JP2549673Y2 - 文字放送再生装置 - Google Patents

文字放送再生装置

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JP2549673Y2
JP2549673Y2 JP1991027513U JP2751391U JP2549673Y2 JP 2549673 Y2 JP2549673 Y2 JP 2549673Y2 JP 1991027513 U JP1991027513 U JP 1991027513U JP 2751391 U JP2751391 U JP 2751391U JP 2549673 Y2 JP2549673 Y2 JP 2549673Y2
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signal
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健治 寺沢
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Sanyo Electric Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、米国等において採用さ
れているCAPTION文字放送の受信、再生が可能な
テレビジョン受像機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】CAPTION文字放送は、日本で採用
されている文字放送や、PAL地域のTELETEXT
に比べてビットレートが低いため、一般的なビデオテー
プレコーダによって録画、再生出来る利点がある。そこ
で、従来より多くの映画ソフト(カセットテープ)にCA
PTION信号が挿入されており、スーパーインポーズ
によらない字幕の映出が可能となっている。CAPTI
ON信号は、図4(a)に示す如くビデオ信号の垂直帰線
消去期間の第21番目の水平走査期間(21H)に挿入さ
れており、データの始まりとサンプリングの位相を示す
クロックランイン信号Cと、その後に続く2バイトのデ
ータDとから構成される。CAPTION信号を再生す
るには、クロックランイン信号を正しく抜き取る必要が
あり、そのために、図4(b)に示す如くクロックランイ
ン信号に同期したキーパルスPが作成される。又、該キ
ーパルスPは、ビデオ信号から分離した同期信号を基準
として作成される。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】ところで、既製の映画
ソフトには種々のコピーガードが施されており、その代
表的な方法は、ビデオ信号中の同期信号の位相を僅かに
ずらすものである。この様なソフトにおいては、映像再
生には支障はないが、ダビング時にはトラッキング制御
が乱されて、正常なダビングを行なうことが出来ない。
上記の如きコピーガードが施されたソフトのCAPTI
ON信号を従来の受像機で再生せんとすると、同期信号
の位相のずれが原因で上記キーパルスPのタイミングが
ずれて、CAPTION信号のデコードが不可能とな
る。本考案の目的は、ビデオテープカセットに同期信号
の位相をずらす方式のコピーガードが施されている場合
においても、正常なCAPTION信号のデコードが可
能な文字放送再生装置を提供することである。
【0004】
【課題を解決する為の手段】テレビジョン受像機は、図
1の如く、テレビジョン放送を受信するチューナ(1)
と、該チューナ(1)の受信周波数の微調整を行なうため
のチューニングキー(8)と、該チューニングキー(8)の
操作量に応じてチューニング動作を行なう選局・コント
ロール回路(9)と、外部機器からのビデオ信号が接続さ
れるべきビデオ入力端子(31)と、ビデオ入力端子(31)か
らの信号とチューナ(1)からの信号の切換えを行なう切
換えスイッチ(3)と、CAPTION文字放送のデコー
ド回路(11)とを具え、該デコード回路(11)は、ビデオ信
号からCAPTION信号を構成するクロックランイン
信号を抜き取るためのキーパルスPを発生すると共に、
外部から入力されるコントロールデータに応じて前記キ
ーパルスPの位相の調整が可能に構成されている。そし
て、本考案に係わる文字放送再生装置に於いては、切換
えスイッチ(3)の切換えにより、外部機器からのビデオ
信号を再生するAVモードに設定された状態にてチュー
ニングキー(8)の操作によって選局・コントロール回路
(9)から出力されるコントロールデータをデコード回路
(11)へ接続して、チューニングキー(8)の手動操作によ
ってキーパルスPの位相調整を可能とし、CAPTIO
N信号を映出させる。
【0005】
【作用】アンテナを通じて受信されたCAPTION信
号を含むテレビジョン信号を再生せんとする場合、チュ
ーニングキー(8)を操作すると、該操作量に応じて選局
・コントロール回路(9)がチューニング動作を行ない、
受信周波数の微調整が行なわれる。一方、AVモードに
おいては、チューニングキー(8)を操作すると、該操作
量に応じたコントロールデータが選局・コントロール回
路(9)から出力され、デコード回路(11)へ送出される。
これによって、デコード回路(11)はCAPTION信号
抜取り用のキーパルスPの位相を進み方向或いは遅れ方
向にずらす。
【0006】
【考案の効果】本考案に係る文字放送再生装置によれ
ば、チューニングキーの操作によってキーパルスPの位
相調整が可能であるから、AVモードにて再生すべきビ
デオテープカセットに同期信号の位相をずらす方式のコ
ピーガードが施されている場合でも、上記位相調整によ
って、正常なCAPTION信号のデコードが可能であ
る。然も、キーパルスPの位相調整のための操作キーと
して、従来のAVモードでは不要なチューニングキーを
用いているから、専用の操作キーを設ける場合に比べて
構成が簡易となる。
【0007】
【実施例】実施例は本考案を説明するためのものであっ
て、実用新案登録請求の範囲に記載の考案を限定し、或
は範囲を減縮する様に解すべきではない。図1は、本考
案に係る文字放送再生装置を実施したテレビジョン受像
機の構成を示している。チューナ(1)、IF・復調回路
(2)、AV信号入力端子(31)を具えた切換えスイッチ
(3)、同期分離回路(4)、偏向回路(5)、RGBスイッ
チ回路(6)及びCRT(7)は従来のテレビジョン受像機
と全く同一の構成であるので、説明を省略する。
【0008】チューニングキー(8)は、所謂ファインチ
ューニングを行なうための操作キーであって、その出力
信号は選局・コントロール回路(9)へ接続されている。
選局・コントロール回路(9)はマイクロコンピュータか
ら構成されており、従来と同様な受信周波数調整のため
の機能と、後述のデコード回路(11)へのコントロールデ
ータを作成して出力する機能とを具えている。尚、チュ
ーナ(1)にてテレビジョン信号を受信せんとする場合、
選局・コントロール回路(9)から出力されるチューニン
グ制御信号はチューナ(1)へ供給される。
【0009】デコード回路(11)としては、米国ITT社
製のCAPTIONデコード用IC“CCD3000/
LN21”を装備する。該デコード回路(11)は、図4
(b)に示すキーパルスを内部で発生すると共に、外部か
ら供給されるコントロールデータに応答して、前記キー
パルスの位相を進み方向及び遅れ方向に調整する機能を
有しており、同期分離回路(4)からの水平同期信号及び
垂直同期信号に基づき、切換えスイッチ(3)を経て供給
されるコンポジットビデオ信号をRGB信号に変換し、
RGBスイッチ回路(6)へ出力するものである。
【0010】図2は、前記選局・コントロール回路(9)
のコントロールデータ作成機能を表わしている。先ず、
チューニングキー(8)の操作が行なわれたか否かが判断
(12)され、YESの場合はAVモードであるか否かが判
断(13)される。NOの場合は、通常の動作、即ちキー操
作量に応じたチューニング信号を発生して、チューナ
(1)へ送出する。
【0011】前記判断(13)にてYESの場合は、キー操
作量に応じた位相制御信号を作成(14)し、更に該位相制
御信号をコントロールデータに変換して、これをデコー
ド回路(11)へ出力(15)し、手続きを終了する。
【0012】図3は、前記デコード回路(11)のキーパル
ス位相調整機能の基本的な動作を説明するものである。
先ず、垂直帰線消去期間中の最初の水平同期信号の立下
りである否かを判断(17)し、YESの場合は内部カウン
タをクリア(21)する。NOの場合は、内部カウンタをカ
ウントアップ(18)し、更に内部カウンターの値とキーパ
ルス開始カウント値とが一致しているか否かを判断(19)
する。尚、キーパルス開始カウント値は、前記コントロ
ールデータに応じた期間を内部カウンターのカウント値
に変換したものである。
【0013】上記判断(19)にてYESの場合はキーパル
スを立上げる(22)。NOの場合は内部カウンターの値と
キーパルス終了カウント値が一致しているか否かを判断
(20)する。尚、キーパルス終了カウント値は、前記キー
パルス開始カウント値と、クロックランイン信号の発生
期間に応じたカウント値を加算したものである。上記判
断(20)にてYESの場合はキーパルスを立下げる(23)。
これによって、図4(b)に示すキーパルスPが作成され
るのである。
【0014】従って、図1のチューニングキー(8)をプ
ラス方向或いはマイナス方向に操作することによって、
図4(b)のキーパルスPを進み方向或いは遅れ方向に調
整出来、画面に正常な文字放送が映出された時点で調整
操作を終了すればよい。尚、図1の如く選局・コントロ
ール回路(9)にて作成される位相制御信号を画面表示回
路(10)へ供給して、チューニングキー(8)の調整量を表
わす画像信号を作成し、これをCRT(7)にオンスクリ
ーン表示すれば、操作が容易となる。上記実施例の説明
は、本考案を説明するためのものであって、実用新案登
録請求の範囲に記載の考案を限定し、或は範囲を減縮す
る様に解すべきではない。又、本考案の各部構成は上記
実施例に限らず、実用新案登録請求の範囲に記載の技術
的範囲内で種々の変形が可能である。
【0015】例えば選局・コントロール回路(9)の機能
は図2の如くソフトウエアとして説明したが、これをハ
ードウエアによって実現出来るのは言うまでもない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る文字放送再生装置を具えたテレビ
ジョン受像機の構成を示すブロック図である。
【図2】選局・コントロール回路のコントロールデータ
作成機能を表わすフローチャートである。
【図3】デコード回路のキーパルス位相調整機能を説明
するフローチャートである。
【図4】CAPTION信号とキーパルスの関係を示す
タイムチャートである。
【符号の説明】
(8) チューニングキー (9) 選局・コントロール回路 (11) デコード回路

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 テレビジョン放送を受信するチューナ
    (1)と、該チューナ(1)の受信周波数の微調整を行なう
    ためのチューニングキー(8)と、該チューニングキー
    (8)の操作量に応じてチューニング動作を行なう選局・
    コントロール回路(9)と、外部機器からのビデオ信号が
    接続されるべきビデオ入力端子(31)と、ビデオ入力端子
    (31)からの信号とチューナ(1)からの信号の切換えを行
    なう切換えスイッチ(3)と、CAPTION文字放送の
    デコード回路(11)とを具え、該デコード回路(11)は、ビ
    デオ信号からCAPTION信号を構成するクロックラ
    ンイン信号を抜き取るためのキーパルスPを発生すると
    共に、外部から入力されるコントロールデータに応じて
    前記キーパルスPの位相の調整が可能に構成されている
    テレビジョン受像機に於いて、 切換えスイッチ(3)の切換えにより、外部機器からのビ
    デオ信号を再生するAVモードに設定された状態にてチ
    ューニングキー(8)の操作によって選局・コントロール
    回路(9)から出力されるコントロールデータをデコード
    回路(11)へ接続して、チューニングキー(8)の手動操作
    によってキーパルスPの位相調整を可能とし、CAPT
    ION信号を映出させることを特徴とする文字放送再生
    装置。
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JPS60144365U (ja) * 1984-03-06 1985-09-25 株式会社東芝 位相検出回路
JPS6368223U (ja) * 1986-10-23 1988-05-09

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