JP2549261Y2 - 工事用開閉器吊り上げ工具 - Google Patents
工事用開閉器吊り上げ工具Info
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- JP2549261Y2 JP2549261Y2 JP447692U JP447692U JP2549261Y2 JP 2549261 Y2 JP2549261 Y2 JP 2549261Y2 JP 447692 U JP447692 U JP 447692U JP 447692 U JP447692 U JP 447692U JP 2549261 Y2 JP2549261 Y2 JP 2549261Y2
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- Japan
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- cable
- mounting
- construction
- switch
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- Forklifts And Lifting Vehicles (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本案は主に、高圧配電線の建設、
保修工事を停電作業で行うにあたり、停電範囲の縮小、
工事時間短縮を図るため、あらかじめ工事径間電柱に工
事用開閉器を取付けるための吊り上げ工具である。
保修工事を停電作業で行うにあたり、停電範囲の縮小、
工事時間短縮を図るため、あらかじめ工事径間電柱に工
事用開閉器を取付けるための吊り上げ工具である。
【０００２】
【従来の技術及び考案が解決するための課題】上記した
工事の際には、図７に示す様に、工事用開閉器を直接電
柱に配置していたために、開閉器，高圧引下ケーブル，
ケーブル引留金具等を単体で吊り上げ、取付作業のため
作業者が何度も電柱に昇降して行っていた。又取付中は
活線でもあり、感電の恐れと、墜落の危険性があった。
工事の際には、図７に示す様に、工事用開閉器を直接電
柱に配置していたために、開閉器，高圧引下ケーブル，
ケーブル引留金具等を単体で吊り上げ、取付作業のため
作業者が何度も電柱に昇降して行っていた。又取付中は
活線でもあり、感電の恐れと、墜落の危険性があった。
【０００３】
【課題を解決するための手段】上記したよう、工事用開
閉器の取付工事には多くの危険が存在しているので、ま
ず電柱への昇降回数をへらすために、地上で開閉器，高
圧引下ケーブル，ケーブル引留金具を一つの工具にまと
めて取付け、ユニット化して工事用作業車で一気に吊り
上げ、電柱にセットすることにより課題の解決を図るも
のであり、又ユニット化することで作業工程を省き、作
業時間の短縮をも計るものである。
閉器の取付工事には多くの危険が存在しているので、ま
ず電柱への昇降回数をへらすために、地上で開閉器，高
圧引下ケーブル，ケーブル引留金具を一つの工具にまと
めて取付け、ユニット化して工事用作業車で一気に吊り
上げ、電柱にセットすることにより課題の解決を図るも
のであり、又ユニット化することで作業工程を省き、作
業時間の短縮をも計るものである。
【０００４】
【実施例】本案の一実施例について詳記すると、下部に
は電柱締着部2 ，アーム3 ，開閉器取付部4 を設け、下
部より支柱6 を立ち上げ、該支柱6 上にケーブル引留金
具8 とケーブル巻取部9 を設けたものである。
は電柱締着部2 ，アーム3 ，開閉器取付部4 を設け、下
部より支柱6 を立ち上げ、該支柱6 上にケーブル引留金
具8 とケーブル巻取部9 を設けたものである。
【０００５】電柱締着部2 は、コ字状に折曲した取付フ
レーム1 の上下に取付板11を溶着し、該取付板11の一端
にチェイン，締付ハンドルを取付けた締付ボルトを回動
自在に軸止し、他端にチェイン受具を同じく回動自在に
軸止し、該取付フレーム1 の上部（上取付板11の下に）
より水平に角パイプ製アーム3 を突出して設け、該アー
ム3 の両側面に係止ピン嵌合穴31を等間隔に設け、先端
部に抜け止め金具32を設けた構造を有している。
レーム1 の上下に取付板11を溶着し、該取付板11の一端
にチェイン，締付ハンドルを取付けた締付ボルトを回動
自在に軸止し、他端にチェイン受具を同じく回動自在に
軸止し、該取付フレーム1 の上部（上取付板11の下に）
より水平に角パイプ製アーム3 を突出して設け、該アー
ム3 の両側面に係止ピン嵌合穴31を等間隔に設け、先端
部に抜け止め金具32を設けた構造を有している。
【０００６】開閉器取付部4 は、前記したアーム3 に移
動自在に挿通して使用するもので、外筒41の両側面に係
止ピン42を４個取付け、中央部に支柱6 の取付金具43を
設けた構造を有している。
動自在に挿通して使用するもので、外筒41の両側面に係
止ピン42を４個取付け、中央部に支柱6 の取付金具43を
設けた構造を有している。
【０００７】高さ調節部5 は、丸棒をコ字状に折曲して
係止ピン51とし、該係止ピン51に挿通し所定位置で溶着
するＬ字状のプレート53を設け、該プレート53の他片に
抜け止めピン52を同じく溶着した構造を有している。
係止ピン51とし、該係止ピン51に挿通し所定位置で溶着
するＬ字状のプレート53を設け、該プレート53の他片に
抜け止めピン52を同じく溶着した構造を有している。
【０００８】支柱6 は、内支柱7 を設け、該支柱6 には
調節部5 の係止ピン51の貫通穴61を等間隔に設けると共
に、係止ピン51の抜け止めピン52の嵌合穴62を貫通穴61
面でなく、側面に等間隔に設ける。又、内支柱7 にも同
じく貫通穴71を等間隔に設け、支柱6 の貫通穴61と共
に、係止ピン51を貫通して支柱の高さを調節する構造を
有している。尚支柱6 ，内支柱7 はＦＲＰ製の角パイプ
を使用している。
調節部5 の係止ピン51の貫通穴61を等間隔に設けると共
に、係止ピン51の抜け止めピン52の嵌合穴62を貫通穴61
面でなく、側面に等間隔に設ける。又、内支柱7 にも同
じく貫通穴71を等間隔に設け、支柱6 の貫通穴61と共
に、係止ピン51を貫通して支柱の高さを調節する構造を
有している。尚支柱6 ，内支柱7 はＦＲＰ製の角パイプ
を使用している。
【０００９】ケーブル引留金具8 は、ケーブル受け81を
取付ける取付板82と、作業車の吊り上げフックを掛ける
吊り環83と、内支柱7 の上部に嵌脱自在に取付けるキャ
ップ84とから成る。ケーブル受け81は筒状の一部を欠切
し、筒状中央に取付鍔を設けたものであり、左右の取付
板82に計６個取付ける。取付板82は鋼板をＶ字状に折曲
し、一片に前記ケーブル受け81を設け、他片はキャップ
84に溶着し、左右一対設ける。吊り環83は、前記した取
付板82の間に設け、該取付板82とキャップ84に当る面を
溶着結合した構造を有している。キャップ84は、内支柱
7 が入る大きさの角パイプを用い、該角パイプの前後に
係止ピン85を溶着して設けた構造を有している。
取付ける取付板82と、作業車の吊り上げフックを掛ける
吊り環83と、内支柱7 の上部に嵌脱自在に取付けるキャ
ップ84とから成る。ケーブル受け81は筒状の一部を欠切
し、筒状中央に取付鍔を設けたものであり、左右の取付
板82に計６個取付ける。取付板82は鋼板をＶ字状に折曲
し、一片に前記ケーブル受け81を設け、他片はキャップ
84に溶着し、左右一対設ける。吊り環83は、前記した取
付板82の間に設け、該取付板82とキャップ84に当る面を
溶着結合した構造を有している。キャップ84は、内支柱
7 が入る大きさの角パイプを用い、該角パイプの前後に
係止ピン85を溶着して設けた構造を有している。
【００１０】ケーブル巻取部9 は、前記ケーブル引留金
具8 の下部位置に取付台91を介して嵌脱自在に設けるも
ので、内支柱7 の左右に一対設ける。取付台91には、上
下２個のダルマ穴92を設け、該台部をボルトで内支柱7
に固定するものである。ケーブル巻取部9 は、中央に、
アルミ板をコ字状に折曲した逆Ｌ字状の取付金具93の基
端部に段付ボルト94を所定間隔をあけて配すると共に、
軸４本の貫通穴95を設ける。該貫通穴95に軸96を貫通す
るのであるが、軸96にスペーサーカラー97を嵌入し、図
１において左右均等の長さにし、両サイドに側板98を設
けた構造を有している。
具8 の下部位置に取付台91を介して嵌脱自在に設けるも
ので、内支柱7 の左右に一対設ける。取付台91には、上
下２個のダルマ穴92を設け、該台部をボルトで内支柱7
に固定するものである。ケーブル巻取部9 は、中央に、
アルミ板をコ字状に折曲した逆Ｌ字状の取付金具93の基
端部に段付ボルト94を所定間隔をあけて配すると共に、
軸４本の貫通穴95を設ける。該貫通穴95に軸96を貫通す
るのであるが、軸96にスペーサーカラー97を嵌入し、図
１において左右均等の長さにし、両サイドに側板98を設
けた構造を有している。
【００１１】
【使用方法】本案を使用するには、まず開閉器取付部4
を開閉器10のハンガー部に持って行きナットにより締付
け取付ける。次に高圧引下ケーブルの一端を開閉器に取
付け、中央部の余長分をケーブル巻取部9 に２回巻きを
限度として巻付け、他端はケーブル引留金具8 のケーブ
ル受け81に嵌合する。そしてアーム3 を開閉器取付部4
の外筒41に挿入し、係止ピン42を嵌合穴31に挿入し固定
する。これで地上での取付は完了するものである。
を開閉器10のハンガー部に持って行きナットにより締付
け取付ける。次に高圧引下ケーブルの一端を開閉器に取
付け、中央部の余長分をケーブル巻取部9 に２回巻きを
限度として巻付け、他端はケーブル引留金具8 のケーブ
ル受け81に嵌合する。そしてアーム3 を開閉器取付部4
の外筒41に挿入し、係止ピン42を嵌合穴31に挿入し固定
する。これで地上での取付は完了するものである。
【００１２】次に作業車のウインチより吊り下げたフッ
クを吊環83に掛けて、吊り上げ、電柱締着部2 のチェイ
ン等により電柱に強固に取付けする。これで電柱上での
取付は完了するものである。
クを吊環83に掛けて、吊り上げ、電柱締着部2 のチェイ
ン等により電柱に強固に取付けする。これで電柱上での
取付は完了するものである。
【００１３】
【考案の効果】本案の工具を使用することにより、従来
工事の様に何度も電柱昇降しなくてもよく、又電柱上に
何度も機材や工具を吊り上げなくてもよいので作業者の
墜落の危険性が減少すると共に、疲労軽減にもなり、又
活線の複雑な装柱場所での作業が削減されるので感電事
故が減少し、安全作業が行えると共に作業工程の削減に
よって、作業時間の短縮を図れるものである。
工事の様に何度も電柱昇降しなくてもよく、又電柱上に
何度も機材や工具を吊り上げなくてもよいので作業者の
墜落の危険性が減少すると共に、疲労軽減にもなり、又
活線の複雑な装柱場所での作業が削減されるので感電事
故が減少し、安全作業が行えると共に作業工程の削減に
よって、作業時間の短縮を図れるものである。
【００１４】又従来工事の場合は、電柱上に１人，ウイ
ンチ操作に１人，機材の吊り上げ時の支持ロープ保持に
１人、これは軽量時で、開閉器が重量物の場合は２人、
そして監督者１人と４〜５人で作業を行っていたが、本
案の工具を使用すると、２人が地上で取付作業をしてお
き、次に１人が作業車のウインチを操作し、他の１人が
フックを吊環に掛けた後、電柱へ昇り、吊り上がって来
た工具の電柱締着部2のチェイン等で取付ければ２人で
作業が出来る。又監督者を入れても３人でよく、作業者
の削減が可能となる等の実用的効果がある。
ンチ操作に１人，機材の吊り上げ時の支持ロープ保持に
１人、これは軽量時で、開閉器が重量物の場合は２人、
そして監督者１人と４〜５人で作業を行っていたが、本
案の工具を使用すると、２人が地上で取付作業をしてお
き、次に１人が作業車のウインチを操作し、他の１人が
フックを吊環に掛けた後、電柱へ昇り、吊り上がって来
た工具の電柱締着部2のチェイン等で取付ければ２人で
作業が出来る。又監督者を入れても３人でよく、作業者
の削減が可能となる等の実用的効果がある。
【図１】本案の左側面図。
【図２】本案の開閉器取付部の一部分正面図。
【図３】本案の支柱高さ調節部の斜視図。
【図４】本案のケーブル引留金具の一部分右側面図。
【図５】本案のケーブル巻取部の斜視図。
【図６】本案の取付状態正面図。
【図７】従来工事の一例を示す正面装柱図。
1 取付フレーム 2 電柱締着部 3 アーム 4 開閉器取付部 5 高さ調節部 6 支 柱 7 内支柱 8 ケーブル引留金具 9 ケーブル巻取部 10 開閉器 11 取付板 31 嵌合穴 32 抜け止め金具 41 外 筒 42 係止ピン 43 取付金具 51 係止ピン 52 抜け止めピン 53 プレート 61 貫通穴 62 嵌合穴 71 貫通穴 72 嵌合穴 81 ケーブル受け 82 取付板 83 吊 環 84 キャップ 85 係止ピン 91 取付台 92 ダルマ穴 93 取付金具 94 段付ボルト 95 貫通穴 96 軸 97 スペーサーカラー 98 側 板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 清水 幸雄 仙台市青葉区一番町二丁目６番21号 株 式会社ユアテック内 (72)考案者 上野 清 仙台市青葉区一番町二丁目６番21号 株 式会社ユアテック内 (72)考案者 古舘 裕 仙台市青葉区一番町二丁目６番21号株式 会社ユアテック内 (72)考案者 中村 幸治 仙台市青葉区一番町二丁目６番21号株式 会社ユアテック内 (72)考案者 井上 均 兵庫県加東郡滝野町下滝野４丁目62番地 藤井電工株式会社内 審査官 宮島 潤 (56)参考文献 実開 昭57−130513（ＪＰ，Ｕ)
Claims (1)
- 【請求項１】 取付フレーム1 の上下に電柱締着部2 を
設け、該取付フレーム1 より水平にアーム3 を突設し、
該アーム3 に、スライド可能な開閉器取付部4 を設け、
該開閉器取付部4 中央上に、高さ調節部5 を設けた支柱
6 を設け、該支柱6 の内支柱7 の先端に、ケーブル受け
81と吊環83を備えたケーブル引留金具8 を嵌脱自在に設
け、その下部にケーブル巻取部9 を嵌脱自在に設けたこ
とを特徴とする工事用開閉器吊り上げ工具。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP447692U JP2549261Y2 (ja) | 1992-01-10 | 1992-01-10 | 工事用開閉器吊り上げ工具 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP447692U JP2549261Y2 (ja) | 1992-01-10 | 1992-01-10 | 工事用開閉器吊り上げ工具 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0560118U JPH0560118U (ja) | 1993-08-06 |
| JP2549261Y2 true JP2549261Y2 (ja) | 1997-09-30 |
Family
ID=11585172
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP447692U Expired - Fee Related JP2549261Y2 (ja) | 1992-01-10 | 1992-01-10 | 工事用開閉器吊り上げ工具 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2549261Y2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2759752B2 (ja) * | 1994-04-14 | 1998-05-28 | 中部電力株式会社 | 配電設備の取付装置 |
| JP6344778B2 (ja) * | 2016-11-01 | 2018-06-20 | 株式会社四電工 | 架線バイパス工事用資材取り付けユニット及び架線バイパス工事用資材取り付けユニットを運搬するための台車 |
| CN118040540A (zh) * | 2024-04-12 | 2024-05-14 | 国网山东省电力公司新泰市供电公司 | 一种变电维护供电连接装置 |
-
1992
- 1992-01-10 JP JP447692U patent/JP2549261Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0560118U (ja) | 1993-08-06 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
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