JP2547538Y2 - タッチスイッチ装置 - Google Patents

タッチスイッチ装置

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JP2547538Y2
JP2547538Y2 JP3002891U JP3002891U JP2547538Y2 JP 2547538 Y2 JP2547538 Y2 JP 2547538Y2 JP 3002891 U JP3002891 U JP 3002891U JP 3002891 U JP3002891 U JP 3002891U JP 2547538 Y2 JP2547538 Y2 JP 2547538Y2
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vehicle speed
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JP3002891U
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喜一 金子
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ナイルス部品株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、タッチスイッチの感
応モードを車両の車速に応じて可変することができるタ
ッチスイッチ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近時、ビーム式タッチスイッチのごとき
タッチスイッチ装置が開発されている。このビーム式タ
ッチスイッチは、例えば、CRT等の表示部と赤外線受
発光素子とを組合わせ構成したものである。詳しくは前
記表示部にスイッチ画像を表示するとともに、該表示部
を囲む周縁部に発光素子と受光素子を配置し、該受発光
素子によって画面の前面に赤外線のビーム網を形成した
構造を成していた。そして、操作者の指等によって前記
ビーム網の任意箇所が遮断されたとき、これを検知して
スイッチ画像の操作位置を判別し対応したスイッチの操
作信号を出力するよう構成されていた。この種の従来の
技術は実開昭62−121641号公報に開示してあ
る。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】この種のタッチスイッ
チ装置を車両に搭載する場合、タッチスイッチは走行中
に於いて手探りで操作することが多い。そこで誤操作を
防止すべく、例えばタッチスイッチから指を離した時に
タッチスイッチ装置が感応するよう構成することが有っ
た。しかしながら、車両が停車時に上記モードのタッチ
スイッチ装置を操作すると、応答性が悪い感じを受ける
といった欠点を生じていた。
【0004】
【課題を解決するための手段】この考案は、タッチスイ
ッチの感応モードを車両の速度に応じて可変することに
より、走行中に於ける誤操作を防止し、かつ停車中に於
いて応答性が良いタッチスイッチ装置を提供することを
目的としたものである。その為の手段として、平面上に
複数の操作部を有するタッチスイッチと、車両の速度を
検出して車速信号を出力する車速センサと、該車速セン
サからの車速信号及び前記タッチスイッチの操作による
出力信号を入力する制御部とを備えるタッチスイッチ装
置に於いて、前記制御部が、車速センサからの入力信号
により車両が走行状態か停止状態かを判断する車速判断
手段と、該車速判断手段において走行状態を判断した場
合にタッチスイッチから指を離すことに感応するモード
を設定する手段と、該車速判断手段において停止状態を
判断した場合にタッチスイッチに指を接触することに感
応するモードを設定する手段とを具備することを特徴と
するタッチスイッチ装置を提供する。
【0005】
【実施例】添付図面は、この考案を車載用のビーム式タ
ッチスイッチ装置に使用した実施例の図面である。図1
に於いて、1はCRTやプラズマディスプレー等からな
る表示部、2は前記表示部1と組合わせてタッチスイッ
チ5を構成するマトリクス部、3は制御部、4は受信
部、6はスピーカ及び7は車速センサである。
【0006】前記表示部1は、例えばオーディオ・ビジ
ュアル装置に関連した複数のスイッチ画像1a〜11を
表示している。またマトリクス部2は、前記表示部1の
前面に縦横に赤外線のビームLa〜Lgを走査してビー
ム網を形成するものであり、赤外線発光ダイオード21
a〜21g及びフォトトランジスタ22a〜22gによ
って構成している。
【0007】制御部3は、前記タッチスイッチ5の表示
部1及びマトリクス部2を制御するとともに、操作者に
よって前記ビームLa〜Lgの一部が遮断されたとき遮
断された箇所を検出し、遮断された箇所に表示されたス
イッチ画像1a〜11に対応した信号を後段の受信部4
に出力するよう構成している。該制御部3はP−S変換
器31、RAM32、CRTコントローラ33、マルチ
プレクサ34、CPU35、マトリクス部駆動回路3
6、RAM37、送信部38及び発振器39によって接
続構成している。
【0008】前記P−S変換器31、RAM32、CR
Tコントローラ33及び、マルチプレクサ34は、CP
U35からの制御信号によってタッチスイッチ5の表示
部1を制御するブロックである。また、前記マトリクス
部駆動回路36はCPU35からの制御信号によってタ
ッチスイッチ5のマトリクス部2を制御するブロックで
ある。また、前記送信部38はCPU35が出力する信
号を例えばコード化した多重信号に変換し、受信部4に
送信するブロックである。また、前記発振器39はCP
U35からの制御信号によってスピーカ6を制御し、報
知信号を出力するブロックである。そして、CPU35
は図2のフローチャートで示す機能、すなわち、タッチ
スイッチ5の出力信号の立上がり部及び立下がり部のい
ずれの側に感応するかを、前記車速センサ7が出力する
車速信号に応じて決定する手段をプログラムとして備え
ている
【0009】スピーカ6は、前記表示部1の近傍に設け
た圧電スピーカ若しくは車室内に設けた既存のスピーカ
から成る。
【0010】また車速センサ7は、車輪の回転に応じた
パルスを発生するパルス発生部71、上記パルスを平滑
する平滑回路72、及び該平滑回路72の平滑信号レべ
ルを基準電圧回路73の基準レベルと比較する比較回路
74で接続構成している。次に上記実施例の作動を図2
に示すフローチャートとともに説明する。まず、ステッ
プ101〜103に於いて、CPU35はタッチスイッ
チ5の表示部1とマトリクス部2を制御する。CPU3
5は所定周期でマトリクス部駆動回路36にタイミング
信号を送出しており、マトリクス部駆動回路36は前記
タイミング信号に同期してマトリクス部2の赤外線発光
ダイオード21aないし21gを順次発光する。該赤外
線発光ダイオード21aないし21gから発射されたビ
ームLaないしLgは、対向するフォトダイオード22
aないし22gによって受光し、フォトダイオード22
aないし22gによって電気信号に変換する。この電気
信号はマトリクス部2からCPU35に入力する。
【0011】次にステップ104〜107に於いて、C
PU35は感応モードを車速に応じて設定する。すなわ
ち、ステップ104に於いて車速センサ7から信号を入
力し、ステップ105に進む。ステップ105では、車
速センサ7からの入力信号により車両の速度が所定車速
以上であるか否かを判断し、YESの判断でステップ1
06へ進み、NOの判断でステップ107へ進む。
【0012】ステップ106は、車両が走行状態にある
場合の感応モードに設定するステップであり、該ステッ
プ106はCPU35をタッチスイッチ5の出力信号の
立上がり部に感応するモードに設定する。これにより、
CPU35は車両が走行状態の場合、タッチスイッチ5
から指を離すことに感応するモードに設定される。
【0013】一方、ステップ107は、車両が停止状態
にある場合の感応モードに設定するステップであり、該
ステップ107はCPU35をタッチスイッチ5の出力
信号の立上がり部に感応するモードに設定する。これに
より、CPU35は車両が停止状態の場合、タッチスイ
ッチ5に指を接触することに感応するモードに設定され
る。
【0014】次にステップ108に於いて、CPU35
は上記ステップ106及びステップ107で設定したモ
ードで発振器39を一定時間制御しスピーカ6を吹鳴作
動する。例えば、ステップ106の処理が行われた場
合、スピーカ6はタッチスイッチ5から指を離した時に
吹鳴音を発する。また、ステップ107の処理が行われ
た場合、スピーカ6はタッチスイッチ5に指を接触した
時に吹鳴音を発する。
【0015】次にステップ109、110に於いて、C
PU35は上記ステップ106及びステップ107で設
定したモードで受信部4に信号を送出する。例えばステ
ップ106の処理が行われた場合、ステップ109に於
いて操作者が操作した位置にスイッチ画像が表示されて
いるか否かを判断し、YESの判断が成されたときタッ
チスイッチ5から指を離すと同時にステップ110でコ
ード化信号を送出する。また、ステップ107の処理が
行われた場合、タッチスイッチ5に指を接触すると同時
にコード化信号を送出する。
【0016】尚、上記実施例はビーム式タッチスイッチ
について例示したが、他のタッチスイッチ、例えば透明
電極を用いたタッチスイッチや感圧導電ゴム等を用いた
メンブレンスイッチにこの考案を使用することができる
ことは言うまでもない。
【0017】
【考案の効果】この考案は平面上に複数の操作部を有す
るタッチスイッチと、車両の速度を検出して車速信号を
出力する車速センサと、該車速センサからの車速信号及
び前記タッチスイッチの操作による出力信号を入力する
制御部とを備えるタッチスイッチ装置に於いて、前記制
御部が、車速センサからの入力信号により車両が走行状
態か停止状態かを判断する車速判断手段と、該車速判断
手段において走行状態を判断した場合にタッチスイッチ
から指を離すことに感応するモードを設定する手段と、
該車速判断手段において停止状態を判断した場合にタッ
チスイッチに指を接触することに感応するモードを設定
する手段とを具備することに特徴が有り、これによりタ
ッチスイッチの感応モードを車両が走行状態にあるか停
止状態にあるかによって可変することができ、走行中に
於ける誤操作を防止しつつ停車時に於ける応答性を良く
することができるといった効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の好適な実施例を示す電気的ブロック
図である。
【図2】図1のCPUが有するプログラムのフローチャ
ートである。
【符号の説明】
1 表示部 2 マトリクス部 3 制御部 4 受信部 5 タッチスイッチ 6 スピーカ 7 車速センサ

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 平面上に複数の操作部を有するタッチス
    イッチと、車両の速度を検出して車速信号を出力する車
    速センサと、該車速センサからの車速信号及び前記タッ
    チスイッチの操作による出力信号を入力する制御部とを
    備えるタッチスイッチ装置に於いて、 前記制御部が、車速センサからの入力信号により車両が
    走行状態か停止状態かを判断する車速判断手段(10
    5)と、該車速判断手段(105)において走行状態を
    判断した場合にタッチスイッチから指を離すことに感応
    するモードを設定する手段(106)と、該車速判断手
    段(105)において停止状態を判断した場合にタッチ
    スイッチに指を接触することに感応するモードを設定す
    る手段(107)とを具備することを特徴とするタッチ
    スイッチ装置。
JP3002891U 1991-01-31 1991-01-31 タッチスイッチ装置 Expired - Lifetime JP2547538Y2 (ja)

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JPH0498650U JPH0498650U (ja) 1992-08-26
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JPH0498650U (ja) 1992-08-26

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