JP2548109B2 - 光学式記録デイスク再生装置 - Google Patents
光学式記録デイスク再生装置Info
- Publication number
- JP2548109B2 JP2548109B2 JP59237941A JP23794184A JP2548109B2 JP 2548109 B2 JP2548109 B2 JP 2548109B2 JP 59237941 A JP59237941 A JP 59237941A JP 23794184 A JP23794184 A JP 23794184A JP 2548109 B2 JP2548109 B2 JP 2548109B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- band
- recording disk
- circuit
- movement amount
- output
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B7/00—Recording or reproducing by optical means, e.g. recording using a thermal beam of optical radiation by modifying optical properties or the physical structure, reproducing using an optical beam at lower power by sensing optical properties; Record carriers therefor
- G11B7/08—Disposition or mounting of heads or light sources relatively to record carriers
- G11B7/09—Disposition or mounting of heads or light sources relatively to record carriers with provision for moving the light beam or focus plane for the purpose of maintaining alignment of the light beam relative to the record carrier during transducing operation, e.g. to compensate for surface irregularities of the latter or for track following
- G11B7/0946—Disposition or mounting of heads or light sources relatively to record carriers with provision for moving the light beam or focus plane for the purpose of maintaining alignment of the light beam relative to the record carrier during transducing operation, e.g. to compensate for surface irregularities of the latter or for track following specially adapted for operation during external perturbations not related to the carrier or servo beam, e.g. vibration
Landscapes
- Moving Of The Head To Find And Align With The Track (AREA)
- Optical Recording Or Reproduction (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明は、光学式記録ディスク再生装置に関し、特に
車載用として好適な光学式記録ディスク再生装置に関す
る。
車載用として好適な光学式記録ディスク再生装置に関す
る。
背景技術 この種の装置では、ピックアップの情報読取点が記録
ディスク（以下単にディスクと称する）の記録トラック
に追従することによって記録情報の読取りが行なわれる
のであるが、装置本体に外部から振動が加わった場合な
どにはピックアップの情報読取点が記録トラックを飛び
越してしまい、安定した再生動作が得られないことにな
る。特に、常に振動がある自動車への搭載を考えた場
合、いわゆるトラック飛びが頻繁に生じる可能性が大で
あり、その対策が切に望まれる。
ディスク（以下単にディスクと称する）の記録トラック
に追従することによって記録情報の読取りが行なわれる
のであるが、装置本体に外部から振動が加わった場合な
どにはピックアップの情報読取点が記録トラックを飛び
越してしまい、安定した再生動作が得られないことにな
る。特に、常に振動がある自動車への搭載を考えた場
合、いわゆるトラック飛びが頻繁に生じる可能性が大で
あり、その対策が切に望まれる。
発明の構成 本発明は、上述した点に鑑みなされたもので、装置本
体に加わる外部振動に対して強く、安定した再生動作が
可能な光学式記録ディスク再生装置を提供することを目
的とする。
体に加わる外部振動に対して強く、安定した再生動作が
可能な光学式記録ディスク再生装置を提供することを目
的とする。
本発明による光学式記録ディスク再生装置は、光学系
の移動量を検出する検出手段を備え、この検出手段の出
力信号の信号レベルのピーク植をホールドし、そのホー
ルド出力が予め定められた基準レベルを越えたとき、ト
ラッキングサーボ系のサーボ帯域を、外部振動の帯域を
含まない第１の帯域から、外部振動の帯域を含む第１の
帯域より広い第２の帯域へ切り換えることを特徴として
いる。
の移動量を検出する検出手段を備え、この検出手段の出
力信号の信号レベルのピーク植をホールドし、そのホー
ルド出力が予め定められた基準レベルを越えたとき、ト
ラッキングサーボ系のサーボ帯域を、外部振動の帯域を
含まない第１の帯域から、外部振動の帯域を含む第１の
帯域より広い第２の帯域へ切り換えることを特徴として
いる。
実 施 例 以下、本発明の実施例を図に基づいて詳細に説明す
る。
る。
第１図は、本発明の一実施例を示す構成図である。本
図において、１はディスク２に向けて光を照射しかつ記
録面上に情報読取点３を結像してディスク２の記録情報
を読み取り、読み取った信号を光電変換するピックアッ
プであり、情報読取点３をディスク２に対してその記録
面に垂直な方向（フォーカス方向）とディスク２の半径
方向（トラッキング方向）に移動させるための後述する
駆動手段を内蔵している。
図において、１はディスク２に向けて光を照射しかつ記
録面上に情報読取点３を結像してディスク２の記録情報
を読み取り、読み取った信号を光電変換するピックアッ
プであり、情報読取点３をディスク２に対してその記録
面に垂直な方向（フォーカス方向）とディスク２の半径
方向（トラッキング方向）に移動させるための後述する
駆動手段を内蔵している。
ピックアップ１の具体的な構成の一例を第２図に示
す。第２図において、円筒状ケース24内に収納された対
物レンズ25を含むピックアップ光学系（以下単に光学系
と称する）は保持枠26により保持され、更に当該光学系
から発せられる照射光の光軸方向すなわちフォーカス方
向ｘおよび該フォーカス方向ｘに垂直なトラッキング方
向ｙの両方向に所定範囲内で移動可能にかつ光軸がディ
スク記録面に対して垂直になるように支持機構４によっ
て支持されている。この光学系はディスク記録面にスポ
ット光を照射せめると共に、該記録面を経た光の変化を
検知する作用をなすものであり、その具体的構成につい
ては良く知られている故ここでは詳述しない。
す。第２図において、円筒状ケース24内に収納された対
物レンズ25を含むピックアップ光学系（以下単に光学系
と称する）は保持枠26により保持され、更に当該光学系
から発せられる照射光の光軸方向すなわちフォーカス方
向ｘおよび該フォーカス方向ｘに垂直なトラッキング方
向ｙの両方向に所定範囲内で移動可能にかつ光軸がディ
スク記録面に対して垂直になるように支持機構４によっ
て支持されている。この光学系はディスク記録面にスポ
ット光を照射せめると共に、該記録面を経た光の変化を
検知する作用をなすものであり、その具体的構成につい
ては良く知られている故ここでは詳述しない。
支持機構４は、一端がブラケット5a,5bを介してベー
ス６に固定されかつトラッキング方向にのみ可撓な一対
の板バネ7a,7bと、これら板バネ7a,7bの各自由端に両側
端にて固定された枠形で板状の中継部材８と、各一端が
中継部材８の上下端に固定されかつ各他端が保持枠26に
固着されてフォーカス方向にのみ可撓な一対の板バネ9
a,9bとによって構成されている。
ス６に固定されかつトラッキング方向にのみ可撓な一対
の板バネ7a,7bと、これら板バネ7a,7bの各自由端に両側
端にて固定された枠形で板状の中継部材８と、各一端が
中継部材８の上下端に固定されかつ各他端が保持枠26に
固着されてフォーカス方向にのみ可撓な一対の板バネ9
a,9bとによって構成されている。
ケース１の下端部にはカップ状のボビン10が固設さ
れ、このボビン10の外周にはフォーカス方向ｘの駆動用
コイル11が円周方向に巻回されている。また、ケース24
の外周面には一対の円筒状のボビン12a,12bがトラッキ
ング方向ｙに突設され、これらボビン12a,12bにはトラ
ッキング方向ｙの駆動用コイル13が巻回されている。ボ
ビン10はベース６に対して固定される磁気回路部14の環
状磁気ギャップ15内に位置するように設けられる。ま
た、ボビン12a,12bはベース６に対して固定される一対
の磁気回路16a,16bの磁気ギャップ17a,17b内に位置する
ように設けられる。
れ、このボビン10の外周にはフォーカス方向ｘの駆動用
コイル11が円周方向に巻回されている。また、ケース24
の外周面には一対の円筒状のボビン12a,12bがトラッキ
ング方向ｙに突設され、これらボビン12a,12bにはトラ
ッキング方向ｙの駆動用コイル13が巻回されている。ボ
ビン10はベース６に対して固定される磁気回路部14の環
状磁気ギャップ15内に位置するように設けられる。ま
た、ボビン12a,12bはベース６に対して固定される一対
の磁気回路16a,16bの磁気ギャップ17a,17b内に位置する
ように設けられる。
上記ボビン10,12a,12b、駆動コイル11,13及び磁気回
路部14,16a,16b等によって、光学系をフォーカス方向ｘ
及びトラッキング方向ｙに駆動する駆動手段が構成され
ている。
路部14,16a,16b等によって、光学系をフォーカス方向ｘ
及びトラッキング方向ｙに駆動する駆動手段が構成され
ている。
再び第１図において、ピックアップ１の出力信号は、
プリアンプ30で増幅された後、フォーカス方向のエラー
信号を生成するフォーカスエラー生成回路31及びトラッ
キング方向のエラー信号を生成するトラッキングエラー
生成回路32に供給される。フォーカスエラー生成回路31
から出力されるフォーカスエラー信号はディスク２の情
報記録面に対するピックアップ１内の対物レンズ25のフ
ォーカス方向における位置制御をなすフォーカスサーボ
回路33に供給される。トラッキングエラー生成回路32か
ら出力されるトラッキングエラー信号は情報読取点３を
トラッキング方向に制御するトラッキングサーボ回路34
に供給される。トラッキングサーボ回路34は、外部から
の制御信号に応じてサーボ帯域が外部振動の帯域を含ま
ない所定の第１の帯域と、第１の帯域よりも広い外部振
動の帯域を含む第２の帯域とに切換可能に構成されてい
る。このトラッキングサーボ回路34には、レベル検出回
路35で発生される制御信号が供給される。レベル検出回
路35は、ピックアップ１の光学系の移動量を検出する移
動量検出手段としての振動検出器23から微分回路36及び
ピークホールド回路37を介して供給される振動検出信号
を入力とし、この検出信号の絶対値レベルが所定の基準
レベルを越えたことを検出し、上記制御信号を出力す
る。
プリアンプ30で増幅された後、フォーカス方向のエラー
信号を生成するフォーカスエラー生成回路31及びトラッ
キング方向のエラー信号を生成するトラッキングエラー
生成回路32に供給される。フォーカスエラー生成回路31
から出力されるフォーカスエラー信号はディスク２の情
報記録面に対するピックアップ１内の対物レンズ25のフ
ォーカス方向における位置制御をなすフォーカスサーボ
回路33に供給される。トラッキングエラー生成回路32か
ら出力されるトラッキングエラー信号は情報読取点３を
トラッキング方向に制御するトラッキングサーボ回路34
に供給される。トラッキングサーボ回路34は、外部から
の制御信号に応じてサーボ帯域が外部振動の帯域を含ま
ない所定の第１の帯域と、第１の帯域よりも広い外部振
動の帯域を含む第２の帯域とに切換可能に構成されてい
る。このトラッキングサーボ回路34には、レベル検出回
路35で発生される制御信号が供給される。レベル検出回
路35は、ピックアップ１の光学系の移動量を検出する移
動量検出手段としての振動検出器23から微分回路36及び
ピークホールド回路37を介して供給される振動検出信号
を入力とし、この検出信号の絶対値レベルが所定の基準
レベルを越えたことを検出し、上記制御信号を出力す
る。
振動検出器23は、第２図に示すように、光学系を保持
した保持枠26に取り付けられた検出用磁石20と、この磁
石20の近傍に位置するようにトラッキング方向に対応し
てヨーク22に巻回されてベース６上に固定されて、光学
系の移動に応じて起電力を発生する検出用コイル21とに
よって構成されている。従って、振動検出器23の出力端
には、光学系の振動速度に比例した電圧が得られる。す
なわち、通常のトラッキング動作時にはトラッキングエ
ラー信号に対応した電圧が得られるが、装置本体に外部
振動が加わった時にはトラッキングエラー信号に外乱成
分が重畳された形で得られる。振動検出器23の検出出力
は、微分回路36で微分されることによって加速度信号と
された後、ピークホールド回路37に供給されて信号レベ
ルのピーク値がホールドされる。ピークホールド回路37
のホールド出力は光学系自体の振動量すななち単位時間
当りの移動量を表わしており、レベル検出回路35に供給
される。
した保持枠26に取り付けられた検出用磁石20と、この磁
石20の近傍に位置するようにトラッキング方向に対応し
てヨーク22に巻回されてベース６上に固定されて、光学
系の移動に応じて起電力を発生する検出用コイル21とに
よって構成されている。従って、振動検出器23の出力端
には、光学系の振動速度に比例した電圧が得られる。す
なわち、通常のトラッキング動作時にはトラッキングエ
ラー信号に対応した電圧が得られるが、装置本体に外部
振動が加わった時にはトラッキングエラー信号に外乱成
分が重畳された形で得られる。振動検出器23の検出出力
は、微分回路36で微分されることによって加速度信号と
された後、ピークホールド回路37に供給されて信号レベ
ルのピーク値がホールドされる。ピークホールド回路37
のホールド出力は光学系自体の振動量すななち単位時間
当りの移動量を表わしており、レベル検出回路35に供給
される。
第３図に、レベル検出回路35及びピークホールド回路
37の具体的な回路構成を示す。本図において、レベル検
出回路35は、レベル検出のための所定の基準電圧E,−Ｅ
を発生させる定電圧ダイオード40a,40bと、定電圧ダイ
オード40a,40bで得られた基準電圧とピークホールド回
路37の出力信号とを比較するコンパレータ41a,41bと、
コンパレータ41a,41bの出力をワイヤードORとするため
のトランジスタ42a,42bとから構成されている。なお、
基準電圧E,−Ｅはトラッキングサーボのキャプチャレン
ジ内に設定される。
37の具体的な回路構成を示す。本図において、レベル検
出回路35は、レベル検出のための所定の基準電圧E,−Ｅ
を発生させる定電圧ダイオード40a,40bと、定電圧ダイ
オード40a,40bで得られた基準電圧とピークホールド回
路37の出力信号とを比較するコンパレータ41a,41bと、
コンパレータ41a,41bの出力をワイヤードORとするため
のトランジスタ42a,42bとから構成されている。なお、
基準電圧E,−Ｅはトラッキングサーボのキャプチャレン
ジ内に設定される。
一方、ピークホールド回路37は、微分回路36（第１図
示）から供給される外部振動に対応した加速度信号の正
電位側及び負電位側のそれぞれの信号レベルのピーク値
をホールドする一対のピークホールド回路37A,37Bから
なり、その各出力がコンパレータ41a,41bの比較入力と
なっている。ピークホールド回路37Aは、加速度信号を
検波するための検波用ダイオード43aと、このダイオー
ド43aによって検波された加速度信号をホールドするた
めのホールドコンデンサ44aと、このコンデンサ44aの蓄
電電荷を放電しサーボ帯域を広げておく時間を決める放
電抵抗45aとから構成されている。ピークホールド回路3
7Bも同様に、検波用ダイオード43b、ホールドコンデン
サ44b及び放電抵抗45bにより構成されている。
示）から供給される外部振動に対応した加速度信号の正
電位側及び負電位側のそれぞれの信号レベルのピーク値
をホールドする一対のピークホールド回路37A,37Bから
なり、その各出力がコンパレータ41a,41bの比較入力と
なっている。ピークホールド回路37Aは、加速度信号を
検波するための検波用ダイオード43aと、このダイオー
ド43aによって検波された加速度信号をホールドするた
めのホールドコンデンサ44aと、このコンデンサ44aの蓄
電電荷を放電しサーボ帯域を広げておく時間を決める放
電抵抗45aとから構成されている。ピークホールド回路3
7Bも同様に、検波用ダイオード43b、ホールドコンデン
サ44b及び放電抵抗45bにより構成されている。
次に、本発明の回路動作について説明する。
まず、装置本体に加わる外部振動は、振動検出器23で
検出され微分回路36で加速度に変換される。この加速度
信号は検波用ダイオード43a,43bによって正電位側と負
電位側とに振り分けられ、ホールドコンデンサ44a,44b
でホールドされる。このとき、外部振動が加わっていな
ければ、ホールドコンデンサ44a,44bの端子電圧は定電
圧ダイオード40a,40bによる基準電圧E,−Ｅを越えるこ
とはなく、コンパレータ41a,41bの出力は双方とも−Ｖ
となる。この出力はトランジスタ42a,42bを非導通状態
とし、これによりレベル検出回路35の出力は＋Ｖとな
る。この出力はトラッキングサーボ回路34（第１図参
照）の帯域切換用制御入力端に供給され、サーボ帯域を
所定の第１の帯域に設定する。
検出され微分回路36で加速度に変換される。この加速度
信号は検波用ダイオード43a,43bによって正電位側と負
電位側とに振り分けられ、ホールドコンデンサ44a,44b
でホールドされる。このとき、外部振動が加わっていな
ければ、ホールドコンデンサ44a,44bの端子電圧は定電
圧ダイオード40a,40bによる基準電圧E,−Ｅを越えるこ
とはなく、コンパレータ41a,41bの出力は双方とも−Ｖ
となる。この出力はトランジスタ42a,42bを非導通状態
とし、これによりレベル検出回路35の出力は＋Ｖとな
る。この出力はトラッキングサーボ回路34（第１図参
照）の帯域切換用制御入力端に供給され、サーボ帯域を
所定の第１の帯域に設定する。
一方、外部振動が加えられると、加速度信号には外乱
成分が現われ、ホールドコンデンサ44a,44bはそのピー
ク値をホールドする。ここで、例えばホールドコンデン
サ44aの端子電圧が基準電圧Ｅを越えると、コンパレー
タ41aの出力が反転して＋Ｖとなる。このコンパレータ4
1aの出力はトランジスタ42aを導通状態にし、これによ
りレベル検出回路35の出力は０［Ｖ］となる。この出力
によってトラッキングサーボ回路34のサーボ帯域が第１
の帯域からそれよりも広い第２の帯域に切り換えられ
る。このとき、負電位側のホールドコンデンサ44bの端
子電圧は基準電圧−Ｅを越えていないので、コンパレー
タ41bの出力は−Ｖにあり、トランジスタ42bは非導通状
態にあるが、レベル検出回路35の出力はトランジスタ42
aによって０［Ｖ］に保たれる。
成分が現われ、ホールドコンデンサ44a,44bはそのピー
ク値をホールドする。ここで、例えばホールドコンデン
サ44aの端子電圧が基準電圧Ｅを越えると、コンパレー
タ41aの出力が反転して＋Ｖとなる。このコンパレータ4
1aの出力はトランジスタ42aを導通状態にし、これによ
りレベル検出回路35の出力は０［Ｖ］となる。この出力
によってトラッキングサーボ回路34のサーボ帯域が第１
の帯域からそれよりも広い第２の帯域に切り換えられ
る。このとき、負電位側のホールドコンデンサ44bの端
子電圧は基準電圧−Ｅを越えていないので、コンパレー
タ41bの出力は−Ｖにあり、トランジスタ42bは非導通状
態にあるが、レベル検出回路35の出力はトランジスタ42
aによって０［Ｖ］に保たれる。
トラッキングサーボ回路34のサーボ帯域が広げられる
と、トラッキングサーボ回路34に入力されるトラッキン
グエラー信号は第１の帯域でのエラー信号よりも圧縮さ
れると同時に目標トラックへの収束を開始する。サーボ
帯域が切り換わった直後に外部振動が無くなり加速度信
号の信号レベルが基準電圧Ｅを下回っても、コンパレー
タ41aの出力はコンデンサ44a及び抵抗45aによる時定数
で定まる時間だけ反転しないので、当該時間だけサーボ
帯域を広げたままにしておくことができる。従って、目
標とするトラックへの収束時の応答性を向上できること
になる。ホールドコンデンサ44aの端子電圧が基準電圧
Ｅを下回った時点でサーボ帯域が第２の帯域から第１の
帯域に戻される。
と、トラッキングサーボ回路34に入力されるトラッキン
グエラー信号は第１の帯域でのエラー信号よりも圧縮さ
れると同時に目標トラックへの収束を開始する。サーボ
帯域が切り換わった直後に外部振動が無くなり加速度信
号の信号レベルが基準電圧Ｅを下回っても、コンパレー
タ41aの出力はコンデンサ44a及び抵抗45aによる時定数
で定まる時間だけ反転しないので、当該時間だけサーボ
帯域を広げたままにしておくことができる。従って、目
標とするトラックへの収束時の応答性を向上できること
になる。ホールドコンデンサ44aの端子電圧が基準電圧
Ｅを下回った時点でサーボ帯域が第２の帯域から第１の
帯域に戻される。
発明の効果 以上説明したように、本発明によれば、光学系の振動
量を直接検出するようにしたので、装置本体に加わる外
部振動に伴う情報読取点の位置変動分を確実に検出で
き、また検出信号の信号レベルのピーク値をホールド
し、そのホールド出力に基づいてサーボ帯域を外部振動
の帯域を含まない第１の帯域から、外部振動の帯域を含
む第１の帯域より広い第２の帯域に切換えるようにした
ので、外部振動が加わった後のサーボ系の応答性を向上
でき、目標とするトラックへ収束するまでの時間を短縮
することができる光学式記録ディスク再生装置が得られ
る。
量を直接検出するようにしたので、装置本体に加わる外
部振動に伴う情報読取点の位置変動分を確実に検出で
き、また検出信号の信号レベルのピーク値をホールド
し、そのホールド出力に基づいてサーボ帯域を外部振動
の帯域を含まない第１の帯域から、外部振動の帯域を含
む第１の帯域より広い第２の帯域に切換えるようにした
ので、外部振動が加わった後のサーボ系の応答性を向上
でき、目標とするトラックへ収束するまでの時間を短縮
することができる光学式記録ディスク再生装置が得られ
る。
また、本発明では、外部振動が加わったときのみなら
ず、ジャンプやサーチ動作によって光学系の振動量すな
わち単位時間当りの移動量が基準レベルを越えた場合で
も、サーボ帯域を広げておくので、ジャンプ動作やサー
チ動作後のサーボ系の応答を良くすることができ、ジャ
ンプ動作の安定性の向上やサーチ動作の時間短縮という
効果も得られることになる。
ず、ジャンプやサーチ動作によって光学系の振動量すな
わち単位時間当りの移動量が基準レベルを越えた場合で
も、サーボ帯域を広げておくので、ジャンプ動作やサー
チ動作後のサーボ系の応答を良くすることができ、ジャ
ンプ動作の安定性の向上やサーチ動作の時間短縮という
効果も得られることになる。
第１図は本発明の一実施例を示す構成図、第２図は第１
図におけるピックアップの具体例を示す構成図、第３図
は第１図におけるレベル検出回路及びピークホールド回
路の具体的な構成を示す回路図である。 主要部分の符号の説明 １……ピックアップ、２……記録ディスク 11……フォーカス用駆動コイル 13……トラッキング用駆動コイル 14,16a,16b……磁気回路部 23……振動検出器 33……フォーカスサーボ回路 34……トラッキングサーボ回路 35……レベル検出回路 37,37A,37B……ピークホールド回路
図におけるピックアップの具体例を示す構成図、第３図
は第１図におけるレベル検出回路及びピークホールド回
路の具体的な構成を示す回路図である。 主要部分の符号の説明 １……ピックアップ、２……記録ディスク 11……フォーカス用駆動コイル 13……トラッキング用駆動コイル 14,16a,16b……磁気回路部 23……振動検出器 33……フォーカスサーボ回路 34……トラッキングサーボ回路 35……レベル検出回路 37,37A,37B……ピークホールド回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭57−46357（ＪＰ，Ａ) 特開 昭59−154677（ＪＰ，Ａ) 特開 昭59−193546（ＪＰ，Ａ)
Claims (2)
- 【請求項１】記録ディスクの記録面にスポット光を照射
せしめるための可動光学部品を含む光学系と、前記光学
系を前記記録ディスクの半径方向において移動可能に支
持する支持機構と、前記スポット光の前記記録ディスク
に対するディスク半径方向の位置制御をなすトラッキン
グサーボ系とを備えた光学式記録ディスク再生装置であ
って、 前記トラッキングサーボ系のサーボ帯域が外部振動の帯
域を含まない所定の第１の帯域と前記外部振動の帯域を
含む前記第１の帯域より広い第２の帯域とに切換え可能
に構成して、 前記トラッキングサーボ系とは独立して設けられ、前記
可動光学部品の単位時間当りの移動量を検出する移動量
検出手段と、前記移動量検出手段により検出される移動
量が所定の基準レベルを越えたとき出力を発生するコン
パレータとを備え、前記コンパレータの出力に応じて前
記トラッキングサーボ系のサーボ帯域を前記第１の帯域
から前記第２の帯域へ切り換えることを特徴とする光学
式記録ディスク再生装置。 - 【請求項２】前記移動量検出手段は、前記可動光学部品
に取り付けられた磁石と、前記磁石の近傍に配置された
ヨークに巻回され前記可動光学部品の移動に応じて起電
力を発生するコイルとからなることを特徴とする特許請
求の範囲第１項記載の光学式記録ディスク再生装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59237941A JP2548109B2 (ja) | 1984-11-12 | 1984-11-12 | 光学式記録デイスク再生装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59237941A JP2548109B2 (ja) | 1984-11-12 | 1984-11-12 | 光学式記録デイスク再生装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61117741A JPS61117741A (ja) | 1986-06-05 |
| JP2548109B2 true JP2548109B2 (ja) | 1996-10-30 |
Family
ID=17022726
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP59237941A Expired - Fee Related JP2548109B2 (ja) | 1984-11-12 | 1984-11-12 | 光学式記録デイスク再生装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2548109B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2559421B2 (ja) * | 1987-08-31 | 1996-12-04 | キヤノン株式会社 | 光学的情報記録装置 |
| JPH077528B2 (ja) * | 1988-01-25 | 1995-01-30 | キヤノン株式会社 | 光学式情報記録装置 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS59193546A (ja) * | 1983-04-15 | 1984-11-02 | Mitsubishi Electric Corp | コンパクト・デイスク・プレ−ヤ |
-
1984
- 1984-11-12 JP JP59237941A patent/JP2548109B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS61117741A (ja) | 1986-06-05 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US4462096A (en) | Pickup assembly for disc player | |
| US4302830A (en) | Optical information reading-out apparatus | |
| US4769803A (en) | Optical information recording and/or reproducing apparatus | |
| KR940003551B1 (ko) | 광 디스크장치의 트랙 액세스 제어회로 | |
| JP2548109B2 (ja) | 光学式記録デイスク再生装置 | |
| US4799206A (en) | Tracking control apparatus for recording disc reproducing apparatus | |
| JPH0766546B2 (ja) | 光デイスク装置 | |
| JPH0526253B2 (ja) | ||
| US4937510A (en) | Control apparatus for a linear motor for driving a pickup | |
| US4888754A (en) | Arrangement for reproducing data readable by an optical scanner from tracks of a recorded medium | |
| JP3529810B2 (ja) | 光デイスク装置 | |
| JP2549110B2 (ja) | トラツクジヤンプ回路 | |
| JP2751635B2 (ja) | 光ディスク装置 | |
| JP2697438B2 (ja) | トラック誤差信号の補正装置 | |
| JP3530577B2 (ja) | 光ディスクのトラックアクセス装置 | |
| JP2929712B2 (ja) | 光学ピックアップ装置 | |
| JPH10283642A (ja) | 光学的情報記録再生装置 | |
| JPH0721576A (ja) | 光ディスクドライブ装置 | |
| JPS609938Y2 (ja) | 光学的情報再生装置 | |
| KR19980068254A (ko) | 대물렌즈의 위치 제어방법과 그에 적합한 장치 및 이를 이용한 트랙킹 서보장치 | |
| JP3775805B2 (ja) | 情報トラック検索装置 | |
| JP2836758B2 (ja) | 光ビーム移動装置 | |
| JPH07225958A (ja) | フォーカスサーボ装置 | |
| JPS63181124A (ja) | 光デイスク装置 | |
| JPH04274031A (ja) | 光ピックアップの対物レンズ動揺抑制方法 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |