用面10に垂直な上
方向に向けて、1〜2W程度の小電力で粒径5〜10μ
mの細かい霧を毎分1〜2cc発生させることができる。
高周波電圧の印加を停止して圧電振動子4の霧化動作を
停止したときは、霧化作用面10と多孔乃至網状薄板7
下面との間の微小な隙間に液体21が広がり、かつ吸液
部材23に液体21が充分含まれた状態にてバランス
し、タンク22からの過剰な液体の流出は生じない。ま
た、タンク底部の小さな空気穴27は表面張力によって
液体の滴下が妨げられるような極めて小さなものに設定
しておくことによって、空気穴27から直接液体21が
漏れ出すこともない。なお、タンク22内への液体21
の補給は、前記密閉キャップ25を外して行うことがで
きる。図2は本考案の第2実施例を示している。この場
合、圧電振動子4を弾性環状支持体5で取り囲んでホル
ダ18に設け多孔乃至網状薄板7と一体的にホルダ18
にて保持した前記第1実施例と同様構造のものを垂直に
配置し、それに対して給液手段20を、タンク22が圧
電振動子4の霧化作用面10の中心より上部になるよう
に配設し、吸液部材23の先端部分が、垂直に配置され
ている圧電振動子4の霧化作用面10中央の多孔乃至網
状薄板7の先端を含む領域に接触するように配置してい
る。前記給液手段20の吸液部材23から供給された液
体21は、霧化作用面10と多孔乃至網状薄板7の内面
間の微小な隙間に毛細管現象により浸透して広がり、多
孔乃至網状薄板7の各微***8に入り、図5で説明した
のと同様の動作により霧化される。この第2実施例の構
成による霧化は、圧電振動子4が垂直に配置されている
ので、霧化作用面10に垂直な横方向に細かい霧を発生
させることができる。なお、その他の構成及び作用は前
記第1実施例と同様である。図3は、給液手段の変形例
であって、内部が中空の注射針状のものを1本用いた構
成を示す。この図において、50は毛細管現象利用した
吸液部材として細管であって、タンク22の底部24中
央のスリーブ部24Bを貫通する如く水密に取り付けら
れている。その他は第1実施例に示した給液手段と同じ
である。なお、前記第1及び第2実施例では、霧化すべ
き液体21の供給において、吸液部材23の先端部分を
霧化作用面10中央の多孔乃至網状薄板7の先端を含む
領域に当接させて行っているが、吸液部材23の先端部
分を多孔乃至網状薄板7上に当接させて、液体21を該
薄板の微***8を通して霧化作用面10と多孔乃至網状
薄板7の内面間に供給する構成としてもよい。また、前
記吸液部材23は樹脂繊維を束ねて形成したが、羊毛や
化繊などの繊維、ガラス繊維等の適当な繊維状物を用い
てもよい。また、吸液部材23は、内部が中空の中空繊
維を束ねて形成してもよい。なお、前記タンク22の貫
通穴26を挿通している吸液部材23の周囲に自然に生
じる隙間を利用し、空気穴27を設けない構成としても
よい。また、圧電振動子4の電極3A,3Bについて、
前記第1及び第2実施例では霧化作用面10に霧化作用
側電極3A、対向面2Bには対向電極3Bをそれぞれ設
ける構成としたが、図4に示した基本構成のように、霧
化作用面側電極は、反対側の対向面の周縁部分にまで延
長した折り返し電極部を有する構成とし、導電性の多孔
乃至網状薄板7を利用して通電する代わりに、その折り
返し電極部を利用して通電するようにしても差し支えな
い。
【考案の効果】以上説明したように、本考案の給液手段
付き霧化器によれば、霧化すべき液体の供給について、
霧化作用面で霧化された分と実質的に同量だけ供給で
き、霧化量に比例して過不足なく安定して供給できるた
め、霧化動作の安定化を図り得る。また、圧電振動子の
霧化作用面の配置が水平乃至垂直でも霧化すべき液体を
安定して供給できるため、霧化器の構造が多様化でき、
特に小電力で小霧化量の超音波霧化器に適している。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る給液手段付き霧化器の第1実施例
を示す正断面図である。
【図2】本考案の第2実施例を示す一部を断面とした正
面図である。
【図3】給液手段の変形例を示す正断面図である。
【図4】先に本出願人が提案した超音波霧化器を示す正
断面図である。
【図5】図4における動作を説明するための要部拡大断
面図である。
【符号の説明】
1 圧電磁器 3A,3B 電極 4 圧電振動子 7 多孔乃至網状薄板 10 霧化作用面 20 給液手段 21 液体 22 タンク 23 吸液部材 24 底部 27 空気穴

Claims (4)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 圧電振動子の霧化作用面側に多孔乃至網
    状薄板を配し、霧化すべき液体を溜めておく密閉された
    タンクの底部を貫通させて毛細管現象を利用した吸液部
    材を取り付け、前記多孔乃至網状薄板又は前記霧化作用
    面の少なくとも一方に前記吸液部材先端部を接触させ、
    かつ前記タンクを前記霧化作用面の中心より上部に配設
    したことを特徴とする給液手段付き霧化器。
  2. 【請求項2】 前記タンクは、その底部に設けた小さな
    貫通穴あるいは前記吸液部材の周囲の隙間のみで外部の
    大気と連通可能である請求項1記載の給液手段付き霧化
    器。
  3. 【請求項3】 前記吸液部材が繊維状物又は細管を束ね
    たものである請求項1記載の給液手段付き霧化器。
  4. 【請求項4】 前記吸液部材が1本の細管である請求項
    1記載の給液手段付き霧化器。
JP10859391U 1991-05-27 1991-12-05 給液手段付き霧化器 Expired - Lifetime JP2553592Y2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10859391U JP2553592Y2 (ja) 1991-12-05 1991-12-05 給液手段付き霧化器
US07/889,067 US5299739A (en) 1991-05-27 1992-05-26 Ultrasonic wave nebulizer
DE69210096T DE69210096T2 (de) 1991-05-27 1992-05-26 Ultraschallzerstäuber
EP92420177A EP0516565B1 (en) 1991-05-27 1992-05-26 An ultrasonic wave nebulizer

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10859391U JP2553592Y2 (ja) 1991-12-05 1991-12-05 給液手段付き霧化器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0549067U JPH0549067U (ja) 1993-06-29
JP2553592Y2 true JP2553592Y2 (ja) 1997-11-05

Family

ID=14488743

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10859391U Expired - Lifetime JP2553592Y2 (ja) 1991-05-27 1991-12-05 給液手段付き霧化器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2553592Y2 (ja)

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2705911B1 (fr) * 1993-06-02 1995-08-11 Oreal Appareil de nébulisation piézoélectrique.
JP2007029772A (ja) * 2005-07-22 2007-02-08 Mikuni Corp 噴霧装置
WO2013158967A2 (en) 2012-04-20 2013-10-24 Corinthian Ophthalmic, Inc. Spray ejector device and methods of use
JP6338983B2 (ja) * 2013-11-29 2018-06-06 花王株式会社 噴霧装置
CN108080203B (zh) * 2018-02-01 2023-10-27 佛山市顺德区雅洛特电器有限公司 一种超声雾化精油器
KR102593728B1 (ko) * 2020-08-26 2023-10-24 주식회사 케이티앤지 초음파 기반 에어로졸 발생 장치 및 그의 카트리지 인식 방법

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0549067U (ja) 1993-06-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100485836B1 (ko) 액체 분무 장치
US5299739A (en) Ultrasonic wave nebulizer
JP3415675B2 (ja) 圧電噴霧装置
CA2521767C (en) Atomizer wicking system
US20100044460A1 (en) Ultrasound liquid atomizer
US20020074426A1 (en) Atomizer and inhalator using same
JP2579614Y2 (ja) 超音波霧化器
JP2553592Y2 (ja) 給液手段付き霧化器
CN114916708A (zh) 发热组件、雾化器及电子雾化装置
JP2511119Y2 (ja) 超音波霧化器
JP2544634Y2 (ja) 超音波霧化器
JP2888437B2 (ja) 超音波式噴霧装置
JPS6335825Y2 (ja)
CN221284662U (zh) 超声雾化器及电子雾化装置
JP2525299B2 (ja) 超音波霧化器
JPH0724375A (ja) 超音波噴霧装置噴霧誘導構造
JPH05329411A (ja) 超音波霧化装置給液構造
JPS6133258A (ja) 噴霧装置
JP2536006Y2 (ja) 超音波霧化器
JPS6157258A (ja) 超音波霧化器
JPH0537370U (ja) 超音波霧化器
CN215741294U (zh) 一种电子口腔喷雾器储液容器及雾化结构
JP2001070851A (ja) 超音波噴霧装置
CN218219173U (zh) 一种雾化器
CN218354582U (zh) 超声雾化模组、超声雾化器及电子雾化装置

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 19970520