JP2547915Y2 - 回転ダンパー - Google Patents
回転ダンパーInfo
- Publication number
- JP2547915Y2 JP2547915Y2 JP1990125291U JP12529190U JP2547915Y2 JP 2547915 Y2 JP2547915 Y2 JP 2547915Y2 JP 1990125291 U JP1990125291 U JP 1990125291U JP 12529190 U JP12529190 U JP 12529190U JP 2547915 Y2 JP2547915 Y2 JP 2547915Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- dish
- shaped housing
- cap
- wall
- rotor
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16F—SPRINGS; SHOCK-ABSORBERS; MEANS FOR DAMPING VIBRATION
- F16F9/00—Springs, vibration-dampers, shock-absorbers, or similarly-constructed movement-dampers using a fluid or the equivalent as damping medium
- F16F9/10—Springs, vibration-dampers, shock-absorbers, or similarly-constructed movement-dampers using a fluid or the equivalent as damping medium using liquid only; using a fluid of which the nature is immaterial
- F16F9/12—Devices with one or more rotary vanes turning in the fluid any throttling effect being immaterial, i.e. damping by viscous shear effect only
-
- E—FIXED CONSTRUCTIONS
- E05—LOCKS; KEYS; WINDOW OR DOOR FITTINGS; SAFES
- E05D—HINGES OR SUSPENSION DEVICES FOR DOORS, WINDOWS OR WINGS
- E05D7/00—Hinges or pivots of special construction
- E05D7/08—Hinges or pivots of special construction for use in suspensions comprising two spigots placed at opposite edges of the wing, especially at the top and the bottom, e.g. trunnions
- E05D7/082—Hinges or pivots of special construction for use in suspensions comprising two spigots placed at opposite edges of the wing, especially at the top and the bottom, e.g. trunnions the pivot axis of the wing being situated at a considerable distance from the edges of the wing, e.g. for balanced wings
- E05D7/086—Braking devices structurally combined with hinges
-
- E—FIXED CONSTRUCTIONS
- E05—LOCKS; KEYS; WINDOW OR DOOR FITTINGS; SAFES
- E05F—DEVICES FOR MOVING WINGS INTO OPEN OR CLOSED POSITION; CHECKS FOR WINGS; WING FITTINGS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR, CONCERNED WITH THE FUNCTIONING OF THE WING
- E05F5/00—Braking devices, e.g. checks; Stops; Buffers
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B15/00—Driving, starting or stopping record carriers of filamentary or web form; Driving both such record carriers and heads; Guiding such record carriers or containers therefor; Control thereof; Control of operating function
- G11B15/675—Guiding containers, e.g. loading, ejecting cassettes
-
- H—ELECTRICITY
- H05—ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H05K—PRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
- H05K5/00—Casings, cabinets or drawers for electric apparatus
- H05K5/02—Details
- H05K5/03—Covers
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Structural Engineering (AREA)
- Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
- Fluid-Damping Devices (AREA)
- Casings For Electric Apparatus (AREA)
- Combined Devices Of Dampers And Springs (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 この考案はカセット蓋、テレビのつまみ蓋その他の回
動部分や摺動部分に用いられ、その回動や、摺動をグリ
ース、シリコンオイルなどの粘性で制動する回転ダンパ
ーに関する。
動部分や摺動部分に用いられ、その回動や、摺動をグリ
ース、シリコンオイルなどの粘性で制動する回転ダンパ
ーに関する。
〈従来の技術〉 本出願人は実願平２−60656号により、円形で、内部
に粘性流体を収容する皿形ハウジング、中心に円孔を有
し、上記皿形ハウジングに固定されて該ハウジングを上
から塞ぐキャップ、上記キャップの円孔を上下方向に貫
通し、キャップから上に突出した上端部に被動歯車を固
定する回転軸と、この回転軸の下端に設けられ、前記皿
形ハウジングに収容された粘性流体中で回転する制動片
とを有するロータ、上記ロータの回転軸に嵌められ、前
記皿形ハウジング内の粘性流体が該回転軸とキャップの
円孔との間から外に洩れるのを防止するＯリングを備え
た回転ダンパーを提案した。
に粘性流体を収容する皿形ハウジング、中心に円孔を有
し、上記皿形ハウジングに固定されて該ハウジングを上
から塞ぐキャップ、上記キャップの円孔を上下方向に貫
通し、キャップから上に突出した上端部に被動歯車を固
定する回転軸と、この回転軸の下端に設けられ、前記皿
形ハウジングに収容された粘性流体中で回転する制動片
とを有するロータ、上記ロータの回転軸に嵌められ、前
記皿形ハウジング内の粘性流体が該回転軸とキャップの
円孔との間から外に洩れるのを防止するＯリングを備え
た回転ダンパーを提案した。
上記先行回転ダンパーでは皿形ハウジングの外周部か
らの粘性流体の洩れを防止するため、その外周筒壁の内
側にＯリングが入る間隔を保ち、該Ｏリングの太さより
も高さが低い内側環状壁を底から同心状に立設して外周
に大径のＯリングを嵌め、キャップの下面で上記Ｏリン
グを皿形ハウジングの底に押付け、圧縮するようにして
ある。
らの粘性流体の洩れを防止するため、その外周筒壁の内
側にＯリングが入る間隔を保ち、該Ｏリングの太さより
も高さが低い内側環状壁を底から同心状に立設して外周
に大径のＯリングを嵌め、キャップの下面で上記Ｏリン
グを皿形ハウジングの底に押付け、圧縮するようにして
ある。
〈考案が解決しようとする課題〉 従って、上記先行回転ダンパーではロータの軸に嵌め
る小径のＯリングのほかに、皿形ハウジングの内側環状
壁の外周に嵌める大径のＯリングを必要とし、部品の使
用点数が多くなる。
る小径のＯリングのほかに、皿形ハウジングの内側環状
壁の外周に嵌める大径のＯリングを必要とし、部品の使
用点数が多くなる。
更に、大径のＯリングを皿形ハウジングの底に押付け
るため、皿形ハウジングの外周筒壁には円周方向に離し
て鋸歯形の上下方向の係止爪を複数個、内周から突設
し、上記外周筒壁の内周にキャップを上から押込んで係
止爪を上から下に乗り越えさせ、圧縮された大径Ｏリン
グの復元力でキャップの周縁部を各係止爪に下から当接
させている。従って、皿形ハウジングの外周筒壁に内周
から突出する鋸歯形の上下方向の係止爪を複数個、備え
させるため、皿形ハウジングを成形する金型は非常に複
雑になり、コストが嵩むと共に、キャップを薄金属板製
にしても、皿型ハウジングの外周筒壁には内側環状壁の
上端よりも高い位置に上下方向の係止爪を設ける必要が
あるため、外周筒壁の高さは高くなり、その分、回転ダ
ンパーの厚さは分厚くなるので、もっと薄いスペースに
も設備することができる厚さの薄い回転ダンパーの出現
が要望されていた。
るため、皿形ハウジングの外周筒壁には円周方向に離し
て鋸歯形の上下方向の係止爪を複数個、内周から突設
し、上記外周筒壁の内周にキャップを上から押込んで係
止爪を上から下に乗り越えさせ、圧縮された大径Ｏリン
グの復元力でキャップの周縁部を各係止爪に下から当接
させている。従って、皿形ハウジングの外周筒壁に内周
から突出する鋸歯形の上下方向の係止爪を複数個、備え
させるため、皿形ハウジングを成形する金型は非常に複
雑になり、コストが嵩むと共に、キャップを薄金属板製
にしても、皿型ハウジングの外周筒壁には内側環状壁の
上端よりも高い位置に上下方向の係止爪を設ける必要が
あるため、外周筒壁の高さは高くなり、その分、回転ダ
ンパーの厚さは分厚くなるので、もっと薄いスペースに
も設備することができる厚さの薄い回転ダンパーの出現
が要望されていた。
〈課題を解決するための手段〉 本考案は上記課題を解決するために開発されたもの
で、円形で、内部に粘性流体を収容する皿形ハウジン
グ、中心に円孔を有し、上記皿形ハウジングに固定され
て該ハウジングを上から塞ぐキャップ、上記キャップの
円孔を上下方向に貫通し、キャップから上に突出した上
端部に被動歯車を固定する回転軸と、この回転軸の下端
に設けられ、前記皿形ハウジングに収容された粘性流体
中で回転する制動片とを有するロータ、上記ロータの回
転軸に嵌められ、前記皿形ハウジング内の粘性流体が該
回転軸とキャップの円孔との間から外に洩れるのを防止
するＯリングを備えた回転ダンパーにおいて、 前記皿形ハウジングには外周筒壁の内側に環状細隙を
保って同心の内側環状壁を底壁から立設し、キャップに
は上記外周筒壁と内側環状壁との間の環状細隙に上から
突入して溶着される環状壁を垂設したことを特徴とす
る。
で、円形で、内部に粘性流体を収容する皿形ハウジン
グ、中心に円孔を有し、上記皿形ハウジングに固定され
て該ハウジングを上から塞ぐキャップ、上記キャップの
円孔を上下方向に貫通し、キャップから上に突出した上
端部に被動歯車を固定する回転軸と、この回転軸の下端
に設けられ、前記皿形ハウジングに収容された粘性流体
中で回転する制動片とを有するロータ、上記ロータの回
転軸に嵌められ、前記皿形ハウジング内の粘性流体が該
回転軸とキャップの円孔との間から外に洩れるのを防止
するＯリングを備えた回転ダンパーにおいて、 前記皿形ハウジングには外周筒壁の内側に環状細隙を
保って同心の内側環状壁を底壁から立設し、キャップに
は上記外周筒壁と内側環状壁との間の環状細隙に上から
突入して溶着される環状壁を垂設したことを特徴とす
る。
〈実施例〉 図示の実施例において、10は皿形ハウジング、20はロ
ータ、30はキャップを示し、皿形ハウジング、ロータ、
キャップともプラスチックの成形品である。
ータ、30はキャップを示し、皿形ハウジング、ロータ、
キャップともプラスチックの成形品である。
皿形ハウジング10は円形の底壁11と、該底壁の外周沿
いに起立する外周筒壁12と、該外周筒壁の内側に環状細
隙13を保って前記底壁から同心に起立する内側環状壁14
と、前記底壁の中心から低く起立する固定軸部15とを備
えている。尚、環状細隙13の底は中心に向かって下り坂
の円錐斜面16になっている。
いに起立する外周筒壁12と、該外周筒壁の内側に環状細
隙13を保って前記底壁から同心に起立する内側環状壁14
と、前記底壁の中心から低く起立する固定軸部15とを備
えている。尚、環状細隙13の底は中心に向かって下り坂
の円錐斜面16になっている。
又、ロータ20は上記内側環状壁14の内径より外径の小
さな弧状周縁部を対向して外周に有する小判形で、該内
側環状壁で囲まれた前記皿形ハウジングの底壁上で水平
に回転する制動片21と、該制動片の中心から起立する回
転軸22とからなり、上記回転軸は前記皿形ハウジングの
固定軸部に上から嵌合する下面に開放した軸孔23を有
し、上端部に回転が伝えられる被動歯車（ピニオン）24
を固定するようになっている。尚、制動片21は下面に回
転軸22と同心、且つ同径の環状***25を有し、この環状
***は皿形ハウジングの底壁11上に接触して制動片を底
壁11から上に少し浮かせる。
さな弧状周縁部を対向して外周に有する小判形で、該内
側環状壁で囲まれた前記皿形ハウジングの底壁上で水平
に回転する制動片21と、該制動片の中心から起立する回
転軸22とからなり、上記回転軸は前記皿形ハウジングの
固定軸部に上から嵌合する下面に開放した軸孔23を有
し、上端部に回転が伝えられる被動歯車（ピニオン）24
を固定するようになっている。尚、制動片21は下面に回
転軸22と同心、且つ同径の環状***25を有し、この環状
***は皿形ハウジングの底壁11上に接触して制動片を底
壁11から上に少し浮かせる。
キャップ30は、皿形ハウジングの外周筒壁12に上から
当接する当接部31の内側に、同心状に垂下して前記環状
細隙13中に上から突入する環状壁32を有し、その中心に
前記ロータの回転軸22を回転自在に通す円孔33を備えて
いる。上記円孔33の孔壁には上端部を除き、下端が開放
した同心の環状凹部34を形成し、その内周でロータの回
転軸22に嵌めた小径のＯリング26を回りから軽く圧縮す
るようになっている。尚、環状壁32の下面35は平坦にな
っている。
当接する当接部31の内側に、同心状に垂下して前記環状
細隙13中に上から突入する環状壁32を有し、その中心に
前記ロータの回転軸22を回転自在に通す円孔33を備えて
いる。上記円孔33の孔壁には上端部を除き、下端が開放
した同心の環状凹部34を形成し、その内周でロータの回
転軸22に嵌めた小径のＯリング26を回りから軽く圧縮す
るようになっている。尚、環状壁32の下面35は平坦にな
っている。
回転ダンパーに組立てるには、ロータの回転軸22に上
からＯリング26を嵌めて制動片21に上から接触させると
共に、ロータの回転軸22にある下面に開放した軸孔23を
皿形ハウジングの固定軸部15に上から被せる。これによ
ってロータ20の制動片の下面の環状***25は固定軸部15
の回りで皿形ハウジングの底壁11の上面に接触して制動
片21を底壁11の上面から少し浮かせ、ロータ20を皿形ハ
ウジングの固定軸部15に対して水平回転可能に支持す
る。その前、或いはその後に皿形ハウジングの内側環状
壁14が囲む底壁11上にシリコンオイル等の粘性流体17を
入れ、制動片21が粘性流体中で回転するようにする。
からＯリング26を嵌めて制動片21に上から接触させると
共に、ロータの回転軸22にある下面に開放した軸孔23を
皿形ハウジングの固定軸部15に上から被せる。これによ
ってロータ20の制動片の下面の環状***25は固定軸部15
の回りで皿形ハウジングの底壁11の上面に接触して制動
片21を底壁11の上面から少し浮かせ、ロータ20を皿形ハ
ウジングの固定軸部15に対して水平回転可能に支持す
る。その前、或いはその後に皿形ハウジングの内側環状
壁14が囲む底壁11上にシリコンオイル等の粘性流体17を
入れ、制動片21が粘性流体中で回転するようにする。
それからキャップ30の円孔33をロータの回転軸22に上
から嵌めながら環状壁32を皿形ハウジングの環状細隙13
中に上から押し込み、前記回転軸22の上端部を円孔33か
ら上に突出させると共に、環状凹部34をロータの回転軸
に嵌めたＯリング26に被せ、Ｏリングを回りから軽く圧
縮する。こうして環状壁32の平らな下面35の外周縁部が
環状細隙13の底の円錐斜面16の上端に当接したら（この
とき当接部31の下面は第６図に示すように外周筒壁12の
上面から上に少し離れている。）、高周波ウェルダーに
セットし、キャップを下圧しながら環状壁32の下面と環
状細隙13の底の円錐斜面16との当接部を高周波で溶かし
て一体に溶着Ｗし、同時にキャップの当接部31を皿形ハ
ウジングの外周筒壁12の上面に当接させる（第３図）。
そして、キャップの円孔33から上に突出するロータの回
転軸22の上端部に被動歯車24を固定する。この実施例で
は回転軸22の上端部には小判形の軸部27、被動歯車24の
中心には同大の小判形の孔28を形成してあるので軸部27
に孔28を嵌め、軸部27の上端を溶かして歯車の上面の少
し大きい小判形の窪み29を埋め、熱によるかしめで被動
歯車を固定するようにしてある。しかし、被動歯車の固
定は熱によるかしめではなく、前述の先行提案と同様に
プラスチックの弾性を利用したスナップ結合でもよい。
から嵌めながら環状壁32を皿形ハウジングの環状細隙13
中に上から押し込み、前記回転軸22の上端部を円孔33か
ら上に突出させると共に、環状凹部34をロータの回転軸
に嵌めたＯリング26に被せ、Ｏリングを回りから軽く圧
縮する。こうして環状壁32の平らな下面35の外周縁部が
環状細隙13の底の円錐斜面16の上端に当接したら（この
とき当接部31の下面は第６図に示すように外周筒壁12の
上面から上に少し離れている。）、高周波ウェルダーに
セットし、キャップを下圧しながら環状壁32の下面と環
状細隙13の底の円錐斜面16との当接部を高周波で溶かし
て一体に溶着Ｗし、同時にキャップの当接部31を皿形ハ
ウジングの外周筒壁12の上面に当接させる（第３図）。
そして、キャップの円孔33から上に突出するロータの回
転軸22の上端部に被動歯車24を固定する。この実施例で
は回転軸22の上端部には小判形の軸部27、被動歯車24の
中心には同大の小判形の孔28を形成してあるので軸部27
に孔28を嵌め、軸部27の上端を溶かして歯車の上面の少
し大きい小判形の窪み29を埋め、熱によるかしめで被動
歯車を固定するようにしてある。しかし、被動歯車の固
定は熱によるかしめではなく、前述の先行提案と同様に
プラスチックの弾性を利用したスナップ結合でもよい。
この回転ダンパーをカセット蓋などの開閉装置に取付
けるため、この実施例では下向きの突起36を有するアー
ム37と、ビス（ねじ）を通す上下方向の取付孔38を備え
たアーム39をキャップ30の当接部31の外に一体に設け、
突起36を開閉装置の孔に入れ、取付孔38に通したビスを
開閉装置の締付け、１本のビスで開閉装置に位置決めし
て取付けるようにしてある。しかし、これらのアーム3
7,39はキャップではなく皿形ハウジングの外周筒壁12の
外に一体に設けてもよい。
けるため、この実施例では下向きの突起36を有するアー
ム37と、ビス（ねじ）を通す上下方向の取付孔38を備え
たアーム39をキャップ30の当接部31の外に一体に設け、
突起36を開閉装置の孔に入れ、取付孔38に通したビスを
開閉装置の締付け、１本のビスで開閉装置に位置決めし
て取付けるようにしてある。しかし、これらのアーム3
7,39はキャップではなく皿形ハウジングの外周筒壁12の
外に一体に設けてもよい。
〈考案の効果〉 本考案ではロータの回転軸に沿って粘性流体が洩出す
るのを防ぐのにＯリング26を使用するだけで、皿形ハウ
ジングの外周部からの粘性流体の洩れは該ハウジングの
環状細隙13中に突入したキャップの環状壁32を環状細隙
の壁に溶着することによって防止する。
るのを防ぐのにＯリング26を使用するだけで、皿形ハウ
ジングの外周部からの粘性流体の洩れは該ハウジングの
環状細隙13中に突入したキャップの環状壁32を環状細隙
の壁に溶着することによって防止する。
従って、皿形ハウジングの外周部からの粘性流体の洩
れを防止するのにＯリングを使用しないので使用部品の
点数が減少すると共に、皿形ハウジングは上下方向に分
離する簡単な二面割り金型で成形することができる。
れを防止するのにＯリングを使用しないので使用部品の
点数が減少すると共に、皿形ハウジングは上下方向に分
離する簡単な二面割り金型で成形することができる。
更に、皿型ハウジングの環状細隙13中での細隙の壁
と、その中に突入したキャップの環状壁32の溶着は、粘
性流体の洩れの防止の他に皿形ハウジングとキャップの
結合を兼ねる。こうして皿形ハウジングの環状細隙にキ
ャップの環状壁を突入させて結合するので回転ダンパー
の厚さは非常に薄くなり、先行提案の回転ダンパーでは
設置が不可能な薄い空間にも設置することができる。
と、その中に突入したキャップの環状壁32の溶着は、粘
性流体の洩れの防止の他に皿形ハウジングとキャップの
結合を兼ねる。こうして皿形ハウジングの環状細隙にキ
ャップの環状壁を突入させて結合するので回転ダンパー
の厚さは非常に薄くなり、先行提案の回転ダンパーでは
設置が不可能な薄い空間にも設置することができる。
第１図は本考案の回転ダンパーの平面図、第２図は側面
図、第３図は第１図のIII−III線での断面図、第４図は
部品の分解状態の斜面図、第５図は第４図の断面図、第
６図は溶着前の組立状態の断面図である。 10は皿形ハウジング、11はその底壁、12は外周筒壁、13
は環状細隙、14は内側環状壁、17は粘性流体、20はロー
タ、21はその制動片、22は回転軸、24は被動歯車、26は
Ｏリング、30はキャップ、32はその環状壁を示す。
図、第３図は第１図のIII−III線での断面図、第４図は
部品の分解状態の斜面図、第５図は第４図の断面図、第
６図は溶着前の組立状態の断面図である。 10は皿形ハウジング、11はその底壁、12は外周筒壁、13
は環状細隙、14は内側環状壁、17は粘性流体、20はロー
タ、21はその制動片、22は回転軸、24は被動歯車、26は
Ｏリング、30はキャップ、32はその環状壁を示す。
Claims (1)
- 【請求項１】円形で、内部に粘性流体を収容する皿形ハ
ウジング、中心に円孔を有し、上記皿形ハウジングに固
定されて該ハウジングを上から塞ぐキャップ、上記キャ
ップの円孔を上下方向に貫通し、キャップから上に突出
した上端部に被動歯車を固定する回転軸と、この回転軸
の下端に設けられ、前記皿形ハウジングに収容された粘
性流体中で回転する制動片とを有するロータ、上記ロー
タの回転軸に嵌められ、前記皿形ハウジング内の粘性流
体が該回転軸とキャップの円孔との間から外に洩れるの
を防止するＯリングを備えた回転ダンパーにおいて、 前記皿形ハウジングには外周筒壁の内側に環状細隙を保
って同心の内側環状壁を底壁から立設し、キャップには
上記外周筒壁と内側環状壁との間の環状細隙に上から突
入して溶着される環状壁を垂設したことを特徴とする回
転ダンパー。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1990125291U JP2547915Y2 (ja) | 1990-11-29 | 1990-11-29 | 回転ダンパー |
| KR2019910006342U KR930008237Y1 (ko) | 1990-11-29 | 1991-05-03 | 회전 댐퍼 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1990125291U JP2547915Y2 (ja) | 1990-11-29 | 1990-11-29 | 回転ダンパー |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0484841U JPH0484841U (ja) | 1992-07-23 |
| JP2547915Y2 true JP2547915Y2 (ja) | 1997-09-17 |
Family
ID=14906446
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1990125291U Expired - Lifetime JP2547915Y2 (ja) | 1990-11-29 | 1990-11-29 | 回転ダンパー |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2547915Y2 (ja) |
| KR (1) | KR930008237Y1 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7051618B2 (en) * | 2002-10-15 | 2006-05-30 | Illnois Tool Works Inc | Ultrasonic welded hinge damper |
| US7845098B1 (en) | 2009-05-22 | 2010-12-07 | Loram Maintenance Of Way, Inc. | Rotary undercutter for rail line maintenance |
-
1990
- 1990-11-29 JP JP1990125291U patent/JP2547915Y2/ja not_active Expired - Lifetime
-
1991
- 1991-05-03 KR KR2019910006342U patent/KR930008237Y1/ko not_active IP Right Cessation
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| KR930008237Y1 (ko) | 1993-12-13 |
| KR920010808U (ko) | 1992-06-17 |
| JPH0484841U (ja) | 1992-07-23 |
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Legal Events
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