JP2547143B2 - 給湯装置 - Google Patents

給湯装置

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JP2547143B2 JP4013839A JP1383992A JP2547143B2 JP 2547143 B2 JP2547143 B2 JP 2547143B2 JP 4013839 A JP4013839 A JP 4013839A JP 1383992 A JP1383992 A JP 1383992A JP 2547143 B2 JP2547143 B2 JP 2547143B2
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  • Instantaneous Water Boilers, Portable Hot-Water Supply Apparatuses, And Control Of Portable Hot-Water Supply Apparatuses (AREA)
  • Heat-Pump Type And Storage Water Heaters (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、給湯装置、特に、リモ
コン操作装置を具備する態様と、このリモコン操作装置
を具備しない態様との二つの態様で使用できる給湯装置
に関するものである。
【0002】
【従来技術及び課題】リモコン操作装置を具備する態様
とこれを具備しない態様の二つの態様で使用できる型式
の給湯装置としては例えば図1に示すものがある。同図
はリモコン操作装置を接続した場合を示しており、通水
路(1) にはその上流側から流量カウンタ(2),水温セン
サ(3),熱交換器(4) 及び出湯蛇口(5)がこの順序で配
設されていると共に、上記流量カウンタ(2)は通水路
(1) を単位時間に流れる通水量を計測する。上記流量カ
ウンタ(2)は制御装置(6) に電気接続されていると共
に、更に該制御装置(6) には出湯温度を設定する為のリ
モコン操作装置(7)が接続されている。又、該リモコン
操作装置(7)には温度設定ボタン(71)と運転スイッチ(7
2)が配設されている。
【0003】ガス回路(11)には上流側から元ガス弁(1
3),比例弁(12),ガスバーナ(10)がこの順序で配設さ
れ、上記元ガス弁(13)は通常状態で開弁状態に保たれる
と共に非通電状態では閉弁状態に保たれる電磁弁で構成
されている。温度設定ボタン(71)で湯温設定した後に運
転スイッチ(72)を投入し、更に出湯蛇口(5)を開放する
と、該出湯蛇口(5)の開放に伴って流量計測し始める流
量カウンタ(2)の出力によって制御装置(6) から元ガス
弁(13)に通電信号が出力されて開弁し、ガスバーナ(10)
を点火する。そして、上記温度設定ボタン(71)で設定し
た湯温と流量カウンタ(2)の計測流量と更に温度センサ
(3)の検知水温等からフィードホワード制御しながらガ
スバーナ(10)の燃焼量をコントロールし、これにより、
温度設定ボタン(71)で設定した温度の温水を出湯蛇口
(5)から取出す。
【0004】このものでは、リモコン操作装置(7)を接
続しないでも使用できるようになっている。リモコン操
作装置(7)を接続しない場合には、該リモコン操作装置
(7)の上記設定温度に代えて固定温度(例えば50℃)
を採用する点を除いて上記リモコン操作装置(7)を具備
する場合と同様に給湯動作を実行する。即ち、制御装置
(6)のマイコン内に予め格納してある上記固定温度を採
用する点を除いてリモコン操作装置(7)を具備する場合
と同じ制御プログラムを実行するのである。そして、上
記リモコン操作装置(7)を接続しない使用態様の場合に
は出湯蛇口(5)として湯水混合栓を使用して湯温調節す
る。
【0005】このように、上記給湯装置ではリモコン操
作装置(7)の有無によって種類の異なる制御装置(6) を
用意する必要のない利点がある。上記給湯装置では、給
湯動作中に停電が発生すると元ガス弁(13)は非通電状態
になって閉弁し、ガスバーナ(10)の燃焼は停止する。と
ころが、出湯蛇口(5)は開放されたままで加熱されない
水が放出されているので、予期しない時期に停電が復帰
した際に元ガス弁(13)は通電されて開弁しガスバーナ(1
0)が突然に燃焼するのを防止して安全状態を確保する必
要がある。この為に次のような対策を講じることが考え
られる。
【0006】即ち、停電復帰後に流量カウンタ(2)の計
測流量が「0」か否かを見て出湯蛇口(5)が開放状態に
あると判断される場合にはガスバーナ(10)を消火状態に
維持する安全確認用サブルーチンを制御プログラム内に
用意し、停電復帰後はリモコン操作装置(7)が接続され
ていると否とに関わらず上記安全確認用サブルーチンを
画一的に実行するのである。
【0007】しかしながら、この場合リモコン操作装置
(7)を接続した使用態様では、停電復帰後はリモコン操
作装置(7)及びその運転スイッチ(72)の操作信号を記憶
するマイコンが自然にOFF状態になることから、出湯
蛇口(5)が開放状態にあっても元ガス弁(13)への通電は
行われず、ガスバーナ(10)が突然に燃焼する心配はない
にも関わらず上記安全確認用サブルーチンを解除するた
めに一旦出湯蛇口(5)を遮断する必要がある。即ち、リ
モコン操作装置(7)を接続した使用態様では、停電復帰
後に一旦出湯蛇口(5)を遮断した後にリモコン操作装置
(7)の運転スイッチ(72)を操作し、その後再び出湯蛇口
(5)を開放しなければ温水の取出しができず、その操作
が複雑化するという問題があった。
【0008】尚、上記のものでは通水路(1) 内の流量を
判断する流量カウンタ(2)の出力の有無によって出湯蛇
口(5)の開閉を判定するようにしたが、上記流量カウン
タ(2)に代えて水流の有無に応じてON・OFFする水
流スイッチを設け、該水流スイッチのON・OFF信号
によって停電復帰後に於ける出湯蛇口(5)の開閉状態を
判断するようにしてもよい。この場合、熱交換器(4) の
下流側に湯温センサを配設すると共に出湯蛇口(5)を開
放した際には該湯温センサの出力を利用してフィードバ
ック制御しながらガスバーナ(10)の燃焼量をコントロー
ルして設定温度の湯を取り出すようにする。
【0009】本発明は上記の点に鑑みて成されたもの
で、『通水路(1) 内に生じる水流の有無を検知する流量
カウンタや水流スイッチ等の水流検知器を具備し、停電
復帰後は改めて操作した場合にのみその後の給湯動作が
可能となる型式のリモコン操作装置(7)を接続した使用
態様とこれを接続しない使用態様の何れの使用態様でも
使用できるようになった給湯装置』に於いて、停電復帰
後の再通電時には突然にガスバーナ(10)が燃焼しないよ
うにすると共に、該停電復帰後に於ける給湯操作が簡便
に行えるようにすることをその課題とする。
【0010】
【手段】上記課題を解決する為の本発明の技術的手段
は、『リモコン操作装置(7)の有無を判断して該リモコ
ン操作装置(7)が接続されていないときにはリモコン無
し信号を出すリモコン検知手段と、該リモコン検知手段
が出力するリモコン無し信号と水流検知器が出力する水
流検知信号を受けた場合に異常信号を出すAND回路を
設け、停電復帰後の再通電時には上記AND回路から異
常信号が出力されている間はガスバーナ(10)を燃焼禁止
状態に維持するようにした』ことである。
【0011】
【作用】上記技術的手段は次のように作用する。給湯動
作中(出湯蛇口を開放しているとき)に発生した停電が
復帰すると、リモコン検知手段の出力を判断してリモコ
ン操作装置(7)が接続されているか否かを判定する。
又、通水路(1) に流れる水流の有無を調べる水流検知器
の出力を判断して該通水路(1) 内が通水状態にあって出
湯蛇口(5)が開放状態に放置されているか否かを判断す
る。そして、リモコン操作装置(7)が接続されておらず
(リモコン検知手段からリモコン無し信号が出力されて
いる)且つ水流検知器から水流検知信号が出力されてい
る(出湯蛇口(5)が開放状態にある)と判断される場合
には、これら両信号が印加されるAND回路から異常信
号が出力される。
【0012】すると、上記AND回路から異常信号が出
力されている間はガスバーナ(10)の燃焼が禁止状態に維
持されることとなり、該異常信号が消失した後に給湯制
御が可能な状態になる。即ち、上記技術的手段によれ
ば、リモコン操作装置(7)が接続されておらず然も出湯
蛇口(5)が開放状態にあると判断されるときにはガスバ
ーナ(10)が燃焼禁止状態におかれて給湯動作が行えない
状態に維持されるのである。
【0013】次に、リモコン操作装置(7)を接続した使
用態様と、これを接続しない使用態様に場合分けして停
電復帰後の操作を詳述する。 .リモコン操作装置(7)を接続した使用態様の場合 リモコン操作装置(7)が接続してある場合には、停電復
帰時にはリモコン検知手段からは「リモコン無し信号」
が出力されないから、該信号が発生している条件下で異
常信号を出力するAND回路からは該異常信号が出力さ
れない。他方、リモコン操作装置(7)は停電復帰時に初
期の状態(電源接続時の状態)に復帰するから、給湯動
作に必要な操作を該リモコン操作装置(7)で再度行わな
い限り給湯装置が出湯可能な状態にならない。即ち、リ
モコン操作装置(7)が接続されている場合には、仮に出
湯蛇口(5)が開放状態にあって水流検知器が水流検知信
号を出していても、リモコン操作装置(7)を操作しない
限り給湯用のガスバーナ(10)が燃焼しないのである。
【0014】.リモコン操作装置(7)を接続しない使
用態様の場合 リモコン操作装置(7)を接続しない使用態様において
は、リモコン検知器から停電復帰時に「リモコン無し信
号」が出力され、かかる条件下において水流検知器から
水流検知信号が出ている場合にはAND回路から異常信
号が出力される。そして、該異常信号が出力されている
場合にはガスバーナ(10)が燃焼禁止状態に維持されるこ
とから、この状態で出湯蛇口(5)を閉じて水流検知器が
水流検知信号を出さないようにする。すると、AND回
路からの異常信号が消失し、給湯制御が可能な状態にな
る。即ち、一旦出湯蛇口(5)を閉じた後に再度出湯蛇口
(5)を開くと出湯動作が開始し、このときに始めて給湯
用のガスバーナが燃焼するのである。
【0015】このように、上記技術的手段によれば、リ
モコン操作装置(7)が接続されていると否とに関わらず
該リモコン操作装置(7)の操作又は出湯蛇口(5)の閉成
操作をしない限りガスバーナが燃焼することはない。
【0016】
【効果】本発明は次の特有の効果を有する。リモコン操
作装置(7)を接続した使用態様では該リモコン操作装置
(7)の操作がされない限り停電復帰後にガスバーナが燃
焼する心配がないと共に、上記リモコン操作装置(7)が
接続されていない使用態様では出湯蛇口(5)を一旦閉成
状態にしない限り、上記ガスバーナが突然燃焼すること
はないから、停電復帰後の安全が確保できる。
【0017】又、リモコン操作装置(7)を接続した使用
態様では仮に出湯蛇口(5)が開放状態にあってもリモコ
ン操作装置(7)を再操作するだけで給湯動作が開始す
る。従って、出湯蛇口(5)の閉成操作とリモコン操作装
置(7)の再操作をした後に再び上記出湯蛇口(5)を開放
しなければ出湯動作が開始しない既述したものに比べ、
停電復帰後の出湯操作が簡単になる。
【0018】
【実施例】次に、上記した本発明の実施例を説明する。
本発明をリモコン操作装置が接続されている給湯装置に
実施した場合には既述した図1のものと同様に制御回路
等が構成され、通水路(1) の流量を計測する流量カウン
タ(2)(既述技術的手段の項に記載の水流検知器に対応
する)の具体的構成は次のようになっている。
【0019】単位水量が通過する毎に一つのパルスを出
力する単位水量計測器(21)と、該単位水量計測器(21)が
出力するパルス数をカウントするカウンタ(22)と、該カ
ウンタ(22)の出力を記憶するレジスタ(23)から構成され
ている。そして、カウンタ(22)のクリア端子(221) とレ
ジスタ(23)のロード端子(231) には、1秒毎にパルスを
出力するタイマ(24)の出力が印加されており、上記タイ
マ(24)が1秒間隔でパルスを出す毎にカウンタ(22)が
「0」にリセットされると共に、該カウンタ(22)は次の
1秒が経過するまで単位水量計測器(21)のパルス数を計
測する。即ち、カウンタ(22)は1秒間に通水路(1) を通
過する流量を出力するのである。そして、該カウンタ(2
2)が出力する流量(1秒当りの流量)はタイマ(24)の出
力に合わせて1秒毎にレジスタ(23)に記憶仕直される。
これにより、レジスタ(23)は通水路(1) を1秒間に通過
した水の量、即ち流量を出力することとなる。
【0020】制御装置(6) に組込まれたマイコン内には
図2に示す如き内容の制御プログラムが格納されてお
り、以下、本発明実施例の給湯装置の動作を同図に従っ
て説明する。 [リモコン操作装置(7)が接続された使用態様の場合] (ア).給湯装置を電気コンセントに接続して電気供給
すると、リモコン操作装置(7)が接続されているか否か
を判断する(図面符号(80)のステップ参照)。 (イ).次に、リモコン操作装置(7)が接続されている
場合は、該リモコン操作装置(7)に配設された運転スイ
ッチ(72)が投入されるのを監視し(図面符号(81)のステ
ップ参照)、該運転スイッチ(72)が投入されるとリモコ
ン操作装置(7)の温度設定ボタン(71)でセットした設定
温度を出湯温度(T) としてマイコン内に記憶する(図面
符号(82)のステップ参照)。 (ウ).次に、流量カウンタ(2)の計測流量(単位時間
当りの流量)を監視し(図面符号(83)のステップ参
照)、該流量カウンタ(2)の計測流量が「0」でなく出
湯蛇口(5)が開放されたと判断される場合には元ガス弁
(13)を通電してこれを開弁状態に維持してガスバーナ(1
0)に点火する(図面符号(84)のステップ参照)。 (エ).上記図面符号(82)のステップに於いてマイコン
内に読込んだ出湯温度(T) と、温度センサ(3)が検知す
る通水路(1) の通水温度と、更に熱交換器(4) の熱交換
効率等から、上記出湯温度(T) の温水が熱交換器(4) 部
分で沸かされるようにガスバーナ(10)の燃焼量をフィー
ドホワード制御する(図面符号(85)のステップ参照)。
即ち、上記出湯温度(T) の温度の温水が熱交換器(4) 部
分で沸かされるように、ガスバーナ(10)へのガス回路(1
1)に挿入した比例弁(12)の開度を制御するのである。 (オ).上記給湯動作中に於いては流量カウンタ(2)の
出力を継続的に監視し(図面符号(86)のステップ参
照)、該流量カウンタ(2)の計測流量が「0」で出湯蛇
口(5)が閉じられたと判断した場合には、比例弁(12)の
上流側の元ガス弁(13)への通電を停止してこれを閉弁さ
せてガスバーナ(10)を消火状態に維持する(図面符号(8
7)のステップ参照)。
【0021】さて、上記流量カウンタ(2)の計測水量が
「0」か否かを監視しながら給湯動作を継続していると
き、即ち、図面符号(85)(86)のステップを繰返して実行
しているときに、停電が発生すると制御装置(6) 及びリ
モコン操作装置(7)への電気供給が停止する。従って、
元ガス弁(13)への通電も停止されてガスバーナ(10)は消
火状態となる。このとき、出湯蛇口(5)は開いたままで
ある。そして、該停電が復帰すると、上記制御装置(6)
及びリモコン操作装置(7)への通電が再開して再び図面
符号(80)のステップから制御動作が開始し、リモコン操
作装置(7)の運転スイッチ(72)が投入されるまで該運転
スイッチ(72)が投入されるのを監視する。即ち、停電復
帰後は運転スイッチ(72)が投入されない限り、たとえ出
湯蛇口(5)が開いていても元ガス弁(13)への通電は行わ
れずガスバーナ(10)への点火は行わない(図面符号(84)
のステップは実行しない)のである。これにより、停電
復帰時にガスバーナ(10)が突然燃焼する危険が防止でき
ることとなる。
【0022】尚、この実施例ではリモコン操作装置(7)
が接続されているか否かを判断する図面符号(80)のステ
ップを実行するマイコン内の機能部が既述技術的手段の
項に記載のリモコン検知手段に対応する。 [リモコン操作装置(7)を接続しない使用態様の場合] (ア).リモコン操作装置(7)が接続されていない場合
には、給湯装置を電気コンセントに接続して電気供給す
ると図面符号(80)のステップを実行した後に1秒間の時
間待ちを行い(図面符号(91)のステップ参照)、その後
に流量カウンタ(2)の計測水量(1秒間に通水路(1) を
通過した水の量)が「0」か否かを判断する(図面符号
(92)のステップ参照)。そして、流量カウンタ(2)の計
測水量が「0」でない場合、即ち、制御装置(6) に電源
供給した当初から既に出湯蛇口(5)が開放状態にあると
きは、該出湯蛇口(5)が閉じられて流量カウンタ(2)の
計測水量が「0」になるまで、該流量カウンタ(2)の計
測水量を監視する。 (イ).他方、図面符号(92)のステップを実行した際に
流量カウンタ(2)の計測水量が「0」で出湯蛇口(5)が
閉じられていると判断される場合には、マイコンのRO
M内に予め格納されている50℃の温度を出湯温度(T)
としてセットする(図面符号(93)のステップ参照)と共
に、その後、出湯蛇口(5)が開放されると既述したリモ
コン操作装置(7)を有する使用態様の場合と同様にして
給湯動作を実行する。
【0023】そして、給湯動作中に停電が発生してその
後に該停電が復帰すると、制御装置(6) への通電再開に
伴って図面符号(80)のステップを実行した後に図面符号
(91)のステップに於いて1秒間の時間待ちを実行し、そ
の後、流量カウンタ(2)の計測流量が「0」か否かを判
断する図面符号(92)を実行する。すると、停電中に出湯
蛇口(5)が開放したまま放置されている場合には、流量
カウンタ(2)の計測流量が「0」でないことから、出湯
蛇口(5)が閉じられて流量カウンタ(2)の計測流量が
「0」になるまで該流量カウンタ(2)の出力を監視す
る。即ち、停電復帰時に既に出湯蛇口(5)が開放状態に
なっているときは、該出湯蛇口(5)を一旦閉じない限り
給湯動作が始まらない(元ガス弁(13)が通電されて開弁
しガスバーナ(10)が燃焼せしめられない)のである。こ
れにより、リモコン操作装置(7)を接続しない使用態様
の場合に於ける停電復帰時の安全が確保できることとな
る。又、この実施例では、リモコン操作装置の接続の有
無を確認して(図面符号(80)のステップ参照)更に流量
カウンタ(2)の出力を監視する動作(図面符号(92)のス
テップ)を実行するマイコン内の機能部が既述技術的手
段の項に記載のAND回路に対応する。
【0024】尚、上記実施例では、流量カウンタ(2)の
計測流量が「0」か否かによって出湯蛇口(5)の開閉を
判断したが、該流量カウンタ(2)の代りに、水流の存否
によってON・OFFする水流スイッチを採用しても良
い。又、流量カウンタ(2)の計測電流が「0」になるま
で該流量カウンタ(2)の出力を監視しているとき(図面
符号(92)のステップを実行しているとき)にも、リモコ
ン操作装置(7)の接続の有無を判断し(図面符号(80)の
ステップ参照)、リモコン操作装置(7)が接続されてい
ると判断される場合には、1秒間の時間待ちを行う図面
符号(81)のステップを実行するようにしても良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】給湯装置の概略構成図
【図2】本発明実施例の制御動作を示すフローチャート
【符号の説明】 (1) ・・・通水路 (7)・・・リモコン操作装置 (10)・・・ガスバーナ (72)・・・運転スイッチ

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通水路(1) 内に生じる水流の有無を検知
    する流量カウンタや水流スイッチ等の水流検知器を具備
    し、停電復帰後は改めて操作した場合にのみその後の給
    湯動作が可能となる型式のリモコン操作装置(7)を接続
    した使用態様とこれを接続しない使用態様の何れの使用
    態様でも使用できるようになった給湯装置に於いて、リ
    モコン操作装置(7)の有無を判断して該リモコン操作装
    置(7)が接続されていないときにはリモコン無し信号を
    出すリモコン検知手段と、該リモコン検知手段が出力す
    るリモコン無し信号と水流検知器が出力する水流検知信
    号を受けた場合に異常信号を出すAND回路を設け、停
    電復帰後の再通電時には上記AND回路から異常信号が
    出力されている間はガスバーナ(10)を燃焼禁止状態に維
    持するようにした給湯装置。
JP4013839A 1992-01-29 1992-01-29 給湯装置 Expired - Lifetime JP2547143B2 (ja)

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