JP2549441B2 - メンバシップ関数処理装置 - Google Patents

メンバシップ関数処理装置

Info

Publication number
JP2549441B2
JP2549441B2 JP1194692A JP19469289A JP2549441B2 JP 2549441 B2 JP2549441 B2 JP 2549441B2 JP 1194692 A JP1194692 A JP 1194692A JP 19469289 A JP19469289 A JP 19469289A JP 2549441 B2 JP2549441 B2 JP 2549441B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
value
function
event
identification
ratio
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1194692A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0358231A (ja
Inventor
雅博 豊島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Fuji Facom Corp
Original Assignee
Fujitsu Ltd
Fuji Facom Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd, Fuji Facom Corp filed Critical Fujitsu Ltd
Priority to JP1194692A priority Critical patent/JP2549441B2/ja
Publication of JPH0358231A publication Critical patent/JPH0358231A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2549441B2 publication Critical patent/JP2549441B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Devices For Executing Special Programs (AREA)
  • Feedback Control In General (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔概 要〕 いわゆるファジイ演算に使用されるメンバシップ関数
の処理に関し、 複数の事象に対応するメンバシップ関数を一括して管
理できるようにしたメンバシップ関数処理装置を目的と
し、 入力値に対して、所定の事象と、該事象の程度を表す
比率とを出力するに際し、所要の各該事象ごとに所定の
事象値からそれぞれ識別値を割り付け、異なる2つの該
事象を指定するように、該入力値と該比率値と該識別値
とを3次元座標値とするそれぞれ所要の点からなる2組
の座標群の、該座標群ごとの各点を結ぶ線分からなる閉
曲線間の、対応する点を結ぶ直線の軌跡でなる曲面で定
義される3次元の関数を設け、該入力値について該関数
から得る該比率値を最高にする該事象値に最も近い識別
値と、該入力値と該識別値を入力として該関数から定ま
る該比率値とを出力するように構成する。
〔産業上の利用分野〕
本発明は、いわゆるファジイ演算に使用されるメンバ
シップ関数の処理装置に関する。
公知のようにメンバシップ関数は、センサによる測定
値等の入力値から、プロセス状態等を表すある事象分類
における、その事象の程度を示す、ファジイ演算のため
の値を求める関数である。
〔従来の技術〕
人の感覚に対応するような値等、いわゆる曖昧さを含
む値を扱うことのできる演算として公知のファジイ(Fu
zzy)演算は、プロセス処理分野でプロセス状態の診断
等を行うエキスパートシステム等においても採り入れら
れている。
その場合に、例えば適当なセンサで測定する温度の値
を、例えば「非常に低い」「やや低い」から「非常に高
い」までの数段階の事象に分類し、ある温度値について
例えば「80%の程度でやや低い」というようなファジイ
演算の値に変換するために、メンバシップ関数が使用さ
れる。
即ち、第4図に示すように、システムに関数演算部1
を設け、温度等の入力値と関数名を入力すると、その関
数名の関数値として、例えば0から1.0までの値で表さ
れる比率を出力し、その関数に対応する事象分類におけ
る程度を表す。
そのために、関数演算部1は関数定義表2を持ち、予
め別途入力される定義情報に従って、関数名とその関数
を定義する所要の点の2次元座標を示す座標値(xi,
yi)を保持し、それらの点を結ぶ線分で近似した曲線を
指定の関数として、前記のように入力値を処理する。
前記温度の例でも示したように、一般に1カテゴリの
入力値について多数の事象分類があるが、各分類に対応
して1関数が必要になる。例えば温度について言えば、 非常に低い やや低い 正常 やや高い 非常に高い 等の5分類程度は必要になり、それぞれについて最も簡
単な形の例として、三角形状の関数を対応させると第3
図(a)のようになり、5個の関数についてそれぞれ2
〜3点を指定して定義する。
ある入力値について値を求める場合には、例えば第3
図(a)にaで示す入力値の場合に、各関数値のうちで
最も値の大きいの関数により「70%の程度で正常」と
する。
〔発明が解決しようとする課題〕
このように1つのセンサ等について複数個の関数を設
ける必要があるが、システムは一般に複数のカテゴリの
センサ入力を処理して、総合的な診断等を行うようにさ
れるので、そのために管理するメンバシップ関数は極め
て多数になり、システムの最適化調整等のために関数を
修正する等の作業も繁雑化するという問題がある。
本発明は、複数の事象に対応するメンバシップ関数を
一括して管理できるようにしたメンバシップ関数処理装
置を目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
第1図は、本発明の構成を示すブロック図である。
図はメンバシップ関数処理装置の構成を示し、入力値
に対して、所定の事象と、該事象の程度を表す比率とを
出力するメンバシップ関数処理装置において、 関数演算部12と、 所要の各該事象ごとに所定の事象値からそれぞれ識別
値を割り付けた識別値表10を格納した第1のテーブル
と、 異なる2つの該事象を指定するように、該入力値と該
比率値と該識別値とを3次元座標値とするそれぞれ所要
の点からなる2組の座標群の、該座標群ごとの各点を結
ぶ線分からなる閉曲線間の、対応する点を結ぶ直線の軌
跡でなる曲面で定義される3次元の関数定義表11を格納
した第2のテーブルとを設け、 該関数演算部12により該入力値について前記第2のテ
ーブルの該関数定義表11から得る該比率値を最高にする
該事象値を定めて該第1のテーブルの該識別値表10から
該事象値に最も近い識別値と、該入力値と該識別値を入
力として前記第2のテーブルの該関数定義表11から定ま
る該比率値とを出力するように構成されている。
〔作 用〕
以上の処理方式により、同じカテゴリの個々の事象ご
とに関数を設けて管理する必要が無く、カテゴリごとに
一括した1つの関数を、比較的少数の座標点で定義する
ことによって、従来の複数の関数定義に代えることがで
きる。
〔実施例〕
第1図の関数演算部12は、予め別途入力される定義情
報に従って、座標(x1i,y1i,z1)の群と座標(x2i,y2i,
z2)の群の2組の3次元座標群を関数定義表11に保持す
る。こゝでx及びy座標は従来と同様に、入力値及び比
率値に対応させる。又z座標は事象値に対応させ、特定
の事象値を所要の各事象にそれぞれ割り付けて事象の識
別値として、識別値表10に保持する。
前記の2組の座標群は、複数の事象から選んだ異なる
2事象z1及びz2についての、メンバシップ関数を定義す
る座標値でそれぞれ構成する。
関数演算部12は、この2座標群により、座標群ごとの
各点を結ぶ線分からなる閉曲線間の、対応する点を結ぶ
直線の軌跡でなる曲面で定義される3次元の立体が定義
されたものとして、その曲面上の点を指定の関数とし
て、以下のように入力値を処理する。
即ち、第2図に示すように、処理ステップ20で或る入
力値xに対して、例えば入力値xと、比例値y=1.0か
ら定まる関数値zを求める。この処理ステップは上記の
3次元曲面で表現されている複数のメンバシップ関数の
中からある事象に対応する1つのメンバシップ関数を選
定するための前処理である。つまりy座標を例えばy=
1.0(比例値=100%)に固定してx座標の入力値xに対
するz座標の関数値zを求めている。
次に、処理ステップ21では、求めた関数値zに最も近
い識別値z0kを識別値表10で求める。この処理ステップ2
1は、第1のテーブルの識別値表10に格納されている各
事象に対応した識別値z01〜z05の中から、処理ステップ
20で求めた関数値zに最も近い識別値z0kを選定してい
る。これにより、これ以降の処理を、z座標を識別値z
0kに固定してx座標の入力値xに対するy座標の比率値
yを求めるような、通常のファジイ演算の特定のメンバ
シップ関数の比率値を求める処理が可能となる。
次に処理ステップ22で入力値xと事象値z0kから定ま
る比率値yを求めて、処理ステップ23で入力値xに対す
る特定の事象を表す識別値z0kとその比率値yとを出力
する。
第3図(b)は第3図(a)に例示した5個のメンバ
シップ関数に代わる3次元メンバシップ関数を説明する
図であり、例えば(a)における両端の事象との関
数を定義に使用して、それらの関数を定義する各x−y
座標と、「非常に低い」事象及び「非常に高い」事象に
割り付ける識別値z01及びz05を前記のz1及びz2とする座
標群で3次元関数を定義する。
又、事象値軸上のz01からz05までの区間を例えば4等
分するようにz02、z03及びz04を求めて、それぞれ「や
や低い」「正常」及び「やや高い」事象の識別値とす
る。
その結果関数演算部12は、従来の及び関数で指定
される三角形をxy平面に平行な断面とする、図に示すよ
うな横倒しの三角柱が関数として定義されたものとし
て、この関数により前記のように入力値を処理し、z01
〜z05の別と比率値yを出力する。
この第3図を第2図の処理に対応させて説明する。
第2図の処理ステップ20は第3図(b)において比例
値y=1.0となる線、即ち三角柱の頂点の線をxz平面上
に投影して、入力値xに対するz座標の関数値zを簡単
な比例計算で求める。第3図(b)では求めた関数値z
は、z03(正常)とz02(やや低い)の間にあり、z
03(正常)に近い値である。処理ステップ21では求めた
関数値zに最も近い識別値即ちz03(正常)を識別値表1
0で求める。これで関数名が指定されたことになる。
処理ステップ22では、第3図(b)の横倒しの三角柱
をz03(正常)の位置でxy平面に平行に切断した断面の
三角形について入力値xに対する比例値y(第3図の例
では約0.7)を簡単な比例計算で求める。
処理ステップ23では得られた関数値z=z03(正常)
と比例値y=0.7を出力する。
なお、第3図(a)及び(b)において、入力値xが
極端に低い場合と極端に高い場合は、例えば本発明をプ
ロセス処理分野に適用した場合では、異常状態であって
処理の対象とはしない。
このようにすることにより、第3図から明らかなよう
に従来は5関数の各関数ごとに2又は3の定義点を要
し、合計13点を管理しなければならなかったのが、1個
の3次元関数にすることにより、6点のみで関数が定義
されるようになる。
なお、以上の説明では2断面で関数を定義する例とし
たが、必要な場合には1カテゴリに対応する関数を、そ
れぞれ2断面で定義される2以上の区間に区分して定義
してもよく、その場合にも各区間内は前記例と同様に扱
えばよい。
〔発明の効果〕
以上の説明から明らかなように本発明によれば、計算
機におけるいわゆるファジイ演算に使用されるメンバシ
ップ関数の処理において、同じカテゴリの複数の事象に
対応するメンバシップ関数を一括して比較的少数の定義
値で管理できるので、メンバシップ関数の管理及び処理
の効率を改善するという著しい工業的効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の構成を示すブロック図、 第2図は本発明の処理の流れ図、 第3図はメンバシップ関数の説明図、 第4図は従来の構成例を示すブロック図 である。 図において、 1、12は関数演算部、2、11は関数定義表、 10は識別値表、20〜23は処理ステップ を示す。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】入力値に対して、所定の事象と、該事象の
    程度を表す比率とを出力するメンバシップ関数処理装置
    において、 関数演算部と、 所要の各該事象ごとに所定の事象値からそれぞれ識別値
    を割り付けた識別値表を格納した第1のテーブルと、 異なる2つの該事象を指定するように、該入力値と該比
    率値と該識別値とを3次元座標値とするそれぞれ所要の
    点からなる2組の座標群の、該座標群ごとの各点を結ぶ
    線分からなる閉曲線間の、対応する点を結ぶ直線の軌跡
    でなる曲面で定義される3次元の関数定義表を格納した
    第2のテーブルとを設け、 該関数演算部により、該入力値について前記第2のテー
    ブルの該関数定義表から得る該比率値を最高にする該事
    象値を定め該第1のテーブルの該識別値表から該事象値
    に最も近い識別値と、該入力値と該識別値を入力として
    前記第2のテーブルの該関数定義表から定まる該比率値
    とを出力するように構成されていることを特徴とするメ
    ンバシップ関数処理装置。
JP1194692A 1989-07-27 1989-07-27 メンバシップ関数処理装置 Expired - Lifetime JP2549441B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1194692A JP2549441B2 (ja) 1989-07-27 1989-07-27 メンバシップ関数処理装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1194692A JP2549441B2 (ja) 1989-07-27 1989-07-27 メンバシップ関数処理装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0358231A JPH0358231A (ja) 1991-03-13
JP2549441B2 true JP2549441B2 (ja) 1996-10-30

Family

ID=16328694

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1194692A Expired - Lifetime JP2549441B2 (ja) 1989-07-27 1989-07-27 メンバシップ関数処理装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2549441B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04123136A (ja) * 1990-09-13 1992-04-23 Yamatake Honeywell Co Ltd ファジィ情報処理装置
CN102573583B (zh) 2009-07-23 2014-04-23 艾斯克咖啡有限公司 用于制备从容器提取的饮料的设备

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0358231A (ja) 1991-03-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0068031B1 (en) Curved surface forming method
Jared et al. Geometric reasoning and design for manufacture
JPH0765168A (ja) 関数近似装置及び方法
EP0471843B1 (en) Membership function setting method and device
JP2549441B2 (ja) メンバシップ関数処理装置
US5347615A (en) Rule generating and verifying apparatus for fuzzy control using temporary exclusion of a selected rule
US7443395B2 (en) Multi-variable operations
EP0715256B1 (en) Rule verifying apparatus and method for fuzzy inference
WO2022003828A1 (ja) 加工プログラム検索装置および加工プログラム検索方法
JP2608117B2 (ja) 知識整理支援装置
JP2814391B2 (ja) ファジィ推論ルールのプログラミング装置
Li et al. A rule based image segmentation system (RBISS)
JP2000339165A (ja) ファジィ制御の推論規則作成用データ生成方法
JPH06139224A (ja) 情報処理装置および監視装置
Pham et al. Multi-agent approach for visualisation of fuzzy systems
JP3057797B2 (ja) ファジィ演算装置
JPH01193973A (ja) 3次元形状の干渉チェック方法
JPH02146681A (ja) 等高線抽出方式
Ke et al. Genetic fuzzy classifier for benchmark cancer diagnosis
Yabuuchi Fuzzy Autoregressive Model Using Interval Type Time-Series Data and its Application to the Nikkei Stock Average
Chen et al. Applying 2-tuple linguistic representation and a Mamdani fuzzy inference system to fuzzy time series
JPH0731742B2 (ja) ベクトルセットの属性判定装置
JPH04114207A (ja) Nc加工機用加工データ作成方式
JP3169079B2 (ja) 生産ライン自動運用装置
JP2564881B2 (ja) ビット列比較方式

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080808

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090808

Year of fee payment: 13

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090808

Year of fee payment: 13

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090808

Year of fee payment: 13

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

EXPY Cancellation because of completion of term