JP2549981B2 - 単相3線式用欠相保護機能付漏電遮断器の動作チェッカ - Google Patents

単相3線式用欠相保護機能付漏電遮断器の動作チェッカ

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は単相3線式用欠相保護
機能付漏電遮断器(以下、欠相保護付ELBと略記す
る。)の動作チェッカに関し、特に、欠相保護付ELB
の欠相保護動作の点検に使用する欠相保護付ELBの動
作チェッカに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、単相3線式の配電方式が知ら
れている。単相3線式は、2本の電圧線L1 ,L2 と1
本の中性線Nを使用して各電圧線L1 ,L2 と中性線N
の間に100(V)の電圧を配電し、電圧線L1 ,L2
間に200(V)の電圧を配電する方式である。このよ
うな単相3線式は2線式に比べて大容量化が可能という
ことから一般住宅に広く普及し、一般住宅の引込線32
の単相3線化率は日本全体で47.1%(平成4年
度)、関西電力管内では68.0%に達している。
【0003】図5は単相3線式の配線図である。電力会
社の設備である電柱31の配電端子31aと各家庭の受
電端子33は引込線32で接続されており、受電端子3
3は引込口配線34により電力量計35を介して分電盤
36の漏電遮断器37に接続されている。分電盤36に
は複数の配線用遮断器38が設けられており、漏電遮断
器37の3つの負荷側端子のうちの適当な2つが配線3
9により配線用遮断器38を介して各部屋のコンセント
や各種電気機器に接続されている。たとえば図6(a)
に示すように、電圧線L1 ,L2 が定格電圧200
(V),消費電力2000(W)の空調機40に接続さ
れ、電圧線L1 および中性線Nが100(V),200
(W)のテレビ41に接続され、電圧線L2 および中性
線Nが100(V),40(W)の蛍光灯42および1
00(V),40(W)の白熱電球43に接続される。
【0004】しかし、単相3線式には、中性線Nに断線
や接触不良が生じた場合(このような事故を中性線欠相
事故という。)、100(V)用の電気機器に過電圧が
加わって電気機器が故障したり、焼損することがあっ
た。すなわち、図6(a)に示した配線図で中性線Nが
欠相した場合、図6(b)に示すように、200(V)
の電圧が蛍光灯42および白熱電球43の並列体とテレ
ビ41に分配され、前者には143(V)が加わり後者
には57(V)が加わる。したがって、蛍光灯42およ
び白熱電球43が焼損する。なお、各電圧は次式(3)
(4)で求められる。
【0005】 200(V)×125(Ω)/[50(Ω)+125(Ω)]=143(V) …(3) 200(V)×50(Ω)/[50(Ω)+125(Ω)]=57(V) … (4) そこで、中性線欠相が発生した場合、それを検知して電
源側と負荷側を遮断する機能を持つ欠相保護付ELB5
0が開発された。図7は欠相保護付ELB50の構成を
示すブロック図である。この欠相保護付ELB50にあ
っては、装置の外部に電源側電圧線用端子51,53、
電源側中性線用端子52、負荷側電圧線用端子54,5
6、負荷側中性線用端子55および過電圧検出用リード
線69が設けられている。電源側端子51,52,53
は図5に示したように引込口配線34を介して電力量計
35に接続され、負荷側端子54,55,56は配線3
9を介して配線遮断器38に接続され、過電圧検出用リ
ード線69は分電盤36中に設けられた中性線バー(図
示せず)に接続される。
【0006】また、電源側端子51,52,53と負荷
側端子54,55,56とは装置内部において、メイン
スイッチ58および過電流防止用のバイメタル61を介
して接続されている。メインスイッチ58は、装置外部
から手動によりオンオフさせられる他(図2参照)、電
磁コイル59の電磁力によりオフされる。装置内には漏
電検出部65および過電圧検出部66を含む電子回路6
4が設けられており、電磁コイル59は電子回路64に
よって駆動される。漏電検出部65は、ゼロ電流トラン
ス(ZCT)63によって負荷側に流れる電流と電源側
に戻る電流のバランスを検出し、漏電の有無を判断す
る。電流のバランスが崩れたときは漏電が発生したと判
断し、電磁コイル59へ給電してメインスイッチ58を
オフする。
【0007】過電圧検出部66は、電圧検出端子66
a,66bの端子間電圧Vが所定のしきい値Vthより大
きくなったときに中性線欠相が発生したと判断し、電磁
コイル59へ給電してメインスイッチ58をオフする。
詳しく説明すると、一方電圧検出端子66aはダイオー
ド67,68のカソードに接続されており、ダイオード
67,68のアノードは負荷側電圧線用端子54,56
に接続されている。また、他方電圧検出端子66bは過
電圧検出リード線69に接続されている。したがって、
電圧検出端子66a,66b間には、図7に示すよう
に、電圧線L1 ,L 2 の交流電圧v1 ,v2 が半波整流
された直流電圧V1 ,V2 が交互に現われる。正常時は
直流電圧V1 と直流電圧V2 は互いに等しいが、中性線
欠相が発生したときはたとえば直流電圧V1 が大きくな
り、その分直流電圧V2 が小さくなる。過電圧検出部6
6は、直流電圧V1 がしきい値Vthを超えたときに中性
線欠相が発生したと判断する。
【0008】なお、漏電表示ボタン60は、電磁リレー
58のメインスイッチ58と連動し、メインスイッチ5
8がオフしたときに突出する。また、テストボタン62
は漏電検出機能が正常であるか否かをチェックするため
のものである。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】このような欠相保護付
ELB50の耐用年数はメーカーによると10年程度で
あるが、従来の欠相保護付ELB50には欠相保護機能
をチェックする機能が設けられておらず、また、欠相保
護機能を現場でチェックするための測定器もなかった。
したがって、定期検査時には漏電機能をチェックするこ
とができるが、欠相保護機能をチェックすることはでき
なかった。また、耐用年数を超えた欠相保護付ELB5
0が開放されて停電した場合に、実際に中性線欠相は生
じたのか欠相保護付ELB50が故障したのか判別する
ことができず、停電の原因究明に時間がかかっていた。
【0010】それゆえに、この発明の主たる目的は、欠
相保護付ELBの欠相保護機能を現場で容易にチェック
することができる欠相保護付ELBの動作チェッカを提
供することである。
【0011】
【課題を解決するための手段】この発明は負荷側中性線
に接続された過電圧検出用リード線および負荷側中性線
用端子と、それぞれが負荷側電圧線に接続された2つの
負荷側電圧線用端子とを含み、前記負荷側電圧線用端子
のいずれか一方と前記過電圧検出用リード線の間の電圧
が所定電圧より大きくなったときに電源側と負荷側を遮
断する単相3線式用欠相保護機能付漏電遮断器の動作チ
ェッカにおいて、2つの固定端子と該固定端子間の抵抗
体上を移動可能に設けられた摺動端子とを含み、前記固
定端子はそれぞれ前記負荷側電圧線用端子に接続され、
前記摺動端子は前記負荷側中性線から外された前記過電
圧検出用リード線に接続される可変抵抗器と、前記可変
抵抗器に流れる電流を制限するための電流制限抵抗とを
備えたことを特徴としている。
【0012】また、前記2つの負荷側電圧線用端子のい
ずれか一方と前記負荷側中性線から外された前記過電圧
検出用リード線の間の電圧を測定するための電圧計を備
えてもよい。
【0013】また、前記電圧計の電圧測定用端子を前記
2つの負荷側電圧線用端子のいずれか一方に切換えて接
続するための切換スイッチを備えてもよい。
【0014】また、前記可変抵抗器の摺動端子と前記負
荷側中性線から外された前記過電圧検出用リード線とを
接続するための検出スイッチを備えてもよい。
【0015】また、前記検出スイッチをオンしてから前
記単相3線式用欠相保護機能付漏電遮断器が開放される
までの時間を計測するためのタイマーを備えてもよい。
【0016】
【作用】この発明に係る欠相保護付ELBの動作チェッ
カにあっては、2つの固定端子とその間の抵抗体上を移
動可能に設けられた摺動端子とを含む可変抵抗器を備え
ており、可変抵抗器の固定端子は欠相保護付ELBの負
荷側電圧線用端子に接続され、摺動端子は負荷側中性線
から外された過電圧検出用リード線に接続される。可変
抵抗器の摺動端子を2つの固定端子の中間に位置させて
おくと、摺動端子と各固定端子間にはそれぞれ100
(V)の電圧が印加される。次いで、摺動端子を一方の
固定端子に近づけていくと、その固定端子と摺動端子の
間の電圧は100(V)より小さくなり、他方の固定端
子と摺動端子の間の電圧は100(V)より大きくな
る。そして、他方の固定端子と摺動端子の間の電圧が所
定電圧を超えたとき、欠相保護機能が正常であれば欠相
保護付ELBは開放される。したがって、欠相保護付E
LBの欠相保護機能を現場で容易にチェックすることが
できる。
【0017】また、電流制限抵抗によって可変抵抗器に
流れる電流を制限するので、可変抵抗器の摺動端子を一
方の固定端子に近接させた場合でも、過電流によって可
変抵抗器が焼損することがない。
【0018】
【実施例】図1はこの発明の一実施例による欠相保護付
ELBの動作チェッカ1の構成および使用状態を示す電
気回路図、図2はその外観および使用状態を示す正面図
である。この動作チェッカ1にあっては、たとえば直方
体型のケース1aの一面に過電圧リード線用端子2、電
圧線用端子3,4、検出スイッチ5、電源スイッチ6、
電圧計11の表示盤、電圧計切換スイッチ10、可変抵
抗器9のダイヤル9aおよびレコーダ用端子12,13
が設けられている。電源スイッチ6は2つのスイッチ6
a,6bを含む連動スイッチである。
【0019】電圧線用端子3,4はケース1a内におい
てそれぞれ電源スイッチ6のスイッチ6a,6b、ヒュ
ーズ7,7、接続ノードN1,N2、電流制限抵抗8,
8を介して可変抵抗器9の固定端子9a,9bに接続さ
れており、過電圧リード線用端子2は検出スイッチ5を
介して可変抵抗器9の摺動端子9cに接続されている。
また、電圧計11の電圧測定用端子11a,11bはそ
れぞれレコーダ用端子12,13に接続されており、端
子11aは可変抵抗器9の摺動端子9cに接続され、端
子11bは電圧計切換スイッチ10により接続ノードN
1または接続ノードN2に切換えて接続される。
【0020】しかして、図4に示した配線用遮断器38
をすべてオフし、欠相保護付ELB50のメインスイッ
チ58もオフし、過電圧検出用リード線69を中性線バ
ーから取外す。動作チェッカ1のスイッチ5,6がオフ
であり、可変抵抗器9のダイヤル9dが中間に位置して
いることを確認した後、図2に示すように、動作チェッ
カ1の端子2,3,4をリード線14,15,16によ
り欠相保護付ELB50の過電圧検出用リード線69,
負荷側電圧線用端子54,56に接続する。
【0021】次いで、欠相保護付ELB50のメインス
イッチ58をオンして動作チェッカ1の端子3,4に2
00(V)の電圧を印加し、電源スイッチ6をオンす
る。このとき、可変抵抗器9のダイヤル9dを中間に位
置させているので、端子3,2間の電圧v32と端子4,
2間の電圧v42はともに100(V)となる。すなわ
ち、図3(a)に示すように、電流制限抵抗8の抵抗値
をR[たとえば、10k(Ω)である。]、可変抵抗器
9の固定端子9aと摺動端子9cの間の抵抗値をR 1
固定端子9bと摺動端子9cの間の抵抗値をR2 [ただ
し、R1 +R2 =R C は一定であり、たとえば15k
(Ω)である。]とすると、電圧v32,v42は次式
(1)(2)で表わされる。
【0022】 v32=200(R+R1 )/(2R+RC ) …(1) v42=200(R+R2 )/(2R+RC ) …(2) 図3(a)の状態においては上式(1)(2)において
1 =R2 =1/2R C であるからv32=v42=100
(V)である。電圧計切換スイッチ10を交互に切換え
て電圧計11の指示値が変わらないことを確認してお
く。
【0023】次いで、たとえば電圧計切換スイッチ10
を接続ノードN1側にし、図3(b)に示すように、可
変抵抗器9のダイヤル9dを徐々に回して可変抵抗器9
の固定端子9aと摺動端子9c間の抵抗値R1 を増加さ
せる。抵抗値R1 を増加させると、上式(1)(2)か
らわかるように電圧v32が増加し、電圧v42が減少す
る。そして、電圧v32が所定のしきい値vth[(たとえ
ば、130(V)。R1=13k(Ω)のときv32=1
31(V)となる。]を越えたとき、欠相保護付ELB
50が正常であれば欠相保護付ELB50が開放され、
電圧計11の指示値は0(V)となる。他のチェックも
行ない欠相保護付ELB50が正常であると判断した場
合は、リード線14,15,16を取外し、過電圧検出
用リード線69を中性線バーに取付け、欠相保護付EL
B50および配線遮断器38を復帰させて点検を終了す
る。一方、電圧v32がしきい値vthを越えても欠相保護
付ELB50が開放されない場合は欠相保護付ELB5
0は破損していると判断し、良品と交換する。また、欠
相保護付ELB50が開放されても、そのときの電圧v
32がしきい値vthを大きく越えている場合は、欠相保護
付ELB50が劣化していると判断し、良品と交換す
る。
【0024】なお、電圧計11として測定電圧が0
(V)になった後も測定電圧の最大値を保持する機能を
もつもの(たとえば、最大電圧を指示したまま指示針が
停止するもの)を用いれば、しきい値Vthを容易に読み
取ることができる。
【0025】図4はこの発明の他の実施例による欠相保
護付ELBの動作チェッカ20の構成および使用状態を
示す電気回路図である。この動作チェッカ20にあって
は、図1に示した動作チェッカ1の構成に加え、電圧V
32がしきい値vthに達してから欠相保護付ELB50が
開放されるまでの反応時間Tthを計測するためのタイマ
ー17が設けられている。また、検出スイッチ5として
2つのスイッチ5a,5bを含む連動スイッチが用いら
れており、一方のスイッチ5bは過電圧リード線用端子
2と摺動端子9cの間に接続され、他方のスイッチ5a
はタイマー17のスタート端子17a,17a間に接続
されている。また、電磁リレー18が設けられており、
そのN.C.(常時閉)スイッチ18aはタイマー17
のストップ端子17,17b間に接続され、電磁コイル
18bは接続ノードN1,N2に接続されている。
【0026】しかして、上述の実施例と同様の手順で電
圧v32がしきい値vthを越えたときに欠相保護付ELB
50が開放されることを確認する。次に、タイマー17
をリセットし、検出スイッチ5をオフし、欠相保護付E
LB50のメインスイッチ58をオンする。これにより
電磁リレー18の電磁コイル18bに給電され、N.
C.スイッチ18aがオフする。次いで、検出スイッチ
5をオンすると、タイマー17のスタート端子17a,
17aが短絡されてタイマー17がスタートする。この
後、欠相保護付ELB50が開放されると、電磁リレー
18の電磁コイル18bへの給電が停止してN.C.ス
イッチ18aがオンし、タイマー17のストップ端子1
7b,17bが短絡されてタイマー17がストップす
る。タイマー17の指示値すなわち反応時間Tthが規格
内であれば点検を終了し、規格外であれば欠相保護付E
LB50が劣化したと判断し、良品と交換する。
【0027】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、可変
抵抗器の摺動端子および固定端子を欠相保護付ELBの
過電圧検出用リード線および負荷側電圧線用端子に接続
し、可変抵抗器の抵抗値を変えるだけで、欠相保護付E
LBの欠相保護機能をチェックすることができる。した
がって、欠相保護付ELBの欠相保護機能を現場で容易
にチェックすることができる。たとえば、定期点検時に
欠相保護機能を容易にチェックするこができ、便利であ
る。また、耐用年数を超えている欠相保護付ELBが開
放して停電した場合に中性線欠相事故が生じたのか欠相
保護付ELBが壊れたのかを容易にチェックすることが
でき、停電の原因究明を速やかに行なうことができる。
【0028】また、電流制限抵抗を設けたので、可変抵
抗器が過電流によって焼損することもない。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例による欠相保護付ELBの
動作チェッカの構成および使用状態を示す電気回路図で
ある。
【図2】図1に示した欠相保護付ELBの動作チェッカ
の外観および使用状態を示す正面図である。
【図3】図1に示した欠相保護付ELBの動作チェッカ
の動作を説明するための電気回路図である。
【図4】この発明の他の実施例による欠相保護付ELB
の動作チェッカの構成および使用状態を示す電気回路図
である。
【図5】一般住宅における単相3線式の配線図である。
【図6】単相3線式の欠点を説明するための配線図であ
る。
【図7】欠相保護付ELBの構成を示すブロック図であ
る。
【図8】図7に示した欠相保護付ELBの動作を説明す
るための波形図である。
【符号の説明】
1 動作チェッカ 8 電流制限抵抗 9 可変抵抗器 9a,9b 固定端子 9c 摺動端子 50 欠相保護付ELB 54,56 負荷側電圧線用端子 55 負荷側中性線用端子 69 過電圧検出用リード線 L1 ,L2 電圧線 N 中性線

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 負荷側中性線に接続された過電圧検出用
    リード線および負荷側中性線用端子と、それぞれが負荷
    側電圧線に接続された2つの負荷側電圧線用端子とを含
    み、前記負荷側電圧線用端子のいずれか一方と前記過電
    圧検出用リード線の間の電圧が所定電圧より大きくなっ
    たときに電源側と負荷側を遮断する単相3線式用欠相保
    護機能付漏電遮断器の動作チェッカにおいて、 2つの固定端子と該固定端子間の抵抗体上を移動可能に
    設けられた摺動端子とを含み、前記固定端子はそれぞれ
    前記負荷側電圧線用端子に接続され、前記摺動端子は前
    記負荷側中性線から外された前記過電圧検出用リード線
    に接続される可変抵抗器と、 前記可変抵抗器に流れる電流を制限するための電流制限
    抵抗とを備えたことを特徴とする、単相3線式用欠相保
    護機能付漏電遮断器の動作チェッカ。
  2. 【請求項2】 前記2つの負荷側電圧線用端子のいずれ
    か一方と前記負荷側中性線から外された前記過電圧検出
    用リード線の間の電圧を測定するための電圧計を備えた
    ことを特徴とする、請求項1に記載の単相3線式用欠相
    保護機能付漏電遮断器の動作チェッカ。
  3. 【請求項3】 前記電圧計の電圧測定用端子を前記2つ
    の負荷側電圧線用端子のいずれか一方に切換えて接続す
    るための切換スイッチを備えたことを特徴とする、請求
    項2に記載の単相3線式用欠相保護機能付漏電遮断器の
    動作チェッカ。
  4. 【請求項4】 前記可変抵抗器の摺動端子と前記負荷側
    中性線から外された前記過電圧検出用リード線とを接続
    するための検出スイッチを備えたことを特徴とする、請
    求項1ないし3のいずれかに記載の単相3線式用欠相保
    護機能付漏電遮断器の動作チェッカ。
  5. 【請求項5】 前記検出スイッチをオンしてから前記単
    相3線式用欠相保護機能付漏電遮断器が開放されるまで
    の時間を計測するためのタイマーを備えたことを特徴と
    する、請求項4に記載の単相3線式用欠相保護機能付漏
    電遮断器の動作チェッカ。
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