JP2547819Y2 - 合成樹脂製チューブ容器 - Google Patents
合成樹脂製チューブ容器Info
- Publication number
- JP2547819Y2 JP2547819Y2 JP904892U JP904892U JP2547819Y2 JP 2547819 Y2 JP2547819 Y2 JP 2547819Y2 JP 904892 U JP904892 U JP 904892U JP 904892 U JP904892 U JP 904892U JP 2547819 Y2 JP2547819 Y2 JP 2547819Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- neck
- container
- synthetic resin
- mouth
- container body
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- Expired - Lifetime
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- Tubes (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本考案は合成樹脂製のチューブ容
器に関する。
器に関する。
【０００２】
【考案が解決しようとする課題】合成樹脂製のチューブ
容器として、下端面開口の円筒状をなすとともに、可撓
性を有する胴部上端より口頸部を起立させてなる容器体
と、上記口頸部に着脱自在に嵌合させて口頸部上端開口
を閉塞するキャップとからなるものが知られている。
容器として、下端面開口の円筒状をなすとともに、可撓
性を有する胴部上端より口頸部を起立させてなる容器体
と、上記口頸部に着脱自在に嵌合させて口頸部上端開口
を閉塞するキャップとからなるものが知られている。
【０００３】これ等は、容器体及びキャップを別々に形
成し、充填に当って、容器体にキャップを装着した後、
胴部の下端面開口より内容物を充填し、しかる後胴部周
壁下端内面相互を平板状に融着させて封止させる様構成
したものである。
成し、充填に当って、容器体にキャップを装着した後、
胴部の下端面開口より内容物を充填し、しかる後胴部周
壁下端内面相互を平板状に融着させて封止させる様構成
したものである。
【０００４】従って、充填作業にキャップの装着工程を
必要とし、又容器体及びキャップを形成するための型を
各々必要とするものである。
必要とし、又容器体及びキャップを形成するための型を
各々必要とするものである。
【０００５】本考案は上記した従来のこの種容器と比較
して安価に製造でき、しかも取り扱い便利な合成樹脂製
チューブ容器を提案するものである。
して安価に製造でき、しかも取り扱い便利な合成樹脂製
チューブ容器を提案するものである。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本考案は上記課題を解決
するため、容器体胴部の下端面開口により内容物を充填
した後、胴部周壁下端内面相互を平板状に融着封止させ
る合成樹脂製のチューブ容器であって、下端面を開口し
た円筒状の可撓性胴部２上端縁より口頸部３を起立させ
てなる容器体４と、上記口頸部３上端周縁に薄肉破断部
８を介して下端周縁を連結して口頸部上端開口を閉塞さ
せた棒状基部7aを有するとともに、該基部7a上端より把
持部7bを延設してなる切り取り用棒栓７と、容器体胴部
２上端後部より後方へ一体に突設した可撓性連結棒９を
介して倒立状態で連結するとともに、上記容器体口頸部
３外周に着脱可能に嵌合する嵌合筒部10c を頂壁10b 裏
面より垂設してなるキャップ10とからなり、全体を合成
樹脂の一体成形品として構成した。
するため、容器体胴部の下端面開口により内容物を充填
した後、胴部周壁下端内面相互を平板状に融着封止させ
る合成樹脂製のチューブ容器であって、下端面を開口し
た円筒状の可撓性胴部２上端縁より口頸部３を起立させ
てなる容器体４と、上記口頸部３上端周縁に薄肉破断部
８を介して下端周縁を連結して口頸部上端開口を閉塞さ
せた棒状基部7aを有するとともに、該基部7a上端より把
持部7bを延設してなる切り取り用棒栓７と、容器体胴部
２上端後部より後方へ一体に突設した可撓性連結棒９を
介して倒立状態で連結するとともに、上記容器体口頸部
３外周に着脱可能に嵌合する嵌合筒部10c を頂壁10b 裏
面より垂設してなるキャップ10とからなり、全体を合成
樹脂の一体成形品として構成した。
【０００７】
【作用】図１の状態の容器１に、その容器体胴部２下端
開口より内容物を注入した後、胴部周壁2b下端内面を公
知手段により平板状に融着封止して内容物を充填する。
開口より内容物を注入した後、胴部周壁2b下端内面を公
知手段により平板状に融着封止して内容物を充填する。
【０００８】内容物を使用するに当っては、棒栓７の把
持部7bをつかんで容器体２に対して相対的に捩る等して
破断部８部分から棒栓７を切断除去し、容器体口頸部３
上端を開口させる。使用後はキャップ10を 180°回動さ
せてその嵌合筒部10c を口頸部３外周に嵌合させて装着
しておく。
持部7bをつかんで容器体２に対して相対的に捩る等して
破断部８部分から棒栓７を切断除去し、容器体口頸部３
上端を開口させる。使用後はキャップ10を 180°回動さ
せてその嵌合筒部10c を口頸部３外周に嵌合させて装着
しておく。
【０００９】
【実施例】以下、本考案の実施例を図面を参照して説明
する。図１〜図３は本考案の一実施例を示し、図中１は
合成樹脂製チューブ容器を示す。該容器１は、射出成形
等による合成樹脂の一体成形品で、下端面を開口した円
筒状の胴部２上端中央より円筒状の口頸部３を起立した
容器体４を有している。又、容器体４は、その胴部頂壁
2aの周縁を下方に凹ませてリング状の嵌合凹部５を形成
し、口頸部３外周上端には係合突条６を周設させてい
る。更に、胴部周壁2bを若干薄肉に形成して可撓性を付
与している。
する。図１〜図３は本考案の一実施例を示し、図中１は
合成樹脂製チューブ容器を示す。該容器１は、射出成形
等による合成樹脂の一体成形品で、下端面を開口した円
筒状の胴部２上端中央より円筒状の口頸部３を起立した
容器体４を有している。又、容器体４は、その胴部頂壁
2aの周縁を下方に凹ませてリング状の嵌合凹部５を形成
し、口頸部３外周上端には係合突条６を周設させてい
る。更に、胴部周壁2bを若干薄肉に形成して可撓性を付
与している。
【００１０】上記口頸部３には、その上端開口を閉塞す
る棒栓７を切り取り可能に設けている。この棒栓７は、
容器体口頸部３の上端周縁に下端周縁をリング状の薄肉
破断部８を介して一体に連結させることにより容器体口
頸部３上端開口を閉塞させた円柱状の基部7aを有し、該
基部7a上端より左右に広がる平板状の把持部7bを延設し
てなるもので、例えば把持部7bを持って捩ることにより
上記破断部８が破れて口頸部３上端が開口する如く構成
している。
る棒栓７を切り取り可能に設けている。この棒栓７は、
容器体口頸部３の上端周縁に下端周縁をリング状の薄肉
破断部８を介して一体に連結させることにより容器体口
頸部３上端開口を閉塞させた円柱状の基部7aを有し、該
基部7a上端より左右に広がる平板状の把持部7bを延設し
てなるもので、例えば把持部7bを持って捩ることにより
上記破断部８が破れて口頸部３上端が開口する如く構成
している。
【００１１】又、容器体胴部周壁2b上端後部より後方へ
若干薄肉に形成して可撓性を付与した連結棒９を一体に
突設し、該連結棒９の後端に倒立状態のキャップ10後端
部を一体に連結させている。このキャップ10は、容器体
４の上記嵌合凹部５に下端縁を嵌合する周壁10a 上端縁
より頂壁10b を延設するとともに、該頂壁10b 裏面中央
より上記容器体口頸部３外周に嵌合する嵌合筒部10c を
垂設して構成している。又、嵌合筒部10c 内周下端に
は、上記係合突条６と係合する係合突条11を周設してい
る。
若干薄肉に形成して可撓性を付与した連結棒９を一体に
突設し、該連結棒９の後端に倒立状態のキャップ10後端
部を一体に連結させている。このキャップ10は、容器体
４の上記嵌合凹部５に下端縁を嵌合する周壁10a 上端縁
より頂壁10b を延設するとともに、該頂壁10b 裏面中央
より上記容器体口頸部３外周に嵌合する嵌合筒部10c を
垂設して構成している。又、嵌合筒部10c 内周下端に
は、上記係合突条６と係合する係合突条11を周設してい
る。
【００１２】上記の如く構成した容器１は、容器体胴部
２下端開口より内容物を注入した後、胴部周壁2b下端内
面を平板状に融着封止して内容物の充填を行う。又、使
用に当っては、棒栓７を切断除去した後、胴部２を押圧
して内容物を口頸部上端より注出し、使用後は嵌合筒部
10c を口頸部３外周に嵌合させてキャップ10を装着させ
ておく。
２下端開口より内容物を注入した後、胴部周壁2b下端内
面を平板状に融着封止して内容物の充填を行う。又、使
用に当っては、棒栓７を切断除去した後、胴部２を押圧
して内容物を口頸部上端より注出し、使用後は嵌合筒部
10c を口頸部３外周に嵌合させてキャップ10を装着させ
ておく。
【００１３】
【考案の効果】以上説明した如く本考案容器は、既述構
成としたことにより、内容物の充填に当りキャップの装
着工程を省くことが出来充填作業を効率良く行える。
又、全体を合成樹脂の一体成形により形成しているた
め、安価に製造できる利点もある。
成としたことにより、内容物の充填に当りキャップの装
着工程を省くことが出来充填作業を効率良く行える。
又、全体を合成樹脂の一体成形により形成しているた
め、安価に製造できる利点もある。
【００１４】又、容器体口頸部上端開口をその上端周縁
に設けた薄肉破断部を介して連結した棒栓により閉塞さ
せているので、充填時にここから液が漏出する虞はな
く、しかも使用に当っては、例えば棒栓の把持部を持っ
て捩るだけで容易に開封することが出来、使勝手が良
い。
に設けた薄肉破断部を介して連結した棒栓により閉塞さ
せているので、充填時にここから液が漏出する虞はな
く、しかも使用に当っては、例えば棒栓の把持部を持っ
て捩るだけで容易に開封することが出来、使勝手が良
い。
【図１】本考案容器の一実施例を示す縦断面図である。
【図２】同実施例の斜視図である。
【図３】同実施例の内容物充填後の斜視図である。
２ 胴部 ３ 口頸部 ４ 容器体 ７ 棒栓 ９ 連結棒 10 キャップ
Claims (1)
- 【請求項１】 容器体胴部の下端面開口により内容物を
充填した後、胴部周壁下端内面相互を平板状に融着封止
させる合成樹脂製のチューブ容器であって、下端面を開
口した円筒状の可撓性胴部２上端縁より口頸部３を起立
させてなる容器体４と、上記口頸部３上端周縁に薄肉破
断部８を介して下端周縁を連結して口頸部上端開口を閉
塞させた棒状基部7aを有するとともに、該基部7a上端よ
り把持部7bを延設してなる切り取り用棒栓７と、容器体
胴部２上端後部より後方へ一体に突設した可撓性連結棒
９を介して倒立状態で連結するとともに、上記容器体口
頸部３外周に着脱可能に嵌合する嵌合筒部10c を頂壁10
b 裏面より垂設してなるキャップ10とからなり、全体を
合成樹脂の一体成形品として構成してなることを特徴と
する合成樹脂製チューブ容器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP904892U JP2547819Y2 (ja) | 1992-01-29 | 1992-01-29 | 合成樹脂製チューブ容器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP904892U JP2547819Y2 (ja) | 1992-01-29 | 1992-01-29 | 合成樹脂製チューブ容器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0562446U JPH0562446U (ja) | 1993-08-20 |
| JP2547819Y2 true JP2547819Y2 (ja) | 1997-09-17 |
Family
ID=11709761
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP904892U Expired - Lifetime JP2547819Y2 (ja) | 1992-01-29 | 1992-01-29 | 合成樹脂製チューブ容器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2547819Y2 (ja) |
-
1992
- 1992-01-29 JP JP904892U patent/JP2547819Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0562446U (ja) | 1993-08-20 |
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