JP2550340Y2 - 定形券紙の繰り出し機構 - Google Patents

定形券紙の繰り出し機構

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JP2550340Y2
JP2550340Y2 JP1991048142U JP4814291U JP2550340Y2 JP 2550340 Y2 JP2550340 Y2 JP 2550340Y2 JP 1991048142 U JP1991048142 U JP 1991048142U JP 4814291 U JP4814291 U JP 4814291U JP 2550340 Y2 JP2550340 Y2 JP 2550340Y2
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利通 大澤
和彦 柴田
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Oki Electric Industry Co Ltd
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Oki Electric Industry Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、乗車券、定期券等の定
形券紙を発行する発券装置に関し、特に発券装置に内蔵
される定形券紙の繰り出し機構に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図3は、従来技術である発券装置におけ
る定形券紙の繰り出し機構図である。1は乗車券、定期
券等の定形券紙(以下、カード紙と称す)、2はカード
紙1を後述する繰り出し部へと押し出すため、カード紙
1に押し付ける押付板、3は押付板2を支えるシャフ
ト、4はスラストベアリング、5は押付板2をカード紙
1に対して垂直に移動させるガイドシャフト、6は引っ
張りスプリング、7はカード紙1の繰り出し部への移動
を案内するシートガイド面、8は引っ張りスプリング6
のガイドローラ、9はこれらの部品を内蔵している脱着
式のカード紙カセットである。
【0003】10は図示しない駆動源により、矢印Aの
方向に移動してカード紙1を1枚ずつ繰り出すピッカ
部、11はサポートローラ、12はサポートローラ11
とカード紙1が1枚通過できる隙間(以下、ゲートと称
す)を構成するゲートブロック、13はカード紙1をゲ
ートへ案内するサポートブラック、14は繰り出された
カード紙1をクランプして搬送するクランプローラ、1
5はフィードローラ、16はカード紙1の走行ライン、
17はプレッシャローラである。
【0004】なお、前述の繰り出し部は、ピッカ部1
0、サポートローラ11、ゲートブロック12、サポー
トブロック13、クランプローラ14、及びフィードロ
ーラ15によって構成されている。
【0005】上述の構成により、押付板2によってピッ
カ部10とサポートローラ11とに押し付けられたカー
ド紙1は、ピッカ部10の動作により1枚ずつ繰り出さ
れる。
【0006】図4にピッカ部10の詳細図を示す。ピッ
カ部10は、カード紙1を1枚だけ繰り出すピッカナイ
フ18と、ピッカナイフ18を支えるピッカホルダ19
と、ピッカホルダ19がカード紙1と密着するように向
きの微調整が可能な回転中心のスタッド20とから成っ
ている。カード紙1は厚さが約0.2mm程度あり、こ
の厚みにピッカナイフ18が引っかかり、ピッカホルダ
19からはカード紙1が1枚だけ繰り出されることにな
る。
【0007】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、上記機
構の装置では、カード紙1自体がカールしたり、あるい
はカード紙1を多数枚カード紙カセット9に入れるた
め、シートガイド7とカード紙1との摩擦やピッカ部1
0のピッカナイフ18とカード紙1との摩擦によって、
押付板2の押し付け力が弱まり、カード紙1とピッカホ
ルダ19との間にすき間が発生しやすい。したがって、
ピッカナイフ18が約0.2mm程度の非常にわずかな
厚さの範囲で繰り出すために、ピッカナイフ18がカー
ド紙1に引っかからず(以下、空振りと称す)、繰り出
し不良となったり、あるいは、引っかかったとしてもそ
の引っかかり具合が浅く、繰り出し途中でピッカナイフ
18から外れてジャムになるという問題点があった。
【0008】本考案は、以上述べた問題点を除去し、カ
ード紙1の状態に影響なく、安定した繰り出しが可能な
装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】前述の課題を解決するた
めに本考案では、押付板は、定形券紙の後端部を押圧す
る第1の押付板と、定形券紙の先端部を押圧する第2の
押付板とに分割し、スライド部材に夫々設けられ、第1
の押付板及び第2の押付板を回動可能に支持するシャフ
トと、両シャフトに夫々取り付けられ、第1の押付板の
他端部及び第2の押付板の他端部を夫々定形券紙側に付
勢する付勢部材とを備えたものである。
【0010】
【作用】上記構成により、二つに分割された回動可能な
押付板を付勢部材により付勢することにより、定形券紙
が湾曲していても、定形券紙の両端がピッカ部及びサポ
ートローラに密着する。したがって、定形券紙の状態に
影響されることなく安定した繰り出しが可能となる。
【0011】
【実施例】図一は本考案の一例である発券装置の繰り出
し機構図であり、図2(a)乃至(c)は繰り出し機構
の要部外観図であり、それぞれ正面図、平面図、右側図
面を示す。
【0012】1はカード紙、2aはカード紙1の上端を
押し付ける押付板、2bはカード紙1の下端を押し付け
る押付板、3aは押付板2aを回動可能に支えるシャフ
ト、3bは押付板2bを回動可能に支えるシャフト、4
は押付板2a、2bをカード紙1の面に対して垂直に移
動させるガイドシャフト、5はガイドシャフト4に沿っ
て移動可能なスライド部材としてのスラストベアリン
グ、6は押付板2a、2bに押し付け力を与える引っ張
りスプリング、7はカード紙1を載置し、このカード紙
1の繰り出し部への移動を案内するシートガイド面、8
は引っ張りスプリング6のガイドローラ、21a、21
bは押付板2aの上端部並びに押付板2bの下端部に押
し付け力を付加するトーションスプリングである。な
お、符号9乃至20については、前述の従来技術と同様
である。
【0013】押付板2aと押付板2bとによって、サポ
ートローラ11とピッカ部10へ押し付けられたカード
紙1は、ピッカ部10により1枚ずつ繰り出される。こ
のとき、トーションスプリング21a、21bによって
押付板2a、2bの押圧力が端部に移動するため、押付
板2a、2bはシャフト3a、3bを支点として回動す
る。したがって、カード紙1の状態にかかわらず、ピッ
カ部10とサポートローラ11にカード紙1を密着させ
ることができる。
【0014】つまり、通常は引っ張りスプリング6が均
等に2つの押付板2a、2bに押し付け力を与えている
が、例えば押付板2b側のカード紙1の移動量が少ない
場合は、押し付け力が押付板2b側へ集中するため、押
付板2a側はトーションスプリング21aにより押し付
けられることになる。カード紙1の移動量が上端と下端
とで同一になると押付板2a、2bにかかる押し付け力
が平衡となる。
【0015】
【考案の効果】以上詳細に説明したように本考案によれ
ば、定形券紙を押し付ける押付板を二つに分割し、分割
した押付板の定形券紙の両端部と対向する夫々の他端部
を定形券紙側に付勢させることにより、定形券紙の持つ
カールや定形券紙とシートガイド間の影響を受けること
なく、安定したカード紙の繰り出しが出来るという効果
がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一例である発券装置の繰り出し機構図
である。
【図2】繰り出し機構の要部外観図である。
【図3】従来技術である発券装置の繰り出し機構図であ
る。
【図4】ピッカ部の詳細図である。
【符号の説明】
1 カード紙 2a、2b 押付板 3a、3b シャフト 4 ガイドシャフト 5 スラストベアリング 6 引っ張りスプリング 10 ピッカ部 21a、21b トーションスプリング

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 定形券紙の堆積方向に移動可能なスライ
    ド部材に支持された押付板により定形券紙を押圧し、定
    形券紙の繰出方向の後端部側に設けたピッカ部により定
    形券紙の後端部を1枚ずつ押し出すと共に、定形券紙の
    先端部側に設けたサポートローラにより定形券紙の先端
    部を外部へ繰り出して、フィードローラにより搬送する
    定形券紙の繰り出し機構において、 前記押付板は、前記定形券紙の後端部を押圧する第1の
    押付板と、定形券紙の先端部を押圧する第2の押付板と
    に分割し、 前記スライド部材に夫々設けられ、前記第1の押付板及
    び前記第2の押付板を回動可能に支持するシャフトと、 前記両シャフトに夫々取り付けられ、前記第1の押付板
    の他端部及び前記第2の押付板の他端部を夫々前記定形
    券紙側に付勢する付勢部材とを備えたことを特徴とする
    定形券紙の繰り出し機構。
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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63235221A (ja) * 1987-03-20 1988-09-30 Sharp Corp 複写機の給紙装置

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS63235221A (ja) * 1987-03-20 1988-09-30 Sharp Corp 複写機の給紙装置

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JPH068349U (ja) 1994-02-01

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